JP2016199905A - 床材 - Google Patents

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健一郎 柴田
Kenichiro Shibata
健一郎 柴田
森 健次
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健次 森
鈴木 伸一
Shinichi Suzuki
伸一 鈴木
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Abstract

【課題】寸法変化に対応可能な床材を提供する。
【解決手段】木質系基板10と、該木質系基板の一側端部から側方に突出して床下地3の上に設置され、ねじ部材2で前記床下地に固定される突条基板20とを有し、隣接される床材と側端部同士が接合して並設されるようにした床材1であって、前記突条基板には、前記ねじ部材のねじ頭2aの径D1よりも前記突条基板の突出方向の寸法(D2)が大きく形成された収納凹所21と、該収納凹所内に形成され前記ねじ部材の軸部2bの径d1よりも前記突条基板の突出方向の寸法(d2)が大きく形成された挿通孔22とが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、寸法変化に対応可能な床材に関する。
従来から一般住宅における床材の施工方法のひとつとして、釘などのねじ部材で床下地に床材を固定する施工が行われている。
例えば下記特許文献1、2には、凹溝部と突条部とを有し、凹溝部の下方に凹溝部よりも側方に突出した突出部(特許文献2では下面部分)を備えた床材が開示されている。これら床材は、この突出部にねじ部材をねじ込んで床下地に固定される。
特開平11−247407号公報 特開2002−188277号公報
しかしながら、このような木質系基板からなる床材は、湿気を吸って膨張したり、乾燥して収縮する。そうすると、床材に対して垂直方向に固定されるねじ部材が、床材の膨張・収縮によって水平方向に移動する力を受け、この力に耐えきれず斜めになり、リフォームで床材を剥がす際にねじ部材が外し難くなってしまう恐れがあった。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、寸法変化に対応可能な床材を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の床材は、木質系基板と、該木質系基板の一側端部から側方に突出して床下地の上に設置され、ねじ部材で前記床下地に固定される突条基板とを有し、隣接される床材と側端部同士が接合して並設されるようにした床材であって、前記突条基板には、前記ねじ部材のねじ頭の径よりも前記突条基板の突出方向の寸法が大きく形成された収納凹所と、該収納凹所内に形成され前記ねじ部材の軸部の径よりも前記突条基板の突出方向の寸法が大きく形成された挿通孔とが設けられていることを特徴とする。
本発明において、前記収納凹所と前記挿通孔とが、前記突条基板の突出方向に対して直交方向に連続する溝状に形成されているものとしてもよい。
また本発明において、前記木質系基板の裏面には、前記突条基板に隣接して発泡樹脂製の発泡体が配されているものとしてもよい。
本発明の床材によれば、上述の構成となっているため、湿気を吸って膨張したり、乾燥して収縮する等の寸法変化に対応できる。
本発明の一実施形態に係る床材を説明するための模式的分解断面図(図2のA−A線断面図)である。 同実施形態に係る床材の模式的平面図である。 (a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る床材の施工状態を示す模式的断面図であり、(a)は床材に寸法変化がない状態、(b)は床材が収縮した状態を示している。
以下に、本発明の床材に係る実施の形態について、添付図面をもとに説明する。
なお、本実施形態では、木質系基板10の一側端部から側方(外方)に突出する方向を突条基板20の突出方向として説明する。
本実施形態に係る床材1は、木質系基板10と、木質系基板10の一側端部から側方に突出して床下地3の上に設置され、ねじ部材2で床下地3に固定される突条基板20とを有し、隣接される床材と側端部同士が接合して並設される。
突条基板20には、収納凹所21と、挿通孔22とが設けられている。収納凹所21は、ねじ部材2のねじ頭2aの径D1よりも突条基板20の突出方向の寸法D2が大きく形成されている。挿通孔22は、収納凹所21内に形成されねじ部材2の軸部2bの径d1よりも突条基板20の突出方向の寸法d2が大きく形成されている。
以下、詳しく説明する。
床材1は、図2に示すように平面視して略長方形状とされ、床材1の幅寸法及び長さ寸法は、特に限定されないが、例えば、平面視して、1尺(303mm)×6尺(1818mm)としてもよい。木質系基板10は、合板やLVL(単板積層材)等の木質積層板、パーティクルボード等の木質ボード、インシュレーションボードやMDF(中密度繊維板)等の木質繊維板などの木質系材料から形成されたものとしてもよい。また、木質系基板10は、木粉に、合成樹脂系材料や無機フィラー、相溶化剤、着色剤などを所定の含有割合で含有させた木粉・プラスチック複合材(WPC)から形成されたものとしてもよい。さらにこれら種々の材料からなる板材を積層した複層構造とされたものとしてもよい。
床材1は、木質系基板10と、突条基板20と、発泡体40とを有しており、床下地3上で隣設される床材1と側端部同士で接合して敷設される。
床下地3は、大引き5の上に所定間隔で配された根太4の上に設けられており、根太4は、床材1の幅と根太4,4間とが合うように設置される。すなわち、根太4の設置ピッチは、床材1の幅寸法に合致しており、図3に示すように床材1の長手辺縁の側端部に形成された突条基板20が根太4のほぼ真上に配されるように床材1が設置される。
木質系基板10の表面には、化粧材が積層して貼着されており、化粧材は、薄シート状とされ、木目模様等の模様が施されたものとしてもよいし、防湿層を構成するものとしてもよい。化粧材としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂製シートを採用するようにしてもよい。なお、図面において木質系基板10と化粧材とは、区別されておらず、それらを一体として図示している。
木質系基板10は、平面視において縦横2方向の各両側端部における一方の側端部に突条部11を有し、他方の側端部に溝部12を有したいわばあいじゃくり構造となっている。
木質系基板10に形成された溝部12の上方には、溝部12の凹溝状を形成するための上側突出部13が形成され、溝部12の下方には突条基板20が配されている。
突条基板20は、木質系基板10と長さ寸法が同じに設定された略長方形状の平板体で、上側突出部13よりもさらに側方に突出するように配されており、突条基板20の上側突出部13よりも突出した部分は、図2に示すように平面視され得る。
木質系基板10と突条基板20との接合は、樹脂系、天然ゴム系、デンプン系接着剤など、種々のものを使用することができる。また、両面粘着テープなどを用いて両部材を接着するようにしてもよい。
木質系基板10の裏面には、突条基板20に隣接して平板状で発泡樹脂製の発泡体40が配されている。突条基板20と発泡体40とは同じ板厚とし、木質系基板10と発泡体40、発泡体40と突条基板20とは、ポリウレタン系接着剤等で直接接着されている。
このように木質系基板10の裏面側に発泡体40を設置することで、床材1の軽量化を図ることができる。
床材1の一側端部には、突条基板20の上面を凹溝の下面とした溝部12が形成され、その溝部12と接合し得る形状とした突条部11が一側端部の対辺側の側端部に形成されている。
突条基板20の上方が開放した部位は、床材1を床下地3に固定する際にビス、釘などのねじ部材2を床下地3、根太4へ上方よりねじ込む挿通部位となる。この突条基板20は、図1に示すように、木質系基板10とは別体に設けられ、ねじ部材2のねじ頭2aを固定保持できれば、素材の限定はなく、木質系基板10と同一の木質素材としてもよい。
ねじ部材2のねじ頭2aの形状は特に限定されないが、木質系基板10の収縮・膨張に起因する寸法変化による水平方向への移動時(図3(b)の白抜き矢印参照)に、ねじ部材2が追従しないようにねじ頭2aの裏面2aaが平すべりしやすいものが望ましい。
具体的には、図例のような収納凹所21の底部21aに対して略平行な平頭のねじ部材2であることが望ましい。また図示していないが、平ワッシャーをねじ頭2aと固定面となる収納凹所21の底部21aとの間に介在させるようにしてよい。このとき、ねじ部材2のねじ頭2aの裏面2aa側及び平ワッシャーの表裏面は、平滑りしやすい表面仕上げがなされているとより一層よい。
突条基板20には、ねじ部材2のねじ頭2aの径D1よりも断面視において大きく形成され、上方が開口した凹状の収納凹所21が形成されている。収納凹所21の形状は、ねじ部材2が挿通しやすい構成であれば、特に限定されないが、図1に示すように側面が上方の開口に向けて次第に広がる傾斜面としてもよい。収納凹所21は、図2、図3に示すようにねじ部材2を打ち込んだ後に、ねじ頭2aが収まる深さ、大きさを備えている。
そしてこの収納凹所21内には、ねじ部材2の軸部2bの径d1よりも断面視において大きく形成された挿通孔22が形成されている。
図1、図2では、収納凹所21の底部21aにおける突条基板20の突出方向の寸法をD2としている。また図1、図2では、挿通孔22の突条基板20の突出方向の寸法をd2として示しており、D2>D1>d2>d1の関係が成立するようにねじ部材2が選択され、収納凹所21、挿通孔22が形成される。
収納凹所21と挿通孔22とは、図2に示すように突条基板20の突出方向に対して直交方向に連続する溝状に形成されたものとしてよい。図に示す収納凹所21は、突条基板20の突出方向に対して直交方向に且つ突条基板20の端から端まで延出して連続して形成されている例を示しているが、これに限らず、挿通孔22の形成位置にあわせて挿通孔22より長い長円であってもよい。また図に示す挿通孔22は、突条基板20の突出方向に対して直交方向に延出して形成された平面視において長円形状とされている例を示しているが、これに限定されない。例えば、ねじ部材2の軸部2bの径d1よりも断面視において大きく形成されていれば、挿通孔22の形状は、真円形状でも楕円形状でもよい。
図2に示すように収納凹所21を溝状に形成されているものとすれば、挿通孔22が形成しやすい。また図2に示すように挿通孔22が溝状に形成されているものとすれば、ねじ部材2での固定可能な範囲を拡げることができ、挿通孔22の形成場所がわかりやすいので、施工も容易となる。
次に図3を参照しながら、床材1に寸法変化が生じた場合の施工状態について説明する。
まず図3(a)は、床材1が収縮・膨張しておらず寸法変化のない状態の施工状態を示している。
このように、ねじ部材2は、床材1に対して垂直方向に床下地3及び根太4にねじ込まれて固定されており、ねじ部材2と挿通孔22との間は隙間がある状態(遊びがある状態)で挿通されている。そしてねじ部材2は、挿通孔22の突条基板20の突出方向中央位置に挿通され、ねじ頭2aは収納凹所21内に収まっている。
図3(b)は、床材1が収縮した状態の設置状態を示している。
このとき、ねじ部材2が床下地3等だけでなく、突条基板20にもねじ込まれた状態で床材1を床下地3に固定すると、収縮する木質系基板10の水平方向の移動に耐えきれず、ねじ部材2が斜めになってしまう場合がある。
しかし本実施形態の床材1によれば、ねじ部材2は、挿通孔22との間に隙間がある状態で挿通されているので、収縮によって木質系基板10が水平方向に移動しても、ねじ部材2の床下地3への固定関係は変わらず、突条基板20を水平方向(収縮する方向)にスライドさせることができる(図3(b)参照)。この現象は木質系基板10が膨張する場合も同じである。このとき、ねじ部材2は、挿通孔22の突条基板20の突出方向中央位置から若干外方にずれた位置に挿通された状態となるが、ねじ頭2aは挿通孔22の上に且つ収納凹所21内に収まっている。
以上のように床材1によれば、木質系基板10が乾燥により収縮、或いは湿気により膨張して寸法変化が生じたとしても、ねじ部材2の軸部2bの径d1よりも大きく形成された挿通孔22で吸収することができる。よって、ねじ部材2が床材1の寸法変化に耐えきれずに斜めになってしまうことを防ぐことができ、床材1の目隙、突き上げが発生しにくいものとすることができる。
なお、本実施形態における床材1の形状、構成は図例に限定されるものではない。
床材1に構成される発泡体40は、必須部材ではなく、この部位を木質部材として、木質系基板10或いは突条基板20と一体に形成されたものとしてもよい。収納凹所21内に設けられる挿通孔22の形成個数や挿通孔22,22同士の間隔も図2に示す例に限定されるものではない。
1 床材
2 ねじ部材
2a ねじ頭
2b 軸部
3 床下地
10 木質系基板
20 突条基板
21 収納凹所
22 挿通孔
40 発泡体

Claims (3)

  1. 木質系基板と、該木質系基板の一側端部から側方に突出して床下地の上に設置され、ねじ部材で前記床下地に固定される突条基板とを有し、隣接される床材と側端部同士が接合して並設されるようにした床材であって、
    前記突条基板には、前記ねじ部材のねじ頭の径よりも前記突条基板の突出方向の寸法が大きく形成された収納凹所と、該収納凹所内に形成され前記ねじ部材の軸部の径よりも前記突条基板の突出方向の寸法が大きく形成された挿通孔とが設けられていることを特徴とする床材。
  2. 請求項1において、
    前記収納凹所と前記挿通孔とが、前記突条基板の突出方向に対して直交方向に連続する溝状に形成されていることを特徴とする床材。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記木質系基板の裏面には、前記突条基板に隣接して発泡樹脂製の発泡体が配されていることを特徴とする床材。
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