JP2016531496A - チャネルアクセス方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャネルアクセス方法及び装置を提供する。【解決手段】STAのチャネルアクセス方法は、節電モードで動作するSTAがビーコンインターバル間でドーズ状態からアウェイク状態に切り替えるステップ、STAがアウェイク状態に切り替えられた後、チャネルアクセスパラメータフレームをモニタリングするステップ、STAがAPからチャネルアクセスパラメータフレームを受信し、チャネルアクセスパラメータフレームは、EDCAセット決定情報を含む、ステップ、及び前記STAがEDCAセット決定情報に基づいて決定されたEDCAパラメータを使用してチャネルアクセスするステップを含み、チャネルアクセスパラメータフレームは、ビーコンインターバル間で少なくとも一回送信される。【選択図】図17

Description

本発明は、無線通信に関し、よく詳しくは、無線LAN(wireless local area network、WLAN)におけるチャネルアクセス方法及び装置に関する。
IEEE(institute of electrical and electronic engineers)802.11のWNG SC(Wireless Next Generation Standing Committee)は、次世代WLAN(wireless local area network)を中長期的に論議するアドホック委員会(committee)である。
2013年3月IEEE会議で、ブロードコムは、無線LAN標準化ヒストリに基づき、IEEE802.11ac標準以後の次世代無線LANに対する議論の必要性を提示した。
一名IEEE802.11axまたはHEW(High Efficiency WLAN)と呼ばれる次世代WLANスタディグループで主に論議されるIEEE802.11axの範囲(scope)は、1)2.4GHz及び5GHzなどの帯域で802.11PHY(physical)階層とMAC(medium access control)階層の向上、2)スペクトラム効率性(spectrum efficiency)と領域スループット(area throughput)を高めるもの、3)干渉ソースが存在する環境、密集した異種ネットワーク(heterogeneous network)環境及び高いユーザ負荷が存在する環境のような実際室内環境及び室外環境で性能を向上させるもの、などがある。IEEE802.11axで主に考慮されるシナリオは、AP(access point)とSTA(station)が多い密集環境であり、IEEE802.11axは、このような状況でスペクトラム効率(spectrum efficiency)と空間スループット(area throughput)改善に対して議論する。特に、次世代無線LANは、室内環境だけでなく、既存無線LANで多く考慮されていない室外環境での実質的性能改善にも関心を有する。
IEEE802.11axでは、無線オフィス(wireless office)、スマートホーム(smart home)、スタジアム(Stadium)、ホットスポット(Hotspot)、ビル/アパート(building/apartment)のようなシナリオに関心が大きく、該当シナリオに基づいてAPとSTAが多い密集環境でのシステム性能向上に対する議論が進行されている。
今後、IEEE802.11axでは、一つのBSS(basic service set)での単一リンク性能向上よりは、OBSS(overlapping basic service set)環境でのシステム性能向上及び室外環境性能改善、そしてセルラーオフローディングなどに対する議論が活発になることが予想される。このようなIEEE802.11axの方向性は、次世代無線LANがますます移動通信と類似の技術範囲を有するようになることを意味する。最近、スモールセル及びD2D(Direct−to−Direct)通信領域で移動通信と無線LAN技術が共に論議されている状況を考慮してみる時、IEEE802.11axに基づいている次世代無線LANと移動通信の技術的及び事業的融合は、一層活発になることが予測される。
本発明の目的は、無線LANにおけるチャネルアクセス方法を提供することである。
本発明の他の目的は、無線LANにおけるチャネルアクセスを実行する装置を提供することである。
前述した本発明の目的を達成するための本発明の一側面によるSTA(station)のチャネルアクセス方法は、節電モード(power saving mode)で動作する前記STAがビーコンインターバル間でドーズ状態(doze state)からアウェイク状態(awake state)に切り替える(switch)ステップ、前記STAが前記アウェイク状態に切り替えられた後、チャネルアクセスパラメータフレームをモニタリングするステップ、前記STAがAPから前記チャネルアクセスパラメータフレームを受信し、前記チャネルアクセスパラメータフレームは、EDCAセット決定情報を含む、ステップ、及び前記STAが前記EDCAセット決定情報に基づいて決定されたチャネルアクセスEDCAパラメータを使用してチャネルアクセスするステップを含み、前記チャネルアクセスパラメータフレームは、前記ビーコンインターバル間で少なくとも一回送信される。
前述した本発明の目的を達成するための本発明の他の側面によるチャネルアクセスを実行するSTA(station)において、前記STAは、無線信号を送信及び受信するために具現されたRF(radio frequency)部及び前記RF部と選択的に連結されるプロセッサを含み、前記プロセッサは、節電モード(power saving mode)で動作時、ビーコンインターバル間でドーズ状態(doze state)からアウェイク状態(awake state)に切り替え(switch)、前記アウェイク状態に切り替えられた後、チャネルアクセスパラメータフレームをモニタリングし、APから前記チャネルアクセスパラメータフレームを受信し、前記チャネルアクセスパラメータフレームは、EDCA(enhanced distributed channel access)セット決定情報を含み、前記EDCAセット決定情報に基づいて決定されたEDCAパラメータを使用してチャネルアクセスするように具現され、前記チャネルアクセスパラメータフレームは、前記ビーコンインターバル間で少なくとも一回送信される。
節電モード(Power saving mode)であるSTAがドーズ状態(doze state)からアウェイク状態(awake state)に切り替えた後、速く変化されたチャネルアクセスパラメータに基づいてチャネルアクセスを実行することができる。STAがチャネル環境を反映して変化されたチャネルアクセスパラメータに基づいてチャネルアクセスを実行することによって他のSTAとの衝突可能性を減少させ、STAは、速くチャネルアクセスすることができる。
図1は、無線LAN(wireless local area network、WLAN)の構造を示す概念図である。
図2は、IEEE802.11によりサポートされる無線LANシステムの階層アーキテクチャを示す。
図3は、無線LANにおけるスキャニング方法を示す概念図である。
図4は、APとSTAのスキャニング後、認証及び結合過程を示す概念図である。
図5は、アクティブスキャニング手順(active scanning procedure)に対する概念図である。
図6は、DCFベースのチャネルアクセス過程を示す概念図である。
図7は、複数のSTAのバックオフ手順を示す概念図である。
図8は、時間リソース上でフレーム間の間隔を示す概念図である。
図9は、STAのTXOPを取得する方法を示す概念図である。
図10は、EDCAチャネル参照モデルを示す概念図である。
図11は、EDCAのバックオフ手順を示す概念図である。
図12は、既存の無線LAN環境で送信または受信されるフレームの比率を示すグラフである。
図13は、本発明の実施例に係る複数のEDCAパラメータセット設定要素(multiple EDCA parameter set configuration element)を示す概念図である。
図14は、本発明の実施例に係る複数のEDCAパラメータセット設定要素を示す概念図である。
図15は、本発明の実施例に係る複数のEDCAパラメータセット設定要素を示す概念図である。
図16は、本発明の実施例に係る複数のEDCAパラメータセット設定要素を示す概念図である。
図17は、本発明の実施例に係るSTAのEDCAパラメータ情報を受信する方法を示す概念図である。
図18は、本発明の実施例に係るEDCAパラメータ情報を伝達するためのNDPを示す概念図である。
図19は、本発明の実施例に係るSTAのEDCAパラメータセット決定情報を受信する方法を示す概念図である。
図20は、本発明の実施例に係るSTAのEDCAパラメータ情報受信方法を示す概念図である。
図21は、本発明の実施例に係るEDCAパラメータセット決定情報を送信するための応答フレームを示す概念図である。
図22は、本発明の実施例が適用されることができる無線装置を示すブロック図である。
図1は、無線LAN(wireless local area network、WLAN)の構造を示す概念図である。
図1の上段は、IEEE(institute of electrical and electronic engineers)802.11のインフラストラクチャネットワーク(infrastructure network)の構造を示す。
図1の上段を参照すると、無線LANシステムは、一つまたはそれ以上の基本サービスセット(Basic Service Set、BSS)100、105を含むことができる。BSS100、105は、成功的に同期化を行われて互いに通信できるAP(access point)125及びSTA1(Station)100−1のようなAPとSTAのセットであり、特定領域を示す概念ではない。BSS105は、一つのAP130に一つ以上の結合可能なSTA105−1、105−2を含むことができる。
インフラストラクチャBSSは、少なくとも一つのSTA、分散サービス(Distribution Service)を提供するAP125、130及び複数のAPを連結させる分散システム(Distribution System、DS)110を含むことができる。
分散システム110は、複数のBSS100、105を連結して拡張されたサービスセットであるESS(extended service set)140を具現することができる。ESS140は、一つまたは複数個のAP125、130が分散システム110を介して連結されて構成された一つのネットワークを指示する用語として使われることができる。一つのESS140に含まれるAPは、同じSSID(service set identification)を有することができる。
ポータル(portal)120は、無線LANネットワーク(IEEE802.11)と他のネットワーク(例えば、802.X)との連結を実行するブリッジ役割を遂行することができる。
図1の上段のようなインフラストラクチャネットワークでは、AP125、130間のネットワーク及びAP125、130とSTA100−1、105−1、105−2との間のネットワークが具現されることができる。しかし、AP125、130が無しでSTA間でもネットワークを設定して通信を実行することも可能である。AP125、130が無しでSTA間でもネットワークを設定して通信を実行するネットワークをアドホックネットワーク(Ad−Hoc network)または独立BSS(independent basic serviceset)と定義する。
図1の下段は、独立BSSを示す概念図である。
図1の下段を参照すると、独立BSS(independent BSS、IBSS)は、アドホックモードに動作するBSSである。IBSSは、APを含まないため、中央で管理機能を遂行する個体(centralized management entity)がない。即ち、IBSSでは、STA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5が分散された方式(distributed manner)に管理される。IBSSでは、全てのSTA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5が移動STAからなることができ、分散システムへの接続が許容されなくて自己完備的ネットワーク(self−contained network)を構築する。
STAは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準の規定に従う媒体接続制御(Medium Access Control、MAC)と無線媒体に対する物理階層(Physical Layer)インターフェースを含む任意の機能媒体であり、広義では、APと非−AP STA(Non−AP Station)を両方とも含む意味として使われることができる。
STAは、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装備(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、モバイル加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)または単純にユーザ(user)などの多様な名称で呼ばれることもある。
図2は、IEEE802.11によりサポートされる無線LANシステムの階層アーキテクチャを示す。
図2では、無線LANシステムの階層アーキテクチャ(PHY architecture)を概念的に示した。
無線LANシステムの階層アーキテクチャは、MAC(medium access control)副階層(sublayer)220、PLCP(Physical Layer Convergence Procedure)副階層210、及びPMD(Physical Medium Dependent)副階層200を含むことができる。PLCP副階層210は、MAC副階層220がPMD副階層200に最小限の従属性を有して動作できるように具現される。PMD副階層200は、複数のSTA間でデータを送受信するための送信インターフェース役割を遂行することができる。
MAC副階層220、PLCP副階層210、及びPMD副階層200は、概念的に管理部(management entity)を含むことができる。
MAC副階層220の管理部は、MLME(MAC Layer Management Entity)225であり、物理階層の管理部は、PLME(PHY Layer Management Entity)215である。このような管理部は、階層管理動作が実行されるインターフェースを提供することができる。PLME215は、MLME225と連結されてPLCP副階層210及びPMD副階層200の管理動作(management operation)を実行することができ、MLME225もPLME215と連結されてMAC副階層220の管理動作(management operation)を実行することができる。
正確なMAC階層動作が実行されるために、SME(STA management entity)250が存在する。SME250は、階層に独立的な構成部として運用されることができる。MLME、PLME、及びSMEは、プリミティブ(primitive)に基づいて相互構成部間に情報を送信及び受信することができる。
各副階層での動作を簡略に説明すると、下記の通りである。PLCP副階層210は、MAC副階層220とPMD副階層200との間でMAC階層の指示によってMAC副階層220から受けたMPDU(MAC Protocol Data Unit)をPMD副階層200に伝達し、またはPMD副階層200から来るフレームをMAC副階層220に伝達する。PMD副階層200は、PLCPの下位階層であり、無線媒体を介した複数のSTA間でのデータ送信及び受信を実行することができる。MAC副階層220が伝達したMPDU(MAC protocol data unit)は、PLCP副階層210でPSDU(Physical Service Data Unit)という。MPDUは、PSDUと類似するが、複数のMPDUをアグリゲーション(aggregation)したA−MPDU(aggregated MPDU)が伝達された場合、各々のMPDUとPSDUは、互いに異なる。
PLCP副階層210は、PSDUをMAC副階層220から受けてPMD副階層200に伝達する過程で物理階層の送受信機により必要な情報を含む付加フィールドを付ける。このとき、付加されるフィールドは、PSDUにPLCPプリアンブル(preamble)、PLCPヘッダ(header)、コンボリューションエンコーダをゼロ状態(zero state)に返すのに必要なテールビット(Tail Bits)などである。PLCPプリアンブルは、PSDUが送信される前に受信機に同期化機能とアンテナダイバーシティを準備するようにする役割をすることができる。データフィールドは、PSDUにパディングビット、スクランブラを初期化するためのビットシーケンスを含むサービスフィールド及びテールビットが付けられたビットシーケンスがエンコーディングされたコード化シーケンス(coded sequence)を含むことができる。このとき、エンコーディング方式は、PPDUを受信するSTAでサポートされるエンコーディング方式によって、BCC(Binary Convolutional Coding)エンコーディングまたはLDPC(Low Density Parity Check)エンコーディングのうち一つを選択することができる。PLCPヘッダには送信するPPDU(PLCP Protocol Data Unit)に対する情報を含むフィールドが含まれることができる。
PLCP副階層210では、PSDUに前述したフィールドを付加してPPDU(PLCP Protocol Data Unit)を生成してPMD副階層200を経由して受信ステーションに送信し、受信ステーションは、PPDUを受信してPLCPプリアンブル、PLCPヘッダからデータ復元に必要な情報を得て復元する。
図3は、無線LANにおけるスキャニング方法を示す概念図である。
図3を参照すると、スキャニング方法は、パッシブスキャニング(passive scanning)300とアクティブスキャニング(active scanning)350とに区分されることができる。
図3の左側を参照すると、パッシブスキャニング300は、AP300が周期的にブロードキャストするビーコンフレーム330により実行されることができる。無線LANのAP310は、ビーコンフレーム330を特定周期(例えば、100msec)毎にnon−AP STA340にブロードキャストする。ビーコンフレーム330には現在のネットワークに対する情報が含まれることができる。non−AP STA340は、周期的にブロードキャストされるビーコンフレーム330を受信することで、ネットワーク情報を受信して認証/結合(authentication/association)過程を実行するAP310とチャネルに対するスキャニングを実行することができる。
パッシブスキャニング300は、non−AP STA340がフレームを送信する必要が無しでAP310で送信されるビーコンフレーム330を受信すればよい。したがって、パッシブスキャニング300は、ネットワークでデータ送信/受信により発生される全体的なオーバーヘッドが小さいという長所がある。しかし、ビーコンフレーム330の周期に比例して受動的にスキャニングを実行せざるを得ないため、スキャニングの実行にかかる時間が増えるという短所がある。ビーコンフレームに対する具体的な説明は、2011年11月に開示されたIEEE Draft P802.11−REVmbTM/D12、November2011‘IEEE Standard for Information Technology Telecommunications and information exchange between systems−Local and metropolitan area networks−Specific requirements Part11:Wireless LAN Medium Access Control(MAC) and Physical Layer(PHY)Specifications(以下、IEEE802.11)’の8.3.3.2 beacon frameに開示されている。IEEE802.11aiでは追加的に他のフォーマットのビーコンフレームを使用することもでき、このようなビーコンフレームをFILS(fast initial link setup)ビーコンフレームという。また、測定パイロットフレーム(measurement pilot frame)は、ビーコンフレームの一部情報のみを含むフレームであり、スキャニング手順で使用することができる。測定パイロットフレームは、IEEE802.11 8.5.8.3 measurement pilot formatに開示されている。
また、FILS探索フレーム(FILS discovery frame)が定義されることもできる。FILS探索フレームは、各APでビーコンフレームの送信周期で送信されるフレームであり、ビーコンフレームより短い周期で送信されるフレームである。即ち、FILS探索フレームは、ビーコンフレームの送信周期より小さい値の周期で送信されるフレームである。FILS探索フレームは、探知フレームを送信するAPの識別子情報(SSID、BSSID)を含むことができる。FILS探索フレームは、STAにビーコンフレームが送信される前に送信されることで、該当チャネルにAPが存在することをSTAが予め探索するようにすることができる。一つのAPでFILS探索フレームが送信される間隔をFILS探索フレーム送信間隔という。FILS探索フレームにはビーコンフレームに含まれる情報の一部が含まれて送信されることができる。
図3の右側を参照すると、アクティブスキャニング350は、non−AP STA390からプローブ要求フレーム370をAP360に送信して主導的にスキャニングを実行する方法をいう。
AP360では、non−AP STA390からプローブ要求フレーム370を受信した後、フレーム衝突(frame collision)を防止するためにランダム時間待った後、プローブ応答フレーム380にネットワーク情報を含んでnon−AP STA390に送信することができる。non−AP STA390は、受信したプローブ応答フレーム380に基づいてネットワーク情報を得てスキャニング過程を中止することができる。
アクティブスキャニング350の場合、non−AP STA390が主導的にスキャニングを実行するため、スキャニングに使われる時間が短いという長所がある。しかし、non−AP STA390でプローブ要求フレーム370を送信しなければならないため、フレーム送信及び受信のためのネットワークオーバーヘッドが増加するという短所がある。プローブ要求フレーム370は、IEEE 802.11 8.3.3.9に開示されており、プローブ応答フレーム380は、IEEE 802.11 8.3.3.10に開示されている。
スキャニングが終わった後、APとSTAは、認証(authentication)と結合(association)過程を実行することができる。
図4は、APとSTAのスキャニング後、認証及び結合過程を示す概念図である。
図4を参照すると、パッシブ/アクティブスキャニングを実行した後、スキャニングされたAPのうち一つのAPと認証及び結合を実行することができる。
認証(authentication)及び結合(association)過程は、例えば、2方向ハンドシェイキング(2−way handshaking)を介して実行されることができる。図4の左側は、パッシブスキャニング後、認証及び結合過程を示す概念図であり、図4の右側は、アクティブスキャニング後、認証及び結合過程を示す概念図である。
認証及び結合過程は、アクティブスキャニングを使用したかまたはパッシブスキャニングを使用したかと関係なしで、認証要求フレーム(authentication request frame)410/認証応答フレーム(authentication response frame)420、及び結合要求フレーム(association request frame) 430/結合応答フレーム(association response frame)440をAP400、450とnon−AP STA405、455との間で交換することで同じく実行されることができる。
認証過程は、non−AP STA405、455から認証要求フレーム410をAP400、450に送信して実行されることができる。認証要求フレーム410に対する応答として認証応答フレーム420をAP400、450からnon−AP STA405、455に送信することができる。認証フレームフォーマット(authentication frame format)に対してはIEEE 802.11 8.3.3.11に開示されている。
結合過程(association)は、non−AP STA405、455から結合要求フレーム(association request frame)430をAP400、450に送信して実行されることができる。結合要求フレーム430に対する応答として結合応答フレーム440をAP AP400、450からnon−AP STA405、455に送信できる。送信された結合要求フレーム430にはnon−AP STA405、455の性能(capability)に対する情報が含まれている。non−AP STA405、455の性能情報に基づいて、AP400、450は、non−AP STA405、455に対してサポート可能かどうかを判断することができる。サポート可能な場合、AP400、450は、結合応答フレーム440に結合要求フレーム430に対する受諾可否とその理由、自分がサポート可能な性能情報(capability information)を含んでnon−AP STA405、455に送信することができる。結合フレームフォーマット(association frame format)に対してはIEEE 802.11 8.3.3.5/8.3.3.6に開示されている。
もし、結合ステップまで実行された場合、以後正常なデータの送信及び受信が実行されるようになる。結合が実行されない場合、結合が実行されない理由に基づいて再び結合が実行され、または他のAPに結合が実行されることができる。
図5は、アクティブスキャニング手順(active scanning procedure)に対する概念図である。
図5を参照すると、アクティブスキャニング手順は、下記のようなステップに実行されることができる。
(1)STA500がスキャニング手順を実行する準備ができたかどうかを判断する。
STA500は、例えば、プローブ遅延時間(probe delay time)が満了(expire)され、または特定なシグナリング情報(例えば、PHY−RXSTART.indication primitive)が受信される時まで待ってアクティブスキャニングを実行することができる。
プローブ遅延時間は、STA500がアクティブスキャニングを実行する時、プローブ要求フレーム510を送信する前に発生される遅延である。PHY−RXSTART.indication primitiveは、物理(PHY)階層からローカルMAC(medium access control)階層に送信される信号である。PHY−RXSTART.indication primitiveは、PLCP(physical layer convergence protocol)で有効なPLCPヘッダを含むPPDU(PLCP protocol data unit)を受信したという情報をMAC階層にシグナリングすることができる。
(2)基本接続(basic access)を実行する。
802.11MAC階層では、例えば、コンテンションベースの関数である分散調整関数(distributed coordination function、DCF)を使用して複数のSTAが無線媒体を共有することができる。DCFは、接続プロトコルとして搬送波検知多重接続及び衝突回避(carrier sense multiple access/collision avoidance、CSMA/CA)を使用してバックオフ(back−off)方式を介してSTA間の出動を防止することができる。STA500は、基本接続方法を使用してプローブ要求フレーム510をAP560、570に送信することができる。
(3)MLME−SCAN.要求プリミティブ(request primitive)に含まれているAP560、570を特定するための情報(例えば、SSID(service set identification)及びBSSID(basic service set identification)情報)をプローブ要求フレーム510に含んで送信することができる。
BSSIDは、APを特定するための指示子であり、APのMACアドレスに該当する値を有することができる。SSID(service set identification)は、STAを運用する人が読み取ることができるAPを特定するためのネットワーク名称である。BSSID及び/またはSSIDは、APを特定するために使われることができる。
STA500は、MLME−SCAN.要求プリミティブ(request primitive)により含まれているAP560、570を特定するための情報に基づいてAPを特定することができる。特定されたAP560、570は、プローブ応答フレーム540、550をSTA500に送信することができる。STA500は、プローブ要求フレーム510にSSID及びBSSID情報を含んで送信することで、プローブ要求フレーム510をユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストすることができる。SSID及びBSSID情報を使用してプローブ要求フレーム510をユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストする方法に対しては図5で追加的に詳述する。
例えば、MLME−SCAN.要求プリミティブ(request primitive)にSSIDリストが含まれる場合、STA500は、プローブ要求フレーム510にSSIDリストを含んで送信することができる。AP560、570は、プローブ要求フレーム510を受信し、受信されたプローブ要求フレーム510に含まれているSSIDリストに含まれているSSIDを判断してSTA500にプローブ応答フレーム540、550を送信するかどうかを決定することができる。
(4)プローブタイマを0に初期化した後、タイマを動作させる。
プローブタイマは、最小チャネル時間(MinChanneltime)520及び最大チャネル時間(MaxChanneltime)530をチェックするために使われることができる。最小チャネル時間520及び最大チャネル時間530は、STA500のアクティブスキャニング動作を制御するために使われることができる。
最小チャネル時間520は、STA500がアクティブスキャニングを実行するチャネルを変更するための動作を実行するために使われることができる。例えば、STA500は、プローブタイマが最小チャネル時間520に達する時まで他のフレーム(例えば、プローブ応答フレーム540、550の送信を探知することができない場合、STA500は、スキャニングチャネルを移動して他のチャネルでスキャニングを実行することができる。STA500は、プローブタイマが最小チャネル時間520に達する時まで他のフレームの送信を探知した場合、プローブタイマが最大チャネル時間530に達する時までチャネルをモニタリングすることができる。プローブタイマが最大チャネル時間530に達すると、STAは、受信されたプローブ応答フレーム540、550を処理することができる。
STA500は、プローブタイマが最小チャネル時間520に達する前までPHY−CCA.指示プリミティブ(indication primitive)を探索して最小チャネル時間520前まで他のフレーム(例えば、プローブ応答フレーム540、550)の送信可否を探知することができる。
PHY−CCA.指示プリミティブは、物理階層からMAC階層に媒体(medium)の状態に対する情報を送信することができる。PHY−CCA.指示プリミティブは、チャネルが可用でない場合はビジー(busy)、チャネルが可用である場合はアイドル(idle)というチャネル状態パラメータを使用して現在チャネルの状態をSTA500に知らせることができる。STA500は、PHY−CCA.指示プリミティブがビジー(busy)と探索される場合、STA500に受信されたプローブ応答フレーム540、550が存在すると判断し、PHY−CCA.指示プリミティブがアイドル(idle)と探索される場合、STA500に受信されたプローブ応答フレーム540、550が存在しないと判断することができる。
PHY−CCA.指示プリミティブがアイドル(idle)と探索される場合、STA500は、NAV(net allocation vector)を0に設定し、次のチャネルをスキャニングすることができる。STA500は、PHY−CCA.指示プリミティブがビジー(busy)と探索される場合、プローブタイマが最大チャネル時間530に達した後に受信されたプローブ応答フレーム540、550に対する処理を実行することができる。受信されたプローブ応答フレーム540、550に対する処理後、NAV(net allocation vector)を0に設定し、STA500は、次のチャネルをスキャニングすることができる。
(5)チャネルリスト(ChannelList)に含まれている全てのチャネルがスキャニングされる場合、MLMEは、MLME−SCAN.確認プリミティブ(confirm primitive)をシグナリングすることができる。MLME−SCAN.確認プリミティブは、スキャニング過程で取得した全ての情報を含むBSSDescriptionSetを含むことができる。
STA500がアクティブスキャニング方法を使用する場合、プローブタイマが最小チャネル時間に達する時までPHY−CCA.指示プリミティブのパラメータがビジー(busy)かどうかを判断するモニタリングを実行しなければならない。
前述したMLME−SCAN.要求プリミティブ(request primitive)に含まれる具体的な情報は、下記の通りである。STAがスキャニングを実行するためには、MLMEでMLME−SCAN.要求プリミティブを受信することができる。MLME−SCAN.要求プリミティブは、SMEにより生成されたプリミティブである。MLME−SCAN.要求プリミティブは、STAが結合する他のBSSが存在するかどうかを判断するために使われることができる。
MLME−SCAN.要求プリミティブは、具体的にBSSType、BSSID、SSID、ScanType、ProbeDelay、ChannelList、MinChannelTime、MaxChannelTime、RequestInformation、SSID List、ChannelUsage、AccessNetworkType、HESSID、MeshID、VendorSpecificInfoのような情報を含むことができる。MLME−SCAN.要求プリミティブに対する具体的な説明は、2011年11月に開示されたIEEE Draft P802.11−REVmbTM/D12、November2011‘IEEE Standard for Information Technology Telecommunications and information exchange between systems−Local and metropolitan area networks−Specific requirements Part11:Wireless LAN Medium Access Control(MAC) and Physical Layer(PHY)Specifications’の6.3.3.2MLME−SCAN.requestに開示されている。
図6は、DCFベースのチャネルアクセス過程を示す概念図である。
DCFベースのチャネルアクセスで、STAは、搬送波検知メカニズム(carrier sensing mechanism)を介して媒体の使用可否を判断することができる。DIFS(DCF inter frame symbol)期間以上に媒体が使用中でない場合(即ち、DIFS中にチャネルがアイドル(idle)の場合)、STAは、送信が間近であるMPDU(MAC protocol data unit)を送信することができる。
それに対し、DIFS期間中に媒体が使用中である場合(即ち、DIFS中にチャネルがビジー(busy)の場合)、STAは、ランダムバックオフアルゴリズム(random backoff algorithm)によりバックオフ時間を設定することができる。
バックオフ時間は、チャネルが一定時間(例えば、DIFS)待った後、フレームを送信する前に待つ時間であって、バックオフ時間は、以下の数式のように定義されることができる。
Figure 2016531496
Random()は、[0,CW]間隔で均等分布で選択される疑似ランダム整数(pseudo−random integer)を算出する関数である。CWは、CWMin以上aCWmax以下の整数から選択されることができる。aCWMin及びaCWmaxは、物理特性(PHY characteristics)によって決定されることができる。aSlotTimeは、物理特性(PHY characteristics)によって定義された時間単位である。
STAは、チャネルがアイドルであるかどうかを判断し、チャネルがアイドルの場合、バックオフ時間は、SlotTime単位に減少させることができる。バックオフ時間がSlotTime単位に減少される前にDIFSに該当する区間中にチャネルがアイドルであるかどうかに対して再び判断できる。バックオフ時間が0になる場合、STAは、チャネルアクセスを実行して媒体を介してフレームを送信することができる。
図7は、複数のSTAのバックオフ手順を示す概念図である。
図7を参照すると、バックオフタイム(または、コンテンションウィンドウの大きさ)は、媒体がDIFS期間中に対してアイドルであると判断された以後に減少されることができる。もし、媒体の活動が検知されない場合、STAは、SlotTime単位にバックオフ時間を減少させることができる。もし、媒体がバックオフスロット中に使用中であると判断される場合、STAは、バックオフ時間の減少を延期させることができる。STAのフレーム送信は、設定されたバックオフタイマが0になるたびに開始されることができる。
STA Aのフレーム送信以後にSTA B、STA C及びSTA Dの各々は、設定したバックオフ時間を減少させることができる。STA B、STA C及びSTA Dのうち、最も速くバックオフ時間が0に減少されたSTA Cが媒体を介してフレームを送信することができる。STA Cがフレームを送信する場合、STA B及びSTA Dのバックオフ時間の減少は、延期されることができる。
また、DCF送信方式にはデータフレームを送信する前に制御フレーム(RTSフレーム、CTSフレーム)を交換して予めチャネルを占有するRTS/CTSアクセスモードがある。このような方法は、STAがデータフレーム送信時に発生できる衝突を相対的に短い制御フレームによる衝突に代替させることによって、チャネルの浪費を減らすことができる。RTSフレーム/CTSフレームに基づいているアクセスモードは後述する。
MAC階層で複数のSTAが無線媒体を共有するための他の方法として、PCF(point coordination function)が定義されることができる。前述したDCFの場合、CSMA/CAベースのチャネルアクセスである。したがって、STAとAPとの間で送信されるデータの実時間送信が保障することができない。それに対し、PCFは、実時間データの送信時、QoS(quality of service)を提供するために使われることができる。PCFは、DCFと違って、非コンテンション方式の送信サービスである。PCFは、媒体の全体送信期間を独占して使用するものではなく、DCFベースのコンテンションベースのサービスと交代に使用することができる。PCFは、BSSのAP内に具現されているポイントコーディネータ(point coordinator)がポーリング(polling)方式を使用して各STAが媒体を占有することができる権限を制御することができる。PCFベースの接続時のIFS(inter−frame space)であるPIFSは、DCFベースの接続時のIFSであるDIFSより小さい値に設定されることができる。このような方法を使用することによってPCFに基づいて媒体に接続するSTAは、DCFに基づいてチャネルに接続するSTAより優先権を有することができる。IFSは、フレーム間の間隔を示すものであって、STAが媒体にアクセスするための優先順位を設定するために使われることができる。IFSは、具体的に下記のように定義されることができる。
図8は、時間リソース上でフレーム間の間隔を示す概念図である。
図8を参照すると、二つのフレーム間の間隔をIFS(inter frame symbol)であるということができる。STAは、搬送波検知方法を使用することで、標準で定義したIFSの時間区間中にチャネルが使われるかどうかを判断することができる。DCFを使用するMAC階層では複数個のIFSを定義している。IFSにより無線媒体を占有するSTAの優先権が決定されることができる。IFS種類によるフレーム間の間隔は、下記の通りである。
(1)SIFS(short inter frame symbol):RTSフレーム/CTSフレーム、ACKフレームの送信時に使用。最高優先順位。
(2)PIFS(PCF IFS):PCFに基づいて動作するSTAのフレーム送信時に使用。
(3)DIFS(DCF IFS):DCFに基づいて動作するSTAのフレーム送信時に使用。
(4)EIFS(extended IFS):フレーム送信エラー発生時にのみ使用し、固定間隔でない。
MAC階層で、複数のSTAが無線媒体を共有するための方法としてDCFを使用する場合、多数の問題点が発生できる。例えば、DCFを使用する場合、複数のSTAが同時にAPに初期アクセス(initial access)を実行すると、複数のSTAにより送信されたフレームが衝突できる。また、DCFでは、送信優先順位に対する概念がない。したがって、STAにより送信されるトラフィックデータに対するQoS(quality of service)が保障されることができない。このような問題点を解決するために、IEEE802.11eは、新しい調整関数(coordination function)であるHCF(hybrid coordination function)を定義した。HCFは、チャネルアクセス方式としてHCCA(HCF controlled channel access)とEDCA(enhanced distributed channel access)を定義する。
EDCAとHCCAでは、フレームの送信優先順位を決定するためのトラフィックカテゴリ(traffic categories)が定義される。トラフィックカテゴリに基づいてチャネルにアクセスを実行する優先順位が決定されることができる。即ち、STAにより送信されるトラフィックデータのカテゴリによって互いに異なるCW及びIFSが定義されることができる。互いに異なるCW及びIFSは、フレームに含まれているトラフィックデータのカテゴリによるチャネルアクセスの優先順位を決定することができる。
例えば、トラフィックデータがである場合、該当トラフィックデータは、低い送信優先順位クラス(low priority class)に割り当てられることができる。他の例として、トラフィックデータが無線LANを介した音声通信の場合、該当トラフィックデータは、高い送信優先順位クラス(high priority class)に割り当てられることができる。
EDCAを使用する場合、高い優先順位を有するトラフィックデータが低い優先順位を有するトラフィックデータに比べて相対的に多くの送信機会を有することができる。また、平均的に、高い優先順位トラフィックを送信するSTAは、パケットを送信する前に低い優先順位トラフィックを送信するSTAより少ない待機時間を有することができる。EDCAで、送信優先順位は、低い優先順位トラフィックより高い優先順位トラフィックに短いCWを割り当て、また、DCFで定義されたフレーム間隔であるIFSより短いarbitration inter−frame space)を割り当てることによって設定されることができる。また、EDCAは、TXOP(Transmit Opportunity)と呼ばれる期間中にSTAがチャネルにコンテンション無しで接続するようにすることができる。TXOPの最大期間を超えない限度で決められたTXOP期間中に、STAは、可能な限り多くのパケットを送信することができる。もし、一つのフレームがあまりにも長くて一回のTXOP中に全て送信することができない場合、小さいフレームに切って送信できる。TXOPの使用は、既存のMACが有した問題点である、低い送信率を有するSTAが過度にチャネルを占有する状況を減らすことができる。
以上のようなチャネルアクセス方法において、STAが搬送波検知メカニズムに基づく媒体センシング時、媒体がアイドルであるかどうかを誤ってセンシングする場合、送信されるデータ間の衝突が発生できる。以下の図9では、STAにより判断された媒体の状態が実際媒体の状態と異なる場合に対して開示する。
図9は、STAのTXOPを取得する方法を示す概念図である。
図9を参照すると、QoS送信に参加するSTAは、EDCAとHCCAなど、二つのチャネル接近方法を使用することで、一定の期間中にトラフィックを送信することができるTXOPを得ることができる。TXOP取得は、EDCAコンテンションで成功し、またはアクセスポイントからQoS CF−Pollフレームを受けることで可能になる。EDCAコンテンションで成功して取得したTXOPをEDCA TXOPといい、APからQoS CF−Pollフレームを受けることで取得したTXOPをPolled TXOPという。このように、TXOPという概念を利用して任意の一STAがフレームを送信することができるように一定時間を付与し、または強制的に送信時間を制限することができる。TXOPの送信開始時間と最大送信時間は、APにより決定されることができる。EDCA TXOPの場合はビーコンフレームにより、Polled TXOPの場合はQoS CF−Pollフレームにより、STAに通報されることができる。
以下、HCFで定義されたチャネルアクセス方式のうち、EDCAに対して具体的に開示する。
EDCA方式は、トラフィックデータに対して8個のユーザ優先順位を定義してチャネルアクセスを実行することができる。優先順位に基づいているQoSデータフレームの送信のために、EDCAは、4個のAC(access category)(AC_BK(background)、AC_BE(best effort)、AC_VI(video)、AC_VO(voice))を定義している。EDCAでは、互いに異なるユーザ優先順位を有してMAC階層に到着するトラフィックデータをACに基づいて以下の<表1>のようにマッピングできる。
表1は、ユーザ優先順位とACとの間のマッピングを示す例示的な表である。
Figure 2016531496
各々のACに対して送信キューとACパラメータが定義されることができる。互いに異なるように設定されたACパラメータ値に基づいてAC間の送信優先順位の差が具現されることができる。EDCAは、ACに属するフレームを送信するためのバックオフ手順において、DCFが使用するパラメータであるDIFS、CWmin、CWmaxの代りに、各々、AIFS[AC]、CWmin[AC]、CWmax[AC]を使用することができる。AC別にバックオフ手順に使われるパラメータは、ビーコンフレームに載せてAPから各STAに伝達されることができる。AIFS[AC]とCWmin[AC]の値が小さいほど高い優先順位を有し、これによってチャネル接近遅延が短くなって、与えられたトラフィック環境でより多くの帯域が使用可能になる。
複数のSTAの各々により送信されたフレーム間に衝突が発生する場合、新しいバックオフカウンターを生成するEDCAのバックオフ手順(backoff procedure)は、既存のDCFのバックオフ手順と類似する。既存のDCFのバックオフ手順との相違点として、EDCAでは互いに異なるEDCAパラメータに基づいてAC別に差別化されたバックオフ手順が実行されることができる。EDCAパラメータは、多様なユーザのチャネル接近の優先順位を差別化することができる。各AC別パラメータを含むEDCAパラメータ値の適切な設定は、ネットワーク性能を最適化する同時に、トラフィックの優先順位による送信効果を増加させることができる。したがって、APは、ネットワークに参加した全てのSTAに公平な媒体接近保障のために、EDCAパラメータに対する全体的な管理と調整機能を遂行しなければならない。
図10は、EDCAチャネル参照モデルを示す概念図である。
図10を参照すると、802.11eMACに定義された4個のAC別送信キューは、一つのSTA内で無線媒体アクセスのために、個別的なEDCAコンテンションエンティティとして役割を遂行することができる。一つのACは、自分のAIFS値を有して独立されたバックオフカウンターを維持することができる。もし、同時にバックオフを終了したACが一つ以上存在する場合、AC間の衝突は、仮想衝突ハンドラ(virtual collision handler)により調整されることができる。最も高い優先順位を有するACにあるフレームが先に送信され、他のACは、コンテンションウィンドウ値を増加させることで、再びバックオフカウンターを更新する。
TXOPの開始は、EDCA規則によってチャネルに接近した時に発生する。もし、一つのACに二つ以上のフレームが重なっている時、EDCA TXOPを得るようになる場合、EDCA MACは、複数個のフレームの送信を試みることができる。STAが既に一フレームを送信し、残ったTXOP時間内に同じACにある次のフレームの送信とこれに対するACKまで受けることができる場合、STAは、そのフレームに対する送信をSIFS時間間隔後に試みるようになる。TXOP制限値は、APからSTAへ伝達されることができる。もし、送信しようとするデータフレームの大きさがTXOP制限値を超過するようになる場合、STAは、そのフレームを複数個の小さいフレームに分割(fragmentation)してTXOP制限値を超過しない範囲内で送信することができる。
図11は、EDCAのバックオフ手順を示す概念図である。
図11を参照すると、STAで送信される各トラフィックデータは、優先順位を有してコンテンションするEDCA方式に基づいてバックオフ手順を実行することができる。例えば、各トラフィックに付与される前述した表1のように、優先順位は、例えば、8個に区分されることができる。前述したように、一つのSTA内では、優先順位によって異なる出力キューを有し、各出力キューは、EDCAの規則によって動作するようになる。各出力キューは、既存に使われたDIFS(DCF Interframe Space)の代りに各優先順位によって互いに異なるAIFS(Arbitration Interframe Space)を使用してトラフィックデータを送信することができる。また、STAで同じ時間に互いに異なる優先順位を有するトラフィックを送信しなければならない場合は、優先順位が高いトラフィックから送信することによって端末内での衝突を防止する。
バックオフは、次のような状況で発生する。端末でフレームを送信する場合、送信衝突が発生して再送信が必要な場合に使われる。バックオフを開始するために、端末は、以下の数式2を利用して任意のバックオフ時間をバックオフタイマに設定する。
Figure 2016531496
ここで、Random(i)は、均等分布(uniform distribution)を使用して0とCW[i]との間の任意の整数を発生する関数である。CW[i]は、最小コンテンションウィンドウCWmin[i]と最大コンテンションウィンドウCWmax[i]との間のコンテンションウィンドウであり、iは、トラフィック優先順位を示す。衝突が発生するたびに新しいコンテンションウィンドウCWnew[i]は、以前ウィンドウCWold[i]を利用して以下の数式3を利用して計算される。
Figure 2016531496
ここで、PFは、IEEE802.11e標準に定義された手順によって計算される。CWmin[i]とAIFS[i]、PF値は、管理フレームのQoSパラメータセット要素(QoS parameter set element)を介して送信されることができる。
図12は、既存の無線LAN環境で送信または受信されるフレームの比率を示すグラフである。
図12の上段では、2.4GHzの周波数帯域(frequency band)で無線媒体を5分間モニタリングした全体フレームをフレームの性格によって分類したグラフを開示する。全体フレームは、ACK(acknowledgement)フレーム、データフレーム、制御(control)フレーム、管理(management)フレームのうち一つとして分類されることができる。
図12の上段のグラフを参照すると、全体フレームのうち管理フレームが占める比率が65%程度である。即ち、2.4GHz周波数帯域で無線媒体を介して送信または受信されるフレームのうち大部分のフレームは、管理フレームである。
図12の下段のグラフは、現在2.4GHz周波数帯域で送信または受信される管理フレームを具体的に分類したものである。
図12の下段のグラフを参照すると、管理フレームの約2/3は、プローブ要求フレーム/プローブ応答フレームであり、1/3は、ビーコンフレーム及びその他の管理フレームである。
密集された無線LAN環境(dense WLAN environment)では、STA及びAPの個数が増えるようになる。したがって、全体フレームのうち、APとSTAとの間の結合のためのプローブ応答フレーム/プローブ要求フレームまたはビーコンフレームのような管理フレームは、一層増加されることができる。密集された無線LAN環境で管理フレームが増加される場合、管理フレームの送信のための過度な無線リソースが使われることができる。
前述したように、密集された無線LAN環境で、CSMA/CAベースのランダムアクセスのために、ランダム番号は、0〜CW−1から選択されることができる。ランダム番号は、スロットタイム毎に減少されることができ、ランダム番号が0になる場合、STAは、無線媒体を介してフレームを送信することができる。もし、ランダムアクセスを介して送信されたフレームに衝突が発生する場合、ランダム番号を選択するためのCWは、2倍増加できる。もし、ランダムアクセスを介してフレームの送信が成功する場合、ランダム番号を選択するためのCWは、最小CWに減少できる。スタジアム(stadium)、講義ホール(lecture hall)、展示場(exhibition hall)のように密集された無線LAN環境では、多くの端末のチャネルアクセス試みによる無線リソース上の混雑(congestion)が発生でき、それによるフレーム間の衝突が発生されることができる。
節電モード(power saving mode)にあるSTAは、ビーコンインターバル間でドーズ状態(doze state)からアウェイク状態(awake state)に切り替えられてチャネルアクセスを実行することができる。このような場合、STAは、ビーコンフレームを受信することができず、チャネルアクセスを実行することもできる。STAがビーコンフレームを介して変更されたEDCAパラメータ(EDCA parameter)を受信することができない場合、STAは、変更されたEDCAパラメータの代りに以前に格納されたEDCAパラメータに基づいてチャネルアクセスを実行するようになる。
ビーコンフレームを介して送信される変更されたEDCAパラメータは、トラフィック負荷(traffic load)が多くなった密集された環境のためのものであり、STAにより使われる以前EDCAパラメータは、チャネル上の混雑を反映できないパラメータである。したがって、STAが以前EDCAパラメータに基づいてチャネルアクセスをする場合、チャネル上でフレーム間の衝突が誘発されることができる。以下、本発明の実施例では、STAにEDCAパラメータに対する情報を送信し、STAが受信したEDCAパラメータに基づいてチャネルアクセスする方法に対して開示する。
図13は、本発明の実施例に係る複数のEDCAパラメータセット設定要素(multiple EDCA parameter set configuration element)を示す概念図である。
図13では、複数のEDCAパラメータセット設定要素は、EDCAパラメータセットに対する情報を送信することができる。複数のEDCAパラメータセット設定要素は、ビーコンフレーム、プローブ応答フレームまたは結合応答フレームを介してSTAに送信されることができる。
複数のEDCAパラメータセット設定要素は、要素ID(element ID)1300、長さ(length)1310、QoS情報(QoS info)1320、全体セット個数及び現在セット情報1330、AC_BEパラメータレコード(parameter record)1340、AC_BKパラメータレコード1350、AC_VIパラメータレコード1360及びAC_VOパラメータレコード1370を含むことができる。AC_BEパラメータレコード1340、AC_BKパラメータレコード1350、AC_VIパラメータレコード1360及びAC_VOパラメータレコード1370は、設定されたEDCAパラメータセットという用語で表現できる。
要素ID1300は、要素フォーマット(element format)の識別子情報を含むことができる。例えば、要素IDは、複数のEDCAパラメータセット設定要素を指示することができる。
長さ1310は、要素フォーマットの長さに対する情報を含むことができる。例えば、長さは、複数のEDCAパラメータセット設定要素の長さを指示することができる。
QoS情報1320は、ACパラメータの変化回数に対する情報を含むことができる。
AC_BEパラメータレコード1340は、アクセスカテゴリがBEである場合、EDCAパラメータ(例えば、AIFSN、CWmin、CWmax)に対する情報を含むことができる。
AC_BKパラメータレコード1350は、アクセスカテゴリがBKである場合、EDCAパラメータに対する情報を含むことができる。
AC_VIパラメータレコード1360は、アクセスカテゴリがVIである場合、EDCAパラメータに対する情報を含むことができる。
AC_VOパラメータレコード1370は、アクセスカテゴリがVOである場合、EDCAパラメータに対する情報を含むことができる。
全体セット個数及び現在セット情報1330は、複数のEDCAパラメータセットの個数に対する情報及び現在チャネルで使われる一つのEDCAパラメータセットに対する情報を含むことができる。以下、本発明の実施例では、一つのEDCAパラメータセットは、複数のアクセスカテゴリの各々に対するEDCAパラメータを含む単位を意味する。本発明の実施例では、複数のEDCAパラメータセットが定義されることができ、このうち一つのEDCAパラメータセットがSTAのチャネルアクセスのために使われることができる。
例えば、全体セット個数及び現在セット情報1330は、下位情報として全体セット個数1380及び現在EDCAパラメータセット指示子1390を含むことができる。全体セット個数1380は、複数のEDCAパラメータセットの個数に対する情報を含み、現在EDCAパラメータセット指示子1390は、現在チャネルで使われる一つのEDCAパラメータセットを指示することができる。
STAがチャネルアクセスのために使用する複数個(N個)のEDCAパラメータセットの各々は、下記のように定義されることができる。
EDCAパラメータセット1は、複数のEDCAパラメータセット設定要素に含まれている設定されたEDCAパラメータセット(AC_BEパラメータレコード、AC_BKパラメータレコード、AC_VIパラメータレコード及びAC_VOパラメータレコード)に基づいて決定されたアクセスカテゴリの各々に対応される第1のEDCAパラメータ(例えば、CWmin、CWmax等)を含むことができる。
EDCAパラメータセット2は、EDCAパラメータセット1の第1のEDCAパラメータに基づいて決定されたアクセスカテゴリの各々に対する第2のEDCAパラメータを含むことができる。例えば、アクセスカテゴリの各々に対する第2のEDCAパラメータのうち、CWminは(EDCAパラメータセット1のCWmin)×2に決定され、CWmaxは(EDCAパラメータセット1のCWmax)×2に決定されることができる。
EDCAパラメータセット3は、EDCAパラメータセット1の第1のEDCAパラメータに基づいて決定されたアクセスカテゴリの各々に対する第3のEDCAパラメータを含むことができる。例えば、アクセスカテゴリの各々に対する第3のEDCAパラメータのうち、CWminは(EDCAパラメータセット1のCWmin)×3に決定され、CWmaxは(EDCAパラメータセット1のCWmax)×3に決定されることができる。
EDCAパラメータセット4は、EDCAパラメータセット1の第1のEDCAパラメータに基づいて決定されたアクセスカテゴリの各々に対する第4のEDCAパラメータを含むことができる。例えば、アクセスカテゴリの各々に対する第4のEDCAパラメータのうち、CWminは(EDCAパラメータセット1のCWmin)×4に決定され、CWmaxは(EDCAパラメータセット1のCWmax)×4に決定されることができる。
即ち、EDCAパラメータセットN(Nは、2以上の自然数)は、EDCAパラメータセット1の第1のEDCAパラメータに基づいて決定されたアクセスカテゴリの各々に対する第NのEDCAパラメータを含むことができる。例えば、各々のACに対して第NのEDCAパラメータのうち、CWminは(EDCAパラメータセット1のCWmin)×Nに決定され、CWmaxは(EDCAパラメータセット1のCWmax)×Nに決定されることができる。
前述した複数のEDCAパラメータセットを決定するための数式は、一つの例示に過ぎず、他の多様な数式に基づいて複数のEDCAパラメータセットの各々が決定されることができる。EDCAパラメータセット1に基づいて全体セットの個数を考慮して少なくとも一つの他のEDCAパラメータセットを決定する方法に対しては、予めSTAとAPとの間で定義されることができる。即ち、STAは、複数のEDCAパラメータセット設定要素に含まれている設定されたEDCAパラメータセット(AC_BEパラメータレコード、AC_BKパラメータレコード、AC_VIパラメータレコード及びAC_VOパラメータレコード)に基づいてEDCAパラメータセット1を取得し、全体EDCAパラメータセットの個数に対する情報を考慮して複数のEDCAパラメータセットを決定することができる。
また、STAは、現在チャネルで使われるEDCAパラメータセットに対する情報に基づいて複数のEDCAパラメータセットのうち、現在チャネルで使われる一つのEDCAパラメータセットを決定することができる。例えば、現在EDCAパラメータセット指示子が2を指示する場合、STAは、現在チャネルでEDCAパラメータセット2に対応される第2のEDCAパラメータを使用してチャネルアクセスできる。
図14は、本発明の実施例に係る複数のEDCAパラメータセット設定要素を示す概念図である。
図14では、複数のEDCAパラメータセット設定要素を介して設定されたEDCAパラメータセット(例えば、AC_BEパラメータレコード、AC_BKパラメータレコード、AC_VIパラメータレコード及びAC_VOパラメータレコード)が送信されない場合にも複数のEDCAパラメータセットを決定する方法に対して開示する。
複数のEDCAパラメータセット設定要素は、下位情報として全体セット個数1400及び現在EDCAパラメータセット指示子1450を含むことができる。複数のEDCAパラメータセット設定要素は、ビーコンフレーム、プローブ応答フレームまたは結合応答フレームを介してSTAに送信されることができる。
複数のEDCAパラメータセットは、デフォルトEDCAパラメータ(aCWmin,aCWmax)に基づいて決定されることができる。以下の表2は、複数のEDCAパラメータセットの各々を決定する方法に対して開示する。
Figure 2016531496
表2を参照すると、複数のEDCAパラメータセットの各々は、複数のEDCAパラメータセット設定要素に含まれている全体セット個数に対する情報を考慮して決定されることができる。例えば、全体セット個数がN個の場合、1、2、…、Nの各々を表2に代入することで、複数のEDCAパラメータセットの各々が決定されることができる。
以下の表3乃至表6は、Nが4の場合、複数のデフォルトEDCAパラメータセットの各々を示す。
Figure 2016531496
表3は、表2でNに1を代入した場合であって、EDCAパラメータセット1の第1のEDCAパラメータを示す。
Figure 2016531496
表4は、表2でNに2を代入した場合であって、EDCAパラメータセット2の第2のEDCAパラメータを示す。
Figure 2016531496
表5は、表2でNに3を代入した場合であって、EDCAパラメータセット3の第3のEDCAパラメータを示す。
Figure 2016531496
表6は、表2でNに4を代入した場合であって、EDCAパラメータセット4の第4のEDCAパラメータを示す。
即ち、EDCAパラメータセットN(Nは、1以上の自然数)は、各々のACに対してデフォルトEDCAパラメータに基づいて決定された第NのEDCAパラメータを含むことができる。例えば、各々のアクセスカテゴリに対して第NのEDCAパラメータセットのうち、CWminは(EDCAパラメータセット1のCWmin)×Nに決定され、CWmaxは(EDCAパラメータセット1のCWmax)×Nに決定されることができる。
表2は、EDCAパラメータセットNを決定するための数式に対する一つの例示に過ぎない。即ち、表2に開示された数式だけでなく、多様な数式に基づき、デフォルトEDCAパラメータに基づいて複数のEDCAパラメータセットの各々が決定されることができる。デフォルトEDCAパラメータセットに基づいて全体セットの個数を考慮して少なくとも一つの他のEDCAパラメータセットを決定する方法に対しては、予めSTAとAPとの間で定義されることができる。即ち、STAは、デフォルトEDCAパラメータに対する情報及び全体EDCAパラメータセットの個数に対する情報を考慮して表2のように予め定義された数式に基づいて複数のEDCAパラメータセットの各々を決定することができる。
また、STAは、現在チャネルで使われるEDCAパラメータセットに対する情報1450に基づいて決定された複数の(N個の)EDCAパラメータセットのうち、現在チャネルで使われるEDCAパラメータを決定することができる。
図15は、本発明の実施例に係る複数のEDCAパラメータセット設定要素を示す概念図である。
図15では、複数のEDCAパラメータセット設定要素を介して送信されたスケーリング要素に基づいて複数のEDCAパラメータセットの各々を決定する方法に対して開示する。図15では、図14のように、複数のEDCAパラメータセット設定要素を介して設定されたEDCAパラメータセット(例えば、AC_BEパラメータレコード、AC_BKパラメータレコード、AC_VIパラメータレコード及びAC_VOパラメータレコード)が送信されない場合を仮定する。
複数のEDCAパラメータセット設定要素は、全体セット個数1500及び現在セット情報1520及びスケーリング要素1540を含むことができる。複数のEDCAパラメータセット設定要素は、ビーコンフレーム、プローブ応答フレームまたは結合応答フレームを介してSTAに送信されることができる。スケーリング要素1540は、複数のEDCAパラメータセットを決定するために使われることができる。例えば、スケーリング要素1540は、複数のEDCAパラメータセットの各々でEDCAパラメータをスケーリングするために使われることができる。スケーリング要素1540が00の場合、スケーリング値が1であり、スケーリング要素1540が01の場合、スケーリング値が2であり、スケーリング要素1540が10の場合、スケーリング値が3であり、スケーリング要素1540が11の場合、スケーリング値が4である。
デフォルトEDCAパラメータ(aCWmin,aCWmax)及びスケーリング要素に基づいて複数のEDCAパラメータセットが決定されることができる。以下の表7は、複数のEDCAパラメータセットを決定する方法に対して開示する。
Figure 2016531496
表7を参照すると、複数のEDCAパラメータセットは、複数のEDCAパラメータセット設定要素に含まれている全体セット個数1500及びスケーリング要素1540のスケーリング値を考慮して決定されることができる。例えば、全体セット個数1500がN個の場合、1、2、…、Nを表7に代入し、スケーリング要素1540を介して送信されたスケーリング値を表7に代入することで、複数のEDCAパラメータセットの各々が決定されることができる。
以下の表8乃至表11は、Nが4であり、スケーリング値が2の場合、複数のEDCAパラメータセットの各々を示す。
Figure 2016531496
表8は、表7でNに1、スケーリング値2を代入した場合であって、EDCAパラメータセット1の第1のEDCAパラメータを示す。
Figure 2016531496
表9は、表7でNに2、スケーリング値2を代入した場合であって、EDCAパラメータセット2の第2のEDCAパラメータを示す。
Figure 2016531496
表10は、表7でNに3、スケーリング値2を代入した場合であって、EDCAパラメータセット3の第3のEDCAパラメータを示す。
Figure 2016531496
表11は、表7でNに4、スケーリング値2を代入した場合であって、EDCAパラメータセット4の第4のEDCAパラメータを示す。
即ち、EDCAパラメータセットN(Nは、1以上の自然数)は、各々のACに対してデフォルトEDCAパラメータに基づいて決定された第NのEDCAパラメータを含むことができる。表7のEDCAパラメータセットNを決定するための数式は、一つの例示に過ぎない。多様な数式に基づいて複数のEDCAパラメータセットの各々が決定されることができる。デフォルトEDCAパラメータに基づいて全体セット個数1500及びスケーリング要素1540を考慮して複数のEDCAパラメータセットを決定する方法に対しては、予めSTAとAPとの間で定義されることができる。即ち、STAは、デフォルトEDCAパラメータに対する情報、全体EDCAパラメータセットの個数に対する情報1500及びスケーリング要素1540を考慮して、表7のように予め定義された数式に基づいて複数のEDCAパラメータセットの各々を決定することができる。
また、STAは、現在チャネルで使われるEDCAパラメータセットに対する情報1520に基づいて複数のEDCAパラメータセットのうち、現在チャネルで使われるEDCAパラメータを決定することができる。
図15で開示された方法は、EDCAパラメータセットを決定するためのスケーリング要素1540を利用する一つの方法であり、他の多様な方法によりEDCAパラメータセットを決定するためのスケーリング要素1540が使われることができる。例えば、図13で前述したように、EDCAパラメータセットN(Nは、2以上の自然数)は、EDCAパラメータセット1の第1のEDCAパラメータに基づいて決定された第NのEDCAパラメータを含み、追加的に、第NのEDCAパラメータは、スケーリング要素を考慮して決定されることができる。例えば、各々のアクセスカテゴリに対して第NのEDCAパラメータのうち、CWminは(EDCAパラメータセット1のCWmin)×N×スケーリング要素に決定され、CWmaxは(EDCAパラメータセット1のCWmax)×N×スケーリング要素に決定されることができる。
STAは、最も最近APから取得した現在EDCAパラメータセット指示子1520に基づいてチャネルアクセスのためのEDCAパラメータセットを決定してチャネルアクセスを実行することができる。デフォルトスケーリング値は、1である。
また、本発明の実施例によると、APは、スケーリング要素及び設定されたEDCAパラメータセットに基づいてチャネルアクセスのために使われるEDCAパラメータセットを決定することもできる。
図16は、本発明の実施例に係る複数のEDCAパラメータセット設定要素を示す概念図である。
図16では、スケーリング要素1600及び設定されたEDCAパラメータセットに基づいて複数のEDCAパラメータセットを決定する方法に対して開示する。
図16を参照すると、STAがチャネルアクセスのために使用するEDCAパラメータは、設定されたEDCAパラメータセットのEDCAパラメータにスケーリング要素1600を適用して決定されることができる。例えば、STAが使用するAC_BEのEDCAパラメータは、設定されたEDCAパラメータセットのAC_BEのaCWmin、aCWmaxにスケーリング要素1600をかけた値であるaCWmin×スケーリング要素、aCWmax×スケーリング要素である。
設定されたEDCAパラメータセットの特定ACに対するCWminとCWmaxの値がCWmin=a、CWmax=zであり、スケーリング要素1600がkの場合、STAによりチャネルアクセスのために使われるEDCAパラメータセットの特定ACに対するEDCAパラメータは、CWmin=a×k、CWmax=z×kである。
即ち、STAは、設定されたEDCAパラメータセット及びスケーリング要素に基づいてチャネルアクセスのために使用する一つのEDCAパラメータセットを決定することができる。
前述したように、節電モードで動作するSTAがドーズ状態からアウェイク状態に切り替える場合を仮定することができる。APがビーコンフレームを介して変化されたEDCAパラメータに対する情報を送信してビーコンインターバル間でアウェイク状態に切り替えたSTAは、ビーコンフレームを即時受信することができない。即ち、STAが変化されたEDCAパラメータセットを送信するビーコンフレームを受信することができず、ドーズ状態からアウェイク状態に切り替えられる場合、STAは、現在チャネル状況に合うように変更されたEDCAパラメータに基づいてチャネルアクセスを実行することができない。
本発明の実施例によると、STAのビーコンフレームの受信前に変更されたEDCAパラメータに対する情報の受信のために、APは、ビーコンインターバル内で短い周期に変更されたEDCAパラメータに対する情報(例えば、複数のEDCAパラメータセットの個数、EDCAパラメータセット指示子及びEDCAスケーリング要素のうち少なくとも一つ)をSTAに送信することができる。以下、変更されたEDCAパラメータセットを決定するための情報をEDCAパラメータセット決定情報という用語で表現する。
STAは、ビーコンインターバル内で短い周期にEDCAパラメータセット決定情報を送信するために多様な情報単位を使用することができる。例えば、NDP(null data packet)のようなデータフィールドを含まないデータ単位を介してビーコンインターバル内で短い周期にEDCAパラメータセット決定情報がSTAに送信されることができる。NDPフォーマットでない他の多様なPPDUまたはフレームを介してEDCAパラメータセット決定情報が送信されることもできる。ビーコンインターバル内で短い周期にEDCAパラメータセット決定情報を送信するためのフレームは、チャネルアクセスパラメータフレームという用語で表現されることもできる。
図17は、本発明の実施例に係るSTAのEDCAパラメータ情報を受信する方法を示す概念図である。
図17を参照すると、ドーズ状態のSTAがビーコンインターバル中間にアウェイク状態に切り替えた場合、CCAベースのチャネルモニタリングを実行することでチャネルを介してフレームを受信することができる。STAは、ビーコンフレーム1700の受信前にEDCAパラメータセット決定情報を含むチャネルアクセスパラメータフレームであるNDP1750を受信することができる。もちろん、ビーコンインターバル中間にアウェイク状態に切り替えたSTAだけでなく、アウェイク状態のSTAも、ビーコンインターバル中間にEDCAパラメータセット決定情報を含むNDP1750を受信することもできる。
STAがNDP1750を受信する場合、EDCAパラメータセット決定情報に基づいてチャネルアクセスのために使用するEDCAパラメータセットを決定することができる。STAは、決定されたEDCAパラメータセットに含まれているEDCAパラメータに基づいてチャネルアクセスをすることができる。STAがチャネルアクセスのために使用するEDCAパラメータをEDCAパラメータという用語で表現できる。
EDCAパラメータセット決定情報を含むNDP1750は、ビーコンインターバル内に少なくとも一回以上送信されることができる。このようなEDCAパラメータセット情報は、EDCAパラメータが変更された場合、一定の期間中に特定の周期で送信されることもある。また、EDCAパラメータセット情報は、EDCAパラメータが変更されない場合、送信されないこともある。このような場合、STAは、EDCAパラメータセット情報を受信するために、一定期間中にチャネルをモニタリングし、EDCAパラメータセット情報を含むチャネルアクセスパラメータフレームが送信されない場合、以前に決定された(または、格納された)EDCAパラメータに基づいてチャネルアクセスを実行することができる。STAがEDCAパラメータセット情報を受信するためにチャネルをモニタリングする期間は、EDCAパラメータセット情報が送信される周期に基づいて決定されることができる。
図18は、本発明の実施例に係るEDCAパラメータ情報を伝達するためのNDPを示す概念図である。
図18では、チャネルアクセスパラメータフレームとしてNDPに対して開示する。
図18を参照すると、NDPのSIG1800は、EDCAパラメータセット決定情報1850を含むことができる。
前述したように、NDPに基づいているEDCAパラメータセット決定情報1850の送信は、EDCAパラメータセット決定情報1850の変化がある場合、実行されることもある。もし、EDCAパラメータセット決定情報1850が変化されない場合、NDPを介したEDCAパラメータセット決定情報1850の送信が実行されないこともある。
図19は、本発明の実施例に係るSTAのEDCAパラメータセット決定情報を受信する方法を示す概念図である。
図19では、STAによるEDCAパラメータセット情報の要求に基づいてSTAがAPからEDCAパラメータセット情報を受信する方法に対して開示する。
ドーズ状態からアウェイク状態に切り替えたSTAは、1番目のアップリンクフレーム(例えば、PS−Pollフレーム)1920を送信する時、アップリンクフレームに基づいてAPにEDCAパラメータセットを要求することができる。STAがアウェイク状態に切り替えた後、ビーコンフレーム1900またはNDPフレームを介してEDCAパラメータセット決定情報を受信することができない場合にのみ、STAの1番目のアップリンクフレーム1920を介したEDCAパラメータセットの要求が実行されることもできる。
例えば、STAは、アップリンクフレーム1920にEDCA要求要素(EDCA request element)を含んで送信できる。EDCA要求要素は、APにEDCAパラメータセット決定情報を要求するための指示子である。APがEDCA要求要素を含むアップリンクフレーム1920を受信した場合、APは、EDCAパラメータセット決定情報を含むアップリンクフレーム1920に対する応答(例えば、ACKフレーム1950)をSTAに送信することができる。ACKフレームがチャネルアクセスパラメータフレームとして使われることができる。
図20は、本発明の実施例に係るSTAのEDCAパラメータ情報受信方法を示す概念図である。
図20では、STAによるEDCAパラメータセット情報の要求無しでSTAがAPからEDCAパラメータセット情報を受信する方法に対して開示する。
ドーズ状態からアウェイク状態に切り替えたSTAは、1番目のアップリンクフレーム(例えば、PS−Pollフレーム)2020を送信することができる。APは、1番目のアップリンクフレーム2020に対する応答としてEDCAパラメータセット決定情報を含む応答フレーム(例えば、ACKフレーム)2050をSTAに送信することができる。
本発明の実施例に係るSTAのEDCAパラメータセット決定情報は、ACK、NDPACK、TACK、STACKなどのような既存の応答フレームや新しく定義された応答フレームを介して伝達されることができる。または、EDCAパラメータセット決定情報は、データフレーム、管理フレーム、制御フレームを介してAPからSTAに送信されることもできる。即ち、既存の応答フレームだけでなく、新しく定義された応答フレームがチャネルアクセスパラメータフレームとして使われることができる。
以下、ACKフレーム2050を介してEDCAパラメータセット決定情報を送信する方法に対して例示的に開示する。APは、STAにより送信されたフレームに対する応答フレームとしてACKフレーム2050を送信することができる。ACKフレーム2050の追加断片化ビット(more fragments bit)が1に設定される場合(0は、既存の値)、以下の表12のように応答フレームのデュレーションフィールド(duration field)は、EDCAパラメータセット情報を含むことができる。追加断片化ビットは、一つの例に過ぎず、他のフィールド(例えば、retry==1)がEDCAパラメータセット情報を伝達するために使われることもできる。
Figure 2016531496
ビット14が0、ビット15が1の場合、ビット0〜13における値1〜4は、EDCAパラメータセット決定情報を送信するために使われることができる。即ち、既存のACKフレームのフィールドに基づいてEDCAパラメータセット決定情報を送信することができる。
図21は、本発明の実施例に係るEDCAパラメータセット決定情報を送信するための応答フレームを示す概念図である。
図21では、EDCAパラメータセット決定情報が既存のフィールドを介して明示的または暗示的に送信されずに別途のフィールドを介して明示的に送信される方法に対して開示する。
図21を参照すると、ACKフレームのような応答フレームにはEDCAパラメータセット決定フィールドが別途のフィールドとして含まれることができる。EDCAパラメータセット決定フィールドは、現在チャネルで使われるEDCAパラメータセットを決定するための情報(例えば、EDCAパラメータセット指示子及びEDCAスケーリング要素のうち少なくとも一つ)を含むことができる。
図22は、本発明の実施例が適用されることができる無線装置を示すブロック図である。
図22を参照すると、無線装置は、前述した実施例を具現することができるSTAであり、AP2200または非AP STA(non−AP station) 2250である。
AP 2200は、プロセッサ2210、メモリ2220及びRF部(radio frequency unit)1630を含む。
RF部2230は、プロセッサ2210と連結して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ2210は、本発明で提案された機能、過程及び/または方法を具現する。例えば、プロセッサ1610は、前述した本発明の実施例に係る無線装置の動作を実行するように具現されることができる。
例えば、プロセッサ2210は、ビーコンインターバル間でチャネルアクセスパラメータフレームを送信することができる。チャネルアクセスパラメータフレームは、EDCAセット決定情報を含むことができる。
STA 2250は、プロセッサ2260、メモリ1670及びRF部(radio frequency unit) 2280を含む。
RF部2280は、プロセッサ2260と連結して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ2260は、本発明で提案された機能、過程及び/または方法を具現する。例えば、プロセッサ2260は、前述した本発明の実施例に係る無線装置の動作を実行するように具現されることができる。
例えば、プロセッサ2260は、節電モードで動作時、ビーコンインターバル間でドーズ状態からアウェイク状態に切り替え、アウェイク状態に切り替えられた後、チャネルアクセスパラメータフレームをモニタリングし、APからチャネルアクセスパラメータフレームを受信することができる。チャネルアクセスパラメータフレームは、EDCAセット決定情報を含むことができる。また、プロセッサ2260は、EDCAセット決定情報に基づいて決定されたチャネルアクセスEDCAパラメータを使用してチャネルアクセスするように具現されることができる。このとき、チャネルアクセスパラメータフレームは、ビーコンインターバル間で少なくとも一回送信されることができる。EDCAセット決定情報は、EDCAパラメータセット指示子及びスケーリング要素を含み、EDCAパラメータセット指示子は、複数のEDCAパラメータセットのうち、チャネルアクセスのために使用する一つのEDCAパラメータセットを指示する情報を含むことができる。また、一つのEDCAパラメータセットは、複数のアクセスカテゴリの各々に対するEDCAパラメータを含み、スケーリング要素は、前記EDCAパラメータを決定するためのスケーリング値に対する情報を含むことができる。チャネルアクセスEDCAパラメータは、EDCAパラメータのうち、一つのアクセスカテゴリに対するEDCAパラメータ情報である。
プロセッサ2210, 2260は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置及び/またはベースバンド信号及び無線信号を相互変換する変換器を含むことができる。メモリ2220, 2270は、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。RF部2230, 2280は、無線信号を送信及び/または受信する一つ以上のアンテナを含むことができる。
実施例がソフトウェアで具現される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリ2220, 2270に格納され、プロセッサ2210, 2260により実行されることができる。メモリ2220, 2270は、プロセッサ2210, 2260の内部または外部にあり、よく知られた多様な手段によりプロセッサ2210, 2260と連結されることができる。

Claims (10)

  1. STA(station)のチャネルアクセス方法において、
    節電モード(power saving mode)で動作する前記STAがビーコンインターバル間でドーズ状態(doze state)からアウェイク状態(awake state)に切り替える(switch)ステップ;
    前記STAが前記アウェイク状態に切り替えられた後、チャネルアクセスパラメータフレームをモニタリングするステップ;
    前記STAがAPから前記チャネルアクセスパラメータフレームを受信し、前記チャネルアクセスパラメータフレームは、EDCA(enhanced distributed channel access)セット決定情報を含む、ステップ;及び、
    前記STAが前記EDCAセット決定情報に基づいて決定されたチャネルアクセスEDCAパラメータを使用してチャネルアクセスするステップ;を含み、
    前記チャネルアクセスパラメータフレームは、前記ビーコンインターバル間で少なくとも一回送信される方法。
  2. 前記EDCAセット決定情報は、EDCAパラメータセット指示子及びスケーリング要素を含み、
    前記EDCAパラメータセット指示子は、複数のEDCAパラメータセットのうち前記チャネルアクセスのために使用する一つのEDCAパラメータセットを指示する情報を含み、
    前記一つのEDCAパラメータセットは、複数のアクセスカテゴリの各々に対するEDCAパラメータを含み、
    前記スケーリング要素は、前記EDCAパラメータを決定するためのスケーリング値に対する情報を含み、
    前記チャネルアクセスEDCAパラメータは、前記EDCAパラメータのうち、一つのアクセスカテゴリに対するEDCAパラメータ情報であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記EDCAセット決定情報は、前記複数のEDCAパラメータセットの個数に対する情報をさらに含み、
    前記複数のEDCAパラメータセットの各々は、前記複数のEDCAパラメータに対する情報及び前記スケーリング要素のうち少なくとも一つを考慮して決定されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記チャネルアクセスパラメータフレームは、前記ビーコンインターバル間で前記EDCAパラメータが変化された場合、送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記STAは、前記チャネルアクセスパラメータフレームの送信周期を考慮して前記送信周期の間にモニタリングした結果、前記チャネルアクセスパラメータフレームを受信することができない場合、既存のEDCAパラメータに基づいて前記チャネルアクセスを実行することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. チャネルアクセスを実行するSTA(station)において、前記STAは、
    無線信号を送信及び受信するために具現されたRF(radio frequency)部;及び、
    前記RF部と選択的に連結されるプロセッサ;を含み、前記プロセッサは、
    節電モード(power saving mode)で動作時、ビーコンインターバル間でドーズ状態(doze state)からアウェイク状態(awake state)に切り替え(switch)、
    前記アウェイク状態に切り替えられた後、チャネルアクセスパラメータフレームをモニタリングし、
    APから前記チャネルアクセスパラメータフレームを受信し、前記チャネルアクセスパラメータフレームは、EDCA(enhanced distributed channel access)セット決定情報を含み、
    前記EDCAセット決定情報に基づいて決定されたチャネルアクセスEDCAパラメータを使用してチャネルアクセスするように具現され、
    前記チャネルアクセスパラメータフレームは、前記ビーコンインターバル間で少なくとも一回送信されるSTA。
  7. 前記EDCAセット決定情報は、EDCAパラメータセット指示子及びスケーリング要素を含み、
    前記EDCAパラメータセット指示子は、複数のEDCAパラメータセットのうち前記チャネルアクセスのために使用する一つのEDCAパラメータセットを指示する情報を含み、
    前記一つのEDCAパラメータセットは、複数のアクセスカテゴリの各々に対するEDCAパラメータを含み、
    前記スケーリング要素は、前記EDCAパラメータを決定するためのスケーリング値に対する情報を含み、
    前記チャネルアクセスEDCAパラメータは、前記EDCAパラメータのうち、一つのアクセスカテゴリに対するEDCAパラメータ情報であることを特徴とする請求項6に記載のSTA。
  8. 前記EDCAセット決定情報は、前記複数のEDCAパラメータセットの個数に対する情報をさらに含み、
    前記複数のEDCAパラメータセットの各々は、前記複数のEDCAパラメータに対する情報及び前記スケーリング要素のうち少なくとも一つを考慮して決定されることを特徴とする請求項7に記載のSTA。
  9. 前記チャネルアクセスパラメータフレームは、前記ビーコンインターバル間で前記EDCAパラメータが変化された場合、送信されることを特徴とする請求項6に記載のSTA。
  10. 前記プロセッサは、前記チャネルアクセスパラメータフレームの送信周期を考慮して前記送信周期の間にモニタリングした結果、前記チャネルアクセスパラメータフレームを受信することができない場合、既存のEDCAパラメータに基づいて前記チャネルアクセスを実行するように具現される請求項9に記載のSTA。
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