JP2016188484A - 床用下地材 - Google Patents

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健 小栗
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【課題】シンプルな構造でかつ高い遮音性能を備える床用下地材を提供すること。【解決手段】床用下地材1は、建築物における床100を構成するものである。セメント材料を押し出し成形してなる板状の本体部11と、少なくとも本体部11における木造建築物の居室側に配置される居室面12に形成された塗膜層15とを有している。塗膜層15は、熱可塑性樹脂からなり、100μm以上でかつ、1000μm以下の厚さで形成されていることが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の床に用いられる床用下地材に関する。
近年、賃貸住宅等においては、生活音が床面から伝わることによる騒音に関するトラブルが増加している。特に、木造建築物においては、その構造上、騒音のトラブルが生じやすい。
木造建築物における床の構造としては、例えば、根太上に、下地合板、下地材、捨て張り合板及び仕上げ材を順次重ねた構造が知られている。下地合板、捨て張り合板及び仕上げ材は、木材によって形成されていることから、その材料特性上、音が伝達しやすい。また、下地材は、種々の材質によって形成されるが、床における遮音性を向上するために、吸音性に優れた軽量気泡コンクリート(ALC)がよく用いられている。軽量気泡コンクリートを用いた床構造においては、比較的小さな衝撃によって生じる軽量衝撃音に対しては有効である。しかし、人が歩行する際等に生じる重量衝撃音に対する音の低減効果は低い。
重量衝撃音に対する遮音性を向上した床の遮音構造としては、例えば特許文献1に示されたものがある。特許文献1は、弾性部材、第一制振マット、第二制振マット及び吸音材といった複数の遮音部材を備えている。
特開2013−87479号公報
しかしながら、特許文献1の床構造には以下の課題がある。
特許文献1の床構造は、軽量衝撃音及び重量衝撃音の両方の遮音に有効であるが、複数の遮音部材を用いているため、床構造を構成する部品の数が増加する。そのため、床構造が複雑になり、床構造における材料費の増大及び、組み付け作業性の低下が生じる。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、シンプルな構造でかつ高い遮音性能を備える床用下地材を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、木造建築物における床を構成する床用下地材であって、
セメント材料を押し出し成形してなる板状の本体部と、
該本体部における少なくとも上記建築物の居室側に配置される居室面に形成された塗膜層とを有しており、
該塗膜層は、熱可塑性樹脂からなり、100μm以上の厚さで形成されていることを特徴とする床用下地材にある。
上記床用下地材においては、上記本体部と上記塗膜層とを備えることにより、高い遮音性を発揮することができる。
すなわち、上記本体部は、セメント材料を押し出し成形することにより形成されている。セメント材料よりなる本体部は、それ自体が、衝撃が加わった際に、当該本体部における振動の発生及び振動の伝達を抑制し、音の伝播を抑制する特性を有している。
一方、セメント材料からなる上記本体部の表面には、微小な空隙が形成されている。そのため、このままの状態では、この空隙を通じて音が伝わってしまう。そこで、上記床用下地材においては、上記のごとく、本体部の少なくとも居室面を、上記塗膜層によって積極的に覆った構成を採用している。この塗膜層は、文字通り塗膜であるので、本体部の表面に密着した状態で存在し、本体部表面の微少な空隙を実質的に完全に封止する。これにより、本体部の居室面における空隙への音の進入を抑制することができ、上記床用下地材における遮音性をより向上することができる。
さらに、上記塗膜層は、コンクリートと比べて軟質の熱可塑性樹脂からなると共に、厚みも100μm以上と比較的大きい厚みを有している。そのため、上記塗膜層は、上記本体部の振動を抑制する制振材としての役割と、外部からの衝撃及び振動を吸収するクッション材としての役割を果たす。これにより、上記床用下地材における衝撃及び振動の伝達を抑制し、その遮音性をより向上することができる。
以上のごとく、本発明によれば、シンプルな構造でかつ高い遮音性能を備える床用下地材を提供することができる。
実施例1における、床用下地材を示す断面図。 実施例1における、床用下地材を示す斜視図。 実施例1における、床構造を示す断面図。 図3の部分拡大図。
上記床用下地材において、上記塗膜層を形成する熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリエステル、エポキシ、EVA、ナイロン、酢酸ビニル等を用いることができる。
上記床用下地材において、上記塗膜層の厚さは、1000μm以下であることが好ましい。この場合には、優れた遮音性能を備えた上記塗膜層を容易に形成することができる。上記塗膜層の厚さを1000μm超とした場合、上記床用下地材の遮音性能をさらに向上することができる反面、上記塗膜層の形成作業に時間がかかり生産性が低下する。より好ましくは、600μm以下がよい。
また、上記塗膜層は、流動浸漬塗装法によって形成されていることが好ましい。流動浸漬塗装法とは、粉体塗装の一つであり、上記塗膜層の厚さの管理がしやすく、比較的厚めの上記塗膜層を容易に形成することができる。また、これ以外にも粉体塗装の1つである電着塗装や、吹き付け塗装等の種々の塗装方法があるが、形成され塗膜層の厚さは、数μm〜十数μm程度であり、100μm以上の厚い塗膜層を得るためには塗装作業を繰り返し行う必要がある。これに対して、流動浸漬塗装法によれば、少ない回数で所望の厚さの塗膜層を容易に得ることができる。
また、上記本体部は、上記居室面と、該居室面と反対側に配置された裏面と、上記居室面と上記裏面とを繋ぐ4つの側面とを有しており、該4つの側面のうち、互いに反対側を向くように配置された少なくとも一対の側面において、一方には外側に向かって突出した凸サネ部が形成されており、他方には上記凸サネ部と嵌合可能な形状を有する凹サネ部が形成されており、上記凸サネ部及び上記凹サネ部の少なくとも一方の表面には、上記塗膜層が形成されていることが好ましい。
このような凸サネ部及び凹サネ部を備えた構成とすることにより、複数の本体部を平面方向に並べて合体させることが可能である。さらに、上記凸サネ部及び凹サネ部の少なくとも一方の表面に上記塗膜層が形成されていることにより、これらの嵌合部分の当接面において上記塗膜層が介在することとなる。そのため、上記の嵌合部分の当接面での音の発生及び伝達を抑制することができる。
また、上記床用下地材の居室面には、厚み方向内方に窪む凹部が長手方向に沿って形成されていることが好ましい。この構成を採用することによって、上記床用下地材の居室側に、床を構成する部材のひとつである捨て張り合板を固定用ネジを用いて固定する場合に、その固定用ネジの配設位置として、上記凹部が存在する位置を選択することができる。そして、この場合には、上記床用下地材に下穴を設けることなく、捨て張り合板を固定用ネジによって当該床用下地材に容易に固定することができる。
すなわち、上記床用下地材の居室面に固定用ネジを螺設すると、この固定用ネジによってセメント材料からなる本体部の一部が粉砕され、粉末状の切削粉が形成される。このとき、本体部は、上記塗膜層によって覆われているため、切削粉が排出されずに塗膜層と本体部の間に滞留し、固定用ネジの周囲の塗膜層が凸状に浮き上がる。これにより、上記床用下地材の居室面が不陸となる。そのため、この固定用ネジを螺入する床用下地材の居室面が上記の捨て張り合板と直接接している場合には、上記の不陸によって捨て張り合板も押し上げられ、床面の傾斜等につながるおそれがある。それ故、このようなことが起こらないよう、下穴を予め空けて、粉末状の切削粉を排出させておく必要がある。
これに対して、上記床用下地材に上記凹部を形成し、この凹部の位置を固定用ネジの配設位置として選択することにより、固定用ネジの周囲の塗膜層が凸状に浮き上がったとしても、凹部内に納まるため、積層された捨て張り合板がその影響を受けることがなく、水平状態を容易に維持することができる。それ故、水平で安定した床面を容易に形成することができる。また、上記床用下地材に下穴を形成する必要がないため、施工作業をより向上することができる。
特に、上記塗膜層が熱可塑性樹脂からなるため、固定用ネジを螺設した際にも割れや破れが生じにくい。そのため、塗膜層が本体部を補強する補強材の役割を果たし、固定用ネジを螺入させても本体部の割れを抑制することができる。
また、上記本体部の内部には、長手方向に沿って中空部が形成されていることが好ましい。この場合には、本体部の軽量化を図ることができる。さらに、この中空部の形成位置を、厚み方向に見て上記凹部の形成位置と重ねた場合には、固定用ネジを貫通させる際に実質的に貫通する厚みを薄くすることができ、上述した凸状の浮き上がり量を小さくすることが可能となる。
また、上記本体部は、セメント材料を押し出し成形した後加圧養生されたものであることが好ましい。この場合には、セメント材料の緻密性が増すため、本体部内において、音の通り道となる空隙を減少させ、音の透過を抑制することができる。また、上記本体部は、緻密性の向上によって比重が増大するため振動しにくくなる。したがって、衝撃が加わった際の振動の発生及び振動の伝達を抑制し、音の伝播を防止することが、より向上する。
(実施例1)
上記床用下地材にかかる実施例について、図1〜図4を参照して説明する。
図3に示すごとく床用下地材1は、建築物における床100を構成するものである。そして、床用下地材1は、図1及び図2に示すごとく、セメント材料を押し出し成形してなる板状の本体部11と、少なくとも本体部11における木造建築物の居室側に配置される居室面12に形成された塗膜層15とを有している。塗膜層15は、熱可塑性樹脂からなり、100μm以上の厚さで形成されている。
以下、さらに詳説する。
図3に示すごとく、本例の床用下地材1は、木造建築物の床支持部材3上に設けられた床100を構成する部材の一つである。床100を支持する床支持部材3は、複数の根太31と複数の梁32とによって構成されている。複数の根太31は、長方形断面を有する四角柱状に加工した木材からなり、断面における長手方向が上下方向となるよう配設されている。また、複数の根太31は、長手方向が略水平となるよう互いに平行に配置されている。
複数の梁32は、根太31より大きい長方形断面を有する四角柱状に加工した木材からなり、断面における長手方向が上下方向となるよう配設されている。また、複数の梁32は、複数の根太31と直交するように、互いに平行に配置されている。梁32の上面には、根太31を配置するための複数の凹溝310が形成されている。
複数の根太31の上面には、居室の床100が形成されている。床100は、下地合板21、床用下地材1、捨て張り合板22及び仕上げ材23を、根太31の上面に重ね合わせて形成されている。尚、下地合板21は、根太31上に、釘等を用いて打ち付けられている。また、床用下地材1及び捨て張り合板22は、固定用ネジ24によって、下地合板21に固定されている。また、仕上げ材23は、捨て張り合板22に、釘等を用いて固定されている。
下地合板21は、日本農林規格(JAS)における構造用合板に適合するものを用いている。また、捨て張り合板22は、同規格における構造用合板又は一般合板に適合するものを用いている。また、仕上げ材23としては、無垢材、天然木化粧合板、特殊化粧合板等、種々のものを用いることができる。
図1及び図2に示すごとく、床用下地材1は、板状の本体部11と、本体部11の表面に形成された塗膜層15とを有している。本体部11は、セメント材料を板状に押し出し成形した後、オートクレーブにより加圧養生されて形成されている。本体部11は、建築物の居室側に配置される居室面12と、居室面12と反対側に配置される裏面13と、居室面12と裏面13とを繋ぐ4つの側面とを有している。4つの側面のうち、押し出し成形時の押出方向に平行な一対の側面の一方には、凸サネ部142が形成されており、他方には、凹サネ部143が形成されている。
また、本体部11の居室面12には、厚み方向内方(居室側と反対側)に向かって窪んだ凹部121と、凹部121の間に配置された複数の凸部122とからなる凹凸形状が形成されている。凹部121は、第1側面141の長手方向に沿って形成されており、各凹部121は互いに平行に配設されている。
また、本体部11には、長手方向に貫通した貫通孔145が複数形成されている。貫通孔145は、床用下地材1における厚さ方向から見たとき、居室面12に形成された凹部121と対応した形状をなしている。また、貫通孔145は、長手方向に直交する断面形状が長方形状をなしている。
そして、本体部11の表面には、塗膜層15が形成されている。本例においては、本体部11の長手方向両端の端面を除く全表面、すなわち、床用下地材1(本体部11)における居室面12の全面、裏面13の全面、及び長手方向に平行な一対の側面(凸サネ部142及び凹サネ部143)の全面に塗膜層15が形成されている。さらには、複数の貫通孔145の内周面にも塗膜層15が形成されている。
塗膜層15は、熱可塑性樹脂からなり、粉体塗装の一つである流動浸漬塗装法によって形成されている。本例の塗膜層15は、熱可塑性樹脂として軟性を備えたポリエチレンを用いており、塗膜層15の厚さは、約400μmとした。流動浸漬塗装法は、図示しない前加熱炉において本体部11を加熱した後、ポリエチレン粉末を圧縮空気を用いて流動させた浸漬槽に投入し、本体部11の表面及び貫通孔145の内周面にポリエチレン粉末を付着させる。そして、後加熱炉において、再度本体部11とこれに付着したポリエチレン粉末を加熱したのち冷却して、ポリエチレン粉末を溶融・固化させることにより塗膜層15が形成される。尚、塗膜層15を形成する熱可塑性樹脂としては、ポリエチレンの他にも、ポリエステル、ナイロン、EVAなど種々の樹脂を用いることができる。
このような構成の床用下地材1を用いて構成した床100は、上述したごとく、図3及び図4に示す構造を取ることができる(図3においては、固定用ネジ24の形状及び塗膜層15の状態を簡略して描画してある。)。この場合において、床用下地材1の居室側には、床用下地材1と共に床100を構成する捨て張り合板22が固定用ネジ24を用いて配設される。上述したごとく、本体部11の居室面12には、居室側から厚み方向内方に窪む凹部121が形成されているので、捨て張り合板22を固定するための固定用ネジ24は、凹部121の存在する位置に配設されている。
図4に示すごとく、床用下地材1に固定用ネジ24を螺設すると、固定用ネジ24によって本体部11の一部が粉砕され、粉末状の切削粉19が形成されるが、この切削粉19は塗膜層15と本体部11との間に滞留し、固定用ネジ24の周囲の塗膜層15が凸状に浮き上がった状態になる。
次に本例の作用効果について説明する。
床用下地材1においては、本体部11と塗膜層15とを備えることにより、高い遮音性を発揮することができる。すなわち、まず、本体部11は、セメント材料を押し出し成形することにより形成された後、オートクレーブにより加圧養生されているので、セメント材料の緻密性が増す。そのため、本体部11内において、音の通り道となる空隙を減少させ、音の透過を抑制することができる。また、本体部11は、緻密性の向上によって比重が増大するため振動しにくくなる。それ故、衝撃が加わった際に、本体部11における振動の発生及び振動の伝達を抑制することができる。
また、本体部11の表面には、微小な空隙が形成されているが、この空隙は、本体部11の表面を覆う塗膜層15によって密封されている。そのため、この塗膜層15の存在により本体部11の表面の空隙への音の入力を抑制することができ、床用下地材1における遮音性をより向上することができる。また、塗膜層15は、軟性を有する熱可塑性樹脂からなり、100μm以上の厚さに形成されている。したがって、塗膜層15は、本体部11の振動を抑制する制振材としての役割と、外部からの衝撃及び振動を吸収するクッション材としての役割を果たす。これにより、床用下地材1における衝撃及び振動の伝播を抑制し、その遮音性をより向上することができる。
また、塗膜層15は、流動浸漬塗装法によって形成されている。流動浸漬塗装法は、塗膜層15の厚さの管理がしやすく、所望の厚さの塗膜層15を容易に形成することができる。
また、床用下地材に床捨て張り合板22を固定する固定用ネジ24を、上記のごとく、凹部121の位置に配設することにより、床用下地材1に下穴を設けることなく、捨て張り合板22を固定用ネジ24によって床用下地材1に固定することができる。
すなわち、図4に示すごとく、床用下地材1にねじ込んだ固定用ネジ24によって生じる粉末状の切削粉19が本体部11と塗膜層15との間に滞留し、固定用ネジ24の周囲の塗膜層15が凸状に浮き上がる。しかしながら、この浮き上がりが上記凹部121の中に収まる。そのため、固定用ネジ24の周囲の塗膜層15が凸状に浮き上がったとしても、その影響を受けることがなく、水平でかつ安定した床面を形成することができる。また、床用下地材1に下穴を形成する必要がないため、施工作業をより向上することができる。
また、熱可塑性樹脂からなる塗膜層15は、本体部11に比べて軟性であり、固定用ネジ24を螺設した際にも割れや破れが生じにくい。そのため、塗膜層15が本体部11を補強する補強材の役割を果たし、本体部11の割れを抑制することができる。
以上のごとく、本例によれば、シンプルな構造でかつ高い遮音性能を備える床用下地材1を提供することができる。
1 床用下地材
100 床
11 本体部
12 居室面
15 塗膜層

Claims (7)

  1. 建築物における床の一部を構成する床用下地材であって、
    セメント材料を押し出し成形してなる板状の本体部と、
    該本体部における少なくとも上記建築物の居室側に配置される居室面に形成された塗膜層とを有しており、
    該塗膜層は、熱可塑性樹脂からなり、厚さが100μm以上であることを特徴とする床用下地材。
  2. 上記塗膜層の厚さは、1000μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の床用下地材。
  3. 上記塗膜層は、流動浸漬塗装法によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の床用下地材。
  4. 上記本体部は、上記居室面と、該居室面と反対側に配置された裏面と、上記居室面と上記裏面とを繋ぐ4つの側面とを有しており、該4つの側面のうち、互いに反対側を向くように配置された少なくとも一対の側面において、一方には外側に向かって突出した凸サネ部が形成されており、他方には上記凸サネ部と嵌合可能な形状を有する凹サネ部が形成されており、上記凸サネ部及び上記凹サネ部の少なくとも一方の表面には、上記塗膜層が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の床用下地材。
  5. 上記本体部の居室面には、厚み方向内方に窪む凹部が長手方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の床用下地材。
  6. 上記本体部の内部には、長手方向に沿って中空部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の床用下地材。
  7. 上記本体部は、セメント材料を押し出し成形した後加圧養生されたものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の床用下地材。
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