JP2017022092A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. ２０ｍｍ以上の幅を有する帯状の多孔質フィルムの捲回体であって、
   上記捲回体の最表面の幅方向の凹凸を、１ｍｍ間隔で全幅に対して測定したときの、幅方向２０ｍｍの間の凹凸の最大値と最小値との差が２５μｍ未満であり、
   上記多孔質フィルムが、シャットダウン機能を付与する第１の層と、該第１の層の上に形成された塗工層と、を有し、
   上記塗工層の体積目付が、１．０〜３．７ｃｃ／ｍ^２であることを特徴とする捲回体。
2. 上記塗工層の目付が、２．８〜１４．２ｇ／ｍ^２であることを特徴とする請求項１に記載の捲回体。
3. 上記捲回体の最外周の多孔質フィルムの、幅方向２０ｍｍの間の膜厚の最大値と最小値との差が１．６μｍ以下であることを特徴とする請求項１または２に記載の捲回体。
4. 上記第１の層が、ポリオレフィンを含む層であることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の捲回体。
5. 上記塗工層が、含窒素芳香族重合体を含むことを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の捲回体。
6. 上記含窒素芳香族重合体が、芳香族ポリアミドであることを特徴とする請求項５に記載の捲回体。
7. 請求項１〜６のいずれか１項に記載の捲回体の製造方法であって、上記塗工が、皺伸ばし機構を備えた塗工装置を用いて行われることを特徴とする製造方法。
8. 上記皺伸ばし機構が、ピンチエキスパンダであることを特徴とする請求項７に記載の製造方法。
9. 上記塗工層は、塗工の後に乾燥されて形成された層であり、
   上記乾燥が、皺伸ばし機構を有する乾燥装置を用いて行われることを特徴とする請求項７または８に記載の製造方法。
10. 上記乾燥装置が、ドラム乾燥器であることを特徴とする請求項９に記載の製造方法。