JP2016222736A - ガロタンニン含有組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物、および
(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノール
を含有する組成物。
さらに、(C)1,3−ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールから選択される1以上、さらに(D)1以上の界面活性剤を含有する
【選択図】なし
Description
[1](A)ガロタンニンを含有する植物抽出物、および
(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノール
を含有する組成物。
[2]ガロタンニンがグルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計4〜12個の没食子酸が結合した化合物であることを特徴とする上記[1]記載の組成物。
[3]ガロタンニンがペンタガロイルグルコースであることを特徴とする上記[1]記載の組成物。
[4]植物が、五倍子、没食子、芍薬および大黄から選ばれる1以上である上記[1]から[3]のいずれかに記載の組成物。
[5]組成物に含まれる全ガロタンニンのうち、30重量%〜95重量%がペンタガロイルグルコースであることを特徴とする上記[1]から[4]のいずれかに記載の組成物。
[6](B)の重量/(A)の重量が0.0001〜20であることを特徴とする上記[1]から[5]のいずれかに記載の組成物。
[7]さらに、(C)1,3−ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールから選択される1以上を含む上記[1]から[6]のいずれかに記載の組成物。
[8](C)の重量/(A)の重量が、0.04〜355であることを特徴とする上記[7]に記載の組成物。
[9]さらに、(D)1以上の界面活性剤を含む上記[1]から[8]のいずれかに記載の組成物。
[10](D)が、グリセリンエーテル、グリセリンエステル、ソルビタンエステル、脂肪酸エステル、アシルアミノ酸ポリグリセリンエステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド、脂肪酸アルカノールアミド、およびそれらのアルキレンオキシド付加物から選択される1以上である上記[9]に記載の組成物。
[11]上記[1]から[10]のいずれかに記載の組成物を含む抗菌剤。
[12]アナエロコッカス属細菌に対する抗菌剤である上記[11]に記載の抗菌剤。
[13]上記[1]から[10]のいずれかに記載の組成物を含む化粧料。
[14]上記[1]から[10]のいずれかに記載の組成物を含むアポクリン臭原因物質発生抑制剤。
[15]アポクリン臭原因物質が、3−メチル−3−ヒドロキシヘキサン酸、3−メチル−2−ヘキセン酸、3−メチル−3−スルホニルヘキサン−1−オール、および3−メルカプト−3−メチルヘキサン−1−オールから選択される1以上であることを特徴とする上記[14]に記載のアポクリン臭原因物質発生抑制剤。
本発明において、ガロタンニンとは、グルコースの水酸基に没食子酸のカルボキシル基がエステル結合した化合物群をいう。具体的には、グルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計1以上の没食子酸が結合した化合物が挙げられ、モノガロイルグルコース、ジガロイルグルコース、トリガロイルグルコース、テトラガロイルグルコース、ペンタガロイルグルコース、ヘキサガロイルグルコース、ヘプタガロイルグルコースオクタガロイルグルコース、ノナガロイルグルコース、デカガロイルグルコース、ウンデカガロイルグルコース、ドデカガロイルグルコース等が挙げられる。グルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計4〜12個の没食子酸が結合した化合物が好ましく、グルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計4〜7個の没食子酸が結合した化合物がより好ましく、グルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計4〜6個の没食子酸が結合した化合物がさらに好ましく、グルコースの水酸基のすべてに1つずつ合計5個の没食子酸が結合した化合物、すなわち、ペンタガロイルグルコースが最も好ましい。
トリクロサンは、5−クロロ−2−[2,4−ジクロロフェノキシル]フェノールともいい、商業的に入手可能である。イソプロピルメチルフェノールは、3−メチル−4−イソプロピルフェノールともいい、商業的に入手可能である。どちらも単独又は併用して本発明の組成物として用いることができる。尚、(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物と単独で組み合わせる場合は、抗菌能力の強さの観点から、トリクロサンがより好ましい。
(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物と(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノールを併用することにより、強い抗菌効果を示し、少量配合するだけでも十分な抗菌効果を示す組成物を提供することができる。
本発明の組成物には、抗菌性を持続させ、また強化するために、さらに、(C)として、1,3−ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールから選択される1以上を含有することが好ましい。これらの化合物は、1種のみを使用してもよいし、1以上を使用してもよい。1,3−ブチレングリコールまたはジプロピレングリコールがより好ましく、ジプロピレングリコールがさらにより好ましい。
本発明の組成物には、着色や溶解性の観点より、さらに、(D)として、1以上の界面活性剤を含むことが好ましい。界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、例えばN−アシルグルタミン酸塩およびN−アシルアスパラギン酸塩等のN−アシル酸性アミノ酸塩(ここで、アシルとは、炭素数が10〜26、好ましくは12〜20のアシル基を意味し、例えば、オクタノイル基、デカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、ベヘニル基、オレオイル基又はココイル基が挙げられる。以下同じ);N−アシルグリシン塩、N−アシルアラニン塩およびN−アシルスレオニン塩などのN−アシル中性アミノ酸塩;N−アシルアルギニン等のN−アシル塩基性アミノ酸塩;N−アシル−N−メチルタウリン塩、N−アシルサルコシン塩、アルキルサルフェートおよびそのアルキレンオキシド付加物、脂肪酸アミドエーテルサルフェート、脂肪酸の金属塩、弱塩基塩およびアミノ酸塩、スルホコハク酸系界面活性剤、アルキルフォスフェートおよびそのアルキレンオキシド付加物、アルキルエーテルカルボン酸;
ノニオン性界面活性剤、例えば、グリセリンエーテルおよびそのアルキレンオキシド付加物などのエーテル型界面活性剤;グリセリンエステルおよびそのアルキレンオキシド付加物などのエステル型界面活性剤;ソルビタンエステルおよびそのアルキレンオキシド付加物などのエーテルエステル型界面活性剤;ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グリセリンエステル、脂肪酸ポリグリセリンエステル、アシルアミノ酸ポリグリセリンエステル、ソルビタンエステル、ショ糖脂肪酸エステルなどのエステル型界面活性剤;アルキルグルコシド類、硬化ヒマシ油ピログルタミン酸ジエステルおよびそのエチレンオキシド付加物、ならびに脂肪酸アルカノールアミドなどの含窒素型のノニオン性界面活性剤;
カチオン界面活性剤、例えば、アルキルアンモニウムクロライド、ジアルキルアンモニウムクロライドなどの脂肪族アミン塩、それらの4級アンモニウム塩;ベンザルコニウム塩などの芳香族4級アンモニウム塩;脂肪酸アシルアルギニンエステル塩、アルキルオキシヒドロキシプロピルアルギニン塩;並びに
両性界面活性剤、例えばアルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アミノプロピオネート、カルボキシベタインなどのベタイン型界面活性剤、アミノカルボン酸型界面活性剤、イミダゾリン型界面活性剤等が挙げられる。
ここで、上記界面活性剤の塩としては、特に制限はないが、具体的には、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム等の無機塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、リジン、オルニチン、アルギニン等の有機アミン塩、等の塩基性塩や;塩酸、硫酸、炭酸、リン酸等の無機酸塩、酢酸、酒石酸、クエン酸、p−トルエンスルホン酸、グリコール酸、リンゴ酸、乳酸、脂肪酸、酸性アミノ酸、ピログルタミン酸等の有機酸塩、等の酸性塩を挙げることができる。これらは、1種又は2種以上を組み合わせても構わない。
A−1の抽出物:味の素オムニケム(AJINOMOTO OMNICHEM SA.NV)社製「PGG」(精製タンニン酸 平均分子量 940程度、五倍子由来)
A−2の抽出物:味の素オムニケム(AJINOMOTO OMNICHEM SA.NV)社製「BREWTAN」(粗タンニン酸 平均分子量 1440程度、五倍子由来)
A−3の抽出物:味の素オムニケム(AJINOMOTO OMNICHEM SA.NV)社製「TANAL」(粗タンニン酸 平均分子量 1040程度、五倍子由来)
なお、A−1からA−3の植物抽出物の各ガロタンニンの含有量は表1の通りである。検出には液体クロマトグラフィー(島津社製LC−10)にて紫外吸収220nmを用いて測定した。
トリクロサン:和光純薬社製、商品名2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル
イソプロピルメチルフェノール:和光純薬社製、商品名4−イソプロピル−3−メチルフェノール
(C)
1,3−ブチレングリコール:ダイゼル社製、商品名1,3−BG UK
プロパンジオール:岩瀬コスファ社製、商品名Zemea Selectプロパンジオール
ジプロピレングリコール:旭硝子社製、商品名DPG−FC
1,2−ペンタンジオール:感光社製、商品名Hydrolite−5
(D)
モノパルミチン:東京化成工業社製、商品名モノパルミチン
ソルビタンモノパルミテート:ナカライテスク社製、商品名ソルビタンモノパルミテート
(A)成分と(B)成分を併用した場合の相乗効果を、FIC index(Mackay M.L., Int.J.Antimicrob.Agents,15,125−129,2000を参照のこと)を用いて測定し、以下のように評価した。
◎(効果大):FIC indexが0.5以下
○(効果有):FIC indexが0.5より大きく1以下
△(効果微妙):FIC indexが1より大きく2以下
×(効果なし):FIC indexが2より大きい
なお、最少発育阻止濃度の測定は、Corynebacterium genitalium (コリネバクテリウム・ジェニタリウム 以下、C.genitalium)、Escherichia coli(エシェリヒア・コリ 和名:大腸菌、以下、E.coli)、Anaerococcus sp.(アナエロコッカス・エスピー)を用いて以下の方法で行った。なお、使用したAnaerococcus sp.は種不明菌であるが、同様の菌であるAnaerococcus octavius(アナエロコッカス・オクタビウス、受託番号DSM11663)はDSM(Deutsche Sammlung von Mikroorganismen und Zellkulturen)に寄託されており、入手可能である。
96wellプレートに被試験菌の終濃度がC.genitalium、E.coliは1×104cfu/ml、Anaerococcus sp.は1×105cfu/mlになるように被試験菌含有の培地を分注し、そこへ評価サンプルを添加した。評価サンプルの終濃度は、表2に示す通りである。
C.genitalium、E.coliは好気条件下、Anaerococcus sp.は嫌気条件下で37℃、5日間保存した。保存後、被試験菌に適切な寒天培地に上記培養液の一部を播種し、嫌気、好気条件下で37℃、2日間保存し、被試験菌のコロニー形成の有無をもって判定した。
C.genitaliumに対する抗菌性を見ると、組成物に含まれる全ガロタンニンのうち、90重量%がペンタガロイルグルコースであるA−1の抽出物は、非常に抗菌性が優れており、ついで、組成物に含まれる全ガロタンニンのうち、30.4重量%がペンタガロイルグルコースであるA−3の抽出物が優れていた(参考例1、2、3)。
Anaerococcus sp.に対する抗菌性は、A−1の抽出物の場合、最小発育阻止濃度が250(μg/ml)と非常に優れていた。従って(A)を含有する本願組成物は、従来除菌することが難しかったアナエロコッカス属細菌に対しても有用な組成物となることがわかる。なお、A−3の抽出物の最小発育阻止濃度は2000(μg/ml)、A−2の抽出物の最小発育阻止濃度は10000(μg/ml)であった。この結果からも、組成物に含まれる全ガロタンニンのうち、90重量%がペンタガロイルグルコースであるA−1の抽出物は、非常に抗菌性が優れていることがわかる。
さらに(C)成分を加えた際の、抗菌性の持続性を阻止円の直径の比を基に以下のように評価した。
実施例3〜実施例23に記載した各試薬の水溶液を調製し、調製直後の水溶液、および調製後37℃で1週間保存後の水溶液について、阻止円の直径を測定した。阻止円の測定は、各菌株の寒天プレートを作成し、そこに各水溶液を滴下した後37℃で一晩培養し、菌の増殖が確認されない領域を阻止円とし、その直径を測定した。阻止円の比は、1週間保存後の水溶液の阻止円の直径を調製直後の水溶液の直径で割った値とした。
◎(効果大):阻止円の比が1.2以上
○(効果有):阻止円の比が1.2未満〜0.9以上
△(効果微妙):阻止円の比が0.9未満〜0.7未満
×(効果なし):阻止円の比が0.7以下
さらに、(C)成分を加えた際の、抗菌活性を阻止円の直径との比を基に、以下のように評価した。
実施例3〜実施例23に記載した各試薬の水溶液、および実施例3〜実施例23に記載した各試薬から(C)成分を除いた水溶液を調製し、各水溶液について、阻止円の直径を測定した。阻止円の測定は、各菌株の寒天プレートを作成し、そこに各水溶液を滴下した後37℃で一晩培養して阻止円の直径を測定した。阻止円の比は、実施例3〜実施例23に記載した各試薬の水溶液の阻止円の直径を、実施例3〜実施例23に記載した各試薬から(C)成分を除いた水溶液の直径で割った値とした。
◎(効果大):阻止円の比が1.2以上
○(効果有):阻止円の比が1.2未満〜1.0未満
△(効果微妙):阻止円の比が0.8より大きく1.0以下
×(効果なし):阻止円の比が0.8以下
なお、試験には、上記C.genitalium、E.coliに加え、 Staphylococcus aureus(スタフィロコッカス・アウレウス、和名:黄色ブドウ球菌、以下S.aureus)、 Staphylococcus epidermidis(スタフィロコッカス・エピデルミディス、和名:皮膚ブドウ球菌、以下S.epidermidis)を使用した。
(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物の3−メチル−3−ヒドロキシヘキサン酸(HMHA)の発生抑制効果を、HMHAの発生抑制率から以下のように評価した。
HMHAの発生抑制率は、Anaerococcus sp.を1.0×1010cells/mlを含む培養液の破砕液20μlと200mMのNα−3−メチル−3−ヒドロキシヘキサノイル−グルタミン(アポクリン汗腺由来の分泌物であり、HMHAの前駆物質)を5ul混和し、A−1の抽出物を表9に記載の濃度となるように添加し、semisynthetic medium(lリットル中:KH2PO43g、K2HPO41.9g、酵母抽出物0.2g、0.2gMgSO47H2O、NaCl1.4g、NH4Cl1g,MnCl210mg、FeCl31mg、CaCl21 mg)で全量を500μlとした。24時間、37℃で保存したのち、系中のHMHAの発生量(V)をガスクロマトグラフィー(GLサイエンス社)によって定量し、A−1の抽出物を添加していない場合のHMHAの発生量をコントロール(V0)として、以下の式より求めた。
発生抑制率(%)=(1−V/V0)×100
◎(効果大):HMHAの発生抑制率が80%以上
○(効果有):HMHAの発生抑制率が60%以上80%未満
△(効果微妙):HMHAの発生抑制率が30%以上60%未満
×(効果なし):HMHAの発生抑制率が30%未満
※2 味の素(株)社製:「GP−1」
※3 味の素(株)社製:「アミホープLL」
Claims (15)
- (A)ガロタンニンを含有する植物抽出物、および
(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノール
を含有する組成物。 - ガロタンニンがグルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計4〜12個の没食子酸が結合した化合物であることを特徴とする請求項1記載の組成物。
- ガロタンニンがペンタガロイルグルコースであることを特徴とする請求項1記載の組成物。
- 植物が、五倍子、没食子、芍薬および大黄から選択される1以上である請求項1から3のいずれか1項に記載の組成物。
- 組成物に含まれる全ガロタンニンのうち、30重量%〜95重量%がペンタガロイルグルコースであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の組成物。
- (B)の重量/(A)の重量が0.0001〜20であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の組成物。
- さらに、(C)1,3−ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールから選択される1以上を含む請求項1から6のいずれか1項に記載の組成物。
- (C)の重量/(A)の重量が、0.04〜355であることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
- さらに、(D)1以上の界面活性剤を含む請求項1から8のいずれか1項に記載の組成物。
- (D)が、グリセリンエーテル、グリセリンエステル、ソルビタンエステル、脂肪酸エステル、アシルアミノ酸ポリグリセリンエステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド、脂肪酸アルカノールアミド、およびそれらのアルキレンオキシド付加物から選択される1以上である請求項9に記載の組成物。
- 請求項1から10のいずれか1項に記載の組成物を含む抗菌剤。
- アナエロコッカス属細菌に対する抗菌剤である請求項11に記載の抗菌剤。
- 請求項1から10のいずれか1項に記載の組成物を含む化粧料。
- 請求項1から10のいずれか1項に記載の組成物を含むアポクリン臭原因物質発生抑制剤。
- アポクリン臭原因物質が、3−メチル−3−ヒドロキシヘキサン酸、3−メチル−2−ヘキセン酸、3−メチル−3−スルホニルヘキサン−1−オール、および3−メルカプト−3−メチルヘキサン−1−オールから選択される1以上であることを特徴とする請求項14に記載のアポクリン臭原因物質発生抑制剤。
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