JP2016148385A - 密封装置 - Google Patents

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石橋 信一
Shinichi Ishibashi
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【課題】静止側のオイルシールおよび回転側のダストカバーの組み合わせよりなる密封装置であって、オイルシールに備えられるサイドリップがダストカバーに接触する構造の密封装置において、摺動トルクを低減させる。【解決手段】ダストカバーは、回転軸に固定される内周取付部と、内周取付部の外周側に設けられたバネ部と、バネ部の外周側に設けられた外周作動部とを有する。外周作動部に対しその径方向内方からサイドリップが摺動可能に接触する。外周作動部は円周方向に複数の分割体に分割される。分割体は回転時、遠心力により径方向外方へ向け変位可能とされる。バネ部は、径方向に伸縮可能な蛇腹バネ、同じく径方向に伸縮可能なコイルバネまたはゴム状弾性体よりなる。【選択図】図3

Description

本発明は、シール技術に係る密封装置に関する。本発明の密封装置は例えば、自動車関連の分野または汎用機械の分野などにおいて回転用オイルシールとして用いられる。
従来から図5に示すように、サイドリップ63を備える静止側のオイルシール61とサイドリップ63と組み合わされる回転側のダストカバー71とを有する密封装置51が知られており、すなわちこの密封装置51は、ハウジング31の軸孔32内周に装着されるオイルシール61に備えられるメインリップ62が回転軸33の外周面に摺動可能に接触することにより機内側Aのオイル等の密封流体が機外側Bへ漏洩しないようにシールするとともに、同じくオイルシール61に備えられるサイドリップ63が回転軸33の外周に装着されるダストカバー71に摺動可能に接触することにより機外側Bのダストや泥水等の異物が機内側Aへ侵入しないようにシールする。
ダストカバー71は、金属等の剛材によって環状に成形され、回転軸33に対する取付部となる内周筒部72の機外側端部から径方向外方へ向けて径方向の立ち上がり部73が一体成形されるとともに立ち上がり部73の外周端部から機内側Aへ向けて外周筒部74が一体成形され、この外周筒部74の内周面に対しサイドリップ63が摺動可能に接触する。
上記密封装置51は、機内側Aの密封流体をシールするメインリップ62のほかに、機外側Bの異物の侵入を抑制する専用のサイドリップ63が備えられているため、機外側Bの異物が機内側Aへ侵入するのを有効に防止することが可能とされる。
特開2007−225064号公報(図3)
しかしなから上記密封装置51によると、回転軸33の回転停止時のみならず回転時にもサイドリップ63がダストカバー71に対し接触を続けるため、摺動トルクが増大し、機器の稼働効率が低下する可能性がある。
本発明は以上の点に鑑みて、静止側のオイルシールおよび回転側のダストカバーの組み合わせよりなる密封装置であって、オイルシールに備えられるサイドリップがダストカバーに接触する構造の密封装置において、摺動トルクを低減させることができる密封装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による密封装置は、サイドリップを備える静止側のオイルシールおよび前記サイドリップと組み合わされる回転側のダストカバーを有する密封装置であって、前記ダストカバーは、回転軸に固定される内周取付部と、前記内周取付部の外周側に設けられたバネ部と、前記バネ部の外周側に設けられた外周作動部とを有し、前記外周作動部に対しその径方向内方から前記サイドリップが摺動可能に接触するとともに、前記外周作動部は円周方向に複数の分割体に分割され、前記分割体は回転時、遠心力により径方向外方へ向け変位可能とされていることを特徴とする。
上記構成を備える本発明の密封装置においては、ダストカバーが、回転軸に固定される内周取付部と、内周取付部の外周側に設けられたバネ部と、バネ部の外周側に設けられた外周作動部とを有し、このうちの外周作動部に対しその径方向内方からサイドリップが摺動可能に接触するとともに、外周作動部は円周方向に分割され、各分割体は回転時、遠心力により径方向外方へ向け変位可能とされているため、以下のように作動する。
すなわち回転軸の回転停止時、外周作動部は円周方向に互いに隣り合う分割体同士が接触して環状をなしており、この環状をなす外周作動部に対しその径方向内方からサイドリップが接触している。したがって外周作動部の全周に亙ってサイドリップが接触するために、ここに接触式のシール部が形成され、このシール部のシール作動によって外部異物の侵入を抑制する。このとき、外周作動部に対しサイドリップは接触していても摺動しないので、摺動トルクは発生しない。
また、回転軸が回転し、所定の回転数に到達すると、複数の分割体がそれぞれ遠心力で径方向外方へ変位し、これにより外周作動部がサイドリップから離れる。したがって回転しても摺動しない状態となるため、摺動トルクは発生しない。
また、この回転軸の回転時、複数の分割体はそれぞれバネ部を弾性変形させながら、すなわちバネ部を径方向に伸長させながら変位する。したがって回転数が所定値を下回って遠心力が小さくなると、伸長したバネ部が弾性復帰し、これに伴って分割体が初動位置(環状をなす状態)へ復帰する。
尚、この回転軸の回転時、複数の分割体がそれぞれ遠心力で外方へ変位してサイドリップから離れると両者の間に径方向スキマが生じるため、このスキマから機外の異物が侵入することが懸念される。しかしながら本発明において複数の分割体がサイドリップから離れるのは摺動トルクを発生させないためであり、よってスキマは極小で良いため、この極小のスキマから機外の異物が大量に侵入することはない。
したがって本発明によれば、摺動トルクを低減させることができ、しかも実質的にシール性を維持することもできる。
本発明の請求項2による密封装置は、上記した請求項1記載の密封装置において、前記バネ部は、径方向に伸縮可能な蛇腹バネ、同じく径方向に伸縮可能なコイルバネまたはゴム状弾性体よりなることを特徴とする。
上記ダストカバーの構成において、回転軸の回転時に複数の分割体がそれぞれ遠心力で径方向外方へ変位するのは、各分割体がバネ部を介して内周取付部に接続されているからであり、よってバネ部は、各分割体が遠心力で径方向外方へ変位できるよう径方向のバネ性を備えるものとされる。ここで、この条件に合致するものとしては、径方向に伸縮可能な蛇腹バネ、同じく径方向に伸縮可能なコイルバネまたはゴム状弾性体を挙げることができ、これらよりなるバネ部によれば、分割体を遠心力で径方向外方へ変位させることができ、また分割体を初動位置へ復帰させることができる。
本発明の請求項3による密封装置は、上記した請求項1または2記載の密封装置において、前記外周作動部は、前記バネ部の外周側に設けられた径方向の立ち上がり部と、前記立ち上がり部に一体成形された筒状部とを有し、前記立ち上がり部および前記筒状部を有する前記外周作動部が円周方向に複数の分割体に分割されており、前記筒状部の内周面に対し前記サイドリップが摺動可能に接触することを特徴とする。
上記ダストカバーの構成において、外周作動部は、バネ部の外周側に設けられた径方向の立ち上がり部と、立ち上がり部に一体成形された筒状部とを有するものとするのが好適であり、これによれば、立ち上がり部において当該外周作動部をバネ部の外周側に接続することができ、筒状部においてその内周面にサイドリップを摺動可能に接触させることができる。
本発明の請求項4による密封装置は、上記した請求項3記載の密封装置において、円周方向に互いに隣り合う分割体において前記筒状部の分割部分がその円周方向端部にて接触した状態で、前記立ち上がり部の分割部分同士の間に間隙を設定し、前記間隙をゴム状弾性体よりなる膜体で閉塞したことを特徴とする。
上記ダストカバーの構成において、回転軸の回転時、複数の分割体がそれぞれ遠心力で径方向外方へ変位すると、円周方向に互いに隣り合う分割体同士の間にスキマが形成されるので、このスキマを経由して機外の異物が侵入することが懸念される。そこでこれに対策するには、円周方向に互いに隣り合う分割体において筒状部の分割部分がその円周方向端部にて接触したときに、立ち上がり部の分割部分同士の間に間隙を設定し、この間隙をゴム状弾性体よりなる膜体で閉塞するのが好適であり、これによれば上記スキマが膜体によって一部閉塞されるため、この分、上記スキマを経由して機外の異物が侵入するのを抑制することができる。尚、シール性を一層高めるには、立ち上がり部の分割部分同士の間のみでなく筒状部の分割部分同士の間にも膜体を介装したほうが良いが、この筒状部は回転軸の回転静止時にサイドリップが接触するので、ゴム状弾性体よりなる膜体の存在は却ってサイドリップによるシール性を低下させてしまうことにもなり兼ねない。そこで、立ち上がり部の分割部分同士の間のみに膜体を介装するとしたものである。
本発明によれば、静止側のオイルシールおよび回転側のダストカバーの組み合わせよりなる密封装置であって、オイルシールに備えられるサイドリップがダストカバーに接触する構造の密封装置において、摺動トルクを低減させることができる密封装置を提供することができる。
本発明の実施例に係る密封装置の要部断面図 同密封装置に備えられるダストカバーを機内側から視た状態の側面図 同密封装置の回転時の状態を示す要部断面図 同ダストカバーの回転時の状態を示す側面図 従来例に係る密封装置の要部断面図
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の実施例に係る密封装置1の要部断面を示している。当該実施例に係る密封装置1は、サイドリップ15を備える静止側のオイルシール11と、サイドリップ15と組み合わされる回転側のダストカバー21とを有している。
オイルシール11は、ハウジング31の軸孔32内周に装着されて、ハウジング31と軸孔32に挿通した回転軸33との間をシールするものであって、その構成要素として、ハウジング31に対する外周取付部12と、リップ端13aを機内側Aへ向けたメインリップ13と、メインリップ13の機外側Bに配置されるとともにリップ端14aを機外側Bへ向けたサブリップ14と、サブリップ14の更に機外側Bに配置されるとともにリップ端15aを機外側Bへ向けたサイドリップ15とを有している。
メインリップ13は、そのリップ端13aが回転軸33の外周面に摺動可能に接触することによりシール作用をなし、機内側Aのオイル等の密封流体が機外側Bへ漏洩しないようにこれをシールする。メインリップ13のリップ端13a外周部には、締め代調整用のガータースプリング16が嵌着されている。
サブリップ14は、そのリップ端14aが回転軸33の外周面に摺動可能に接触することによりシール作用をなし、機外側Bのダストや泥水等の異物が機内側Aへ侵入しないようにこれをシールする。
サイドリップ15は、そのリップ端15aがダストカバー21に摺動可能に接触することによりシール作用をなし、機外側Bのダストや泥水等の異物が機内側Aへ侵入しないようにこれをシールする。サイドリップ15はその基端15bからリップ端(先端)15aへかけて径寸法が徐々に拡大するようラッパ状に成形されており、そのリップ端(先端)15a外周部においてダストカバー21に接触する。サイドリップ15およびサブリップ14は双方共に機外側Bのダストや泥水等の異物が機内側Aへ侵入しないようにこれをシールするので、機外側Bに配置されたサイドリップ15が異物に対する一次シールをなし、機内側Aに配置されたサブリップ14が二次シールをなす。
また、オイルシール11は、断面略L字形を呈する金属環17にゴム状弾性体18を被着(加硫接着)したものであって、このゴム状弾性体18によって、ハウジング31との間をシールする外周シール部19、ならびに上記メインリップ13、サブリップ14およびサイドリップ15が一体に成形されている。
一方、ダストカバー21は、環状に成形され、回転軸33の外周に装着されて回転軸33と共に回転するものであって、その構成要素として、回転軸33に固定される内周取付部22と、内周取付部22の外周側に設けられたバネ部23と、バネ部23の外周側に設けられた外周作動部24とを有している。
内周取付部22は、金属等の剛材によって環状に成形され、回転軸33の外周面に嵌着される円筒部25と、円筒部25の機外側端部から径方向外方へ向けて設けられた径方向の立ち上がり部26とを一体に有して断面略L字形に形成されている。
バネ部23は、環状の、径方向に伸縮可能な蛇腹バネによって構成されている。
外周作動部24は、金属等の剛材によって環状に成形され、バネ部23の外周側に設けられた径方向の立ち上がり部27と、立ち上がり部の外周端部から機内側Aへ向けて設けられた筒状部28とを一体に有して断面略L字形に成形されており、この筒状部28の内周面に対しサイドリップ15のリップ端15aが摺動可能に接触する。
また、図2に示すように、外周作動部24は円周方向に複数(図では4つ)の分割体24Aに分割されており、各分割体24Aは、径方向に伸縮可能なバネ部23を介して内周取付部22に連結されているので、回転軸33の回転時、遠心力が作用して所定値に到達すると図3および図4に示すように径方向外方へ向けて変位するものとされている。
また、図2に示すように、外周作動部24において各分割体24Aは、円周方向に互いに隣り合う筒状部28の分割部分28Aがその円周方向端部にて接触した状態において、円周方向に互いに隣り合う立ち上がり部27の分割部分27A同士の間に円周方向の間隙cが設定されるように筒状部28の分割部分28Aの円周方向長さよりも立ち上がり部27の分割部分27Aの円周方向長さのほうが短く形成されており、そのうえで、この間隙cを閉塞するようにゴム状弾性体よりなる膜体29が立ち上がり部27の分割部分27Aの円周方向端部間に介装されている。間隙cは軸方向一方からこれを視て略扇状を呈するように設定されている。したがってこの間隙cを閉塞する膜体29も軸方向一方からこれを視て略扇状を呈するように成形されており、このように略扇形を呈する膜体29がその円周方向一方の端部で一方の分割部分27Aに接着等の手段によって接合されるとともに円周方向他方の端部で他方の分割部分27Aに接着等の手段によって接合されている。
内周取付部22とバネ部23は、全周に亙って接着等の手段によって接合されている。
バネ部23と外周作動部24の各分割体24Aはこれも接着等の手段によって接合されている。
上記構成を備える密封装置1においては、図1および図2に示したように回転軸33の回転停止時、ダストカバー21の外周作動部24において、円周方向に互いに隣り合う分割体24A同士が接触して外周作動部24は環状をなしており、この環状をなす外周作動部24に対しその径方向内方からサイドリップ15のリップ端15aが接触している。したがって外周作動部24の全周に亙ってサイドリップ15のリップ端15aが接触するため、ここに接触式のシール部が形成され、このシール部のシール作動によって外部異物の侵入を抑制することができる。尚このとき、外周作動部24に対しサイドリップ15のリップ端15aは接触していても摺動しないため、摺動トルクは発生しない。
また、図3および図4に示したように回転軸33が回転し、所定の回転数に到達すると、複数の分割体24Aがそれぞれ遠心力で径方向外方へ変位し、外周作動部24がその全体としてサイドリップ15のリップ端15aから離れることになる。したがってダストカバー21が回転してもダストカバー21に対しサイドリップ15のリップ端15aは摺動しない状態となるため、摺動トルクは発生しない。
また、この回転軸33の回転時、複数の分割体24Aはそれぞれバネ部23を径方向に伸長させながら変位する。したがって回転数が所定値を下回って遠心力が小さくなると、伸長したバネ部23が弾性復帰し、これに伴って分割体24Aが初動位置(図1および図2に示した環状をなす状態)へ復帰する。
尚、この回転軸33の回転時、複数の分割体24Aがそれぞれ遠心力で外方へ変位してサイドリップ15のリップ端15aから離れると両者24A,15aの間に径方向のスキマcが生じるため、このスキマcから機外の異物が侵入することが懸念される。しかしながら本発明実施例において複数の分割体24Aがサイドリップ15のリップ端15aから離れるのは摺動トルクを発生させないためであり、よってスキマcは極小に設定されるため、この極小のスキマcから機外の異物が大量に侵入することはない。
また回転軸33の回転時、複数の分割体24Aがそれぞれ遠心力で径方向外方へ変位すると、円周方向に互いに隣り合う分割体24A同士の間に円周方向のスキマcが生じるため、このスキマcから機外の異物が侵入することが懸念される。しかしながら本発明実施例においては、立ち上がり部27の分割部分27A同士の間にゴム状弾性体よりなる膜体29が介装されているため、スキマcがその一部で閉塞されている。したがってこのようにスキマcを閉塞した分、スキマcから機外の異物が侵入するのを抑制することができる。
したがって以上説明したように本発明実施例によれば、サイドリップ15に係る摺動トルクを低減させ、実質これを消滅させることができ、しかも機外の異物が侵入するのを抑制することができる。
上記実施例では、バネ部23を径方向に伸縮可能な蛇腹バネとしたが、バネ部23はこれに代えて、径方向に伸縮可能なコイルバネやゴム状弾性体(いずれも図示せず)であっても良い。コイルバネの場合は複数(全周4箇所以上)のコイルバネが円周方向に並んで配置される。ゴム状弾性体としては環状のゴム状弾性体が好ましく、これによれば環状の蛇腹バネと同様、内周取付部22および外周作動部24間のシール性を維持することができる。ゴム状弾性体は膜体29と一体に成形することが可能である。また、環状のゴム状弾性体の肉厚内に上記ガータースプリング16と同様な、環状の圧縮コイルバネ(図示せず)を埋め込むことも考えられる。
1 密封装置
11 オイルシール
12 外周取付部
13 メインリップ
13a,14a,15a リップ端
14 サブリップ
15 サイドリップ
15b 基端
16 ガータースプリング
17 金属環
18 ゴム状弾性体
19 外周シール部
21 ダストカバー
22 内周取付部
23 バネ部
24 外周作動部
24A 分割体
25 円筒部
26,27 径方向立ち上がり部
28 筒状部
29 膜体
31 ハウジング
32 軸孔
33 回転軸
間隙
,c スキマ
A 機内側
B 機外側

Claims (4)

  1. サイドリップを備える静止側のオイルシールおよび前記サイドリップと組み合わされる回転側のダストカバーを有する密封装置であって、
    前記ダストカバーは、回転軸に固定される内周取付部と、前記内周取付部の外周側に設けられたバネ部と、前記バネ部の外周側に設けられた外周作動部とを有し、
    前記外周作動部に対しその径方向内方から前記サイドリップが摺動可能に接触するとともに、前記外周作動部は円周方向に複数の分割体に分割され、前記分割体は回転時、遠心力により径方向外方へ向け変位可能とされていることを特徴とする密封装置。
  2. 請求項1記載の密封装置において、
    前記バネ部は、径方向に伸縮可能な蛇腹バネ、同じく径方向に伸縮可能なコイルバネまたはゴム状弾性体よりなることを特徴とする密封装置。
  3. 請求項1または2記載の密封装置において、
    前記外周作動部は、前記バネ部の外周側に設けられた径方向の立ち上がり部と、前記立ち上がり部に一体成形された筒状部とを有し、前記立ち上がり部および前記筒状部を有する前記外周作動部が円周方向に複数の分割体に分割されており、前記筒状部の内周面に対し前記サイドリップが摺動可能に接触することを特徴とする密封装置。
  4. 請求項3記載の密封装置において、
    円周方向に互いに隣り合う分割体において前記筒状部の分割部分がその円周方向端部にて接触した状態で、前記立ち上がり部の分割部分同士の間に間隙を設定し、前記間隙をゴム状弾性体よりなる膜体で閉塞したことを特徴とする密封装置。
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