JP2016138849A - 液面検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アームにアームの回転軸方向の力が付与されても、アームがホルダから脱落することを抑制する技術を提供する。【解決手段】 液面検出装置は、フロートと、アーム24と、磁気センサ48と、支持部材34と、を備える。アーム24には、フロートが取り付けられている。アーム24は、フロートの上下方向の運動を回転運動に変換する。磁気センサ48は、アーム24の回転運動を検出する。支持部材34には、磁気センサ48が固定されている。支持部材34は、アーム24を回転可能に支持する。支持部材34は、磁気センサ48に対して固定されており、アーム24の回転軸方向に隙間を有して互いに対向する一対の軸方向規制部40を有する。アーム24は、軸方向規制部40の隙間に配置されている。【選択図】 図5

Description

本明細書に開示の技術は、容器内に貯留されている液体の液面を検出する液面検出装置(例えば、自動車等の燃料タンク内に貯留される燃料量を検出する装置)に関する。
特許文献1には、液面に合わせて上下に移動するフロートと、フロートの上下運動を回転運動に変換するアームと、アームを支持する支持部材と、を備える液面検出装置が開示されている。支持部材は、アームの軸方向に並ぶ2個の挟持部によってアームを挟持する。挟持部は、アームの回転軸方向に開放されている挟持溝部を有する。アームは、挟持溝部に挿入されることによって挟持部に挟持される。挟持溝部の幅をアームの径よりも若干狭く形成することによって、アームを挟持部に挟持させる。
特開2001−124616号公報
上記の技術では、挟持溝部がアームの回転軸方向に開放されているため、アームにアームの回転軸方向の力が付与されると、アームが挟持部から外れて、支持部材から脱落する可能性がある。
本明細書では、アームにアームの回転軸方向の力が付与されても、アームがホルダから脱落することを抑制する技術を提供する。
本明細書で開示される液面検出装置は、フロートと、アームと、センサと、支持部材と、を備える。アームには、フロートが取り付けられている。アームは、フロートの上下方向の運動を回転運動に変換する。センサは、アームの回転運動を検出する。支持部材には、センサが固定されている。支持部材は、アームを回転可能に支持する。支持部材は、センサに対して固定されており、アームの回転軸方向に隙間を有して互いに対向する一対の軸方向規制部を有する。アームは、軸方向規制部の隙間に配置されている。
上記の液面検出装置では、アームがアームの回転軸方向(以下では単に「回転軸方向」と呼ぶ)の力が付与されると、アームが軸方向規制部に当接することによって回転軸方向に移動することが規制される。これにより、アームに回転軸方向の力が付与されても、アームがホルダから脱落することを抑制することができる。
燃料ポンプモジュールの構成を示す。 第1実施例の磁気センサユニットの正面図を示す。 第1実施例の磁気センサユニットの分解斜視図を示す。 第1実施例の磁気センサユニットの側面図を示す。 第1実施例の図2のV-V断面の断面図を示す。 第1実施例のアームにアームの回転軸方向の力が付与される状況を説明するために部分斜視図を示す。 図4のVII-VII断面の断面図であって、カバーが取り外された状態の断面図を示す。 第2実施例の燃料量検出装置に用いられるアーム形状を説明するための断面図であり、図4のVII-VII断面と同様の断面を示す断面図を示す。 第3実施例の燃料量検出装置に用いられるアーム形状を説明するための断面図であり、図4のVII-VII断面と同様の断面を示す断面図を示す 第4実施例の燃料量検出装置に用いられる支持部材を説明するための断面図であり、アームが取り外された状態の図4のVII-VII断面と同様の位置の断面を示す断面図を示す。 第4実施例の支持部材にアームを取り付ける様子を説明するための図を示す。 第4実施例の支持部材にアームを取り付ける様子を説明するための図を示す。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものである。
(特徴1)液面検出装置では、アームに固定されており、軸方向規制部とアームの軸方向規制部の隙間に配置される部分とを覆って、アームの回転方向に摺動可能に支持部材に支持されるカバーを備えていてもよい。この構成によれば、アームに固定されているカバーが軸方向規制部とアームとを覆うことによって、アームが軸方向規制部から離脱して、支持部材から脱落することを抑制することができる。
(特徴2)液面検出装置では、軸方向規制部は、アームの回転中心を中心とする円周に沿って配置されていてもよい。この構成によれば、アームは、軸方向規制部に沿って回転することができる。
(特徴3)液面検出装置では、アームは、軸方向規制部に沿って湾曲する湾曲部分を有していてもよい。この構成によれば、アームは、軸方向規制部に沿ってアームを安定して回転させることができる。
(特徴4)液面検出装置では、支持部材は、軸方向規制部のそれぞれの内周端に配置されており、一方の軸方向規制部に対して隙間を有して他の軸方向規制部を支持する円筒部をさらに有していてもよい。アームは、円筒部を挟んで対向する対向部分を有していてもよい。この構成では、アームは、円筒部を挟んだ状態で支持部材に支持される。この構成によれば、アームが軸方向規制部に対してずれることを抑制することができる。
(特徴5)液面検出装置では、アームのフロートと反対側の端部は、円筒部よりもフロート側に位置するアームの一部と円筒部の幅よりも小さい隙間を有して対向していてもよい。この構成によれば、アームのフロートと反対側の端部と円筒部よりもフロート側に位置するアームの一部との間から円筒部が抜け落ちて、アームが支持部材から脱落することを抑制することができる。
(特徴6)液面検出装置では、アームは、対向部分の間に、弾性変形することによって対向部分の間隔を広げる弾性変形部を有していてもよい。この構成によれば、弾性変形部を変形させることによって対向部分の間隔を広げることができる。この結果、アームを円筒部に取り付けることができる。
(特徴7)液面検出装置では、円筒部の一部の外周面は、アームの回転軸からの距離が円筒部の他の部分の外周面のアームの回転軸からの距離よりも短くてもよい。他の部分の外周面は、アームの回転軸から一定の距離に配置されていてもよい。この構成によれば、アームを円筒部に取り付ける際には、アームの対向部分に円筒部のアームの回転軸から距離が短い部分を挿入することによって、アームを容易に円筒部に取り付けることができる。
(第1実施例)
図1に示すように、燃料ポンプモジュール10は、自動車等の車両に搭載される燃料タンク4内の燃料を、図示省略した内燃機関に供給するためのユニットである。燃料ポンプモジュール10は、燃料タンク4に配置される。
燃料ポンプモジュール10は、燃料ポンプユニット12と、燃料量検出装置20と、を備える。燃料ポンプユニット12は、燃料タンク4に収容される。燃料ポンプユニット12は、燃料タンク4の開口を閉塞するセットプレート6に取付けられている。燃料ポンプユニット12は、燃料タンク4内の燃料を、燃料ポンプユニット12内に吸入し昇圧して、燃料ポンプユニット12外に吐出する。燃料ポンプユニット12から吐出された燃料は、吐出ポート14から、図示省略された内燃機関に供給される。
燃料量検出装置20は、フロート22と、フロート22が固定されたアーム24と、アーム24の回転角を検出する磁気センサユニット30と、を備える。フロート22は、燃料タンク4内の燃料に浮かんでおり、燃料の液位に応じて上下方向に運動する。フロート22は、アーム24の先端に回転自在に取り付けられている。アーム24の基端は、磁気センサユニット30に対して、回転可能に支持されている。このため、燃料タンク4内の燃料の液位に応じてフロート22が上下動すると、それによってアーム24が燃料ポンプユニット12に対して揺動回転する。
アーム24は、例えばステンレス等の燃料に対する耐性を有する金属で作製されている。アーム24は、円柱の棒状の部材によって作製されている。アーム24の先端には、フロート22が取付けられている。アーム24の基端は、磁気センサユニット30に取り付けられている。
図2、図3に示すように、磁気センサユニット30は、燃料ポンプユニット12に対して、アーム24を回転自在に支持している。なお、図2以降の図面では、アーム24のフロート22側の一部が省略されている。磁気センサユニット30は、支持部材34と、磁石44と、カバー36と、磁気センサ48(図5参照)と、リード線32と、を備える。
支持部材34は、燃料ポンプユニット12の外壁に固定されている。支持部材34は、樹脂で作製されている。支持部材34は、本体35と、円筒部42と、一対の軸方向規制部40と、を備える。本体35は、平板形状を有する。本体35の裏面は、燃料ポンプユニット12の外壁に取り付けられている。本体35の表面側には、軸方向規制部40と円筒部42が配置されている。
円筒部42は、本体35の表面から突出している。円筒部42は、アーム24の回転軸Xを中心軸とする円筒形状を有する。即ち、円筒部42の外周面は、回転軸Xを一巡して見たときに、回転軸Xからの距離が全周に亘って同一である。
円筒部42の軸方向の両端部には、一対の軸方向規制部40が配置されている。各軸方向規制部40は、回転軸Xを中心とする円環形状を有する。各軸方向規制部40の内径は、円筒部42の内径と同一の長さを有する。各軸方向規制部40の内周面は、円筒部42の外周面と同一面上に位置する。各軸方向規制部40の外周面は、円筒部42の外周面よりも円筒部42の径方向の外側に位置している。一対の軸方向規制部40は、円筒部42の外周面よりも円筒部42の径方向の外側において、回転軸X方向にアーム24の線径と略同一の隙間を有して対向している。
円筒部42の外周面には、アーム24が取り付けられる。アーム24は、フロート22とは反対側の端部において、半円形状に湾曲されている湾曲部分24aを有する。湾曲部分24aは、円筒部42の外周面に沿った形状を有する。アーム24は、さらに互いに対向する一対の対向部分24bを有する。アーム24は、円筒部42に対向部分24bを挿入することによって、支持部材34に取り付けられる。図5に示すように、アーム24が支持部材34に取り付けられた状態では、アーム24は、一対の軸方向規制部40の隙間に配置される。
支持部材34とアーム24とには、磁石44が取り付けられたカバー36が取り付けられている。カバー36は、回転軸Xを中心にアーム24の回転方向に摺動可能に支持部材34に配置される。カバー36は、アーム24と一対の軸方向規制部40の外周縁を覆う円筒形状の外縁部38と、軸方向規制部40と円筒部42を本体35と反対側から覆う円板形状の円板部39と、を有する。この構成によれば、カバー36は、アーム24が支持部材34から脱落することを抑制することができる。図4に示すように、カバー36は、2個の切欠き36aを有する。カバー36は、2個の切欠き36aのそれぞれでアーム24を挟持することによって、アーム24に固定される。これにより、カバー36は、アーム24の回転に同期して回転する。
図5に示すように、カバー36は、円筒部42の内周側に円筒形状の磁石収容部37を有する。磁石収容部37は、回転軸Xを中心軸とする円筒形状を有する。磁石収容部37の外周面は、円筒部42の内周面に対向する。アーム24が回転移動すると、カバー36の外縁部38の内周面と軸方向規制部40の外周面とが摺動する第1の摺動状態と、円筒部42の外周面とアーム24の内周面(即ち円筒部42の外周面に対向する面)とが摺動する第2の摺動状態とのどちらか一方のみの摺動状態によって、回転軸Xを中心にアーム24の回転に同期して回転する。カバー36は、磁石収容部37に収容される磁石44を保持する。磁石44は、回転軸Xを中心軸とする円柱形状を有する。磁石44は、カバー36に保持された状態で、円筒部42の内周側に配置される。
支持部材34は、磁気センサ48を収容する。磁気センサ48は、磁石44の後方(燃料ポンプユニット12側)に配置されている。支持部材34は、磁気センサ48に対して固定されており、アーム24とカバー36は、磁気センサ48に対して、回転可能である。このため、カバー36に固定されている磁石44は、磁気センサ48に対して、回転可能である。
磁気センサ48は、アーム24の回転運動を検出し、その検出結果に基づいて燃料タンク4内に貯留される燃料量に応じたアナログ信号を、燃料メータ(図示省略)に出力する(図1参照)。磁気センサ48は、アーム24の回転角を検出する磁気式のセンサであって、例えば、ホールICを利用した公知のセンサを用いることができる。具体的には、磁気センサ48は、磁石44の磁界の向きを検出するホール素子を有する。磁気センサ48は、外部には露出しないように、支持部材34によって覆われている。
図2に示すように、磁気センサ48からは、3本のリード線32が延びている。3本のリード線32は、それぞれ、電源ライン52、出力ライン54及びグランドライン56に接続されている。電源ライン52、出力ライン54及びグランドライン56は、セットプレート6を貫通して燃料メータに接続されている。
本実施例では、アーム24は、回転軸X方向に隙間を有して対向する一対の軸方向規制部40の隙間に配置されている。図6には、アーム24が回転軸X方向の力Fを受けた場合の支持部材34とアーム24との斜視図が示されている。アーム24に力Fが付与されても、アーム24は、軸方向規制部40に当接することによって、回転軸X方向の移動が規制される。これにより、アーム24が、力Fによって支持部材34から脱落することを防止することができる。
また、アーム24は、フロート22が上下方向に移動すると、円筒部42及び軸方向規制部40に案内されて回転軸Xを回転中心として回転する。アーム24は、上記の第1の摺動状態と第2の摺動状態のどちらか一方のみの摺動状態で回転移動する。このとき、アーム24は、磁気センサ48からずれようとしても、磁気センサ48を収容する支持部材34の軸方向規制部40と円筒部42のいずれかに直接的に当接する。この構成によれば、アーム24が、磁気センサ48に対してがたつくことを抑制することができる。この結果、カバー36を介してアーム24に固定されている磁石44が、磁気センサ48に対してがたつくことを抑制することができる。これにより、検出誤差を低減することができる。また、アーム24を支持部材34に取り付けるための部材を少なくすることができる。
図7に示すように、アーム24は、軸方向規制部40に沿って湾曲する湾曲部分24aを有することによって、アーム24を、軸方向規制部40に沿って回転させることができる。
(第2実施例)
図8を参照して、第2実施例の燃料量検出装置を説明する。図8は、第2実施例の燃料量検出装置において、図4のVII-VII断面と同一の断面を示す断面図、即ち、第1実施例の図7に対応する箇所を表す断面図である。なお、図8では、カバー36が取り外されている。第2実施例の燃料量検出装置は、第1実施例の燃料量検出装置20と比較して、アーム124の形状がアーム24の形状と異なる。その他の形状は、第1実施例の燃料量検出装置20と同一であるため、説明を省略する。
アーム124は、アーム24の湾曲部分24aと同様の湾曲部分124aと、対向部分24bと同様の対向部分124bと、を備える。アーム124は、さらに、フロート22とは反対側の端に、係合部124cを備える。係合部124cは、フロート22と反対側の端に近い対向部分124b(即ち、上方に位置する対向部分124b)から、軸方向規制部40に沿って湾曲する。係合部124cの端部は、アーム124の軸方向規制部40からフロート22に伸びる部分に平行に配置されている。係合部124cの端部とアーム124の軸方向規制部40からフロート22に伸びる部分との隙間は、円筒部42の外径よりも小さい。この構成によれば、アーム124が、円筒部42に係合することができる。これにより、アーム124が円筒部42から離脱することを抑制することができる。なお、アーム124が支持部材34に取り付けられる際には、アーム124が弾性変形することによって、係合部124cの端部とアーム124の軸方向規制部40からフロート22に伸びる部分との隙間が広げられた状態で、アーム124が取り付けられる。
(第3実施例)
図9を参照して、第3実施例の燃料量検出装置を説明する。図9は、第3実施例の燃料量検出装置において、図4のVII-VII断面と同一の断面を示す断面図即ち、第1実施例の図7に対応する箇所を表す断面図である。なお、図9では、カバー36が取り外されている。第2実施例の燃料量検出装置は、第1実施例の燃料量検出装置20と比較して、アーム224の形状がアーム24の形状と異なる。その他の形状は、第1実施例の燃料量検出装置と同一であるため、説明を省略する。
アーム224は、アーム24の対向部分24bと同様の対向部分224bと、第2実施例のアーム124の係合部124cと同様の係合部224cと、を備える。アーム224は、さらに、2個の湾曲部分224aと、2個の湾曲部分224aの間に配置される弾性変形部224dを備える。各湾曲部分224aは、軸方向規制部40に沿って伸びる。弾性変形部224dは、2個の湾曲部分224aのそれぞれの一端から円筒部42に離間する方向に伸びて、円筒部42に最も離間する位置で連結されている。この構成によれば、アーム224が支持部材34に取り付けられる際、弾性変形部224dが弾性変形することによって、係合部224cの端部とアーム224の軸方向規制部40からフロート22に伸びる部分との隙間が広げられた状態で、アーム224を取り付けることができる。この結果、アーム224を支持部材34に取り付ける際に、アーム224が塑性変形することを抑制することができる。
なお、弾性変形部224dの形状は、上記の形状に限定されない。例えば、弾性変形部224dは、一方の湾曲部分224aと他方の湾曲部分224aのそれぞれの一端から円筒部42に離間する方向に互いに交わるように伸びていてもよい。弾性変形部224dは、第2実施例の湾曲部分124aと比較して、アーム224が容易に弾性変形可能となるような形状を有していればよい。
(第4実施例)
図10〜図12を参照して、第4実施例の燃料量検出装置を説明する。図10は、第3実施例の燃料量検出装置において、図4のVII-VII断面と同一の断面を示す断面図、即ち、第1実施例の図7に対応する箇所を表す断面図である。なお、図10では、カバー36及びアーム24が取り外されている。第4実施例の燃料量検出装置は、第1実施例の燃料量検出装置20と比較して、円筒部342の形状が異なる。その他の形状は、第1実施例の燃料量検出装置と同一であるため、説明を省略する。
円筒部342は、回転軸Xを中心軸とする円筒形状の一部の形状を有する。詳細には、円筒部342は、回転軸Xを中心軸とする円筒形状の左右両端が上下方向に沿ってカットされた部分342bを有する。部分342bは、互いに平行に配置されている。その他の部分342aは、回転軸Xを中心軸とする円筒形状の一部の形状を有する。これにより、部分342bの左右方向の幅は、円筒部342の上下端の部分342aの幅よりも小さい。言い換えると、円筒部342は、回転軸Xを一巡しており、部分342bの左右端の外周面は、回転軸Xからの距離が部分342aの外周面の回転軸Xからの距離よりも短い。また、部分342aの外周面は、回転軸Xから一定の距離に配置されている。
この構成によれば、図11に示すように、アーム24を支持部材34に取り付ける際に、部分342bがアーム24の隙間を通過するように、アーム24の対向部分24bに円筒部342を挿入する。これにより、アーム24を支持部材34に取り付ける際に、アーム24の変形量を小さくすることができる。
また、図12に示すように、燃料量検出装置の作動中では、アーム24は、部分342aを挟んで配置されるため、アーム24が回転軸Xに垂直な面内でがたつくことを抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上記の各実施例では、軸方向規制部40は、円環形状を有する。しかしながら、軸方向規制部40は、円環形状以外に、アーム24の回転方向に配置される部分的な円環形状を有していてもよいし、アーム24の回転方向に沿って互いに離間して並ぶ形状を有していてもよい。
また、上記の各実施例では、円筒部42が、一対の軸方向規制部40を、互いに間隔を有して支持する。しかしながら、例えば、一対の軸方向規制部40を互いに間隔を有して支持する部材は、円筒形状以外の形状を有していてもよい。例えば、部分的な円筒形状が断続的に並ぶ形状であってもよい。
また、本明細書の「液面検出装置」は、燃料タンク4内の燃料量を検出する燃料量検出装置20以外に、容器内の液体、例えば、貯水タンク内の貯水量等を検出する装置であってもよい。
「センサ」は、磁気センサ48以外に、アーム24の回転運動を検出するセンサであればよい。
また、上記の実施例では、磁気センサ48は、燃料タンク4内に貯留される燃料量に応じたアナログ信号を燃料メータに出力する。しかしながら、磁気センサ48は、アーム24の回転運動を検出し、その検出結果に基づいて燃料タンク4内に貯留される燃料の液面の高さに応じたアナログ信号を、燃料メータに出力してもよい。この場合、外部のCPUは、磁気センサ48から出力されるアナログ信号が入力されると、燃料タンク4内に貯留される燃料の液面の高さを特定し、その特定した液面の高さを表示器に表示してもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
4:燃料タンク、6:セットプレート、10:燃料ポンプモジュール、20:燃料量検出装置、22:フロート、24:アーム、24a:湾曲部分、24b:対向部分、30:磁気センサユニット、34:支持部材、35:本体、36:カバー、37:磁石収容部、38:外縁部、39:円板部、40:軸方向規制部、42:円筒部、44:磁石、48:磁気センサ

Claims (8)

  1. フロートと、
    前記フロートが取り付けられており、前記フロートの上下方向の運動を回転運動に変換するアームと、
    前記アームの回転運動を検出するセンサと、
    前記センサが固定されており、前記アームを回転可能に支持する支持部材と、を備え、
    前記支持部材は、前記センサに対して固定されており、前記アームの回転軸方向に隙間を有して互いに対向する一対の軸方向規制部を有し、
    前記アームは、前記軸方向規制部の前記隙間に配置されている、液面検出装置。
  2. 前記アームに固定されており、前記軸方向規制部と前記アームの前記軸方向規制部の前記隙間に配置される部分とを覆って、前記アームの回転方向に摺動可能に前記支持部材に支持されるカバーをさらに備える、請求項1に記載の液面検出装置。
  3. 前記軸方向規制部は、前記アームの回転中心を中心とする円周に沿って配置される、請求項1又は2に記載の液面検出装置。
  4. 前記アームは、前記軸方向規制部に沿って湾曲する湾曲部分を有する、請求項1又は2に記載の液面検出装置。
  5. 前記支持部材は、前記軸方向規制部のそれぞれの内周端に配置されており、一方の前記軸方向規制部に対して前記隙間を有して他の前記軸方向規制部を支持する円筒部をさらに有し、
    前記アームは、前記円筒部を挟んで対向する対向部分を有する、請求項4に記載の液面検出装置。
  6. 前記アームの前記フロートと反対側の端部は、前記円筒部よりも前記フロート側に位置する前記アームの一部と前記円筒部の幅よりも小さい隙間を有して対向している、請求項5に記載の液面検出装置。
  7. 前記アームは、前記対向部分の間に、弾性変形することによって前記対向部分の間隔を広げる弾性変形部を有する、請求項5又は6に記載の液面検出装置。
  8. 前記円筒部の一部の外周面は、前記アームの回転軸からの距離が前記円筒部の他の部分の外周面の前記アームの回転軸からの距離よりも短く、
    前記他の部分の外周面は、前記アームの回転軸から一定の距離に配置されている、請求項5から7のいずれか一項に記載の液面検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6125025A (ja) * 1984-07-14 1986-02-03 Nissan Motor Co Ltd 液面検出装置
JP2001124616A (ja) * 1999-10-27 2001-05-11 Yazaki Corp 液面レベルセンサ
JP5230246B2 (ja) * 2008-04-16 2013-07-10 矢崎総業株式会社 非接触式液面レベルセンサ

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