JP2016208198A - 撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】赤外LED搭載のカメラは、周囲に配置された赤外LED非搭載のカメラに対して赤外LEDの投光を行い、赤外LED非搭載のカメラでも被写体を検知させる撮像システムを提供する。
【解決手段】カメラは、撮像画像から画像の変化を検出する画像認識手段と、赤外LED搭載の撮像装置によって赤外LEDを投光させて被写体を検知する検知手段と、検知した被写体を追尾して撮像を行う追尾手段と、検知情報をネットワーク上に通知する通知手段と、ネットワーク上の情報を受信する受信手段と、を有する。赤外LED搭載の撮像装置によって被写体の追尾動作を行い、赤外LED搭載の撮影領域を超えた際に、赤外LED搭載の撮像装置は周囲に配置されている赤外LED非搭載の撮像装置に向けて、赤外LEDの投光をし続け、赤外LED非搭載の撮像装置は赤外LED照明を利用して被写体を検知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明装置を含む撮像システムに関する。
インターネットやイントラネットの普及、高速化によってネットワークを利用した動画像や音声の配信が行われ、その技術を利用し撮影した映像や音声は蓄積サーバに保存し管理を行うネットワークカメラ(以下、カメラと称する場合がある)がある。
ネットワークカメラでは、カメラで撮影した映像をネットワークに転送してPC(Personal Computer)などに送ることによって、映像データを受信したPCはモニタ等の表示装置を用いてその映像を確認することができる。これにより、遠く離れた場所に設置したカメラをユーザが遠隔操作をすることが可能であり、さらに複数の場所の監視を1人でモニタを見ながら行うことができる。
ネットワークカメラには暗闇(照度0ルクス)環境下でも被写体の撮影を行うために、赤外LED照明(LED:Light Emitting Diode以下、赤外LEDと称する場合がある)を搭載して被写体の検知を行っていくカメラがある。
カメラは通常、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサとして知られる撮像素子を搭載している。これは、光を結像させて被写体像を受光し、集めた光を電気信号へと変換する光電変換を行う。この撮像素子には、撮像面に各画素ごとにカラーフィルタが配置されていてカラー画像を生成している。
しかし、カラーフィルタには人間が目で見ることができる可視光以外に、人間が見ることができない赤外線も透過させる。また、撮像素子も可視光(赤色成分:750nm)を越えて、赤外領域まで感度があるものが一般的である。この撮像素子、カラーフィルタの特性を利用して、赤外LEDを被写体に照射して撮影することで暗い環境下でも被写体を認識することを可能にしている。
また、ネットワークカメラには複数台のカメラを連動させて被写体の動きに合わせて撮影をし続ける自動追尾を実現しているシステムも存在している。カメラが被写体を検知すると、被写体の追尾動作を行い、被写体が撮影画像から外れると、同ネットワーク上に接続されているカメラ間で通信し、周囲のカメラが被写体の追尾を引き継ぐ構成を取れる。
特許文献1では、カラーカメラと物体の出す赤外線を画像化する赤外線カメラを用いて、暗い環境下では赤外線カメラで侵入者を検知して、その方向へカラーカメラを向けて撮影を行う。その際に、検知情報を元にカラーカメラのズーム量と投光器の投光を行いカラーカメラで追尾する。
また、特許文献2では、複数のカメラシステムにおいて、被写体検知用のセンサや画像認識を用いて、被写体を検知して、検知情報をネットワークに通知して、検知範囲に向けて周囲のカメラの向きを変える。また、被写体が移動してきた場合、移動してくる方向から撮像を開始する技術が知られている。
特開平11-284988号公報 特開2007-336035号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された従来技術では、カラーカメラの撮影範囲を網羅する赤外線カメラを導入する必要がある。すでにカメラが設置されている監視環境下に新たにネットワークカメラを導入しようとした場合には、もう一台のカメラの設置が発生してしまう。
また、上記の特許文献2に開示された従来技術においては、複数のカメラで連携しながら撮像を行っていくが、暗闇の撮影環境下で引き継ぐカメラに赤外LEDが搭載されていない場合には、被写体の検知が困難となる。
そこで、本発明は、赤外LED搭載のカメラは、周囲に配置された赤外LED非搭載のカメラに対して赤外LEDの投光を行い赤外LED非搭載のカメラでも被写体を検知させることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、外部装置とネットワーク経由で通信する赤外LED搭載の撮像装置と赤外LED非搭載の撮像装置によって構成されるシステムであって、撮像画像から画像の変化を検出する画像認識手段と、前記赤外LED搭載の撮像装置によって赤外LEDを投光させて被写体を検知する検知手段と、前記検知した被写体を追尾して撮像を行う追尾手段と、前記検知情報をネットワーク上に通知する通知手段と、ネットワーク上の情報を受信する受信手段とを有し、赤外LED搭載の撮像装置によって被写体の追尾動作を行い、赤外LED搭載の撮影領域を超えた際に、赤外LED搭載の撮像装置は周囲に配置されている赤外LED非搭載の撮像装置に向けて、赤外LEDの投光をし続け、赤外LED非搭載の撮像装置は前記の赤外LED照明を利用して被写体を検知することを特徴とする。
本発明によれば、赤外LED非搭載のカメラでも、周囲の赤外LED搭載のカメラの赤外光を利用して、被写体を検知することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態における撮像制御システムの一例を示した構成図である。 本発明の第1の実施の形態におけるカメラの構成を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバ部を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における自カメラ情報作成部のテーブル情報を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における撮像装置に対する動作指示情報を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における一連の動作を示したシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態におけるカメラの構成を示したブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における一連の動作を示したシーケンス図である。 本発明の第2の実施の形態における赤外LED照射モード情報を示した図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本発明における撮像制御システムの構成図である。
101は本発明における赤外LED搭載のカメラ、102は赤外LED非搭載のカメラを示しており、各カメラがIPネットワーク網103を介してサーバ104に相互に通信可能な状態で接続されている。尚、簡易かのため、今回はカメラを2台で説明していくが、ネットワーク上にはさらに複数のカメラが接続されていても良い。サーバ104には、各カメラの映像データを表示するモニタ装置105と映像データや制御データなどの様々なデータを保管するストレージ106が接続されている。サーバ104は、各カメラ101、102に対して、後述する撮像パラメータ変更や各駆動部の駆動指示、映像ストリーミング開始等の各種コマンドを送信し、カメラの制御を行う。各カメラ101、102は、それらのコマンドに対するレスポンスや映像ストリーミングをサーバ104に送信する。
図2は101に示されるカメラの構成を示すブロック図である。
図2において、撮像光学系201、赤外線遮断フィルタ(IRCF:InfraredCutFilter以下、IRCFと称する場合がある)202、撮像素子を含む撮像部203の撮像系を備えている。赤外LED204、各種駆動部205と中央演算処理回路206(以下、CPUと称する場合がある)がある。中央演算処理回路206は、画像処理部207、カメラ制御部208、自カメラ情報作成部209、自カメラ情報送信部210、通知情報受信部211によって構成されている。また外部にメモリ部212、ネットワーク(以下、NWと称する場合がある)通信部213を備えている。
一方、102のカメラの構成は、101の構成に赤外LED204が非搭載であるカメラとする。
図3は本発明におけるサーバ部106を示すブロック図である。
図3において、サーバ301が情報受信部302、情報送信部303、データ収集部304、情報処理部305によって構成されており、ストレージ306と表示装置307が外部に接続されている。
以下に図2、図3で示した各ブロックの詳細な説明を行っていく。
撮像される被写体からの光線は、撮像光学系201とIRCF202を介して、撮像素部203に入射され光電変換される。赤外線を遮断するIRCF202は、各種駆動部205からの駆動信号に基づき、撮像光学系201と撮像部203との間の光路上から挿抜される。
本実施例では、IRCF202が当該光路上に挿入されている場合には、通常の撮影(可視光撮影)がなされ、IRCF202が当該光路上から抜去されている場合には、赤外線撮影がなされるように構成される。また、本明細書における通常の撮影(可視光撮影)とは、被写体からの光を、IRCF202を介して、撮像部203に入射させて撮影することを意味する。また、本明細書における赤外線撮影とは、被写体からの光を、IRCF202を介することなく、撮像部203に入射させて撮影することを意味する。
撮像部203からの信号を受けた画像処理部207は、入力された映像信号の画質を高める処理や、撮像部203に対して、蓄積した電荷をクリアするリセット信号を出力する等の処理を行う。また、データ蓄積を行うメモリ部212へのデータ伝送や、NW通信部213でデータを送付するために必要なサイズの映像信号の作成や圧縮処理などの符号化の処理などを行う。
各種駆動部205は、カメラ制御部208からの制御信号によってカメラに搭載されている駆動部の動作をさせる。各種駆動部の例としては、パンニング・チルティング(以下、Pan・Tiltと称する場合がある)を動作させるためのモータや、IRCF202の挿抜、赤外LED204の発光などの駆動部にあたる。
カメラ制御部208は、画像処理部207で作成された映像情報から、自カメラの情報を収集したり、被写体の検知情報を取得する。また、NW通信部213からサーバ103の情報を取得して各種駆動部205に対して指定の動作を行う様に指令する。
例えば、IRCFの挿抜動作であったり、パンニング・チルティング動作を行う動作指示であったり、ヒータやファンなどのカメラ特有の機能を動作させる。
さらに、各制御部に施されるプログラムやデータをメモリ部212に対して送受信を行う処理も担っている。
自カメラ情報作成部209は、カメラのIP(Internet Protocol)アドレス、設置されている位置などの情報や、カメラの撮影情報、現在動作させているカメラの機能情報をテーブルとして作成を行う。図4に自カメラ情報の例を示す。
このカメラはIPアドレスがAで、設置場所がGPS(Global Positioning System)座標系X座標:A、Y座標:A、Z座標:Aに設置されていることを示している。また、撮影情報がPan・Tilt情報、ZOOM、焦点距離、画角などの情報を保持している。さらに現在カメラがどういった動作を行っているかの情報も保持している。自動追尾中でかつ赤外LED照射を行っていることを示している。
自カメラ情報送信部210は、自カメラ情報作成部209で作成したテーブル情報をNW通信部213へ送付する。ネットワークへの送付手段としては、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のヘッダ部分にリクエスト情報を格納したり、映像情報のヘッダ部分への埋め込み情報によって送付する。
通知情報受信部211は、サーバ106側からの情報を受信して、カメラ制御部204に情報を送付する。サーバからの通知情報にはカメラに対して所望の処理を行う様に指示が記載されており、カメラ制御部204内部で指示内容を処理して各駆動部に制御情報を送付する。
図5に、通知情報受信部211に送付される制御情報を示す。NWサーバ104がIPアドレスAの装置、今回は赤外LED搭載カメラ101に対して、赤外LED照射の動作を指示している。具体的に、赤外LEDの指向性を加味して、実際に照射する配光角度を30°の角度で照射して、赤外LEDの照射量を光の到達距離10mとして指示をしている。
また、IPアドレスBの装置、今回は赤外LED搭載カメラ102に対してはナイトモード撮影の指示をしている。具体的に赤外LED搭載カメラ102はIRCF202の抜去処理を行って撮影を行う指示をだす。
メモリ部212は、指定したアドレスに書き込みを行うことが可能である。また、指定したアドレスから読み出しが可能な記憶装置(SDRAM等)や不揮発性のデータの中から指定されたアドレスのデータを読み出す機能をもった記憶装置(FlashROM等)によって構成されている。
本実施例において、SDRAMは高速な書き込みと読み出しが可能であるため、各制御部に施されるプログラムやデータが記憶され、各種のプログラムを実行する作業領域としても使用される。また、FlashROMなどの不揮発性記憶素子は各種プログラムやデータの永続的な記憶領域として使用される。
NW通信部213は、サーバ装置に対して、画像処理部207からの圧縮された映像信号や自カメラ情報送信部210からの情報をパケット化して送付する。また、サーバ装置側からのコマンド情報等を通知情報受信部211に対して送付する役割を果たしている。
図3に示すサーバ301は、情報受信部302によって受信したネットワーク上のカメラの情報をデータ収集部304に集約させて、その後、情報処理部305によってデータの解析を行う。情報受信部302では、各カメラのパケット化された情報を受信して、データ収集部304に送付する。
データ収集部304と情報処理部305は、情報受信部302からの膨大な情報の中から各カメラの画像データであったり、各カメラの保持している機能、その機能が現在どの様な状況にあるかなどの情報をまとめる処理を行う。ここで、各カメラに対して指定した駆動を要求するために、コマンドの作成なども行う。処理されたデータは、外部に接続されているストレージ306、表示装置307に対して送付されるとともに、各カメラに対して指定した駆動を要求するためのコマンド情報を情報送信部303にたいして送付する。この情報送信部303は、各カメラのNW処理部に対応した通信を行い、カメラを動作させる。
ストレージ306は、データ収集部304と情報処理部305からのネットワークに繋がっているカメラからの撮影画像の蓄積や、異常検知情報を管理している。また、サーバ301での演算の中間結果や、後に参照が必要なデータ値などを一時記憶され、参照される。
表示装置307は、ディスプレイやモニタを示しており、例えば、液晶表示装置、プラズマ・ディスプレイ表示装置、ブラウン管などの陰極線管(以下CRTと称することがある)表示装置などが使用される。
以上、本発明の実施例の構成を示してきた。次に図6のシーケンス図を用いて本実施形態の詳細な説明を行っていく。今回は、赤外LED搭載カメラ101が赤外LED204を照射しながら被写体を追尾していき、被写体が赤外LED搭載カメラ101の撮影範囲から外れる。この情報をNWサーバ104に通知し、NWサーバ104が赤外LED搭載カメラ101と周囲に配置されている赤外LED非搭載カメラ102に動作指示をだす一連の流れを説明していく。
赤外LED搭載カメラ101にて、赤外LED照射状態で被写体の検知を行う(S100)。検知を行ったカメラは、画像処理によって被写体の動作を検知してPan・Tiltの処理を行いながら被写体を追尾する動作を行う(S101)。ここで、追尾していた被写体がカメラ101の撮影可能な範囲を超えた場合、カメラ101は撮影範囲を超えた情報を作成する(S103)。
この撮影可能な範囲は、カメラの画角情報と、Pan・Tiltの回転位置から算出することを想定している。また、追尾動作中は、背景差分の技術を用いて、被写体の検知枠を画面上に表示しながら動作させているが、この検知枠が画面からなくなる状況もカメラの撮影範囲を超えたことを想定している。
カメラ101は作成された情報をNWサーバ104に通知する処理を行う(S104)。その後、カメラ101は一旦、待機状態に入る(S105)。
一方、NWサーバ104はカメラ101からの通知情報を受信する(S108)。NWサーバ104は受信した通知情報を解析する(S109)。NWサーバ104は赤外LED搭載カメラ101で追尾している被写体が撮像範囲を超えて移動していることを認識する。
周辺カメラの配置情報や画角情報などをもとに、周辺のカメラで被写体を撮影できるカメラが存在しているかの検索を行う(S110)。検索結果で対象と選定されたカメラに動作指示を送付する(S111)。また、NWサーバ104は対象のカメラの他にも、待機状態である赤外LED搭載カメラ101に対しても動作指示を送付する。
指示対象に選定されたカメラを赤外LED非搭載カメラ102とすると、赤外LED非搭載カメラ102はNWサーバ104からの指示を受信する(S112)。
待機状態であったカメラ101もNWサーバからの情報を受信する(S106)。ここで、NWサーバ104が送付する動作指示は、赤外LED搭載カメラ101に対しては、被写体が撮像領域を超えた位置に対して、赤外LEDを照射し続ける指示を送付している。一方、赤外LED非搭載カメラ102に対しては、ナイトモード(白黒モード)で撮影するように指示を送付する。
赤外LED搭載カメラ101は指示を実行し、被写体が撮像領域を超えた位置に対して、赤外LEDを照射し続ける(S107)。
ナイトモード撮影の指示を受けた赤外LED非搭載カメラ102は、駆動部を動作させてIRCF202を、撮像光学系201と撮像部203との間の光路上から抜去する(S113)。
それぞれの動作が行われることで、赤外LED非搭載カメラ102には、赤外LED搭載カメラ101からの赤外LEDを利用することによって被写体の検知を行う(S114)。
以上の処理を行うことで、赤外LED搭載カメラ101は被写体が撮影範囲から外れたら、NWサーバ104に被写体が撮影範囲から外れた情報を通知する。そのまま、赤外LEDは照射し続ける処理を行う。赤外LED搭載カメラ102はナイトモードの撮影に移り被写体の検知を行うことが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態におけるカメラの構成については、第1の実施形態における図1〜図3に示すものと同様での箇所の説明は省略する。
上述した第1の実施形態では赤外LED搭載カメラ101の赤外LED204を利用して、赤外LED非搭載カメラ102でも被写体を検知することを可能とした。これに対し第2の実施の形態では、赤外LED搭載カメラ101が被写体の撮影限界となった時に、赤外LED照射モードを変更することによって、赤外LED非搭載カメラ102の撮像範囲に多くの赤外LED204を照射する処理を行う。
図7に、本実施形態におけるカメラの構成を示す。本実施形態では、カメラ制御部208に接続されるモード処理部214を実装する。このモード処理部214は、赤外LED搭載カメラ101で、赤外LED204を照射させる複数のパターンを切り分ける処理を行う。
具体例を図8のシーケンス図と図9のモード情報テーブルを用いて説明していく。
図8のシーケンスの基本構成は図6と同様であるため、本実施形態の部分を中心に説明していく。赤外LED搭載カメラ101が赤外LED照射状態で被写体を検知して(S100)、検知した情報をもとに被写体の追尾動作を行っている(S101)。その後、被写体が撮像領域を超えたことを検知して(S102)、通知情報を作成する(S103)。NWサーバ104に通知を行う(S104)。赤外LED搭載カメラ101は待機状態に入る(S105)。
NWサーバ104は赤外LED搭載カメラ101から通知情報を受信する(S108)。通知情報を解析を行い(S109)、撮影を行える周辺のカメラを検索する(S110)。
ここまでは、第1の実施形態で説明した通り流れであるが、本実施の形態では、NWサーバ106がモードの選択を行う(S116)。図9に示すモード情報テーブルを説明する。
図9には、モードの項目、撮像装置アドレス、優先機能、モード動作、付随動作の項目に分かれている。今回は、赤外LED204の照射の仕方に関して3種類のモードを示している。モード1では、撮影装置アドレスIP_Aの撮像装置に対して、赤外LED照射を優先的に動作させる指示となる。この時、赤外LED204の照射動作を止めることなく動作をさせて、付随動作に記載されているPan・Tilt動作を現状の位置で止めて、タイマー内部タイマーを開始させて5分間この動作をさせる指示を示している。
このモードの処理を行うのが赤外LED搭載カメラ101に搭載しているモード処理部214となる。モード処理部214では、タイマー機能や回路構成を切り替えて赤外LED204に対する電流量を調整する機能、また赤外LED204の配光角度を調整する制御回路を含んでおり、指示されたモードに応じて切り替え作業を行っていく。なお、このパターンを切り替える処理の情報は、メモリ部212に保持させておくことを想定している。
モード2では、撮影装置アドレスIP_Aの撮像装置に対して、赤外LED照射を優先的に動作させる指示となる。赤外LED搭載カメラ101が機体内の熱を循環させるためのファンや低温環境下に設置されている場合に動作させるヒーターの動作を行っている際は動作を停止させる。また撮影を行っている場合も撮影動作を停止させて、これらで使用していた電力量を赤外LED204の照射量に割り当てるように回路切り替え動作を赤外LED搭載カメラ101が行う指示をする。
モード3では、撮影装置アドレスIP_Aの撮像装置に対して、赤外LED照射を優先的に動作させる指示となる。事前に登録されている登録位置に対して、赤外LED204の配光角度を調整する処理を赤外LED搭載カメラ101に行ってもらう指示を出す。事前登録されている位置は、例えば、室内で設定されている際に、被写体が通過する位置はドアのある位置であると事前に分かる場合に指定位置を登録させておく。
これらのモード情報は、ストレージ106に登録させておき、NWサーバ104がモード選択(S116)時に呼び出しを行う。
NWサーバ104は周辺のカメラに対して動作指示を出す(S111)。検知されたカメラはNWサーバ104からの指示を受信(S112)して、指示を実行する(S113)。今回は、赤外LED非搭載カメラ102に対して、IRCF202を抜去する動作をさせて、ナイトモードで撮影を行う指示を送ることとする。また、前記、赤外LED搭載カメラ101に対して指定の位置を登録させておき、指定位置に対して赤外LED204を照射させる動作を行うが、赤外LED非搭載カメラ102に対しても、事前の位置情報を登録させることも考えられる。
つまり、前記の例のドアに対して赤外LED204を登録している位置に照射させていたが、受けてのカメラに対しても赤外LED204を受光出来る位置を登録させておき、登録情報を向く処理を行うことも考えられる。これらの処理を行って被写体を検知する(S114)。
待機していた赤外LED搭載カメラ101は、NWサーバ104からの指示を受信(S106)して、指示を実行する(S107)。その後、モード処理部動作(S115)によって前記NWサーバ104が選択したモードをモード処理部214によって動作する。
以上の処理を行うことで、赤外LED搭載カメラ101は赤外LEDの照射を各モードによって処理することで、状況を加味しながら赤外LED搭載カメラ102に対して行うことができるため、赤外LED搭載カメラ102が被写体を検知することが可能となる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述してきたが、本発明はこれらの特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
本実施の形態2では、サーバに情報を登録させておき、登録情報にもとづいて赤外LEDの照射の仕方を変更しているが、例えば、カメラ間でペアリング(事前に登録させておけば)サーバを介することなくカメラ間同士でシステムを実現することが可能となる。
[符号の説明]
101 カメラ、102 カメラ、103 IPネットワーク網、104 サーバ、
105 ストレージ、106 モニタ装置

Claims (4)

  1. 外部装置とネットワーク経由で通信する赤外LED搭載の撮像装置と
    赤外LED非搭載の撮像装置によって構成される撮像システムであって、
    撮像画像から画像の変化を検出する画像認識手段と、
    前記赤外LED搭載の撮像装置によって赤外LEDを投光させて被写体を検知する検知手段と、
    前記検知した被写体を追尾して撮像を行う追尾手段と、
    前記検知情報をネットワーク上に通知する通知手段と、
    ネットワーク上の情報を受信する受信手段とを有し、
    赤外LED搭載の撮像装置によって被写体の追尾動作を行い、赤外LED搭載の撮影領域を超えた際に、赤外LED搭載の撮像装置は周囲に配置されている赤外LED非搭載の撮像装置に向けて、赤外LEDの投光をし続け、赤外LED非搭載の撮像装置は前記の赤外LED照明を利用して被写体を検知することを特徴とする撮像システム。
  2. 外部装置とネットワーク経由で通信する赤外LED搭載の撮像装置と
    赤外LED非搭載の撮像装置によって構成される撮像システムであって、
    撮像画像から画像の変化を検出する画像認識手段と、
    前記赤外LED搭載の撮像装置によって赤外LEDを投光させて被写体を検知する検知手段と、
    前記検知した被写体を追尾して撮像を行う追尾手段と、
    前記検知情報をネットワーク上に通知する通知手段と、
    ネットワーク上の情報を受信する受信手段と、
    ネットワーク上の情報から赤外LEDの投光を制御する制御手段を有し、
    赤外LED搭載の撮像装置によって被写体の追尾動作を行い、赤外LED搭載の撮影領域を超えた際に、赤外LED搭載の撮像装置は周囲に配置されている赤外LED非搭載の撮像装置に向けて、赤外LEDの制御手段に応じて投光を変更し、赤外LED非搭載の撮像装置は前記の赤外LED照明を利用して被写体を検知することを特徴とする撮像システム。
  3. 前記赤外LED搭載の撮影領域を超えたことの判定は、撮像装置の設置位置、画角、Pan・Tiltの動作状況や撮影画像から被写体認識枠の有無によって判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像システム。
  4. 前記赤外LED非搭載の撮像装置は、被写体の検知をナイトモードによって撮影することを特徴とした請求項1又は請求項2に記載の撮像システム。
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