JP2017025005A - アンマロク抽出物を含む防腐剤 - Google Patents

アンマロク抽出物を含む防腐剤 Download PDF

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Abstract

【課題】水溶性で、かつ細菌、酵母、真菌(かび)全般に対して高い効果のある安全な防腐剤を提供すること。【解決手段】(i)アンマロク抽出物と、(ii)アルコール及び有機酸又はそのエステルからなる群より選ばれる1種以上、所望により、さらに(iii)キレート剤を含有することを特徴とする、防腐剤、及び前記防腐剤を含む、化粧品、清拭・洗浄用品、医薬品、食品等。【選択図】なし

Description

本発明は、アンマロク抽出物と、アルコール及び有機酸又はそのエステルから選ばれる1以上の成分を組み合わせて含む防腐剤、及び前記防腐剤を配合した化粧品等に関する。
通常、化粧品や医薬部外品には、防腐防かび性能を確保するために防腐剤が添加されている。添加される防腐剤としては、パラベン、フェノキシエタノール、安息香酸、ソルビン酸などの化粧品基準別表3に記載されている成分や、化粧品基準別表3に記載されてはいないが防腐効果を有するエタノール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、1,3−ブチレングリコール、1,3−プロパンジオール、ペンチレングリコール、エチルヘキシルグリセリンなどが使用されている。
最近では、消費者がより刺激性の少ない化粧品を求める傾向があるため、パラベンフリー・防腐剤フリーの要望が高い。パラベンフリーとは、パラベンを含まない処方のことであり、防腐剤フリーとは、化粧品基準別表3に記載されている防腐剤を含まない処方のことである。
パラベンフリーに対応する場合、フェノキシエタノールが使われる場合が多い。フェノキシエタノールは、防腐効果はあるが、単独で使用する場合には0.6%以上の高濃度で使用する必要があり、それに起因して刺激性が出る場合が多い。また、細菌には効果が高いが、真菌(酵母、かび)には効果が弱いという問題があり、このため他の防かび剤を併用する必要がある。
併用する防かび剤としては、ソルビン酸、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、クロルフェネシンなどがある。ソルビン酸は有機酸であり、酸性で良好な防かび効果を示すが、pH6以上では効果がほとんどない。ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニルは、10ppm程度の低濃度で効果のある強力な防かび剤である。しかし、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニルは油溶性であり水溶解度は180ppmにすぎない、そのためエマルジョン系などでは油相に取り込まれ、効果が出なくなる場合がある。また、欧州ではヨウ素摂取制限が厳しいためブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニルは乳幼児への使用が禁止されていることから、海外では避けられる場合が多い。クロルフェネシンは0.1−0.4%程度で効果のある防かび剤であるが、粘膜への使用が出来ないという欠点がある。このように、パラベンに代えてフェノキシエタノールを使用する場合には、併用可能な防かび成分がない。
防腐剤フリーに対応する場合、グリコール類(1,3−ブチレングリコール、ペンチレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、デシレングリコール)、グリセリン類(エチルヘキシルグリセリン)、有機酸エステル類(カプリル酸ソルビタン)が使用されている。これらも、単独で使用されることはほとんどなく、通常は2以上の成分が混合して使用される。これは、各成分は防腐効果が弱く、それを補うために成分を併用する必要があるためである。
1,3−ブチレングリコール、1,3−プロパンジオール、ペンチレングリコール、1,2−ヘキサンジオールは水溶性だが、それ以外のカプリリルグリコール、デシレングリコール、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸ソルビタンは油溶性であり、水に溶解しない。また、1,3−ブチレングリコールは溶剤として使用されており、微生物に対しては10−30%ほど高濃度の添加が必要である。単独で使用されることはほとんどなく、他の防腐成分の効果を像強させるために5−15%ほど添加されている。
ペンチレングリコールはエモリエントとしても知られているが、微生物に対しては2−4%で効果が認められるが、かびに対する効果は弱い。無臭、水溶性でもあり、使い勝手はよいが、3%以上で刺激性を発現することが多いため、一般的には1−2%程度の濃度で使用される。しかしながら、1−2%の単独使用では十分な効果がないため、他の防腐剤と併用して助剤として使われる場合が多い。
1,2−ヘキサンジオールもペンチレングリコールと同様、エモリエントとして知られている。ペンチレングリコールよりも効果が少し高く、1−3%程度で効果があり、かびには弱い。こちらも無臭、水溶性で使い勝手がよいが、1%以上の添加で刺激性が発現することが多いため、一般的には0.5%程度の濃度で使用される。しかしながら、0.5%の単独使用では十分な効果がないため、他の防腐剤と併用して助剤として使われる場合が多い。
カプリリルグリコールもペンチレングリコールと同様、エモリエントとして知られている。こちらは水に溶けず、油溶性である。微生物に対しては効果が高く、0.1‐0.3%程度で効果があるが、かびには若干弱い。また、0.2%以上の添加で刺激性が発現することが多い。効果と刺激性の面からは使い勝手が良いが、油溶性で水に非常に溶けにくいため、実際には効果が出ない場合があり、一方エマルジョン系では油相に取り込まれやすく、効果が非常に弱くなる。また、においがするために使いづらいという問題もある。
デシレングリコールもペンチレングリコールと同様、エモリエントとして知られている。水にほとんど溶けず、油溶性である。微生物に対しては非常に効果が高く、0.02−0.1%程度で効果がある。かびにも効果がある。0.1%以上の添加で刺激性が発現することが多い。効果と刺激性の面からは使い勝手が良さそうだが、油溶性で水にほとんど溶けないため、実際には効果が出ない場合があるが、一方エマルジョン系では油相に取り込まれやすく、効果が非常に弱くなる。また、においがするために使いづらいという問題もある。
エチルヘキシルグリセリンは保湿剤として知られている。無臭で、水にほとんど溶けず、油溶性である。微生物に対しては単独では効果が弱いため、フェノキシエタノールなどと併用されることがほとんどである。かびには弱い。刺激性はあまりない。油溶性で水にほとんど溶けないため、処方への配合が難しい。一方、エマルジョン系では油相に取り込まれやすく、効果が非常に弱くなる。
カプリル酸ソルビタンは乳化助剤、増粘剤として知られている。油溶性である。真菌には効果が認められるが、細菌には効果が弱い。有効な防かび剤であるが、エマルジョン系では油相に取り込まれやすく、効果が非常に弱くなる。
上記のとおり、防腐剤フリー処方では2以上の成分を混合して使用することが多いが、対真菌(防かび)性能に劣る場合が多く、また、防かび効果を有する成分(カプリリルグリコール、デシレングリコール、カプリル酸ソルビタン)の多くは油溶性であり、水に溶けないため水系には処方しにくく、エマルジョン系では効果が発現しにくい。
1,2−ヘキサンジオールとカプリリルグリコールの併用により、相乗的に防腐効果が増大したという報告がある(特許文献1)。併用により細菌、酵母、かびに対する効果、特にクロコウジカビに対して短時間で菌数減少度の上昇が見られたとの報告だが、実施例で使用されているカプリリルグリコールの濃度は全て1%以上である。カプリリルグリコールは0.1‐0.3%程度で防腐効果があり、また0.2%以上で刺激性を発現する場合が多いことを考慮すると、1%での使用は現実的ではない。
このように、パラベンフリー、防腐剤フリーに対応するための防腐設計の難度は非常に高い。特に、水溶性の防かび剤の提供は困難が多い。
近年の研究により、茶カテキンなどのポリフェノールに抗菌効果があることが知られている(特許文献2〜5)。しかしながら、効果は細菌に限られること、その効果も酸性領域でのみでありpH5.5を超えると効果が著しく落ちることから、単独での使用は現実的に困難である。
一方、水溶性ポリフェノールを豊富に含むアンマロク抽出物に抗菌効果が認められるとの報告がある(特許文献6及び7)。しかし、上述した茶カテキンの例を考慮すると、その抗菌スペクトルは限られることが予測される。
特表2005−526036号公報 特開平2−276562号公報 特開平2−117608号公報 特開平3−246227号公報 特開平8−38133号公報 特開2006−45121号公報 特開2014−12907号公報
本発明の課題は、水溶性で、かつ細菌、酵母、真菌(かび)全般に対して高い効果のある安全な防腐剤を提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討行い、アンマロク抽出物を、他の特定の防腐成分と併用することで、細菌、酵母、かびに対する効果が著しく増大し、これを化粧品等に配合することで良好な防腐効果を付与できることを確認し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、以下の[1]〜[5]に関する:
[1] (i)アンマロク抽出物と、(ii)アルコール及び有機酸又はそのエステルからなる群より選ばれる1種以上とを含有することを特徴とする、防腐剤。
[2] さらに(iii)キレート剤を含有することを特徴とする、上記[1]記載の防腐剤。
[3] 前記アルコールが、エタノール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、フェネチルアルコール、フェニルプロパノール、1,3−ブチレングリコール、1,3−プロパンジオール、ペンチレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、デシレングリコール、グリセリン、及びエチルヘキシルグリセリンであり、
前記有機酸又はそのエステルが、乳酸、クエン酸、安息香酸、ソルビン酸、サリチル酸、デヒドロ酢酸、グルコン酸、カプリル酸ソルビタン、及びカプリル酸グリセリルであり、
前記キレート剤が、エチドロン酸(HEDP)、トリスヒドロキシメチルアミノメタン(ATMP)、エチレンジアミンテトラメチレンリン酸(ETMP)、ジエチレントリアミンペンタメチレンリン酸(DTPMP)、ヒドロキシエチルアミノビスメチレンリン酸(HEMPA)、ホスホノブタントリカルボン酸(PBTC)、エデト酸(EDTA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸(HEDTA)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、ニトリロ三酢酸(NTA)であることを特徴とする、上記[1]又は[2]記載の防腐剤;
[4] 前記アルコールが、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、フェネチルアルコール、1,3−ブチレングリコール、1,3−プロパンジオール、及びペンチレングリコールであり、
前記有機酸又はそのエステルが、乳酸、安息香酸、及びソルビン酸であり、
前記キレート剤が、EDTAであることを特徴とする、上記[3]記載の防腐剤;
[5] 上記[1]〜[4]のいずれかに記載の防腐剤を含む化粧品、清拭・洗浄用品、医薬品又は食品。
本発明によれば、パラベン等の防腐・殺菌剤を含むことなく、酵母・真菌(かび)を含む幅広い菌種に対して抗微生物効果を与えることが出来る。本発明の防腐剤は水溶性であるため、適用の幅が広く、エマルジョン系においても十分な効果を発揮しうる。また、天然由来のフェネチルアルコールとアンマロク抽出物を併用する処方においては、100%天然由来の成分で防腐手段を提供することが可能となる。本発明の防腐剤は、安全性及び抗微生物効果が高いため、化粧品、清拭・洗浄用品、医薬品、食品等(医薬部外品を含む)に幅広く配合でき、防腐剤としての実用性が高いものである。
1.本発明の防腐剤
1.1 成分
本発明は、(i)アンマロク抽出物と、(ii)アルコール有機酸、及び有機酸エステルからなる群より選ばれる1種以上、所望により、さらに(iii)キレート剤を含有することを特徴とする、防腐剤に関する。
以下、本発明の防腐剤の成分について説明する。
(1)アンマロク抽出物
アンマロク(Emblica officinalis)は、トウダイグサ科(またはコミカンソウ科)コミカンソウ属の落葉高木で、別名、アムラ、アマラキー、インドスグリ、インディアングーズベリー、ユカン(油柑)、余甘子とも呼ばれる。
アンマロクは、インドでは国内全土で栽培され、果実はもとより種や葉、木の幹や根すべてにおいて薬として利用されている。その果実はインド伝承医学アーユルヴェーダの3大果実(アムラ・ハリタキー・ビビター)の一つであり、現地では「若返りの実」として広く愛用されている。
本発明で使用される「アンマロク抽出物」とは、アンマロクを破砕後、水で抽出・乾燥して得られるアンマロクの抽出物である。用いられる部位は特に限定されず、果実はもとより種や葉、茎(木の幹)、根いずれでもよいが、アンマロクの果実が好ましい。以下、アンマロクの果実の水抽出物を「アンマロク果実エキス」と記載することもある。
アンマロク果実エキスの主成分は水溶性ポリフェノール(没食子酸エステルなど)であり、顕著な抗酸化作用を示すことが知られている。水抽出物であることから水に溶けやすく、全成分がほぼ水中に存在するため、エマルジョン中での効果の低下は見られない。
(2)アルコール
本発明で用いられる「アルコール」は、化粧品等に配合可能なものであれば特に限定されず、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t-ブチルアルコール等の一価の低級アルコール;ベへニルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セチルアルコール(セタノール)等の一価の高級アルコール;ベンジルアルコール、2,4−ジクロロベンジルアルコール、フェノキシエタノール、フェネチルアルコール、フェニルプロパノール等の芳香族アルコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール(1,3−プロパンジオール)、1,2-ブチレングルコール、1,3-ブチレングルコール、2,3-ブチレングルコール、テトラメチレングルコール、ペンチレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、デシレングリコール、ペンタメチレングルコール、2-ブテン-1,4- ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等の2価のアルコール、グリセリン、エチルヘキシルグリセリン等の3価のアルコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングルコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等の多価アルコール重合体等が挙げられる。
これらのなかでも、エタノール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、フェネチルアルコール、フェニルプロパノール、1,3−ブチレングリコール、1,3−プロパンジオール、ペンチレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、デシレングリコール、グリセリン、及びエチルヘキシルグリセリンが好ましく、1,3−ブチレングリコール、ペンチレングリコール、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、及びフェノキシエタノールが特に好ましい。
(3)有機酸又はそのエステル
本発明で用いられる「有機酸又はそのエステル」としては、乳酸、クエン酸、安息香酸、ソルビン酸、サリチル酸、デヒドロ酢酸、グルコン酸、アニス酸、カプリル酸、ウンデシレン酸、レブリン酸、カプリル酸グリセリル、カプリル酸ソルビタンが挙げられ、特に乳酸、安息香酸、ソルビン酸が好ましい。
(4)キレート剤
本発明で用いられる「キレート剤」としては、エチドロン酸(HEDP)、トリスヒドロキシメチルアミノメタン(ATMP)、エチレンジアミンテトラメチレンリン酸(ETMP)、ジエチレントリアミンペンタメチレンリン酸(DTPMP)、ヒドロキシエチルアミノビスメチレンリン酸(HEMPA)、ホスホノブタントリカルボン酸(PBTC)、エデト酸(EDTA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸(HEDTA)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、ニトリロ三酢酸(NTA)等が挙げられ、EDTAが好ましい。
1.2 組成
本発明の防腐剤において、(i)アンマロク抽出物と(ii)アルコール及び有機酸又はそのエステルから選ばれる1以上の成分は、適当な比率で混合され、必要に応じて水等で希釈される。混合比率は、(ii)の成分の種類によって適宜決定される。
限定されるものではないが、例えばアンマロク抽出物と1,3−ブチレングリコールの比率は、重量比1:25〜1:300となるように配合することが好ましい。
また、アンマロク抽出物とペンチレングリコールの比率は、重量比1:1〜1:60となるように配合することが好ましい。
アンマロク抽出物とエタノールの比率は、重量比1:10〜1:400となるように配合することが好ましい。
アンマロク抽出物とベンジルアルコールの比率は、重量比1:1〜1:20となるように配合することが好ましい。
アンマロク抽出物とフェノキシエタノールの比率は、重量比1:1〜1:20となるように配合することが好ましい。
アンマロク抽出物とフェネチルアルコールの比率は、重量比1:1〜1:20となるように配合することが好ましい。また、アンマロク抽出物とEDTAの比率は、重量比1:2〜10:1となるように配合することが好ましい。
本発明の防腐剤には、本発明の目的を損なわない範囲で、当該分野で公知の界面活性剤、賦形剤、pH調整剤、着色料、着香料、安定化剤、消泡剤、増粘剤、分散剤、緩衝剤、懸濁剤、等張化剤、矯味剤等を添加してもよい。
1.3 効果
本発明の防腐剤は、各成分単独では効果がない(あるいは効果が弱い)微生物に対しても効果を発揮する。また、単独使用に比べて少ない量で、十分な殺菌(抗菌)効果を発揮しうる。それゆえ、安全で抗菌スペクトルの広い防腐剤として、化粧品、医薬品、食品等(医薬部外品含む)に幅広く利用可能である。また、pH9.0未満の幅広いpH範囲で抗菌効果を発揮する。
2.本発明の防腐剤を含む製品
上述のとおり、本発明の防腐剤は、化粧品、医薬品、食品等(医薬部外品含む)のほか、塗料、写真材料など防腐を必要とする各種製品に幅広く利用可能である。
本発明の防腐剤の配合量は、製品の種類や目的に応じて適宜設定される。例えば、アンマロク抽出物の場合、製品全量に対して、0.01〜10%、好ましくは0.01〜5%、より好ましくは0.02〜1%、0.05〜0.4%配合される。
1,3−ブチレングリコールの場合、製品全量に対して、0.5〜40%、好ましくは5〜30%、より好ましくは10〜20%配合される。
ペンチレングリコールの場合、製品全量に対して、0.1〜10%、好ましくは0.5〜5%、より好ましくは1〜3%配合される。
エタノールの場合、製品全量に対して、0.5〜60%、好ましくは1〜50%、より好ましくは5〜20%配合される。
ベンジルアルコールの場合、製品全量に対して、0.05〜5%、好ましくは0.1〜1%、より好ましくは0.2〜0.6%配合される。
フェノキシエタノールの場合、製品全量に対して、0.05〜5%、好ましくは0.1〜1%、より好ましくは0.2−0.5%配合される。
フェネチルアルコールの場合、製品全量に対して、0.05〜5%、好ましくは0.1〜1%、より好ましくは0.2〜0.6%配合される。
安息香酸の場合、製品全量に対して、0.01〜2%、好ましくは0.05〜1%、より好ましくは0.1〜0.3%配合される。
ソルビン酸の場合、製品全量に対して、0.01〜2%、好ましくは0.05〜1%、より好ましくは0.05〜0.3%配合される。
EDTAの場合、製品全量に対して、0.01〜0.5%、好ましくは0.05〜0.2%、より好ましくは0.05〜0.1%配合される。
本発明の防腐剤は、パラベン等の防腐剤を含むことなく、十分な殺菌・防腐効果を製品に付与することができるため、化粧品、清拭・洗浄用品、医薬品、食品等(医薬部外品含む)への使用に有用である。パラベンを含まない製品にはパラベンフリー、化粧品基準別表3に記載されている成分以外の防腐効果を有する成分を含む製品には、防腐剤フリー等の表示が可能である。
本発明の防腐剤を配合可能な化粧品としては、洗顔料、化粧水、乳液、クリーム、ファンデーション、日焼け止め、マスカラ、アイブロウ、ネールエナメル、リップスティック、リップクリームなどの皮膚用化粧料、シャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメント、染毛剤、養毛・育毛料、ヘアクリーム、ヘアローション、ヘアフォーム、パーマネントウェーブ剤などの頭髪用化粧料、薬用化粧料(医薬部外品)が挙げられるが、これらに限定されない。
本発明の防腐剤を配合可能な清拭・洗浄用品としては、本発明の防腐剤を含む液体を不織布に含浸させたウェットワイプ(ウォッシュタオル、介護用ウェットシート、全身清拭用シート、おしり拭き、紙おしぼりなど)、皮膚保護剤、ハンドソープ等を挙げることができる。
本発明の防腐剤を配合可能な医薬品としては、皮膚や頭皮に適用可能な掻痒剤、にきび治療薬、うがい薬、ドリンク剤などを挙げることができるが、これらに限定されない。
本発明の防腐剤を配合可能な食品としては、飲料、菓子、氷菓、調味料、各種加工食品等が挙げられるが、これらに限定されない。
以下、試験例及び実施例により本発明についてより詳細に説明するが、本発明はこれらの試験例及び実施例に限定されるものではない。
試験例1:アンマロク抽出物の抗微生物効果
以下の実験では、アンマロク抽出物として、サビンサジャパン(株)より供給されたアンマロク果実エキス(商品名 サベリー)を使用した。これは、アンマロク果実を破砕後、水で抽出・乾燥して得られるアンマロク果実エキスの乾燥粉体である。
アンマロク果実エキスの微生物最小阻止濃度(以下「MIC」)をpH3.5〜4.0の培地を用いて測定した。表1に示すとおり、細菌には250−400ppmで効果が見られたが、真菌については全く効果が見られなかった。また、pH6に調製した培地を用いた場合には、黄色ブドウ球菌には効果が見られたが、大腸菌、緑膿菌に対する効果が消失した。このことから、細菌に対する効果は酸性領域に限られ、単独での抗微生物効果は限定的であることが確認された。
試験例2:アンマロク抽出物と他の防腐剤との併用効果
アンマロク抽出物と他の防腐剤との併用効果について、MICを指標として検証した。
相乗効果は、相乗指数を計算することによって数値化した。相乗指数の計算は、F. C. Kullらの方法(Applied microbiology p.538, Vol 9, 1961)に基づき、次式にしたがって計算した。
相乗指数SI = Qa/QA + Qb/QB
Qa:防腐剤Aと防腐剤Bを併用した場合のMICの防腐剤Aの濃度
QA:防腐剤A単独でのMIC
Qb:防腐剤Aと防腐剤Bを併用した場合のMICの防腐剤Bの濃度
QB:防腐剤B単独でのMIC
相乗指数が1を超える場合は、拮抗現象が存在することを意味し、相乗指数が1を示す場合は、両防腐剤の効果の加成性が成立することを意味する。それに対して、相乗指数が1を下回る場合は、両防腐剤による相乗効果が存在することを意味する。
液体培地、防腐剤、菌懸濁液を混合し、液中の菌数が1x106cfu/mLになるように調整し、150rpmで振とう培養した。液体培地は、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)はミューラーヒントン液体培地、カンジダ酵母(Candida albicans)はサブローブドウ糖液体培地を使用した。培養条件は、細菌は30℃2日、酵母は25℃3日で行った。合否は、液体培地が濁った場合に生育有りで不合格、透明の場合に生育無しで合格とした。合格した最小濃度をMICとした。表2に黄色ブドウ球菌に対するMIC、表3にカンジダ酵母に対するMICを示す。
上記のとおり、アンマロク抽出物と他の防腐剤(アルコール、有機酸、有機酸エステル、グリコール)との併用により相乗的な抗微生物効果が確認された。
試験例3:化粧水における抗微生物効果
次に、アンマロク抽出物を、単独あるいは他の防腐剤と組み合わせて、化粧料に配合した際の抗微生物効果を評価した。
1.化粧水処方の調整
化粧水は、常法にしたがい、以下の組成(表4)及び方法により調製した。
1,3−ブチレングリコール、グリセリン、水を混合し、その溶液に、オレイルアルコール、ポリソルベート20、エタノールを混合したものを混ぜ、撹拌した。防腐剤添加後、pHを6.0に調製した。
2.アンマロク果実エキス溶液の調製
試験には、アンマロク果実エキスを10%含む水溶液(以後、アンマロク果実エキス水溶液と呼ぶ)を用いた。前記水溶液には、安定化剤として1,3−ブチレングリコール、アスコルビン酸、グリセリン、乳酸、クエン酸を添加後、濾過したものを調整した。組成を表5に示す。
3.防腐性能評価試験
試料20mLに菌液を接種後、塗抹法により菌数の変化を調べた。接種菌は、保存効力試験(日本薬局方)に使用されている5菌種(大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌、カンジダ及びクロコウジカビ)を含む細菌、酵母、かびそれぞれの混合接種菌を用いた。細菌群、酵母群は2回接種で各2週間経過時までの菌数変化を観察し、かび群は1回接種で4週間経過時までの菌数変化を観察することで防腐性能を評価し、得られた結果を以下の3段階の基準に分類した。なお、以下の分類のうち、◎及び○のものを合格と判定した。
◎:優良な効果が認められる。
○:効果が認められる。
×:効果が認められない。
前述の化粧水処方に、アンマロク果実エキス水溶液及び/又は各種防腐剤を添加し、その防腐力判定試験を行った。結果を表6に示す。なお、表中の数字は添加濃度(重量%)を表す。
対照:
対照として、防腐剤を添加しない化粧水を用いた。防腐効果は全くなく、当該化粧水は腐敗しやすいものであった。
比較例1:
比較例1は、アンマロク果実エキス水溶液のみを添加したものである。単独使用では細菌、酵母、かび全てに対して防腐効果は全くなかった。
比較例1’:
比較例1’は、1,3−ブチレングリコールのみを添加したものである。1,3−ブチレングリコール単独では、細菌、酵母に対しては効果があるが、かびに対する効果は弱かった。
実施例1:
実施例1は、アンマロク果実エキス水溶液と1,3−ブチレングリコールを併用したものである。アンマロク果実エキス水溶液を併用することにより、1,3−ブチレングリコール単独では効果が弱いかびに対しても防腐効果を得ることが出来た。
比較例2:
比較例2は、ペンチレングリコールのみを添加したものである。ペンチレングリコール単独では、細菌、酵母に対しては効果があるが、かびに対して効果が弱かった。
実施例2:
実施例2は、アンマロク果実エキス水溶液とペンチレングリコールを併用したものである。ペンチレングリコール単独では効果が弱いかびに対しても防腐効果を得ることが出来た。
比較例3:
比較例3は、ベンジルアルコールのみを添加したものである。ベンジルアルコール単独では、細菌に対しては効果があるが、酵母、かびに対して効果が弱い。
実施例3:
実施例3はアンマロク果実エキス水溶液とベンジルアルコールを併用したものである。アンマロク果実エキス水溶液を併用することにより、ベンジルアルコール単独では効果が弱い酵母やかびに対しても防腐効果を得ることが出来た。
比較例4:
比較例4は、フェネチルアルコールのみを添加したものである。フェネチルアルコール単独では、細菌に対しては効果があるが、酵母やかびに対して効果が弱い。
実施例4:
実施例4は、アンマロク果実エキス水溶液とフェネチルアルコールを併用したものである。アンマロク果実エキス水溶液を併用することにより、フェネチルアルコール単独では効果が弱い酵母やかびに対しても防腐効果を得ることが出来た。
比較例5:
比較例5は、フェノキシエタノールのみを添加したものである。フェノキシエタノール単独では、細菌に対しては効果があるが、酵母やかびに対して効果が弱い。
実施例5:
実施例5はアンマロク果実エキス水溶液を併用したものである。フェノキシエタノール単独では、細菌に対しては効果があるが、酵母、かびに対して効果が弱い。アンマロク果実エキス水溶液を併用することにより、フェノキシエタノール単独では効果が弱い酵母やかびに対しても防腐効果を得ることが出来た。
比較例6:
比較例6は、安息香酸、ソルビン酸、及びベンジルアルコール混合溶液(商品名マイクロケアR SBB)のみを添加したものである。安息香酸、ソルビン酸、及びベンジルアルコール混合溶液単独では、細菌に対しては効果があるが、酵母やかびに対して効果が弱い。
実施例6:
実施例6はアンマロク果実エキス水溶液と、安息香酸、ソルビン酸、及びベンジルアルコール混合溶液(商品名マイクロケアR SBB)を併用したものである。アンマロク果実エキス水溶液を併用することにより、前記混合溶液単独では効果が弱い、酵母やかびに対しても防腐効果を得ることが出来た。
4.結果及び考察
表6及び上記に示されるとおり、 (i)アンマロク抽出物(アンマロク果実エキス水溶液)と、(ii)アルコール及び有機酸又はそのエステルから選ばれるいずれか1以上を配合した化粧料は、(i)または(ii)のいずれか一方のみを配合した場合には効果が認めらなかった(あるいは効果が低かった)微生物に対しても、優れた抗微生物効果を示すことが確認された。
製剤例1:化粧水
下記の配合により化粧水を製造する。
製剤例2:化粧水ベースウェットワイプ
不織布に下記を重量比250%で含浸させる。
本発明は、細菌、酵母、真菌(かび)を含む広範な微生物に対して少量で高い抗微生物作用を有するため、化粧品、清拭・洗浄用品、医薬品、食品等(医薬部外品を含む)に幅広く配合できる安全性な防腐剤として有用である。

Claims (5)

  1. (i)アンマロク抽出物と、(ii)アルコール及び有機酸又はそのエステルからなる群より選ばれる1種以上とを含有することを特徴とする、防腐剤。
  2. さらに(iii)キレート剤を含有することを特徴とする、請求項1記載の防腐剤。
  3. 前記アルコールが、エタノール、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、フェネチルアルコール、フェニルプロパノール、1,3−ブチレングリコール、1,3−プロパンジオール、ペンチレングリコール、1,2−ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、デシレングリコール、グリセリン、及びエチルヘキシルグリセリンであり、
    前記有機酸又はそのエステルが、乳酸、クエン酸、安息香酸、ソルビン酸、サリチル酸、デヒドロ酢酸、グルコン酸、カプリル酸ソルビタン、及びカプリル酸グリセリルであり、
    前記キレート剤が、エチドロン酸(HEDP)、トリスヒドロキシメチルアミノメタン(ATMP)、エチレンジアミンテトラメチレンリン酸(ETMP)、ジエチレントリアミンペンタメチレンリン酸(DTPMP)、ヒドロキシエチルアミノビスメチレンリン酸(HEMPA)、ホスホノブタントリカルボン酸(PBTC)、エデト酸(EDTA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸(HEDTA)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、ニトリロ三酢酸(NTA) であることを特徴とする、請求項1又は2記載の防腐剤。
  4. 前記アルコールが、ベンジルアルコール、フェノキシエタノール、フェネチルアルコール、1,3−ブチレングリコール、1,3−プロパンジオール、及びペンチレングリコールであり、
    前記有機酸又はそのエステルが、乳酸、安息香酸、及びソルビン酸であり、
    前記キレート剤が、EDTAであることを特徴とする、請求項3記載の防腐剤。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の防腐剤を含む化粧品、清拭・洗浄用品、医薬品又は食品。
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