JP2016528366A5

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Publication number: JP2016528366A5
Application number: JP2016535417A
Authority: JP
Filing date: 2014-08-12
Publication date: 2017-09-28
Anticipated expiration: 2034-08-12

Claims

硬質ポリウレタンフォーム又は硬質ポリイソシアヌレートフォームの製造方法であって、前記方法が、
Ａ）少なくとも１種のポリイソシアネートと、
Ｂ）少なくとも１種の脂肪酸変性ポリエーテルポリオールと、
Ｃ）少なくとも１種のポリオールスターターとアルキレンオキシドとの反応により製造された少なくとも１種のポリエーテルポリオールと、
Ｄ）場合により、成分Ｂ）及び成分Ｃ）以外の１種以上の他のポリオールと、成分Ｄ）の重量質量と成分Ｂ）及び成分Ｃ）の重量質量の合計との比が０〜１の範囲であり、
Ｅ）場合により、１種以上の難燃剤と、
Ｆ）１種以上の発泡剤と、
Ｇ）１種以上の触媒と、
Ｈ）場合により、他の助剤及び／又は混合剤と、
の反応を含み、
前記成分Ｂ）が、２．５〜８の官能性を有し、少なくとも１種の
Ｂ１）１５質量％〜６３質量％の、２．５〜８の平均官能性を有する１種以上のポリオール又はポリアミンと、
Ｂ２）２質量％〜３０質量％の１種以上の脂肪酸及び／又は脂肪酸モノエステルと、
Ｂ３）３５質量％〜８３質量％の、２個〜４個の炭素原子を有する１種以上のアルキレンオキシドと、の反応生成物を含み、
全てが、合計１００質量％となる成分Ｂ１）〜Ｂ３）の総質量に基づき、
成分Ｃ）の前記少なくとも１種のポリオールが、２又は３のＯＨ官能性を有する化合物から選択され、エチレンオキシドの重量質量が、成分Ｃ）中のアルキレンオキシドの総質量の９０質量％以上を含むことを特徴とする方法。
成分Ｃ）において、芳香族アミンがスターターとして使用されない請求項１に記載の方法。
成分Ｃ）中のアルキレンオキシドとしてエチレンオキシドのみ用いられる請求項１に記載の方法。
成分Ｃ）の前記少なくとも１種のスターターが、エチレングリコール及びグリセロールから選択される請求項１に記載の方法。
成分Ｄ）が使用されない請求項１から４のいずれか一項に記載の方法。
成分Ｂ１）のポリオール又はポリアミンが、糖類、ペンタリトリトール、ソルビトール、トリメチロールプロパン、グリセロール、トリレンジアミン、エチレンジアミン、エチレングリコール、プロピレングリコール及び水からなる群から選択される請求項１から５のいずれか一項に記載の方法。
前記成分Ｂ１）が、グリセロールとスクロースとの混合物を含む請求項１から６のいずれか一項に記載の方法。
前記成分Ｂ２）が、オレイン酸又はオレイン酸誘導体を含む請求項１から７のいずれか一項に記載の方法。
成分Ｂ３）の前記アルキレンオキシドがプロピレンオキシドである請求項１から８のいずれか一項に記載の方法。
前記成分Ｂ）が２００ｍｇＫＯＨ／ｇ〜７００ｍｇＫＯＨ／ｇのＯＨ価を有する請求項１から９のいずれか一項に記載の方法。
成分Ｂ）が、アミン系のアルコキシル化触媒を使用して製造される請求項１から１０のいずれか一項に記載の方法。
成分Ｅ）がトリス（２−クロロプロピル）リン酸塩（ＴＣＰＰ）である請求項１から１１のいずれか一項に記載の方法。
成分Ｇ）が、酢酸カリウムとビス（２−ジメチルアミノエチル）エーテルとの混合物である請求項１から１２のいずれか一項に記載の方法。
それぞれが請求項１から１３に定義されるような前記成分Ｂ）、Ｃ）、並びに、場合により、Ｄ）、Ｅ）、Ｆ）、Ｇ）及びＨ）を含むポリオール混合物。
２０質量％〜９０質量％の脂肪酸変性ポリエーテルポリオールＢ）、
１質量％〜６０質量％のポリエーテルポリオールＣ）、
０質量％〜３５質量％のポリオールＤ）、成分Ｄ）の重量質量と成分Ｂ)及びＣ）の重量質量の合計との比が０〜１の範囲であり、
１質量％〜３０質量％の難燃剤Ｅ）、
０．００１質量％〜１５質量％の触媒Ｇ）、
０．０１質量％〜１０質量％の助剤及び／又は混合剤Ｈ）、及び、
場合により、１質量％〜３５質量％の発泡剤Ｆ）、を含み、
全てが成分Ｂ）〜Ｈ）の総質量に基づき、質量％の合計が１００質量％となる請求項１４に記載のポリオール混合物。