JP2016501852A5

JP2016501852A5 -

Info

Publication number: JP2016501852A5
Application number: JP2015543216A
Authority: JP
Filing date: 2013-11-26
Publication date: 2017-05-18

Claims

精製された糞便微生物叢および1つまたは複数の非-細胞性であって非-粒子状の糞便成分の組合せから必須になる再構成された糞便フローラを含む、医薬組成物。
1つまたは複数の非-細胞性であって非-粒子状の糞便成分が追加された、精製された糞便微生物叢を含む、医薬組成物。
前記1つまたは複数の非-細胞性であって非-粒子状の糞便成分が、合成分子、糞便微生物によって産生される生物学的に活性な分子、またはこれら両方を含む、請求項1または2に記載の医薬組成物。
前記1つまたは複数の非-細胞性であって非-粒子状の糞便成分が、生物学的に活性なタンパク質もしくはペプチド、微量栄養素、脂質、糖、低分子の炭水化物、微量元素、無機塩、灰分、粘液、アミノ酸、栄養素、ビタミン、ミネラルまたはそれらの任意の組合せを含む、請求項1または2に記載の医薬組成物。
前記1つまたは複数の非-細胞性であって非-粒子状の糞便成分が、バクテリオシン、ランバイオティクスおよびラクチシンからなる群から選択される1つまたは複数の生物学的に活性な分子を含む、請求項1または2に記載の医薬組成物。
前記1つまたは複数の非-細胞性であって非-粒子状の糞便成分が、コリシン、トロウドゥリキシン、プタインディシン、ミクロシンおよびサブチロシンAからなる群から選択される1つまたは複数のバクテリオシンを含む、請求項1または2に記載の医薬組成物。
前記1つまたは複数の非-細胞性であって非-粒子状の糞便成分が、ツリシン、ナイシン、スブチリン、エピデルミン、ミュータシン、メルサシジン、アクタガルジンおよびシンナマイシンからなる群から選択される1つまたは複数のランバイオティクスを含む、請求項1または2に記載の医薬組成物。
前記1つまたは複数の非-細胞性であって非-粒子状の糞便成分が、抗-胞子化合物、抗菌化合物、抗-炎症性化合物、またはそれらの任意の組合せを含む、請求項1または2に記載の医薬組成物。
前記1つまたは複数の非-細胞性であって非-粒子状の糞便成分が、インターロイキン、サイトカイン、ロイコトリエン、エイコサノイド、またはそれらの任意の組合せを含む、請求項1または2に記載の医薬組成物。
前記精製された糞便微生物叢が、約0.1mmより大きなサイズを有する粒子を含まない、請求項1または2に記載の医薬組成物。
バイオフィルム崩壊剤を更に含むか、またはバイオフィルム崩壊剤と併せて使用される、請求項1または2に記載の医薬組成物。
前記バイオフィルム崩壊剤が、デオキシリボヌクレアーゼ(DNアーゼ)、N-アセチルシステイン、アルギン酸リアーゼ、グリコシドヒドロラーゼディスパーシンB、クオラムセンシング阻害剤、リボ核酸III阻害ペプチド、サルバドラ・ペルシカ抽出物、コンピテンス刺激ペプチド、パツリン、ペニシリン酸、カテリシジン由来ペプチド、小溶解性ペプチド、PTP-7、酸化窒素、ネオエマルジョン、オゾン、溶解性バクテリオファージ、ラクトフェリン、キシリトールヒドロゲル、合成鉄キレート剤、クルクミン、銀ナノ粒子、アセチル-11-ケト-β-ボスウェル酸(AKBA)、シネファンギン、S-アデノシルメチオニン、S-アデノシル-ホモシステイン、デリシアフラノン、およびN-スルホニルホモセリンラクトンからなる群から選択される、1つまたは複数の酵素を含む、請求項11に記載の医薬組成物。
遅延性または徐放性の腸溶性放出用に配合された、請求項1または2に記載の医薬組成物。
必要とする対象における、腸管機能不全成分を有する状態の治療または予防のための、請求項1から13のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記状態が、便秘、腹痛、下痢、クローン病、毒、毒素、感染、毒素媒介性旅行者下痢症、クロストリジウム、C.パーフリンジェンス・ウェルチ、C.ディフィシル感染、またはクロストリジウム感染に関連した偽膜性大腸炎、脊椎関節症、脊椎関節炎、仙腸関節炎、腎炎症候群、炎症性状態、自己免疫状態、ループス、過敏性腸症候群(IBS)、結腸炎、潰瘍性結腸炎、自閉症、神経変性疾患、筋委縮性側索硬化症(ALS)、多発性硬化症(MS)、パーキンソン病(PD)、ミオクローヌスジストニア、シュタイネルト病、近位型筋強直性ミオパシー、関節リウマチ(RA)、若年性特発性関節炎(HA)、慢性疲労症候群、良性筋痛性脳脊髄炎、慢性疲労免疫機能障害症候群、慢性感染性単核球症、流行性筋痛性脳脊髄炎、肥満、低血糖症、前糖尿病性症候群、I型糖尿病、II型糖尿病、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、急性または慢性アレルギー反応、蕁麻疹、発疹、皮膚掻痒、慢性皮膚掻痒、不眠症、慢性不眠症、けいれん大発作、けいれん小発作、口臭、肝腎症候群、憩室炎、再発性憩室炎、アトピー性状態、喘息、注意欠陥障害(ADD)、強迫性障害(OCD)、鬱病、統合失調症および気分障害からなる群から選択される、請求項14に記載の医薬組成物。