JP2016525717A - 光学レンズをエッチングする方法及びそのための機械 - Google Patents

光学レンズをエッチングする方法及びそのための機械 Download PDF

Info

Publication number
JP2016525717A
JP2016525717A JP2016528568A JP2016528568A JP2016525717A JP 2016525717 A JP2016525717 A JP 2016525717A JP 2016528568 A JP2016528568 A JP 2016528568A JP 2016528568 A JP2016528568 A JP 2016528568A JP 2016525717 A JP2016525717 A JP 2016525717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
optical lens
trimming
tool
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016528568A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6538678B2 (ja
Inventor
ルメール セドリック
ルメール セドリック
Original Assignee
エシロル アンテルナショナル(コンパーニュ ジェネラル ドプテーク)
エシロル アンテルナショナル(コンパーニュ ジェネラル ドプテーク)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エシロル アンテルナショナル(コンパーニュ ジェネラル ドプテーク), エシロル アンテルナショナル(コンパーニュ ジェネラル ドプテーク) filed Critical エシロル アンテルナショナル(コンパーニュ ジェネラル ドプテーク)
Publication of JP2016525717A publication Critical patent/JP2016525717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6538678B2 publication Critical patent/JP6538678B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D3/00Cutting work characterised by the nature of the cut made; Apparatus therefor
    • B26D3/08Making a superficial cut in the surface of the work without removal of material, e.g. scoring, incising
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B13/00Machines or devices designed for grinding or polishing optical surfaces on lenses or surfaces of similar shape on other work; Accessories therefor
    • B24B13/04Machines or devices designed for grinding or polishing optical surfaces on lenses or surfaces of similar shape on other work; Accessories therefor grinding of lenses involving grinding wheels controlled by gearing
    • B24B13/046Machines or devices designed for grinding or polishing optical surfaces on lenses or surfaces of similar shape on other work; Accessories therefor grinding of lenses involving grinding wheels controlled by gearing using a pointed tool or scraper-like tool
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B47/00Drives or gearings; Equipment therefor
    • B24B47/22Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation
    • B24B47/225Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation for bevelling optical work, e.g. lenses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/08Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
    • B24B9/14Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2215/00Details of workpieces
    • B23B2215/40Spectacles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2215/00Details of workpieces
    • B23C2215/40Spectacles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/14Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by boring or drilling
    • B28D1/143Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by boring or drilling lens-drilling machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Viewfinders (AREA)

Abstract

本発明は、トリミングマシンにより光学レンズを機械加工する方法であって、前記光学レンズをロックするステップと、光学レンズの光学面の形状特性を取得するステップと、光学レンズをトリミングするための命令を生成するステップと、光学レンズを所望の輪郭に沿ってトリミングするステップとを含む方法に関する。本発明はまた、以下のステップ、すなわち、取得した形状特性に応じて光学レンズをエッチングするための命令を生成するステップと、前記光学レンズを前記所望の輪郭の内側に配置された線に沿ってエッチングするステップであって、その間に前記トリミングマシンの先端の尖ったエッチングツール(280)が前記エッチング命令に従って、その先端(284)が前記光学面に当たって連続的にスライドし、前記線に沿って前記光学面に刻印する方法で制御される、ステップとに関する。【選択図】図2

Description

本発明は一般に、光学レンズの製造に関する。
本発明は、より詳しくは、トリミングマシンにより光学レンズを機械加工する方法であって、
− 前記光学レンズを前記トリミングマシンの固定手段上に固定するステップと、
− 光学レンズの光学面のうちの少なくとも一方の形状に関する幾何学特性を取得するステップと、
− 取得した幾何学特性に応じて、光学レンズのためのトリミング命令を規定するステップと、
− 光学レンズを所望の輪郭の周囲でトリミングするステップであって、その間にトリミングマシンのトリミングツールが前記トリミング命令に従って前記固定手段に対して駆動される、ステップと
を含む方法に関する。
本発明は、装飾的エッチング(星、動物などのパターン)、又は技術的エッチング(光学レンズの交換予定日、眼鏡の所有者の詳細、光学レンズの製造番号などのパターン)の生成に特に有利に応用可能である。
本発明はまた、光学レンズをトリミングするための機械であって、
− 光学レンズを固定する手段と、
− 前記固定手段の中で固定された光学レンズの光学面のうちの少なくとも一方の形状に関する幾何学特性を取得する第一の取得手段と、
− 光学レンズのためのトリミング命令を取得する第二の取得手段と、
− 光学レンズのトリミングに適したトリミングツールと、
− 前記トリミングツールを前記固定手段に対して、前記トリミング命令に従って駆動するのに適した駆動手段と
を含む機械にも関する。
光学レンズ、及び特に矯正用眼鏡レンズの製造工程には、特に高いレベルの注意及び精度が要求される。これは一般に4つの主なステップを含む。第一に、ウェハブランク又はプリフォームとも呼ばれる半仕上げレンズが、レンズのベース基板を形成するために選択されたプラスチック又は鉱物材料を成形することによって得られる。第二に、成形された半仕上げレンズが、その2つの光学面の一方及び/又は他方において、処方された幾何学モデルと矯正内容に適合するように表面加工される。第三に、この完成レンズに、例えば疎水性処理、防傷処理、反射防止処理などの各種の処理が施される。最後に、第四に、レンズは選択された眼鏡フレームに固定できるようにトリミングされ、仕上げられる。
精度に対する高い要求により、これらの動作は同じ数の特定の作業ステーションに関連する複数のサブステップに細分される。
第四の動作中、トリミングはそれゆえ、それ以前の動作中に使用された機械とは別のトリミングマシンで実行される。
このトリミングの前又は後に、レンズをエッチングして、その上に特定のマーキングを刻印するステップを実行できる。この目的のために、一般に、前記トリミングマシンとは別の特定のエッチングマシンが使用される。
それゆえ、マイクロインパクトマシン又はレーザを利用する機械を使って、光学レンズの縁辺上に、又は光学面のうちの一方にエッチングを行うことが知られている。このような機械は非常に高価であるため、このようなエッチングを行うと、一般にコストが高くなる。
さらに、一般にはこのような機械は専門化された作業所にしかなく、したがって、完成レンズをそこに送る必要があり、それがレンズの製造時間を長引かせる。
先行技術の上記の欠点を改善するために、本発明は上記のようなエッチングを、より低コストで、はるかに短時間で行う新規な方法及びそのための新規な機械を提案する。
より具体的には、本発明は、冒頭で定義したような方法を提案し、その中では、
− 光学レンズの前記光学面のためのエッチング命令を、取得した幾何学特性に応じて規定するステップと、
− 光学レンズの前記光学面を、前記所望の輪郭の内側にある線に沿ってエッチングするステップであって、その間に前記トリミングマシンの鋭利なエッチングツールが前記固定手段に対して、前記エッチング命令に従い、その先端が前記光学面上で連続的にスライドして前記線に沿って前記光学面にスクラッチ痕跡を付けるように駆動される、ステップと
が提供される。
それゆえ、本発明により、エッチングツールはトリミングマシンの上に直接取り付けられる。その後、このツールをレンズ上で駆動することを可能にする各種の可動性が、トリミングマシンの既存の可動性を利用することによって得られる。すると、レンズのエッチングコストは大幅に削減される。
レンズをエッチングするためにトリミングマシンを使用することにより、眼鏡士がレンズを専門の作業所に送られなければならないという状況を回避することが可能となり、それによってレンズの製造時間が短縮される。さらに、これによって眼鏡士は、エッチングパターンを調整又は変更したい場合に、より大きな自由度が得られ、それは、自分でトリミングマシンと情報のやり取りをリアルタイムで行うことができるからである。
本発明による方法のその他の有利且つ非限定的な特徴は次のとおりである。
− エッチングステップ中、前記エッチングツールは前記固定手段に対して、前記エッチングツールが前記光学面上にスクラッチ痕跡を付けるような方法で駆動され、前記スクラッチ痕跡の幅及び深さは0.005〜0.5ミリメートルである。
− 前記先端が回転軸を有するため、エッチングステップから始まり、前記エッチングツールは前記固定手段に対して、前記回転軸が、前記光学面に対して接線方向であり、且つ前記先端と前記光学面との間の初期接触点を通過する平面に対して垂直に位置付けられるような方法で駆動される。
− 前記先端が回転軸を有するため、エッチングステップ中、前記エッチングツールは前記固定手段に対して、前記回転軸が、前記光学面に対して接線方向であり、且つ前記先端と前記光学面との間の接触点を通過する平面に全体として垂直(10度以内)のままとなるような方法で駆動される。
− 前記トリミングマシンが筐体を有し、筐体に対して前記固定手段が第一の旋回可動性で旋回するように取り付けられ、且つ筐体に対して仕上げアームが他の2つの旋回可動性で旋回するように取り付けられ、仕上げアームは前記エッチングツールを担持するため、エッチングステップ中、前記エッチングツールは前記仕上げアームに対する回転に関して固定されたままである。
− 前記エッチングツールには、エッチングツールが光学レンズにかける力に関する応力を測定するのに適したひずみゲージが備えられているため、エッチングステップ中、前記応力が取得され、且つ前記エッチングツールは前記固定手段に対して、取得された応力に応じて駆動される。
− 前記エッチングツールは、外筒であって、前記先端のためのマウントが並進移動できるようにその中に取り付けられる外筒と、また、前記マウントを外筒から出た位置に戻すための戻し手段とを含むため、エッチングステップ中、前記エッチングツールは前記固定手段に対して、前記先端が理論的に光学レンズ内に少なくとも光学レンズの材料に応じて決定された設定深さまで押し込まれるような方法で駆動される。
− エッチング命令を規定するステップ中、少なくとも1つの干渉領域の形状及び位置を取得する動作であって、この干渉領域が、少なくとも前記光学面と前記固定手段との間の接触領域を含む、動作と、各干渉領域の形状及び位置を考慮に入れて、所望の輪郭の内側に、適当な領域であって、その中で線をエッチングできる少なくとも1つの適当な領域を特定する動作とが提供される。
− エッチング命令を規定するステップ中、前記適当な領域の内側に前記線を位置付ける自動動作が提供される。
− エッチング命令を規定するステップ中、所望の輪郭の内側に前記線を位置付ける手動動作が提供される。
− 光学レンズの前記光学面が表面コーティングを有するため、前記線は前記光学面の耳側又は鼻側領域の中にあり、且つコーティングを有さない表面部分を形成する。
− 取得されたスクラッチ痕跡に着色する後続のステップが提供され、その間に、前記トリミングマシンのマーカが前記固定手段に対して、前記スクラッチ痕跡の内側でスライドするような方法で駆動される。
− 前記線は前記光学レンズのための追跡コードを形成する。
本発明はまた、冒頭で定義されたトリミングマシンも提案し、前記光学レンズの前記光学面に刻印するのに適した研削先端を含むエッチングツールが提供され、前記第二の取得手段は、光学レンズの前記光学面のためのエッチング命令を取得するように意図され、前記駆動手段は、前記エッチングツールを前記固定手段に対して、前記エッチング命令に従い、前記先端が前記光学面上でスライドして前記光学面にスクラッチ痕跡を付けるような方法で駆動するように意図される。
本発明によるトリミングマシンのその他の有利且つ非限定的な特徴は、以下のとおりである。
− 前記エッチングツールは非研削性マウントを含み、その端に前記先端が固定され、非研削性マウントは、前記先端の材料とは異なる材料で作製され、前記先端は5ミリメートル未満の長さに沿って延びる。
− 筐体が提供され、筐体に対して前記固定手段が第一の旋回可動性で旋回するように取り付けられ、且つ筐体に対して仕上げアームが他の2つの旋回可動性で旋回するように取り付けられ、仕上げアームは前記エッチングツールを担持する。
− 仕上げアームは、以下に列挙するもの、すなわち小型研磨ホイール、小型面取りホイール、フライス、ドリルビットから選択される少なくとも1つの他のツールを担持する。
− エッチングツールのためのマウントは、仕上げアームに、回転に関して固定されるように取り付けられる。
− 仕上げアームはドリルビットのためのロータリチャックを担持し、エッチングツールのためのマウントは、前記ロータリチャックに取り外し可能に取り付けられた把持部を有する。
− 第一の取得手段は少なくとも1つのセンサを含み、センサは光学レンズの前記光学面と接触するように意図され、他の並進可動性で前記筐体に対して並進移動するように取り付けられ、及びマーカを担持する。
− 第一の取得手段は少なくとも1つのセンサを含み、センサは光学レンズの前記光学面と接触するように意図され、他の並進移動可動性で前記筐体に対して並進移動するように取り付けられ、及び前記エッチングツールを担持する。
− 前記エッチングツールには、エッチングツールが光学レンズにかける力に関する応力を測定するのに適したひずみゲージが備えられている。
− エッチングツールのためのマウントは、外筒の中で並進移動できるように取り付けられ、前記マウントを外筒の外に出た位置に戻すための戻し手段が提供される。
非限定的な例として提供される、添付の図面に関する以下の説明は、本発明の本質及びそれをどのように実現できるかを理解しやすくする。
特に仕上げアームを含む、本発明によるトリミングマシンの概略斜視図である。 エッチングツールを担持する、図1の中の仕上げアームの詳細図である。 図2の中の仕上げアームの変化形態の詳細図である。 図2の中のエッチングツールの断面図である。 図2の中のエッチングツールのバネに加えられる応力の、このバネに対してなされる移動に応じた変化を示すグラフである。 図1の中のトリミングマシンのセンサの概略図である。 眼鏡レンズのうち、機械加工によりエッチングされてはならない領域を示す図である。 様々なエッチングパターンを有する眼鏡用レンズの正面図である。 様々なエッチングパターンを有する眼鏡用レンズの正面図である。 様々なエッチングパターンを有する眼鏡用レンズの正面図である。 様々なエッチングパターンを有する眼鏡用レンズの正面図である。 様々なエッチングパターンを有する眼鏡用レンズの正面図である。
光学レンズの製造中の反復的な動作は、これらのレンズにパターンをエッチングするステップである。これらは美的パターンでも、技術的パターンでもよい。
図1は、あらゆる種類の光学レンズ(対物レンズ、太陽レンズなど)、特に眼鏡レンズにこのエッチング動作を実行するためのトリミング装置を示す。
このようなトリミング装置は一般に、眼鏡士の作業所にあり、眼鏡士が1対の眼鏡レンズを装用予定者が選択したフレームに嵌め込むことができる。
この嵌め込み動作は、4つの主な動作、
− それに沿って各眼鏡レンズをトリミングするべき所望の輪郭の取得、
− 所望の輪郭の、対応するレンズの座標系内でのセンタリングであって、各レンズがフレーム内で、装用者の目の瞳に関して適正にセンタリングされ、前記レンズがその設計目的である光学機能を適正に実行できるように占有する位置を決定すること、
− 各レンズの固定であって、各レンズに、機械加工装置がレンズを保持し、このレンズの座標系の位置を記憶することを可能にする固定用付属部品を固定すること、
− 各レンズのトリミングであって、規定されたセンタリングパラメータを考慮してそれを所望の輪郭の周囲で機械加工又は切削すること
に細分される。
図6は、眼鏡レンズ1の、トリミングされる予定の部分の断面図を示す。
このような眼鏡レンズ1は、前方光学面11及び後方光学面12と、後に眼鏡レンズ1を選択された眼鏡フレームに固定できるように所望の輪郭の形状にされる予定の、当所は円形の縁13を有する。
図8は、所望の輪郭形状2の特定の例を示す。
このような眼鏡レンズ1は、例えば有機材料、ポリカーボネート、Trivex(登録商標)、Tribrid(登録商標)などのいずれの種類の材料の基板を含むこともできる。その基板は好ましくは、例えば反射防止コーティング、曇り防止コーティングなどの表面コーティングで被覆される。
眼鏡レンズ上の、拡大効果がゼロの地点(すなわち、球面度数だけを有するレンズの場合、入射光線と透過光線が同軸上にある地点)は光学中心と呼ばれる。
度数が累進的に変化するレンズ(「累進レンズ」と呼ばれる)の場合、近見点(眼鏡レンズ1の下側部分にある)と遠見点(眼鏡レンズ1の上側部分にある)も規定できる。
トリミングマシン
この眼鏡レンズ1をトリミングするために、これはそれ自体が既知であり、国際公開第2008/043910号パンフレットの文献に詳しく記載されているトリミングマシン200内にセットされる。
このような機械は、図1に示されているように、研削盤200であり、これは、
− 作業面(図示せず)上に固定される筐体201と、
− 眼鏡レンズ1を固定するための手段210と、
− 大径の研削ホイールセット220と、
− 複数の仕上げツールを担持する仕上げアーム235と、
− 眼鏡レンズ1の光学面の少なくとも一方11の形状に関する幾何学特性xi、yi、ziを取得するための取得手段300と、
− 研削盤200の各種の部材を駆動するための計算及び駆動装置(コンピュータ100と呼ばれる)と
を含む。
研削ホイールセット220は複数の研削ホイールを含み、これらは、実際には水平軸である研削軸A3の周囲でこれらを回転駆動するための共通のシャフトに取り付けられる。この共通のシャフトの回転は、図では見えないが、コンピュータ100により駆動される電気モータ224によって制御される。
研削ホイールセット220は、詳しくは、大型の円柱形の荒仕上げ用研削ホイールと、面取り溝を有する大型の面取り用研削ホイールとを含む。それはまた、2つの大型の研磨用研削ホイールを含み、その形状は荒仕上げ用及び面取り用研削ホイールのそれに対応するが、粒度が異なる。
この研削ホイールセットは、筐体201上で研削軸A3に平行な軸に沿って並進移動できるように取り付けられる。この場合、研削ホイールセット、そのシャフト、及びそのモータからなるアセンブリは、キャリッジ225によって支持され、それ自体は筐体3に固定されたガイドウェイ226上に取り付けられ、電気モータにより作動される。これは、並進可動性TRAと呼ばれる。
眼鏡レンズ1を固定するための手段210は、この場合、より具体的には、トリミングされる予定の眼鏡レンズ1を締め付けて、それを回転駆動するための2本のシャフト211を含む。これら2本のシャフト211は、研削軸A3に平行な固定軸A2に沿って相互に整列される。
これらのシャフト211の各々は自由端を有し、これは他方と対面し、その一方には眼鏡レンズ1を固定するための固定用先端214が備えられ、そのもう一方には、レンズを固定するための付属部品(レンズに、それが固定される際にすでに位置付けられている)を受けるための手段213が備えられる。
この固定用付属部品は、従来、眼鏡レンズ上のある点に、ある向きで位置付けられ、眼鏡レンズの座標系の、研削盤200の筐体201の座標系に関する位置を特定することを可能にする。
2本のシャフト211は、同期モータ215によって固定軸A2の周囲で回転駆動される。これらは、眼鏡レンズ1を完全に1回転(360度)させることができる。これは、回転可動性ROTと呼ばれる。
変化形態において、2本のシャフトのうちの一方のみにモータを備えるようになすことができ、すると、もう一方のシャフトは第一のシャフトの回転に追従するために自由に回転できるように取り付けられる。
他の変化形態において、1つのモータが歯車又はベルトによって2本のシャフトを回転駆動できるように取り付けられるようになすことができる。
ここで、2本のシャフト211の第一のシャフトは、固定軸A2に沿った並進の点で固定される。これに対して、2本のシャフト211の第二のシャフトは、眼鏡レンズ1を2本のシャフト間に軸方向に圧縮して締め付けるために、固定軸A2に沿って並進移動できる。
2本のシャフト211は、この場合、筐体201に取り付けられたロッカ204により、実際には固定軸A2に平行な水平軸であるロッカ軸A1の周囲で旋回するように担持される。
固定軸A2と研削軸A3との間の軸間距離を動的に調節できるようにするために、ロッカ204がロッカ軸A1の周囲で旋回できる能力が利用される。具体的には、この旋回によって、シャフト211間に締め付けられた眼鏡レンズは、この場合、略垂直に移動することができ、それによってレンズは研削ホイールセット220に向かって、又はそこから遠ざかるように移動する。これは、復帰可動性RESと呼ばれる。
この復帰可動性RESは、ナットシステムを援用して発揮される。このシステムは、一方で、筐体201に固定され、ロッカ軸A1に垂直な縦軸を有するねじ切りロッド229を回転駆動する復帰モータ227と、他方で、このねじ切りロッド229と係合し、ロッカ204に固定されたナット228とを含む。
したがって、眼鏡レンズを所望の輪郭2に沿って機械加工するために、一方で、復帰モータ227に制御されて、ナット228をねじ切りロッド229に沿って相応に移動させ、他方で、支持シャフト211を固定軸A2の周囲で一緒に旋回させればよい。
仕上げアーム235はキャリッジ225に取り付けられるため、並進可動性TRAを利用する。これはまた、一方が固定軸A2に平行な2つの横軸の周囲で、筐体201に関する2つの旋回可動性ESC、PIVも有する。
実際に、仕上げアーム235は旋回するようにレバー230に取り付けられ、それ自体はキャリッジ225上に旋回するように取り付けられている。
レバー230は、その端のうちの第一の端によって、キャリッジ225に研削軸A3の周囲で旋回するように取り付けられる。その研削軸A3の周囲の移動範囲は180度未満である。これは、引き戻し可動性ESCと呼ばれる。
その第二の端は、研削ホイールセット220の周囲で湾曲し、ハウジングを有し、その中に仕上げアーム235のピンが、研削軸A3に垂直な調節軸A4の周囲で旋回するように取り付けられる。仕上げアーム235はそれゆえ、この調節軸A4の周囲で、180度未満の移動範囲で旋回できる。これは、旋回可動性PIVと呼ばれる。
この仕上げアーム235はケーシング236を含み、これは円弧に沿って長手方向に延び、それがその周囲を旋回する研削ホイールセット220の形状にマッチする。
図2により詳しく示されているように、このケーシング236は5つのツールを担持し、これらは1つ又は2つずつのツールの3つの群に分散される。各群は、残りのツール群の回転軸とは別の回転軸A6、A7、A8の周囲で回転するように設計される。これらの回転軸は、この場合、相互に平行であり、調節軸A4に垂直である。
第一のツール群は、ケーシング236の自由端に設置され、1つの穿孔ツールを含む。この穿孔ツールは従来、眼鏡レンズを穿孔するドリルビット271(図1のみにおいて見える)と、ドリルビット271を保持するためのチャック270と、チャック270をドリルビット271に締め付けるための締め付けリングとを含む。チャック270は、調節軸A4に垂直な回転軸A6の周囲で回転できる。調節軸A4の周囲での仕上げアーム235の向きに応じて、穿孔ツールの回転軸A6は、眼鏡レンズの固定軸A2に関して平行であっても、傾斜していてもよい。それゆえ、仕上げアーム235の向きにより、ドリルビット271を眼鏡レンズに関して傾斜させて、これを所望の軸に沿って穿孔できる。
第二のツール群は、2つの別々のツール、具体的には、小型溝切りホイール251と、眼鏡レンズを圧延し、トリミングするためのツール261を積み重ねたものを含む。これら2つのツールは、1つの回転軸A7の周囲で回転するように設計される。
第三のツール群もまた、2つの別々のツール、具体的には小型仕上げホイール241と小型研磨ホイール242を積み重ねたものを含む。これら2つのツールは、1つの回転軸A8の周囲で回転するように設計される。
これらの5つのツールは全て、ケーシング236の内部に格納された1つの電気モータを含む歯車付モータアセンブリにより回転駆動される。
図1において、チャック270にはドリルビット271が備えられる。
図2に示されるように、このチャック270はまた、特定のエッチングツール280も収容できる。
このエッチングツール280は、図4に詳しく示されている。これは、眼鏡レンズ1の前方光学面11上にいずれの種類のバターンでもエッチングできるように提供される。
それが仕上げアーム235に取り付けられているという事実により、研削盤200の可動性を利用してレンズをエッチングすることが可能となり、エッチングコストの面で有利である。
この場合、エッチングツール280は、
− エッチング軸A9に沿って長い支持ロッド283と、
− 支持ロッド283の第一の端283Aに固定されたエッチング先端284と、
− その中に支持ロッド283がその第二の端283Bにおいて係合し、支持ロッド283がエッチング軸A9に沿って自由にスライドできるような外筒281と、
− 支持ロッド283を伸展位置(外筒281の外に突出する)に戻すための戻し手段と、
− 外筒281内の支持ロッド283の移動を制限する停止手段285と
を含む。
エッチング先端284は、支持ロッド283のそれとは異なる材料で作製される。これは詳しくは、ダイヤモンド、ルビー、又はコーティングされたカーバイドで作製されてもよい。これはまた、それよりはるかに硬度の低い支持ロッド283とは異なり、それに研削能力を与える形状を有する。
このエッチング先端284は、この場合、エッチング軸A9の周囲の回転円錐の形状であり、その頂角は90〜110度、この場合は100度に等しい。このエッチング先端284の頂点は特に先鋭であり、これは、その曲率半径が0.03mmであるからである。このエッチング先端284の高さは5mm未満である。この場合、それは1mmに等しい。このエッチング先端284の底面の直径は、それに関するかぎり、1.2mmである。
支持ロッド283は中央部分283Cを有し、その全体の形状はエッチング軸A9の周囲の回転円柱である。その第一の端283Aは、エッチング軸A9の周囲の回転円錐台形であり、それが担持するエッチング先端284の表面に続く。その第二の端283Bはエッチング軸Aの周囲の回転円柱の形態であり、その直径は中央部分283Cのそれと比較して、より小さく、それによって肩部283Dが画定される。
外筒281は、エッチング軸A9の周囲で回転する管状本体281Bを含み、その内部に支持ロッド283を収容するためのハウジングが画定される。この収容ハウシングは片側で開放しており、支持ロッド283がそこから突出できる。しかしながら、それは反対側において閉鎖している。
管状本体281Bはその閉鎖端側において、より小径の把持ロッド281Aによって延長され、これはチャック270に挿入され、固定されてもよい。
管状本体281Bは、その外側に幅広部分281Cを有し、その中にエッチング軸A9に関して放射軸を有するねじ切り穴281Dが設けられている。
すると、停止手段はねじ285により形成され、これは、その端が収容ハウジングの内側に導入されるように、このねじ切り穴281Dの中にねじ込まれる。
長方形の溝283Eが、対応する方法で、支持ロッド283の中央部分283Cの中へと窪むように設けられる。この長方形の溝283Eは、エッチング軸A9に沿って長く、ねじ285の端に沿ってスライドするように設けられる。それゆえ、このねじ285は、伸展した状態と後退した状態の2つの端位置間での支持ロッド283の移動を制限できる。この場合、この長方形の溝283Eは、伸展した状態と後退した状態の2つの端位置が、1〜4mm、この場合は2mmに等しい距離だけ相互に離間されるようになされる。
支持ロッド283を伸展位置に戻すための戻し手段はここでは、圧縮バネ282 によって形成される。
この圧縮バネ282は、支持ロッド283の第二の端283Bに螺合され、外筒281内に設けられた収容ハウジングの底と支持ロッド283の肩部283Dとの間に介在させられる。
この圧縮バネ282は、収容ハウジングの中に所定の方法で取り付けられる。それゆえ、図5に示されるように、ここでは、このバネを圧縮し始めるためには、エッチング軸A9に沿って50グラムの力をエッチング先端284に加える必要がある。
次に、支持ロッド283の外筒281の収容ハウジング内への押し込み深さpは、エッチング先端284に軸方向に加えられる力Fに正比例して変化する。
それゆえ、支持ロッド283がその後退位置に到達するには、エッチング先端284に150グラムの軸方向の力を加える必要がある。
ある変化形態では、図3に示されるように、エッチングツール280を、仕上げアーム235により担持されるツールの一方のチャックの中ではなく、仕上げアーム235自体のケーシング236の中に固定するようになすことができる。それゆえ、これをこのケーシング236に設けられたねじ切り穴の中にねじ込むか、図3の場合のように、ケーシング236に設けられた止まり穴に押し込むことができる。
この解決策は好ましくは、仕上げアーム235が、1つまた2つの異なる軸の周囲で回転する回転ツールのみを担持する場合に使用される。
具体的には、図3において、一方で、フライスが提供されていないこと、及び他方で、小型仕上げホイール241と小型研磨ホイール242が小型溝切りホイール251と同じ軸に取り付けられていることがわかる。
眼鏡レンズ1の光学面11、12の形状に関する幾何学特性xi、yi、ziを取得するための取得手段300が図1及び6に示されている。
図6において明瞭に示されているように、この取得手段300は、この場合、2つのセンサ302を含み、これらはそれぞれ、眼鏡レンズ1の2つの光学面11、12と接触するように設計される。
センサ302は、眼鏡レンズ1の2つの光学面11、12を個々に、又は一緒に検知するように設計される。このために、これらのセンサ302は2つのL字形アームを含み、その端は、相互に向かって曲げられたセンサノーズ303を形成する。
2つのセンサ302は、研削盤200の筐体201に関して並進移動できるように取り付けられる。この並進移動によって、2つのセンサノーズ303を眼鏡レンズ1から遠ざかるように、又はそれに向かって移動させることが可能となる。センサ302の並進移動は、ケーシング301(図1)に内蔵されてコンピュータ100により駆動されるエンコーダ機能付電気モータ304によって相互に別々に制御される。エンコーダ機能付電気モータ304によるセンサ302の並進駆動及び永久的な位置追跡は、ラックアンドピニオン機構によって実行され、各ピニオンは対応するモータにより駆動され、関連するラックはセンサ302に固定される。
レンズの検知中、ここでは研削盤の正規直交座標(X、Y、Z)、すなわち固定軸A2に直交する横ベクトルXと縦ベクトルYが考慮される。
眼鏡レンズ1の前方光学面11上のある点Pi(xi,yi)を検知するには、一方で、復帰モータ227の制御下でナット228をねじ切りロッド229に沿って相応に移動させ、及び他方で、モータ215の制御下で支持シャフト211をそれと共に旋回させればよい。具体的には、回転可動性ROTと復帰可動性RESによって、点Piをセンサ302の反対に位置付けることができる。すると、エンコーダ機能付電気モータ304により、センサノーズ303が眼鏡レンズ1の2つの光学面11、12と接触した状態に戻され、点Piの高さziを取得することが可能となる。
図6に明瞭に示されているように、眼鏡レンズ1の後方光学面12を検知するように設計されたセンサ302にはマーカ310が備えられ、これはその裏にセンサノーズ303を有し、このノーズとは反対の方向を向く。このマーカ310は、エッチング先端284のそれと同じ形状を有する。それゆえ、エッチングパターンを、これらに着色することによって(この場合は黒)強調することが可能となる。
コンピュータ100は、この場合、図1においてキーボード101とスクリーン102を備えるデスクトップコンピュータの形態で示されている。一般に、このコンピュータ100は好ましくは、研削盤200の電子システム及び/又はコンピュータシステムに組み込まれ、情報を表示し、入力するためのタッチスクリーンに接続される。
研削盤200異なる可動性を生じさせるために、コンピュータ100はプロセッサ(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、アナログ−デジタル(A/D)変換器、及び各種の入力及び出力インタフェースを含む。
その入力インタフェースにより、コンピュータ100は、眼鏡レンズ1の座標系、選択された眼鏡フレームの形状と種類、眼鏡レンズ1の材料、所望のエッチングパターンの形状などに関する情報を取得するように設計される。
そのリードオンリメモリ内に記憶されたソフトウェアによって、コンピュータ100は、これらの各種の情報項目を使って、眼鏡レンズ1のためのトリミング命令CONS1、眼鏡レンズ1が縁なしタイプの眼鏡フレームに嵌め込まれることが意図される場合には眼鏡レンズ1のための穿孔命令、及び眼鏡レンズ1の前方光学面11のためのエッチング命令CONS2を規定するように設計される。
最後に、その出力インタフェースにより、コンピュータ100は、眼鏡レンズのトリミング、穿孔、及びエッチングを実行するために、これらの命令を研削盤200の各種モータに送信するように設計される。
機械加工方法
眼鏡レンズ1を製作するための方法のうち、研削盤200によって実行される部分は、眼鏡レンズ1を固定するステップと、眼鏡レンズ1を検知するステップと、トリミング命令CONS1とエッチング命令CONS2を規定するステップと、眼鏡レンズ1をトリミングするステップと、その後、眼鏡レンズ1の前方光学面11をエッチングするステップという多数のステップに細分される。
この場合、エッチングステップはトリミングステップの後に実行されるが、エッチングステップをトリミングステップの前に実行することも可能であることがわかるであろう。
第一のステップ中に、その固定用付属部品を備える眼鏡レンズ1が研削盤200の2本のシャフト211間に導入される。すると、これら2本のシャフト211はコンピュータ100により駆動され、眼鏡レンズ1を固定軸A2に沿って軸方向に圧縮して締め付ける。
第二のステップ中に、コンピュータ100は研削盤200の復帰可動性RESを生じさせ、眼鏡レンズ1を2つのセンサ302間にセットする。
すると、これはエンコーダ機能付電気モータ304を、これがセンサノーズ303を眼鏡レンズ1の2つの光学面11、12と接触した状態に戻すように駆動する。
次に、コンピュータ100は研削盤200の回転可動性ROTと復帰可動性RESを組み合わせて生じさせ、眼鏡レンズ1が2つのセンサ302間で移動されるようにし、それによって眼鏡レンズ1の光学面11、12上の複数の点Piの三次元座標(xi,yi,zi)を取得できる。
第三のステップは、詳しくは取得した三次元座標(xi,yi,zi)に応じてトリミング命令CONS1とエッチング命令CONS2を規定するステップである。
トリミング命令CONS1を規定するステップは、当業者の間で例えば欧州特許第2306236号明細書の文献からよく知られているため、ここでは説明しない。
しかしながら、エッチング命令CONS2の規定、より詳しくは本発明の趣旨を、ここで詳細に説明する。
この規定ステップ中に、コンピュータ100の第一の動作は、所望の輪郭2の内側で、エッチングパターン3をエッチングできる少なくとも1つの適当な領域4を特定するステップである。
この目的のために、図7に示されるように、コンピュータ100は以下に列挙するもののうちの少なくとも最初の2つのパラメータを取得する。
− 所望の輪郭2の幾何学情報、
− 所望の輪郭2に対する、前方光学面11と固定用付属部品210との間の接触領域414の形状と位置、
− 所望の輪郭2に対する、前方光学面11の光学的有効領域413の形状と位置、
− 所望の輪郭2に対する、選択された眼鏡フレーム400のブリッジ402とテンプル403を取り付けるための領域411の形状と位置、
− 所望の輪郭2に対する、選択された眼鏡フレーム400のリム401の周辺領域410の形状と位置。
この場合、コンピュータ100は上述の最初の3つのパラメータと、最後の2つのうちの一方又は他方を取得する。
これらの各種のパラメータはここでは、以下の方法で取得される。
所望の輪郭2の幾何学情報はここでは、眼鏡フレーム読取装置(図示せず)から受け取られ、これは選択された眼鏡フレーム400のリム401の面取り形状(フルリムタイプのフレームの場合)を検知するか、又はプレゼンテーションレンズの縁辺形状(縁なし又はハーフリムタイプのフレームの場合)を検知し、そこから、選択された眼鏡フレーム400に嵌め込むために眼鏡レンズ1の輪郭が有すべき三次元形状を推定し、また、この形状を電子ファイルの形態で研削盤200に送信する。
前方光学面11と固定用付属部品210との間の接触領域414の位置と形状は、選択された固定用付属部品210の形状と規定されたセンタリングパラメータを考慮して、レンズ固定装置(固定用付属部品をレンズ上に設置するもの)から受け取られる。
前方光学面11の光学的有効領域413は、レンズの中の、装用予定者が眼鏡レンズを通して見る時に頻繁に使用する領域に対応する。
所定の半径が7〜25mm、この場合は15mmに等しいディスクの形態である、球面度数だけを有するレンズの場合、この光学的有効領域413は、レンズの光学中心に中心を置く領域であると定義できる。
度数が累進的に変化するレンズ(「累進レンズ」と呼ばれる)の場合、この光学的有効領域413は、焦点がレンズの近見及び遠見点によって形成され、その短軸の所定の数値が7〜25mm、この場合は15mmに等しい楕円形の領域であると定義できる。
選択された眼鏡フレーム400のブリッジ402とテンプル403を取り付けるための領域411、412は、ねじ下穴が形成される領域に対応する(選択された眼鏡フレーム400が縁なしタイプである場合)。
この場合、これらの領域は正方形で、その中心は、眼鏡レンズが穿孔される点にあり、幅は2〜12mm、この場合は6mmに等しい。一般に、ブリッジを取り付けるために2つのねじ下穴が提供され、テンプルを取り付けるために別の2つのねじ下穴が提供されるため、領域はペアごとに長方形の形状を有する。
選択された眼鏡フレーム400のリム401の周辺領域410は、それ自体、眼鏡レンズ1のうち、眼鏡フレーム100により覆われる縁辺領域に対応する(フレームがフルリム又はハーフリムタイプである場合)。この場合、この領域は細い帯に対応し、これは所望の輪郭2を縁取り、その幅は1〜6mm、この場合は3mmに等しい。
これらの領域はそれゆえ、干渉領域410、411、412、413、414を形成する。これらの領域がいったん特定されると、コンピュータ100は所望の輪郭2の内部領域の残りの部分が、エッチングパターン3を実現するべき適当な領域4であるとみなす。
しかしながら、当然のことながら、エッチングパターンがエッチングする予定であるが、見えないままとしたいメーカ用参照情報である場合、この参照情報をこの周辺領域410の中にエッチングすることが好ましいことがあり得る。
次に、コンピュータ100は眼鏡レンズ1にエッチングする形状を取得する。この形状は、「エッチングパターン3」と呼ばれ、エッチング先端284が眼鏡レンズ1の前方光学面11に描くべき形状に対応する。
このエッチングパターン3の大きさは、3mm〜15mmであり、見ることはできるが装用予定者の視野に入らないようになっている。
この取得は、様々な方法で行うことができる。
それゆえ、各種のエッチングパターンを記憶したデータベースをコンピュータ100のリードオンリメモリに提供できる。したがって、装用予定者はスクリーン102から自分の好むエッチングパターンを選択できる。図8〜10に示されるように、このエッチングパターンは、例えば葉の付いた木の枝を表すことができる。
例えば境界線を形成するために、眼鏡レンズ1の上に複数回エッチングできるようにこのパターンが所望に応じて複写されるようになすことができる。
ある変化形態において、眼鏡士はキーボード101で文字を入力し、これらが眼鏡レンズ1にエッチングされるようにすることができる。図11が示すように、このエッチングパターンは、例えば単語又はあらゆる所望の参照情報を形成できる。
それゆえ、それは眼鏡レンズのための追跡コードであってもよく、これは同時に外部データベースにも保存できる。このコードはそれゆえ、眼鏡士が後にレンズから読み取ることができ、この眼鏡士は、眼鏡レンズに関する各種の特徴をこのデータベースから見つけることができる(これらを測定する必要がない)。
また別の変化形態において、単語又は参照情報は、コンピュータ100のリードオンリメモリに保存されて、研削盤200により機械加工される全ての眼鏡レンズ1に体系的にエッチングされるようにできる。それゆえ、これらの眼鏡レンズの全てにその眼鏡士の店舗名がエッチングされるようになすことができる。
他の変化形態によれば、眼鏡フレームが「接着剤で結合される」タイプである場合(すなわち、眼鏡フレーム400のブリッジ402とテンプル403の端が眼鏡レンズ1の前方光学面11に接着剤で結合されることが意図される)、眼鏡士は簡単に眼鏡フレームのモデルを入力できる。それゆえ、入力されたモデルに応じて各種のエッチングパターンが保存されたデータベースをコンピュータ100のリードオンリメモリに提供できる。
具体的には、接着剤がレンズの基板に正しく付着しても、これはコーティング層に付着しない。その結果、このようなフレームの場合、レンズからコーティング層を局所的に取り除くことによって、眼鏡フレームをそこに接着剤で結合するように眼鏡レンズの基板を露出させる必要がある。
フレームモデルが入力されると、コンピュータ100は眼鏡フレームをレンズに接着剤で結合するための表面形状をデータベースから読み出す。このようにして、エッチングツールは領域内の、接着剤を受けるための部分のコーティング層を取り外すことができる(図12参照)。
エッチングパターン3の形状が取得されると、このエッチングパターン3は次に、所望の輪郭2に関して位置決めされる。
この位置決めステップは、コンピュータ100によって自動的に実行できる。
すると、コンピュータ100は、例えばエッチングパターンを所望の輪郭の上方耳側にある領域で適当な領域4の内側に水平に体系的に設置することを選択できる(図8参照)。
ある変化形態において、エッチングパターン3の位置と大きさは、コンピュータ100の制御下で、眼鏡士が手作業で調節できる。
この場合、コンピュータ100の唯一の機能は、眼鏡士がエッチングパターン3を適当な領域4の外側に位置付けないようにすることとなるであろう。
しかしながら、眼鏡士は、エッチングパターン3を自由に移動させ、傾斜させ、又はその大きさを増減できる(図9参照)。眼鏡士はまた、エッチングパターン3を自由に変形して、例えば対称型の変形をそれに適用するか、それを所望の輪郭2を境とすることができる(図10)。眼鏡士はまた、エッチングパターン3の大きさと書体も自由に選択できる(図11)。
眼鏡フレームが接着剤で結合されるタイプである場合(図12)、眼鏡士は所望の輪郭2に対するエッチングパターン3の位置(テンプルを接着剤で結合するための耳側領域の1つとブリッジを接着剤で結合するための鼻側領域のもう1つ)を最適に調節でき、これによって眼鏡フレームは、それがその2枚の眼鏡レンズ1に接着剤で結合された時に、眼鏡装用予定者の顔の形状に合わせて最適に調節される。
この位置決めステップの終了時に、コンピュータ100によって眼鏡士はエッチングされる線の太さを選択できる(これが、エッチングツール280が眼鏡レンズ1に加えなければならない力を決定する)。これはそれゆえ、スクリーン102上に、細、中、太の3つの可視的な数値を表示できる。
すると、コンピュータ100は眼鏡レンズ100をトリミングするステップを実行する。
このステップは、荒仕上げ、仕上げ、精密仕上げの連続する3つの動作で実行される。荒仕上げ動作は、レンズの初期輪郭を所望の輪郭2に近い、又は同じ輪郭にするステップである。仕上げ動作は、前記レンズがフルリムタイプの眼鏡フレームに嵌め込まれる予定の場合はレンズの縁辺を所望の輪郭に沿って面取りするステップ、前記レンズがハーフリムタイプの眼鏡フレームに嵌め込まれる予定の場合はレンズの縁辺に所望の輪郭2に沿って溝切りするステップ、又は前記レンズが縁なし眼鏡フレームに嵌め込まれる予定の場合はレンズに穿孔するステップである。精密仕上げ動作は、それ自体、必要に応じてレンズの縁辺の尖った縁を研磨し、面取りするステップである。
これらの動作は当業者の間でよく知られており、したがって本発明の趣旨ではない。したがって、ここではこれらについては詳しく説明しない。
このトリミングステップが実行されたら、眼鏡士はチャック270からドリルビット271を取り外し、これをエッチングツール280に交換する。
すると、コンピュータ100は、眼鏡レンズ1の前方光学面11上にエッチングパターン3をエッチングするステップを実行する。
このために、それはエッチング命令CONS2に従って並進可動性TRA、復帰可動性RES、及び回転可動性ROTを一緒に生じさせ、エッチング先端284がレンズの前方光学面11上で連続的にスライドするようにする。
これは実際に、ツールがパターンを形成するために複数の点でレンズに当たるように意図されるのではなく、中断せずにスライドしてエッチングパターン3を形成する各線(すなわち、各スクラッチ痕跡)を描くという点で連続的にスライドしている。
このエッチングステップ中に、引き戻し可動性ESCと旋回可動性PIVがコンピュータによって連続的に生じさせられ、それによってエッチングツール280のエッチング軸A9は、エッチング先端284と前方光学面11との間の接触点における眼鏡レンズ1の前方光学面11の接線方向の平面に垂直の状態に保たれる。
このようにして、エッチング先端284は、眼鏡レンズ1に直角に押し込まれ、それによってスクラッチ痕跡の側面の一方が他方より広くなるという状況が回避される。
当然のことながら、ある変化形態において、引き戻し可動性ESCと旋回可動性PIVを生じさせないようにしておくことができ、これによってエッチングツール280のエッチング軸A9は固定軸A2に平行のままとなる。
また、引き戻し可動性ESCと旋回可動性PIVをエッチング動作の開始時点でのみ生じさせることができるようになされていてもよく、これによってエッチング軸A9は、エッチング先端284と前方光学面11との間の初期接触点における眼鏡レンズ1の前方光学面11の接線方向の平面に垂直に位置付けられる。すると、これらの可動性は、エッチング先端284が前方光学面11上でスライドしている間には生じない。しかしながら、エッチングパターン3は寸法が小さいため、軸A9はエッチング先端284と前方光学面11との間の接触点における眼鏡レンズ1の前方光学面11の接線方向の平面に実質的に垂直の状態(数度、すなわち最高でも10度以内)に保たれる。
この場合、使用される各種の可動性、より詳しくは並進可動性TRAが、エッチング先端284がある力を眼鏡レンズ1の前方光学面11に加えるように生じさせられる。具体的には、眼鏡レンズ1にエッチングされるスクラッチ痕跡の深さと幅はこの力に依存する。
この場合、エッチングツール280はアーム211に対して、スクラッチ痕跡の幅と深さが0.005〜0.5ミリメートル、好ましくは0.02〜0.1mmとなるように駆動される。
実際には、コンピュータ100は各種の可動性を、エッチングパターン3を形成するスクラッチ痕跡が一定の太さと深さを有するように生じさせる。これは、当然のことながら、それ以外であってもよい。
スクラッチ痕跡の有効深さp’の調節は、以下の方法で実行される。
コンピュータ100は、エッチングツール280を、エッチング先端284が眼鏡レンズ1の前方光学面11と平らになるような位置にではなく、それが理論的に眼鏡レンズ100の材料の中に設定深さPまで入り込むように駆動する。
この挙動の結果、支持ロッド283はある押し込み深さpだけ外筒の中に押し込まれる。
設定深さP、得られるスクラッチ痕跡の有効深さp’、及び押し込み深さpは以下の等式により関連付けられる。
P=p+p’
しかしながら、レンズに加えられる力Fとスクラッチ痕跡の有効深さp’との間の関係(レンズの材料を考慮する)と、また、押し込み深さpとレンズに加えられる力Fとの間の関係もわかっている(図5)。それゆえ、設定深さPを調整することによって所望の有効深さp’のスクラッチ痕跡を得ることができると理解とされるであろう。
実際には、このエッチングステップは、1つの同じレンズ加工ジョブの中で2枚のレンズのトリミングを行った後に(すなわち、選択された眼鏡レンズに入れられる2枚のレンズのトリミングを行った後)で実行でき、これによって眼鏡士がチャック270に取り付けられたツールを複数回交換しなければならないという状況が回避される。
当然のことながら、図3に示される研削盤の様々な実施形態において、エッチングツール280が所定の位置に留まるため、そのジョブの2枚のレンズのトリミングとエッチングをいずれの所望の順序でも実行できる。
最後のステップは、装用予定者が希望する場合、エッチングパターン3をそれに着色することによって増強することである。
図6に示されるように、このステップ中、コンピュータ100は研削盤200の回転可動性ROTと復帰可動性RESを生じさせて、眼鏡レンズ1を2つのセンサ302とに合わせてセットする。
すると、これは右側のセンサ302(当初から、レンズの後方光学面12を検知するように意図されたもの)のエンコーダ機能付電気モータ304を駆動して、そのマーカ310をエッチングパターン3に導入し、それをこの位置に戻す。
次に、コンピュータ100は再び、研削盤200の回転可動性ROTと復帰可動性RESを生じさせ、眼鏡レンズ1をマーカ310に当たった状態で、エッチング命令CONS2に従って移動させ、それによってエッチングパターン3の全体に着色できるようにする。
本発明は、説明され、図示された実施形態には決して限定されず、当業者であれば、その趣旨に従っていずれの変化形態への応用方法もわかるであろう。
それゆえ、エッチングツールが仕上げアームに取り付けられるのではなく、マーカの代わりにセンサの1つに取り付けられるようになされていてもよい。この解決策の、上述のものと比較した場合の欠点は、それが、エッチングツールをレンズに対して傾斜させて、エッチング先端をレンズとエッチング先端との間の接触点におけるレンズの接線方向の平面に垂直な状態に保つことができない、という点である。この解決策の利点は、エッチングツールがエッチング先端のみからなるようにすることができる、という点である。具体的には、この変化形態において、センサのラックと嵌合するモータを「強制的に」駆動し、エッチング先端が眼鏡レンズに所望の力を加えるようにすることができる。
本発明の他の変化形態において、エッチングツールが単純に、仕上げアームに固定されたひずみゲージの正面に取り付けられたエッチング先端を含むようになすことができる。この変化形態においては、研削盤の各種の可動性がこのひずみゲージにより測定された力に応じて生じさせられ、それによってエッチング先端は所望の力を眼鏡レンズに加える。
本発明の他の変化形態によれば、眼鏡レンズを、特殊なツールを援用せずに、ドリルビットの先端又はフライスの先端を使ってエッチングするようになすことができる。
また別の変化形態において、エッチング命令の計算がここでは研削盤のコンピュータによって実行されるが、当然のことながら、これはある変化形態において、研削盤の外部の計算手段により実行されて、研削盤に送信されることも可能である。
エッチングが眼鏡士自身ではなく、レンズメーカによっても、それがレンズの成形と表面仕加工だけでなく、レンズのトリミングも担当するかぎり、行われるようになすことも可能である。この変化形態においては、眼鏡の装用予定者がエッチングパターンの形状を眼鏡店で選択し、その後、眼鏡店がこの選択をレンズメーカに送る必要がある。

Claims (22)

  1. トリミングマシン(200)により光学レンズ(1)を機械加工する方法にであって、
    前記光学レンズ(1)を前記トリミングマシン(200)の固定手段(210)上に固定するステップと、
    前記光学レンズ(1)の光学面のうちの少なくとも一方(11)の形状に関する幾何学特性(xi,yi,zi)を取得するステップと、
    取得した前記幾何学特性に応じて、前記光学レンズ(1)のためのトリミング命令(CONS1)を規定するステップと、
    前記光学レンズ(1)を所望の輪郭(2)の周囲でトリミングするステップであって、その間に前記トリミングマシン(200)のトリミングツール(220)が前記トリミング命令(CONS1)に従って前記固定手段(210)に対して駆動される、ステップと
    を含む方法において、
    前記光学レンズ(1)の前記光学面(11)のためのエッチング命令(CONS2)を、取得された前記幾何学特性(xi,yi,zi)に応じて規定するステップと、
    前記光学レンズ(1)の前記光学面(11)を、前記所望の輪郭(2)の内側にある線(3)に沿ってエッチングするステップであって、その間に前記トリミングマシンの鋭利なエッチングツール(280)が前記固定手段(210)に対して、前記エッチング命令(CONS2)に従い、その先端(284)が前記光学面(11)上で連続的にスライドして前記線(3)に沿って前記光学面(11)にスクラッチ痕跡を付けるように駆動される、ステップと
    も含むことを特徴とする方法。
  2. 前記エッチングステップ中、前記エッチングツール(280)は前記固定手段(210)に対して、前記エッチングツール(280)が前記光学面(11)上にスクラッチ痕跡を付けるような方法で駆動され、前記スクラッチ痕跡の幅及び深さは0.005〜0.5ミリメートルである、請求項1に記載の機械加工方法。
  3. 前記先端(284)が回転軸(A9)を有するため、前記エッチングステップから始まり、前記エッチングツール(280)は前記固定手段(210)に対して、前記回転軸(A9)が、前記光学面(11)に対して接線方向であり、且つ前記先端(284)と前記光学面(11)との間の初期接触点を通過する平面に対して垂直に位置付けられるような方法で駆動される、請求項1又は2に記載の機械加工方法。
  4. 前記トリミングマシン(200)が筐体(201)を有し、前記筐体(201)に対して前記固定手段(210)が第一の旋回可動性で旋回するように取り付けられ、且つ前記筐体(201)に対して仕上げアーム(235)が他の2つの旋回可動性で旋回するように取り付けられ、前記仕上げアーム(235)は前記エッチングツール(280)を担持するため、前記エッチングステップ中、前記エッチングツール(280)は前記仕上げアーム(235)に対する回転に関して固定されたままである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の機械加工方法。
  5. 前記エッチングツール(280)には、前記エッチングツール(280)が前記光学レンズ(1)にかける力に関する応力を測定するのに適したひずみゲージが備えられているため、前記エッチングステップ中、前記応力が取得され、且つ前記エッチングツール(280)は前記固定手段(210)に対して、取得された前記応力に応じて駆動される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の機械加工方法。
  6. 前記エッチングツール(280)は、外筒(281)であって、前記先端(284)のためのマウント(283)が並進移動できるようにその中に取り付けられる外筒(281)と、また、前記マウント(283)を前記外筒(281)から出た位置に戻すための戻し手段とを含むため、前記エッチングステップ中、前記エッチングツール(280)は前記固定手段(210)に対して、前記先端(284)が理論的に前記光学レンズ(1)内に少なくとも前記光学レンズ(1)の材料に応じて決定された設定深さ(P)まで押し込まれるような方法で駆動される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の機械加工方法。
  7. 前記エッチング命令(CONS2)を規定する前記ステップ中、
    少なくとも1つの干渉領域(410、411、412、413、414)の形状及び位置を取得する動作であって、前記干渉領域(410、411、412、413、414)が、少なくとも前記光学面(11)と前記固定手段(210)との間の接触領域を含む、動作と、
    各干渉領域(410、411、412、413、414)の形状及び位置を考慮に入れて、前記所望の輪郭(2)の内側に、適当な領域(4)であって、その中で前記線(3)をエッチングできる少なくとも1つの適当な領域(4)を特定する動作と、
    が提供される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の機械加工方法。
  8. 前記エッチング命令(CONS2)を規定する前記ステップ中、前記適当な領域(4)の内側に前記線(3)を位置付ける自動動作が提供される、請求項7に記載の機械加工方法。
  9. 前記エッチング命令(CONS2)を規定する前記ステップ中、前記所望の輪郭(2)の内側に前記線(3)を位置付ける手動動作が提供される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の機械加工方法。
  10. 前記光学レンズ(1)の前記光学面(11)が表面コーティングを有するため、前記線(3)は前記光学面(11)の耳側又は鼻側領域の中にあり、且つコーティングを有さない表面部分を形成する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の機械加工方法。
  11. 取得された前記スクラッチ痕跡に着色する後続のステップが提供され、その間に、前記トリミングマシン(200)のマーカ(310)が前記固定手段(210)に対して、前記スクラッチ痕跡の内側でスライドするような方法で駆動される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の機械加工方法。
  12. 前記線(3)は前記光学レンズ(1)のための追跡コードを形成する、請求項1〜11のいずれか一項に記載の機械加工方法。
  13. 光学レンズ(1)をトリミングするための機械(200)であって、
    前記光学レンズ(1)を固定する手段(210)と、
    前記固定手段(210)の中で固定された前記光学レンズ(1)の前記光学面のうちの少なくとも一方(11)の形状に関する幾何学特性(xi,yi,zi)を取得する第一の取得手段(300)と、
    前記光学レンズ(1)のためのトリミング命令(CONS1)を取得する第二の取得手段(100)と、
    前記光学レンズ(1)のトリミングに適したトリミングツール(220)と、
    前記トリミングツール(220)を前記固定手段(210)に対して、前記トリミング命令(CONS1)に従って駆動するのに適した駆動手段(100)と
    を含む機械(200)において、
    前記光学レンズ(1)の前記光学面(11)を刻印するのに適した研削先端(284)を含むエッチングツール(280)が提供されることと、
    前記第二の取得手段(100)は、前記光学レンズ(1)の前記光学面(11)のためのエッチング命令(CONS2)を取得するように意図されることと、
    前記駆動手段(100)は、前記エッチングツール(280)を前記固定手段(210)に対して、前記エッチング命令(CONS2)に従い、前記先端(284)が前記光学面(11)上でスライドして前記光学面(11)にスクラッチ痕跡を付けるような方法で駆動するように意図されることと、
    を特徴とする機械(200)。
  14. 前記エッチングツール(280)は非研削性マウント(283)を含み、その端に前記先端(284)が固定され、前記非研削性マウント(283)は、前記先端(284)の材料とは異なる材料で作製され、前記先端(284)は5ミリメートル未満の長さに沿って延びる、請求項13に記載のトリミングマシン(200)。
  15. 筐体(201)を含み、前記筐体(201)に対して前記固定手段(210)が第一の旋回可動性で旋回するように取り付けられ、且つ前記筐体(201)に対して仕上げアーム(235)が他の2つの旋回可動性で旋回するように取り付けられ、前記仕上げアーム(235)は前記エッチングツール(280)を担持する、請求項13又は14に記載のトリミングマシン(200)。
  16. 前記仕上げアーム(235)は、次に列挙するもの、すなわち小型研磨ホイール(241)、小型面取りホイール(251)、フライス(261)、ドリルビット(271)から選択される少なくとも1つの他のツールを担持する、請求項15に記載のトリミングマシン(200)。
  17. 前記エッチングツール(280)のための前記マウント(283)は、前記仕上げアーム(235)に、回転に関して固定されるように取り付けられる、請求項15又は16に記載のトリミングマシン(200)。
  18. 前記仕上げアーム(235)はドリルビット(271)のためのロータリチャック(270)を担持し、前記エッチングツール(280)のための前記マウント(283)は、前記ロータリチャック(270)に取り外し可能に取り付けられた把持部(281A)を有する、請求項15又は16に記載のトリミングマシン(200)。
  19. 前記第一の取得手段(300)は少なくとも1つのセンサ(302)を含み、前記センサ(302)は前記光学レンズ(1)の前記光学面(11)と接触するように意図され、他の並進可動性で前記筐体(201)に対して並進移動するように取り付けられ、及びマーカを担持する、請求項15〜18のいずれか一項に記載のトリミングツール(200)。
  20. 筐体(201)を含み、前記筐体(201)に対して前記固定手段(210)が第一の旋回可動性で旋回するように取り付けられ、前記第一の取得手段(300)は少なくとも1つのセンサ(302)を含み、前記センサ(302)は前記光学レンズ(1)の前記光学面(11)と接触するように意図され、他の並進可動性で前記筐体(201)に対して並進移動するように取り付けられ、及び前記エッチングツール(280)を担持する、請求項13又は14に記載のトリミングマシン(200)。
  21. 前記エッチングツール(280)には、前記エッチングツール(280)が前記光学レンズ(1)にかける力に関する応力を測定するのに適したひずみゲージが備えられる、請求項13〜20のいずれか一項に記載のトリミングマシン(200)。
  22. 前記エッチングツール(280)のための前記マウント(283)は、外筒(281)の中で並進移動できるように取り付けられ、前記マウント(283)を前記外筒(281)から外に出た位置に戻すための戻し手段が提供される、請求項13〜20のいずれか一項に記載のトリミングマシン(200)。
JP2016528568A 2013-07-26 2014-06-26 光学レンズをエッチングする方法及びそのための機械 Active JP6538678B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR1357427 2013-07-26
FR1357427A FR3008914B1 (fr) 2013-07-26 2013-07-26 Procede et machine de gravure de lentilles optiques
PCT/FR2014/051635 WO2015011356A1 (fr) 2013-07-26 2014-06-26 Procédé et machine de gravure de lentilles optiques

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016525717A true JP2016525717A (ja) 2016-08-25
JP6538678B2 JP6538678B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=49151246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016528568A Active JP6538678B2 (ja) 2013-07-26 2014-06-26 光学レンズをエッチングする方法及びそのための機械

Country Status (9)

Country Link
US (1) US9925681B2 (ja)
EP (1) EP3024619B1 (ja)
JP (1) JP6538678B2 (ja)
KR (1) KR102178881B1 (ja)
CN (1) CN105408060B (ja)
BR (1) BR112016001593B1 (ja)
ES (1) ES2727135T3 (ja)
FR (1) FR3008914B1 (ja)
WO (1) WO2015011356A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220152771A1 (en) * 2019-03-15 2022-05-19 Essilor International Method for assisting a user in applying an adhesive label to the surface of an ophthalmic lens with an initial contour prior to an edge grinding operation, and device for implementing the method

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6503837B2 (ja) * 2015-03-31 2019-04-24 株式会社ニデック 眼鏡レンズ加工装置
CN106002535B (zh) * 2015-03-31 2020-05-22 尼德克株式会社 眼镜镜片加工装置
CN109397008B (zh) * 2018-12-03 2023-11-07 厦门理工学院 一种新型镜片数控切割机及控制方法
CN112936001A (zh) * 2019-12-10 2021-06-11 苏州阿奎睿思机器人科技有限公司 光学精密加工单元

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10249693A (ja) * 1997-03-10 1998-09-22 Komatsu Eng Kk 眼鏡レンズの外周加工装置
JP2000153698A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Seiko Epson Corp 刻印装置
US20070277357A1 (en) * 2006-06-06 2007-12-06 Urs Meyer Machine for machining optical workpieces, in particular plastic spectacle lenses
JP2008523431A (ja) * 2004-12-10 2008-07-03 エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラレ ドプテイク) レンズ上にデータを書き込む方法及び書き込まれたデータを含むレンズ

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4656590A (en) * 1984-11-07 1987-04-07 Ronald Ace Method and apparatus for making patterns for eyeglasses
DE29723542U1 (de) * 1997-03-26 1998-11-19 OptoTech Optikmaschinen GmbH, 35435 Wettenberg Vorrichtung zur Bearbeitung optischer Linsen
DE19738668A1 (de) * 1997-09-04 1999-03-18 Wernicke & Co Gmbh Brillenglasrandbearbeitungsmaschine
JP3730406B2 (ja) * 1998-04-30 2006-01-05 株式会社ニデック 眼鏡レンズ加工装置
US6568990B2 (en) * 2000-01-18 2003-05-27 Ncrx Optical Solutions, Inc. System and method for ophthalmic lens manufacture
FR2852878B1 (fr) * 2003-03-27 2006-09-29 Briot Int Machine de meulage de verres optiques.
CA2428199A1 (en) * 2003-05-07 2004-11-07 Georges A. Zoueki Horizontal axis line tracer for lenses
CN2718612Y (zh) * 2004-06-09 2005-08-17 潘吕建 眼镜镜片车边机
FR2874526B1 (fr) * 2004-10-20 2008-01-25 Essilor Int Dispositif et procede de reglage de la direction de percage d'un outil de percage d'une lentille ophtalmique
US7533453B2 (en) * 2005-01-24 2009-05-19 Yancy Virgil T E-facet optical lens
FR2900854B1 (fr) * 2006-05-10 2009-07-17 Essilor Int Procede et dispositif de detourage d'une lentille par decoupage de ladite lentille
FR2902033B1 (fr) * 2006-06-08 2009-02-27 Essilor Int Dispositif et procede de detourage d'une lentille comportant la verification de l'adequation d'un adaptateur de blocage de ladite lentille avec une caracteristique de cette lentille ou son contour souhaite
FR2906746B1 (fr) * 2006-10-10 2009-05-22 Essilor Int Dispositif d'usinage de lentilles ophtalmiques comprenant une pluralite d'outils d'usinage disposes sur un module orientable
DE502007000692D1 (de) * 2006-10-26 2009-06-18 Satisloh Ag Maschine zur Bearbeitung von optischen Werkstücken, insbesondere von Kunststoff-Brillengläsern
FR2912335B1 (fr) * 2007-02-13 2009-04-17 Essilor Int Machine de detourage d'une lentille de lunettes,pourvue d'un porte-outils tournant sur lequel sont montes plusieurs outils de travail
FR2950161B1 (fr) * 2009-09-14 2011-10-07 Essilor Int Procede d'elaboration d'une consigne de detourage d'une lentille ophtalmique en vue de son montage sur une monture de lunettes semi-cerclee.
CN203003633U (zh) * 2012-12-13 2013-06-19 李连超 一种磨玻璃片装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10249693A (ja) * 1997-03-10 1998-09-22 Komatsu Eng Kk 眼鏡レンズの外周加工装置
JP2000153698A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Seiko Epson Corp 刻印装置
JP2008523431A (ja) * 2004-12-10 2008-07-03 エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラレ ドプテイク) レンズ上にデータを書き込む方法及び書き込まれたデータを含むレンズ
US20070277357A1 (en) * 2006-06-06 2007-12-06 Urs Meyer Machine for machining optical workpieces, in particular plastic spectacle lenses

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220152771A1 (en) * 2019-03-15 2022-05-19 Essilor International Method for assisting a user in applying an adhesive label to the surface of an ophthalmic lens with an initial contour prior to an edge grinding operation, and device for implementing the method

Also Published As

Publication number Publication date
US20160167246A1 (en) 2016-06-16
JP6538678B2 (ja) 2019-07-03
KR102178881B1 (ko) 2020-11-13
BR112016001593A2 (pt) 2017-10-31
ES2727135T3 (es) 2019-10-14
KR20160036044A (ko) 2016-04-01
CN105408060A (zh) 2016-03-16
CN105408060B (zh) 2018-10-26
WO2015011356A1 (fr) 2015-01-29
US9925681B2 (en) 2018-03-27
EP3024619B1 (fr) 2019-03-13
EP3024619A1 (fr) 2016-06-01
FR3008914A1 (fr) 2015-01-30
FR3008914B1 (fr) 2015-09-04
BR112016001593B1 (pt) 2021-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8087150B2 (en) Method for shaping a lens by cutting out
JP5213442B2 (ja) 眼科用レンズのラスタ切削技術
JP6538678B2 (ja) 光学レンズをエッチングする方法及びそのための機械
CN101626868B (zh) 用于成形眼镜片的机器,该机器设有其上安装多个加工工具的工具托架
JP4708035B2 (ja) 眼鏡レンズ加工装置
KR101752256B1 (ko) 코팅 필름을 포함하는 안경 렌즈의 처리 방법
EP2263830B1 (en) Eyeglass lens processing apparatus
JP5976270B2 (ja) 眼鏡レンズ加工装置
KR101713523B1 (ko) 안경 렌즈 둘레 가공 장치 및 방법
JPH05123957A (ja) プラスチツク部材のキヤビテイー形成方法および装置
US9688033B2 (en) Apparatus and method for working an optical lens
JP6390103B2 (ja) レンズ周縁加工装置、及びレンズ周縁加工プログラム
ES2819225T3 (es) Dispositivo para recortar lentes oftálmicas
JP6950286B2 (ja) 眼鏡レンズ加工装置および加工制御プログラム
KR101563119B1 (ko) 안경 렌즈의 자동 가공 방법
JP2007283488A (ja) 眼鏡レンズの製造方法
JP3893081B2 (ja) 眼鏡レンズ加工装置
JP6244788B2 (ja) 眼鏡レンズ加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170623

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20180515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20181128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6538678

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250