JP2016512132A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 医療用物体を身体の空間に配置するためのアクセス・デバイスであって：
   先端部の近くに開窓部を備えるニードル；
   前記ニードルを中心として配置された拡張器であって、該拡張器の先端部が前記開窓部から離れて配置された拡張器；及び
   前記ニードルと、前記拡張器との間に同軸に配置された内側部材であって、該内側部材の先端部が前記開窓部から離間して前記拡張器の前記先端部の近くに位置決めされた内側部材；
   を備え、
   前記ニードルの外側径と、前記内側部材の内側径との間の空間が、前記開窓部と流体連通して血液フラッシュ・チャネルを画成し、前記ニードルが血管を穿刺した時に前記ニードルの内側から血液を、前記開窓部を通して前記血液フラッシュ・チャネルへと流す、
   前記アクセス・デバイス。
2. 請求項１に記載のアクセス・デバイスにおいて、さらに前記拡張器を中心として同軸に配置されたシースを備える、前記アクセス・デバイス。
3. 請求項１または２に記載のアクセス・デバイスにおいて、前記ニードルが２１ゲージであり、前記拡張器が７フレンチである、前記アクセス・デバイス。
4. 請求項１〜３のいずれかに記載のアクセス・デバイスにおいて、前記血液フラッシュ・チャンネルの厚さが約０．００２インチ〜約０．００５インチの範囲である、前記アクセス・デバイス。
5. 請求項１〜４のいずれかに記載のアクセス・デバイスにおいて、前記内側部材の一部及び拡張器が、前記血液フラッシュ・チャンネル内の血液を可視化させる、前記アクセス・デバイス。
6. 医療用物体を身体の空間に配置するためのアクセス・デバイスであって、前記アクセス・デバイスが：
   ニードル管腔に沿って先端部の開口から開窓部まで延び、前記ニードル管腔の長手中心軸から径ｒ_１に配置された外側表面を備える円筒体；
   拡張器管腔に沿って基部まで延び、かつ前記拡張器管腔の長手中心軸から径ｒ_２に配置された内側面を有する円筒体を備え、前記円筒体の一部が前記開窓部から離間して前記ニードルを中心として配置された拡張器；及び
   内側部分と、外側部分と、それらの間に画成されるｒ_２−ｒ_１より小さい寸法とを備え、前記ニードルと、前記拡張器との間のフラッシュ・チャネルに配置することが可能な内側部材
   を備える前記アクセス・デバイス。
7. 請求項６に記載のアクセス・デバイスにおいて、前記内側部材が、ｒ_１より大きな内側径を有する管状体を含む、前記アクセス・デバイス。
8. 請求項７に記載のアクセス・デバイスにおいて、前記内側部材が、ｒ_２よりも小さな外側径を有する、前記アクセス・デバイス。
9. 請求項６〜８のいずれかに記載のアクセス・デバイスであって、前記内側部材が、拡張器を含む、前記アクセス・デバイス。
10. 請求項６〜９のいずれかに記載のアクセス・デバイスであって、前記内側部材が、前記開窓部から離れた第１の位置で、前記開窓部に近い第２の位置よりも、前記ニードルと、前記拡張器との間の前記空間の多くを占めるように構成される、前記アクセス・デバイス。
11. 請求項１０に記載のアクセス・デバイスであって、前記内側部材が、前記フラッシュ・チャネルに沿って前記開窓部を出る前記血液の大部分を基部へと導く、前記アクセス・デバイス。
12. 請求項６〜１１のいずれかに記載のアクセス・デバイスにおいて、前記内側部材の前記先端部の開口の円筒状突出が、前記内側部材の内側表面から距離ｄ_２に配置されており、距離ｄ_２が、距離ｒ_２−ｒ_１の半分未満である、前記アクセス・デバイス。