JP2016136348A - 情報処理装置、表示制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、表示制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】患者の情報の表示形式を患者の診療状況に応じて切り替えることで、患者の情報を閲覧する際のユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】患者の診療に関するステータス情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたステータス情報から判定される前記患者のステータスに応じて、前記患者の検査結果情報の初期表示に係る表示形式を切り替えて表示する表示制御手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、表示制御方法及びプログラムに関する。
医療現場の電子化の普及により、患者に関する画像や文書等の情報を大量にPC等のデバイスを使って管理できるようになった。そのため、患者の現在に至るまでの情報を、デバイスを用いて容易に確認することができるようになった。その一方で患者に紐付く情報が多くなったため、管理や操作が煩雑になってしまい、多数の画像やドキュメントから患者の状況や診療に関する内容を把握するのに手間がかかってしまう問題がある。
そのため、患者の検査結果の画像やドキュメント等の資料を俯瞰して表示し、更に、患者の情報をミスなく素早くユーザに把握させるための技術が提案されている。例えば特許文献1では、患者の診療状況に応じて、未検査の項目となっている情報を先頭に表示する技術が開示されている。これにより、ユーザは、どの検査項目が未完了かを容易に確認することができる。更に、特許文献2では、患者の診療状況に応じて、表示する項目の位置を定義通りに表示する技術が開示されている。これにより、ユーザは、患者の状態に応じて必要な資料を容易に準備することができる。
特開2010−128656号公報 特開2009−193157号公報
しかしながら、特許文献1で開示されている技術では、検査未実施の項目が存在する場合には有効であるものの、検査が全て完了している場合においては常に同じ位置に検査結果が表示されることになる。そのため、ユーザが検査結果を見たい場合には問題ないが、これまでの経緯を確認したい場合には全体を俯瞰する表示に切り替える等の手間を要するといった課題がある。また、特許文献2で開示されている技術では、患者の状況によって表示すべき情報を変更するが、常に同じレイアウトで表示することになる。そのため、ユーザが全体を俯瞰する表示形式や他の表示形式で確認したい場合には、表示形式を切り替える手間を要するといった課題がある。
本発明は、患者の情報の表示形式を患者の診療状況に応じて切り替えることで、患者の情報を閲覧する際のユーザの利便性を向上させることを目的とする。
そこで、本発明の情報処理装置は、患者の診療に関するステータス情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたステータス情報から判定される前記患者のステータスに応じて、前記患者の検査結果情報の初期表示に係る表示形式を切り替えて表示する表示制御手段と、を有する。
本発明によれば、患者の情報の表示形式を患者の診療状況に応じて切り替えることで、患者の情報を閲覧する際のユーザの利便性を向上させることができる。
情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。 情報処理装置が表示する一覧表示画面の一例を示す図(その1)である。 情報処理装置が表示する一覧表示画面の一例を示す図(その2)である。 情報処理装置が表示する一覧表示画面の一例を示す図(その3)である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<実施形態1>
本実施形態では、ユーザ(医師等)が閲覧する患者情報の初期表示における表示形式を、患者の診療に関するステータスに応じて切り替えて表示する技術について説明する。ここでいう患者情報や患者のステータスの詳細については後述する。
図1は、本実施形態における情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置100は、患者の診療内容、診療状況、診療科等の診療に関するステータスに応じて、前記患者の検査結果に関する複数の画像を一覧表示する際の一覧表示画面を編集する。即ち、情報処理装置100は、患者の診療に関するステータスに応じて、検査結果を一覧表示する際の表示形式を自動で切り替えて表示する。
情報処理装置100は、CPU101、メモリ102、記憶装置103、入力装置104、表示装置105及び通信I/F106を有し、各々はバス107により相互に接続されている。
CPU101は、情報処理装置100全体を制御する。メモリ102は、CPU101が記憶装置103から読み出したプログラムやデータを一時的に記憶する。また、メモリ102は、CPU101が各種のプログラムを実行するための領域としても利用される。
記憶装置103は、例えばSSDやHDDのような大容量記憶装置により構成される。記憶装置103は、オペレーティングシステム(OS)や各種機能を実現するための各種プログラム(制御プログラム)、CPU101が実行する処理に要する各種データ等を記憶する。後述する情報処理装置100の機能やフローチャートの処理は、CPU101が記憶装置103に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。
ここで、記憶装置103に記憶されるプログラムの例としては、画像を表示する機能を実現するプログラム等が挙げられる。また、記憶装置103に記憶されるデータの例としては、患者の検査結果に関する画像やドキュメント(文書)、画像やドキュメントから作成されたサムネイル画像(縮小画像)、患者の診療内容、診療状況、診療科等の情報が挙げられる。
以降の説明では、患者の検査結果に関する画像やドキュメントのことを、検査結果情報という。また、患者の診療内容、診療状況、診療科等の患者の診療におけるステータスに関する情報のことを、ステータス情報という。更に、検査結果情報とステータス情報とを含めた患者の情報のことを、患者情報という。即ち、情報処理装置100は、患者を識別する識別情報(名前や住所等の個人情報を含む)と、ステータス情報と、検査結果情報とを対応付けて患者情報として管理している。ここで、診療内容とは、例えば健康診断のような診療、予防接種のような定期的な診療、投薬のような診療といった、患者が今後受ける又は既に受けた診療に関する内容のことをいう。また、診療状況とは、患者が検査前であるのか、検査後(検査後から所定時間経過しているか否かの状況を含む)であるのか、クリニカルパスのような計画に対して現在どの位置にあたるのかといった診療に関する状況や診療履歴の状況のことをいう。また、上述したように、検査結果情報は画像であってもドキュメントであってもよいが、本実施形態では画像であるものとして説明する。
入力装置104は、主にユーザからの入力を受け付ける。より具体的には、入力装置104は、患者の検査結果に関する画像の閲覧指示等を受け付ける。表示装置105は、情報処理装置100が保持する各種情報を表示する。例えば、表示装置105は、入力装置104を介して入力された情報や、CPU101により実行されたプログラムの実行結果を表示する。通信I/F106は、外部装置109との通信処理を行う。
図2は、情報処理装置100が実行する処理の一例を示すフローチャートである。上述したように、図2に示すフローチャートにおける各処理は、CPU101が記憶装置103に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
S200において、CPU101は、入力装置104を介して患者の検査結果情報に関する閲覧指示を受け付けたか否かを判定し、受け付けたと判定した場合には処理をS201へ進め、受け付けていないと判定した場合には図2の処理を終了する。ここで、CPU101は、記憶装置103に記憶されている患者一覧、又は外部装置109から受け取った患者一覧から前記検査結果情報の閲覧対象とする患者(以下、対象の患者という)の選択を受け付ける。なお、ここでいう患者一覧とは、患者を識別する識別情報(名前やID等)の一覧であり、表示装置105に表示されるものとする。また、CPU101は、対象の患者を識別する識別情報の入力を入力装置104を介して直接受け付けるようにしてもよい。また、CPU101は、併せて閲覧内容の指定を受け付けるようにしてもよい。上述したように、情報処理装置100は、患者を識別する識別情報と、ステータス情報と、検査結果情報とを対応付けて患者情報として管理している。情報処理装置100は、患者情報を記憶装置103に記憶して管理するようにしてもよいし、外部装置109のようなネットワークを介して通信可能な外部の装置に記憶して管理するようにしてもよい。本実施形態では、記憶装置103に患者情報が記憶されているものとして説明する。
S201において、CPU101は、記憶装置103に記憶されている患者情報から対象の患者の患者情報を取得する。より具体的に説明すると、CPU101は、S200で指定された患者の識別情報に基づいて記憶装置103に記憶されている複数の患者情報を検索し、前記識別情報を含む患者情報を取得する。以降の処理において、CPU101は、S201で取得した患者情報に含まれるステータス情報から判定した前記患者の診療状況に応じて、前記患者の検査結果情報の初期表示に係る表示形式を切り替えて表示する。
S202で、CPU101は、S201で取得した患者情報に含まれるステータス情報に基づいて、対象の患者の診療が初診であるか又は該当する検査結果情報がないかを判定する。ここで、該当する検査結果情報とは、S200で指定された閲覧内容(診療内容、診療科等)に対応する検査結果情報のことである。また、CPU101は、前記ステータス情報に初診である旨が記述されている場合、又はS201で取得した患者情報に患者の識別情報以外の情報が含まれていない場合に初診と判定するようにしてもよい。そして、CPU101は、前記患者の診療が初診である又は前記患者に該当する検査結果情報がないと判定した場合には処理をS203へ進める。一方、CPU101は、前記患者の診療が初診ではなく、かつ、前記患者に該当する検査結果情報があると判定した場合には処理をS204へ進める。
S203で、CPU101は、電子カルテ等、対象の患者に関して保有している情報を表示装置105に表示する。この処理は、対象の患者に関して閲覧対象の検査結果情報がない場合に実行される。そのため、CPU101は、検査結果情報に替わる情報として電子カルテ等を表示する。
S204で、CPU101は、S201で取得した患者情報に含まれるステータス情報に基づいて、対象の患者の診療が再診であり、かつ、検査直後であるか否かを判定する。より具体的に説明すると、上述したステータス情報には再診か初診であるかを示す情報及び検査日時を示す情報等が含まれており、CPU101は、この情報に基づいて、対象の患者の診療が再診であり、かつ、検査直後であるか否かを判定する。そして、CPU101は、前記患者の診療が再診であり、かつ、検査直後であると判定した場合には処理をS205へ進める。一方、CPU101は、前記患者の診療が再診であり、かつ、検査直後であると判定しなかった場合には処理をS208へ進める。ここで、検査直後とは、検査後から所定の時間が経過するまでのことをいう。なお、ユーザは、検査直後とみなすことができる経過時間(閾値)を予め任意に設定可能である。また、再診であるか否か、即ち、初診でないか否かの判定方法はS202で上述した判定方法と同様のため、ここでは説明を省略する。
S205で、CPU101は、対象の患者に関する過去の検査履歴も含めた複数の検査結果情報をマトリクスで構成した俯瞰表示で表示するとともに、今回の検査結果情報、即ち、前記再診における検査結果情報を強調表示する。図3(a)は、S205の処理により表示される一覧表示画面300の一例を示す図である。一覧表示画面300には、これまでの検査結果情報の一覧が日付(検査日時)と検査項目(検査種類)と対応付けられて分類表示されている。また、今回(再診における検査直後)の検査結果情報に関しては、その他の検査結果情報よりも強調表示されるような効果301が施されている。これは、検査直後にユーザが患者の情報を見る場合というのは前記患者の検査結果情報を見たい場合がほとんどであるため、CPU101は、検査結果情報を一覧表示する際に検査直後の検査結果情報をユーザが注視できる表示形式で表示するためである。そのため、CPU101は、S205の処理以外にも、以下のS206やS207の処理を実行するようにしてもよい。なお、S205〜S207の処理は、表示制御処理の一例である。
S206で、CPU101は、再診における検査直後以外の検査結果情報の表示領域を狭めて表示する。図3(b)は、S206の処理により表示される一覧表示画面310の一例を示す図である。一覧表示画面310には、再診における検査直後の検査結果情報である画像(a4、b2、c5)がその他の検査結果情報である画像よりも大きく表示されている。
S207で、CPU101は、再診における検査直後の検査結果情報のみをリスト表示する。図3(c)は、S207の処理により表示される一覧表示画面320の一例を示す図である。図3(c)の例に示すように、CPU101は、常に過去の検査結果情報を含めて俯瞰表示するのではなく、再診における検査直後の検査結果情報である画像(a4、b2、c5)のみを一覧表示画面320に表示している。
S205〜S207の処理によって、CPU101は、ユーザから検査結果情報の閲覧指示を受け付けたタイミングが、対象の患者に対する再診の検査直後である場合、検査直後の検査結果情報を強調表示することができる。より具体的に説明すると、CPU101は、初期表示を、ユーザが前記検査直後の検査結果情報を優先的に見ることができるような表示形式や、前記検査直後の検査結果情報にユーザを誘導するような表示形式に自動的に切り替えて表示することができる。これにより、ユーザ自身が一覧表示画面を所望の表示形式に切り替えなければならないという手間をなくすことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
図2の説明に戻る。
S208で、CPU101は、S201で取得した患者情報に含まれるステータス情報に基づいて、対象の患者が検査直後ではなく、かつ、前記患者の検査結果情報が条件に該当する診療内容や診療科の検査結果情報であるかを判定する。より具体的に説明すると、上述したステータス情報には検査日時を示す情報及び診療内容や診療科を示す情報等が含まれており、CPU101は、この情報に基づいて、対象の患者が検査直後ではなく、かつ、前記患者の検査結果情報が条件に該当する診療内容や診療科の検査結果情報であるかを判定する。ここでいう条件に該当する診療内容や診療科とは、予め定められた診療内容や診療科のことであり、例えば定期的な診療を要する産婦人科等が例として挙げられるが、ユーザが任意に設定可能である。そして、CPU101は、検査直後ではなく、かつ、条件に該当する診療内容や診療科の検査結果情報であると判定した場合には処理をS209へ進める。一方、CPU101は、検査直後ではなく、かつ、条件に該当する診療内容や診療科の検査結果情報であると判定しなかった場合には処理をS211へ進める。
S209で、CPU101は、検査結果情報を実時間で表したマトリクスで構成した俯瞰表示で表示する。なお、S209の処理は、表示制御処理の一例である。図4(a)は、S209の処理により表示される一覧表示画面400の一例を示す図である。図4(a)の例では、産婦人科で検査を受けた患者の検査結果情報が表示されている。一覧表示画面400には、これまでの検査結果の一覧が日付(検査日時)と検査項目(検査種類)と対応付けられて分類表示されている。ここで、日付のスケールは、検査結果情報の有無に関わらず週毎の間隔で表示されている。これは、産婦人科という診療科では定期的な診察を行うことが多く、かつ、第x週という間隔単位が重要な情報であるため、CPU101は、検査結果情報の有無に関わらず一定単位のスケールで表示する。このスケールの決定方法の例としては、上述した条件に該当する診療科や診療内容に対応するスケール情報を予め記憶装置103に記憶させておく方法がある。これにより、CPU101は、条件に該当する診療科や診療内容の検査結果情報を表示する際のスケールを、記憶装置103から取得した対応するスケール情報が示すスケールに決定して表示することができる。
図4(a)では、産婦人科における検査結果情報の一覧を表示する場合を例に説明したが、本処理は一定単位のスケールが重要な診療科に適用する他にも、病名や治療・診療内容に応じて適用することもできる。例えば、一定単位のスケールでの表示は、投薬後の経過を見たい場合にも有効である。そのため、CPU101は、投薬の経歴のある患者や投薬に関連する病名や診療内容の患者についての検査結果情報を表示する際にも一定単位でのスケール表示を有効に適用することができ、ユーザにとって有効な一覧表示画面を表示することができる。また、幼児の予防接種等では、一定期間に複数種類の注射を複数回接種する必要があり、接種間隔も重要な情報となっている。そのため、CPU101は、そのような目的の患者についての検査結果情報を表示する際にも一定単位でのスケール表示を有効に適用することができ、ユーザにとって有効な一覧表示画面を表示することができる。
また、S209では週単位のスケールで表示するようにしているが、以下のS210の処理により、必要に応じでスケールの単位を変更するようにしてもよい。
S210で、CPU101は、図4(a)の一覧表示画面400のスケールを最適な表示に調整する。なお、S210の処理は、表示制御処理の一例である。図4(b)の一覧表示画面410は、S210の処理により図4(a)の一覧表示画面400のスケールが変更された一覧表示画面の一例を示す図である。例えば、CPU101は、一覧表示画面400のスケール部分にマウスオーバ等のユーザ操作を受け付けると、スケールの単位を一覧表示画面410のように実際の暦の表示に切り替えたり、その他にも和暦や西暦に切り替えたりすることができる。
また、CPU101は、上述した方法とは別の方法でスケールを決定して検査結果情報の一覧を表示することもできる。より具体的に説明すると、CPU101は、表示期間において検査結果情報が存在する日時の密度に応じてスケールを調整するようにしてもよい。
例えば、CPU101は、各月に1つしか検査結果情報がない場合には、スケールの単位を「日」等ではなく「月」にして表示するようにしてもよい。
また、例えば、CPU101は、検査結果情報が存在する日付を抽出する。そして、CPU101は、スケールの日付を基準日から表示させた場合に一覧表示画面の表示領域に表示される検査結果情報の日時の密度が所定値以下で、かつ、前記表示領域における空白期間が所定値以下となるようにスケールを決定してもよい。なお、ここでいう空白期間とは、検査結果情報がない期間のことである。これにより、CPU101は、ユーザが検査結果情報を見やすいように自動的にスケールを調整することができる。なお、ここでいう基準日は、検査開始日等の区切りとなる日として予め定められてもよいし、入力装置104を介して入力されたユーザの指示に応じて変更するようにしてもよい。
また、基準日を設けた表示形式の例として、図4(c)に示す一覧表示画面420のような表示形式も考えられる。なお、図4(c)は、図3(a)、(b)に示す検査結果情報を、基準日を設けたスケールで表示した場合の一覧表示画面の一例を示す図である。例えば、ユーザが複数種類投薬している患者の検査結果情報を見る場合、検査開始日からの経過を見る場合もあるが、投薬開始日からの経過を見る場合もある。このような場合には、最初の表示では検査開始日を基準日とする。そして、CPU101は、図4(c)に示すように全体の経過を示すタイムライン421上に投薬の種類とタイミングとを示すアイコン422〜424を表示し、そのアイコンを選択することで、対応する薬の投与開始日を基準日として表示する。例えば、ユーザが入力装置104を介して図4(c)中の二重丸のアイコン423を選択した場合には、CPU101が、アイコン423に対応する薬の投与を開始した日を基準日として表示する。ここで、図4(c)は、二重丸のアイコン423が選択された場合の例であり、CT画像のa1とDocのd1とはアイコン423が示す薬剤が投薬された日の画像である。また、他の例として三角のアイコン424が選択された場合、CPU101は、アイコン424が示す薬剤が投薬された日の画像であるc2を左端に表示する。
また、基準日の選択はアイコンを指定することに限らず、投薬した薬をプルダウン表示で選択するようにしてもよく、図4(c)の形態に限定されるものではない。また、日付と投薬した薬とを表示するものであれば、タイムライン421は必須ではない。また、図4(c)においては空白期間を表示していないが、図4(b)と同様に表示するようにしてもよい。
また、ユーザが長期入院によって複数回のクリニカルパスを経ている患者の検査結果情報を見る場合、同様に最初の表示では検査開始日を基準日とする。そして、ユーザが入力装置104を介して所望のクリニカルパスを選択した場合には、CPU101が、そのクリニカルパスの開始日を基準日として表示する。なお、クリニカルパスは、記憶装置103に記憶されて管理されているものとする。
その他、CPU101は、以下のような方法によりスケールを最適化するようにしてもよい。例えば、CPU101は、スケールの日付を回数表記に切り替えて表示するようにしてもよい。より具体的に説明すると、CPU101は、最新の検査結果情報の日付を「今回」という表記に切り換え、以降「前回」、「前々回」、・・・「過去x回」というような回数の表記に切り替えて俯瞰表示するようにしてもよい。
このように、CPU101は、スケールを適切に変更して検査結果情報を俯瞰表示することができる。これにより、ユーザに素早く患者の検査結果を把握させることができるようになる。即ち、患者の検査結果を閲覧する際のユーザの利便性を向上させることができる。
図2の説明に戻る。
S211で、CPU101は、検査結果情報をデータの空白期間を省略したマトリクスで構成した俯瞰表示で表示する。なお、S211の処理は、表示制御処理の一例である。図5は、S211の処理により表示される一覧表示画面500の一例を示す図である。一覧表示画面500には、検査結果情報が存在する日付毎に俯瞰表示されている。即ち、検査結果情報が存在しない期間であるデータの空白期間が省略されて表示されている。一覧表示画面500が表示される場面としては、上述した条件に該当しない場合であって、検査直後(検査後から所定時間内)でなく、診療科が産婦人科等の特殊な条件にも当てはまらない場合に、ユーザが患者の検査結果情報を確認する場合が想定される。例えば、患者の診察前や、検査後から所定の時間経過後にユーザが患者のこれまでの検査結果情報を確認するという場面である。このような場合には、ユーザが患者のこれまでの状況を一目で確認したいと考えることが多い。そのため、CPU101は、表示領域内に多くの検査結果情報をユーザに見やすく表示するために、検査結果情報が存在する日のみで構成したマトリクスで俯瞰表示する。
S212で、CPU101は、図5の一覧表示画面500のスケールを最適な表示に調整する。なお、S212の処理は、表示制御処理の一例である。この際、CPU101は、S210で説明した方法と同様の方法によってスケールの最適化を行うことができる。その他、CPU101は、以下のような方法によりスケールを最適化するようにしてもよい。例えば、CPU101は、検査結果情報が存在する日付を抽出する。そして、CPU101は、直近の日付を含む期間であって、検査結果情報が存在する日付の密度が所定値以上となる期間となるようにスケールを調整するようにしてもよい。
このように、CPU101は、患者の検査結果情報がない空白期間を省略して俯瞰表示するとともに、スケールを最適化することで、診察前や検査後から所定の時間経過後にユーザが患者のこれまでの検査結果情報を一目で把握しやすくなる。即ち、患者の検査結果を閲覧する際のユーザの利便性を向上させることができる。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、患者のステータス情報から判定される条件によって患者の検査結果情報の表示形式を自動的に変更することで、ユーザが所望する表示形式で検査結果情報の一覧画面を表示することができるようになる。これにより、ユーザは、素早く患者の情報を把握することができるようになる。
なお、上述した図2のフローチャートに係る処理において、CPU101は、S204、S208の判定処理を必ずしも全て実行しなければいけないわけではない。例えば、CPU101は、患者が再診における検査直後であるか否かに関わらず、S208の判定処理を実行するようにしてもよい。また、例えば、CPU101は、患者の検査後から所定時間経過している場合、患者の診療内容や診療科に関わらず、S211の処理を実行するようにしてもよい。このようにすることで、CPU101は、ユーザの要望に応じて、より柔軟に表示形式を変更することができるようになる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、上述した各実施形態によれば、患者の情報の表示形式を患者の診療状況に応じて切り替えることで、患者の情報を閲覧する際のユーザの利便性を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい形態について詳述したが、本実施形態は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 情報処理装置、101 CPU、102 メモリ、103 記憶装置、104 入力装置、105 表示装置、106 通信I/F、107 バス

Claims (14)

  1. 患者の診療に関するステータス情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたステータス情報から判定される前記患者のステータスに応じて、前記患者の検査結果情報の初期表示に係る表示形式を切り替えて表示する表示制御手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記取得されたステータス情報に基づいて前記患者のステータスが再診における検査後から所定の時間内であるか否かを判定する判定手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記判定手段により所定の時間内であると判定された場合には、前記患者の過去の検査履歴も含めた複数の検査結果情報のうち前記再診における検査結果情報を強調表示する表示形式に切り替えて表示する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記複数の検査結果情報のうち前記再診における検査結果情報のみを一覧表示する表示形式に切り替えて表示する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記複数の検査結果情報を検査日時と検査項目と対応付けて俯瞰表示し、かつ、俯瞰表示した前記検査結果情報のうち前記再診における検査結果情報を強調表示する表示形式に切り替えて表示する請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記判定手段により所定の時間内でないと判定された場合には、前記患者の過去の検査履歴も含めた複数の検査結果情報を検査日時と検査項目と対応付けて俯瞰表示する際に、前記検査結果情報が存在しない期間を省略して俯瞰表示する表示形式に切り替えて表示する請求項2乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得されたステータス情報に基づいて前記患者の診療が予め定められた診療内容又は診療科での診療に該当するか否かを判定する判定手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記判定手段により該当すると判定された場合には、前記患者の過去の検査履歴も含めた複数の検査結果情報を検査日時と検査項目と対応付けて俯瞰表示する際に、前記検査結果情報が存在しない期間も含めて俯瞰表示する表示形式に切り替えて表示する請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記判定手段により該当しないと判定された場合には、前記患者の過去の検査履歴も含めた複数の検査結果情報を検査日時と検査項目と対応付けて俯瞰表示する際に、前記検査結果情報が存在しない期間を省略して俯瞰表示する表示形式に切り替えて表示する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記患者の過去の検査履歴も含めた複数の検査結果情報を検査日時と検査項目と対応付けて俯瞰表示する際に、日時のスケールを前記患者のステータスに応じて変更して表示する請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記スケールにおける単位を前記患者が受けた診療内容又は診療科に応じて予め定められている単位に変更して表示する請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記スケールにおける単位を表示期間において検査結果情報が存在する日時の密度に応じて変更して表示する請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示制御手段は、前記患者の過去の検査履歴も含めた複数の検査結果情報を検査日時と検査項目と対応付けて俯瞰表示する際の表示領域における日時の基準を、ユーザの指示に応じて変更して表示する請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記検査結果情報は、前記患者の検査結果を示す画像又はドキュメントである請求項1乃至11の何れか1項に記載の情報処理装置。
  13. 情報処理装置が実行する表示制御方法であって、
    患者の診療に関するステータス情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得されたステータス情報から判定される前記患者のステータスに応じて、前記患者の検査結果情報の初期表示に係る表示形式を切り替えて表示する表示制御ステップと、
    を含む表示制御方法。
  14. コンピュータに、
    患者の診療に関するステータス情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得されたステータス情報から判定される前記患者のステータスに応じて、前記患者の検査結果情報の初期表示に係る表示形式を切り替えて表示する表示制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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