JP2016149113A - 商品の未来の買取価格を保証するためのコンピュータシステム、そのコンピュータシステムにおいて実行される方法およびプログラム - Google Patents

商品の未来の買取価格を保証するためのコンピュータシステム、そのコンピュータシステムにおいて実行される方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品の未来の買取価格を保証するためのコンピュータシステムを提供すること。【解決手段】コンピュータシステム10は、ネットワークを介して、少なくとも1つのユーザ装置30に接続されるように構成されている。コンピュータシステム10は、プロセッサ部60とデータベース部70とを含む。データベース部70は、各商品について販売管理情報を管理するための販売管理データベース71を含む。プロセッサ部60は、販売管理情報に基づいて、商品の少なくとも1つの未来の買取価格を示す情報が少なくとも1つのユーザ装置30のうちの少なくとも1つに表示されることを可能にするように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、商品の販売買取サービスの新しいビジネスモデルを実現するためのコンピュータシステム、そのコンピュータシステムにおいて実行される方法およびプログラムに関する。
従来から、特に中古品などの商品の市場において、商品の販売買取サービスが存在した。
しかしながら、従来、いったん商品が販売されると、その商品を購入した顧客にその商品を売ることを動機付けるために有用な商品の販売買取サービスは存在しなかった。
本発明は、商品の未来の買取価格を保証するためのコンピュータシステムであって、前記コンピュータシステムは、ネットワークを介して、少なくとも1つのユーザ装置に接続されるように構成されており、前記コンピュータシステムは、プロセッサ部とデータベース部とを含み、前記データベース部は、各商品について販売管理情報を管理するための販売管理データベースを含み、前記プロセッサ部は、前記販売管理情報に基づいて、前記商品の少なくとも1つの未来の買取価格を示す情報が前記少なくとも1つのユーザ装置のうちの少なくとも1つに表示されることを可能にするように構成されている。
前記販売管理情報は、前記商品の販売日を含み、前記プロセッサ部は、現在の日付と前記商品の販売日とを比較することによって、前記商品に前記商品の少なくとも1つの未来の買取価格が適用される可能性があるか否かを判定し、前記商品に適用される可能性がないと判定された未来の買取価格が、前記商品に適用される可能性があると判定された未来の買取価格と異なる態様で表示されることを可能にするように構成されていてもよい。
前記プロセッサ部は、前記商品に適用される可能性がないと判定された未来の買取価格が、前記商品に適用される可能性があると判定された未来の買取価格よりも薄い色の字で表示されることを可能にするように構成されていてもよい。
本発明は、商品の未来の買取価格を保証するためのコンピュータシステムにおいて実行される方法であって、前記コンピュータシステムは、ネットワークを介して、少なくとも1つのユーザ装置に接続されるように構成されており、前記コンピュータシステムは、プロセッサ部とデータベース部とを含み、前記データベース部は、各商品について販売管理情報を管理するための販売管理データベースを含み、前記方法は、前記プロセッサ部が、前記販売管理情報に基づいて、前記商品の少なくとも1つの未来の買取価格を示す情報が前記少なくとも1つのユーザ装置のうちの少なくとも1つに表示されることを可能にすることを含む。
商品の未来の買取価格を保証するためのコンピュータシステムにおいて実行されるプログラムであって、前記コンピュータシステムは、ネットワークを介して、少なくとも1つのユーザ装置に接続されるように構成されており、前記コンピュータシステムは、プロセッサ部とデータベース部とを含み、前記データベース部は、各商品について販売管理情報を管理するための販売管理データベースを含み、前記プログラムは、前記プロセッサ部によって実行されると、前記プロセッサ部が、前記販売管理情報に基づいて、前記商品の少なくとも1つの未来の買取価格を示す情報が前記少なくとも1つのユーザ装置のうちの少なくとも1つに表示されることを可能にすることを前記プロセッサ部に行わせる。
本発明によれば、商品の未来の買取価格を保証するためのコンピュータシステム、そのコンピュータシステムにおいて実行される方法およびプログラムを提供することが可能になる。
商品の販売買取サービスのための新しいビジネスモデルのフローを示す図 新しいビジネスモデルを実現するためのコンピュータシステム10の構成の一例を示す図 販売管理データベース71によって管理されている販売管理情報の構成の一例を示す図 商品の査定後、商品の販売前の販売管理レコード711の一例を示す図 商品の販売時の販売管理レコード711の一例を示す図 商品管理データベース72によって管理されている商品管理情報の構成の一例を示す図 「マイクローゼット」管理データベース73によって管理されている「マイクローゼット」管理情報の構成の一例を示す図 コンピュータシステム10内で実行される処理の一例を示す図 スマートフォンの画面に表示された商品紹介画面の一例を示す図 スマートフォンの画面に表示された商品紹介画面の他の一例を示す図 コンピュータシステム10内で実行される処理の一例を示す図 顧客Aのスマートフォンの画面に表示された「マイクローゼット」の画面の一例を示す図 顧客Aのスマートフォンの画面に表示された「マイクローゼット」の画面の他の一例を示す図
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。

1.商品の販売買取サービスのための新しいビジネスモデル
出願人は、商品の販売買取サービスのための新しいビジネスモデルを提案する。このビジネスモデルは、商品の販売前または商品の販売時に「商品の未来の買取価格を保証する」ことによって、商品の販売買取のサイクルを促進するという画期的な発想に基づいている。ここで、商品は、新品であるか中古品であるかを問わない。商品は、任意の商品であり得る。
商品を販売する店舗(事業者)は、商品の販売前または商品の販売時に、商品の販売価格に加えて、商品の少なくとも1つの未来の買取価格を顧客に提示する。出願人は、商品の販売価格と商品の少なくとも1つの未来の買取価格とを合わせて「リレープライス」と名付けた。これらの価格は、商品の販売買取を通して商品をそれぞれの顧客にリレーしていくために中心的な役割を果たす価格であるからである。商品の「リレープライス」の典型的な例は、商品の販売価格、商品の販売日から3ケ月以内の買取価格、商品の販売日から6ケ月以内の買取価格、商品の販売日から1年以内の買取価格という4つの価格であるが、これに限定されない。商品の販売日からの月数または年数は任意の月数または年数であり得る。また、買取価格の数も任意の数であり得る。
商品を購入した顧客は、商品の購入前または商品の購入時に商品の「リレープライス」を提示されることから、将来、その商品を売ることを意識するようになる。すなわち、商品を購入した顧客は、いつまでその商品を所有するかを考えるようになる。その結果、商品を購入した顧客は、将来、その商品を売るように動機付けられることになり、その商品を売る際には、その商品を購入した店舗(事業者)にその商品を買い取ってもらうように動機付けられることになる。このことは、顧客および店舗(事業者)の両方にメリットをもたらす。すなわち、顧客側には商品の未来の買取価格を明示的に保証してもらうことができるというメリットがあり、店舗(事業者)側には顧客のリピーターの数を増やし商品の流通を促進することができるというメリットがある。このように、上述した新しいビジネスモデルは、顧客および店舗(事業者)の両方にメリットをもたらすWin−Winの関係を構築することに資するものである。なお、商品を購入した顧客は、商品の購入後に商品の「リレープライス」を提示されることも可能である。
図1は、商品の販売買取サービスのための新しいビジネスモデルのフローを示す。以下、各ステップについて詳しく説明する。
(商品の販売前)
商品の査定が行われる(ステップS1)。商品の査定の態様は問わない。例えば、商品の査定は、熟練の鑑定人によって行われてもよい。あるいは、商品の査定は、直近のオークションの結果などの情報に基づいて自動計算によって行われてもよい。商品の査定の結果、商品の「リレープライス」が決定される。例えば、商品の販売価格が「¥200,000」に決定され、商品の販売日から3ケ月以内の買取価格が「¥180,000」に決定され、商品の販売日から6ケ月以内の買取価格が「¥140,000」に決定され、商品の販売日から1年以内の買取価格が「¥100,000」に決定される。
商品の「リレープライス」が提示される(ステップS2)。商品の「リレープライス」の提示の態様は問わない。顧客が商品の「リレープライス」を認識することができる限り、任意の態様で「リレープライス」を提示することが可能である。例えば、商品の「リレープライス」を誰に提示するかを特定することなく提示するようにしてもよいし、商品の「リレープライス」を誰に提示するかを特定した上で(例えば、特定の顧客のみに)提示するようにしてもよい。例えば、店舗の内外に掲示されるポスターやチラシに「リレープライス」を提示するようにしてもよいし、顧客へのダイレクトメールなどに同封される印刷物に「リレープライス」を提示するようにしてもよいし、スマートフォンにインストールされたアプリケーションを介してスマートフォンの画面に「リレープライス」を提示するようにしてもよい。このようにして商品の「リレープライス」を提示された顧客(または顧客の候補)は、商品の未来の買取価格を認識することが可能となり、その商品を購入した後にその商品を売るように動機付けられることになる。
(商品の販売時)
商品の販売が行われる(ステップS3)。商品の販売価格は、商品の「リレープライス」に含まれる販売価格である。商品の販売により、商品の販売日が確定される。この販売日は、将来、その商品が買い取られる際の買取価格を決定するための基準日として用いられる。商品の販売の態様は問わない。例えば、店舗で商品を直接販売するようにしてもよい。あるいは、インターネットの通販サイトやスマートフォンにインストールされたアプリケーションを介して商品の注文を受け、キャッシュカード、銀行振り込み、コンビニ支払い、代金引換などの手段で商品の販売価格に相当する代金の支払いを受け、宅配便やコンビニ受け取りなどの手段で商品を顧客に配送するようにしてもよい。
商品の販売時に、商品の「リレープライス」が、商品を購入する顧客に提示されるようにしてもよい。商品の「リレープライス」の顧客への提示の態様は問わない。例えば、顧客Aが店舗に出向いて商品を店舗で直接購入する場合には、店舗の店員が商品の「リレープライス」を口頭または書面で顧客Aに提示するようにしてもよい。これにより、顧客Aは、商品の未来の買取価格を確認することが可能となる。ただし、商品の販売前に商品の「リレープライス」が顧客Aに既に提示されている場合には、商品の販売時に商品の「リレープライス」を顧客Aに再び提示することを省略するようにしてもよい。あるいは、商品の販売時に商品の「リレープライス」を顧客Aに提示することによって、商品の販売前に商品の「リレープライス」を顧客Aに提示することを省略するようにしてもよい。
(商品の販売後、商品の買取前)
商品の「リレープライス」が、商品を購入した顧客に提示される(ステップS4)。商品の「リレープライス」の顧客への提示の態様は問わない。例えば、顧客Aが店舗に出向かず、宅配便やコンビニ受け取りなどの手段で商品を受け取る場合には、商品に同梱される書面で商品の「リレープライス」を顧客Aに提示するようにしてもよいし、商品とは別にハガキや電子メールなどの手段で商品の「リレープライス」を顧客Aに提示するようにしてもよい。あるいは、顧客Aのスマートフォンにアプリケーションがインストールされている場合には、そのアプリケーションを介して顧客Aのスマートフォンの画面に「リレープライス」を提示するようにしてもよい。ただし、この時点では、商品が顧客Aによって既に購入されていることから、商品の「リレープライス」は、例えば、商品の購入価格が「¥200,000」、商品の購入日から3ケ月以内の買取価格が「¥180,000」、商品の購入日から6ケ月以内の買取価格が「¥140,000」、商品の購入日から1年以内の買取価格が「¥100,000」というように顧客Aに提示される。さらに、この時点では、商品の「リレープライス」は、顧客Aのみに提示されれば足りる。この時点では、商品は、顧客Aの所有物であるため、顧客Aの販売意欲を刺激すれば足りるからである。商品の「リレープライス」を商品を顧客Aのみに提示することは、例えば、商品の販売時に、店舗の店員が顧客Aの「マイクローゼット」に当該商品を仮想的に収納すること(当然ながら、店舗の店員が顧客A以外の「マイクローゼット」に当該商品を仮想的に収納しないこと)によって達成される。ここで、顧客Aの「マイクローゼット」とは、顧客Aが購入した商品を仮想的に収納しておくことが可能な電子的なクローゼットのことである。
商品の未来の買取価格が変更になる日よりも所定の期間だけ前に、近い将来に商品の未来の買取価格が変更になる旨の通知を顧客Aに提示するようにしてもよい。ここで、所定の期間は、任意の期間であり得る。例えば、商品の購入日から3ケ月が経過する日よりも所定の日数(例えば、10日)前に、近い将来に商品の買取価格が変更になる旨の通知を顧客Aに提示するようにしてもよい。これにより、顧客Aは、いつ商品の買取価格が変更になるのかを容易に認識することが可能となり、商品の買取価格が変更になる前に商品を売るように動機付けられることになる。例えば、そのような通知は、プッシュ通知やメールにより、顧客Aのスマートフォンの画面に表示されるようにしてもよい。あるいは、そのような通知は、メールにより、顧客Aのパーソナルコンピュータの画面に表示されるようにしてもよい。例えば、そのような通知は、「あなたが○月○日に¥200,000で購入したバッグが○月○日に¥140,000になります」というメッセージであってもよい。あるいは、そのような通知は、「現在¥180,000の価値のバッグが○月○日に¥140,000になります」というメッセージであってもよい。同様に、商品の購入日から6ケ月が経過する日よりも所定の日数(例えば、10日)前に、近い将来に商品の買取価格が変更になる旨の通知を顧客Aに提示するようにしてもよいし、商品の購入日から1年が経過する日よりも所定の日数(例えば、10日)前に、近い将来に商品の買取価格が変更になる旨の通知を顧客Aに提示するようにしてもよい。
(商品の販売後、商品の買取時)
商品の買取が行われる(ステップS5)。商品の買取価格は、商品の「リレープライス」に含まれる少なくとも1つの買取価格のうちの1つである。例えば、商品の買取日が商品の販売日から3ケ月以内である場合には、商品の買取価格は、商品の購入日から3ケ月以内の買取価格である「¥180,000」であり、商品の買取日が商品の販売日から6ケ月以内である場合には、商品の買取価格は、商品の購入日から6ケ月以内の買取価格である「¥140,000」であり、商品の買取日が商品の販売日から1年以内である場合には、商品の買取価格は、商品の購入日から1年以内の買取価格である「¥100,000」である。商品の買取の態様は問わない。例えば、店舗で商品を直接買い取るようにしてもよい。あるいは、宅配便などの手段で顧客から送られてきた商品を受け取り、銀行振り込みなどの手段で商品の買取価格に相当する代金を顧客に支払うようにしてもよい。買取が行われた商品が顧客Aの「マイクローゼット」に仮想的に収納されていた場合には、当該商品が顧客Aの「マイクローゼット」に仮想的に収納されていない状態にされる。商品の買取により、買取が行われた商品は、もはや、顧客Aの所有物ではないからである。
ここで、商品の買取後という状態は、商品の販売前という状態と同一の状態である。従って、新しいビジネスモデルのフローは、ステップS5の後に、ステップS1に戻る。このようにして、個々の商品について、査定、販売、買取のプロセスが繰り返される。

2.新しいビジネスモデルを実現するためのコンピュータシステムの構成
図2は、新しいビジネスモデルを実現するためのコンピュータシステム10の構成の一例を示す。
コンピュータシステム10は、インターネット20を介して、少なくとも1つのユーザ装置30と少なくとも1つの店舗装置40とに接続することが可能なように構成されている。ユーザ装置30は、インターネット20を介してコンピュータシステム10と通信することが可能な任意の装置であり得る。ユーザ装置30は、例えば、顧客によって操作され得る。例えば、ユーザ装置30は、スマートフォンであってもよいし、タブレット型の端末であってもよいし、パーソナルコンピュータであってもよい。店舗装置40は、各店舗に載置された端末装置として機能し、例えば、店舗の店員によって操作され得る。
コンピュータシステム10は、インターフェース部50とプロセッサ部60とメモリ部62とデータベース部70とを含む。
インターフェース部50は、少なくとも1つのユーザ装置30との通信および少なくとも1つの店舗装置40との通信を制御する。
プロセッサ部60は、コンピュータシステム10の全体の動作を制御する。
メモリ部62には、処理を実行するために必要とされるプログラムやそのプログラムの実行に必要とされるデータ等が格納されている。
データベース部70は、商品の販売を管理するための販売管理データベース71と、商品を管理するための商品管理データベース72と、「マイクローゼット」サービスを顧客に提供するための「マイクローゼット」管理データベース73とを含む。
販売管理データベース71は、各商品について、商品識別子、販売日、「リレープライス」(すなわち、販売価格および商品の少なくとも1つの未来の買取価格)などを管理するためのものである。
商品管理データベース72は、各商品について、商品識別子、メーカー、品名、型番、商品の説明、商品の写真などを管理するためのものである。
「マイクローゼット」管理データベース73は、各顧客について、仮想的な収納スペースに収納されている商品の一覧を管理するためのものである。
なお、図2に示されるインターフェース部50、プロセッサ部60、データベース部70のそれぞれの構成要素は、単一のハードウェア部品で構成されてもよいし、複数のハードウェア部品で構成されてもよい。コンピュータシステム10の構成は、特定のハードウェア構成には限定されない。
また、図2に示される実施の形態では、コンピュータシステム10と少なくとも1つのユーザ装置30および少なくとも1つの店舗装置40とは、インターネット20を介して接続されることが可能であるとしたが、本発明はこれに限定されない。インターネット20の代わりに任意のタイプのネットワークを用いることも可能である。さらに、コンピュータシステム10と少なくとも1つのユーザ装置30とを接続するネットワークと、コンピュータシステム10と少なくとも1つの店舗装置40とを接続するネットワークとは、同一のネットワークであってもよいし、互いに異なるネットワークであってもよい。
図3Aは、販売管理データベース71によって管理されている販売管理情報の構成の一例を示す。図3Aに示される例では、各商品についての販売管理情報は、販売管理レコードの形式で販売管理データベース71内に格納されている。図3Aに示される例では、販売管理レコード711は、商品識別子の項目7111と、販売日の項目7112と、販売価格の項目7113と、販売日から3ケ月以内の買取価格(買取価格1)の項目7114と、販売日から6ケ月以内の買取価格(買取価格2)の項目7115と、販売日から1年以内の買取価格(買取価格3)の項目7116とを少なくとも含む。
図3Bは、商品の査定後、商品の販売前の販売管理レコード711の一例を示す。ここでは、商品の査定の結果、査定の対象とされた商品(例えば、商品識別子が”A006455”である商品)の「リレープライス」が、「¥200,000」、「¥180,000」、「¥140,000」、「¥100,000」に決定されたものと仮定する。この場合、図3Bに示されるように、商品識別子が”A006455”である商品の販売管理レコード711に対して、販売価格の項目7113に”200,000”が設定され、販売日から3ケ月以内の買取価格(買取価格1)の項目7114に”180,000”が設定され、販売日から6ケ月以内の買取価格(買取価格2)の項目7115に”140,000”が設定され、販売日から1年以内の買取価格(買取価格3)の項目7116に”100,000”が設定される。このような設定は、例えば、商品の査定の結果を受けて、店舗の店員が、店舗に載置されている店舗装置40から、商品のそれぞれの項目の値を入力することによって達成される(店舗装置40から入力されたそれぞれの値が、販売管理データベース71に格納されている販売管理レコード711のそれぞれの対応する項目に設定される)。ただし、この時点では、販売管理レコード711の販売日の項目7112には、値が設定されていない。商品の販売前であることから、商品の販売日がまだ確定していないからである。
図3Cは、商品の販売時の販売管理レコード711の一例を示す。ここでは、商品(例えば、商品識別子が”A006455”である商品)の販売が2015年4月1日に行われたものと仮定する。この場合、図3Cに示されるように、商品識別子が”A006455”である商品の販売管理レコード711に対して、販売日の項目7112に「2015年4月1日」を示す”20150401”が設定される。このような設定は、例えば、店舗の店員が、店舗に載置されている店舗装置40から、商品の販売日の項目の値を入力することによって達成される(店舗装置40から入力された値が、販売管理データベース71に格納されている販売管理レコード711の販売日の項目7112に設定される)。
なお、商品の販売後、商品の買取前の販売管理レコード711の状態は、図3Cに示される商品の販売時の販売管理レコード711の状態と同様である。また、商品の販売前、販売時、販売後において、商品の査定の後に再査定が行われた場合には、その再査定によって決定された値が販売管理データベース71に格納されている販売管理レコード711のそれぞれの対応する項目に設定される。このような設定は、例えば、商品の再査定の結果を受けて、店舗の店員が、店舗に載置されている店舗装置40から、商品のそれぞれの項目の値を入力することによって達成される(店舗装置40から入力されたそれぞれの値が、販売管理データベース71に格納されている販売管理レコード711のそれぞれの対応する項目に設定される)。
なお、図3A〜図3Cを参照して説明した販売管理レコード711の構成は、商品を購入した顧客Aがその商品を顧客Bに転売した後に、顧客Bから商品の買取を行う場合にもその商品の買取価格を保証することを前提としている。販売管理レコード711には、商品がどの顧客に販売されたのか(すなわち、どの顧客が商品を購入したのか)に関する情報が存在しないからである。商品を購入した顧客Aから商品の買取を行う場合には、その商品の買取価格は保証するが、商品の転売先の顧客Bから商品の買取を行う場合には、その商品の買取価格は保証しないようにしてもよい。この場合には、商品の販売時に、その商品を購入した顧客の個人特定情報(例えば、氏名、住所、性別、生年月日、運転免許証番号、パスポート番号など)の項目を販売管理レコード711に追加し、その追加の項目の値を販売管理データベース71で管理するようにして、商品の買取を希望する顧客には、本人の個人特定情報の提示を求め、本人の個人特定情報が、販売管理データベース71内に格納されている販売管理レコード711内の個人特定情報に一致するか否かを判定し、両者が一致する場合には商品の買取価格を保証するが、両者が一致しない場合には商品の買取価格を保証しないようにしてもよい。このようにすることによって、商品を直接的に購入した顧客と商品を間接的に購入した顧客との間で取扱いに相違を設けることが可能である。
図4は、商品管理データベース72によって管理されている商品管理情報の構成の一例を示す。図4に示される例では、各商品についての商品管理情報は、商品管理レコードの形式で商品管理データベース72内に格納されている。図4に示される例では、商品管理レコード721は、商品識別子の項目7211と、商品を特定するための情報(例えば、商品のメーカー、品名、型番など)の項目7212と、商品の説明の項目7213と、商品の写真(または、商品の写真へのリンク)の項目7214とを少なくとも含む。商品管理レコード721の各項目には、商品管理の一環として値が設定されている。なお、商品管理レコード721の項目7212の一部または項目7213、7214への値の設定は省略されてもよい。
図5は、「マイクローゼット」管理データベース73によって管理されている「マイクローゼット」管理情報の構成の一例を示す。図5に示される例では、「マイクローゼット」管理情報は、「マイクローゼット」管理レコードの形式で「マイクローゼット」管理データベース73内に格納されている。図5に示される例では、「マイクローゼット」管理レコード731は、顧客識別子の項目7311と、商品識別子の項目7312とを少なくとも含む。例えば、顧客Aが、商品識別子が”A006455”である商品を購入した場合には、その商品は、顧客Aの「マイクローゼット」(すなわち、顧客Aが購入した商品を仮想的に収納しておくことが可能な電子的なクローゼット)に仮想的に収納される。このように商品を顧客Aの「マイクローゼット」に仮想的に収納することは、例えば、商品の販売時に、店舗の店員が、店舗に載置されている店舗装置40から、顧客識別子の項目の値および商品識別子の項目の値を入力することによって、顧客と商品とを関連付けることによって達成される(店舗装置40から入力されたそれぞれの値が、「マイクローゼット」管理データベース73に格納されている「マイクローゼット」管理レコード731のそれぞれの対応する項目に設定される)。

3.コンピュータシステムの処理
図6Aは、商品の販売前に商品の「リレープライス」を提示するステップ(図1のステップS2)を実現するために、コンピュータシステム10内で実行される処理の一例を示す。この処理は、例えば、プログラムの形式で表現される。このようなプログラムは、例えば、インターネット20などのネットワークを介してダウンロードされることによって、または、ROMやRAMなどの記憶媒体を介してコンピュータシステム10内のメモリ部62にインストールされる。プロセッサ部60は、メモリ部62に格納されているプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。図6Aに示される例では、商品の「リレープライス」は、ユーザ装置30にインストールされたアプリケーションを介してユーザ装置30の画面に表示されるものとする。以下、図6Aに示される処理の各ステップを説明する。
ステップS6010:プロセッサ部60は、販売管理データベース71に格納されている販売管理レコード711から、販売管理レコード711の商品識別子の項目7111の値と、「リレープライス」の項目(すなわち、項目7113、7114、7115、7116)の値とを取得する。
ステップS6020:プロセッサ部60は、販売管理レコード711から取得された商品識別子の項目7111の値によって識別される商品に関連付けて、販売管理レコード711から取得された「リレープライス」の項目の値(すなわち、項目7113、7114、7115、7116の値)がユーザ装置30の画面に表示されるように動作する。
このようにして、各商品に対して、商品の「リレープライス」(すなわち、商品の販売価格および商品の少なくとも1つの未来の買取価格)がユーザ装置30の画面に表示される。
なお、プロセッサ部60は、販売管理レコード711から取得された商品識別子の項目7111の値をキーとして商品管理データベース72を検索することによって、商品識別子の項目7111の値に一致する商品識別子の項目7211の値を有する商品管理レコード72から、商品管理レコード72の項目7212、7213、7214の値を取得し、販売管理レコード711から取得された商品識別子の項目7111の値によって識別される商品に関連付けて、販売管理レコード711から取得された「リレープライス」の項目(すなわち、項目7113、7114、7115、7116)の値に加えて、商品管理レコード72から取得された項目7212、7213、7214の値がユーザ装置30の画面に表示されるように動作するようにしてもよい。
このようにして、各商品に対して、商品の「リレープライス」に加えて、商品を特定するための情報(例えば、商品のメーカー、品名、型番など)、商品の説明、商品の写真がユーザ装置30の画面に表示される。
なお、商品の「リレープライス」のうち、商品の少なくとも1つの未来の買取価格が商品の販売価格に応じて決定される場合には、商品の販売価格が販売管理データベース71に格納されていれば足り、商品の少なくとも1つの未来の買取価格が販売管理データベース71に格納されている必要はない(この場合、図3Aに例示される販売管理レコード711の構成から項目7114、7115、7116を省略することが可能である)。例えば、販売日から3ケ月以内の買取価格(買取価格1)が販売価格の90%であり、販売日から6ケ月以内の買取価格(買取価格2)が販売価格の70%であり、販売日から1年以内の買取価格(買取価格3)が販売価格の50%であると定められている場合には、プロセッサ部60は、販売管理データベース71から販売価格の項目7113の値(すなわち、販売価格)のみを取得すれば足り、その後、プロセッサ部60は、販売価格の90%、70%、50%をそれぞれ計算し、販売価格の90%の価格が販売日から3ケ月以内の買取価格(買取価格1)として、販売価格の70%の価格が販売日から6ケ月以内の買取価格(買取価格2)として、販売価格の50%の価格が販売日から1年以内の買取価格(買取価格3)として、それぞれ、ユーザ装置30の画面に表示されるように動作すればよい。さらに、90%、70%、50%などの比率は、固定値である必要はなく、値を書き換えることが可能な変数値であってもよい。販売価格のこのような比率は、例えば、コンピュータシステム10内のメモリ部62に格納され得る。
このように、販売管理データベース71によって管理される販売管理情報は、商品の販売価格を少なくとも含んでいる。また、プロセッサ部60は、販売管理情報に基づいて、商品の少なくとも1つの未来の買取価格を示す情報がユーザ装置30の画面に表示されることを可能にするように構成されている。
図6Bは、ユーザ装置30の1つであるスマートフォンにインストールされたアプリケーションを介してスマートフォンの画面に表示された商品紹介画面の一例を示す。図6Bに示される例では、商品の写真(例えば、ハンドバッグの写真)、商品を特定するための情報(例えば、○○ブランドのハンドバッグ)が表示されている。これらの情報は、上述したように、商品管理データベース72を検索することによって取得されることが可能であり、スマートフォンの画面に表示されることが可能である。さらに、商品の「リレープライス」が表示される。図6Bに示される例では、商品の「リレープライス」として、「商品の購入価格」(=商品の販売価格)としての「¥200,000」、(商品の販売日から)「3ケ月以内の買取価格」としての「¥180,000」、(商品の販売日から)「6ケ月以内の買取価格」としての「¥140,000」、(商品の販売日から)「1年以内の買取価格」としての「¥100,000」という4つの情報が表示されている。これらの情報は、上述したように、販売管理データベース71を検索することによって取得されることが可能であり、スマートフォンの画面に表示されることが可能である。あるいは、これらの情報は、上述したように、販売管理データベース71を検索することによって商品の販売価格を取得し、商品の販売価格に応じて「3ケ月以内の買取価格」、「6ケ月以内の買取価格」、「1年以内の買取価格」をそれぞれ計算することによっても取得されることが可能であり、スマートフォンの画面に表示されることが可能である。
図6Cは、ユーザ装置30の1つであるスマートフォンにインストールされたアプリケーションを介してスマートフォンの画面に表示された商品紹介画面の他の一例を示す。図6Cに示される例では、商品の「リレープライス」として、「商品の購入価格」(=商品の販売価格)としての「¥200,000」、(商品の販売日から)「3ケ月以内の買取価格」としての(販売価格の)「90%保証」、(商品の販売日から)「6ケ月以内の買取価格」としての(販売価格の)「70%保証」、(商品の販売日から)「1年以内の買取価格」としての(販売価格の)「50%保証」という4つの情報が表示されている。これらの情報は、例えば、販売管理データベース71を検索することによって商品の販売価格を取得し、コンピュータシステム10内のメモリ部62から販売価格に対するそれぞれの比率を取得することによって取得されることが可能であり、スマートフォンの画面に表示されることが可能である。
あるいは、(商品の販売日から)「3ケ月以内の買取価格」として「¥180,000」および「90%保証」の両方をスマートフォンの画面に表示し、(商品の販売日から)「6ケ月以内の買取価格」として「¥140,000」および「70%保証」の両方をスマートフォンの画面に表示し、(商品の販売日から)「1年以内の買取価格」として「¥100,000」および「50%保証」の両方をスマートフォンの画面に表示するようにしてもよい。
このように、商品の少なくとも1つの未来の買取価格のそれぞれは、未来の買取価格を直接的に示すものであってもよいし(例えば、「¥200,000」)、未来の買取価格を間接的に示すもの(例えば、販売価格の「90%保証」)であってもよい。本発明では、未来の買取価格をどのような形式で示すかは問わないものとする。さらに、本発明では、商品の販売価格をどのような形式で示すかも問わない。あるいは、商品の販売価格を示す情報をスマートフォンの画面に表示しないようにしてもよい。
図7Aは、商品の販売後、商品の買取前に商品の「リレープライス」を商品を購入した顧客(顧客A)に提示するステップ(図1のステップS4)を実現するために、コンピュータシステム10内で実行される処理の一例を示す。この処理は、例えば、プログラムの形式で表現される。このようなプログラムは、例えば、インターネット20などのネットワークを介してダウンロードされることによって、または、ROMやRAMなどの記憶媒体を介してコンピュータシステム10内のメモリ62にインストールされる。プロセッサ部60は、メモリ部62に格納されているプログラムを読み出し、そのプログラムを実行する。図7Aに示される例では、商品の「リレープライス」は、顧客Aのユーザ装置30にインストールされたアプリケーションを介して顧客Aのユーザ装置30の画面に表示されるものとする。以下、図7Aに示される処理の各ステップを説明する。
ステップS7010:プロセッサ部60は、販売管理データベース71に格納されている販売管理レコード711から、販売管理レコード711の商品識別子の項目7111の値と、販売日の項目7112の値と、「リレープライス」の項目(すなわち、項目7113、7114、7115、7116)の値とを取得する。
ステップS7020:プロセッサ部60は、現在の日付と商品の販売日の項目7112に設定された値とを比較することによって、商品の買取価格のうち当該商品に適用される可能性がない買取価格があるか否かを判定する。判定の結果が「No」の場合には、処理は、ステップS7030に進み、判定の結果が「Yes」の場合には、処理は、ステップS7040に進む。例えば、プロセッサ部60は、現在の日付が商品の購入日から3ケ月以内であるか否かを判定し、現在の日付が商品の購入日から3ケ月以内でないと判定された場合には、プロセッサ部60は、「3ケ月以内の買取価格」が当該商品に適用される可能性がないと判定する。例えば、プロセッサ部60は、現在の日付が商品の購入日から6ケ月以内であるか否かを判定し、現在の日付が商品の購入日から6ケ月以内でないと判定された場合には、プロセッサ部60は、「3ケ月以内の買取価格」および「6ケ月以内の買取価格」が当該商品に適用される可能性がないと判定する。例えば、プロセッサ部60は、現在の日付が商品の購入日から1年以内であるか否かを判定し、現在の日付が商品の購入日から1年以内でないと判定された場合には、プロセッサ部60は、「3ケ月以内の買取価格」および「6ケ月以内の買取価格」および「1年以内の買取価格」が当該商品に適用される可能性がないと判定する。
ステップS7030:プロセッサ部60は、販売管理レコード711から取得された商品識別子の項目7111の値によって識別される商品に関連付けて、「リレープライス」の項目の値(すなわち、項目7113、7114、7115、7116の値)がユーザ装置30の画面に表示されるように動作する。
ステップS7040:プロセッサ部60は、販売管理レコード711から取得された商品識別子の項目7111の値によって識別される商品に関連付けて、「リレープライス」の項目の値(すなわち、項目7113、7114、7115、7116の値)がユーザ装置30の画面に表示されるように動作する。ただし、当該商品に適用される可能性がないと判定された買取価格は、当該商品に適用される可能性があると判定された買取価格とは異なる態様で表示される。例えば、当該商品に適用される可能性がないと判定された買取価格は、当該商品に適用される可能性があると判定された買取価格よりも薄い色の文字で表示される。
このようにして、各商品に対して、商品の「リレープライス」(すなわち、商品の購入価格および商品の少なくとも1つの未来の買取価格)がユーザ装置30の画面に表示される。ただし、商品の「リレープライス」を表示する際に、当該商品に適用される可能性がないと判定された買取価格は、当該商品に適用される可能性があると判定された買取価格とは異なる態様で(例えば、当該商品に適用される可能性があると判定された買取価格よりも薄い色の文字で)表示される。
なお、商品の「リレープライス」のうち、商品の少なくとも1つの未来の買取価格が商品の購入価格(=商品の販売価格)に応じて決定される場合には、商品の販売価格が販売管理データベース71に格納されていれば足り、商品の少なくとも1つの未来の買取価格が販売管理データベース71に格納されている必要はないことは上述したとおりである(この場合、図3Aに例示される販売管理レコード711の構成から項目7114、7115、7116を省略することが可能である)。
このように、販売管理データベース71によって管理される販売管理情報は、商品の販売価格を少なくとも含んでいる。また、プロセッサ部60は、販売管理情報に基づいて、商品の少なくとも1つの未来の買取価格を示す情報がユーザ装置30の画面に表示されることを可能にするように構成されている。
図7Bは、ユーザ装置30の1つである顧客Aのスマートフォンにインストールされたアプリケーションを介して顧客Aのスマートフォンの画面に表示された「マイクローゼット」の画面の一例を示す。図7Bに示される例では、商品の写真(例えば、ハンドバッグの写真)、商品情報(例えば、○○ブランドのハンドバッグ)が表示されている。これらの情報は、上述したように、商品管理データベース72を検索することによって取得されることが可能であり、スマートフォンの画面に表示されることが可能である。さらに、商品の「リレープライス」が表示される。図7Bに示される例では、商品の「リレープライス」として、「商品の購入価格」(=商品の販売価格)としての「¥200,000」、(商品の購入日から)「3ケ月以内の買取価格」としての「¥180,000」、(商品の購入日から)「6ケ月以内の買取価格」としての「¥140,000」、(商品の購入日から)「1年以内の買取価格」としての「¥100,000」という4つの情報が表示されている。これらの情報は、上述したように、販売管理データベース71を検索することによって取得されることが可能であり、スマートフォンの画面に表示されることが可能である。あるいは、これらの情報は、上述したように、販売管理データベース71を検索することによって商品の販売価格を取得し、商品の販売価格に応じて「3ケ月以内の買取価格」、「6ケ月以内の買取価格」、「1年以内の買取価格」をそれぞれ計算することによっても取得されることが可能であり、スマートフォンの画面に表示されることが可能である。
図7Cは、ユーザ装置30の1つである顧客Aのスマートフォンにインストールされたアプリケーションを介して顧客Aのスマートフォンの画面に表示された「マイクローゼット」の画面の他の一例を示す。図7Cに示される例では、商品の「リレープライス」として、「商品の購入価格」(=商品の販売価格)としての「¥200,000」、(商品の購入日から)「3ケ月以内の買取価格」としての(購入価格の)「90%保証」、(商品の購入日から)「6ケ月以内の買取価格」としての(購入価格の)「70%保証」、(商品の購入日から)「1年以内の買取価格」としての(購入価格の)「50%保証」という4つの情報が表示されている。これらの情報は、例えば、販売管理データベース71を検索することによって商品の販売価格を取得し、コンピュータシステム10内のメモリ部62から販売価格に対するそれぞれの比率を取得することによって取得されることが可能であり、スマートフォンの画面に表示されることが可能である。
あるいは、(商品の購入日から)「3ケ月以内の買取価格」として「¥180,000」および「90%保証」の両方をスマートフォンの画面に表示し、(商品の購入日から)「6ケ月以内の買取価格」として「¥140,000」および「70%保証」の両方をスマートフォンの画面に表示し、(商品の購入日から)「1年以内の買取価格」として「¥100,000」および「50%保証」の両方をスマートフォンの画面に表示するようにしてもよい。
このように、商品の少なくとも1つの未来の買取価格のそれぞれは、未来の買取価格を直接的に示すものであってもよいし(例えば、「¥200,000」)、未来の買取価格を間接的に示すもの(例えば、購入価格の「90%保証」)であってもよい。本発明では、未来の買取価格をどのような形式で示すかは問わないものとする。さらに、本発明では、商品の購入価格をどのような形式で示すかも問わない。あるいは、商品の購入価格を示す情報をスマートフォンの画面に表示しないようにしてもよい。
図7Bおよび図7Cに示される例では、「3ケ月以内の買取価格」は、「6ケ月以内の買取価格」、「1年以内の買取価格」よりも薄い色の文字で表示されている。これは、商品の購入日から3ケ月が既に経過しているため、当該商品に3ケ月以内の買取価格が適用される可能性がないからである。このように、当該商品に適用される可能性がないと判定された買取価格と、当該商品に適用される可能性があると判定された買取価格とを明確に区別するために、当該商品に適用される可能性がないと判定された買取価格は、当該商品に適用される可能性があると判定された買取価格とは異なる態様で表示される。
また、「3ケ月以内の買取価格」の表示に加えて、または、「3ケ月以内の買取価格」の表示に代えて、「3ケ月以内の買取価格」が当該商品に適用可能な実際の日付(例えば、4/1〜6/30)を表示するようにしてもよい。「6ケ月以内の買取価格」の表示および「1年以内の買取価格」の表示についても同様である。さらに、当該商品に適用される可能性がない買取価格の表示に加えて、または、当該商品に適用される可能性がない買取価格の表示に代えて、その買取価格が適用される期間が終了したことを示す文字(例えば、「期間終了」)を表示するようにしてもよい。
なお、プロセッサ部60は、現在の日付と商品の販売日の項目7112に設定された値とを比較することによって、現在の日付が、商品の未来の買取価格が変更になる日よりも所定の期間だけ前であるか否かを判定するようにしてもよい。ここで、所定の期間は、任意の期間であり得る。現在の日付が、商品の未来の買取価格が変更になる日よりも所定の期間だけ前であると判定された場合には、プロセッサ部60は、近い将来に商品の未来の買取価格が変更になる旨の通知が顧客Aのユーザ装置30の画面に表示されるように動作することが好ましい。例えば、プロセッサ部60は、現在の日付が、商品の購入日から3ケ月が経過する日よりも所定の日数(例えば、10日)前であるか否かを判定し、現在の日付が、商品の購入日から3ケ月が経過する日よりも所定の日数(例えば、10日)前であると判定された場合には、プロセッサ部60は、近い将来に商品の未来の買取価格が変更になる旨の通知が顧客Aのユーザ装置30の画面に表示されるように動作することが好ましい。例えば、プロセッサ部60は、プッシュ通知やメールにより、そのような通知が顧客Aのスマートフォンの画面に表示されるように動作してもよい。あるいは、プロセッサ部60は、メールにより、そのような通知が顧客Aのパーソナルコンピュータの画面に表示されるように動作してもよい。例えば、そのような通知は、「あなたが○月○日に¥200,000で購入したバッグが○月○日に¥140,000になります」というメッセージであってもよい。あるいは、そのような通知は、「現在¥180,000の価値のバッグが○月○日に¥140,000になります」というメッセージであってもよい。同様に、プロセッサ部60は、現在の日付が、商品の購入日から6ケ月が経過する日よりも所定の日数(例えば、10日)前であるか否かを判定し、現在の日付が、商品の購入日から6ケ月が経過する日よりも所定の日数(例えば、10日)前であると判定された場合には、プロセッサ部60は、近い将来に商品の未来の買取価格が変更になる旨の通知が顧客Aのユーザ装置30の画面に表示されるように動作してもよいし、プロセッサ部60は、現在の日付が、商品の購入日から1年が経過する日よりも所定の日数(例えば、10日)前であるか否かを判定し、現在の日付が、商品の購入日から1年が経過する日よりも所定の日数(例えば、10日)前であると判定された場合には、プロセッサ部60は、近い将来に商品の未来の買取価格が変更になる旨の通知が顧客Aのユーザ装置30の画面に表示されるように動作してもよい。
なお、顧客Aの「マイクローゼット」の中に複数の商品が仮想的に収納されている場合には、その複数の商品のそれぞれの「買取価格」の合計を自動的に計算し、それぞれの「買取価格」の合計を顧客Aの「合計資産額」として、顧客Aの「マイクローゼット」の画面中に表示するようにしてもよい。この場合において、顧客Aの「マイクローゼット」に仮想的に収納されている複数の商品のうちの少なくとも1つの「買取価格」が変動した(例えば、上昇した)場合には、それに連動して顧客Aの「合計資産額」も自動的に更新されるようにしておくことが好ましい。
なお、顧客Aの「マイクローゼット」の中に、「リレープライス」を運営する店舗(事業者)から購入した商品と「リレープライス」を運営する店舗(事業者)以外の店舗(事業者)から購入した商品とを混在させて両方の商品を仮想的に収納することが可能であるようにしてもよい。この場合には、「リレープライス」を運営する店舗(事業者)以外の店舗(事業者)から購入した商品についても図1のステップS1と同様の商品の査定を行う必要がある。商品の査定の結果を顧客Aの「マイクローゼット」に反映させることによって「合計資産額」にも反映させることが可能である。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。
本発明は、商品の未来の買取価格を保証するためのコンピュータシステム、そのコンピュータシステムにおいて実行される方法およびプログラム等を提供するものとして有用である。
10 コンピュータシステム
20 インターネット
30 ユーザ装置
40 店舗装置
50 インターフェース部
60 プロセッサ部
62 メモリ部
70 データベース部
71 販売管理データベース
72 商品管理データベース
73 「マイクローゼット」管理データベース

Claims (5)

  1. 商品の未来の買取価格を保証するためのコンピュータシステムであって、前記コンピュータシステムは、ネットワークを介して、少なくとも1つのユーザ装置に接続されるように構成されており、
    前記コンピュータシステムは、プロセッサ部とデータベース部とを含み、
    前記データベース部は、各商品について販売管理情報を管理するための販売管理データベースを含み、
    前記プロセッサ部は、前記販売管理情報に基づいて、前記商品の少なくとも1つの未来の買取価格を示す情報が前記少なくとも1つのユーザ装置のうちの少なくとも1つに表示されることを可能にするように構成されている、コンピュータシステム。
  2. 前記販売管理情報は、前記商品の販売日を含み、
    前記プロセッサ部は、現在の日付と前記商品の販売日とを比較することによって、前記商品に前記商品の少なくとも1つの未来の買取価格が適用される可能性があるか否かを判定し、前記商品に適用される可能性がないと判定された未来の買取価格が、前記商品に適用される可能性があると判定された未来の買取価格と異なる態様で表示されることを可能にするように構成されている、請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 前記プロセッサ部は、前記商品に適用される可能性がないと判定された未来の買取価格が、前記商品に適用される可能性があると判定された未来の買取価格よりも薄い色の字で表示されることを可能にするように構成されている、請求項1に記載のコンピュータシステム。
  4. 商品の未来の買取価格を保証するためのコンピュータシステムにおいて実行される方法であって、前記コンピュータシステムは、ネットワークを介して、少なくとも1つのユーザ装置に接続されるように構成されており、前記コンピュータシステムは、プロセッサ部とデータベース部とを含み、前記データベース部は、各商品について販売管理情報を管理するための販売管理データベースを含み、
    前記方法は、前記プロセッサ部が、前記販売管理情報に基づいて、前記商品の少なくとも1つの未来の買取価格を示す情報が前記少なくとも1つのユーザ装置のうちの少なくとも1つに表示されることを可能にすることを含む、方法。
  5. 商品の未来の買取価格を保証するためのコンピュータシステムにおいて実行されるプログラムであって、前記コンピュータシステムは、ネットワークを介して、少なくとも1つのユーザ装置に接続されるように構成されており、前記コンピュータシステムは、プロセッサ部とデータベース部とを含み、前記データベース部は、各商品について販売管理情報を管理するための販売管理データベースを含み、
    前記プログラムは、前記プロセッサ部によって実行されると、
    前記プロセッサ部が、前記販売管理情報に基づいて、前記商品の少なくとも1つの未来の買取価格を示す情報が前記少なくとも1つのユーザ装置のうちの少なくとも1つに表示されることを可能にすること
    を前記プロセッサ部に行わせる、プログラム。
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