JP2016197177A - 表示制御装置及びその制御方法、及び撮像装置 - Google Patents

表示制御装置及びその制御方法、及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 手動焦点調節時にユーザの焦点調節操作を補助するための安定性と応答性を両立したフォーカスアシスト表示を行うこと。【解決手段】 撮像素子の受光領域に設定された焦点検出領域の像信号に基づいて、焦点状態を検出するフォーカス信号処理部(204)と、検出された焦点状態に基づく指標(302、303、305)を画像に重畳して表示部(205)に表示する表示制御手段(203、207)と、焦点検出領域の位置を指定する操作を受け付ける指定手段(205)と、を有する。指定手段を介して指定された焦点検出領域の位置の変化量に応じて指標の表示を変更する。【選択図】 図4

Description

本発明は、手動による焦点調節時に焦点状態の表示制御を行う表示制御装置及びその制御方法、及び撮像装置に関する。
近年のフルハイビジョンや4Kなどに対応した高精細ビデオカメラ等の焦点調節装置は従来以上に解像力が高く、撮影者がマニュアルによるフォーカス操作(MF操作)で被写体にピントを合わせる場合、厳密なピント合わせを行うことは容易ではない。特に、カメラに搭載されたビューファインダーや表示パネル等で確認しながらMF操作を行う場合、ビューファインダーや表示パネル等では確認できない程度のピントのずれが生じる場合があり、意図した焦点状態となっているかどうか判断することが難しい。
そこで、MF操作のアシストを行うフォーカスアシスト方法が提案されている。特許文献1には、MF操作時に合焦評価値を算出して合焦度合をバー表示する方法が提案されている。また、特許文献2には、撮像装置におけるフォーカスアシスト方法として、フォーカスレンズの移動に伴う焦点状態の変化を表す複数の表示方法が提案されている。また、特許文献3では、フォーカスレンズの操作に応じて焦点状態の表示の表示時間を変更する方法が提案されている。
特開2007−248615号公報 特開2005−140943号公報 特開2009−122593号公報
上述したような従来のフォーカスアシスト方法では、例えば、ユーザが焦点検出領域を移動させた場合、焦点検出領域内の絵柄の変化などにより、焦点検出結果が安定しないという問題が発生する。その場合、焦点状態の表示の指標が滑らかに変化せずにユーザのフォーカス操作の妨げになってしまう。しかしながら、特許文献1から3のいずれにも、焦点検出領域の位置が変化した場合について、何ら考慮されていない。
このように、ユーザが焦点検出領域を移動させた場合、焦点検出領域内の絵柄の変化などにより焦点状態の表示の指標が滑らかに変化しない。また、焦点検出領域が移動していない場合に、過去に取得した複数の焦点検出結果を平均することにより、焦点検出結果を安定させることは可能であるが、焦点検出領域を移動させた場合、平均を取ると表示の応答性が低下してしまう。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、手動焦点調節時にユーザの焦点調節操作を補助するための安定性と応答性を両立したフォーカスアシスト表示を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、撮影光学系を介して入射される光束を受光して光電変換する撮像手段で生成された信号に基づく画像を表示手段に表示する表示制御装置であって、前記撮像手段の受光領域に設定された焦点検出領域から出力される一対の像信号に基づいて、焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記焦点検出手段により検出された前記焦点状態に基づく指標を前記画像に重畳して前記表示手段に表示する表示制御手段と、前記焦点検出領域の位置を指定する操作を受け付ける指定手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記指定手段を介して指定された前記焦点検出領域の位置の変化量に応じて、前記指標の表示を変更する。
本発明によれば、手動焦点調節時にユーザの焦点調節操作を補助するための安定性と応答性を両立したフォーカスアシスト表示を実現することができる。
本発明の実施形態における撮像システムの概略構成を示すブロック図。 実施の形態における撮像素子の画素配列の概略図。 本実施形態におけるフォーカスアシスト表示の一例を示す図。 本実施形態における焦点検出領域の移動量と、フォーカスアシスト表示との関係を示す図。 本実施形態におけるフォーカスアシスト表示制御のメインフローを示すフローチャート。 本実施形態における焦点検出領域の設定処理を説明するための図。 本実施形態における焦点検出領域の設定処理の一例を示すフローチャート。 本実施形態における焦点検出処理を示すフローチャート。 本実施形態における焦点検出領域から得られる像信号の一例を示す図。 本実施形態における相関演算方法を説明する図。 本実施形態における相関演算方法を説明する図。 本実施形態における焦点検出結果平均処理を示すフローチャート。 本実施形態における角度指標算出処理を示すフローチャート。 本実施形態における方向指標算出処理を示すフローチャート。 本実施形態における被写体検出時の焦点検出領域の追加設定例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
●撮像システムの構成
図1は、本発明の実施形態に係るフォーカスアシスト機能を備える撮像システムの概略構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、レンズ交換可能な撮像システムとして説明するが、固定レンズを有する撮像装置であってもよい。
図1に示すように、本実施形態における撮像システムは、レンズユニット10とカメラ本体20から構成されている。そして、レンズユニット10全体の動作を統括制御するレンズ制御部106と、撮像システム全体の動作を統括するカメラ制御部207がデータを通信している。
まず、レンズユニット10の構成について説明する。レンズユニット10は、固定レンズ101、絞り102、フォーカスレンズ103、ズームレンズ(不図示)等により構成される撮影光学系を有する。絞り102は、絞り駆動部104によって駆動され、後述する撮像素子201への入射光量を制御する。フォーカスレンズ103は、フォーカスレンズ駆動部105によって駆動され、焦点調節に用いられる。不図示のズームレンズは、ズームレンズ駆動部によって駆動されることにより、ズームの調節に用いられる。なお、本実施形態においては、ズームレンズ及びズームレンズ駆動部は必須の構成ではなく、無くても構わない。
絞り駆動部104、フォーカスレンズ駆動部105、ズームレンズ駆動部はレンズ制御部106によって制御され、絞り102の開口径や、フォーカスレンズ103及びズームレンズの位置が制御される。ユーザによりレンズ操作部107に備えられたフォーカスリングやズームリング等の操作により、フォーカスやズームなどの操作が行われた場合には、レンズ制御部106がユーザ操作に応じた制御を行う。レンズ制御部106は、後述するカメラ制御部207から受信した制御命令や制御情報に応じて、絞り駆動部104やフォーカスレンズ駆動部105、ズームレンズ駆動部の制御を行うと共に、レンズ情報をカメラ制御部207に送信する。
次に、本実施形態に係るフォーカスアシスト機能を備えるカメラ本体20の構成について説明する。カメラ本体20において、撮像素子201は、CCDやCMOSセンサにより構成され、レンズユニット10の撮影光学系を通過した光束が撮像素子201の受光面上に結像される。そして、形成された被写体像が撮像素子201のフォトダイオード(光電変換部)によって入射光量に応じた電荷に光電変換され、蓄積される。各フォトダイオードに蓄積された電荷は、カメラ制御部207の指令に従ってタイミングジェネレータ209から与えられる駆動パルスに基づいて、電荷に応じた電圧信号として撮像素子201から順次読み出される。なお、撮像素子201の詳細構成については後述するが、本実施形態における撮像素子201は、通常の撮像信号の他に、位相差方式の焦点検出に用いることのできる一対のフォーカス用信号を出力することができる。
撮像素子201から読み出された撮像信号及びフォーカス用信号は、CDS/AGC回路202に入力され、リセットノイズを除去する為の相関二重サンプリング、ゲインの調節、信号のデジタル化を行う。CDS/AGC回路202は、処理した撮像信号をカメラ信号処理部203及び被写体検出部210に、フォーカス用信号をフォーカス信号処理部204に出力する。
カメラ信号処理部203は、CDS/AGC回路202から出力された撮像信号に対して各種の画像処理を施して、映像信号を生成する。表示部205は、LCDや有機EL等の表示デバイスであり、カメラ信号処理部203から出力された映像信号に基づく画像を表示する。また、撮像信号の記録を行う記録モードの時には、撮像信号はカメラ信号処理部203から記録部206に送られ、光ディスク、半導体メモリ、磁気テープ等の記録媒体に記録される。
フォーカス信号処理部204は、CDS/AGC回路202から出力された一対のフォーカス用信号を基に相関演算を行い、デフォーカス量と信頼性情報(二像一致度、二像急峻度、コントラスト情報、飽和情報、キズ情報等)を算出する。そして、算出したデフォーカス量と信頼性情報をカメラ制御部207へ出力する。なお、相関演算の詳細については、図9及び図10を用いて後述する。
カメラ制御部207は、カメラ本体20内の各構成と情報をやり取りして制御を行う。また、カメラ本体20内の処理だけでなく、ユーザにより操作されたカメラ操作部208からの入力に応じて、電源のON/OFF、設定の変更、記録を制御する。更に、オートフォーカス(AF)/マニュアルフォーカス(MF)制御の切り替え、記録画像の確認、焦点検出領域の選択等、ユーザ操作に応じた様々な機能を実行する。また、先述したようにレンズユニット10内のレンズ制御部106と情報をやり取りし、撮影光学系の制御命令や制御情報を送信したり、レンズユニット10内の情報を取得する。
被写体検出部210は、CDS/AGC回路202から出力された撮像信号に対して公知の検出処理を施し、顔検出や人体検出など、撮影画面から特定の被写体領域を検出する。また、顔検出時は、顔の向き(正面、横向き、後ろ向き)も検出する。なお、以下の説明では、被写体として人物の顔を検出するものとして説明する。
●撮像素子の構成
図2は、本実施形態における撮像素子201の画素配列の概略を示す図である。図2は、本実施形態で撮像素子201として用いられる2次元CMOSセンサの画素配列を、撮像画素の4列×4行の範囲で(焦点検出画素の配列としては8列×4行の範囲)で示したものである。
本実施形態において、画素群200は2列×2行の画素からなり、ベイヤー配列のカラーフィルタにより覆われているものとする。そして、各画素群200において、R(赤)の分光感度を有する画素200Rが左上の位置に、G(緑)の分光感度を有する画素200Gが右上と左下の位置に、B(青)の分光感度を有する画素200Bが右下の位置に配置されている。さらに、本実施形態の撮像素子201は、撮像面位相差方式の焦点検出を行うために、各画素は、1つのマイクロレンズ215に対し、複数のフォトダイオード(光電変換部)を保持している。本実施形態では、各画素、2列×1行に配列された2つのフォトダイオード211、212により構成されているものとする。
撮像素子201は、図2に示す4列×4行の画素(8列×4行のフォトダイオード)からなる画素群200を撮像面上に多数配置することで、撮像信号及びフォーカス用信号の取得を可能としている。
このような構成を有する各画素では、光束をマイクロレンズ215で分離し、フォトダイオード211、212に結像する。そして、2つのフォトダイオード211、212からの信号を加算した信号(A+B信号)を撮像信号、個々のフォトダイオード211、212からそれぞれ読み出した2つの信号(A、B像信号)をフォーカス用信号として用いる。なお、撮像信号とフォーカス用信号とをそれぞれ読み出してもよいが、本実施形態では、処理負荷を考慮して、次のようにしてもよい。即ち、撮像信号(A+B信号)と、フォトダイオード211、212のいずれか一方のフォーカス用信号(例えばA信号)とを読み出し、差分を取ることで、もう一方のフォーカス用信号(例えばB信号)を取得する。
なお、本実施形態では各画素において、1つのマイクロレンズ215に対して2つのフォトダイオード211、212を有する構成としているが、フォトダイオードの数は2つに限定されず、それ以上であってもよい。また、マイクロレンズ215に対して受光部の開口位置が異なる画素を複数有するようにしてもよい。つまり、結果としてA像信号とB像信号といった位相差検出可能な位相差検出用の2つの信号が得られる構成であればよい。また、本発明は図2に示すように全ての画素が複数のフォトダイオードを有する構成に限らず、撮像素子201を構成する通常画素内に、図2に示すような焦点検出用画素を離散的に設ける構成であってもよい。
●フォーカスアシストの表示形態
次に、本実施形態におけるフォーカスアシストの表示形態について、図3及び図4を用いて説明する。図3(a)は焦点状態を表すフォーカスアシスト表示300の一例を示している。焦点検出領域301は焦点状態を検出する領域を示し、表示パーツ302〜305により、検出された焦点状態を表現する。フォーカスアシスト表示を行う際、各表示パーツが画像と重畳して表示部205に表示される。
角度表示パーツ302は合焦位置までの距離(デフォーカス量に対応する)を示す指標であり、合焦位置表示パーツ303は合焦位置を示している。角度表示パーツ302は焦点状態に応じて円形パーツ304に沿って移動し、合焦した場合は合焦位置表示パーツ303と同じ位置に表示される。また、合焦した場合は、各表示パーツの色を合焦でない場合と異なる色にしてもよい。なお、角度表示パーツ302と合焦位置表示パーツ303が作る角度は、焦点検出領域301から取得される焦点検出結果(デフォーカス量)に応じて変化する。また、方向表示パーツ305は合焦までの方向を示す指標である。これは、合焦位置に対して、至近側にボケているか、無限側にボケているかを表すものである。以上説明したように、焦点状態表示は、合焦までの距離、方向、及び、合焦状態を示す表示パーツにより行われる。
上述したように構成されたフォーカスアシスト表示300はユーザに合焦状態であるか否かを分かりやすく通知するために、図3(b)に示すように状態を変化させる。まず、フォーカスレンズ103が合焦位置から遠い位置にある(大ボケ)場合と、合焦位置から近い位置にある(小ボケ)場合とでは、合焦位置表示パーツ303と角度表示パーツ302とが作る角度を変える。すなわち、図3(b)に示すように、大ボケ時の角度θ1を小ボケ時の角度θ2よりも大きくすることで、合焦位置からの距離をユーザに通知している。なお、この角度は、焦点状態に応じてなめらかに変化し、合焦時には、角度を示す角度表示パーツ302と合焦位置表示パーツ303が重なった表示になる。さらに、円形パーツ304の表示の色や太さを変更してもよい。
また、合焦位置までの距離(デフォーカス量)が使用できない場合であって、合焦方向のみ使用できる場合は、角度表示パーツ302を表示せずに、方向表示パーツ305を表示する。また、合焦までの距離、方向どちらも使用できない場合は、角度表示パーツ302及び方向表示パーツ305を両方共表示せずに、測距不可であることを示す。この場合、焦点検出領域301及び、または円形パーツ304の色や形状を変化させてもよい。
なお、合焦位置までの距離及び方向を使用できるか否かを、フォーカス用信号の信頼度に基づいて判定してもよい。例えば、信頼度が第1の閾値よりも高い場合には、合焦位置までの距離と方向の両方が使用できると判定する。信頼度が第1の閾値以下で、第2の閾値よりも高い場合には、合焦方向のみが使用できると判定する。信頼度が第2の閾値以下の場合には、合焦位置までの距離と方向のどちらも使用できないと判定する。
なお、これらのフォーカスアシスト表示は一例であり、本発明はこれらの表示形態に限定されるものではない。
また、フォーカスアシスト表示300は、表示部205へのタッチ操作や不図示の十字キー等により、ユーザが指定した任意の位置に移動可能である。また、被写体検出時は特徴的な部分に自動的に表示することが望ましく、例えば、被写体307が検出された場合、図3(c)のように、フォーカスアシスト表示300を、被写体307(人物の顔)の特徴的な部分である目や鼻の位置になるように自動的に配置する。
ここで、ユーザが焦点検出領域301を移動させた場合や、被写体内に自動的にフォーカスアシスト表示300を行う場合などに、焦点検出領域301内の絵柄の変化などにより、焦点検出結果が安定しないという問題が発生する。その場合、角度表示パーツ302や方向表示パーツ305が滑らかに変化せずに、ユーザにフォーカス操作の不安感を与えてしまう。そこで、複数回焦点検出を行った結果を平均して利用することで表示300の安定性を向上することができる。しかし、角度表示パーツ302や方向表示パーツ305の表示は安定するが、平均値を使用することにより、焦点検出領域を移動させた場合など、被写体が変化した場合には過去に検出された被写体のデータを使用するため、応答性が損なわれてしまう。
そこで、本実施形態では、図4に示すように、焦点検出領域の位置の変化量(移動量)に応じて、フォーカスアシスト表示制御を変更する。その例として、本実施形態では、フォーカスアシスト表示の内容(項目)、及び、角度表示に使用する焦点検出結果の平均回数、焦点検出領域の位置等を変更する。また、フォーカスアシスト表示制御を、手動で移動させた場合と自動で移動する場合(被写体検出時)とでフォーカスアシスト表示制御を変更する。
手動で焦点検出領域を移動させる場合は、焦点検出領域の移動を大きく3パターンに分ける。焦点検出領域の位置の変化量の判定は、前回の焦点状態の検出時と今回の焦点状態の検出時の焦点検出領域の重複率で判定する。重複率が100〜80%の場合(変化量が第2の量以下)は「移動なし」、重複率が80〜50%の場合(変化量が第2の量より大きく、第1の量以下)は「移動小(速度小)」と判断する。また、重複率が50〜0%の場合(変化量が第1の量より大きい)は「移動大(速度大)」と判断する。なお、焦点検出は所定の周期で繰り返し行うため、焦点検出領域の変化量(移動量)が大きい場合とは、焦点検出領域の移動速度が大きい場合と換言することができる。このように、本実施形態では、前回の焦点検出時と今回の焦点検出時における焦点検出領域の位置の変化を判定し、判定結果に基づいて後述するようにフォーカスアシスト制御を変更する。具体的には、焦点検出領域の位置の変化が大きいほど、フォーカスアシスト表示の応答性を高くする。
「移動なし」および「移動小」の場合は、焦点状態を複数回検出した結果を平均し、平均した結果に基づいて「角度」と「方向」を示すフォーカスアシスト表示を行う。ここで、「角度」はデフォーカス量に、「方向」は合焦への方向に対応する。また、「移動小」の場合は、「移動なし」の場合と比較して、焦点状態の検出結果を平均する回数を少なくすることで、フォーカスアシスト表示の応答性を高くする。
図4に示すように、「移動なし」の場合は、表示内容を「角度」と「方向」とし、角度表示に使用する焦点検出結果の平均回数を10回として安定した表示を実現する。また、「移動小」の場合は、表示内容を「角度」と「方向」とし、角度表示に使用する焦点検出結果の平均回数を5回とすることで、「移動なし」の場合と比較して、安定した表示よりも応答性を重視させる。
また、「移動大」の場合は、表示内容を「方向」のみとし、角度表示に使用する焦点検出結果の平均算出処理は行わない。これは、移動量が大きい場合、複数周期分の焦点検出結果を平均すると、過去の異なる被写体に対する焦点検出結果を用いてしまう可能性があるからである。よって、焦点検出結果を平均せずに、移動後の焦点検出領域から得られたフォーカス用信号に基づいて得られた値をそのままフォーカスアシスト表示に利用する。ただし、この場合、合焦位置までの距離(デフォーカス量)を示す角度表示が不安定になってしまうため、角度表示は行わず、方向表示のみにする。これは、「移動大」の場合、ユーザが被写体を変更している可能性があるため、不安定でかつ不必要な表示をするよりも、角度表示をしない方が画面上の煩雑さを低減できるからである。
一方、被写体検出時等において自動で焦点検出領域を移動させる場合は、表示内容を「角度」と「方向」とする。角度表示に使用する焦点検出結果の平均算出処理は行わないが、検出された被写体内に後述するようにして設定された複数の焦点検出領域における焦点検出結果を用いて、角度表示及び方向表示を行う。
なお、上述したように、フォーカス用信号の信頼度などに基づいて、合焦位置までの距離及び方向を使用できるか否かを判定する場合には、該判定結果を優先して表示内容を決定する。つまり、合焦位置までの距離と方向の両方が使用できない場合には、測距不可であることを示し、合焦までの方向のみが使用できる場合には、表示内容を「方向」のみとする。合焦位置までの距離及び方向の両方が使用できる場合には、図4で説明したように、焦点検出領域の位置の変化量に応じて表示内容を決定する。ここで、「移動なし」と「移動小」の場合において、焦点検出結果の平均回数のうち、合焦位置までの距離が使用できると判定された回数が所定回数以上であれば、「角度」(と「方向」)の表示を行うようにしてもよい。この場合、合焦位置までの距離が使用できると判定された回数が所定回数に満たなければ、「方向」のみの表示としてもよい。
これは、顔などの被写体が検出された場合、顔内では距離変化がほとんどないため、顔枠内の複数の焦点検出領域からの焦点検出結果を利用することにより、焦点検出の精度を上げることができるからである。
また、人物などの被写体の場合、画面内を動き回ることが予想される。そのため、手動で焦点検出領域を移動させる場合と同様の表示方法とすると、焦点検出領域の移動量が「移動大」と判定されて角度表示が出せなくなるケースが起こりやすく、ユーザにとってデメリットが大きい。従って、被写体検出時のフォーカスアシスト表示は、被写体検出枠内に複数配置された焦点検出領域の焦点検出結果を用いて、角度表示及び方向表示を行う。これにより、複数の焦点検出結果を使用することによる安定した角度表示と平均処理を行わないことによる応答性を両立させることが可能になる。
また、人物の場合は、被写体の顔の角度に応じて、使用する焦点検出領域を変更することにより、さらなるフォーカスアシスト表示の精度向上が可能になる。
●フォーカスアシストの表示制御
次に、カメラ本体20における本実施形態のフォーカスアシスト表示制御について説明する。図5は、カメラ制御部207が実行するフォーカスアシスト表示制御のメイン処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、カメラ制御部207内に格納されたコンピュータプログラムに従って所定周期で実行される。例えば、1フレーム(または1フィールド)分の画像を生成するための撮像素子201からの撮像信号の読み出し周期(垂直同期期間毎)で実行しても良いし、垂直同期期間内で複数回繰り返すようにしてもよい。
まず、S101において、カメラ制御部207は、マニュアルフォーカス操作が可能かどうかの判定を行う。マニュアルフォーカス操作が可能である場合はS102に遷移し、そうでない場合は、そのまま処理を終了する。S102では、カメラ制御部207は、焦点検出領域の設定処理を行う。
ここで、S102で行われる焦点検出領域の設定処理について、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、焦点検出領域の一例を示す図である。図6(a)は、撮像素子201を構成する画素アレイ401(受光領域)上に設定された焦点検出領域402を示す図である。後述する相関演算を行う為に必要なフォーカス用信号を読み出す演算領域404は、焦点検出領域402及び相関演算に必要なシフト領域403を合わせた領域である。図6(a)中のp、q、s、tは、それぞれx軸方向の座標を表し、演算領域404はpからqの範囲にあり、焦点検出領域402はsからtの範囲にある。
図6(b)は、焦点検出領域402が5つの焦点検出領域405〜409に分かれている場合を示す図である。一例として、本実施形態では、この焦点検出領域405〜409毎にピントずれ量を算出し、焦点検出を行う。そして、複数の焦点検出領域405〜409それぞれについて得られた焦点検出結果の中から最も信頼できる焦点検出結果を選択し、その焦点検出結果から算出したデフォーカス量をフォーカスアシスト表示に用いる。なお、焦点検出領域数は5つに限定されるものではない。
図6(c)は、図6(b)の焦点検出領域405〜409を連結した仮の焦点検出領域410を示す図である。実施形態の一例として、このように複数の焦点検出領域を連結した領域から得られたフォーカス用信号から算出したデフォーカス量をフォーカスアシスト表示に用いても良い。
また、被写体検出機能が有効であるカメラの場合、図6(d)に示すように、検出した顔420の位置に焦点検出領域419を設定することも可能である。この場合、検出した顔420に対して、焦点検出領域419を一つ、または複数設定し、設定した焦点検出領域から得られる焦点検出結果から、1つの有効デフォーカス量及び有効デフォーカス方向を算出する。そして、この有効デフォーカス量及び/または有効デフォーカス方向をフォーカスアシスト表示に用いる。
また、タッチ入力などの機能を有する撮像装置においては、ユーザの指定により焦点検出領域を自由に設定することが可能である。図6(e)に示すように、指定した位置421に焦点検出領域を設定することができる。
図7は、焦点検出領域の設定処理の一例を示すフローチャートである。まず、S201において、カメラ制御部207は、焦点検出領域の位置が指定されているかについての判定を行う。焦点検出領域の位置が指定されている場合は、S205に進み、そうでない場合は、S202に進む。なお、指定方法は本発明の主旨とは異なるため詳細は省略するが、例えば、不図示のタッチパネルや十字キー操作によりユーザが指定することができる。S205では、カメラ制御部207は、図6(e)に示したように、指定された位置に焦点検出領域の設定を行う。
S202において、カメラ制御部207は、被写体検出機能(ここでは顔検出機能)がONかOFFかの判定を行う。被写体検出機能がONの場合はS204に進み、そうでない場合はS203に進む。S203では、顔検出されず、また、焦点検出領域の位置も指定されていないため、カメラ制御部207は、所定の位置(例えば中央)に焦点検出領域を設定する。S204では、カメラ制御部207は、図6(d)に示したように、検出された顔の位置に焦点検出領域を設定する。なお、顔が検出されていない場合には、S203と同様に、所定の位置に焦点検出領域を設定すれば良い。
なお、焦点検出領域の配置の仕方、領域の広さ等は、図6及び図7に示す例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で設定することができる。
以上のようにしてS102における焦点検出領域の設定が終了すると、S103に進む。S103では、カメラ制御部207は、焦点検出領域が被写体検出部210により検出された顔の位置に設定されているかを判定する。顔の位置に設定されている場合は、S112に遷移し、そうでない場合は、S104に遷移する。
S104では焦点検出処理を行う。ここで、S104で行われる焦点検出処理について、図8〜図11を用いて説明する。
図8は、焦点検出処理を示すフローチャートであり、フォーカス信号処理部204により行われる。まず、S301において、フォーカス信号処理部204は、S102で設定された焦点検出領域から一対のフォーカス用信号を取得する。次に、S302において、フォーカス信号処理部204は、S301で取得した一対のフォーカス用信号から相関量を算出する。続いて、S303では、フォーカス信号処理部204は、S302で算出した相関量から相関変化量を算出する。そして、S304において、フォーカス信号処理部204は、S303で算出した相関変化量からピントずれ量を算出する。また、S305では、フォーカス信号処理部204は、S301で取得したフォーカス用信号の信頼度を算出する。この信頼度は、S304で算出したピントずれ量がどれだけ信頼できるのかを表す信頼度に相当する。これらの処理を設定された焦点検出領域の数だけ行う。そして、S306では、フォーカス信号処理部204は、焦点検出領域毎にピントずれ量をデフォーカス量に変換する。
なお、デフォーカス量は、合焦位置からの絶対的な距離や、フォーカスレンズ103を合焦位置に移動させるために必要なパルス数で表しても良いし、そういった表現と次元、単位の異なる表現や、相対的な表現であってもよい。すなわち、どれだけ合焦状態から離れていると判断できるか、どれだけフォーカス制御すれば合焦状態に移行できると判断できるかを示すものであればよい。
図9及び図10を用いて、図8で説明した焦点検出処理を詳細に説明する。図9は、S102で設定された焦点検出領域から取得されたフォーカス用信号の一例を示す図であり、ここでは、図6(b)で示すように5つの焦点検出領域405〜409が設定された場合を示している。sからtが焦点検出領域に対応し、pからqがシフト量を踏まえた相関量演算に必要な演算領域404に対応している。またxからyは、1つ分の焦点検出領域を表している。実線501はA像信号、破線502はB像信号を示している。
図9(a)は、シフト前のA像信号501、B像信号502を波形で表した図である。図9(b)は、図9(a)に示すシフト前のA像信号501、B像信号502の波形に対しプラス方向にシフトした図であり、図9(c)は、図9(a)に示すシフト前のA像信号501、B像信号502の波形に対しマイナス方向にシフトした図である。相関量を算出する際には、それぞれ矢印の方向にA像信号501、B像信号502を1ビットずつシフトする。
続いて、S302における相関量CORの算出法について説明する。まず、図9(b)と(c)で説明したように、A像信号501とB像信号502を1ビットずつシフトしていき、各シフト状態におけるA像信号501とB像信号502との差の絶対値の和を、焦点検出領域405〜409それぞれについて算出する。ここで、最小シフト数はp−s、最大シフト数はq−tである。また、シフト量をiで表し、xを焦点検出領域の開始座標、yを焦点検出領域の終了座標とすると、以下の式(1)によって相関量CORを算出することができる。
Figure 2016197177
図10(a)は、相関量の変化の一例を示した図であり、グラフの横軸はシフト量、縦軸は相関量を示す。相関量波形601において、602、603は極値周辺を示している。この中でも相関量が小さい方ほど、A像信号501とB像信号502の一致度が高いと言える。
続いて、S303における相関変化量ΔCORの算出法について説明する。まず、図10(a)に示す相関量波形より、1シフト飛ばしの相関量の差から相関変化量を算出する。この時、最小シフト数は図9中のp−s、最大シフト数は図9中のq−tである。シフト量をiで表すと、以下の式(2)によって相関変化量ΔCORを算出することができる。
ΔCOR[i]=ΔCOR[i−1]−ΔCOR[i+1]
(p−s+1)<i<(q−t−1) …(2)
図10(b)は、相関変化量ΔCORの一例を示した図であり、グラフの横軸はシフト量、縦軸は相関変化量を示す。相関変化量波形604において、605、606は相関変化量がプラスからマイナスになる周辺である。この605、606において相関変化量が0となった状態をゼロクロスと呼び、A像信号501とB像信号502の一致度が最も高く、その時のシフト量に基づいてピントずれ量が得られる。
図11(a)は、図10(b)の部分605を拡大したもので、607は相関変化量波形604の一部分である。図11(a)を用いて、S304におけるピントずれ量PRDの算出法について説明する。まず、ピントずれ量PRDは整数部分βと小数部分αに分けられる。小数部分αは、図11(a)中の三角形ABCと三角形ADEの相似の関係から、以下の式(3)によって算出することができる。
Figure 2016197177
一方、整数部分βは、図11(a)より、以下の式(4)によって算出することができる。
β=k−1 …(4)
以上のようにして得られたαとβの和から、ピントずれ量PRDを算出することができる。
また、図10(b)のように複数のゼロクロスが存在する場合は、ゼロクロスでの相関量変化の急峻性maxder(以下、「急峻性」と呼ぶ。)が大きいところを第1のゼロクロスとする。この急峻性は合焦位置の特定のし易さを示す指標で、値が大きいほど合焦位置を特定し易い点であることを示す。急峻性は以下の式(5)によって算出することができる。
maxder=|ΔCOR[k−1]|+|ΔCOR[k]| …(5)
以上のように、ゼロクロスが複数存在する場合は、ゼロクロスでの急峻性によって第1のゼロクロスを決定する。
続いて、S305における像信号(フォーカス用信号)の信頼度の算出法について説明する。信頼度は、前述した急峻性や、A像信号とB像信号との一致度fnclvl(以下、「2像一致度」と呼ぶ。)によって定義することができる。2像一致度はピントずれ量の精度を表す指標で、値が小さいほど精度が良い。
図11(b)は、図10(a)の極地付近602の部分を拡大したもので、608は相関量波形601の一部分である。2像一致度は以下の式(6)によって算出することができる。
(i) ΔCOR[k−1]×2≦maxderのとき
fnclvl=COR[k−1]+ΔCOR[k−1]/4
(ii) ΔCOR[k-1]×2>maxderのとき
fnclvl=COR[k]−ΔCOR[k]/4 …(6)
S104において上述したようにして焦点検出処理を終了すると、S105に進む。S105では、カメラ制御部207は、焦点検出領域の移動量を判定する。移動量の判定は、図4を参照して上述したように、前回の焦点状態の検出時と今回の焦点状態の検出時との焦点検出領域の重複率で判定する。重複率が100〜80%の場合は「移動なし」、重複率が80〜50%の場合は「移動小」、重複率が50〜0%の場合は「移動大」と判断する。移動大の場合は、S106に遷移し、移動小の場合は、S107に遷移し、移動なしの場合はS108に遷移する。なお、移動量の判定方法は上述の方法に限定されず、例えば、前回の検出時と今回の焦点検出時との焦点検出領域の中心位置の座標変化などに基づいて判定してもよい。
S106、S107、S108では、カメラ制御部207は、焦点検出結果の平均を求める。それぞれの平均回数をパラメータとして処理を行う。ここで図12を用いて、図5のS106、S107、S108で行われる焦点検出結果平均処理について説明する。
S401では、カメラ制御部207は、図4で説明した平均回数Th_Aを取得し、S402に遷移する。S402では、カメラ制御部207は、平均回数Th_Aが0か否かの判定を行う。平均回数Th_Aが0である場合は、S403に遷移する。S403では平均処理を行わず、今回の焦点検出結果(デフォーカス量と信頼度)をフォーカスアシスト表示に用いるデータとして設定する。
一方、0ではない場合は、S404に遷移し、カメラ制御部207は、直近のTh_A回の焦点検出によって得られたデフォーカス量の総和をTh_Aで割ることで、デフォーカス量の平均を算出する。続いてS405では、カメラ制御部207は、直近のTh_A回の焦点検出によって得られた信頼度の総和をTh_Aで割ることで、信頼度の平均を算出する。
S406では、カメラ制御部207は、S404及びS405で得られた、焦点検出結果(デフォーカス量と信頼度)の平均をフォーカスアシスト表示に用いるデータとして設定する。以上のようにして焦点検出結果平均処理を終了すると、図5の処理に戻る。
S107及びS108における処理後、S109では、カメラ制御部207は、フォーカスアシスト表示に用いる角度表示パーツの表示位置を示す角度指標の算出処理を行う。なお、S105で移動量が「移動大」と判断された場合には、図4を参照して説明したように角度表示パーツを表示しないため、S106の処理後、角度指標を算出せずに、S110に進む。
ここで図13を用いて、S109で行われる角度指標算出処理について説明する。S501では、カメラ制御部207は、S107またはS108で算出された信頼度の平均が予め決められた閾値Th_B以上かどうかの判定を行う。この判定は、S107またはS108で算出されたデフォーカス量の平均を用いて角度指標を算出して良いかどうかを判定するために行われる。信頼度が閾値Th_B以上であれば、デフォーカス量は信頼できる値であると判断し、S502に遷移する。閾値Th_Bより小さければ、デフォーカス量が信頼できない可能性があると判断し、S504に遷移する。
S502では、カメラ制御部207は、デフォーカス量を角度に変換する。変換の一例としては、焦点深度を1°とし、デフォーカス量が焦点深度の何倍かを算出することにより角度指標を算出する。なお、角度への変換方法は、フォーカスリングの敏感度などに応じて変化させるなど、この算出方法に限定されるものではない。
S503では、カメラ制御部207は、角度表示パーツの表示を行うことを示すフラグを設定し、S504では、カメラ制御部207は、角度表示パーツの表示を行わないことを示すフラグを設定して、図5のS110に進む。
S110では、カメラ制御部207は、フォーカスアシスト表示に用いる方向表示パーツの表示方向を示す方向指標の算出処理を行う。ここで図14を用いて、S110で行われる方向指標算出処理について説明する。S601では、カメラ制御部207は、S106、S107、またはS108で得られた信頼度が予め決められた閾値Th_C以上かどうかの判定を行う。この判定は、S106、S107またはS108で算出されたデフォーカス量を用いて方向指標を算出して良いかどうかを判定するために行われる。信頼度が閾値Th_C以上であれば、デフォーカス量から算出される方向が信頼できる値であると判断し、S602に遷移する。閾値Th_Cより小さい場合は、デフォーカス量から算出される方向が信頼できない可能性があると判断し、S604に遷移する。なお、閾値Th_Bは閾値Th_Cよりもより高い信頼度を示す閾値とする。
S602では、カメラ制御部207は、デフォーカス量を方向に変換する。一例として、デフォーカス量の符号から方向を算出する。カメラ制御部207は、S603では、方向表示を行うことを示すフラグを設定し、S604では、方向表示を行わないことを示すフラグを設定して、図5のS111に進む。
S111では、カメラ制御部207は、フォーカスアシスト表示処理を行う。この処理では、角度表示及び方向表示のフラグや、算出された角度指標及び方向指標に基づいて、図3を参照して説明したフォーカスアシスト表示に必要なパーツの表示や、焦点状態、焦点検出不可の表示を表示部205に行う。
一方、S103において被写体検出部210により検出された顔の位置に焦点検出領域が設定されている場合はS112に遷移し、カメラ制御部207は、顔の向きの判定を行う。顔の向きが横顔であると判定された場合はS113に遷移し、正面向きまたは後ろ向きと判定された場合はS114に遷移する。
S113及びS114では、カメラ制御部207は、それぞれ焦点検出領域を追加設定する。ここでは、図15に示すように、顔の向きに応じて、使用する焦点検出領域を追加設定する。図15(a)は正面顔の場合の焦点検出領域の設定方法を説明するための図である。正面顔701に対して、焦点検出領域702、703、704を設定する。正面顔の場合、例えば、S102で焦点検出領域702が設定されていたとすると、焦点検出領域703及び704を水平方向に追加設定する。ここで、S102で設定される焦点検出領域702と同じ顔の領域内に焦点検出領域を追加設定することで、焦点検出領域702と追加設定される焦点検出領域703及び704がほぼ同一距離となる。このように、焦点検出領域を水平に複数配置し、複数の焦点検出結果を利用してフォーカスアシスト表示を行う。
一方、図15(b)は横向きの場合の焦点検出領域の設定方法を説明するための図である。横顔705に対して、焦点検出領域706、707、708を設定する。横向きの場合、例えば、S102で焦点検出領域707が設定されていたとすると、焦点検出領域706及び708を垂直方向に追加設定する。ここで、S102で設定される焦点検出領域707と同じ顔の領域内に焦点検出領域を追加設定することで、焦点検出領域707と追加設定される焦点検出領域706及び708がほぼ同一距離となる。顔が横向きの場合は、水平方向に焦点検出領域を配置すると顔の領域から外れてしまう可能性が高いため、垂直方向に焦点検出領域を配置する。このように、焦点検出領域を垂直方向に複数配置し、複数の焦点検出結果を利用してフォーカスアシスト表示を行う。なお、本実施形態では、焦点検出領域を3つとしているが、これは一例であり、焦点検出領域の個数はこの例に限定されない。
S115では複数の焦点検出領域それぞれについて、図8〜図10を参照して上述したようにして焦点検出処理を行う。S116はS115で得られた複数の焦点検出結果に基づく算出処理であり、具体的には、カメラ制御部207は、S115で算出された複数の焦点検出結果を平均する。なお、本実施形態では平均を使用しているが、焦点検出結果の信頼度等を考慮し、使用する焦点検出結果を選択することも可能である。
焦点検出結果の処理後、S109、S110において上述した処理を行い、S111において、カメラ制御部207は、フォーカスアシスト表示処理を行う。
上記の通り本実施形態によれば、手動焦点調節時のフォーカスアシスト表示において、焦点状態表示の安定性を維持しながら、且つ、応答性を向上することができる。なお、本実施形態では、カメラ本体20に備えられた表示部205においてフォーカスアシスト表示を行う構成について説明したが、カメラ本体20と別の表示部において、カメラ本体20から取得した情報を用いてフォーカスアシスト表示を行ってもよい。
また、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述したが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
103:フォーカスレンズ、105:フォーカスレンズ駆動部、106:レンズ制御部、107:レンズ操作部、201:撮像素子、203:カメラ信号処理部、204:フォーカス信号処理部、205:表示部、207:カメラ制御部、210:被写体検出部、211,212:フォトダイオード、301:焦点検出領域、302:角度表示パーツ、303:合焦位置表示パーツ、304:円形パーツ、305方向表示パーツ

Claims (18)

  1. 撮影光学系を介して入射される光束を受光して光電変換する撮像手段で生成された信号に基づく画像を表示手段に表示する表示制御装置であって、
    前記撮像手段の受光領域に設定された焦点検出領域から出力される一対の像信号に基づいて、焦点状態を検出する焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段により検出された前記焦点状態に基づく指標を前記画像に重畳して前記表示手段に表示する表示制御手段と、
    前記焦点検出領域の位置を指定する操作を受け付ける指定手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記指定手段を介して指定された前記焦点検出領域の位置の変化量に応じて、前記指標の表示を変更することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記指定手段を介して指定された前記焦点検出領域の位置の変化量に応じて、前記焦点検出手段による前記焦点状態の検出結果に対する前記指標の表示の応答性を変更することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記指定手段を介して指定された前記焦点検出領域の位置の変化量に応じて、前記指標が表示する項目を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記焦点状態は、デフォーカス量と合焦位置への方向を含み、
    前記指標の表示形態として、前記デフォーカス量と前記合焦位置への方向を示す第1の表示形態と、前記デフォーカス量を示さずに、前記合焦位置への方向を示す第2の表示形態を備え、
    前記表示制御手段は、前記指定手段を介して指定された前記焦点検出領域の位置の変化量に基づいて、前記第1の表示形態と前記第2の表示形態を切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記指定手段を介して指定された前記焦点検出領域の位置の変化量が第1の量より大きい場合に前記第2の表示形態で前記指標を表示し、当該変化量が前記第1の量以下の場合に前記第1の表示形態で前記指標を表示することを特徴とする請求項4に記載の表示制御装置。
  6. 前記第2の表示形態で前記指標を表示する場合、前記表示制御手段は、前記指定手段を介した操作により位置が変更された後の前記焦点検出領域に基づく前記合焦位置への方向を示す表示を行うことを特徴とする請求項4または5に記載の表示制御装置。
  7. 前記第1の表示形態で前記指標を表示する場合、前記表示制御手段は、前記焦点検出手段が前記焦点状態を複数回検出した結果の平均に基づいて、前記指標を表示することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記第1の表示形態で前記指標を表示する場合、前記制御手段は、前記指定手段を介して指定された前記焦点検出領域の位置の変化量が第2の量より大きい場合に、当該第2の量以下の場合と比較して、前記焦点状態を平均する回数を少なくすることを特徴とする請求項7に記載の表示制御装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記像信号の信頼度に基づいて前記デフォーカス量が使用できると判定された場合に、前記指定手段を介して指定された前記焦点検出領域の位置の変化量に応じて、前記指標の表示を変更することを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記画像から所定の被写体を検出する被写体検出手段を更に有し、
    前記指定手段を介した前記焦点検出領域の位置の指定を受け付ける第1のモードと、前記被写体検出手段により検出された前記所定の被写体の位置に基づいて前記焦点検出領域を設定する第2のモードとを有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  11. 前記表示制御手段は、前記第1のモードにおいて、前記指定手段を介して指定された前記焦点検出領域の位置の変化量に応じて、前記指標の表示を変更することを特徴とする請求項10に記載の表示制御装置。
  12. 前記被写体検出手段により前記所定の被写体が検出された場合に、前記第2のモードが設定されることを特徴とする請求項10または11に記載の表示制御装置。
  13. 前記第2のモードの場合に、前記所定の被写体の領域内に複数の焦点検出領域が設定されることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  14. 前記所定の被写体は人物の顔であって、前記被写体検出手段は更に顔の向きを検出し、
    前記顔の向きが正面向きまたは後ろ向きである場合には、前記複数の焦点検出領域が水平方向に配置され、前記顔の向きが横向きである場合には、前記複数の焦点検出領域が垂直方向に配置されることを特徴とする請求項13に記載の表示制御装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1項に記載の表示制御装置と、
    前記撮像手段とを有し、
    前記撮像手段は、1つのマイクロレンズに対して複数の光電変換部を備えた画素を複数有し、前記撮影光学系を介して入射する光束を前記複数の光電変換部で光電変換して一対の像信号を出力することを特徴とする撮像装置。
  16. 撮影光学系を介して入射される光束を受光して光電変換する撮像手段で生成された信号に基づく画像を表示手段に表示する表示制御装置の制御方法であって、
    前記撮像手段の受光領域に設定された焦点検出領域から出力される一対の像信号に基づいて、焦点状態を検出する焦点検出工程と、
    前記焦点検出工程で検出された前記焦点状態に基づく指標を前記画像に重畳して表示手段に表示する表示制御工程と、
    指定手段を介した前記焦点検出領域の位置を指定する操作を受け付ける受け付ける工程と、を有し、
    前記表示制御工程において、前記指定手段を介して指定された前記焦点検出領域の位置の変化量に応じて、前記指標の表示を変更することを特徴とする制御方法。
  17. コンピュータに、請求項16に記載の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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