JP2016222736A - ガロタンニン含有組成物 - Google Patents

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孝吉 藤井
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純子 篠崎
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Abstract

【課題】優れた抗菌効果を有し、着色、沈殿のない組成物を提供すること、またアポクリン臭原因物質発生抑制剤を提供する
【解決手段】
(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物、および
(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノール
を含有する組成物。
さらに、(C)1,3−ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールから選択される1以上、さらに(D)1以上の界面活性剤を含有する
【選択図】なし

Description

本発明は、(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物および(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノールを含有する組成物に関する。さらに、(C)1,3−ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールから選択される1以上、さらに(D)1以上の界面活性剤を含有する組成物に関する。また、本発明は上記組成物を含有する抗菌剤、更には、上記組成物を含有するアポクリン臭原因物質発生抑制剤に関する。
ガロタンニンはグルコースにガロイル基が結合した構造を有する化合物群のことをいう。ガロタンニンは、抗菌性を有することが知られており(特許文献1:特開2007−84477号公報)、化粧料等に使用されている。ガロタンニンは、化学的に合成することもできるが、植物由来のものが化粧品原料として一般に消費者に好まれる。しかしながら一般に植物由来の原料は、化粧品に配合した際時間の経過とともに着色や析出の問題がしばしば発生するため、十分な量を配合することができず、その効果を十分に享受することができなかった。そこで、優れた抗菌効果を有し、着色、沈殿のない組成物が求められていた。
一方、体臭、特に腋臭は自分や周囲の者にとって不快を与えるだけでなく、本人にとって心理的、精神的な負担が大きいために、臭いの発生を抑制することが求められている。臭いの発生理由として、アポクリン汗腺由来の分泌物が、皮膚に存在する特定の細菌によって、「アポクリン臭原因物質」に変換されていることが知られている。そこで抗菌剤を皮膚に塗布して細菌の増殖を抑えるなどの抑制手法が知られている。しかし、既存の抗菌剤が効きにくい細菌なども存在し、十分な効果が得られていない。また、原因物質への変換に関与する酵素、例えばN−アシル−アミノアシラーゼの作用を直接阻害する阻害剤の利用が試みられている。しかし現在見出されている阻害剤は皮膚に対して有害な作用を有する物質が多く、有用な手段とはなっていなかった。そこで、有害な作用が少なく、既存の抗菌剤などが効きにくい細菌に作用し、同時にN−アシル−アミノアシラーゼの作用を直接阻害して、原因物質の発生を抑制することができる組成物が求められていた。
特開2007−84477号
本発明の課題は、優れた抗菌効果を有し、着色、沈殿のない、かつ、アポクリン臭原因物質発生抑制効果を有する組成物を提供することである。
本発明者らは、上記課題に鑑み鋭意研究した結果、(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物、および(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノールを含有する組成物は、相乗的に抗菌効果を示すことを見出し、さらに、(C)1,3−ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールから選択される1以上、さらに(D)1以上の界面活性剤を併用することにより、抗菌効果の持続性が改善、増強されることを見出し、また、本願の組成物は、抗菌性を有すると同時にN−アシル−アミノアシラーゼの作用を直接阻害することができ、アポクリン臭原因物質発生抑制剤として有用であることを見出し、発明を完成させた。
すなわち、本発明は以下の態様を含む。
[1](A)ガロタンニンを含有する植物抽出物、および
(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノール
を含有する組成物。
[2]ガロタンニンがグルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計4〜12個の没食子酸が結合した化合物であることを特徴とする上記[1]記載の組成物。
[3]ガロタンニンがペンタガロイルグルコースであることを特徴とする上記[1]記載の組成物。
[4]植物が、五倍子、没食子、芍薬および大黄から選ばれる1以上である上記[1]から[3]のいずれかに記載の組成物。
[5]組成物に含まれる全ガロタンニンのうち、30重量%〜95重量%がペンタガロイルグルコースであることを特徴とする上記[1]から[4]のいずれかに記載の組成物。
[6](B)の重量/(A)の重量が0.0001〜20であることを特徴とする上記[1]から[5]のいずれかに記載の組成物。
[7]さらに、(C)1,3−ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールから選択される1以上を含む上記[1]から[6]のいずれかに記載の組成物。
[8](C)の重量/(A)の重量が、0.04〜355であることを特徴とする上記[7]に記載の組成物。
[9]さらに、(D)1以上の界面活性剤を含む上記[1]から[8]のいずれかに記載の組成物。
[10](D)が、グリセリンエーテル、グリセリンエステル、ソルビタンエステル、脂肪酸エステル、アシルアミノ酸ポリグリセリンエステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド、脂肪酸アルカノールアミド、およびそれらのアルキレンオキシド付加物から選択される1以上である上記[9]に記載の組成物。
[11]上記[1]から[10]のいずれかに記載の組成物を含む抗菌剤。
[12]アナエロコッカス属細菌に対する抗菌剤である上記[11]に記載の抗菌剤。
[13]上記[1]から[10]のいずれかに記載の組成物を含む化粧料。
[14]上記[1]から[10]のいずれかに記載の組成物を含むアポクリン臭原因物質発生抑制剤。
[15]アポクリン臭原因物質が、3−メチル−3−ヒドロキシヘキサン酸、3−メチル−2−ヘキセン酸、3−メチル−3−スルホニルヘキサン−1−オール、および3−メルカプト−3−メチルヘキサン−1−オールから選択される1以上であることを特徴とする上記[14]に記載のアポクリン臭原因物質発生抑制剤。
本発明によって、優れた抗菌効果を有し、着色、沈殿のない組成物を提供すること、および、該組成物を含む抗菌剤、さらには、該組成物を含むアポクリン臭原因物質発生抑制剤を提供することができる。驚くべきことに、本願の組成物は、従来除菌することが難しかったアナエロコッカス(Anaerococcus)属細菌に対する抗菌性能が極めて優れている。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明の組成物は、(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物および(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノールを含有する。
[(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物]
本発明において、ガロタンニンとは、グルコースの水酸基に没食子酸のカルボキシル基がエステル結合した化合物群をいう。具体的には、グルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計1以上の没食子酸が結合した化合物が挙げられ、モノガロイルグルコース、ジガロイルグルコース、トリガロイルグルコース、テトラガロイルグルコース、ペンタガロイルグルコース、ヘキサガロイルグルコース、ヘプタガロイルグルコースオクタガロイルグルコース、ノナガロイルグルコース、デカガロイルグルコース、ウンデカガロイルグルコース、ドデカガロイルグルコース等が挙げられる。グルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計4〜12個の没食子酸が結合した化合物が好ましく、グルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計4〜7個の没食子酸が結合した化合物がより好ましく、グルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計4〜6個の没食子酸が結合した化合物がさらに好ましく、グルコースの水酸基のすべてに1つずつ合計5個の没食子酸が結合した化合物、すなわち、ペンタガロイルグルコースが最も好ましい。
本発明において、ペンタガロイルグルコースは、1,2,3,4,6−ペンタ−O−ガロイル−β−D−グルコースを意味し、以下の構造を有する。
本発明の抽出物は、五倍子、没食子、芍薬、大黄、楊梅皮、桂皮、ウラジロガシ皮、コケモモ葉、牡丹皮、菱実、地楡および牡丹皮等の植物から得ることができる。これらは1種のみを用いても良いし、2種以上を用いても良い。五倍子、没食子、芍薬および大黄がより好ましく、五倍子および没食子が一層好ましく、五倍子が最も好ましい。
抽出は、抽出溶媒として水、メタノールもしくはエタノール等のアルコール、またはアセトン等の親水性有機溶媒、およびこれらの混合物を使用して行うことができる。これらのうち、水及び/又はアルコールを用いることが好ましく、更に、上記アルコールとしてエタノールを用いることがより好ましい。特に、含水エタノールを用いることが最も好ましい。含水エタノール中のエタノール濃度は、含水エタノールの全体積を100体積%とした場合、40〜90体積%、好ましくは60〜80体積%とすることができる。抽出後、抽出溶媒を除去し、抽出物を固形物として得ることができる。
本発明の抽出物には、数種のガロタンニンが含まれているが、適宜メタノリシス、再結晶、再抽出、および/または液体クロマトグラフィー等を用いて分離・精製することにより、所望のガロタンニンを多く含有させることができる。本発明の組成物に含まれる全ガロタンニンのうち、20重量%〜100重量%が所望のガロタンニンであることが好ましく、より好ましくは25重量%〜99.7重量%、さらに好ましくは30重量%〜95重量%、さらにより好ましくは90重量%〜95重量%である。尚、所望のガロタンニンとしてはペンタガロイルグルコースが最も好ましいことを念のために記載する。
なお、本発明の(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物は、N−アシル−アミノアシラーゼの作用を直接阻害することにより、アポクリン臭原因物質の発生を抑制することができ、単独で、または、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール等の他の成分と組み合わせてアポクリン臭原因物質発生抑制剤として使用することができる。アポクリン臭原因物質としては、3−メチル−3−ヒドロキシヘキサン酸、3−メチル−2−ヘキセン酸、3−メチル−3−スルホニルヘキサン−1−オール、および3−メルカプト−3−メチルヘキサン−1−オールが挙げられる。この中でも3−メチル−3−ヒドロキシヘキサン酸であることがより好ましい。原因物質の発生を抑制することにより、腋臭等の体臭の抑制が可能になる。本発明の組成物は(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物を含むため、アポクリン臭原因物質発生抑制剤として使用することができる。
さらに、(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物は、従来除菌することが難しかったアナエロコッカス属細菌の殺菌性能に優れている。本発明の組成物は、(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物を含むため、アナエロコッカス属細菌に対する抗菌剤として使用すると効果的である。
(A)成分を組成物に配合する場合の下限値は、その効果が発揮されさえすれば特に制限はないが、0.001重量%とするのが好ましい。有効な効果を発揮し得るという観点で、0.005重量%がより好ましく、0.01重量%がより好ましく、0.02重量%がより好ましく、0.03重量%がより好ましく、0.05重量%が最も好ましい。
(A)成分を組成物に配合する場合の上限値は、その効果が発揮されさえすれば特に制限はないが、10重量%とするのが好ましい。皮膚細菌を過度に死滅させないという観点から、5重量%がより好ましく、1重量%がより好ましく、0.5重量%がより好ましく、0.3重量%がより好ましく、0.1重量%が最も好ましい。
[(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノール]
トリクロサンは、5−クロロ−2−[2,4−ジクロロフェノキシル]フェノールともいい、商業的に入手可能である。イソプロピルメチルフェノールは、3−メチル−4−イソプロピルフェノールともいい、商業的に入手可能である。どちらも単独又は併用して本発明の組成物として用いることができる。尚、(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物と単独で組み合わせる場合は、抗菌能力の強さの観点から、トリクロサンがより好ましい。
(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物と(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノールを併用することにより、強い抗菌効果を示し、少量配合するだけでも十分な抗菌効果を示す組成物を提供することができる。
本発明の組成物中、(B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノールは、(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物に対して、重量比、すなわち、(B)の重量/(A)の重量が0.0001〜20とするのが好ましく、0.0001〜10がより好ましく、0.0001〜1がさらに好ましい。
[(C)1,3−ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオール]
本発明の組成物には、抗菌性を持続させ、また強化するために、さらに、(C)として、1,3−ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールから選択される1以上を含有することが好ましい。これらの化合物は、1種のみを使用してもよいし、1以上を使用してもよい。1,3−ブチレングリコールまたはジプロピレングリコールがより好ましく、ジプロピレングリコールがさらにより好ましい。
(C)成分を組成物に配合する場合の下限値は、その効果が発揮されさえすれば特に制限はないが、0.04重量%とするのが好ましい。有効な効果を発揮し得るという観点で、0.08重量%がより好ましく、0.1重量%がさらにより好ましく、0.4重量%が最も好ましい。
(C)成分を組成物に配合する場合の上限値は、その効果が発揮されさえすれば特に制限はないが、10重量%とするのが好ましい。5重量%がより好ましく、1重量%がさらにより好ましく、0.5重量%が最も好ましい。
本発明の組成物中、(C)は、(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物に対して、重量比、すなわち、(C)の重量/(A)の重量が(A)ガロタンニン100重量部に対して、0.04以上とするのが好ましい。0.18以上がより好ましく、0.22以上がさらに好ましい。また、355以下の量とするのが好ましい。より好ましくは15重量部以下、さらに好ましくは7重量部以下、最も好ましくは1重量部以下である。
[(D)界面活性剤]
本発明の組成物には、着色や溶解性の観点より、さらに、(D)として、1以上の界面活性剤を含むことが好ましい。界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、例えばN−アシルグルタミン酸塩およびN−アシルアスパラギン酸塩等のN−アシル酸性アミノ酸塩(ここで、アシルとは、炭素数が10〜26、好ましくは12〜20のアシル基を意味し、例えば、オクタノイル基、デカノイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、ベヘニル基、オレオイル基又はココイル基が挙げられる。以下同じ);N−アシルグリシン塩、N−アシルアラニン塩およびN−アシルスレオニン塩などのN−アシル中性アミノ酸塩;N−アシルアルギニン等のN−アシル塩基性アミノ酸塩;N−アシル−N−メチルタウリン塩、N−アシルサルコシン塩、アルキルサルフェートおよびそのアルキレンオキシド付加物、脂肪酸アミドエーテルサルフェート、脂肪酸の金属塩、弱塩基塩およびアミノ酸塩、スルホコハク酸系界面活性剤、アルキルフォスフェートおよびそのアルキレンオキシド付加物、アルキルエーテルカルボン酸;
ノニオン性界面活性剤、例えば、グリセリンエーテルおよびそのアルキレンオキシド付加物などのエーテル型界面活性剤;グリセリンエステルおよびそのアルキレンオキシド付加物などのエステル型界面活性剤;ソルビタンエステルおよびそのアルキレンオキシド付加物などのエーテルエステル型界面活性剤;ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グリセリンエステル、脂肪酸ポリグリセリンエステル、アシルアミノ酸ポリグリセリンエステル、ソルビタンエステル、ショ糖脂肪酸エステルなどのエステル型界面活性剤;アルキルグルコシド類、硬化ヒマシ油ピログルタミン酸ジエステルおよびそのエチレンオキシド付加物、ならびに脂肪酸アルカノールアミドなどの含窒素型のノニオン性界面活性剤;
カチオン界面活性剤、例えば、アルキルアンモニウムクロライド、ジアルキルアンモニウムクロライドなどの脂肪族アミン塩、それらの4級アンモニウム塩;ベンザルコニウム塩などの芳香族4級アンモニウム塩;脂肪酸アシルアルギニンエステル塩、アルキルオキシヒドロキシプロピルアルギニン塩;並びに
両性界面活性剤、例えばアルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アミノプロピオネート、カルボキシベタインなどのベタイン型界面活性剤、アミノカルボン酸型界面活性剤、イミダゾリン型界面活性剤等が挙げられる。
ここで、上記界面活性剤の塩としては、特に制限はないが、具体的には、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム等の無機塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、リジン、オルニチン、アルギニン等の有機アミン塩、等の塩基性塩や;塩酸、硫酸、炭酸、リン酸等の無機酸塩、酢酸、酒石酸、クエン酸、p−トルエンスルホン酸、グリコール酸、リンゴ酸、乳酸、脂肪酸、酸性アミノ酸、ピログルタミン酸等の有機酸塩、等の酸性塩を挙げることができる。これらは、1種又は2種以上を組み合わせても構わない。
好ましくは、(D)は、着色、沈殿のない組成物を提供するという観点で、ノニオン性界面活性剤から選択される1以上であり、より好ましくは、グリセリンエーテル、グリセリンエステル、ソルビタンエステル、脂肪酸エステル、アシルアミノ酸ポリグリセリンエステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド、脂肪酸アルカノールアミド、およびそれらのアルキレンオキシド付加物から選択される1以上である。
(D)成分を組成物に配合する場合の下限値は、その効果が発揮されさえすれば特に制限はないが、0.1重量%とするのが好ましい。有効な効果を発揮し得るという観点で、0.5重量%がより好ましい。
(D)成分を組成物に配合する場合の上限値は、その効果が発揮されさえすれば特に制限はないが、10重量%とするのが好ましい。8重量%がより好ましく、5重量%が更に好ましく、3重量%が更に一層好ましい。
本発明の組成物は抗菌作用を有するため、抗菌剤として使用することができ、医薬品とすることができる。医薬品とする場合には、通常医薬品に含まれる基材を含むことができる。
また、本発明の組成物は、化粧料(医薬部外品を含む)とすることができる。化粧料としては、クレンジングクリーム、洗顔クリーム、洗顔料、ボディーシャンプー、各種石鹸、脱毛剤、フェイスパック、フェイスマスク、乳液、化粧水、ローション、美容液、クリーム、ハンドクリーム、メイクアップ用品、日焼け止め用品、抑汗用化粧料、消臭用化粧料(例えば、ワキ臭防止用化粧料)、ウェットティッシュー、アフターシェービングローション、およびシェービングフォームなどの皮膚化粧品、シャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、枝毛コート、ヘアクリーム、パーマネントウェーブ用第1剤及び第2剤、セットローション、染毛剤、染毛料、液体整髪料、養毛・育毛剤などの毛髪化粧品等が挙げられる。
化粧料には、本発明の組成物を0.001重量%以上、好ましくは0.005重量%以上、より好ましくは0.01重量%以上、さらに好ましくは0.05重量%以上、最も好ましくは0.1重量%以上含有する。上限は、特に制限はないが、10重量%以下が好ましく、5重量%以下がより好ましい。
本発明の化粧料は、必要に応じて各種のその他の成分を使用することができる。たとえば、非イオン、アニオン又はカチオン界面活性剤、着色剤、粘度調節剤、酸化防止剤、pH調整剤、香料、抗菌・抗黴剤、防腐剤、生理活性物質等を挙げることができる。
実施例を挙げてさらに詳細に本発明を説明する。しかし、本発明は以下の態様のみに限定されるものではない。
本実施例において使用した材料は以下の通りである。
(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物
A−1の抽出物:味の素オムニケム(AJINOMOTO OMNICHEM SA.NV)社製「PGG」(精製タンニン酸 平均分子量 940程度、五倍子由来)
A−2の抽出物:味の素オムニケム(AJINOMOTO OMNICHEM SA.NV)社製「BREWTAN」(粗タンニン酸 平均分子量 1440程度、五倍子由来)
A−3の抽出物:味の素オムニケム(AJINOMOTO OMNICHEM SA.NV)社製「TANAL」(粗タンニン酸 平均分子量 1040程度、五倍子由来)
なお、A−1からA−3の植物抽出物の各ガロタンニンの含有量は表1の通りである。検出には液体クロマトグラフィー(島津社製LC−10)にて紫外吸収220nmを用いて測定した。
(B)
トリクロサン:和光純薬社製、商品名2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル
イソプロピルメチルフェノール:和光純薬社製、商品名4−イソプロピル−3−メチルフェノール
(C)
1,3−ブチレングリコール:ダイゼル社製、商品名1,3−BG UK
プロパンジオール:岩瀬コスファ社製、商品名Zemea Selectプロパンジオール
ジプロピレングリコール:旭硝子社製、商品名DPG−FC
1,2−ペンタンジオール:感光社製、商品名Hydrolite−5
(D)
モノパルミチン:東京化成工業社製、商品名モノパルミチン
ソルビタンモノパルミテート:ナカライテスク社製、商品名ソルビタンモノパルミテート
[抗菌性評価1:相乗効果]
(A)成分と(B)成分を併用した場合の相乗効果を、FIC index(Mackay M.L., Int.J.Antimicrob.Agents,15,125−129,2000を参照のこと)を用いて測定し、以下のように評価した。
◎(効果大):FIC indexが0.5以下
○(効果有):FIC indexが0.5より大きく1以下
△(効果微妙):FIC indexが1より大きく2以下
×(効果なし):FIC indexが2より大きい
なお、最少発育阻止濃度の測定は、Corynebacterium genitalium (コリネバクテリウム・ジェニタリウム 以下、C.genitalium)、Escherichia coli(エシェリヒア・コリ 和名:大腸菌、以下、E.coli)、Anaerococcus sp.(アナエロコッカス・エスピー)を用いて以下の方法で行った。なお、使用したAnaerococcus sp.は種不明菌であるが、同様の菌であるAnaerococcus octavius(アナエロコッカス・オクタビウス、受託番号DSM11663)はDSM(Deutsche Sammlung von Mikroorganismen und Zellkulturen)に寄託されており、入手可能である。
96wellプレートに被試験菌の終濃度がC.genitalium、E.coliは1×10cfu/ml、Anaerococcus sp.は1×10cfu/mlになるように被試験菌含有の培地を分注し、そこへ評価サンプルを添加した。評価サンプルの終濃度は、表2に示す通りである。
C.genitalium、E.coliは好気条件下、Anaerococcus sp.は嫌気条件下で37℃、5日間保存した。保存後、被試験菌に適切な寒天培地に上記培養液の一部を播種し、嫌気、好気条件下で37℃、2日間保存し、被試験菌のコロニー形成の有無をもって判定した。
実施例1及び実施例2の結果から、A−1の抽出物と(B)成分を併用することによって、強い相乗効果が認められた。これにより、(A)と(B)を併用することにより少量配合するだけでも十分な抗菌効果を示す組成物を提供することができることが明らかとなった。
C.genitaliumに対する抗菌性を見ると、組成物に含まれる全ガロタンニンのうち、90重量%がペンタガロイルグルコースであるA−1の抽出物は、非常に抗菌性が優れており、ついで、組成物に含まれる全ガロタンニンのうち、30.4重量%がペンタガロイルグルコースであるA−3の抽出物が優れていた(参考例1、2、3)。
Anaerococcus sp.に対する抗菌性は、A−1の抽出物の場合、最小発育阻止濃度が250(μg/ml)と非常に優れていた。従って(A)を含有する本願組成物は、従来除菌することが難しかったアナエロコッカス属細菌に対しても有用な組成物となることがわかる。なお、A−3の抽出物の最小発育阻止濃度は2000(μg/ml)、A−2の抽出物の最小発育阻止濃度は10000(μg/ml)であった。この結果からも、組成物に含まれる全ガロタンニンのうち、90重量%がペンタガロイルグルコースであるA−1の抽出物は、非常に抗菌性が優れていることがわかる。
[抗菌性評価2:持続性]
さらに(C)成分を加えた際の、抗菌性の持続性を阻止円の直径の比を基に以下のように評価した。
実施例3〜実施例23に記載した各試薬の水溶液を調製し、調製直後の水溶液、および調製後37℃で1週間保存後の水溶液について、阻止円の直径を測定した。阻止円の測定は、各菌株の寒天プレートを作成し、そこに各水溶液を滴下した後37℃で一晩培養し、菌の増殖が確認されない領域を阻止円とし、その直径を測定した。阻止円の比は、1週間保存後の水溶液の阻止円の直径を調製直後の水溶液の直径で割った値とした。
◎(効果大):阻止円の比が1.2以上
○(効果有):阻止円の比が1.2未満〜0.9以上
△(効果微妙):阻止円の比が0.9未満〜0.7未満
×(効果なし):阻止円の比が0.7以下
[抗菌性評価3:抗菌活性]
さらに、(C)成分を加えた際の、抗菌活性を阻止円の直径との比を基に、以下のように評価した。
実施例3〜実施例23に記載した各試薬の水溶液、および実施例3〜実施例23に記載した各試薬から(C)成分を除いた水溶液を調製し、各水溶液について、阻止円の直径を測定した。阻止円の測定は、各菌株の寒天プレートを作成し、そこに各水溶液を滴下した後37℃で一晩培養して阻止円の直径を測定した。阻止円の比は、実施例3〜実施例23に記載した各試薬の水溶液の阻止円の直径を、実施例3〜実施例23に記載した各試薬から(C)成分を除いた水溶液の直径で割った値とした。
◎(効果大):阻止円の比が1.2以上
○(効果有):阻止円の比が1.2未満〜1.0未満
△(効果微妙):阻止円の比が0.8より大きく1.0以下
×(効果なし):阻止円の比が0.8以下
なお、試験には、上記C.genitalium、E.coliに加え、 Staphylococcus aureus(スタフィロコッカス・アウレウス、和名:黄色ブドウ球菌、以下S.aureus)、 Staphylococcus epidermidis(スタフィロコッカス・エピデルミディス、和名:皮膚ブドウ球菌、以下S.epidermidis)を使用した。
A−1の抽出物と(B)成分を含む組成物にさらに(C)成分を併用した組成物は抗菌性の持続効果に優れた組成物であることが示された。特に、ジプロピレングリコールを混合した場合には、抗菌性の持続効果が優れていた。なお、これはA−1の抽出物と(B)成分を含む組成物と比較した場合でも、優れた抗菌性の持続効果が認められた。従って、(C)成分を添加することによって抗菌性の持続効果が向上すると言える。
表3から5の実施例3から実施例23の結果で示すように、A−1の抽出物と(B)成分を併用した組成物よりも、さらに(C)成分を加えた組成物のほうが抗菌活性が増加することが示された。特に、1,3−ブチレングリコールおよびプロパンジオールを添加することによって、優位に抗菌活性が増加した。また、驚くべきことに、表7の実施例33から実施例35の結果で示すように、(C)成分の添加量が少量であるほうが抗菌活性が増加していた。
[アポクリン臭原因物質発生抑制評価]
(A)ガロタンニンを含有する植物抽出物の3−メチル−3−ヒドロキシヘキサン酸(HMHA)の発生抑制効果を、HMHAの発生抑制率から以下のように評価した。
HMHAの発生抑制率は、Anaerococcus sp.を1.0×1010cells/mlを含む培養液の破砕液20μlと200mMのNα−3−メチル−3−ヒドロキシヘキサノイル−グルタミン(アポクリン汗腺由来の分泌物であり、HMHAの前駆物質)を5ul混和し、A−1の抽出物を表9に記載の濃度となるように添加し、semisynthetic medium(lリットル中:KHPO3g、KHPO1.9g、酵母抽出物0.2g、0.2gMgSO7HO、NaCl1.4g、NHCl1g,MnCl10mg、FeCl1mg、CaCl1 mg)で全量を500μlとした。24時間、37℃で保存したのち、系中のHMHAの発生量(V)をガスクロマトグラフィー(GLサイエンス社)によって定量し、A−1の抽出物を添加していない場合のHMHAの発生量をコントロール(V)として、以下の式より求めた。
発生抑制率(%)=(1−V/V)×100
◎(効果大):HMHAの発生抑制率が80%以上
○(効果有):HMHAの発生抑制率が60%以上80%未満
△(効果微妙):HMHAの発生抑制率が30%以上60%未満
×(効果なし):HMHAの発生抑制率が30%未満
表9で示すように、A−1の抽出物は、HMHAの発生を顕著に抑制していることが示された。評価に使用した菌はすでに破砕されていることから、本効果は、抗菌性によるものではなく、N−アシル−アミノアシラーゼの作用を直接阻害したことによるものであることがわかる。従って、(A)ガロタンニンを含有する本発明の組成物はアポクリン臭原因物質発生抑制剤として期待できる。
さらに(D)成分を加えて、以下の処方例に記載した組成物を調製した。得られた組成物はいずれも、優れた抗菌効果を有し、着色、沈殿のない組成物であった。
※1 味の素(株)社製:「EB−21」
※2 味の素(株)社製:「GP−1」
※3 味の素(株)社製:「アミホープLL」
本発明によれば、優れた抗菌効果を有し、着色、沈殿のない組成物を提供すること、および当該組成物を含む抗菌剤、さらに当該組成物を含むアポクリン臭原因物質発生抑制剤を提供することができる。

Claims (15)

  1. (A)ガロタンニンを含有する植物抽出物、および
    (B)トリクロサンおよび/またはイソプロピルメチルフェノール
    を含有する組成物。
  2. ガロタンニンがグルコースの水酸基のいずれかまたはすべてに合計4〜12個の没食子酸が結合した化合物であることを特徴とする請求項1記載の組成物。
  3. ガロタンニンがペンタガロイルグルコースであることを特徴とする請求項1記載の組成物。
  4. 植物が、五倍子、没食子、芍薬および大黄から選択される1以上である請求項1から3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 組成物に含まれる全ガロタンニンのうち、30重量%〜95重量%がペンタガロイルグルコースであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. (B)の重量/(A)の重量が0.0001〜20であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. さらに、(C)1,3−ブチレングリコール、プロパンジオール、ジプロピレングリコールおよび1,2−ペンタンジオールから選択される1以上を含む請求項1から6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. (C)の重量/(A)の重量が、0.04〜355であることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
  9. さらに、(D)1以上の界面活性剤を含む請求項1から8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. (D)が、グリセリンエーテル、グリセリンエステル、ソルビタンエステル、脂肪酸エステル、アシルアミノ酸ポリグリセリンエステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド、脂肪酸アルカノールアミド、およびそれらのアルキレンオキシド付加物から選択される1以上である請求項9に記載の組成物。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の組成物を含む抗菌剤。
  12. アナエロコッカス属細菌に対する抗菌剤である請求項11に記載の抗菌剤。
  13. 請求項1から10のいずれか1項に記載の組成物を含む化粧料。
  14. 請求項1から10のいずれか1項に記載の組成物を含むアポクリン臭原因物質発生抑制剤。
  15. アポクリン臭原因物質が、3−メチル−3−ヒドロキシヘキサン酸、3−メチル−2−ヘキセン酸、3−メチル−3−スルホニルヘキサン−1−オール、および3−メルカプト−3−メチルヘキサン−1−オールから選択される1以上であることを特徴とする請求項14に記載のアポクリン臭原因物質発生抑制剤。
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