JP2016214330A - 加熱調理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】全員参加型の食事の場を演出することが可能な加熱調理装置を提供する。【解決手段】ホットプレート100は、熱伝導率の高い鉄板部110と、熱伝導率の低いガラス部120と、熱源である発熱材130と、断熱機構140と、外枠150とを主に備えて構成される。ガラス部120に食材などを載置できる皿やボウルを置いたり、食材を直接置いたりすることができる。このようにして、特定の者の手元にのみ食材などが配置されることを防ぎ、多くの者が調理を行いやすい状況が実現され、全員参加型の食事の場を演出することが可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、熱源によって調理面が加熱される加熱調理装置に関する。
電気的又は磁気的等の熱源によって調理面が加熱される加熱調理装置の一つとして、ホットプレートが知られている。ホットプレートを利用した食事の場では、本来は、食事をともにする参加者による全員参加型の食事の場が想定され期待されている(例えば、特許文献1参照。)。そのような想定や期待から、従来のホットプレートでは、ホットプレートは食卓中央に置かれ、食材などの皿やボウルは、食卓の中央ではなく調理主導者の手元にまとめて置かれる。
特開2002−153386号公報
しかしながら、従来のホットプレートでは、その物理的な構造によって、調理を主導する者のみが調理を行うことが多くなる。結果的に、調理を主導する者以外の参加者は、調理されたものを食べるだけになる。仮に参加者が4人だとすると、調理を主導する者以外の3人は調理の過程を見ているだけで、調理を主導する者に取り分けてもらったものを食べるだけとなる。
これでは、ホットプレートを使わない普段の食事とあまり変わらず、キッチンの調理台が単に食卓に移動しただけとほぼ同様になってしまう。これでは、全員参加型の食事の感があまりなく、かえって手間が増えてしまうだけになりかねない。結果として、ホットプレートを利用することの意義が薄れ、ホットプレートの利用頻度が低下するという問題があった。このような問題は、ホットプレートに限らず、全員参加型を想定した加熱調理装置の全般に共通する問題である。
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、全員参加型の食事の場を演出することの可能な、新規かつ改良された加熱調理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、熱源によって調理面が加熱される加熱調理装置であって、前記調理面は、第1素材で構成される第1領域と、前記第1素材よりも熱伝導率の小さい第2素材で構成される第2領域と、とからなることを特徴とする、加熱調理装置が提供される。
かかる構成によれば、調理面の一部を相対的に熱伝導率の小さい第2素材で構成される第2領域とすることで、この第2領域に食材などを載置できる皿やボウルを置いたり、食材を直接置いたりすることができる。このようにして、特定の者の手元にのみ食材などが配置されることを防ぎ、多くの者が調理を行いやすい状況が実現され、全員参加型の食事の場を演出することが可能である。
上記課題を解決するために、本発明の第2の観点によれば、熱源によって調理面が加熱される加熱調理装置であって、前記調理面は、第1領域と第2領域とからなり、前記第1領域と前記第2領域との間、及び、前記第2領域と前記熱源との間に、断熱機構を設けたことを特徴とする、加熱調理装置が提供される。
かかる構成によれば、第2領域の周囲に断熱機構を設けて断熱することによって、この第2領域に食材などを載置できる皿やボウルを置いたり、食材を直接置いたりすることができる。このようにして、特定の者の手元にのみ食材などが配置されることを防ぎ、多くの者が調理を行いやすい状況が実現され、全員参加型の食事の場を演出することが可能である。
本発明において、前記第1領域は第1素材で構成され、前記第2領域は前記第1素材よりも熱伝導率の小さい第2素材で構成されるようにしてもよい。このようにして、第2領域の温度上昇をさらに抑えることができる。
前記熱源は、前記第1領域に対応する部分にのみ配置されるようにしてもよい。熱源を、第1領域に対応する部分にのみ配置し、第2領域に対応する部分には配置しないようにすることで、第2領域の温度上昇をさらに抑えることができる。
また、前記第1領域と前記第2領域とは、面一であってもよい。第2領域に食材を直接置いたときに、食材を第1領域に移動しやすく、調理がしやすい。また、洗浄や手入れもしやすい。さらに、調理中に食材が加熱され過ぎないように、食材を第2領域に退避させることができるといった使い方も可能である。
また、前記調理面は多角形又は円形であり、前記第2領域は前記調理面の中心部を含む領域であってもよい。第2領域を中心部を含む領域とすることで、食材等を調理面の中心部に置くことができ、参加者全員が食材が取りやすく、調理もしやすい。
上記課題を解決するために、本発明の第3の観点によれば、熱源によって調理面が加熱される加熱調理装置であって、前記調理面はドーナツ形状であり、前記熱源は前記ドーナツ形状の調理面に対応する部分にのみ配置されることを特徴とする、加熱調理装置が提供される。
かかる構成によれば、調理面をドーナツ形状とし、調理面の中央部をくりぬいたような形状にすることによって、調理面の中央部に、食材などを載置できる皿やボウルを置いたり、食材を直接置いたりすることができる。このようにして、特定の者の手元にのみ食材などが配置されることを防ぎ、多くの者が調理を行いやすい状況が実現され、全員参加型の食事の場を演出することが可能である。
上記本発明において、前記調理面は、複数の面に分離可能であってもよい。加熱調理装置の収納や手入れや移動等の際に、複数のパーツに分割できて便利である。
本発明の加熱調理装置によれば、全員参加型の食事の場を演出することが可能である。本発明のその他の効果については、以下の発明を実施するための形態の項でも説明する。
第1の実施形態にかかるホットプレート100の構成を概略的に示す図である。 図1のホットプレート100を分解した状態を示す図である。 図1のA−A断面図である。 ホットプレート100の使用方法を示す図である。 第2の実施形態にかかるホットプレート200の構成を概略的に示す図である。 図5のホットプレート200を分解した状態を示す図である。 図5のB−B断面図である。 ホットプレート200の使用方法を示す図である。 ホットプレート300の構成を概略的に示す図である。 ホットプレート400の構成を概略的に示す図である。 ホットプレート500の構成を概略的に示す図である。 ホットプレート600の構成を概略的に示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。以下の実施形態では、加熱調理装置の一例として、ホットプレートについて説明するが、本発明はホットプレートに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかるホットプレート100の構成を概略的に示す図である。図2は、図1のホットプレート100を分解した状態を示す図である。図3は、図1のA−A断面図である。
本実施形態にかかるホットプレート100は、図1〜図3に示したように、熱伝導率の高い鉄板部110と、熱伝導率の低いガラス部120と、熱源である発熱材130と、断熱機構140と、外枠150とを主に備えて構成される。ホットプレート100のサイズは任意でよい。例えば、家庭用のものであれば外形寸法(又は外径)が50〜60cm程度であり、業務用のものであれば外形寸法(又は外径)が1m以上のものもあるが、本実施形態ではこの点を区別しないで説明する。以下、ホットプレート100の構成要素について順に説明する。
(鉄板部110)
鉄板部110は、本発明の第1領域を構成する一例であり、以下に述べる性質上、加熱領域と称してもよい。鉄板部110は、調理面の一部を構成するものであり、後述する発熱部130からの熱により加熱される。鉄板部110は、後述するガラス部120よりも熱伝導率が高い材質、例えばアルミ、ステンレス又は鉄などの金属で構成される。鉄板部110の調理面側は、表面処理加工を行うことができる。なお、調理面のうち積極的に加熱される領域のことを鉄板部と称するが、これは説明の便宜上、慣用表現(鉄板焼きなど)を用いたに過ぎない。鉄板部110の材質は、必ずしも鉄鋼材料でなくてもよい。
鉄板部110の形状は、図1及び図2に示した例では円形(無限角形)であるが、任意の形状でよい。例えば、三角形、四角形、五角形又は六角形などの多角形であってもよい。また、ホットプレート110の使用人数が特定されているのであれば、鉄板部110の形状を、使用人数nに応じて、n角形としてもよい。また、鉄板部110の縁部は、調理面から食材がこぼれるのを防ぐために、盛り上がった形状としてもよい。
鉄板部110は、図1及び図2に示したように、4つのパーツ110a〜110dに分離可能であり、使用時にはこれら4つのパーツ110a〜110dが結合された状態となる。鉄板部110の収納や手入れや移動等の際に、複数のパーツ110a〜110dに分割できて便利である。なお、パーツの数は4つに限らず任意でよい。
なお、鉄板部110の種類は用途によって様々であり、図1〜図3に示した平面型のほか、深鍋型、パンケーキ型又はたこ焼き型など、様々な形状のものを交換して利用可能である。鉄板部110の厚みや大きさなどは、これら一般的な加熱調理装置と同様のものとすることができる。
(ガラス部120)
ガラス部120は、本発明の第2領域を構成する一例であり、以下に述べる性質上、非加熱領域と称してもよい。ガラス部120は、上述した鉄板部110よりも熱伝導率が低い。すなわち、ガラスの熱伝導率は1ワット毎メートル毎ケルビン(W/(m・K))であり、鉄の熱伝導率は8ワット毎メートル毎ケルビン(W/(m・K))である。このため、ガラス部120は温度上昇が抑えられるので、ガラス部120には、食材設置用のガラスや陶磁器などの容器を載置することができる。これら容器は、平皿型・深皿型・ボウル型など、様々な形状のものを交換して利用可能である。
ガラス部120は、調理面の中心部を含む領域として構成される。ガラス部120の形状は、図1及び図2に示した一例では、鉄板部110と同じ円形であり、その直径は鉄板部110の1/3〜1/2程度とすることができる。ただし、これは一例に過ぎず、ガラス部120の形状やサイズは任意でよい。
鉄板部110とガラス部120とは、図1に示したように、外枠150にすべての構成要素が収容された際に、実質的に平らな面を構成する、すなわち、調理面を構成する鉄板部110とガラス部120とが面一(つらいち)になるように構成することができる。調理面が平らな面となることによって、ガラス部120に食材を直接置いたときに、食材を鉄板部110に移動しやすく、調理がしやすい。また、洗浄や手入れもしやすい。さらに、調理中に食材が加熱され過ぎないように、食材をガラス部120に退避させることができるといった使い方も可能である。
(発熱材130)
発熱材130は、外部から供給される電力等により発熱する。なお、図1では、発熱材130を概略的に示しているが、発熱材130の具体的な構成は任意のものでよく、例えば電熱線でもよい。
発熱材130の形状は、図2及び図3に示したように、鉄板110にあわせた形状としている。すなわち、発熱材130を、鉄板部110に対応する部分にのみ配置している。発熱材130によって、発熱材130と鉄板110とにより挟まれた空間で発熱し、鉄板部110を熱することで調理可能とする。
発熱部130は、図2に示したように、2つのパーツ130a、130bに分離可能であり、使用時にはこれら2つのパーツ130a、130bが結合された状態となる。ここで「結合された状態」とは、構造的又は機械的な手段を用いて合体できるようにしてもよく、あるいは、単に隣接した状態で配置されるようにしてもよい。発熱部130の収納や手入れや移動等の際に、複数のパーツ130a、130bに分割できて便利である。なお、パーツの数は2つに限らず任意でよい。また、上述した発熱部110のパーツの数と同じでもよく、異なっていてもよい。
(断熱機構140)
断熱機構140は、図2及び図3に示したように、鉄板部110及び発熱材130とガラス部120との間に配される断熱材142と、鉄板部110及び発熱材130と外枠150との間に配される断熱材144とにより構成される。
断熱材142は、図3に示したように、鉄板部110とガラス部120との間を断熱するとともに、ガラス部120と発熱材130との間を断熱する。一方、断熱材144は、鉄板部110と外枠150との間を断熱するとともに、発熱材130と外枠150との間を断熱する。なお、断熱材144については、外枠150を熱から保護するためのものであるが、外枠150の耐熱性等によっては、断熱材144は必ずしも設けなくてもよい。
断熱材142、144は他の構成要素と一体に形成してもよい。また、断熱材142、144を一体型(一体形成)としてもよい。
断熱材142、144の素材としては、例えば、黒崎播磨株式会社のPorextherm XPS(登録商標)を採用することができる(http://krosaki-fc.com/wds/index.html)。断熱性能としては、摂氏400度の環境下で0.025程度であり、空気を上回る断熱性能である(http://krosaki-fc.com/wds/wds2.html)。
なお、一般的なホットプレートには、冷却機構が設けられる。冷却機構としては、空気を対流させる空気冷却機構が採用される。このため、十分な空気対流空間を確保するために、ホットプレートの全高が高くなりがちである。本実施形態のホットプレート100では、断熱機構140を設けることによって、このような空気対流式の空気冷却機構を設ける必要がないか、あるいは、空気対流式の空気冷却機構を設けるとしても、空気対流空間を小さく抑えることができる。このため、一般的なホットプレートと比較して、ホットプレート100の全高を低くすることができる。ホットプレート100を食卓に置いて、小さな子供や高齢者にも使いやすく、参加者全員で調理しやすい。
本実施形態では、断熱機構の簡易かつ好適な例として、断熱材を用いた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。断熱を実現できる機構であれば、必ずしも断熱材と称されるものを利用する機構に限定されない。例えば、空気(気体)や水(流体)やゲルや真空(減圧)などを利用した機構であってもよい。
(外枠150)
外枠150は、図1及び図2に示したように、その内側部分に、上述した鉄板部110、ガラス部120、発熱材130及び断熱機構140などが収容され、ホットプレート100の形状保持機能としての役割を持つ。外枠150は、例えば金属や樹脂などにより構成される。外枠150の外形は、図1及び図2に示したように鉄板部110の形状にあわせてもよく、鉄板部110とは異なる形状(多角形や円形など)であってもよい。
また、外枠150には、一般的なホットプレートと同様に、温度調整用スイッチや、空気冷却機構に必要な空気供給用ファンや、電流供給用機構・温度調整用計測機構・空気供給用ファンへの電流供給用機構など、必要なものを設けることができる。
その他、図示はしていないが、一般的なホットプレートと同様に、調理を補助するための蓋を設けることもできる。蓋は、金属、ガラス又は樹脂などにより構成することができる。このような蓋は、外枠150の形状にあわせた蓋としてもよく、あるいは、鉄板部110の形状にあわせた蓋や、ガラス部120の形状にあわせた蓋としてもよい。
以上、本実施形態のホットプレート100の構成について説明した。以下、ホットプレート100の使用方法について説明する。
図4に示したように、ホットプレート100のガラス部120の上に、食材や、食材載置用のガラスや陶磁器の容器を置くことができる。食材等が、ホットプレート100の中央部分に置かれるため、参加者全員が調理しやすくなる。特定の者の手元にのみ食材などが配置されることを防ぎ、多くの者が調理を行いやすい状況が実現され、全員参加型の食事の場を演出することが可能である。
調理面である鉄板部110とガラス部120が面一であるため、調理の際に食材を移動しやすい。また、ガラス部120は、温度上昇が抑制され、実質的に非加熱状態となる。このため、加熱され過ぎた食材を退避させることもできる。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施の形態によれば、調理面の一部を相対的に熱伝導率の小さいガラス部120としたことや、ガラス部120の周囲に断熱材を設けて断熱することで、ガラス部120の温度上昇を抑えることによって、このガラス部120に食材などを載置できる皿やボウルを置いたり、食材を直接置いたりすることができる。このようにして、特定の者の手元にのみ食材などが配置されることを防ぎ、多くの者が調理を行いやすい状況が実現され、全員参加型の食事の場を演出することが可能である。
また、調理面を円形にし、ガラス部120を調理面の中心部を含む領域としたことで、食材等を調理面の中心部に置くことができ、参加者全員が食材が取りやすく、調理もしやすい。
また、調理面を複数の面に分離可能としたことで、ホットプレート100の収納や手入れや移動等の際に、複数のパーツに分割できて便利である。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。図5は、本実施形態にかかるホットプレート200の構成を概略的に示す図である。図6は、図5のホットプレート200を分解した状態を示す図である。図7は、図5のB−B断面図である。
本実施形態にかかるホットプレート200は、図5〜図7に示したように、鉄板部210と、熱源である発熱材230と、断熱機構240と、外枠250と、を主に備えて構成される。本実施形態のホットプレート200は、上記第1の実施形態のホットプレート100と比較して、ガラス部がないことと、断熱機構240及び外枠250の形状が異なることを特徴とする。以下、ホットプレート200の構成要素について順に説明する。
鉄板部210(4つのパーツ210a〜210dからなる)と発熱材230(2つのパーツ230a、230bからなる)については、それぞれ上記第1の実施形態の鉄板部110及び発熱材130と実質的に同様の構成とすることができる。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態のガラス部120に相当する構成がないため、調理面は鉄板部210のみで構成される。このため、調理面は、鉄板部210の形状である中央に穴Hがあるドーナツ形状となる。ドーナツ形状の鉄板部210の縁部(内側及び外側)は、調理面から食材がこぼれるのを防ぐために、盛り上がった形状としてもよい。
以下、本実施形態に特徴的な構成である断熱機構240と外枠250について説明する。
(断熱機構240)
断熱機構240は、図6及び図7に示したように、鉄板部210及び発熱材230と穴Hとの間に配される断熱材242と、鉄板部210及び発熱材230と外枠250との間に配される断熱材244とにより構成される。これら断熱材242、244は他の構成要素と一体に形成してもよい。また、断熱材242、244を一体型(一体形成)としてもよい。
本実施形態の断熱機構240の断熱材242、244は、図6及び図7に示したように、中央に穴H1、H2があるドーナツ型をしている。このドーナツ型の穴H1、H2は、上記鉄板部210のドーナツ型の中央部とほぼ同じサイズ又はそれより小さいサイズに構成される。
(外枠250)
外枠250は、例えば金属や樹脂などにより構成され、図5及び図6に示したように、その内側部分に、上述した鉄板部210、発熱材230及び断熱機構240などが収容され、ホットプレート200の形状保持機能としての役割を持つ。外枠250の外形は、図5及び図6に示したように鉄板部210の形状にあわせてもよく、鉄板部210とは異なる形状(多角形や円形など)であってもよい。
本実施形態の外枠250は、図6及び図7に示したように、中央に穴H3があるドーナツ型をしている。このドーナツ型の穴H3は、上記鉄板部210のドーナツ型の中央部とほぼ同じサイズ又はそれより小さいサイズに構成される。
以上のように、鉄板部210、断熱機構240及び外枠250がドーナツ形状で構成されることで、図5及び図7に示したように、ホットプレート200の中央部が貫通した状態になる。この部分に、食材載置用のガラスや陶磁器の容器を置くことができる。
以上、本実施形態のホットプレート200の構成について説明した。なお、本実施形態で説明を割愛した部分については、上記第1の実施形態と同様のものとすることができる。次に、ホットプレートを200の使用方法について説明する。
断熱機構240と外枠250がドーナツ形状で構成されることで、図5及び図7に示したように、ホットプレート200の中央部が貫通した状態になる。この穴Hの部分に、図8に示したように、食材載置用のガラスや陶磁器の容器Bを置くことができる。食材等が、ホットプレート100の中央部分に置かれるため、参加者全員が調理しやすくなる。特定の者の手元にのみ食材などが配置されることを防ぎ、多くの者が調理を行いやすい状況が実現され、全員参加型の食事の場を演出することが可能である。
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、調理面をドーナツ形状とし、調理面の中央部をくりぬいたような形状にすることによって、調理面の中央部に、食材などを載置できる皿やボウルを置いたり、食材を直接置いたりすることができる。このようにして、特定の者の手元にのみ食材などが配置されることを防ぎ、多くの者が調理を行いやすい状況が実現され、全員参加型の食事の場を演出することが可能である。
なお、調理面である鉄板部210がドーナツ形状であれば、図5〜図7のようなホットプレート全体がドーナツ形状に貫通していなくてもよい。すなわち、断熱材と外枠をドーナツ形状にしなくてもよい。別の言い方をすれば、単に、上記第1の実施形態のホットプレート100のガラス部120を除いたものであってもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、調理面や外径を円形としたが、本発明はこれに限定されない。図9に示したように、調理面や外径を四角形などの多角形としてもよい。図9に示したホットプレート300の例では、調理面の外形を四角形とした。そして、第2領域(非加熱領域)であるガラス部320を、調理面の中央部を含み左右全体にわたる帯状とし、3つのパーツ320a〜320cからなるものとした。そして、その上下を第1領域(加熱領域)である鉄板部310とし、2つのパーツ310a、310bからなるものとした。
また、図10及び図11は、他のバリエーションを例示したものである。図10のホットプレート400は、調理面の外形を円形にし、第2領域(非加熱領域)であるガラス部420を四角形とし、その周囲を第1領域(加熱領域)である鉄板部410としたものである。図11のホットプレート500は、調理面の外形を四角形にし、第1領域(加熱領域)である鉄板部510を調理面の中央部を含む十字型にし、その周囲に第2領域(非加熱領域)である4つのガラス部520を設けたものである。なおこのように、第2領域(非加熱領域)は、必ずしも調理面の中心部を含む領域でなくてもよい。
また、上記実施形態では、鉄板部(第1領域)とガラス部(第2領域)とは、面一である例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。図12のホットプレート600に示したように、第2領域(非加熱領域)であるガラス部620の部分を、第1領域(加熱領域)である鉄板部610よりも高くしたり、あるいは、ガラス部620の部分を鉄板部610よりも低くするようにしてもよい。また、鉄板部610やガラス部620の形状も、平面に限らず、凹凸を設けたりしてもよい。
また、上記実施形態では、調理面を、熱伝導率の高い鉄板部(第1領域)と熱伝導率の低いガラス部(第2領域)とで構成することについて説明したが、本発明はこれに限定されない。第1領域と第2領域との間、及び、第2領域と熱源との間に、断熱機構を設けることによって、第2領域の温度上昇を抑えることができる。このようにすることで、必ずしも第2領域を熱伝導率の相対的に低い素材で構成しなくてもよい。例えば、第1領域と第2領域を同じ素材で構成(例えば、全面が鉄板、全面がガラス板など)したり、第2領域を第1領域よりも熱伝導率の高い素材で構成(例えば、中心部が鉄板で、周囲がガラス板など)することも可能である。
また、上記実施形態では、熱源は、鉄板部(第1領域)に対応する部分にのみ配置されることについて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1領域と第2領域との間、及び、第2領域と熱源との間に、断熱材を設けることによって、第2領域の温度上昇を抑えることができる。このようにすることで、熱源を全面に設けてもよい。
また、上記実施形態では、鉄板部や発熱部を、複数に分離可能な例について説明したが、本発明はこれに限定されない。鉄板部又は発熱部のいずれか又は両方が分離不可能であってもよい。また、分離できる場合も、その分離数は任意でよい。鉄板部と発熱部の分離数が異なっていてもよい。
また、上記実施形態では、加熱調理装置の調理面の形状として円形や多角形など様々な形態について説明した。加熱調理装置の調理面の形状を、加熱調理装置を設置するテーブルの形状に合わせてもよい。例えば、六角形(n角形)のテーブルの中央に、六角形(n角形)の調理面や外形を持つ加熱調理装置を設置することが可能である。お好み焼き店や焼肉店などの飲食店で、6人用(n人用)のテーブルとして利用することができる。
100 ホットプレート(第1の実施形態)
110 鉄板部
120 ガラス部
130 発熱材
140 断熱機構
142 断熱材
144 断熱材
150 外枠
200 ホットプレート(第2の実施形態)
210 鉄板部
230 発熱材
240 断熱機構
242 断熱材
244 断熱材
250 外枠
H、H1、H2、H3 穴
B 容器
300 ホットプレート(第3の実施形態)
310 鉄板部
320 ガラス部
400 ホットプレート(第4の実施形態)
410 鉄板部
420 ガラス部
500 ホットプレート(第5の実施形態)
510 鉄板部
520 ガラス部
600 ホットプレート(第6の実施形態)
610 鉄板部
620 ガラス部

Claims (8)

  1. 熱源によって調理面が加熱される加熱調理装置であって、
    前記調理面は、
    第1素材で構成される第1領域と、
    前記第1素材よりも熱伝導率の小さい第2素材で構成される第2領域と、
    とからなることを特徴とする、加熱調理装置。
  2. 熱源によって調理面が加熱される加熱調理装置であって、
    前記調理面は、第1領域と第2領域とからなり、
    前記第1領域と前記第2領域との間、及び、前記第2領域と前記熱源との間に、断熱機構を設けたことを特徴とする、加熱調理装置。
  3. 前記第1領域は第1素材で構成され、前記第2領域は前記第1素材よりも熱伝導率の小さい第2素材で構成されることを特徴とする、請求項2に記載の加熱調理装置。
  4. 前記熱源は、前記第1領域に対応する部分にのみ配置されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の加熱調理装置。
  5. 前記第1領域と前記第2領域とは、面一であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の加熱調理装置。
  6. 前記調理面は多角形又は円形であり、前記第2領域は前記調理面の中心部を含む領域であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の加熱調理装置。
  7. 熱源によって調理面が加熱される加熱調理装置であって、
    前記調理面はドーナツ形状であり、前記熱源は前記ドーナツ形状の調理面に対応する部分にのみ配置されることを特徴とする、加熱調理装置。
  8. 前記調理面は、複数の面に分離可能であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の加熱調理装置。
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