JP2016178630A - 情報処理装置、プログラムおよびシステム - Google Patents

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【課題】ユーザの操作の手間を軽減することができる。【解決手段】スキャナ装置と、スキャナ装置と通信可能な情報処理装置と、を備えるシステムであって、情報処理装置は、スキャナ装置を識別する識別情報を外部から受信して、識別情報により識別されるスキャナ装置を制御するドライバ部を特定する特定部と、特定したドライバ部がスキャナ装置を制御するために設定可能な項目の一覧を取得し、識別情報の送信元に返信する項目取得部と、スキャン指示とともにそれぞれの項目に対する設定値を、識別情報の送信元から受信するスキャン指示受信部と、スキャン指示を受信したことに応じて、識別情報に基づき特定されたドライバ部に設定値を与えて、スキャナ装置を用いたスキャンを実行させる実行制御部と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、プログラムおよびシステムに関する。
スキャナ装置を制御するためのスキャナドライバプログラムが知られている。コンピュータは、スキャナドライバプログラムを実行してスキャナ装置を制御し、スキャナ装置に用紙等のシート状媒体をスキャンして画像データを生成させる。
一般に、スキャナドライバプログラムにおいて設定できる項目は、スキャナ装置の本体で設定できる項目よりも多く、設定内容も詳細である。例えば、スキャナ装置の最大解像度が600dpi(dots per inch)であった場合であっても、スキャナドライバプログラムでの最大解像度は、1200dpiである場合もある。従って、より詳細な設定で用紙等をスキャンさせる場合には、ユーザは、コンピュータにスキャナドライバプログラムを実行させなければならない。
しかしながら、コンピュータでスキャナドライバプログラムを実行させるには、ユーザは、スキャナ装置に用紙をセットした後に、コンピュータまで移動して操作をしなければならなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの操作の手間を軽減することができる情報処理装置、プログラムおよびシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、スキャナ装置と通信可能な情報処理装置であって、前記スキャナ装置を識別する識別情報を外部から受信して、前記識別情報により識別される前記スキャナ装置を制御するドライバ部を特定する特定部と、特定した前記ドライバ部が前記スキャナ装置を制御するために設定可能な項目の一覧を取得し、前記識別情報の送信元に返信する項目取得部と、スキャン指示とともにそれぞれの前記項目に対する設定値を、前記識別情報の送信元から受信するスキャン指示受信部と、前記スキャン指示を受信したことに応じて、前記識別情報に基づき特定された前記ドライバ部に前記設定値を与えて、前記スキャナ装置を用いたスキャンを実行させる実行制御部と、を備える。
本発明によれば、ユーザの操作の手間を軽減することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 図2は、第1実施形態に係るスキャナ装置および情報処理装置の機能構成を示す図である。 図3は、第1実施形態に係る情報処理システムのシーケンス図である。 図4は、図3に続くシーケンス図である。 図5は、第2実施形態に係るスキャナ装置および情報処理装置の機能構成を示す図である。 図6は、第2実施形態に係る情報処理システムのシーケンス図である。 図7は、第2実施形態に係るスキャナ装置に表示される画像の一例を示す図である。 図8は、第3実施形態に係るスキャナ装置および情報処理装置の機能構成を示す図である。 図9は、第3実施形態に係る情報処理システムのシーケンス図である。 図10は、第3実施形態に係るスキャナ装置に表示される画像の一例を示す図である。 図11は、第4実施形態に係るスキャナ装置、情報処理装置および端末装置の機能構成を示す図である。 図12は、第4実施形態に係る情報処理システムのシーケンス図である。 図13は、図12に続くシーケンス図である。 図14は、第5実施形態に係るスキャナ装置、情報処理装置および端末装置の機能構成を示す図である。 図15は、第5実施形態に係る情報処理システムのシーケンス図である。 図16は、第6実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 図17は、第6実施形態に係る端末装置および情報処理装置の機能構成を示す図である。 図18は、第6実施形態に係る画像記憶部に生成されている保存領域を示す図である。 図19は、第6実施形態に係る情報処理システムのシーケンス図である。 図20は、図19に続くシーケンス図である。 図21は、図20に続くシーケンス図である。 図22は、第6実施形態に係る端末装置に表示される警告画面の一例を示す図である。 図23は、複合機のハードウェア構成を示す図である。 図24は、情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
(第1実施形態)
図1は、実施形態に係る情報処理システム10の構成を示す図である。情報処理システム10は、スキャナ装置20と、情報処理装置30とを備える。
スキャナ装置20は、ユーザによりセットされた用紙等をスキャンして、用紙等の表面の画像を表す画像データを生成する。また、スキャナ装置20は、通信機能を有し、通信経路を介して情報処理装置30と通信可能である。通信経路は、社内LAN(Local Area Network)等のローカルネットワークであってもよいし、インターネット等の外部ネットワークであってもよい。また、通信経路は、スキャナ装置20と情報処理装置30の間の専用の制御線であってもよい。スキャナ装置20は、複合機(MFP)が有する機能の一部であってもよい。
情報処理装置30は、コンピュータであり、プログラムを実行する。情報処理装置30は、オペレーティングシステムを実行する。さらに、情報処理装置30は、オペレーティングシステム上においてアプリケーションプログラムを実行する。また、情報処理装置30は、通信機能を有し、通信経路を介してスキャナ装置20と通信可能である。
情報処理装置30は、スキャナ装置20を制御するためのドライバプログラムを実行する。ドライバプログラムを実行することにより、情報処理装置30は、通信経路を介してスキャナ装置20を動作させて、用紙等をスキャンして画像データを生成させることができる。
実施形態に係る情報処理システム10は、ユーザがスキャナ装置20に用紙等をセットした後に、ユーザが情報処理装置30自体を操作しなくても、情報処理装置30のドライバプログラムを用いてスキャナ装置20を制御させることができる。この場合において、ユーザは、ドライバプログラムの設定も情報処理装置30を操作せずに可能である。これにより、実施形態に係る情報処理システム10は、ユーザの操作の手間を軽減して、高機能なスキャンを実行させることができる。
図2は、第1実施形態に係るスキャナ装置20および情報処理装置30の機能構成を示す図である。スキャナ装置20は、スキャナ部21と、スキャナOS部22と、表示入力部23と、スキャナアプリケーション部24とを有する。
スキャナ部21は、用紙等をスキャンして、用紙等の表面の画像を表す画像データを生成する。スキャナ部21は、通信経路を介して情報処理装置30により動作が制御される。また、スキャナ部21は、情報処理装置30が接続されていない場合には、スキャナOS部22により動作が制御される。
スキャナOS部22は、スキャナ装置20の全体を管理および制御する。スキャナOS部22は、CPU等のプロセッサがオペレーティングシステムを実行することにより実現される。オペレーティングシステムは、例えば、Android(登録商標)等の携帯機器用の汎用のプログラムであってもよいし、スキャナ装置20の専用のプログラムであってもよい。
表示入力部23は、表示パネル等を介してユーザにユーザインターフェイスを提供する。表示入力部23は、ユーザに情報を表示し、また、ユーザから情報を入力する。
スキャナアプリケーション部24は、情報処理装置30との間での情報のやり取り、表示入力部23への情報の表示、および、表示入力部23からの情報の入力を制御して、情報処理装置30にスキャナ部21を制御させるための設定処理を実行する。スキャナアプリケーション部24は、プロセッサがオペレーティングシステム上においてスキャナアプリケーションプログラムを実行することにより実現される。
情報処理装置30は、オペレーティングシステム部31と、ドライバ部32と、連携アプリケーション部33とを有する。
オペレーティングシステム部31は、情報処理装置30の全体を管理および制御する。オペレーティングシステム部31は、プロセッサがオペレーティングシステムを実行することにより実現される。オペレーティングシステムは、例えば、Linux(登録商標)またはWindows(登録商標)等の汎用のプログラムである。
ドライバ部32は、スキャナ部21によるスキャン動作を通信経路を介して制御する。ドライバ部32は、複数の項目についての設定値が与えられ、与えられた設定値でスキャナ部21を動作させる。例えば、ドライバ部32は、用紙サイズ、カラー/モノクロームの区別、解像度およびコントラスト等の項目についての設定値が与えられ、これらの設定値に従ってスキャナ部21を制御する。なお、ドライバ部32は、予め設定値のデフォルト値を保持しており、設定値が与えられなかった項目についてはデフォルト値でスキャナ部21を制御してもよい。
連携アプリケーション部33は、スキャナ装置20のスキャナアプリケーション部24と連携して、スキャナ部21を制御するための設定および制御をドライバ部32に対して行う。連携アプリケーション部33は、プロセッサがオペレーティングシステム上において連携アプリケーションプログラムを実行することにより実現される。
連携アプリケーション部33は、プログラムインターフェイス部51(WebAPI)と、管理部52と、特定部61と、項目取得部62と、スキャン指示受信部63と、実行制御部64とを含む。プログラムインターフェイス部51は、サーバプログラムにより実現される。プログラムインターフェイス部51は、スキャナ装置20からHTTP等により様々の要求を受け付ける。プログラムインターフェイス部51は、受け付けた要求に応じて連携アプリケーション部33に含まれる機能ブロック(特定部61、項目取得部62、スキャン指示受信部63および実行制御部64等)を動作させる。そして、プログラムインターフェイス部51は、各機能ブロックの動作に応じた処理結果を要求の送信元であるスキャナ装置20に返信する。管理部52は、連携アプリケーション部33が常に起動されているように管理する。
スキャナ装置20のスキャナアプリケーション部24は、識別情報送信部41と、項目出力部42と、スキャン指示送信部43とを含む。
識別情報送信部41は、ユーザから起動指示がされた場合に、スキャナ装置20を識別する識別情報を通信経路およびプログラムインターフェイス部51を介して、連携アプリケーション部33に送信する。識別情報は、一例として、スキャナ装置20の機器名である。また、識別情報は、予め定められた任意の番号であってもよい。
特定部61は、識別情報を、通信経路およびプログラムインターフェイス部51を介して外部の装置であるスキャナ装置20のスキャナアプリケーション部24から受信する。そして、特定部61は、情報処理装置30が備えるドライバ部32のうちの、識別情報により識別されるスキャナ装置20を制御するドライバ部32を特定する。
項目取得部62は、特定部61が特定したドライバ部32にアクセスして、特定したドライバ部32がスキャナ装置20を制御するために設定可能な項目の一覧を取得する。そして、項目取得部62は、取得した設定可能な項目の一覧を、識別情報の送信元であるスキャナ装置20のスキャナアプリケーション部24に、プログラムインターフェイス部51および通信経路を介して返信する。
項目出力部42は、設定可能な項目の一覧を情報処理装置30の連携アプリケーション部33から通信経路を介して受信する。そして、項目出力部42は、受信した設定可能な項目の一覧を、表示入力部23に表示させる。
スキャン指示送信部43は、表示したそれぞれの項目に対応する設定値の入力をユーザから受け付ける。そして、スキャン指示送信部43は、スキャン指示とともに、識別情報およびそれぞれの項目に対する設定値を、通信経路を介して、連携アプリケーション部33に送信する。
スキャン指示受信部63は、スキャン指示とともに、識別情報およびそれぞれの項目に対する設定値を、識別情報の送信元であるスキャナ装置20のスキャナアプリケーション部24から、通信経路およびプログラムインターフェイス部51を介して受信する。そして、スキャン指示受信部63は、スキャン指示を実行制御部64に与える。
実行制御部64は、スキャン指示を受信したことに応じて、受信した識別情報により識別されるスキャナ装置20を制御するドライバ部32を特定する。ここで、情報処理装置30は、複数の種類のスキャナ装置20毎に異なる複数のドライバ部32を備える可能性がある。実行制御部64は、識別情報に基づいて、識別情報を送信したスキャナ装置20の種類を判別し、判別したスキャナ装置20を制御するためのドライバ部32を特定する。そして、実行制御部64は、識別情報に基づき特定されたドライバ部32に設定値を与えて、スキャナ装置20を用いたスキャンを実行させる。
図3は、第1実施形態に係る情報処理システム10のシーケンス図である。図4は、図3に続くシーケンス図である。第1実施形態に係る情報処理システム10は、図3および図4に示すシーケンスにより処理を実行する。
まず、ユーザは、スキャナ装置20に用紙等をセットした後、スキャナ装置20を操作してスキャナアプリケーション部24を起動する(S11)。スキャナアプリケーション部24は、ユーザにより起動されると、スキャナ装置20を識別する識別情報(例えば、機器名)を連携アプリケーション部33に送信する(S12)。
連携アプリケーション部33は、識別情報を受信すると、識別情報により識別されるスキャナ装置20を制御するドライバ部32を特定する(S13)。続いて、連携アプリケーション部33は、特定したドライバ部32に、特定したドライバ部32がスキャナ装置20を制御するために設定可能な項目の一覧を要求し(S14)、そのドライバ部32から一覧を取得する(S15)。
一方、スキャナアプリケーション部24は、識別情報を連携アプリケーション部33に送信した後、項目一覧取得要求を連携アプリケーション部33に送信する(S16)。連携アプリケーション部33は、項目一覧取得要求を受信した場合に、既にドライバ部32から一覧の取得を完了していれば、項目の一覧をスキャナアプリケーション部24に送信する(S17)。スキャナアプリケーション部24は、取得した項目の一覧を受信すると、受信した項目の一覧を表示する(S18)。
また、連携アプリケーション部33は、項目一覧取得要求を受信した場合に、ドライバ部32から未だ一覧の取得を完了していない場合、未完了の通知をスキャナアプリケーション部24に送信する(S19)。スキャナアプリケーション部24は、未完了の通知を受けた場合、再度、項目一覧取得要求を連携アプリケーション部33に送信し(S16)、項目の一覧を受信するまで処理を繰り返す。
項目の一覧が表示されると、ユーザは、スキャナ装置20を操作して、それぞれの項目の設定値を入力する。そして、設定値の入力が完了すると、ユーザは、スキャナ装置20を操作して、スキャナアプリケーション部24にスキャン指示を与える(S21)。
スキャナアプリケーション部24は、ユーザからスキャン指示を受けると、スキャン指示とともに、識別情報およびそれぞれの項目に対する設定値を連携アプリケーション部33に送信する(S22)。連携アプリケーション部33は、スキャン指示を受信すると、識別情報により識別されるスキャナ装置20を制御するドライバ部32を特定する(S23)。情報処理装置30は、スキャナ装置20の種類毎に異なる複数のドライバ部32を備える可能性がある。連携アプリケーション部33は、識別情報に基づいて、識別情報を送信したスキャナ装置20の種類に対応する1つのドライバ部32を特定する。そして、連携アプリケーション部33は、特定したドライバ部32に、実行指示を与えるとともに、それぞれの項目の設定値を与える(S24)。
ドライバ部32は、実行指示を受けると、設定値に応じてスキャナ部21を制御して、スキャナ部21を実行させる(S25)。そして、スキャナ部21は、ドライバ部32による制御に従って、セットされた用紙のスキャンを実行する(S26)。
下記の表1は、図3および図4のシーケンスでの、スキャナアプリケーション部24とプログラムインターフェイス部51との間におけるWebAPIのリクエストおよびレスポンスの一例である。スキャナアプリケーション部24とプログラムインターフェイス部51との間においては、一例として、HTTPプロトコルに準拠したやり取りがされる。なお、表1以外のリクエストおよびレスポンスが存在してもよい。
Figure 2016178630
S12の識別情報送信は、スキャナアプリケーション部24がプログラムインターフェイス部51に、識別情報(機器名)を送信するリクエストである。“modelname=XXXXXXXX”は、スキャナ装置20の機器名を示している。“modelname”は、プログラムインターフェイス部51が、機器名と判定するための変数であり、スキャナアプリケーション部24とプログラムインターフェイス部51との間で予め定められている。
S16の項目一覧取得要求は、スキャナアプリケーション部24がプログラムインターフェイス部51に、項目一覧の取得を要求するリクエストである。
S17の項目一覧送信は、プログラムインターフェイス部51がスキャナアプリケーション部24に、項目一覧を送信するレスポンスである。“<filename></filename>”は、ファイル名が設定できることを示している。“<Xresolution>200,300,600,1200</Xresolution>”は、X方向の読み取り解像度が、200dpi,300dpi,600dpi,1200dpiのいずれかに設定できることを示している。“<Yresolution>200,300,600,1200</Yresolution>”は、Y方向の読み取り解像度が200dpi,300dpi,600dpi,1200dpのいずれかに設定できることを示している。“<Contrast>-3,-2,-1,0,1,2,3</Contrast>”は、−3から3までの7段階でコントラストの設定ができることを示している。スキャナアプリケーション部24は、このようなレスポンスを受信すると、これらの設定項目を表示入力部23に表示して、ユーザが設定値を入力可能とする。
S19の未完了は、プログラムインターフェイス部51がスキャナアプリケーション部24に、項目一覧の取得が完了していないことを通知するレスポンスである。
S22のスキャン指示は、スキャナアプリケーション部24がプログラムインターフェイス部51に、スキャン指示とともに、識別情報およびそれぞれの項目の設定値を送信するリクエストである。“filename=20140808_会議用資料1”は、スキャンファイルに付けるファイル名を示す。“Xresolution=1200”は、X方向の読み取り解像度が1200dpiであることを示す。“Yresolution=1200”は、Y方向の読み取り解像度が1200dpiであることを示す。“Contrast=3”は、コントラストが最も強い段階であることを示す。ユーザにより入力された設定値がこのリクエストに含まれる。なお、これらの設定値の候補は、プログラムインターフェイス部51が設定値として判定できるように予め定められている。
なお、一覧に含まれる設定項目は、3個に限られない。例えば、一覧には、日付スタンプの付加、フルカラー/白黒/グレーの区別、および、保存ファイル形式等の一般的なスキャナで設定可能な項目が含まれてよい。
以上のように、第1実施形態に係る情報処理システム10は、ユーザがスキャナ装置20に用紙をセットした後に、スキャナ装置20を操作して、情報処理装置30のドライバ部32によりスキャナ装置20を制御させることができる。すなわち、ユーザは、スキャナ装置20に用紙をセットした後に、情報処理装置30まで移動せずに情報処理装置30のドライバ部32を用いてスキャンを制御することができる。これにより、第1実施形態に係る情報処理システム10によれば、ユーザの操作の手間を軽減することができる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係るスキャナ装置20および情報処理装置30の機能構成を示す図である。第2実施形態に係る情報処理システム10は、第1実施形態と略同一の構成および機能を有するので、略同一の構成および機能を有する部材には同一の符号を付けて相違点を除き説明を省略する。
第2実施形態において、スキャナアプリケーション部24は、画像出力部71と、保存指示送信部72とをさらに含む。また、連携アプリケーション部33は、画像記憶部73と、保存制御部74とをさらに含む。
第2実施形態において、スキャナ部21は、スキャンして生成した画像データを、スキャナアプリケーション部24の画像出力部71に与える。画像出力部71は、スキャンして生成した画像データをスキャナ部21から受け取り、受け取った画像データを表示入力部23に表示する。これにより、ユーザは、スキャンして生成された画像データを確認することができる。また、画像出力部71は、表示入力部23に選択ボタン等を表示して、スキャンして生成された画像データを保存するか保存しないかをユーザに選択させる。
保存指示送信部72は、ユーザが画像データを保存することを選択した場合、保存指示を、通信経路を介して連携アプリケーション部33に送信する。また、保存指示送信部72は、ユーザが画像データの保存をしないことを選択した場合、保存取消指示を、通信経路を介して連携アプリケーション部33に送信する。
また、スキャナ部21は、スキャンして生成した画像データを、通信経路を介してドライバ部32へと送信する。ドライバ部32は、スキャナ部21から画像データを受信して、保存制御部74へと与える。
画像記憶部73は、スキャンして生成した画像データを記憶する。保存制御部74は、ドライバ部32がスキャナ部21から受信した画像データを、画像記憶部73に保存するか否かを制御する。より具体的には、保存制御部74は、識別情報の送信元であるスキャナ装置20のスキャナアプリケーション部24から、通信経路およびプログラムインターフェイス部51を介して保存指示を受信した場合、ドライバ部32が受信した画像データを画像記憶部73に記憶させる。反対に、保存制御部74は、スキャナ装置20のスキャナアプリケーション部24から、通信経路およびプログラムインターフェイス部51を介して保存取消指示を受信した場合、ドライバ部32が受信した画像データを破棄して、画像記憶部73に記憶させない。
なお、画像記憶部73は、連携アプリケーション部33がアクセス可能であれば、どこに設けられていてもよい。例えば、画像記憶部73は、ネットワーク上のサーバ等に設けられていてもよい。
図6は、第2実施形態に係る情報処理システム10のシーケンス図である。第2実施形態に係る情報処理システム10は、まず、第1実施形態の図3と同様なシーケンスにより処理を実行する。続いて、第2実施形態に係る情報処理システム10は、図6に示すシーケンスにより、処理を実行する。
項目の一覧が表示された後、ユーザは、スキャナ装置20を操作して、それぞれの項目の設定値を入力する。そして、設定値の入力が完了すると、ユーザは、スキャナ装置20を操作して、スキャナアプリケーション部24にスキャン指示を与える(S31)。
スキャナアプリケーション部24は、ユーザからスキャン指示を受けると、スキャン指示とともに、識別情報およびそれぞれの項目に対する設定値を連携アプリケーション部33に送信する(S32)。連携アプリケーション部33は、スキャン指示を受信すると、識別情報により識別されるスキャナ装置20を制御するドライバ部32を特定する(S33)。そして、連携アプリケーション部33は、特定したドライバ部32に、実行指示を与えるとともに、それぞれの項目の設定値を与える(S34)。
ドライバ部32は、実行指示を受けると、設定値に応じてスキャナ部21を制御して、スキャナ部21を実行させる(S35)。そして、スキャナ部21は、ドライバ部32の制御に従って、セットされた用紙のスキャンを実行する(S36)。
続いて、スキャナ部21は、スキャンにより生成した画像データをスキャナアプリケーション部24に与える(S37)。続いて、スキャナアプリケーション部24は、表示入力部23に、受け取った画像データ、および、スキャンして生成された画像データを保存するか、保存を取り消しするかをユーザに選択させるボタンを表示する(S38)。例えば、スキャナアプリケーション部24は、図7に示すような画像を表示する。
また、スキャナ部21は、スキャンにより生成した画像データをドライバ部32に送信する(S39)。そして、ドライバ部32は、受け取った画像データを連携アプリケーション部33に与える(S40)。
ユーザは、表示入力部23に表示された画像データを確認し、その画像データを保存するか保存しないかを選択する。ユーザが画像データを保存することを選択した場合(S41)、スキャナアプリケーション部24は、保存指示を連携アプリケーション部33に送信する(S42)。連携アプリケーション部33は、スキャナアプリケーション部24から保存指示を受信すると、ドライバ部32から受け取った画像データを画像記憶部73に保存させる(S43)。
ユーザが画像データを保存しないことを選択した場合(S44)、スキャナアプリケーション部24は、保存取消指示を連携アプリケーション部33に送信する(S45)。連携アプリケーション部33は、スキャナアプリケーション部24から保存取消指示を受信すると、ドライバ部32から受け取った画像データを破棄する(S46)。
下記の表2は、図6のシーケンスでの、スキャナアプリケーション部24からプログラムインターフェイス部51へのWebAPIのリクエストの一例である。第2実施形態では、第1実施形態で用いられたリクエストおよびレスポンスに加えて、下記の表2のリクエストがさらに用いられる。
Figure 2016178630
S42の保存指示は、スキャナアプリケーション部24がプログラムインターフェイス部51に、指定したファイル名の画像データを保存することを指示するリクエストである。“filename=20140808_会議用資料1”は、保存対象のファイル名を示している。
S45の保存取消指示は、スキャナアプリケーション部24がプログラムインターフェイス部51に、指定したファイル名の画像データを破棄することを指示するリクエストである。“filename=20140808_会議用資料1”は、破棄対象のファイル名を示している。
以上のように、第2実施形態に係る情報処理システム10は、スキャンして生成された画像データを表示して、ユーザに画像データを保存するか否かを選択させることができる。これにより、第2実施形態に係る情報処理システム10によれば、スキャンした画像データをユーザに確認させることができる。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態に係るスキャナ装置20および情報処理装置30の機能構成を示す図である。第3実施形態に係る情報処理システム10は、第2実施形態と略同一の構成および機能を有するので、略同一の構成および機能を有する部材には同一の符号を付けて相違点を除き説明を省略する。
第3実施形態において、ドライバ部32は、画像処理部75を含む。また、連携アプリケーション部33は、画像送信部76をさらに含む。
ドライバ部32の画像処理部75は、スキャナ部21から受信した画像データに対して、ユーザにより入力された設定値に従った画像処理を実行する。画像処理部75は、一例として、カラーマッチングを実行するか否かの設定値がオンの場合に、カラーマッチングを実行する。また、画像処理部75は、一例として、日付スタンプの設定値がオンの場合に、画像内に日付情報を埋め込むように画像データを加工する処理を実行する。画像処理部75は、画像処理した後の画像データを、保存制御部74および画像送信部76に与える。
画像送信部76は、ドライバ部32により画像処理された画像データを、識別情報の送信元であるスキャナ装置20に、プログラムインターフェイス部51および通信経路を介して送信する。第3実施形態において、スキャナアプリケーション部24の画像出力部71は、スキャナ部21から画像データを受け取るのではなく、連携アプリケーション部33から通信経路を介して、スキャン画像取得要求に対するレスポンスとして画像データを受信する。これにより、ユーザは、スキャンして生成された画像データに対して画像処理した後のデータを確認することができる。
図9は、第3実施形態に係る情報処理システム10のシーケンス図である。第3実施形態に係る情報処理システム10は、まず、第1実施形態の図3と同様なシーケンスにより処理を実行する。続いて、第3実施形態に係る情報処理システム10は、図9に示すシーケンスにより、処理を実行する。
まず、ステップS51からステップS56までは、図6のステップS31からステップS36までと同一の処理を実行する。続いて、スキャナ部21は、スキャンにより生成した画像データをドライバ部32に送信する(S57)。続いて、ドライバ部32は、スキャナ部21から画像データを受信し、受信した画像データに対して設定値に従った画像処理を実行する(S58)。続いて、ドライバ部32は、画像処理後の画像データを連携アプリケーション部33に与える(S59)。
スキャナアプリケーション部24は、スキャン指示を連携アプリケーション部33に送信した後、スキャン画像取得要求を連携アプリケーション部33に送信する(S60)。連携アプリケーション部33は、スキャン画像取得要求を受信した場合に、既にドライバ部32から画像データの取得を完了していれば、画像データをスキャナアプリケーション部24に送信する(S61)。続いて、スキャナアプリケーション部24は、表示入力部23に、受け取った画像データ、および、スキャンして生成された画像データを保存するか保存を取り消しするかをユーザに選択させるボタンを表示する(S62)。例えば、スキャナアプリケーション部24は、図10に示すような画像を表示する。
また、連携アプリケーション部33は、スキャン画像取得要求を受信した場合に、ドライバ部32から未だ画像データの取得を完了していなければ、未完了の通知をスキャナアプリケーション部24に送信する(S63)。スキャナアプリケーション部24は、未完了の通知を受けた場合、再度、スキャン画像取得要求を連携アプリケーション部33に送信し(S60)、画像データを受信するまで処理を繰り返す。
そして、以後、第3実施形態に係る情報処理システム10は、図6のステップS41からステップS46までと同様の処理を実行する。
下記の表3は、図9のシーケンスでの、スキャナアプリケーション部24とプログラムインターフェイス部51との間のWebAPIのリクエストおよびレスポンスの一例である。第3実施形態では、第2実施形態で用いられたリクエストおよびレスポンスに加えて、下記の表3のリクエストおよびレスポンスがさらに用いられる。
Figure 2016178630
S60のスキャン画像取得要求は、スキャナアプリケーション部24がプログラムインターフェイス部51に、スキャンして生成された画像データの取得を要求するリクエストである。“filename=20140808_会議用資料1”は、対象のファイル名を示している。
S61のスキャン画像送信は、プログラムインターフェイス部51がスキャナアプリケーション部24に、スキャンして生成された画像データを送信するレスポンスである。“<result>”と“</result>”との間に、対象の画像データ(例えばJPEGデータ)が挿入される。
S63の未完了は、プログラムインターフェイス部51がスキャナアプリケーション部24に、画像データの取得が完了していないことを通知するレスポンスである。
以上のように、第3実施形態に係る情報処理システム10は、スキャンして生成された後に画像処理を実行した画像データを表示して、ユーザに画像データを保存するか否かを選択させることができる。これにより、第3実施形態に係る情報処理システム10によれば、スキャンして生成された後に画像処理を実行した画像データをユーザに確認させることができる。
(第4実施形態)
図11は、第4実施形態に係るスキャナ装置20、情報処理装置30および端末装置80の機能構成を示す図である。第4実施形態に係る情報処理システム10は、第1実施形態と略同一の構成および機能を有するので、略同一の構成および機能を有する部材には同一の符号を付けて相違点を除き説明を省略する。
第4実施形態に係る情報処理システム10は、スキャナ装置20とは異なる端末装置80をさらに備える。端末装置80は、ユーザにより持ち運びが可能な装置である。端末装置80は、データの入力機能、表示機能および通信機能を有するコンピュータである。端末装置80は、スマートフォン、タブレットまたは携帯電話機等の携帯端末であってもよい。端末装置80は、無線通信経路を介して情報処理装置30と接続可能である。
端末装置80は、端末OS部81と、ユーザインターフェイス部82と、端末アプリケーション部83とを有する。端末OS部81は、端末装置80の全体を管理および制御する。端末OS部81は、プロセッサがオペレーティングシステムを実行することにより実現される。オペレーティングシステムは、例えば、Android(登録商標)等の携帯機器用の汎用のプログラムである。
ユーザインターフェイス部82は、液晶モニタ等を介してユーザにユーザインターフェイスを提供する。ユーザインターフェイス部82は、ユーザに情報を表示し、また、ユーザから情報を入力する。
端末アプリケーション部83は、情報処理装置30との間での情報のやり取り、ユーザインターフェイス部82への情報の表示、および、ユーザインターフェイス部82からの情報の入力を制御して、情報処理装置30にスキャナ部21の制御をさせるための設定を実行する。端末アプリケーション部83は、プロセッサがオペレーティングシステム上において端末アプリケーションプログラムを実行することにより実現される。
端末アプリケーション部83は、第1実施形態に係るスキャナアプリケーション部24と同様の構成を含む。すなわち、端末アプリケーション部83は、識別情報送信部41と、項目出力部42と、スキャン指示送信部43とを含む。
スキャナ装置20のスキャナアプリケーション部24は、ユーザの操作に応じて、識別情報(例えば機器名)を表示する機能を有する。なお、第4実施形態において、スキャナ装置20は、識別装置(例えば機器名)を表示する機能を有していれば、スキャナOS部22およびスキャナアプリケーション部24を備えない構成であってもよい。
図12は、第4実施形態に係る情報処理システム10のシーケンス図である。図13は、図12に続くシーケンス図である。第4実施形態に係る情報処理システム10は、図12および図13に示すシーケンスにより処理を実行する。
まず、ユーザは、スキャナ装置20に用紙等をセットした後、スキャナ装置20を操作してスキャナアプリケーション部24を起動する(S71)。スキャナアプリケーション部24は、ユーザにより起動されると、スキャナ装置20を識別する識別情報(例えば、機器名)を表示する(S72)。
続いて、ユーザは、端末装置80を操作して端末アプリケーション部83を起動し、スキャナ装置20に表示された識別情報を、端末アプリケーション部83に入力する(S73)。端末アプリケーション部83は、ユーザにより起動されて識別情報が入力されると、識別情報を連携アプリケーション部33に送信する(S74)。
連携アプリケーション部33は、識別情報を受信すると、識別情報により識別されるスキャナ装置20を制御するドライバ部32を特定する(S75)。続いて、連携アプリケーション部33は、特定したドライバ部32に、特定したドライバ部32がスキャナ装置20を制御するために設定可能な項目の一覧を要求し(S76)、そのドライバ部32から一覧を取得する(S77)。
一方、端末アプリケーション部83は、識別情報を連携アプリケーション部33に送信した後、項目一覧取得要求を連携アプリケーション部33に送信する(S78)。連携アプリケーション部33は、項目一覧取得要求を受信した場合に、既にドライバ部32から一覧の取得を完了していれば、項目の一覧を端末アプリケーション部83に送信する(S79)。そして、端末アプリケーション部83は、取得した項目の一覧を表示する(S80)。また、連携アプリケーション部33は、項目一覧取得要求を受信した場合に、ドライバ部32から未だ一覧の取得を完了していない場合、未完了の通知を端末アプリケーション部83に送信する(S81)。端末アプリケーション部83は、未完了の通知を受けた場合、再度、項目一覧取得要求を連携アプリケーション部33に送信し(S78)、項目の一覧を受信するまで処理を繰り返す。
項目の一覧が表示されると、ユーザは、端末装置80を操作して、それぞれの項目の設定値を入力する。そして、設定値の入力が完了すると、ユーザは、端末装置80を操作して、端末アプリケーション部83にスキャン指示を与える(S91)。
端末アプリケーション部83は、ユーザからスキャン指示を受けると、スキャン指示とともに、識別情報およびそれぞれの項目に対する設定値を連携アプリケーション部33に送信する(S92)。連携アプリケーション部33は、スキャン指示を受信すると、識別情報により識別されるスキャナ装置20を制御するドライバ部32を特定する(S93)。そして、連携アプリケーション部33は、特定したドライバ部32に、実行指示を与えるとともに、それぞれの項目の設定値を与える(S94)。
ドライバ部32は、実行指示を受けると、設定値に応じてスキャナ部21を制御して、スキャナ部21を実行させる(S95)。そして、スキャナ部21は、ドライバ部32の制御に従って、セットされた用紙のスキャンを実行する(S96)。
以上のように、第4実施形態に係る情報処理システム10は、スキャナ装置20を操作するのに代えて、端末装置80を操作して、情報処理装置30のドライバ部32によりスキャナ装置20を制御させることができる。これにより、第4実施形態に係る情報処理システム10によれば、ユーザの操作の手間を軽減することができる。
なお、第4実施形態において、端末アプリケーション部83とプログラムインターフェイス部51との間におけるWebAPIのリクエストおよびレスポンスは、第1実施形態と同様である。また、端末アプリケーション部83は、第3実施形態に係るスキャナアプリケーション部24と同様の構成を有していてもよい。この場合、端末装置80は、スキャンして生成された後に画像処理を実行した画像データを表示して、ユーザに画像データを保存するか否かを選択させることができる。
(第5実施形態)
図14は、第5実施形態に係るスキャナ装置20、情報処理装置30および端末装置80の機能構成を示す図である。第5実施形態に係る情報処理システム10は、第4実施形態と略同一の構成および機能を有するので、略同一の構成および機能を有する部材には同一の符号を付けて相違点を除き説明を省略する。
第5実施形態に係る連携アプリケーション部33は、インストール部91をさらに含む。インストール部91は、識別情報により識別されるスキャナ装置20に対応するドライバ部32を情報処理装置30が備えていない場合、対応するドライバプログラムをネットワークを介して外部のサーバからダウンロードする。そして、インストール部91は、ダウンロードしたドライバプログラムを情報処理装置30にインストールすることにより、対応するドライバ部32を情報処理装置30に備えさせる。
図15は、第5実施形態に係る情報処理システム10のシーケンス図である。第5実施形態に係る情報処理システム10は、図15に示すシーケンスにより処理を実行する。
まず、ユーザは、スキャナ装置20に用紙等をセットした後、スキャナ装置20を操作してスキャナアプリケーション部24を起動する(S101)。スキャナアプリケーション部24は、ユーザにより起動されると、スキャナ装置20を識別する識別情報(例えば、機器名)を表示する(S102)。
続いて、ユーザは、端末装置80を操作して端末アプリケーション部83を起動し、スキャナ装置20に表示された識別情報を、端末アプリケーション部83に入力する(S103)。端末アプリケーション部83は、ユーザにより起動されて識別情報が入力されると、識別情報を連携アプリケーション部33に送信する(S104)。
連携アプリケーション部33は、識別情報を受信すると、識別情報により識別されるスキャナ装置20を制御するドライバ部32が存在するか否かを判断する。連携アプリケーション部33は、存在しない場合には、外部のサーバにネットワークを介してアクセスしてダウンロード要求を送信する(S105)。そして、連携アプリケーション部33は、対応するドライバプログラムをサーバからダウンロードする(S106)。
連携アプリケーション部33は、ダウンロードが完了すると、ダウンロードしたドライバプログラムを情報処理装置30にインストールする(S107)。これにより、情報処理装置30は、識別情報により識別されるスキャナ装置20を制御するドライバ部32を備えることができる。
以後、第5実施形態に係る情報処理システム10は、図12および図13のステップS76〜S96と同一の処理を実行する。
以上のように、第5実施形態に係る情報処理システム10は、スキャナ装置20を制御するためのドライバ部32を情報処理装置30が備えない場合であっても、サーバから対応するドライバプログラムをダウンロードしてインストールすることができる。これにより、第5実施形態に係る情報処理システム10によれば、ユーザによるドライバプログラムのダウンロードおよびインストールの操作の手間を軽減することができる。
(第6実施形態)
図16は、第6実施形態に係る情報処理システム10の構成を示す図である。第6実施形態に係る情報処理システム10は、第4実施形態と略同一の構成および機能を有するので、略同一の構成および機能を有する部材には同一の符号を付けて相違点を除き説明を省略する。
情報処理システム10は、スキャナ装置20と、複数の端末装置80と、情報処理装置30とを備える。複数の端末装置80は、それぞれ異なるユーザにより操作がされる。複数の端末装置80のそれぞれは、無線通信経路を介して情報処理装置30と接続可能である。複数の端末装置80のそれぞれは、同一の機能および構成を有する。
第6実施形態に係る情報処理システム10は、それぞれのユーザに自身が保持する端末装置80を使用して、スキャナ装置20を制御させることができる。
図17は、第6実施形態に係る端末装置80および情報処理装置30の機能構成を示す図である。
端末装置80の端末アプリケーション部83は、画像出力部71と、保存指示送信部72と、ユーザ情報送信部93とをさらに含む。また、情報処理装置30の連携アプリケーション部33は、画像記憶部73と、保存制御部74と、画像送信部76と、領域生成部94とをさらに含む。また、ドライバ部32は、画像処理部75をさらに含む。
画像出力部71、保存指示送信部72、画像記憶部73、保存制御部74、画像処理部75および画像送信部76は、図8に示した第3実施形態と略同一の機能および構成を有する。従って、これらについては、相違点を除き説明を省略する。
ユーザ情報送信部93は、例えばスキャン指示に先だって(例えばユーザから起動指示がされた場合)、端末装置80を使用するユーザを識別するユーザ情報を、通信経路を介して連携アプリケーション部33に送信する。ユーザ情報は、一例として、ユーザ名である。また、ユーザ情報は、ユーザが決定した任意の番号、文字または番号と文字との組み合わせ等であってもよい。
領域生成部94は、スキャン指示に先だって、端末アプリケーション部83のユーザ情報送信部93から、ユーザ情報を通信経路およびプログラムインターフェイス部51を介して受信する。そして、領域生成部94は、受信したユーザ情報に対応する保存領域を画像記憶部73に生成する。ユーザ情報に対応する保存領域は、例えば、名称がユーザ情報(例えばユーザ名)のフォルダである。
ここで、領域生成部94は、スキャン指示に先だってユーザ情報を受信した場合、ユーザ情報に対応する保存領域が画像記憶部73に生成されているか否かを判断する。領域生成部94は、スキャン指示に先だって受信したユーザ情報に対応する保存領域が画像記憶部73に未だ生成されていない場合、ユーザ情報に対応する保存領域(例えば、名称がユーザ情報(例えばユーザ名)のフォルダ)を画像記憶部73に生成する。
領域生成部94は、スキャン指示に先だって受信したユーザ情報に対応する保存領域が画像記憶部73に既に生成されている場合、ユーザ情報に対応する保存領域を画像記憶部73に生成せずに、端末装置80に警告情報を、プログラムインターフェイス部51および通信経路を介して送信する。
ユーザ情報送信部93は、連携アプリケーション部33の領域生成部94から、プログラムインターフェイス部51および通信経路を介して警告情報を受信する。ユーザ情報送信部93は、警告情報を受信した場合、ユーザインターフェイス部82を介してユーザに、ユーザ情報を変更するか否かを問い合わせる。ユーザ情報送信部93は、ユーザ情報を変更した場合、新たなユーザ情報を、通信経路およびプログラムインターフェイス部51を介して領域生成部94に送信する。また、ユーザ情報送信部93は、ユーザ情報を変更しなかった場合、同一のユーザ情報を通信経路およびプログラムインターフェイス部51を介して領域生成部94に送信する。
領域生成部94は、警告情報を送信した後において、端末アプリケーション部83のユーザ情報送信部93から、警告情報の送信前に受信したユーザ情報と異なる新たなユーザ情報を受信した場合、新たなユーザ情報に対応する保存領域を画像記憶部73に生成する。また、領域生成部94は、警告情報を送信した後において、端末アプリケーション部83のユーザ情報送信部93から、警告情報の送信前に受信したユーザ情報と同一のユーザ情報を受信した場合には、ユーザ情報に対応する保存領域を画像記憶部73に生成しない。
スキャン指示送信部43は、スキャン指示とともに、識別情報、ユーザ情報およびそれぞれの項目に対する設定値を、通信経路を介して、連携アプリケーション部33に送信する。
スキャン指示受信部63は、スキャン指示とともに、識別情報、ユーザ情報およびそれぞれの項目に対する設定値を、端末アプリケーション部83のスキャン指示送信部43から、通信経路およびプログラムインターフェイス部51を介して受信する。そして、スキャン指示受信部63は、スキャン指示を実行制御部64に与える。
画像送信部76は、ドライバ部32により画像処理された画像データを、識別情報の送信元である端末装置80に、プログラムインターフェイス部51および通信経路を介して送信する。端末アプリケーション部83の画像出力部71は、連携アプリケーション部33からスキャン画像取得要求に対するレスポンスとして画像データを受信する。
画像出力部71は、受信した画像データをユーザインターフェイス部82に表示する。これにより、ユーザは、スキャンして生成された画像データを確認することができる。また、画像出力部71は、ユーザインターフェイス部82に選択ボタン等を表示して、スキャンして生成された画像データを保存するか保存しないかをユーザに選択させる。
保存指示送信部72は、ユーザが画像データを保存することを選択した場合、保存指示およびユーザ情報を、通信経路を介して連携アプリケーション部33に送信する。また、保存指示送信部72は、ユーザが画像データを保存しないことを選択した場合、保存取消指示およびユーザ情報を、通信経路を介して連携アプリケーション部33に送信する。
保存制御部74は、端末装置80の端末アプリケーション部83から通信経路およびプログラムインターフェイス部51を介して保存指示を受信した場合、ドライバ部32が受信した画像データを、画像記憶部73における、スキャン指示とともに受信したユーザ情報に対応する保存領域に記憶させる。反対に、保存制御部74は、端末装置80の端末アプリケーション部83から、通信経路およびプログラムインターフェイス部51を介して保存取消指示を受信した場合、ドライバ部32が受信した画像データを破棄して、画像記憶部73に記憶させない。
図18は、第6実施形態に係る画像記憶部73に生成されている保存領域を示す図である。画像記憶部73は、スキャナ装置20によりスキャンして生成された画像データを記憶する。領域生成部94は、画像記憶部73における、プログラムインターフェイス部51(WebAPI)を介して外部の装置(例えば、端末装置80)からアクセスが可能な領域に、ユーザ情報に対応した保存領域を生成する。
ユーザ情報に対応した保存領域は、例えば、ユーザ情報(例えばユーザ名)が名前に付けられたフォルダである。画像記憶部73は、ユーザ情報毎にフォルダを有する。それぞれのフォルダ内には、スキャナ装置20によりスキャンして生成された画像データが格納される。画像データは、JPEG等のフォーマットであってもよいし、他のフォーマットであってもよい。また、1つのフォルダ内に、複数の画像データが格納されていてもよい。
図19は、第6実施形態に係る情報処理システム10のシーケンス図である。図20は、図19に続くシーケンス図である。図21は、図20に続くシーケンス図である。第6実施形態に係る情報処理システム10は、図19、図20および図21に示すシーケンスにより処理を実行する。
まず、ユーザは、スキャナ装置20に用紙等をセットした後、スキャナ装置20を操作してスキャナアプリケーション部24を起動する(S121)。スキャナアプリケーション部24は、ユーザにより起動されると、スキャナ装置20を識別する識別情報(例えば、機器名)を表示する(S122)。
続いて、ユーザは、端末装置80を操作して端末アプリケーション部83を起動し、スキャナ装置20に表示された識別情報、ユーザ情報を、端末アプリケーション部83に入力する(S123)。
端末アプリケーション部83は、ユーザに識別情報を手動で入力させてもよいし、スキャナ装置20から識別情報を自動で取得してもよい。端末アプリケーション部83は、スキャナ装置20に表示された識別情報をユーザに目視で確認させて、キーボード等により識別情報を入力させてもよい。また、端末アプリケーション部83は、スキャナ装置20が表示したコード情報(例えばQR(登録商標)コード)をカメラ等で撮像させ、撮像した画像を解析して識別情報を取得してもよい。端末アプリケーション部83は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信によりスキャナ装置20から識別情報を受信してもよい。また、端末アプリケーション部83は、スキャナ装置20から送信されたメールを受信し、メールに記載された識別情報を取得してもよい。
また、端末アプリケーション部83は、ユーザにユーザ情報を手動で入力させてもよいし、端末OS部81からユーザ情報を自動で取得してもよい。端末アプリケーション部83は、キーボード等によりユーザにユーザ情報を入力させてもよい。また、端末アプリケーション部83は、端末OS部81にユーザが予め登録した情報を、ユーザ情報として、起動時において端末OS部81から自動で取得してもよい。また、端末アプリケーション部83は、端末OS部81に予め登録済みのモデル番号等の情報を、ユーザ情報として、起動時において端末OS部81から自動で取得してもよい。
端末アプリケーション部83は、ユーザにより起動されて識別情報およびユーザ情報が入力されると、識別情報およびユーザ情報を連携アプリケーション部33に送信する(S124)。
連携アプリケーション部33は、識別情報およびユーザ情報を受信すると、画像記憶部73に生成されている全てのフォルダを解析して、ユーザ情報に対応する保存領域(本例においては、ユーザ情報と同名のフォルダ)があるか否かを判断する(S125)。
連携アプリケーション部33は、同名のフォルダがない場合、名称がユーザ情報とされたフォルダを画像記憶部73に生成する(S126)。そして、連携アプリケーション部33は、フォルダを生成した後に、処理をステップS134に進める。
連携アプリケーション部33は、同名のフォルダがある場合、警告情報を端末アプリケーション部83に送信する(S127)。端末アプリケーション部83は、警告情報を受信すると、受信した警告情報に応じた警告画面を表示する(S128)。
例えば、端末アプリケーション部83は、図22に示すような警告画面を表示する。警告画面には、変更後のユーザ情報を入力するためのボックス96と、ユーザ情報を承認するOKボタン97と、処理をキャンセルするキャンセルボタン98とが表示される。
ユーザは、ユーザ情報を変更する場合には、ボックス96に新たなユーザ情報を入力して、OKボタン97を押す。また、ユーザは、ユーザ情報を変更しない場合、すなわち、既に存在するフォルダに画像データを保存させる場合には、ボックス96に新たなユーザ情報を入力せずに(あるいは元と同一のユーザ情報を入力して)、OKボタン97を押す。また、ユーザは、処理を終了する場合には、キャンセルボタン98を押す。
OKボタン97が押された場合、端末アプリケーション部83は、OK通知とともにユーザ情報を連携アプリケーション部33に送信する(S129、S131)。端末アプリケーション部83は、ユーザによりユーザ情報が変更されている場合には、変更後の新たなユーザ情報を送信し、ユーザ情報が変更されていない場合には、元のユーザ情報を送信する。
連携アプリケーション部33は、OK通知とともにユーザ情報を受信すると、警告情報の送信前からユーザ情報が変更されたか否かを判別する。連携アプリケーション部33は、ユーザ情報が変更された場合には(S129)、名称が変更後の新たなユーザ情報のフォルダを画像記憶部73に生成する(S130)。なお、この場合において、連携アプリケーション部33は、再度、新たなユーザ情報と同名のフォルダが画像記憶部73にあるか否かを判断し、新たなユーザ情報と同名のフォルダが画像記憶部73にある場合には、処理をS127に戻してもよい。そして、連携アプリケーション部33は、フォルダを生成した後に、処理をステップS134に進める。
また、連携アプリケーション部33は、ユーザ情報が変更されていない場合には(S131)、何ら処理を実行せずに、処理をステップS134に進める。
また、キャンセルボタン98が押された場合、端末アプリケーション部83は、キャンセル通知を連携アプリケーション部33に送信する(S132)。連携アプリケーション部33は、キャンセル通知を受信すると、終了処理を実行し(S133)、本シーケンスを終了する。
フォルダを生成した後または既に存在するフォルダに画像データを記憶させる場合、連携アプリケーション部33は、識別情報により識別されるスキャナ装置20を制御するドライバ部32を特定する(S134)。なお、情報処理装置30は、スキャナ装置20の種類毎に異なる複数のドライバ部32を備える可能性がある。従って、連携アプリケーション部33は、識別情報に基づいて、識別情報を送信したスキャナ装置20の種類に対応する1つのドライバ部32を特定する。例えば、連携アプリケーション部33は、名称に識別情報が含まれるドライバ部32を特定する。
続いて、連携アプリケーション部33は、特定したドライバ部32に、特定したドライバ部32がスキャナ装置20を制御するために設定可能な項目の一覧を要求し(S135)、そのドライバ部32から一覧を取得する(S136)。
一方、端末アプリケーション部83は、識別情報を連携アプリケーション部33に送信した後、項目一覧取得要求を連携アプリケーション部33に送信する(S137)。連携アプリケーション部33は、項目一覧取得要求を受信した場合に、既にドライバ部32から一覧の取得を完了していれば、項目の一覧を端末アプリケーション部83に送信する(S138)。そして、端末アプリケーション部83は、取得した項目の一覧を表示する(S139)。また、連携アプリケーション部33は、項目一覧取得要求を受信した場合に、ドライバ部32から未だ一覧の取得を完了していない場合、未完了の通知を端末アプリケーション部83に送信する(S140)。端末アプリケーション部83は、未完了の通知を受けた場合、再度、項目一覧取得要求を連携アプリケーション部33に送信し(S137)、項目の一覧を受信するまで処理を繰り返す。
項目の一覧が表示されると、ユーザは、端末装置80を操作して、それぞれの項目の設定値を入力する。そして、設定値の入力が完了すると、ユーザは、端末装置80を操作して、端末アプリケーション部83にスキャン指示を与える(S141)。
端末アプリケーション部83は、ユーザからスキャン指示を受けると、スキャン指示とともに、識別情報、ユーザ情報およびそれぞれの項目に対する設定値を連携アプリケーション部33に送信する(S142)。連携アプリケーション部33は、スキャン指示を受信すると、識別情報により識別されるスキャナ装置20を制御するドライバ部32を特定する(S143)。そして、連携アプリケーション部33は、特定したドライバ部32に、実行指示を与えるとともに、それぞれの項目の設定値を与える(S144)。このとき、連携アプリケーション部33は、スキャン指示とともに受信したユーザ情報を一時的に保存する。
ドライバ部32は、実行指示を受けると、設定値に応じてスキャナ部21を制御して、スキャナ部21を実行させる(S145)。そして、スキャナ部21は、ドライバ部32の制御に従って、セットされた用紙のスキャンを実行する(S146)。
続いて、スキャナ部21は、スキャンにより生成した画像データをドライバ部32に送信する(S147)。続いて、ドライバ部32は、受信した画像データを連携アプリケーション部33に与える(S148)。なお、このとき、ドライバ部32は、スキャナ部21から受信した画像データに対して設定値に従った画像処理を実行し、画像処理後の画像データを連携アプリケーション部33に与えてもよい。
そして、連携アプリケーション部33は、スキャンして得られた画像データを、スキャン指示とともに受信したユーザ情報に紐づけて一時的に記憶する。例えば、プログラムインターフェイス部51は、スキャン画像のファイル名とユーザ情報とを紐づけるテーブルを作成して記憶してもよい。また、プログラムインターフェイス部51は、スキャン画像のファイル名とユーザ情報とを合成した名称を一時的に記憶してもよい。
一方、端末アプリケーション部83は、スキャン指示を連携アプリケーション部33に送信した後、スキャン画像取得要求を連携アプリケーション部33に送信する(S149)。連携アプリケーション部33は、スキャン画像取得要求を受信した場合に、既にドライバ部32から画像データの取得を完了していれば、画像データを端末アプリケーション部83に送信する(S150)。続いて、端末アプリケーション部83は、ユーザインターフェイス部82に、受け取った画像データ、および、スキャンして生成された画像データを保存するか保存を取り消しするかをユーザに選択させるボタンを表示する(S151)。例えば、端末アプリケーション部83は、図10に示すような画像を表示する。
また、連携アプリケーション部33は、スキャン画像取得要求を受信した場合に、ドライバ部32から未だ画像データの取得を完了していなければ、未完了の通知を端末アプリケーション部83に送信する(S152)。端末アプリケーション部83は、未完了の通知を受けた場合、再度、スキャン画像取得要求を連携アプリケーション部33に送信し(S149)、画像データを受信するまで処理を繰り返す。
続いて、ユーザは、ユーザインターフェイス部82に表示された画像データを確認し、その画像データを保存するか保存しないかを選択する。ユーザが画像データを保存することを選択した場合(S153)、端末アプリケーション部83は、保存指示およびユーザ情報を連携アプリケーション部33に送信する(S154)。連携アプリケーション部33は、端末アプリケーション部83から保存指示を受信すると、一時的に保存されている画像データの中から受信したユーザ情報に紐づいて記憶されている画像データを選択する。そして、連携アプリケーション部33は、選択した画像データを、画像記憶部73における、受信したユーザ情報に対応する保存領域(例えば、名称がユーザ情報のフォルダ)に保存させる(S155)。
ユーザが画像データを保存しないことを選択した場合(S156)、端末アプリケーション部83は、保存取消指示およびユーザ情報を連携アプリケーション部33に送信する(S157)。連携アプリケーション部33は、端末アプリケーション部83から保存取消指示を受信すると、一時的に保存されている画像データの中から受信したユーザ情報に紐づいて記憶されている画像データを選択して、破棄する(S158)。
下記の表4および表5は、図19、図20および図21に示すシーケンスでの、端末アプリケーション部83とプログラムインターフェイス部51との間におけるWebAPIのリクエストおよびレスポンスの一例である。第6実施形態では、第1実施形態から第5実施形態で用いられたリクエストおよびレスポンスに加えて、下記の表4および表5のリクエストおよびレスポンスがさらに用いられる。
Figure 2016178630
Figure 2016178630
S124の識別情報およびユーザ情報の送信は、端末アプリケーション部83がプログラムインターフェイス部51に、識別情報(機器名)およびユーザ情報(ユーザ名)を送信するリクエストである。“modelname=XXXXXXXX”は、スキャナ装置20の機器名を示している。“username=User1”は、ユーザが入力したユーザ情報(ユーザ名)を示している。
S127の警告情報送信は、プログラムインターフェイス部51が端末アプリケーション部83に、警告情報を送信するレスポンスである。“AlreadyExsit”は、既にユーザ情報(ユーザ名)に対応する保存領域(フォルダ)が画像記憶部73に生成されていることを示す。
S129、S131のOK通知は、端末アプリケーション部83がプログラムインターフェイス部51に、警告画面でOKボタン97を押したことを通知するリクエストである。“username=User1”は、警告画面に入力したユーザ情報(ユーザ名)を示している。“Confirmed=true”は、送信するユーザ情報によりフォルダを生成することを了解したことを示す。
S132のキャンセル通知は、端末アプリケーション部83がプログラムインターフェイス部51に、警告画面でキャンセルボタン98を押したことを通知するリクエストである。“username=User1”は、警告画面に入力したユーザ情報(ユーザ名)を示している。“Confirmed=false”は、処理をキャンセルすることを示す。
S142のスキャン指示は、端末アプリケーション部83がプログラムインターフェイス部51に、スキャン指示とともに、識別情報、ユーザ情報およびそれぞれの項目の設定値を送信するリクエストである。“username=User1”は、端末アプリケーション部83が管理しているユーザ情報(ユーザ名)を示している。
S154の保存指示は、端末アプリケーション部83がプログラムインターフェイス部51に、端末装置80を操作するユーザがスキャンした画像データを保存することを指示するリクエストである。“username=User1”は、保存対象の画像データに紐づけられているユーザ情報(ユーザ名)を示している。
S157の保存取消指示は、端末アプリケーション部83がプログラムインターフェイス部51に、端末装置80を操作するユーザがスキャンした画像データを破棄することを指示するリクエストである。“username=User1”は、破棄対象の画像データに紐づけられているユーザ情報(ユーザ名)を示している。
以上のように、第6実施形態に係る情報処理システム10は、それぞれのユーザに自身が保持する端末装置80を使用して、スキャナ装置20を制御させることができる。これにより、第6実施形態に係る情報処理システム10によれば、1つのスキャナ装置20を複数のユーザに共有させることができる。
図23は、スキャナ装置20の機能を搭載する複合機100のハードウェア構成の一例を示す図である。複合機100は、一例として、コントローラ110と、オペレーションパネル125と、ファクシミリコントロールユニット(FCU)126と、撮像部127と、印刷部128とを有する。
コントローラ110は、CPU111(Central Processing Unit)と、ASIC112(Application Specific Integrated Circuit)と、NB113(ノースブリッジ)と、SB114(サウスブリッジ)と、MEM−P115(システムメモリ)と、MEM−C116(ローカルメモリ)と、HDD117(ハードディスクドライブ)と、メモリカードスロット118と、NIC119(ネットワークインタフェースコントローラ)と、USBデバイス120と、IEEE1394デバイス121と、セントロニクスデバイス122とを有する。
CPU111は、種々の情報処理を実行するためのICであり、OS(Operating System)またはプラットホーム上で、アプリケーションをプロセス単位で並列的に実行する。ASIC112は、画像処理用の半導体デバイスである。NB113は、CPU111とASIC112とを接続するためのブリッジである。SB114は、NB113と周辺機器等とを接続するためのブリッジである。ASIC112とNB113とは、例えばAGP(Accelerated Graphics Port)を介して接続されている。
MEM−P115は、NB113に接続されたメモリである。MEM−C116は、ASIC112に接続されたメモリである。HDD117は、ASIC112に接続されたストレージであり、画像データ蓄積、文書データ蓄積、プログラム蓄積、フォントデータ蓄積およびフォームデータ蓄積等を行うために使用される。
HDD117には、種々のアプリケーションプログラム(コピープログラム、スキャナプログラム、プリンタプログラム、ファックスプログラム等)が記憶されている。また、HDD117には、各種のプラグインプログラムが記憶されている。
メモリカードスロット118は、SB114に接続され、メモリカード124をセット(挿入)するために使用される。メモリカード124は、USBメモリ等のフラッシュメモリであり、プログラムを配布するために使用される。また、プログラムは、所定のサーバから複合機100にダウンロードすることで配布することもできる。
NIC119は、ネットワーク等を介してMACアドレス等を使用したデータ通信を行うためのコントローラである。USBデバイス120は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。IEEE1394デバイス121は、IEEE1394規格に準拠したシリアルポートを提供するためのデバイスである。セントロニクスデバイス122は、セントロニクス仕様に準拠したパラレルポートを提供するためのデバイスである。NIC119と、USBデバイス120と、IEEE1394デバイス121と、セントロニクスデバイス122とは、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスを介してNB113およびSB114に接続されている。
オペレーションパネル125は、ユーザが複合機100に入力を行うためのハードウェア(操作部)であるとともに、複合機100がメニュー画面を表示するハードウェア(表示部)である。オペレーションパネル125は、ASIC112に接続されている。FCU126と撮像部127と印刷部128とは、PCIバスを介してASIC112に接続されている。
撮像部127は、コンタクトガラスに載置された原稿を光学的に走査して、その反射光をA/D変換して画像処理を施し、カラーまたはモノクロの画像データを生成する。
印刷部128は、例えばタンデム型の感光ドラムを有し、画像データまたはPDL(Page Description Language)データに基づきレーザビームを変調し感光ドラムを走査して潜像を形成する。そして、印刷部128は、潜像にトナーを付着して現像した1ページ毎の画像を用紙に熱と圧力で転写する。印刷部128は、このような電子写真方式のプロッタに限られず、液滴を吐出して画像を形成するインクジェット型のプロッタエンジンでもよい。
図24は、情報処理装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置30は、一例として、図24に示すような一般的なコンピュータのハードウェア構成により実現される。また、端末装置80も同様のハードウェア構成を有していてよい。
情報処理装置30は、CPU201と、RAM(Random Access Memory)202と、ROM(Read Only Memory)203と、記憶装置204と、I/F205と、表示部206と、操作部207と、通信装置208とを備える。そして、これらの各部は、バスにより接続される。
CPU201は、プログラムに従って演算処理および制御処理等を実行するプロセッサである。CPU201は、RAM202の所定領域を作業領域として、ROM203および記憶装置204等に記憶されたプログラムとの協働により各種処理を実行する。
RAM202は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のメモリである。RAM202は、CPU201の作業領域として機能する。ROM203は、プログラムおよび各種情報を書き換え不可能に記憶するメモリである。
記憶装置204は、フラッシュメモリ等の半導体による記憶媒体、または、磁気的若しくは光学的に記録可能な記憶媒体等にデータの書き込みおよび読み出しをする装置である。記憶装置204は、CPU201からの制御に応じて、記憶媒体にデータの書き込みおよび読み出しをする。
I/F205は、表示部206および操作部207をバスに接続するためのインターフェイスである。表示部206は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスである。表示部206は、CPU201からの表示信号に基づいて、各種情報を表示する。操作部207は、マウスおよびキーボード等の入力デバイスである。操作部207は、ユーザから操作入力された情報を指示信号として受け付け、指示信号をCPU201に出力する。通信装置208は、CPU201からの制御に応じてネットワークを介して、他の装置と通信する。
本実施形態の情報処理装置30で実行されるプログラムは、特定モジュール、項目取得モジュール、スキャン指示受信モジュールおよび実行制御モジュールを含む。このプログラムは、CPU201(プロセッサ)によりRAM202上に展開して実行されることにより、情報処理装置30を特定部61、項目取得部62、スキャン指示受信部63および実行制御部64として機能させる。
また、本実施形態の複合機100で実行されるプログラムは、識別情報送信モジュール、項目出力モジュールおよびスキャン指示送信モジュールを含む。このプログラムは、CPU111(プロセッサ)によりMEM−P115上に展開して実行されることにより、複合機100を識別情報送信部41、項目出力部42およびスキャン指示送信部43として機能させる。
また、本実施形態の情報処理装置30および複合機100で実行されるプログラムは、コンピュータにインストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、CD−ROM、フレキシブルディスク、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の情報処理装置30および複合機100で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の情報処理装置30および複合機100で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、情報処理装置30および複合機100で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。
10 情報処理システム
20 スキャナ装置
21 スキャナ部
22 スキャナOS部
23 表示入力部
24 スキャナアプリケーション部
30 情報処理装置
31 オペレーティングシステム部
32 ドライバ部
33 連携アプリケーション部
41 識別情報送信部
42 項目出力部
43 スキャン指示送信部
51 プログラムインターフェイス部
52 管理部
61 特定部
62 項目取得部
63 スキャン指示受信部
64 実行制御部
71 画像出力部
72 保存指示送信部
73 画像記憶部
74 保存制御部
75 画像処理部
76 画像送信部
80 端末装置
81 端末OS部
82 ユーザインターフェイス部
83 端末アプリケーション部
91 インストール部
93 ユーザ情報送信部
94 領域生成部
100 複合機
110 コントローラ
111 CPU
112 ASIC
113 NB
114 SB
115 MEM−P
116 MEM−C
117 HDD
118 メモリカードスロット
119 NIC
120 USBデバイス
121 IEEE1394デバイス
122 セントロニクスデバイス
124 メモリカード
125 オペレーションパネル
126 FCU
127 撮像部
128 印刷部
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 記憶装置
205 I/F
206 表示部
207 操作部
208 通信装置

Claims (15)

  1. スキャナ装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記スキャナ装置を識別する識別情報を外部から受信して、前記識別情報により識別される前記スキャナ装置を制御するドライバ部を特定する特定部と、
    特定した前記ドライバ部が前記スキャナ装置を制御するために設定可能な項目の一覧を取得し、前記識別情報の送信元に返信する項目取得部と、
    スキャン指示とともにそれぞれの前記項目に対する設定値を、前記識別情報の送信元から受信するスキャン指示受信部と、
    前記スキャン指示を受信したことに応じて、前記識別情報に基づき特定された前記ドライバ部に前記設定値を与えて、前記スキャナ装置を用いたスキャンを実行させる実行制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記特定部は、前記スキャナ装置から前記識別情報を受信する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特定部は、前記スキャナ装置とは異なる端末装置から前記識別情報を受信する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 画像データを記憶する画像記憶部と、
    画像データを前記画像記憶部に保存するか否かを制御する保存制御部と、
    をさらに備え、
    前記識別情報に基づき特定された前記ドライバ部は、前記スキャナ装置が生成した画像データを受信し、
    前記保存制御部は、前記識別情報の送信元から保存指示を受信した場合、前記ドライバ部が受信した画像データを前記画像記憶部に記憶させる
    請求項1から3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記識別情報に基づき特定された前記ドライバ部は、受信した画像データに対して前記設定値に従った画像処理を実行する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 画像処理された画像データを、前記識別情報の送信元に送信する画像送信部をさらに備える
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、前記端末装置と通信可能であり、
    画像データを記憶する画像記憶部と、
    画像データを前記画像記憶部に保存するか否かを制御する保存制御部と、
    前記端末装置を使用するユーザを識別するユーザ情報を前記端末装置から受信して、前記ユーザ情報に対応する保存領域を前記画像記憶部に生成する領域生成部と、
    をさらに備え、
    前記スキャン指示受信部は、前記スキャン指示とともに前記ユーザ情報を受信し、
    前記保存制御部は、前記端末装置から保存指示を受信した場合、前記ドライバ部が受信した前記画像データを、前記画像記憶部における、前記スキャン指示とともに受信した前記ユーザ情報に対応する前記保存領域に記憶させる
    請求項3に記載の情報処理装置。
  8. 前記領域生成部は、前記スキャン指示に先だって前記端末装置から前記ユーザ情報を受信し、前記スキャン指示に先だって受信した前記ユーザ情報に対応する前記保存領域が前記画像記憶部に未だ生成されていない場合、前記ユーザ情報に対応する前記保存領域を前記画像記憶部に生成する
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記領域生成部は、
    前記スキャン指示に先だって受信した前記ユーザ情報に対応する前記保存領域が前記画像記憶部に既に生成されている場合、前記ユーザ情報に対応する前記保存領域を前記画像記憶部に生成せずに、前記端末装置に警告情報を送信し、
    前記警告情報の送信前に受信した前記ユーザ情報と異なる新たな前記ユーザ情報を受信した場合、新たな前記ユーザ情報に対応する前記保存領域を前記画像記憶部に生成する
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記領域生成部は、前記端末装置からアクセスが可能な領域に、前記ユーザ情報に対応する前記保存領域を生成する
    請求項7から9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記識別情報により識別される前記スキャナ装置に対応する前記ドライバ部を当該情報処理装置が備えていない場合、対応するドライバプログラムをネットワークを介して外部からダウンロードして当該情報処理装置にインストールすることにより、対応する前記ドライバ部を当該情報処理装置に備えさせるインストール部
    をさらに備える請求項1から10の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. スキャナ装置と通信可能な情報処理装置を、
    前記スキャナ装置を識別する識別情報を外部から受信して、前記識別情報により識別される前記スキャナ装置を制御するドライバ部を特定する特定部と、
    特定した前記ドライバ部が前記スキャナ装置を制御するために設定可能な項目の一覧を取得し、前記識別情報の送信元に返信する項目取得部と、
    スキャン指示とともにそれぞれの前記項目に対する設定値を、前記識別情報の送信元から受信するスキャン指示受信部と、
    前記スキャン指示を受信したことに応じて、前記識別情報に基づき特定された前記ドライバ部に前記設定値を与えて、前記スキャナ装置を用いたスキャンを実行させる実行制御部と、
    して機能させるためのプログラム。
  13. スキャナ装置と、
    前記スキャナ装置と通信可能な情報処理装置と、
    を備えるシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記スキャナ装置を識別する識別情報を外部から受信して、前記識別情報により識別される前記スキャナ装置を制御するドライバ部を特定する特定部と、
    特定した前記ドライバ部が前記スキャナ装置を制御するために設定可能な項目の一覧を取得し、前記識別情報の送信元に返信する項目取得部と、
    スキャン指示とともにそれぞれの前記項目に対する設定値を、前記識別情報の送信元から受信するスキャン指示受信部と、
    前記スキャン指示を受信したことに応じて、前記識別情報に基づき特定された前記ドライバ部に前記設定値を与えて、前記スキャナ装置を用いたスキャンを実行させる実行制御部と、
    を有するシステム。
  14. 前記スキャナ装置は、
    前記識別情報を前記情報処理装置に送信する識別情報送信部と、
    前記設定可能な前記項目の一覧を前記情報処理装置から受信してユーザに出力する項目出力部と、
    それぞれの前記項目に対応する前記設定値の入力を受け付け、前記スキャン指示とともにそれぞれの前記項目に対する前記設定値を前記情報処理装置に送信するスキャン指示送信部と、
    を有する請求項13に記載のシステム。
  15. 前記情報処理装置と通信可能な端末装置をさらに備え、
    前記端末装置は、
    前記識別情報を前記情報処理装置に送信する識別情報送信部と、
    前記設定可能な前記項目の一覧を前記情報処理装置から受信してユーザに出力する項目出力部と、
    それぞれの前記項目に対応する前記設定値の入力を受け付け、前記スキャン指示とともにそれぞれの前記項目に対する前記設定値を前記情報処理装置に送信するスキャン指示送信部と、
    を有する請求項13に記載のシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019047253A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 ブラザー工業株式会社 制御プログラム、情報処理装置、及びスキャンシステム

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