JP2016223074A - 野縁受けハンガー - Google Patents

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【課題】施工される天井パネル6の水平または所定の勾配角度に応じて、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32とを軸着して角度調整できるようにし、軸着した軸芯廻りとなる対面する外周面域に設定された広幅なビス孔形成領域Tに対して、野縁受けハンガー3を吊りボルト2に取り付ける前工程で、任意の角度位置で重合するビス孔を穿設し、連結片312,322同士をビス固定して回転規制された状態で一体化する。【解決手段】吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32とを、所定角度に位置合わせした状態で、ビス孔形成領域Tに穿設させた重合するビス孔S1とS2同士をビス固定することで回転規制させて一体化し、野縁受け4を、その下面部がU字状部321の底面片に面接された状態で支持可能に構成する。【選択図】 図1

Description

本発明は、天井パネルが水平または所定の勾配角度をもって施工される天井下地において、吊りボルトの下端部に固定され、天井パネルを固定する野縁が取付けられる野縁受けを、天井パネルの下地構造に応じて、水平または所定の傾斜角度をもって支持することのできる野縁受けハンガーに関する。
一般に、在来天井は、所定の間隔を存して躯体天井部に垂下される複数の吊りボルトと、これら吊りボルト間の下端部に野縁受けハンガーや吊金具を介して支持されるチャンネル状の野縁受け(天井下地材)と、上方に開口する両側面部の上端内方に逆U字状溝を有し、野縁取付金具を介して野縁受けに取り付けされる複数のチャンネル状の野縁(天井下地材)と、野縁にビス止めされる天井パネルとから構成される。
また、天井パネルが所定の勾配角度をもって施工される際には、躯体天井部から垂下された吊りボルトは、その下端部が勾配角度に応じて傾斜状に配設され、野縁受けハンガーも傾斜状に配設された下端部に固定される。
ところで従来、野縁受けハンガーは、垂下する吊りボルトの下端部に、ナット止め調整により上下位置調整可能に連結される側面視L字状の吊りボルト固定部と、野縁受けを支持するU字状の野縁受け支持部とが一体形成され、吊りボルトに対する野縁受けハンガーの位置変更によって、上下位置が調整されるようにしたものが知られている(特許文献1の図1、図27、特許文献2の図11参照)。
しかしながら、これらのものは何れも、天井パネルが水平に施工される場合を前提として形成されたものであり、このものを勾配天井に用いた場合には、野縁受けの下面部が野縁受け支持部の底面部に対して、上り勾配側ほど離間した状態となり、両者が面接された好適な密着状態で支持することができないばかりか、特許文献1の図27に開示されたように、締結ボルトにより締め付け固定すれば、作業性も良く位置ズレ防止ができるものの、地震等の揺れを受けると、天井全体の振動負荷が下り勾配側へ加わり揺れが激しく、ガタツキや位置ズレと共に天井の落下を招来してしまう危惧があり、耐震性が要求される天井下地への採用は実質的に困難なものであった。
そこで、野縁受けハンガーを、吊りボルト固定部と野縁受け支持部の2部材に分割して、両者をボルト止めすることにより、ボルト止め部を中心に角度調整できるようにすることも提案されるが、この場合、野縁受け支持部側が回動可能な自由端となって、野縁受けの下面部を野縁受け支持部の底面部に対して、面接された密着状態で支持することができるものの、勾配天井はその構造上、野縁受けと天井パネルとによる天井全体の荷重が下り勾配側(野縁受け支持部が垂直になろうとする側)に加わるため、その回動を規制するために、例えば、野縁を取付けする前工程においては、吊りボルトと野縁受けとを補強ブレースを用いて傾斜状に架設する必要があり、野縁取付け後の工程においては、吊りボルト固定部と野縁とを連結固定する別途ステー部材などを設ける必要がある。
また、この様な回動を規制するための補強ブレースや別途ステー部材を設けるなどした場合には、部品点数の増加に伴うコスト高を招来することは勿論、作業工数も増加し施工作業が繁雑となるなどの問題点を誘発するだけでなく、水平天井や勾配天井が混在した天井構造である場合に、水平天井部には、別途ステー部材を必要としない従来の野縁受けハンガーを用いることが強いられるなど、更なる部品点数の増加となって、施工現場における取付け作業に混乱を来す要因となる。そのため、勾配天井においても、従来の一体に折曲成形されたものと同様の施工性をもって取り扱うことのできる野縁受けハンガーの出現が望まれていた。
特開平08−0136828号公報 特開2007−100358号公報
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、施工される天井パネルの水平または所定の勾配角度に応じて、吊りボルト固定部と野縁受け支持部とを軸着して角度調整できるようにしたものでありながら、軸着した軸芯廻りとなる連結片同士が対面する外周面域に設定された広幅なビス孔形成領域に対して、野縁受けハンガーを吊りボルトに取り付ける前工程で、単数または複数の個所に重合するビス孔を予め穿設することができ、任意の角度位置で重合するビス孔同士をビス固定することで、吊りボルト固定部と野縁受け支持部とが確りと固着された回転規制された状態で、かつ、野縁受け支持部を勾配天井の傾斜角度に適合した状態で一体化させ、水平や勾配天井といった天井構造に関わりなく、従来の一体に折曲成形されたものと同様に取り扱えるようにし、施工作業の煩雑化や位置ズレを招来することなく、野縁受けを野縁受け支持部に対して、水平または所定の傾斜角度をもって好適な密着状態で支持することのできる野縁受けハンガー提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の野縁受けハンガーは、躯体天井部から所定の間隔を存して垂下される複数の吊りボルトと、該吊りボルトの下端部に固定される野縁受けハンガーに支持される野縁受けと、該野縁受けに野縁取付金具を介して取り付けられる野縁と、該野縁にビス固定される天井パネルを含む天井下地において、前記野縁受けハンガーは、吊りボルトの下端部に固定される吊りボルト固定部と、野縁受けを支持するU字状部を有する野縁受け支持部とを備え、それぞれに形成された連結片を介して、施工される前記天井パネルの水平または所定の勾配角度に応じて角度調整すべく回転可能に軸着すると共に、該軸芯廻りの前記連結片同士が対面する外周面域を、軸芯から離間した位置に重合するビス孔を穿設するための面域幅を有するビス孔形成領域として設定せしめ、前記吊りボルト固定部と野縁受け支持部とを、所定角度に位置合わせした状態で、前記ビス孔形成領域に穿設させた重合するビス孔同士をビス固定することで回転規制させて一体化し、前記吊りボルト固定部を吊りボルトの下端部に固定させた状態で、野縁受けを、設定される水平または所定の傾斜角度に応じて、その下面部を前記U字状部の底面片に面接支持可能に構成されていることを特徴とするものである。
本発明は、上記のように構成したことにより、施工される天井パネルの水平または所定の勾配角度に応じて、吊りボルト固定部と野縁受け支持部とを軸着して角度調整できるようにしたものでありながら、軸着した軸芯廻りとなる連結片同士が対面する外周面域が、広幅なビス孔形成領域として設定されているので、野縁受けハンガーを吊りボルトに取り付ける前工程で、軸芯から離間した部位のビス孔形成領域に、単数または複数の個所に重合するビス孔を予め穿設することができ、任意の角度位置で重合するビス孔同士を複数個所で傾動負荷加重を分担支持してビス固定することが可能となり、吊りボルト固定部と野縁受け支持部とが確りと固着された回転規制状態で、かつ、野縁受け支持部を勾配天井の傾斜角度に適合した状態で強固に一体化することができるだけてなく、重合するビス孔を、任意角度をもって割り振りして予め穿設してしておき、これらビス孔同士を任意の角度位置で選択的に位置合わせしてビス固定することができる。
その結果、連結片同士のビス固定は、野縁受けハンガーを吊りボルトに取り付ける施工現場や工場出荷時に行うことができるようになり、水平や勾配天井といった天井構造に関わりなく、何れの天井構造にも共通に採用することができ、従来の水平天井に用いられる一体に折曲成形されたものと同様に取り扱うことができるだけでなく、野縁受けハンガーを吊りボルトに固定した状態で、下り勾配側への回動が規制された野縁受け支持部に対して、野縁受けを挿入セットするだけで、野縁受けの下面部がU字状部の底面片に面接させた状態となり、野縁受けの適正な傾斜角が自ずと定められて支持することができ、吊りボルト固定部を再度上下調整すれば、勾配角度やレベル出し、位置決めなどの組み付け調整によるセット作業を、別途部品点数の増加や施工作業の煩雑化を伴うことなく容易かつ短時間で行なうことができ、しかも、地震等の揺れを受けた際に、野縁受けが下り勾配側への滑りや離間、ガタツキ、位置ズレなどの発生を防止することができ、脱落の心配もなく、野縁受けを野縁受け支持部に対して、水平または所定の傾斜角度をもって好適な密着状態を長期に亘って維持し支持することができる。
本発明の実施形態に係る勾配天井の天井下地を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る野縁受けハンガーであって、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は背面図、(D)は平面図である。 本発明の実施形態に係る野縁受けハンガーであって、(A)は縦断面図、(B)はビス孔形成領域を示す正面図、(C)は角度調整用ビス孔の穿設状態図である。 吊りボルト固定部と野縁受け支持部との5度毎に割り振りされた角度位置におけるビス孔の重合状態を示す説明図である。 野縁受けハンガーを勾配天井に取付けした状態を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示する野縁受けハンガーを図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る勾配天井の天井下地を示す側面図である。この図に示す天井下地には、躯体天井部1から所定の間隔を存して垂下される複数の吊りボルト2と、吊りボルト2の下端部に固定される野縁受けハンガー3に傾斜状に支持される野縁受け4と、野縁受け4に野縁取付金具51を介して取り付けられる野縁5と、野縁5にビス固定される勾配天井パネル6と、躯体天井部1と野縁受け4との間で吊りボルト2に振れ止め固定金具71を介して水平状に架設される振れ止め7(天井下地材)が含まれている。
野縁受け4は、側方が開口する断面コ字状のチャンネル材からなり、天井部に所定の間隔を存して並列状に割り付けされ、野縁受けハンガー3によって支持されると共に、施工される天井パネル6の水平または所定の勾配角度に応じて吊りボルト2の先端部に取付けされる野縁受けハンガー3の位置変更によって、上下位置が調整される。このとき、野縁受け4は、図示しない躯体壁部に当接しない短めの長さに予め加工され、その両端部が野縁受け固定金具を介して躯体壁部に固定される。
野縁5は、上方に拡開した上部両側内方に折曲片を折曲形成させた逆U字状溝を有するチャンネルからなり、野縁受け4と直交するように、天井部に所定の間隔を存して並列状に割り付けされる。野縁5としては、幅寸法が異なるダブル野縁やシングル野縁があり、それぞれ野縁5の野縁取付金具51を介して野縁受け4で支持される。そして、天井部に割り付けられた野縁5間に天井パネル6を渡し、これをビス止めすることにより、既設の天井部が完成する。
野縁取付金具51は、一方の側に、野縁5の逆U字状溝内に挿入して野縁5を支持受けすよう形成された野縁支持受け部と、他方の側に、野縁5の開口側から被嵌係合して固定されるよう形成された野縁被嵌部とを、野縁受け4の上面側で折曲可能に一体化されて構成される。この野縁取付金具51は、本願出願人が開示した特登5489109号公報に掲載されたものの例示であり、詳細説明を省略する。
振れ止め固定金具71は、中央の吊りボルト2への被嵌固定部と、その両側に振れ止め7への被嵌固定部を有して側面視略コ字状に形成されている。
振れ止め7は、側方が開口する断面コ字状のチャンネル材からなり、吊りボルト2の間隔を維持するために複数の吊りボルト2間に水平状に架設される梁タイプとなっている。そして、振れ止め固定金具71を、吊りボルト2と振れ止め7とを同時に被嵌することで両者が組付け固定される。
図2は、本発明の実施形態に係る野縁受けハンガーを示し、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は背面図、(D)は平面図であり、図3の(A)は断面図、(B)はビス孔形成領域を示す正面図、(C)は角度調整用ビス孔の穿設状態図である。これらの図に示すように、野縁受けハンガー3は、板厚が3.2mmの厚板材を用い、全体が側面視略し字状に形成され、吊りボルト2の下端部にナット止め調整により上下位置調整可能に連結される側面視逆L字状の吊りボルト固定部31と、野縁受けを支持するU字状の野縁受け支持部32とを備え、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32とは、それぞれに設けた連結片312と322同士をリベット3aにて回転可能に軸着されて構成される。
吊りボルト固定部31は、吊りボルト2の下端部にナット止めされる上面固定片311と、上面固定片311から垂下折曲される連結片312とを有してプレス成型により一体成形され、上面固定片311に吊りボルト2の下端部を挿通する吊りボルト挿通孔31aが穿設されている。
野縁受け支持部32は、上方に開口するようコ字状に折曲形成されたU字状部321と、U字状部321から上方に延出されて連結片312に重合面接する連結片322とを有してプレス成型により一体成形される。U字状部321には、野縁受け4を開口側からU字状部321内に挿入セットした状態で、野縁受け4の上面部側を開口端部側となる前面片と後面片間で、締結ボルト33の締め付け操作により挟み込み挟持するためのボルト挿通孔32aと、ナット孔32bが設けられており、野縁受け4の側面部と下面部のそれぞれにドリルビス34、34にてビス固定するためのビス孔32c、32cと32dが穿設されている。
図3(B)に示すTは、施工される天井パネルの水平または所定の勾配角度に応じて傾斜角を調整するためのビス孔S1、S2を予め形成しておくためのビス孔形成領域であって、該ビス孔形成領域Tは、リベット3aの軸芯廻りとなる連結片312と連結片322とが対面する外周面域を広幅な面域幅をもって形成し、リベット(軸芯)3aから離間した位置となる面域で、ビス孔S1とビス孔S2とを、予め所定の配置設定により穿設させ、任意の角度位置で位置合わせ重合させ、ビス孔S1、S2同士をドリルビス34にてビス固定することで吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32を回転規制するための領域として機能する。
つまり、連結片312と連結片322にビス孔形成領域Tを形成するために、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32は、従来の一体形成された水平天井に用いられるものに比し、その面域幅が約2倍程度の広幅面域をもって形成されると共に、吊りボルト固定部31は野縁受け支持部32よりも広幅に形成されており、図3(C)に示すように、連結片312のビス孔形成領域Tには、都合15個のビス孔S1a〜S1oが割り振り穿設され、連結片322のビス孔形成領域Tには、都合8個のビス孔S2a〜S2hが割り振り穿設されている。この様に、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32を広幅面域をもって形成すると、野縁受けハンガー3自体の強度、特に、天井部の荷重を主体となって支える吊りボルト固定部31の逆L字状のコーナー部の強度が向上され、拡開変形を防止することができる。
リベット3aの中心とした内外円周上において、ビス孔S1a〜S1oのうち、連結片312の外周側面域に9個のビス孔S1a〜S1iが割り振り配設され、その内周側面域に6個のビス孔S1j〜S1oが割り振り配設されている。また、ビス孔S2a〜S2hのうち、連結片322の外周側面域に4個のビス孔S2a〜S2dが割り振り配設され、その内周側面域に4個のビス孔S2e〜S2hが割り振り配設されている。そして、これらビス孔S1a〜S1oとビス孔S2a〜S2hとは、45度の角度範囲内において、5度毎のピッチ角をもって、何れか1のビス孔S1、S2同士を任意の角度位置で選択的に位置合わせさせて重合するように配置設定され、謂わば多段階的な角度位置調整ができるようになっている。なお、ビス孔S1、S2の穿設位置や角度設定、配設個数やその比率は任意であり、ビス孔S1、S2に換えて連結片312、322の外周端縁にビス溝を形成するようにしても良い。
次に、5度毎に割り振りされた何れか1のビス孔S1、S2同士を任意の角度位置で選択的に位置合わせすることで、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32との傾斜角度を位置決め調整するビス孔S1、S2の重合状態を図4に示す説明図に基づいて詳述する。すなわち、ビス孔形成領域Tに重合するビス孔S1、S2を穿設するにあたり、先ず、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32とが垂直状態となる位置に重合する基点(0度)となるビス孔S1a、S2aを穿設する。この基点となるビス孔S1a、S2aから5度毎に割り振りすることにより、ビス孔S1、S2同士が重合されるようそれぞれ穿設される。所定角度位置でビス孔S1、S2同士を重合させるパターンは、中心が一致する完全重合パターンと中心が位置ズレする部分重合パターンとが形成される。完全重合するビス孔S1とS2同士は、ビス止めによる角度決めと回転規制状態とすることを前提とし、部分重合するビス孔S1とS2同士は、孔開け作業を要することなくドリルビス34やタッピングビスによりビス止めすることが可能な楕円状の重合径を有するものであり、必要においてビス止めすることで、完全重合位置における回転規制状態を更に強固にする補助的なものとして機能させることができる。なお、部分重合位置では、板厚が3.2mmの厚板材であっても孔開け作業を要することなく、細径のドリルビス34を用いて位置ズレすることなくビス固定することができ、孔開け可能な太径のドリルビス34を用いる場合は、部分重合しない位置を含め所望のビス孔S2の何れかを選択すればよい。
その完全重合と主に利用可能な部分重合するパターンは、傾斜角0度ではビス孔S1aとS2aが完全重合し、ビス孔S1bとS2b、S1kとS2f、S1nとS2h、S1iとS2dの複数個所が部分重合する。傾斜角5度ではビス孔S1bとS2bが完全重合し、ビス孔S1nとS2h、S1aとS2aで部分重合する。以下同様に、傾斜角10度では(完全重合:S1nとS2h、部分重合:S1bとS2b、S1eとS2c)、傾斜角15度では(完全重合:S1eとS2c、部分重合:S1nとS2h、S1hとS2d)、傾斜角20度では(完全重合:S1hとS2d、部分重合:S1iとS2a、S1eとS2c、S1nとS2h)、傾斜角25度では(完全重合:S1iとS2a、部分重合:S1aとS2b、S1hとS2d、S1oとS2e、S1lとS2g、S1nとS2h)、傾斜角30度では(完全重合:S1aとS2b、部分重合:S1lとS2g、S1iとS2a、S1oとS2e)、傾斜角35度では(完全重合:S1oとS2e、部分重合:S1aとS2b、S1fとS2j、S1lとS2g)、傾斜角40度では(完全重合:S1lとS2g、部分重合:S1dとS2c、S1jとS2f、S1oとS2e)、傾斜角45度では(完全重合:S1jとS2f、S1dとS2c、部分重合:S1hとS2a、S1lとS2g、S1oとS2e)で位置合わせされる。なお、部分重合位置は複数形成されるが、ビス固定は、勾配角度や天井構造応じて、回り止め強度上、リベット(軸芯)3aや完全重合位置から離間した位置を1または複数選択し、ドリルビス34…による傾動負荷加重を分担支持して行うことが好ましい。
次に、本発明の実施態様に係る野縁受けハンガー3を、勾配天井における吊りボルト2に固定し、野縁受け4を野縁受けハンガー3によって支持させる取付手順について、図1および図5(A)、(B)に基づいて説明する。なお、この図の勾配天井は10度の傾斜角をもって施工された状態を例示したものであって、これら図に示すように、先ず、施工される天井パネル6の水平または所定の勾配角度の天井仕様に応じて、任意の角度位置予め穿設された完全重合するビス孔S1とS2を選択して位置合わせ調整する。この実施態様では、10度の傾斜角で完全重合するビス孔S1cとS2hとを選択して連結片312、322同士をビス固定し、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32とを10度の傾斜角度で回転規制した状態とする。次いで、必要有る場合に、部分重合するビス孔S1eとS2cおよびビス孔S1bとS2bのうち、ビス孔S1eとS2cを選択(両方選択しても良い)してドリルビス34によりビス固定する。このビス固定作業時に吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32は、既に回転規制された固定状態となっているため、設定した角度位置がずれてしまうこともない。
同様に勾配天井仕様に応じて、必要個数分を用意する。この様に、ビス孔形成領域Tに対して、予め傾斜角度を位置決め調整できるビス孔S1とS2を穿設しておけば、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32とを所定の角度に回転規制するビス止め作業を、工場出荷時に行えることは勿論、施工現場においても行うことができる。また、工場出荷する場合には、ビス孔形成領域Tに予めビス孔S1とS2を穿設していなくとも、搬入先の勾配天井仕様に応じて、角度決め治具などを用いることで、ビス孔形成領域Tの所望の位置に予めビス固定したものを用意しておくこともできる。
この吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32が所定の角度に回転規制された状態の野縁受けハンガー3を、順次吊りボルト2の先端部に予めナットを螺入しておき、この先端部を吊りボルト挿通孔31aに挿入させて上面固定片311をナット止めして、両ナット間に挟み込んで取付け固定する。
野縁受けハンガー3の吊りボルト2への固定作業にあたっては、任意の2点間の吊りボルト2を選択し、吊りボルト固定部31を上下調整してある程度の勾配角度出しを行った仮固定状態で、野縁受け4を野縁受け支持部32のU字状部321に挿入セットする。その際、野縁受け4が滑り落ちないよう、締結ボルト33を、ボルト挿通孔32aから挿入してナット孔32bに螺入し、野縁受け4の下面部をU字状部321の底面片に面接させた状態で、締結ボルト33を仮締め付け操作し、野縁受け4をU字状部321の開口端部側となる前面片と後面片間で挟み込んで仮固定する。この面接状態とすることで、野縁受け4の適正な傾斜角(勾配角度)が自ずと定められ、この面接状態を維持しながら吊りボルト2に対して吊りボルト固定部31を再度上下調整すれば、勾配角度やレベル出し、位置決めなどの組み付け調整によるセット作業を容易に行なうことができ、締結ボルト33を締め付け操作して本固定する。
野縁受け4の傾斜角が適正にセットされた状態で、他の吊りボルト2の先端部への吊りボルト挿通孔31aの挿入と、野縁受け4へのU字状部321の挿入を行って、野縁受けハンガー3を適正位置に上下調整して締結ボルト33を締め付け操作して本固定する。その後、ビス孔32cと32dを介して、野縁受け4の側面部と下面部をドリルビス34、34にてU字状部321にビス固定する。野縁受け4を野縁受けハンガー3に適正に支持させる取付作業が完了した後、野縁5を、野縁受け4の下面部にその開口側を面接させて直交するように取付けし、順次所定の間隔を存して並列状に配設する。最後に、野縁5間に天井パネル6を渡し、これをビス止めすることにより、勾配天井部が完成する。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、いま、天井部の下地施工において、施工される天井パネル6の水平または所定の勾配角度に応じて配設される吊りボルト2の下端部に野縁受けハンガー3を固定させ、この野縁受けハンガー3に野縁受け4を取り付けて水平または傾斜状に支持するのであるが、本発明にかかる野縁受けハンガー3は、吊りボルト2の下端部に固定される吊りボルト固定部31と、野縁受け4を支持するU字状部321を有する野縁受け支持部32とを別部材として形成し、それぞれに形成された連結片312、322を介して、施工される天井パネル6の水平または所定の勾配角度に応じて角度調整すべく回転可能にリベット3aで軸着すると共に、該軸芯廻りの連結片312と322同士が対面する外周面域を、軸芯から離間した位置に重合するビス孔S1とS2を穿設するための面域幅を有するビス孔形成領域Tとして設定せしめ、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32とを、所定角度に位置合わせした状態で、ビス孔形成領域Tに穿設させた重合するビス孔S1とS2同士をビス固定することで回転規制させて一体化し、吊りボルト固定部31を吊りボルト2の下端部に固定させた状態で、野縁受け4を、設定される水平または所定の傾斜角度に応じて、その下面部をU字状部321の底面片に面接させた状態で支持可能に構成されている。
この様に構成すると、施工される天井パネル6の水平または所定の勾配角度に応じて、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32とを軸着して角度調整できるようにしたものでありながら、軸着したリベット3aの軸芯廻りとなる連結片312、322同士が対面する外周面域が、広幅なビス孔形成領域Tとして設定されているので、特に吊りボルト固定部31自体の強度が向上されると共に、野縁受けハンガー3を吊りボルト2に取り付ける前工程で、軸芯から離間した部位のビス孔形成領域Tに、単数または複数の個所に重合するビス孔S1、S2を予め穿設することができ、任意の角度位置で重合するビス孔S1とS2同士を複数個所で傾動負荷加重を分担支持してビス固定することが可能となり、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32とが確りと固着された回転規制状態で、かつ、野縁受け支持部32を勾配天井の傾斜角度に適合した状態で強固に一体化することができるだけてなく、重合するビス孔S1とS2を、任意角度をもって割り振りして予め穿設しておくことが可能となり、これらビス孔S1とS2同士を任意の角度位置で選択的に位置合わせしてビス固定することができる。
その結果、連結片312、322同士のビス固定は、野縁受けハンガー3を吊りボルト2に取り付ける施工現場や工場出荷時に行うことができるようになり、水平や勾配天井といった天井構造に関わりなく、何れの天井構造にも共通に採用することができ、従来の水平天井に用いられる一体に折曲成形されたものと同様に取り扱うことができるだけでなく、野縁受けハンガー3を吊りボルト2に固定した状態で、下り勾配側への回動(傾動)が規制された野縁受け支持部32に対して、野縁受け4を挿入セットするだけで、野縁受け4の下面部がU字状部321の底面片に面接させた状態とすることができ、この面接状態をビス固定などにより維持することで、野縁受け4の適正な傾斜角が自ずと定められて支持することができ、吊りボルト固定部31を再度上下調整すれば、勾配角度やレベル出し、位置決めなどの組み付け調整によるセット作業を容易かつ短時間で行なうことができる。しかも、野縁5を取付けする前工程において補強ブレースを傾斜状に架設するなどして回動規制したり、野縁受け4の位置ズレを防止したりする作業工程や、吊りボルト固定部31と野縁5とを連結固定して回動規制する別途ステー部材などを設ける作業工程を一切必要とすることがなく、部品点数の増加や施工作業の煩雑化を招来することが回避され、更には、地震等の揺れを受けた際に、野縁受け4が下り勾配側への滑りや離間、ガタツキ、位置ズレなどの発生を防止することができ、脱落の心配もなく、野縁受け4を野縁受け支持部32に対して、水平または所定の傾斜角度をもって好適な密着状態を長期に亘って維持し支持することができる。
また、ビス孔形成領域Tに重合するビス孔S1、S2を穿設するにあたり、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32とが垂直状態となる位置に重合する基点(0度)となるビス孔S1a、S2aを予め穿設すると共に、連結片312、322の一方または双方に、当該基点となるビス孔S1a、S2aから任意角度をもって割り振りした複数のビス孔S1b〜S1oやS2b〜S2hを予め穿設せしめ、それぞれの連結片312と322のビス孔S1とS2同士を、任意の角度位置で選択的に位置合わせすることでビス固定すべく構成されている。
この様に構成すると、連結片312、322の双方に穿設した基点となるビス孔S1aとS2aに加え、連結片312の基点となるビス孔S1aに対し、連結片322側の任意角度位置でそれぞれが重合する複数のビス孔2b〜S2h、即ち、1対複数の関係での穿設形成による完全重合するパターンや、図4に示すように、ビス孔S1とS2同士の中心が一致する完全重合パターンと中心が位置ズレする部分重合パターンとを形成することができるなど、ビス孔形成領域Tにおけるビス孔S1とS2同士の重合組合せパターンを、任意の角度範囲内で選択的に位置合わせする割り振り態様をもって、種々の自由な配設組合せによりバリエーション化させて穿設形成することができる。
しかも、完全重合するパターン位置におけるビス孔S1とS2同士のビス固定は、傾斜角度が位置決めがなされた回転規制状態とすることができ、部分重合するビス孔S1とS2同士は、この回転規制された固定状態とした後にビス固定すれば良く、板厚が3.2mmの厚板材でおっても孔開け作業を要することなく、細径のドリルビス34を用いても位置ズレせずにビス固定することができると共に、勾配角度などの天井構造に応じて、1または複数の必要個所にビス固定することができ、完全重合位置における傾動負荷加重を分担支持する回転規制状態および連結強度を更に強固にすることができ、耐震補強性能を向上することができる。さらに、水平天井や勾配天井が混在したり、勾配天井の傾斜角が異なる天井構造であっても、施工現場での異なる角度決めビス固定作業を、一種類の野縁受けハンガー3を用いて任意の角度位置で選択的に位置合わせして行うことができる。
また、連結片312、322の双方に穿設せしめた複数のビス孔S1a〜S1oやS2a〜S2hは、基点となるビス孔S1aとS2aから45度の角度範囲内において、5度ピッチ毎に何れか1のビス孔が位置合わせされるよう割り振り配設されてされているので、吊りボルト固定部31と野縁受け支持部32とが垂直状態となる位置に重合する基点(0度)となるビス孔S1a、S2aからS1o、S2hまでの45度の範囲内において、10パターンの角度位置における位置合わせにより選択的な角度調整が行え、一種類の野縁受けハンガー3を用いて略全ての勾配天井の傾斜角に対応することができるだけでなく、複数個所でビス固定されたドリルビス34…により傾動負荷加重を分担支持して強固に回転規制することができ、振動負荷を分散することでしっかりと受け止めて、吊りボルト固定部31に対する野縁受け支持部32や野縁受け4などの下り勾配側への滑りや離間、ガタツキ、位置ズレなどの発生を防止することができる。
また、野縁受け支持部32は、そのU字状部321の開口側に挿通されて、セットされた野縁受け4を締め付け挟持し、かつ、拡開を規制する締結ボルト33が設けられているので、吊りボルト2へ固定された野縁受けハンガー3の野縁受け支持部32が、所定の傾斜角度に角度固定されている状態で野縁受け4をU字状部321に挿入セットした際に、野縁受け4が下り勾配側に滑り落ちないように、野縁受け4の下面部をU字状部321の底面片に面接させた状態を維持しつつ、野縁受け4の上面部側をU字状部321の開口端部側となる前面片と後面片間で、締結ボルト33を締め付け操作することで仮固定状態とし、吊りボルト2に対して吊りボルト固定部31を上下調整した後に、しっかりと挟み込み挟持して本固定することができ、勾配角度やレベル出し、位置決めなどの組み付け調整によるセット作業を容易に行なうことができる。
また、野縁受け支持部32は、そのU字状部321の略中央と底面片に穿設されたビス孔32cと32dを介して、セットされた野縁受け4の側面部と下面部をビス固定するので、締結ボルト33により適正に挟持された野縁受け4をU字状部321に強固に一体化取着することができ、地震等の揺れを受けた際に、野縁受け4が下り勾配側への滑りや離間、ガタツキ、位置ズレなどの発生を防止することができ、脱落の心配もなく、野縁受け4を野縁受け支持部32に対して、水平または所定の傾斜角度をもって好適な密着状態を長期に亘って維持し支持することができる。
1 躯体天井部
2 吊りボルト
3 野縁受けハンガー
31 吊りボルト固定部
311 上面固定片
31a 吊りボルト挿通孔
312 連結片
32 野縁受け支持部
321 U字状部
32a ボルト挿通孔
32b ナット孔
32c ビス孔
322 連結片
3a リベット
33 締結ボルト
34 ドリルビス
4 野縁受け
5 野縁
51 野縁取付金具
6 天井パネル
7 振れ止め
71 振れ止め固定金具
T ビス孔形成領域
S1(S1a〜S1o) ビス孔
S2(S2a〜S2h) ビス孔

Claims (6)

  1. 躯体天井部から所定の間隔を存して垂下される複数の吊りボルトと、該吊りボルトの下端部に固定される野縁受けハンガーに支持される野縁受けと、該野縁受けに野縁取付金具を介して取り付けられる野縁と、該野縁にビス固定される天井パネルを含む天井下地において、
    前記野縁受けハンガーは、吊りボルトの下端部に固定される吊りボルト固定部と、野縁受けを支持するU字状部を有する野縁受け支持部とを備え、それぞれに形成された連結片を介して、施工される前記天井パネルの水平または所定の勾配角度に応じて角度調整すべく回転可能に軸着すると共に、
    該軸芯廻りの前記連結片同士が対面する外周面域を、軸芯から離間した位置に重合するビス孔を穿設するための面域幅を有するビス孔形成領域として設定せしめ、
    前記吊りボルト固定部と野縁受け支持部とを、所定角度に位置合わせした状態で、前記ビス孔形成領域に穿設させた重合するビス孔同士をビス固定することで回転規制させて一体化し、
    前記吊りボルト固定部を吊りボルトの下端部に固定させた状態で、野縁受けを、設定される水平または所定の傾斜角度に応じて、その下面部を前記U字状部の底面片に面接支持可能に構成されているとを特徴とする野縁受けハンガー。
  2. 請求項1において、前記ビス孔形成領域に重合するビス孔を穿設するに、前記吊りボルト固定部と野縁受け支持部とが垂直状態となる位置に重合する基点となるビス孔を予め穿設すると共に、前記連結片の一方または双方に、当該基点となるビス孔から任意角度をもって割り振りした複数のビス孔を予め穿設せしめ、それぞれの連結片のビス孔同士を、任意の角度位置で選択的に位置合わせすることでビス固定すべく構成されていることを特徴とする野縁受けハンガー。
  3. 請求項2において、前記連結片の双方に穿設せしめた複数のビス孔は、前記基点となるビス孔から45度の角度範囲をもって割り振りされていることを特徴とする野縁受けハンガー。
  4. 請求項2または3において、前記連結片に穿設せしめた複数のビス孔は、所定の角度範囲内において5度ピッチ毎に何れか1のビス孔が位置合わせされるよう配設されていることを特徴とする野縁受けハンガー。
  5. 請求項1乃至4の何れかにおいて、前記野縁受け支持部は、そのU字状部の開口側に挿通されて、セットされた野縁受けを締め付け挟持し、かつ、拡開を規制する締結ボルトが設けられていることを特徴とする野縁受けハンガー。
  6. 請求項1乃至5の何れかにおいて、前記野縁受け支持部は、そのU字状部の略中央に穿設されたビス孔を介して、セットされた野縁受けの側面部をビス固定することを特徴とする野縁受けハンガー。
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