JP2016168071A - ハンガー用フックの取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】衣類用ハンガー等のハンガー骨部に交差方向からフック軸部を取付けるために使用するハンガー用フックの取付装置を提供する。【解決手段】固着具(7)と、該固着具を抱持する締結筒具(8)とから成り、前記固着具(7)は、可撓性プラスチックの一体成形により、中央部のシート状部(9)と、前記シート状部の両側に設けられた一対の湾曲部(10,10)と、各湾曲部から延設された半筒部(11,11)を備えており、前記シート状部(9)及び湾曲部(10,10)によりハンガー骨部を締着し、合掌した半筒部(11,11)の筒孔(12)にフック軸部(2a)を挿着するように構成され、前記締結筒具(8)は、前記合掌した半筒部(11,11)に外挿するように構成されており、前記シート状部(9)は、ハンガー骨部の軸方向と平行に延びる複数のリブ(13)を該シート状部の外側面に形成し、隣り合うリブの間に位置するヒンジ部(14)を複数形成している。【選択図】図2

Description

本発明は、衣類用ハンガー等のハンガー骨部に交差方向からフック軸部を取付けるために使用するハンガー用フックの取付装置に関する。
従来、ハンガー骨部に交差方向からフック軸部を取付けるための装置として、固着具と締結筒具とから成るハンガー用フックの取付装置が提案されている。この際、前記固着具は、ヒンジ手段を介して結合された一対の挟持部に半筒部を延設し、一対の挟持部によりハンガー骨部を挟着すると共に、相互に合掌させられた半筒部にフック軸部を挿着するように構成されている。前記締結筒具は、一対の半筒部に外挿することにより、合掌状態を保持するように構成されている。
特開2001−321262号公報
前記従来技術の固着具は、ハンガー骨部の外周面を一対の挟持部により左右から挟着したとき、可撓性を有しない挟持部の当接によりハンガー骨部を保持しているので、保持力が十分でなく、ハンガー骨部の上で摺動又は回動し、位置ずれを招来するおそれがある。
そこで、保持力を高めるためには、合掌状態とした一対の半筒部に外挿した締結筒具により、両半筒部を合掌方向に押圧し、該押圧力により一対の挟持部を締結することにより、挟持力を増加させるように構成すれば良いが、その際、一対の挟持部は、ヒンジ手段に離反方向の力を発生するので、該ヒンジ手段が分断されるおそれがある。
本発明は、上記課題を解決したハンガー用フックの取付装置を提供するものであり、その手段として構成したところは、ハンガー骨部に交差方向からフック軸部を取付ける取付装置であり、固着具と、該固着具を抱持する締結筒具とから成り、前記固着具は、可撓性プラスチックの一体成形により、中央部のシート状部と、前記シート状部の両側に設けられた一対の湾曲部と、各湾曲部から延設された半筒部を備えており、前記シート状部を屈曲することにより、一対の湾曲部によりハンガー骨部の外周面を挟着すると共に、合掌された一対の半筒部の内部により筒孔を形成し、該筒孔にフック軸部を挿着するように構成され、前記締結筒具は、前記合掌された一対の半筒部に外挿することにより合掌状態を保持するように構成されており、前記シート状部は、ハンガー骨部の軸方向と平行に延びる複数のリブを該シート状部の外側面に形成し、隣り合うリブの間に位置するヒンジ部を複数形成して成ることを特徴とするハンガー用フックの取付装置。
好ましい実施形態において、前記シート状部と湾曲部は、断面円形に形成されたハンガー骨部の外周面のうち、下側領域を前記シート状部により締着すると共に、上側領域を前記一対の湾曲部により締着するように構成されており、前記一対の湾曲部は、ハンガー骨部の外周面に沿う円弧状の接支面と、相互に対向する当接部を備えており、ハンガー骨部の下側領域に前記シート状部を配置した状態で、ハンガー骨部の上側領域に向けて前記一対の湾曲部を起立させ、前記接支面を該骨部の外周面に接支させると共に前記当接部を相互に近接させることにより、前記シート状部に張力を与えるように構成している。
更に好ましい実施形態において、前記一対の湾曲部は、該湾曲部と前記半筒部の連設部に位置して、ハンガー骨部の外周面に臨む凹部を形成し、該凹部に横架リブを設けると共に、該横架リブにハンガー骨部の外周面に沿う円弧状の接支面を形成しており、少なくとも一方の湾曲部は、前記横架リブの近傍からハンガー骨部の断面中心に向けて突出する突起を設けており、ハンガー骨部の外周面に設けた穴に前記突起を嵌入するように構成している。
本発明によれば、固着具7は、一対の湾曲部10、10の間にシート状部9を形成し、ハンガー骨部2の軸方向と平行に延びる複数のリブ13を該シート状部9の外側面に突設し、隣り合うリブ13、13の間に位置してヒンジ部14を形成しているので、リブ13の間に位置する複数のヒンジ部14を小刻みに湾曲させることにより、全体としてハンガー骨部2の外周面に沿って好適に屈曲させることが可能であり、しかも、リブ13により軸折れ方向に対する強度を高く形成することが可能となる。
固着具7の半筒部11、11を締結筒具8により締結するとき、湾曲部10、10がハンガー骨部2の外周面に接支され、シート状部9に張力を与えるので、該シート状部9の全面をハンガー骨部2の外周面に面接触させ、強力に締着することができる。この際、シート状部9に作用する張力は、複数のヒンジ部14に分散されるので、該ヒンジ部14が分断されるおそれはない。
前記湾曲部10、10は、該シート状部9の収縮方向に向けて牽引されるので、該湾曲部10、10をハンガー骨部2の外周面に強く押圧することができる。
その結果、ハンガー骨部2の外周面のうち、下側領域は、小刻みに屈曲されたシート状部9により張力を伴って締着され、上側領域は、前記シート状部9の収縮方向に牽引される湾曲部10、10により締着され、このような締着状態が締結筒具8により保持されるので、取付装置6は、ハンガー骨部2の上で摺動又は回動することはなく、堅固な状態で固着されるという効果がある。
本発明の1実施形態に係るハンガー用フックの取付装置を実施したハンガーの1例を示す斜視図である。 1実施形態に係る取付装置と該取付装置により取付けられたハンガー骨部及びフックの断面を示しており、(A)は全体断面図、(B)は部分拡大断面図である。 1実施形態に係る取付装置とハンガー骨部及びフック軸部を分離状態で示す斜視図である。 取付装置を構成する固着具を示しており、(A)は固着具の外側を示す斜視図、(B)は固着具の内側を示す斜視図である。 図4(B)のA−A線拡大断面図である。 ハンガー骨部に対して固着具を固着するときの作用を示す拡大断面図である。 ハンガー骨部と固着具と半筒部とフック軸部の関係を示しており、(A)はハンガー骨部に固着具を固着した状態を示す断面図、(B)は固着具に締結具を外挿した状態を示す断面図、(C)はフック軸部を挿着した状態を示す断面図である。 固着具の意匠を示しており、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は右側面図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
図1は、本発明の1実施形態に係る取付装置によりフックを取付けられたハンガーの1例を示している。
図例の場合、ハンガー1として、ハンガー骨部2にクリップ3を設けた業務用のものを例示しているが、本発明は、ハンガーの構成を対象とするものではないから、その他の種々のハンガーに実施可能である。図示のように、断面円形とされたハンガー骨部2には、交差方向からフック4のフック軸部5が取付けられており、その取付けのために本発明の取付装置6が使用されている。尚、ハンガー骨部2の断面形状は、中実円形としたものを図示しているが、円形パイプでも良く、更に、外周円を楕円形としたものでも良い。
図1ないし図3に示すように、取付装置6は、固着具7と締結筒具8により構成されている。前記固着具7は、可撓性プラスチックの一体成形により、中央部のシート状部9と、該シート状部9の両側に設けられた一対の湾曲部10、10と、各湾曲部から延設された半割筒状の半筒部11、11を備えており、前記シート状部9を屈曲することにより、一対の湾曲部10、10によりハンガー骨部2の外周面を挟着すると共に、合掌された一対の半筒部11、11の内部により筒孔12を形成し、該筒孔12にフック軸部5を挿着するように構成されている。前記締結筒具8は、前記合掌された一対の半筒部11、11に外挿することにより合掌状態を保持するように構成されている。
前記固着具7は、図4に示すような展開状態で成形されており、前記シート状部9は、ハンガー骨部2の軸方向と平行に延びる複数のリブ13を該シート状部9の外側面に間隔を密として突設し、隣り合うリブ13、13の間に位置してヒンジ部14を形成し、間隔を密として多数のヒンジ部14を配置しており、リブ13の間に位置する多数のヒンジ部14を小刻みに湾曲させることにより、全体としてハンガー骨部2の外周面に沿って好適に屈曲させることが可能であり、しかも、リブ13により軸折れ方向に対する強度が高いものとされている。
図示のように、前記シート状部9と前記湾曲部10は、断面円形に形成されたハンガー骨部2の外周面のうち、下側領域を前記シート状部9により締着すると共に、上側領域を前記一対の湾曲部により締着するように構成されている。前述のように屈曲自在な可撓性を有するシート状部9に対して、一対の湾曲部10、10は、分厚く成形されることにより剛性を有しており、ハンガー骨部2の外周面に沿う円弧状の接支面15と、相互に対向する当接部16を備えている。従って、後述するように、ハンガー骨部2の下側領域に前記シート状部9を配置した状態で、ハンガー骨部2の上側領域に向けて前記一対の湾曲部10、10を起立させ、前記接支面15、15を該骨部2の外周面に接支させると共に、前記当接部16、16を相互に近接させたとき、前記シート状部9に張力が好適に与えられるように構成されている。
前記一対の湾曲部10、10は、該湾曲部10と前記半筒部11の連設部に位置して、ハンガー骨部2の外周面に臨む凹部17を形成し、該凹部17に横架リブ18を設けると共に、該横架リブ18にハンガー骨部2の外周面に沿う円弧状の接支面15aを形成している。この際、少なくとも一方の湾曲部10は、前記横架リブ18の近傍からハンガー骨部の断面中心に向けて突出する突起19を設けており、ハンガー骨部2の外周面に設けた穴2aに前記突起19を嵌入するように構成している。
前記半筒部11は、前記湾曲部10からハンガー骨部2の軸線に直交する方向に延設され、内側に多数の節を形成するように間隔を密として配置された内周溝20を形成しており、上述のように一対の半筒部11、11を合掌したとき、上部を開口する筒孔12が形成される。半筒部11と前記湾曲部10の凹部17の間には隔壁21が形成され、該隔壁21により前記筒孔12の底部が形成される。
前記湾曲部10と前記半筒部11の連設部に位置して、該半筒部11の基部から外径方向に膨隆する大径部22が形成されており、該大径部22の異径段部により、締結筒具8を受止める座面23が設けられている。更に、半筒部11の軸方向中間位置には、外径方向に隆起する半割リング状の嵌着突起24が設けられており、後述のように締結筒具8を外挿したとき、該嵌着突起24が締結筒具8の内周面に嵌着されるように構成している。
前記締結筒具8は、プラスチックにより一体成形され、下部を開口する下向きカップ状に形成された頂壁25と周壁26を備え、前記頂壁25に挿通孔27を開設しており、周壁26は、上向きに次第に小径とされたテーパ壁を形成し、前述のように合掌した半筒部11、11に外挿したとき、周壁26のテーパ状内周壁により、前記嵌着突起24に嵌着させられる嵌着壁28を形成している。
前記フック4のフック軸部5は、軸端部の外周面から突出する多数の周条29を周設しており、合掌した半筒部11、11により形成される筒孔12に挿入したとき、前記周条29を半筒部11の内周溝20に抜止め状に係止する。従って、図示のように、周条29は、フック軸部5を筒孔12に挿入した状態で、前記内周溝20に対して、引き抜き方向に係止する断面直角三角形状に形成することが好ましい。
(取付方法と作用)
上記の取付装置6により、固着具7をハンガー骨部2に固着するためには、図5に示すように、ハンガー骨部2の下側領域にシート状部9を配置した状態で、ハンガー骨部2の上側領域に向けて、半筒部11、11と共に湾曲部10、10を起立させれば良く、これにより、シート状部9は、リブ13の間に位置する複数のヒンジ部14が小刻みに屈曲され、全体としてハンガー骨部2の外周面に沿って好適に屈曲させられる。
図6に示すように、湾曲部10、10が起立するとき、突起19が穴2aに進入し、更に起立させると、前記接支面15、15aがハンガー骨部2の外周面に近接する。そこで、図7(A)(B)に示すように、更に、湾曲部10、10を相互に当接部16、16が近接する直立姿勢まで起立させ、合掌させた半筒部11、11に締結筒具8を外挿し、該締結筒具8のテーパ状の嵌着壁28を嵌着突起24に圧接すると、これにより、半筒部11、11が締結され、相互に当接部16、16を近接し又は当接する。
前記半筒部11、11が締結筒具8により締結される際、接支面15、15aがハンガー骨部2の外周面に接支され、この状態で、湾曲部10、10がシート状部9に張力を与えるので、該シート状部9は、全面をハンガー骨部2の外周面に面接触させ、強力に締着する。この際、シート状部9に作用する張力は、複数のヒンジ部14に分散されるので、該ヒンジ部14が分断されるおそれはない。
前記シート状部9は、張力を生じているので、該シート状部9の収縮方向に向けて湾曲部10、10を牽引し、該湾曲部10、10の円弧状の接支面15をハンガー骨部2の外周面に押圧する。
その結果、ハンガー骨部2の外周面のうち、下側領域は、小刻みに屈曲されたシート状部9により張力を伴って締着され、上側領域は、前記シート状部9の収縮方向に牽引される湾曲部10、10の接支面15により締着され、このような締着状態を締結筒具8により保持されるので、取付装置6は、ハンガー骨部2の上で摺動又は回動することはなく、堅固な状態で固着される。
フック4のフック軸部5は、図7(A)(B)に鎖線で示すように、固着具7の半筒部11、11を起立させる際に、該半筒部11、11の間に介装させておいても良いが、図7(C)に実線で示すように、起立した半筒部11、11に締結筒具8を外挿した後に、該締結筒具8の挿通孔27からフック軸部5を筒孔12に挿入し、周条29を内周溝20に無理嵌めしても良い。
上述のように、取付装置6は、固着具7をハンガー骨部2の外周面に強力に締着されるので、本発明は、突起19と穴2aによる嵌合を必須要件とするものではないが、万一、固着具7がずれ動いたとき、元の位置に戻すことが困難なため、突起19と穴2aによる嵌合構造を設けることが好ましい。
この際、穴2aをハンガー骨部2の下部に設け、突起19をシート状部9の中央に設けても良いが、図示実施形態のように、穴2aをハンガー骨部2の側部に設け、突起19を一方の湾曲部10に設けることが好ましい。穴2aをハンガー骨部2にドリル工具で穿孔する際、水平方向のハンガー骨部を上下に複数設けたハンガーの場合、該ハンガー骨部の下側にドリル刃を臨ませることが困難となる問題があるのに対して、図示実施形態のようにハンガー骨部2の側部に穴2aを配置するように構成しておけば、そのような問題を生じないという利点がある。
1 ハンガー
2 ハンガー骨部
2a 穴
3 クリップ
4 フック
5 フック軸部
6 取付装置
7 固着具
8 締結筒具
9 シート状部
10 湾曲部
11 半筒部
12 筒孔
13 リブ
14 ヒンジ部
15、15a 接支面
16 当接部
17 凹部
18 横架リブ
19 突起
20 内周溝
21 隔壁
22 大径部
23 座面
24 嵌着突起
25 頂壁
26 周壁
27 挿通孔
28 嵌着壁
29 周条
本発明は、上記課題を解決したハンガー用フックの取付装置を提供するものであり、その手段として構成したところは、ハンガー骨部に交差方向からフック軸部を取付ける取付装置であり、固着具と、該固着具を抱持する締結筒具とから成り、前記固着具は、可撓性プラスチックの一体成形により、中央部のシート状部と、前記シート状部の両側に設けられた一対の湾曲部と、各湾曲部から延設された半筒部を備えており、前記シート状部をハンガー骨部の外周面に沿って屈曲することにより、一対の湾曲部によりハンガー骨部の外周面を挟着すると共に、合掌された一対の半筒部の内部により筒孔を形成し、該筒孔にフック軸部を挿着するように構成され、前記締結筒具は、前記合掌された一対の半筒部に外挿することにより合掌状態を保持するように構成されており、前記シート状部は、ハンガー骨部の軸方向と平行に延びる複数のリブを該シート状部の外側面に形成し、隣り合うリブの間に位置して薄肉シート状のヒンジ部を複数形成しており、前記合掌された一対の半筒部に前記締結筒具を外挿した状態で、前記湾曲部を介してシート状部に張力を生じさせ、該シート状部の内側面によりハンガー骨部の外周面を面接触状態で締着するように構成して成ることを特徴とするハンガー用フックの取付装置である
前記固着具7は、図4及び図5に示すような展開状態で成形されており、前記シート状部9は、ハンガー骨部2の軸方向と平行に延びる複数のリブ13を該シート状部9の外側面に間隔を密として突設し、隣り合うリブ13、13の間に位置して薄肉シート状のヒンジ部14を形成し、間隔を密として多数のヒンジ部14を配置しており、リブ13の間に位置する多数のヒンジ部14を小刻みに湾曲させることにより、全体としてハンガー骨部2の外周面に沿って好適に屈曲させることが可能であり、しかも、リブ13により軸折れ方向に対する強度が高いものとされている。
前記半筒部11、11が締結筒具8により締結される際、接支面15、15aがハンガー骨部2の外周面に接支され、この状態で、湾曲部10、10がシート状部9に張力を与えるので、該シート状部9は、内側面の全面をハンガー骨部2の外周面に面接触させ、強力に締着する。この際、シート状部9に作用する張力は、薄肉シート状とされた複数のヒンジ部14に分散されるので、該ヒンジ部14が分断されるおそれはない。

Claims (3)

  1. ハンガー骨部に交差方向からフック軸部を取付ける取付装置であり、固着具(7)と、該固着具を抱持する締結筒具(8)とから成り、
    前記固着具(7)は、可撓性プラスチックの一体成形により、中央部のシート状部(9)と、前記シート状部の両側に設けられた一対の湾曲部(10,10)と、各湾曲部から延設された半筒部(11,11)を備えており、
    前記シート状部(9)を屈曲することにより、一対の湾曲部(10,10)によりハンガー骨部(2)の外周面を挟着すると共に、合掌された一対の半筒部(11,11)の内部により筒孔(12)を形成し、該筒孔にフック軸部(2a)を挿着するように構成され、
    前記締結筒具(8)は、前記合掌された一対の半筒部(11,11)に外挿することにより合掌状態を保持するように構成されており、
    前記シート状部(9)は、ハンガー骨部の軸方向と平行に延びる複数のリブ(13)を該シート状部の外側面に形成し、隣り合うリブの間に位置するヒンジ部(14)を複数形成して成ることを特徴とするハンガー用フックの取付装置。
  2. 前記シート状部(9)と湾曲部(10,10)は、断面円形に形成されたハンガー骨部(2)の外周面のうち、下側領域を前記シート状部(9)により締着すると共に、上側領域を前記一対の湾曲部(10,10)により締着するように構成されており、
    前記一対の湾曲部(10,10)は、ハンガー骨部の外周面に沿う円弧状の接支面(15)と、相互に対向する当接部(16)を備えており、
    ハンガー骨部の下側領域に前記シート状部(9)を配置した状態で、ハンガー骨部の上側領域に向けて前記一対の湾曲部(10,10)を起立させ、前記接支面(15,15)を該骨部の外周面に接支させると共に前記当接部(16,16)を相互に近接させることにより、前記シート状部(9)に張力を与えるように構成して成ることを特徴とする請求項1に記載のハンガー用フックの取付装置。
  3. 前記一対の湾曲部(10,10)は、該湾曲部と前記半筒部の連設部に位置して、ハンガー骨部の外周面に臨む凹部(17)を形成し、該凹部に横架リブ(18)を設けると共に、該横架リブにハンガー骨部の外周面に沿う円弧状の接支面(15a)を形成しており、
    少なくとも一方の湾曲部(10)は、前記横架リブの近傍からハンガー骨部の断面中心に向けて突出する突起(19)を設けており、
    ハンガー骨部の外周面に設けた穴(2a)に前記突起(19)を嵌入するように構成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のハンガー用フックの取付装置。
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CN107432652A (zh) * 2017-08-25 2017-12-05 安徽信息工程学院 可拉伸的衣服架

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