JP2016213916A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】結線板を固定子の軸方向両側に配設し、限られた実装スペースであっても、バスバーの大面積化を可能とし、大電流の用途に適用できる回転電機を得る。【解決手段】回転電機100は、複数のコイル16が、それぞれ固定子鉄心11の軸方向両側に配置されたインシュレータ15を介して導体線を巻き回して作製されて一対のコイル端末16aを有し、複数のコイル16に電力を授受するための結線板20が、それぞれ、絶縁性樹脂でリング状に作製され、固定子10の軸方向両側に、かつ周方向に配列された複数のコイル16の径方向外方に配設された一対のホルダ部21と、一対のホルダ部21のそれぞれに同心円状に収納されたバスバー22と、を備え、複数のコイル16のそれぞれの一対のコイル端末16aが、一対のホルダ部21のそれぞれに収納されたバスバー22に接続されている。【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、車両用の発電機や電動機に適用される回転電機に関し、特に、固定子巻線に給電するための結線板の構造に関するものである。
従来の回転電機では、一対のコイル端末を有するコイルが巻回された分割コアを、全てのコイル端末が軸方向の一側に突出するように円環状に配列して固定子を構成し、コイル端末に接続される配線部材を固定子の軸方向一側に配設し、配線部材を分割コアとコイルとの間に配設されたインシュレータにスナップフィットにより固定していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−205876号公報
配線部材は、複数本のバスバーをリング状の絶縁樹脂製のアダプタ内に保持させて構成されている。そして、例えば、固定子巻線が1組の3相交流巻線の場合には、各相用と中性点用の4本のバスバーが必要となる。従来の回転電機では、配線部材が固定子の軸方向一側の限られたスペース内に配設されるので、回転電機を限られたスペースに実装するような場合には、バスバーの断面積を大きくできず、大電流化が困難となるという課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、結線板を固定子の軸方向両側に配設し、限られた実装スペースであっても、バスバーの大面積化を可能とし、大電流の用途に適用できる回転電機を得ることを目的とする。
この発明に係る回転電機は、ティースが、それぞれ、円筒状のコアバックの内周壁面から径方向内方に突出して、周方向に複数配列された固定子鉄心、および、それぞれ上記固定子鉄心の軸方向両側に配置されたインシュレータを介して導体線を巻き回して作製されて一対のコイル端末を有し、周方向に配列された複数のコイルを有する固定子と、上記固定子の内側に回転可能に配設され、界磁極を構成する永久磁石が周方向に配列された回転子と、上記複数のコイルに電力を授受するための結線板と、を備える。上記結線板は、それぞれ、絶縁性樹脂でリング状に作製され、上記固定子の軸方向両側に、かつ周方向に配列された上記複数のコイルの径方向外方に配設された一対のホルダ部と、上記一対のホルダ部のそれぞれに同心円状に収納されたバスバーと、を備え、上記複数のコイルのそれぞれの上記一対のコイル端末が、上記一対のホルダ部のそれぞれに収納された上記バスバーに接続されている。
この発明によれば、コイルのコイル端末が、固定子の軸方向の両側に配設されたホルダ部に収納されているバスバーに接続されているので、ホルダ部のそれぞれに収納されるバスバーの本数が少なくなる。これにより、限られた実装スペースでも、バスバーの断面積を大きくでき、大電流化が可能となる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機を示す片側断面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子を示す端面図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子を構成する固定子ユニットを示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機を示す片側断面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機を示す片側断面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機における固定子を示す端面図である。 この発明の実施の形態4に係る回転電機を示す片側断面図である。 この発明の実施の形態4に係る回転電機における固定子を示す端面図である。 この発明の実施の形態5に係る回転電機における固定子を示す端面図である。 この発明の実施の形態6に係る回転電機を示す片側断面図である。 この発明の実施の形態7に係る回転電機を示す片側断面図である。
以下、本発明の車両用回転電機の固定子の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機を示す片側断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子を示す端面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子を構成する固定子ユニットを示す斜視図である。
図1において、回転電機100は、フレーム1に保持される固定子10と、固定子10の内側に磁気的空隙部6を介して同軸に配設された回転子2、固定子巻線12と外部装置との間での電力の授受を行うための第1および第2結線板20,25と、を備えている。
フレーム1は、例えば鉄製であり、固定子10を保持する円筒部1aと、円筒部1aの軸方向の一端から径方向外方に突出する取付用フランジ1bと、を有する。
回転子2は、軸心位置に挿入された回転軸3に固着された回転子鉄心4と、それぞれ、回転子鉄心4の外周側を貫通するように埋め込まれて、周方向に等角ピッチで配列された永久磁石5と、を備える。ここでは、図示していないが、8個の永久磁石5が、隣り合う永久磁石5の極性が異なるように、周方向に配列されている.すなわち、回転子2の界磁極数は8である。
固定子10は、円環状の固定子鉄心11と、固定子鉄心11に装着された固定子巻線12と、を備える。
固定子ユニット13は、図3に示されるように、分割コア14と、分割コア14の軸方向の両端に配設される一対のインシュレータ15と、分割コア14と一対のインシュレータ15の周りに導体線を巻き回して作製されるコイル16と、を備える。
分割コア14は、円環状の固定子鉄心11を周方向に12等分割したもので、電磁鋼板を積層して作製され、円弧状のコアバック部14a、およびコアバック部14aの内周壁面から径方向内方に突出するティース14bを有する略T字状に形成される。
インシュレータ15は、絶縁性樹脂で作製され、ティース14bの径方向長さと略等しい長さの胴部15aと、胴部15aの長さ方向の一端から胴部15aの底面と反対側に突出する内側フランジ部15bと、胴部15aの長さ方向の他端から胴部15aの底面と反対側に突出する外側フランジ部15cと、を備える。インシュレータ15は、胴部15aの底面がティース14bの端面に接するように、ティース14bの軸方向の両端に配設される。そして、内側フランジ部15bがティース14bの端面の内周端上に配設され、外側フランジ部15cが、コアバック部14a上に配設される。嵌合凹部17が、外側フランジ部15cの底面と反対側の面に凹設されている。
コイル16は、導体線を、ティース14bの両端に配設された一対のインシュレータ15の胴部15a上を通して、ティース14bとティース14bの両端に配設された一対のインシュレータ15の周りを巻き回して作製された集中巻コイルである。そして、導体線の両端である一対のコイル端末16aが、コイル16から固定子ユニット13の軸方向の異なる方向に延び出ている。
固定子10は、図2に示されるように、分割コア14のコアバック部14aの周方向の側面同士を突き合わせて円環状に配列された12個の固定子ユニット13を、圧入や焼き嵌めにより、フレーム1の円筒部1aに内嵌状態に保持して作製される。固定子10のスロット数は12となる。
コイル16は、周方向に、U相、V相、W相、U相、V相、W相・・・の順番で12個配列されている。そして、各コイル16の一方のコイル端末16aが固定子10の軸方向の一側に突出し、他方のコイル端末16aが固定子10の軸方向の他側に突出している。
第1結線板20は、絶縁性樹脂で円環状に作製され、3つのバスバー収納溝21aが一端面に同心円状に形成された第1ホルダ部21と、それぞれ、銅やアルミ製でリング状に作製され、3つのバスバー収納溝21aのそれぞれに収納されるU相用、V相用およびW相用バスバー22U,22V,22Wと、第1ホルダ部21の他端面から突出する嵌合凸部27(図示せず)と、を備える。
第2結線板25は、絶縁性樹脂で円環状に作製され、1つのバスバー収納溝26aが一端面に同心状に形成された第2ホルダ部26と、それぞれ、銅やアルミ製でリング状に作製され、バスバー収納溝26aに収納される中性点用バスバー22Nと、第2ホルダ部26の他端面から突出する嵌合凸部27と、を備える。
第1結線板20は、第1ホルダ部21の他端面を、固定子10の軸方向一側に配設されたインシュレータ15の外側フランジ部15cの底面と反対側の面に接するように配置する。これにより、嵌合凸部27が4箇所で嵌合凹部17に圧入され、第1結線板20が固定子10に保持される。
また、第2結線板25は、第2ホルダ部26の他端面を、固定子10の軸方向他側に配設されたインシュレータ15の外側フランジ部15cの底面と反対側の面に接するように配置する。これにより、嵌合凸部27が4箇所で嵌合凹部17に圧入され、第2結線板25が固定子10に保持される。
固定子10の軸方向一側では、4本のU相用のコイル端末16aがU相用バスバー22Uから延び出た接続端子23Uに溶接などにより接合される。4本のV相用のコイル端末16aがV相用バスバー22Vから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。さらに、4本のW相用のコイル端末16aがW相用バスバー22Wから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。
固定子10の軸方向他側では、12本の中性点用のコイル16のコイル端末16aが中性点用バスバー22Nから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。
これにより、12本のコイル16は、それぞれ、4本のコイル16を並列接続して形成されたU相巻線、V相巻線、およびW相巻線をY結線した1組の3相巻線に構成される。
このように構成された回転電機100は、8極12スロットの構成となる。また、12個の分割コア14が円環状に配列されて固定子鉄心11となる。そして、コアバック部14aが円環状に連結されて固定子鉄心11のコアバックとなる。12本のコイル16により構成された1組の3相巻線が固定子巻線12となる。
この実施の形態1によれば、固定子巻線12と電力の授受を行うための結線部材が固定子10の軸方向両側に配設される第1および第2結線板20,25により構成されている。そこで、U相用、V相用、W相用、および中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nを1つの結線板に収納していた従来技術に比べて、第1および第2結線板20,25のそれぞれに収納されるバスバーの本数を削減できるので、U相用、V相用、W相用、および中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nの断面積を大きくできる。
12個のコイル16のコイル端末16aが固定子10の軸方向の両側に振り分けられているので、第1および第2結線板20,25の構成に自由度を設けることができる。
ここで、ハイブリッド電気自動車(HEV)に搭載される回転電機では、エンジンとトランスミッションとの間に挟み込まれて使用される場合がある。そのような用途においては、大電流化に加えて、車載空間には制約があり、回転電機の搭載スペースが制限される。回転電機100は、限られた搭載スペースの中で、U相用、V相用、W相用、および中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nの断面積を大きくできるので、大電流化が求められる、ハイブリッド電気自動車の用途に適用できる。
なお、上記実施の形態1では、U相用、V相用およびW相用のコイル端末を第1結線板のバスバーに接続し、中性点用のコイル端末を第2結線板のバスバーに接続しているが、第2結線板のバスバーに接続されるコイル端末は中性点用のコイル端末に限定されず、U相用、V相用およびW相用のコイル端末のいずれかのコイル端末としてもよい。
また、上記実施の形態1では、第1および第2結線板のそれぞれが、周方向の4箇所の位置で、嵌合凸部を嵌合凹部に圧入して、インシュレータに固定されているが、嵌合凸部と嵌合凹部との嵌合による固定部の箇所は4箇所に限定されず、1箇所でもよい。また、嵌合凸部を嵌合凹部に圧入して、第1および第2結線板をインシュレータに固定しているが、嵌合凸部と嵌合凹部とを接着して、第1および第2結線板をインシュレータに固定してもよい。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係る回転電機を示す片側断面図である。
図4において、第1結線板20Aは、2つのバスバー収納溝21aが一端面に同心円状に形成された第1ホルダ部21Aと、2つのバスバー収納溝21aのそれぞれに収納されるU相用およびV相用バスバー22U,22Vと、第1ホルダ部21Aの他端面から突出する嵌合凸部27と、を備える。
第2結線板25Aは、2つのバスバー収納溝26aが一端面に同心円状に形成された第2ホルダ部26Aと、2つのバスバー収納溝26aのそれぞれに収納されるW相用および中性点用バスバー22W,22Nと、第2ホルダ部26Aの他端面から突出する嵌合凸部27(図示せず)と、を備える。
固定子10Aは、図示していないが、U相用およびV相用のコイル端末16aが固定子ユニット13の軸方向一側に延び出て、W相用および中性点用のコイル端末16aが固定子ユニット13の軸方向他側に延び出るように、固定子ユニット13を周方向に配列して構成される。
第1結線板20Aは、第1ホルダ部21Aの他端面を、固定子10Aの軸方向一側に配設されたインシュレータ15の外側フランジ部15cの底面と反対側の面に接するように配置する。これにより、嵌合凸部27が嵌合凹部17に圧入され、第1結線板20Aが固定子10Aに保持される。
また、第2結線板25Aは、第2ホルダ部26Aの他端面を、固定子10Aの軸方向他側に配設されたインシュレータ15の外側フランジ部15cの底面と反対側の面に接するように配置する。これにより、嵌合凸部27が嵌合凹部17に圧入され、第2結線板25Aが固定子10Aに保持される。
固定子10Aの軸方向一側では、4本のU相用のコイル端末16aがU相用バスバー22Uから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。4本のV相用のコイル端末16aがV相用バスバー22Vから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。
固定子10Aの軸方向他側では、4本のW相用のコイル端末16aがW相用バスバー22Wから延び出た接続端子23Wに溶接などにより接合される。12本の中性点用のコイル端末16aが中性点用バスバー22Nから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。
このように構成された回転電機101では、固定子巻線12と電力の授受を行うための結線部材が固定子10Aの軸方向両側に配設される第1および第2結線板20A,25Aにより構成されている。12個のコイル16のコイル端末16aが固定子10Aの軸方向の両側に振り分けられている。したがって、実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、上記実施の形態2では、U相用およびV相用のコイル端末を第1結線板のバスバーに接続し、W相用および中性点用のコイル端末を第2結線板のバスバーに接続しているが、第1および第2結線板のバスバーに接続されるコイル端末の組み合わせはこれに限定されず、例えば、U相用およびW相用のコイル端末を第1結線板のバスバーに接続し、V相用および中点用のコイル端末を第2結線板のバスバーに接続してもよい。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3に係る回転電機を示す片側断面図、図6はこの発明の実施の形態3に係る回転電機における固定子を示す端面図である。
図5において、第1結線板30は、絶縁性樹脂で円環状に作製され、4つのバスバー収納溝31aが一端面に同心円状に形成されたホルダ部31と、4つのバスバー収納溝31aのそれぞれに収納されるU相用、V相用、W相用および中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nと、ホルダ部31の他端面から突出する嵌合凸部27(図示せず)と、を備える。
第2結線板33は、絶縁性樹脂で円環状に作製され、4つのバスバー収納溝34aが一端面に同心円状に形成されたホルダ部34と、4つのバスバー収納溝34aのそれぞれに収納されるX相用、Y相用、Z相用および中性点用バスバー22X,22Y,22Z,22Nと、ホルダ部34の他端面から突出する嵌合凸部27と、を備える。
固定子10Bは、図6に示されるように、分割コア14のコアバック部14aの周方向の側面同士を突き合わせて円環状に配列された12個の固定子ユニット13Aを、圧入や焼き嵌めにより、フレーム1の円筒部1aに内嵌状態に保持して作製される。固定子ユニット13Aでは、一対のコイル端末16aが、コイル16から固定子ユニット13Aの軸方向の同じ方向に延び出ている。
コイル16は、U相、V相、W相、U相、V相、W相・・・の順番で12個配列されている。そして、周方向に1つおきのコイル16のそれぞれの一対のコイル端末16aが固定子10Bの軸方向の一側に突出し、残るコイル16のそれぞれの一対のコイル端末16aが固定子10Bの軸方向の他側に突出している。固定子ユニット13Aでは、コイル端末16aが突出していない側のインシュレータ15の外側フランジ部15cに嵌合凹部17が形成されている。
第1結線板30は、ホルダ部31の他端面を、固定子10Bの軸方向一側に配設されたインシュレータ15の外側フランジ部15cの底面と反対側の面に接するように配置する。これにより、嵌合凸部27が嵌合凹部17に圧入され、第1結線板30が固定子10Bの軸方向の一側に保持される。
さらに、第2結線板33は、ホルダ部34の他端面を、固定子10Bの軸方向他側に配設されたインシュレータ15の外側フランジ部15cの底面と反対側の面に接するように配置する。これにより、嵌合凸部27が嵌合凹部17に圧入され、第2結線板33が固定子10Bの軸方向他側に保持される。
固定子10Bの軸方向一側では、2本のU相用のコイル端末16aがU相用バスバー22Uから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。2本のV相用のコイル端末16aがV相用バスバー22Vから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。2本のW相用のコイル端末16aがW相用バスバー22Wから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。6本の中性点用のコイル端末16aが中性点用バスバー22Nから延び出た接続端子23Nに溶接などにより接合される。
固定子10Bの軸方向他側では、2本のU相用のコイル端末16aがU相用バスバー22Uから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。2本のV相用のコイル端末16aがV相用バスバー22Vから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。2本のW相用のコイル端末16aがW相用バスバー22Wから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。6本の中性点用のコイル端末16aが中性点用バスバー22Nから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。
さらに、外部で、第1結線板30のU相用、V相用、W相バスバーおよび中性点用バスバー22U、22V、22W、22Nと、第2結線板33のU相用、V相用、W相バスバーおよび中性点用バスバー22U、22V、22W、22Nと、を結線する。これにより、それぞれ、4本のコイル16を並列接続して形成されたU相巻線、V相巻線、およびW相巻線をY結線した1組の3相巻線が、構成される。固定子巻線12Aは、1組の3相巻線により構成される。
このように構成された回転電機102では、固定子巻線12Aが2組の3相巻線により構成されている。そこで、結線板が固定子10Bの軸方向一側にのみ配設されている場合には、U相用、V相用、W相用、中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nには、それぞれ4本のコイル16が並列接続される。一方、実施の形態3では、第1および第2結線板30,33が固定子10Bの軸方向両側に配設されているので、第1および第2結線板30,33のそれぞれに収納されているU相用、V相用、W相用、中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nには、それぞれ2本のコイル16が並列接続される。したがって、実施の形態3では、U相用、V相用、W相用、中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nの断面積を大きくすることなく、各コイル16に大電流を流すことができ、回転電機102の大電流化を実現できる。
実施の形態3では、第1結線板30は、嵌合凹部17と嵌合凸部27により構成される固定部により、周方向に1つおきの固定子ユニット13Aの軸方向一側のインシュレータ15に固定されている。一方、第2結線板33は、嵌合凹部17と嵌合凸部27により構成される固定部により、残る固定子ユニット13Aの軸方向他側のインシュレータ15に固定されている。つまり、固定部と電気的な接続部との軸方向の位置関係が、1つのティース14b毎に入れ替わる。なお、電気的な接続部とは、コイル端末16aとバスバーとの接続部である。このように、固定部が、固定子ユニット13Aのコイル端末16aとバスバーとの接続が行われない側に設けられているので、固定部を設けるスペースが確保される。
実施の形態3では、第1および第2結線板30,33に設けられた嵌合凸部27をインシュレータ15に設けられた嵌合凹部17に圧入しているが、固定部を設けるスペースが確保されるので、他の固定部の構成や固定工法を容易に選択することができる。このように、実施の形態3によれば、固定部の構成や固定工法の自由度を増すことができる。
実施の形態4.
図7はこの発明の実施の形態4に係る回転電機を示す片側断面図、図8はこの発明の実施の形態4に係る回転電機における固定子を示す端面図である。
図7において、第1結線板40は、絶縁性樹脂で円環状に作製され、4つのバスバー収納溝41aが一端面に同心円状に形成されたホルダ部41と、4つのバスバー収納溝41aのそれぞれに収納されるU相用、V相用、W相用および中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nと、ホルダ部41の他端面から突出する嵌合凸部27(図示せず)と、を備える。
第2結線板43は、絶縁性樹脂で円環状に作製され、4つのバスバー収納溝44aが一端面に同心円状に形成されたホルダ部44と、4つのバスバー収納溝44aのそれぞれに収納されるX相用、Y相用、Z相用および中性点用バスバー22X,22Y,22Z,22Nと、ホルダ部44の他端面から突出する嵌合凸部27と、を備える。
固定子10Cは、図8に示されるように、分割コア14のコアバック部14aの周方向の側面同士を突き合わせて円環状に配列された12個の固定子ユニット13Aを、圧入や焼き嵌めにより、フレーム1の円筒部1aに内嵌状態に保持して作製される。固定子ユニット13Aでは、一対のコイル端末16aが、コイル16から固定子ユニット13Aの軸方向の同じ方向に延び出ている。
コイル16は、U相、V相、W相、X相、Y相、Z相・・・の順番で12個配列されている。そして、U相、V相およびW相のコイル16のそれぞれの一対のコイル端末16aが固定子10Cの軸方向の一側に突出し、X相、Y相およびZ相のコイル16のそれぞれの一対のコイル端末16aが固定子10Cの軸方向の他側に突出している。固定子ユニット13Aでは、コイル端末16aが突出していない側のインシュレータ15の外側フランジ部15cに嵌合凹部17が形成されている。
第1結線板40は、ホルダ部41の他端面を、固定子10Cの軸方向一側に配設されたインシュレータ15の外側フランジ部15cの底面と反対側の面に接するように配置する。これにより、嵌合凸部27が嵌合凹部17に圧入され、第1結線板40が固定子10Cの軸方向の一側に保持される。
さらに、第2結線板43は、ホルダ部44の他端面を、固定子10Cの軸方向他側に配設されたインシュレータ15の外側フランジ部15cの底面と反対側の面に接するように配置する。これにより、嵌合凸部27が嵌合凹部17に圧入され、第2結線板43が固定子10Cの軸方向他側に保持される。
固定子10Cの軸方向一側では、2本のU相用のコイル端末16aがU相用バスバー22Uから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。2本のV相用のコイル端末16aがV相用バスバー22Vから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。2本のW相用のコイル端末16aがW相用バスバー22Wから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。6本の中性点用のコイル端末16aが中性点用バスバー22Nから延び出た接続端子23Nに溶接などにより接合される。
固定子10Cの軸方向他側では、2本のX相用のコイル端末16aがX相用バスバー22Xから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。2本のY相用のコイル端末16aがY相用バスバー22Yから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。2本のZ相用のコイル端末16aがZ相用バスバー22Zから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。6本の中性点用のコイル端末16aが中性点用バスバー22Nから延び出た接続端子(図示せず)に溶接などにより接合される。
これにより、それぞれ、2本のコイル16を並列接続して形成されたU相巻線、V相巻線、およびW相巻線をY結線した第1の3相巻線と、それぞれ、2本のコイル16を並列接続して形成されたX相巻線、Y相巻線、およびZ相巻線をY結線した第1の3相巻線とが、構成される。固定子巻線12Bは、2組の3相巻線により構成される。
このように構成された回転電機103では、固定子巻線12Bが2組の3相巻線により構成されている。そこで、結線板が固定子10Cの軸方向一側にのみ配設されている場合には、結線板には、U相用、V相用、W相用、X相用、Y相用、Z相用、中性点用の8本のバスバー22U,22V,22W,22X,22Y,22Z,22Nが収納されることになる。一方、実施の形態4では、第1および第2結線板40,43が固定子10Cの軸方向両側に配設されているので、第1および第2結線板40,43のそれぞれには、4本のバスバーが収納される。
このように、実施の形態4によれば、第1および第2結線板40,43に収納されるバスバーの本数を大きく削減できるので、バスバー22U,22V,22W,22X,22Y,22Z,22Nの断面積を大きくでき、回転電機103の大電流化を実現できる。
実施の形態4では、第1結線板40は、嵌合凹部17と嵌合凸部27により構成される固定部により、X相用、Y相用およびZ相用のコイル16を備える固定子ユニット13Aの軸方向一側のインシュレータ15に固定されている。一方、第2結線板43は、嵌合凹部17と嵌合凸部27により構成される固定部により、U相用、V相用およびW相用のコイル16を備える固定子ユニット13Aの軸方向他側のインシュレータ15に固定されている。つまり、固定部と電気的な接続部との軸方向の位置関係が、周方向に連続する3つの固定子ユニット13A毎に入れ替わる。なお、電気的な接続部とは、コイル端末16aとバスバーとの接続部である。このように、固定部が、固定子ユニット13Aのコイル端末16aとバスバーとの接続が行われない側に設けられているので、固定部を設けるスペースが確保される。
実施の形態4では、第1および第2結線板40,43に設けられた嵌合凸部27をインシュレータ15に設けられた嵌合凹部17に圧入しているが、固定部を設けるスペースが確保されるので、他の固定部の構成や固定工法を容易に選択することができる。このように、実施の形態3によれば、固定部の構成や固定工法の自由度を増すことができる。
なお、上記実施の形態4では、回転電機が8極12スロットに構成されているが、回転電機は、2n極3nスロット、又は4n極3nスロット(但し、nは自然数)の構成であればよい。
実施の形態5.
図9はこの発明の実施の形態5に係る回転電機における固定子を示す端面図である。なお、図9中、1,7,13,19,25,31はティースに周方向の配列順にふったティース番号である。
図9において、固定子10Dは,円環状の固定子鉄心11Aと、固定子鉄心11Aに装着された固定子巻線12Cと、を備える。
固定子鉄心11Aは、電磁鋼板から打ち抜かれた円環状のシートを積層して作製され、円環状のコアバック11aと、それぞれ,コアバック11aの内周壁面から径方向内方に突出して,周方向に等角ピッチで配列された36本のティースと、を備えている。
コイル16は、ティースと、ティースの軸方向両端に配設された一対のインシュレータ15との周りに、導体線を巻き回して作製される。導体線の両端である一対のコイル端末16aが、コイル16から固定子鉄心11Aの軸方向の同じ方向に延び出ている。
コイル16は、U+相、Z+相、W−相、Y−相、V+相、X+相、U−相、Z−相、W+相、Y+相、V−相、X−相・・・の順番で36個配列されている。そして、U+相、U−相、V+相、V−相、W+相およびW−相のコイル16のそれぞれの一対のコイル端末16aが固定子10Dの軸方向の一側に突出し、X+相、X−相、Y+相、Y−相、Z+相およびZ−相のコイル16のそれぞれの一対のコイル端末16aが固定子10Dの軸方向の他側に突出している。ここで、「+」は、コイル16の巻き方向が正方向であることを示し、「−」は、コイル16の巻き方向が逆方向であることを示している。
図示していないが、上記実施の形態4と同様に、結線板が固定子10Dの軸方向の両側に配設されているので、説明をわかりやすくするために、便宜上、実施の形態4における第1および第2結線板40,43を用いて説明する。
第1結線板40が固定子10Dの軸方向の一側に保持され、第2結線板43が固定子10Dの軸方向他側に保持される。そして、第1結線板40は、X+相、X−相、Y+相、Y−相、Z+相およびZ−相のコイル16が巻かれているティースの軸方向一側に配設されたインシュレータ15のそれぞれの嵌合凹部17に、嵌合凸部27を圧入して、固定子10Dの軸方向の一側に保持される。一方、第2結線板43は、U+相、U−相、V+相、V−相、W+相およびW−相のコイル16が巻かれているティースの軸方向他側に配設されたインシュレータ15のそれぞれの嵌合凹部17に、嵌合凸部27を圧入して、固定子10Dの軸方向他側に保持される。
そして、固定子10Dの軸方向一側では、U+相用およびU−相用の6本のコイル端末16aがU相用バスバー22Uから延び出た接続端子に溶接などにより接合される。V+相用およびV−相用の6本のコイル端末16aがV相用バスバー22Vから延び出た接続端子に溶接などにより接合される。W+相用およびW−相用の6本のコイル端末16aがW相用バスバー22Wから延び出た接続端子に溶接などにより接合される。18本の中性点用のコイル端末16aが中性点用バスバー22Nから延び出た接続端子に溶接などにより接合される。
一方、固定子10Dの軸方向他側では、X+相用およびX−相用の6本のコイル端末16aがX相用バスバー22Xから延び出た接続端子に溶接などにより接合される。Y+相用およびY−相用の6本のコイル端末16aがY相用バスバー22Yから延び出た接続端子に溶接などにより接合される。Z+相用およびZ−相用の6本のコイル端末16aがZ相用バスバー22Zから延び出た接続端子に溶接などにより接合される。18本の中性点用のコイル端末16aが中性点用バスバー22Nから延び出た接続端子に溶接などにより接合される。
これにより、それぞれ、6本のコイル16を並列接続して形成されたU相巻線、V相巻線、およびW相巻線をY結線した第1の3相巻線と、それぞれ、6本のコイル16を並列接続して形成されたX相巻線、Y相巻線、およびZ相巻線をY結線した第1の3相巻線とが、構成される。固定子巻線12Cは、2組の3相巻線により構成される。
実施の形態5による回転電機は、このように構成された固定子10Dの内側に、界磁極数を30とする回転子を配設して構成される。すなわち、回転電機は、30極36スロットの構成である。
実施の形態5では、固定子巻線12Cが2組の3相巻線により構成され、第1および第2結線板40,43が固定子10Dの軸方向両側に配設されている。そこで、第1および第2配線板40,43に収納されるバスバーの本数が、結線板が固定子10Dの軸方向一側にのみ配設されている場合に比べて、大きく削減できるので、バスバー22U,22V,22W,22X,22Y,22Z,22Nの断面積を大きくでき、回転電機の大電流化を実現できる。
実施の形態5では、第1結線板40は、嵌合凹部17と嵌合凸部27により構成される固定部により、X+相用、X−相用、Y+相用、Y−相用、Z+相用およびZ−相用のコイル16が巻かれたティースの軸方向一側に配設されたインシュレータ15に固定されている。一方、第2結線板43は、嵌合凹部17と嵌合凸部27により構成される固定部により、U+相用、U−相用、V+相用、V−相用、W+相用およびW−相用のコイル16が巻かれたティースの軸方向他側のインシュレータ15に固定されている。つまり、固定部と電気的な接続部との軸方向の位置関係が、周方向に1つのティース毎に入れ替わる。このように、固定部が、コイル16のコイル端末16aとバスバーとの接続が行われない側に設けられているので、固定部を設けるスペースが確保される。したがって、実施の形態5においても、固定部の構成や固定工法の自由度を増すことができる。
また、巻線利用率が向上するので、コギングトルクを小さくすることができる。
また、回転電機が30極36スロットの構成であるので、界磁極数とスロット数の最大公約数が大きく、電磁力変形モード次数の高い低振動のモータ設計とバスバー固定を両立できる。
また、第1および第2結線板40,43の固定部が、周方向に、1ティースおきに設けられているので、固定部のピッチが小さくなる。これにより、第1および第2結線板とインシュレータ15との結合強度が大きくなるので、第1および第2結線板40,43の耐振性が向上される。そこで、この回転電機をハイブリッド電気自動車(HEV)に搭載した場合、エンジンの爆発などにより発生する振動に起因する、第1および第2結線板40,43の外れやコイル端末16aとバスバーとの電気的接続部の接触不良の発生が抑制される。
なお、上記実施の形態5では、回転電機が30極36スロットに構成されているが、回転電機は、10n極12nスロット、又は14n極12nスロット(但し、nは自然数)の構成であればよい。また、上記実施の形態5では、回転電機が30極36スロットに構成されているが、回転電機は、2n極3nスロット、又は4n極3nスロット(但し、nは自然数)の構成でもよい。
また、上記実施の形態5では、固定子鉄心が磁性鋼板から打ち抜かれた円環状のシートを積層して作製されているが、固定子鉄心は、実施の形態1から4と同様に、分割コアを円環状に配列して構成してもよい。
実施の形態6.
図10はこの発明の実施の形態6に係る回転電機を示す片側断面図である。
図10において、第1結線板50は、絶縁性樹脂で円環状に作製され、4つのバスバー収納溝51aが一端面に同心円状に形成され、第1取付用フランジ部52が内周壁面の他端側縁部から、周方向の全周に渡って、径方向内方に突出するように形成された第1ホルダ部51と、4つのバスバー収納溝51aのそれぞれに収納されるU相用、V相用、W相用および中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nと、を備える。固定用穴53が、それぞれ、第1取付用フランジ部52を軸方向に貫通して、第1取付用フランジ部52の同一円周上に、固定子鉄心11Aにおけるティースの配列ピッチの2倍のピッチで形成されている。
第2結線板55は、絶縁性樹脂で円環状に作製され、4つのバスバー収納溝56aが一端面に同心円状に形成され、第2取付用フランジ部57が内周壁面の他端側縁部から、周方向の全周に渡って、径方向内方に突出するように形成された第2ホルダ部56と、4つのバスバー収納溝56aのそれぞれに収納されるU相用、V相用、W相用および中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nと、を備える。固定用穴53(図示せず)が、それぞれ、第2取付用フランジ部57を軸方向に貫通して、第2取付用フランジ部57の同一円周上に、固定子鉄心11Aにおけるティースの配列ピッチの2倍のピッチで形成されている。
インシュレータ15Aは、嵌合凹部17に替えて、固定用穴58が外側フランジ部15cの底面と反対側の面に形成されている点を除いて、インシュレータ15と同様に構成されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態5と同様に構成されている。
第1結線板50は、第1取付用フランジ部52の他端面を、固定子10Dの軸方向一側に配設されたインシュレータ15Aの外側フランジ部15cの底面と反対側の面に接し、かつ固定用穴53を固定用穴58と同心となるように位置調整して、配置する。ついで、ピン59を固定用穴53,58に圧入しつつ、発振ホーン(図示せず)により、超音波による振動を印加する。これにより、ピン59と固定用穴53,58の内周壁面との間に摩擦熱が発生し、固定用穴53,58の内周面周りの樹脂部分が溶融する。そして、ピン59が第1取付用フランジ部52とインシュレータ15Aとに跨がるように挿入された後、発振ホーンによる超音波の振動の印加を停止する。そこで、溶融樹脂部分が固化し、第1結線板50がインシュレータ15Aに固定されて、固定子10Dの軸方向一側に保持される。
第2結線板55は、第2取付用フランジ部57の他端面を、固定子10Dの軸方向他側に配設されたインシュレータ15Aの外側フランジ部15cの底面と反対側の面に接し、かつ固定用穴53を固定用穴58と同心となるように位置調整して、配置する。ついで、ピン59を固定用穴53,58に圧入しつつ、発振ホーンにより、超音波による振動を印加する。これにより、ピン59と固定用穴53,58の内周壁面との間に摩擦熱が発生し、固定用穴53,58の内周面周りの樹脂部分が溶融する。そして、ピン59が第2取付用フランジ部57とインシュレータ15Aとに跨がるように挿入された後、発振ホーンによる超音波の振動の印加を停止する。そこで、溶融樹脂部分が固化し、第2結線板55がインシュレータ15Aに固定されて、固定子10Dの軸方向他側に保持される。
ここで、固定用穴53,58は断面円形や断面矩形の穴形状とする。第1および第2ホルダ部51,56およびインシュレータ15Aは熱可塑性樹脂で作製される。ピン59は、第1および第2ホルダ部51,56およびインシュレータ15Aより高融点の金属材料、例えば銅、真鍮、鉄で、固定用穴53,58より僅かに大きい断面円形や断面矩形の柱状体に作製される。
このように構成された回転電機104では、各コイル端末16aとバスバー22U,22V,22W,22X,22Y,22Z,22Nとが、上記実施の形態5と同様に結線される。また、第1および第2結線板50,55が固定子10Dの軸方向両側に配設されている。第1結線板50が、超音波溶着により、X+相用、X−相用、Y+相用、Y−相用、Z+相用およびZ−相用のコイル16が巻かれたティースの軸方向一側に配設されたインシュレータ15Aに固定されている。2結線板55が、超音波溶着により、U+相用、U−相用、V+相用、V−相用、W+相用およびW−相用のコイル16が巻かれたティースの軸方向他側のインシュレータ15Aに固定されている。したがって、実施の形態6においても、上記実施の形態5と同様の効果が得られる。
実施の形態6では、第1および第2取付用フランジ部52,57とインシュレータ15Aとに跨がるようにピン59を挿入し、超音波溶着により、第1および第2取付用フランジ部52,57とインシュレータ15Aとを固定している。これにより、スナップフィットや圧入による固定方法に比べて、固定力を大きくできるので、第1および第2取付用フランジ部52,57とインシュレータ15Aとの固定部の信頼性が高められる。また、第1および第2取付用フランジ部52,57やインシュレータ15Aの高さのバラツキをピン59の長さで吸収できるので、固定力のバラツキを抑えることができる。また、多数箇所の固定を同時にできるので、固定力のバラツキを抑えることができる。
ここで、上記実施の形態6では、固定部と電気的な接続部との軸方向の位置関係が、周方向に1つのティース毎に入れ替わっているので、ピン59をコイル端末16aと干渉することなく固定用穴53,58に挿入でき、超音波溶着の作業性が向上する。この観点から、実施の形態3,4による回転電機において、第1および第2結線板とインシュレータとの固定に超音波溶着を用いることができる。
実施の形態7.
図11はこの発明の実施の形態7に係る回転電機を示す片側断面図である。
図11において、第1結線板60は、絶縁性樹脂で円環状に作製され、4つのバスバー収納溝61aが一端面に同心円状に形成され、第1取付用フランジ部62が他端面の内周側縁部から、周方向の全周に渡って、軸方向に突出するように形成された第1ホルダ部61と、4つのバスバー収納溝61aのそれぞれに収納されるU相用、V相用、W相用および中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nと、を備える。固定用穴63が、それぞれ、第1取付用フランジ部62を径方向に貫通して、第1取付用フランジ部62の同一円周上に、固定子鉄心11Aにおけるティースの配列ピッチの2倍のピッチで形成されている。
第2結線板65は、絶縁性樹脂で円環状に作製され、4つのバスバー収納溝66aが一端面に同心円状に形成され、第2取付用フランジ部67が他端面の内周側縁部から、周方向の全周に渡って、軸方向に突出するように形成された第2ホルダ部66と、4つのバスバー収納溝66aのそれぞれに収納されるU相用、V相用、W相用および中性点用バスバー22U,22V,22W,22Nと、を備える。固定用穴63が、それぞれ、第2取付用フランジ部67を径方向に貫通して、第2取付用フランジ部67の同一円周上に、固定子鉄心11Aにおけるティースの配列ピッチの2倍のピッチで形成されている。
インシュレータ15Bは、固定用穴58に替えて、固定用穴68が外側フランジ部15cの外周面に形成されている点を除いて、インシュレータ15Aと同様に構成されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態6と同様に構成されている。
第1結線板60は、第1取付用フランジ部62の内周面を、固定子10Dの軸方向一側に配設されたインシュレータ15Bの外側フランジ部15cの外周面に接し、かつ固定用穴63を固定用穴68と同心となるように位置調整して、配置する。ついで、ピン69を固定用穴63,68に圧入しつつ、発振ホーン(図示せず)により、超音波による振動を印加する。これにより、ピン69と固定用穴63,68の内周壁面との間に摩擦熱が発生し、固定用穴63,68の内周面周りの樹脂部分が溶融する。そして、ピン69が第1取付用フランジ部62とインシュレータ15Bとに跨がるように挿入された後、発振ホーンによる超音波の振動の印加を停止する。そこで、溶融樹脂部分が固化し、第1結線板60がインシュレータ15Bに固定されて、固定子10Dの軸方向一側に保持される。
第2結線板65は、第2取付用フランジ部67の他端面を、固定子10Dの軸方向他側に配設されたインシュレータ15Bの外側フランジ部15cの外周面に接し、かつ固定用穴63を固定用穴68と同心となるように位置調整して、配置する。ついで、ピン69を固定用穴63,68に圧入しつつ、発振ホーンにより、超音波による振動を印加する。これにより、ピン69と固定用穴63,68の内周壁面との間に摩擦熱が発生し、固定用穴63,68の内周面周りの樹脂部分が溶融する。そして、ピン69が第2取付用フランジ部67とインシュレータ15Bとに跨がるように挿入された後、発振ホーンによる超音波の振動の印加を停止する。そこで、溶融樹脂部分が固化し、第2結線板65がインシュレータ15Bに固定されて、固定子10Dの軸方向他側に保持される。
ここで、固定用穴63,68は断面円形や断面矩形の穴形状とする。第1および第2ホルダ部61,66およびインシュレータ15Aは熱可塑性樹脂で作製される。ピン69は、第1および第2ホルダ部61,66およびインシュレータ15Bより高融点の金属材料、例えば銅、真鍮、鉄で、固定用穴63,68より僅かに大きい断面円形や断面矩形の柱状体に作製される。
このように構成された回転電機105では、各コイル端末16aとバスバー22U,22V,22W,22X,22Y,22Z,22Nとが、上記実施の形態6と同様に結線される。また、第1および第2結線板60,65が固定子10Dの軸方向両側に配設されている。第1結線板60が、超音波溶着により、X+相用、X−相用、Y+相用、Y−相用、Z+相用およびZ−相用のコイル16が巻かれたティースの軸方向一側に配設されたインシュレータ15Bに固定されている。2結線板65が、超音波溶着により、U+相用、U−相用、V+相用、V−相用、W+相用およびW−相用のコイル16が巻かれたティースの軸方向他側のインシュレータ15Bに固定されている。したがって、実施の形態7においても、上記実施の形態6と同様の効果が得られる。
実施の形態7によれば第1および第2結線板60,65がインシュレータ15Bの径方向外側に配設されているので、回転電機105の軸方向寸法を短縮でき、回転電機の小型化が図られる。
なお、上記実施の形態6,7では、超音波溶着により、第1および第2取付用フランジ部とインシュレータと固定しているが、高周波溶着により、第1および第2取付用フランジ部とインシュレータとを固定してもよい。
また、上記実施の形態6,7において、ピンの外周面にローレット加工を施してもよい。この場合、溶着後、ピンと樹脂部との間の摩擦係数が高くなり、固定力を高めることができる。
また、上記実施の形態6,7では、ピンが柱状体に作製されているが、ピンを、その長さ方向と直交する方向の幅が、長さ方向にステップ状に変化する段付き形状としてもよい。この場合、溶融した樹脂がピンの段部に回り込み、固定力を高めることができる。
また、上記実施の形態6,7では、超音波溶着により、第1および第2取付用フランジ部とインシュレータの樹脂とピンとを固着しているが、ピンを固定用穴に挿入した状態で両者を接着剤により固定してもよい。
また、上記各実施の形態では、固定子巻線が集中巻コイルにより構成されているが、固定子巻線は分布巻コイルにより構成されてもよい。
2 回転子、5 永久磁石、10,10A,10B,10C,10D 固定子、11,11A 固定子鉄心、11a コアバック、14b ティース、15,15A,15B インシュレータ、16 コイル、16a コイル端末、20,20A,30,40,50,60 第1結線板、21,21A,31,41,51,61 第1ホルダ部、22U U相用バスバー、22V V相用バスバー、22W W相用バスバー、22X X相用バスバー、22Y Y相用バスバー、22Z Z相用バスバー、22N 中性点用バスバー、25,25A,33,43,55,65 第2結線板、26,26A,34,44,56,66 第2ホルダ部、59,69 ピン。
この発明に係る回転電機は、ティースが、それぞれ、円筒状のコアバックの内周壁面から径方向内方に突出して、周方向に複数配列された固定子鉄心、および、それぞれ上記固定子鉄心の軸方向両側に配置されたインシュレータを介して巻かれている導体線により構成されて一対のコイル端末を有し、周方向に配列された複数のコイルを有する固定子と、上記固定子の内側に回転可能に配設され、界磁極を構成する永久磁石が周方向に配列された回転子と、上記複数のコイルに電力を授受するための結線部材と、を備える。上記結線部材は、それぞれ、絶縁性樹脂でリング状に作製され、上記固定子の軸方向両側に、かつ周方向に配列された上記複数のコイルの径方向外方に配設された一対のホルダ部と、上記一対のホルダ部のそれぞれに同心円状に収納されたバスバーと、を備え、上記複数のコイルのそれぞれの上記一対のコイル端末が、上記一対のホルダ部のそれぞれに収納された上記バスバーに接続されている。さらに、上記複数のコイルのなかの一部のコイルの上記一対のコイル端末が、上記固定子鉄心の軸方向一側に突出し、上記固定子の軸方向一側に配設された上記ホルダ部に収納された上記バスバーに接続され、上記複数のコイルのなかの残るコイルの上記一対のコイル端末が、上記固定子鉄心の軸方向他側に突出し、上記固定子の軸方向他側に配設された上記ホルダ部に収納された上記バスバーに接続されている。

Claims (11)

  1. ティースが、それぞれ、円筒状のコアバックの内周壁面から径方向内方に突出して、周方向に複数配列された固定子鉄心、および、それぞれ上記固定子鉄心の軸方向両側に配置されたインシュレータを介して導体線を巻き回して作製されて一対のコイル端末を有し、周方向に配列された複数のコイルを有する固定子と、
    上記固定子の内側に回転可能に配設され、界磁極を構成する永久磁石が周方向に配列された回転子と、
    上記複数のコイルに電力を授受するための結線板と、を備えた回転電機において、
    上記結線板は、それぞれ、絶縁性樹脂でリング状に作製され、上記固定子の軸方向両側に、かつ周方向に配列された上記複数のコイルの径方向外方に配設された一対のホルダ部と、上記一対のホルダ部のそれぞれに同心円状に収納されたバスバーと、を備え、
    上記複数のコイルのそれぞれの上記一対のコイル端末が、上記一対のホルダ部のそれぞれに収納された上記バスバーに接続されている回転電機。
  2. 上記複数のコイルのそれぞれの上記一対のコイル端末が、上記固定子鉄心の軸方向の両方向に突出し、上記一対のホルダ部のそれぞれに収納された上記バスバーに接続されている請求項1記載の回転電機。
  3. 上記複数のコイルのなかの一部のコイルの上記一対のコイル端末が、上記固定子鉄心の軸方向一側に突出し、上記固定子の軸方向一側に配設された上記ホルダ部に収納された上記バスバーに接続され、
    上記複数のコイルのなかの残るコイルの上記一対のコイル端末が、上記固定子鉄心の軸方向他側に突出し、上記固定子の軸方向他側に配設された上記ホルダ部に収納された上記バスバーに接続されている請求項1記載の回転電機。
  4. 上記一対のコイル端末が上記固定子鉄心の軸方向一側に突出するコイルと、上記一対のコイル端末が上記固定子鉄心の軸方向他側に突出するコイルと、が周方向に交互に配列されている請求項3記載の回転電機。
  5. 上記固定子の軸方向一側に配設された上記ホルダ部が、上記コイル端末が上記固定子鉄心の軸方向他側に突出している上記コイルが巻かれている、上記固定子鉄心の軸方向一側に位置する上記インシュレータに固定され、
    上記固定子の軸方向他側に配設された上記ホルダ部が、上記コイル端末が上記固定子鉄心の軸方向一側に突出している上記コイルが巻かれている、上記固定子鉄心の軸方向他側に位置する上記インシュレータに固定されている請求項3又は請求項4記載の回転電機。
  6. 上記ホルダ部が、上記インシュレータの軸方向外側に配設されている請求項5記載の回転電機。
  7. 上記ホルダ部が、上記インシュレータの径方向外側に配設されている請求項5記載の回転電機。
  8. 上記ホルダ部と上記インシュレータは、上記ホルダ部と上記インシュレータを跨ぐように差し込まれた金属製ピンにより固定されている請求項3から請求項7のいずれか1項に記載の回転電機。
  9. 上記ホルダ部と上記インシュレータが熱可塑性樹脂で作製され、上記ホルダ部と上記ピン、および上記インシュレータと上記ピンとが超音波溶着、又は高周波溶着されている請求項8記載の回転電機。
  10. 上記ピンの外周面がローレット加工されている請求項9記載の回転電機。
  11. 上記ピンが段付きピンである請求項9記載の回転電機。
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