JP2016127442A - 無線通信装置及び携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線通信機能を実現するためのアンテナによる通信品質を向上させること。【解決手段】他の装置と無線により通信する無線通信装置であって、導線をループ状のコイルにして、基板に対して回転軸が垂直になるよう基板上に配置される第1のアンテナと、導線をループ状のコイルにして、基板に対して回転軸が平行になるよう基板上に配置される第2のアンテナと、他の装置と無線通信装置との位置関係に応じて第1のアンテナ及び第2のアンテナそれぞれに発生する信号を計測する計測部と、計測された信号の大きさに応じて、第1のアンテナ及び第2のアンテナのいずれかを、他の装置との通信用のアンテナとして選択する選択部とを含むことを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、無線通信装置及び携帯端末装置に関する。
携帯端末装置等の機器においてNFC(Near Field Communication)等の無線通信機能を実現するために、導線をループ状にコイルしたループアンテナが搭載されることが多い。このようなループアンテナの形状を大きくすることで通信範囲を向上させることが知られている。一方で、部品の増加や小型化、軽量化が進む携帯端末装置等の機器においては、アンテナを搭載可能な容積が限られているため、機器に搭載するアンテナの小型化、薄型化が要求されている。
また、ループアンテナは金属部品の影響を受けやすく、金属部品の近くに搭載されると通信に必要な磁界が弱められてしまうため、ループアンテナを機器に搭載する際には、機器に搭載されている金属部品の影響を考慮する必要がある。このようなアンテナの小型化、金属部品の影響を考慮して、小型で金属の影響を受けにくいアンテナとして、磁性体に導線をコイル状に巻きつけた棒状のアンテナ(以降、「バーアンテナ」とする)を搭載する方法が知られている。
また、リーダライタに対して機器を斜めにかざしても通信品質を維持する目的で、ループアンテナ及びバーアンテナの両方を搭載し、互いに異なる回転軸を持たせることで通信可能範囲を拡げる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上述のようなループアンテナやバーアンテナを搭載した機器と、機器と無線通信するためのリーダライタとの位置関係により通信品質が悪化する場合がある。例えば、リーダライタがループアンテナで構成されている場合、ループアンテナを搭載した機器とリーダライタとが通信を行うと、リーダライタのループアンテナの端部で通信できない位置(以降、「ヌル点」とする)があり、ヌル点では通信品質が悪化する。また、バーアンテナを搭載した機器とリーダライタとが通信を行うと、リーダライタのループアンテナの中心付近にヌル点があり、ヌル点では通信品質が悪化する。
また、特許文献1に開示された技術では、機器に搭載されているループアンテナ及びバーアンテナ(以降、「接続アンテナ」とする)に発生する電流は、各アンテナに発生する電流の和である。そのため、特許文献1に開示された技術においても、アンテナそれぞれの電流が逆向きとなる位置では、各アンテナの電流が互いに打ち消し合って電流がゼロになるヌル点があり、ヌル点では通信品質が悪化する。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、無線通信機能を実現するためのアンテナによる通信品質を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、他の装置と無線により通信する無線通信装置であって、導線をループ状のコイルにして、基板に対して回転軸が垂直になるよう前記基板上に配置される第1のアンテナと、導線をループ状のコイルにして、前記基板に対して回転軸が平行になるよう前記基板上に配置される第2のアンテナと、前記他の装置と前記無線通信装置との位置関係に応じて前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナそれぞれに発生する信号を計測する計測部と、計測された前記信号の大きさに応じて、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナのいずれかを、前記他の装置との通信用のアンテナとして選択する選択部とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、無線通信機能を実現するためのアンテナによる通信品質を向上させることができる。
本発明の実施形態との比較のための従来のRFIDタグ及びリーダライタの構成を断面及び俯瞰の二軸で例示する図である。 本発明の実施形態に係るループアンテナ及びバーアンテナの形状を例示する図である。 本発明の実施形態に係るループアンテナ及びバーアンテナにおいて発生する電流を例示するグラフである。 本発明の実施形態に係るループアンテナ及びバーアンテナを接続したアンテナにおいて発生する電流を例示するグラフである。 本発明の第1の実施形態に係るRFIDタグの構成を例示する図である。 本発明の実施形態に係るループアンテナ及びバーアンテナの配置態様を例示する図である。 本発明の第1の実施形態に係る検知部の構成を例示する図である。 本発明の実施形態に係る各アンテナにおいて発生する電圧振幅及び整流回路からの出力を例示する図である。 本発明の実施形態に係る各アンテナにおいて発生する電圧振幅及び整流回路からの出力を例示する図である。 本発明の実施形態に係る選択部の構成を例示する図である。 本発明の実施形態に係るRFIDタグにおいて発生する電流を例示するグラフである。 本発明の第2の実施形態に係るRFIDタグの構成を例示する図である。 本発明の第2の実施形態に係るスイッチ制御部の構成を例示する図である。 本発明の第2の実施形態に係るデジタル制御回路の動作を例示するフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るループアンテナ及び2つのバーアンテナの配置態様を例示する図である。 本発明の第3の実施形態に係るRFIDタグの構成を例示する図である。 本発明の第3の実施形態に係るRFIDタグの構成を例示する図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、他の装置と無線により通信する無線通信装置として、RFID(Radio Frequency IDentifier)タグを例として説明する。また、本実施形態においては、RFIDタグと通信する他の装置として、RFIDタグに対してデータの読み書きを行うリーダライタを例として説明する。
まず、本実施形態の説明に先立ち従来の構成を説明する。図1は、本実施形態との比較のための従来のRFIDタグ27a、27b、27c及びリーダライタ24の構成を断面及び俯瞰の二軸で例示する図である。図1に示すように、リーダライタ24の基板上には、例えば導線がループ状に形成されたアンテナ25が配置されている。
図1に示したXa、Xb及びXcは、x軸方向の座標(以降、「X座標」とする)を示す。リーダライタ24は、Xa、Xb、Xcそれぞれの位置にあるRFIDタグ27a、27b、27cに対してデータを読み書きする。以降、RFIDタグ27a、27b、27cを区別せず、「RFIDタグ27」とする場合がある。
具体的には、リーダライタ24がアンテナ25に電流を流すことにより、図1に示した磁界26が発生する。RFIDタグ27は、磁界26による電磁誘導により発生した電流を電圧に変換することにより、リーダライタ24との通信が可能になる。リーダライタ24は、通信可能なRFIDタグ27に対してデータを読み書きする。すなわち、リーダライタ24とRFIDタグ27との間の通信品質は、RFIDタグ27の位置における磁界26及びRFIDタグ27のアンテナ構成に依存する。
図2は、RFIDタグ27に搭載され得るアンテナの形状を例示する図である。図2(a)は、導線がループ状にコイルされたアンテナ(以降、「ループアンテナ」とする)であり、図2(b)は、磁性体に導線をコイル状に巻きつけた棒状のアンテナ(以降、「バーアンテナ」とする)である。図2に示すように、ループアンテナの回転軸は、アンテナを配置する基板に対して垂直(z軸方向)であり、バーアンテナの回転軸は、アンテナを配置する基板に対して平行(x軸方向)である。
図3は、図2に示した各アンテナにおいて、図1に示した磁界26による電磁誘導により発生する電流を例示するグラフである。図3に示したグラフの横軸はX座標を示し、縦軸は電流Iを示す。なお、図3に示したXa、Xb、Xcは、それぞれ図1に示したXa、Xb、Xcに対応する。また、図3は、z軸方向の座標(Z座標)は固定、すなわちRFIDタグ27とリーダライタ24との距離は一定であり、y軸方向の座標(Y座標)もリーダライタ24の中心位置で固定である場合のグラフであるとする。
図3(a)は、図2(a)に示したループアンテナにおいて発生する電流を例示する図である。図2(a)に示したループアンテナを搭載したRFIDタグ27がリーダライタ24の中心であるXbに位置する場合、図1に示すように磁界26の向きは、ループアンテナの平面に対して垂直である。そのため、ループアンテナがXbに位置する場合に回転軸内を抜ける磁界26が最大となるので、図3(a)に示すように、RFIDタグ27がXbに位置する場合、ループアンテナにおいて発生する電流は最大となる。
一方、ループアンテナを搭載したRFIDタグ27がリーダライタ24のx軸方向の端部であるXa、Xcに位置する場合、図1に示すように、磁界26の向きは、ループアンテナの平面に対して平行である。そのため、図3(a)に示すように、RFIDタグ27がXa、Xcに位置する場合、ループアンテナにおいて発生する電流はほぼゼロであり、リーダライタ24とRFIDタグ27との通信が不能になる。このような通信が不能となる位置が「ヌル点」である。
図3(b)は、図2(b)に示したバーアンテナにおいて発生する電流を例示する図である。図2(b)に示したバーアンテナを搭載したRFIDタグ27がリーダライタ24のx軸方向の端部であるXa、Xcに位置する場合、図1に示すように、磁界26の向きは、バーアンテナの回転軸方向と平行である。そのため、図3(b)に示すように、RFIDタグ27がXa、Xcに位置する場合、バーアンテナにおいて発生する電流は最大となる。なお、図1に示すように、Xaの位置における磁界26の向きとXcの位置における磁界26の向きとが逆であるので、Xcの位置においては負の電流となる。
一方、バーアンテナを搭載したRFIDタグ27がリーダライタ24のx軸方向の中心であるXbに位置する場合、図3(b)に示すように、バーアンテナにおいて発生する電流はほぼゼロであり、リーダライタ24とRFIDタグ27との通信が不能になる。このように、バーアンテナを搭載したRFIDタグ27においては、本来通信できるはずの領域であるにも関わらず通信できない位置があり、この位置が「ヌル点」である。
上述したように、ループアンテナにおいてはリーダライタ24のx軸方向の中心から端部へ向かうほど発生する電流が小さくなり、端部付近にヌル点がある。一方、バーアンテナにおいてはリーダライタ24のx軸方向の端部ほど発生する電流が大きいが、x軸方向の中心付近にヌル点がある。そこで、それぞれのアンテナの特性を利用して、通信範囲を拡大するためにループアンテナ及びバーアンテナの両方を用いることが考えられる。
ループアンテナとバーアンテナとは互いに異なる回転軸となるように配置され、ループアンテナ及びバーアンテナ(以降、「接続アンテナ」とする)に発生する電流は、各アンテナに発生する電流の和である。図4は、接続アンテナにおいて発生する電流を例示するグラフである。図4に示したグラフの縦軸及び横軸は、図3に示したグラフの縦軸及び横軸と同様である。
図4に示すように、両者のアンテナにおいて同じ向きの電流が発生する位置では、接続アンテナにおいて発生する電流が図3に示した場合に比べて大きくなる。しかしながら、両者のアンテナにおいて逆向きの電流が発生する位置では、図4に示すように、各アンテナにおいて発生する電流が互いに打ち消し合って電流がゼロになるヌル点が発生する。このように、ループアンテナとバーアンテナとを組み合わせた場合であっても、依然としてヌル点が発生する問題がある。
本実施形態の要旨は、ループアンテナとバーアンテナとの両方を用いた場合であってもヌル点が発生することなく、通信品質を維持することにある。以下、本実施形態に係るRFIDタグの構成を説明する。
1.実施形態1
以下、本発明の第1の実施形態を説明する。図5は、本発明の第1の実施形態に係るRFIDタグの構成を例示する図である。図5に示すように、本発明の第1の実施形態に係るRFIDタグは、アンテナ回路1及び通信部2を含む。アンテナ回路1は、ループアンテナ3、バーアンテナ4、検知部5及び選択部6を含む。ループアンテナ3及びバーアンテナ4はそれぞれ図2及び図3を示して説明した特性と同様の特性を有するアンテナである。
図6は、ループアンテナ3及びバーアンテナ4の配置態様を例示する図である。図6に示すように、ループアンテナ3は、基板に対して回転軸が垂直になるよう基板上に配置される第1のアンテナであり、バーアンテナ4は、基板に対して回転軸が平行になるよう基板上に配置される第2のアンテナである。すなわち、ループアンテナ3の回転軸方向とバーアンテナ4の回転軸方向とは互いに直交している。
なお、図6に示した場合においては、ループアンテナ3の一辺とバーアンテナ4の回転軸方向が平行になるように配置されているが、この配置は必須ではなく、基板に対する各アンテナの回転軸方向が上述した態様であればよい。例えば、両アンテナが重なり合うように配置されてもよい。
ループアンテナ3は、例えば、基板に対するプリント配線パターンにより形成される。また、バーアンテナ4は、例えば、板状フェライトに導線をコイル状に巻きつけて形成される。板状フェライトとしては、例えば、焼結フェライトや合金を用いた強磁性体が挙げられる。
ループアンテナ3及びバーアンテナ4それぞれの両端子は、検知部5及び選択部6に接続される。RFIDの通信において、ループアンテナ3及びバーアンテナ4がリーダライタ24からの信号を受信すると、ループアンテナ3及びバーアンテナ4において電圧が発生する。
検知部5は、ループアンテナ3及びバーアンテナ4において発生した電圧を検知し、電圧の検知結果に基づいて、いずれのアンテナによりリーダライタ24と通信するかを選択するための選択信号を、選択部6に対して出力する。検知部5の詳細な構成については後述する。
選択部6は、検知部5から入力された選択信号に基づいて選択されたアンテナがリーダライタ24と通信可能になるよう切り替える。選択部6の詳細な構成については後述する。通信部2は、選択部6により選択されたアンテナとリーダライタ24との通信を処理する。
次に、検知部5の詳細な構成を説明する。図7は、検知部5の構成を例示する図である。図7に示すように、検知部5は、整流回路7a、7b、差動増幅回路8を含む。また、整流回路7aは、ダイオード9a〜9d、抵抗器10a、キャパシタ11aを含み、整流回路7bは、ダイオード9e〜9h、抵抗器10b、キャパシタ11bを含む。
整流回路7aは、ダイオード9a、9bによりループアンテナ3の両端と接続され、整流回路7bは、ダイオード9e、9fによりバーアンテナ4の両端と接続されるが、整流回路7a、7bの構成は同様の構成である。以降、整流回路7a、7bを区別せず、整流回路7とする場合がある。整流回路7は、接続されているアンテナの両端に発生する電圧振幅を抽出して、差動増幅回路8に対して出力する。すなわち、整流回路7は、電圧振幅である信号を検知する信号検知回路として機能する。
図8及び図9は、各アンテナにおいて発生する電圧振幅及び各整流回路7からの出力を例示する図である。図8(a)及び図9(a)は、ループアンテナ3における電圧振幅を例示する図であり、図8(b)及び図9(b)は、バーアンテナ4における電圧振幅を例示する図であり、図8(c)及び図9(c)は、整流回路7a、7bからの出力を例示する図である。
図8(a)、(b)に示すように、ループアンテナ3の電圧振幅は、バーアンテナ4の電圧振幅よりも大きいので、図8(c)に示すように、実線で示す整流回路7aからの出力電圧は、破線で示す整流回路7bからの出力電圧よりも高い。
一方、図9(a)、(b)に示すように、ループアンテナ3における電圧振幅は、バーアンテナ4における電圧振幅よりも小さいので、図9(c)に示すように、実線で示す整流回路7aからの出力電圧は、破線で示す整流回路7bからの出力電圧よりも低い。
差動増幅回路8は、整流回路7a、7bから入力された出力電圧に基づいて、選択信号を出力する。差動増幅回路8は、例えば、整流回路7aからの出力電圧が整流回路7bの出力電圧よりも高い場合、Highレベル(Hレベル)信号を選択信号として出力し、それ以外の場合はLowレベル(Lレベル)信号を選択信号として出力する。例えば、図8に示した出力電圧の場合、差動増幅回路8は、Hレベル信号を選択信号として選択部6に対して出力する。また、図9に示した出力電圧の場合、差動増幅回路8は、Lレベル信号を選択信号として選択部6に対して出力する。
次に、選択部6の詳細な構成を説明する。図10は、選択部6の構成を例示する図である。図10に示すように、選択部6は、選択スイッチ12を含み、選択スイッチ12は、CMOSスイッチ等のスイッチ素子13a、13b、13c、13dを含む。例えば、検知部5から入力された選択信号がHレベル信号である場合、スイッチ素子13a、13bがオンになり、スイッチ素子13c、13dがオフになる。すなわち、選択信号がHレベル信号である場合、ループアンテナ3と通信部2とが接続される。
一方、検知部5から入力された選択信号がLレベル信号である場合、スイッチ素子13c、13dがオンになり、スイッチ素子13a、13bがオフになる。すなわち、選択信号がLレベル信号である場合、バーアンテナ4と通信部2とが接続される。
図11は、図5に示した構成のRFIDタグにおいて発生する電流を例示するグラフである。図11に示した横軸はX座標を示し、縦軸は電流Iを示す。リーダライタ24のx軸方向の端部(図11の左側端部)においては、バーアンテナ4の振幅がループアンテナ3の振幅よりも大きいので、バーアンテナ4が選択されて、図11に実線で示す電流となる。
そして、リーダライタ24のx軸方向の中心へ向かうと、ループアンテナ3の振幅がバーアンテナ4の振幅よりも大きくなる位置があるので、その位置でループアンテナ3に切り替えられて、図11に実線で示す電流となる。さらに、リーダライタ24のx軸方向の中心から端部(図11の右側端部)に向かうと、バーアンテナ4の振幅(電流の絶対値)がループアンテナ3の振幅(電流の絶対値)よりも大きくなる位置があるので、その位置でバーアンテナ4に切り替えられて、図11に実線で示す電流となる。
すなわち、検知部5は、他の装置であるリーダライタ24とRFIDタグである無線通信装置との位置関係に応じてループアンテナ3(第1のアンテナ)及びバーアンテナ4(第2のアンテナ)それぞれに発生する信号(電圧振幅)を計測する計測部として機能する。また、選択部6は、計測された信号の大きさに応じて、第1のアンテナ及び第2のアンテナのいずれかを、他の装置との通信用アンテナとして選択する機能を有する。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ回路1を備えるRFIDタグである無線通信装置は、基板に対して回転軸が垂直になるよう配置されるループアンテナ3及び基板に対して回転軸が平行になるよう配置されるバーアンテナ4を備える。無線通信装置は、リーダライタ24により発生している磁界26により両アンテナにおいて発生する電圧振幅を検知し、検知した電圧振幅が大きい方のアンテナをリーダライタ24との通信用のアンテナとして選択する。これにより、各アンテナ単独で用いた場合に発生するヌル点を回避することができるので、無線通信機能を実現するためのアンテナによる通信品質を向上させることが可能になる。
また、上記実施形態に係る無線通信装置は、図6に示した回転軸方向の関係で、プリント配線パターンで形成された薄型のループアンテナ3を基板上に配置したり、比較的小型で薄型のバーアンテナ4を基板上に配置したりする。このような構成により、ループアンテナ3の形状を大きくするよりも、小型、薄型に抑えるとともに通信品質を向上させることができる。また、本実施形態に係る構成により、アンテナを小型、薄型に抑えることができるので、携帯端末装置等の機器に搭載する際の設計自由度を向上させるとともに、回路や設計のコストを軽減することができる。
2.実施形態2
以下、本発明の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態においては、検知部5にループアンテナ3及びバーアンテナ4それぞれの両端が接続され、両アンテナにおいて発生する電圧を検知する場合を例として説明した。第2の実施形態においては、電圧を検知する構成がいずれか一方のアンテナに接続するよう制御し、接続を切り替えて両アンテナの電圧を順に検知する。
図12は、本発明の第2の実施形態に係るRFIDタグの構成を例示する図である。図12に示すように、本発明の第2の実施形態に係るRFIDタグは、アンテナ回路14及び通信部2を含む。アンテナ回路14は、ループアンテナ3、バーアンテナ4、選択部6及びスイッチ制御部15を含む。通信部2、ループアンテナ3、バーアンテナ4及び選択部6は、図5に示した通信部2、ループアンテナ3及びバーアンテナ4及び選択部6と同様である。以下、第1の実施形態と異なる構成のみを説明する。
スイッチ制御部15は、選択部6により選択されたアンテナにおいて発生する電圧を検知し、電圧の検知結果に基づいて、いずれのアンテナによりリーダライタ24と通信するかを選択するための選択信号を、選択部6に対して出力する。以下、スイッチ制御部15の詳細な構成を説明する。
図13は、スイッチ制御部15の構成を例示する図である。図13に示すように、スイッチ制御部15は、整流回路16、AD(Analog−to−Digital)コンバータ17及びデジタル制御回路18を含む。整流回路16は、図7に示した整流回路7と同様の構成である。
ADコンバータ17は、整流回路16から出力されたループアンテナ3及びバーアンテナ4のいずれか一方の電圧をデジタル値に変換し、デジタル制御回路18に対して出力する。デジタル制御回路18は、両アンテナの電圧を順に検知するために、選択部6に対して選択信号を出力する。また、デジタル制御回路18は、ADコンバータ17から順に入力された両アンテナのデジタル値に基づいて、リーダライタ24と通信するアンテナを選択するための選択信号を選択部6に対して出力する。
図14は、デジタル制御回路18の動作を例示するフローチャートである。図14に示すように、デジタル制御回路18は、まず、ループアンテナ3において発生する電圧を検知するために、ループアンテナ3を選択するよう選択部6を制御するための選択信号を出力する(S1401)。ループアンテナ3の選択信号を出力したデジタル制御回路18は、出力した選択信号によりリーダライタ24と通信可能になるよう切り替えられたループアンテナ3において発生した電圧のデジタル値(以降、「ループ振幅値」とする)を取得する(S1402)。
次に、デジタル制御回路18は、バーアンテナ4において発生する電圧を検知するために、バーアンテナ4を選択するよう選択部6を制御するための選択信号を出力する(S1403)。バーアンテナ4の選択信号を出力したデジタル制御回路18は、出力した選択信号によりリーダライタ24と通信可能になるよう切り替えられたバーアンテナ4において発生した電圧のデジタル値(以降、「バー振幅値」とする)を取得する(S1404)。なお、S1401、S1402の処理とS1403とS1404の処理とは前後関係に制約はなく、S1401、S1402の処理の前にS1403とS1404の処理が実行されてもよい。
ループ振幅値及びバー振幅値を取得したデジタル制御回路18は、まず、取得したループ振幅値が予め定められた基準の振幅値(以降、「基準値」とする)以上であるか否かを判定する(S1405)。ループ振幅値が基準値以上である場合(S1405/YES)、デジタル制御回路18は、取得したバー振幅値が基準値以上であるか否かを判定する(S1406)。
バー振幅値が基準値以上である場合(S1406/YES)、デジタル制御回路18は、ループ振幅値がバー振幅値以上であるか否かを判定する(S1407)。ループ振幅値がバー振幅値以上である場合(S1408/YES)、デジタル制御回路18は、ループアンテナ3によりリーダライタ24と通信するよう選択部6を制御するための選択信号を出力する(S1408)。
また、ループ振幅値が基準値以上である場合であって(S1405/YES)、バー振幅値が基準値よりも小さいとき(S1406/NO)も、デジタル制御回路18は、上述したS1408の処理を行う。
一方、ループ振幅値が基準値よりも小さい場合(S1405/NO)、デジタル制御回路18は、バー振幅値が基準値以上であるか否かを判定する(S1409)。バー振幅値が基準値以上である場合(S1409/YES)、デジタル制御回路18は、バーアンテナ4によりリーダライタ24と通信するよう選択部6を制御するための選択信号を出力する(S1410)。一方、バー振幅値が基準値よりも小さい場合(S1409/NO)、デジタル制御回路18は、S1401の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
また、ループ振幅値及びバー振幅値がともに基準値以上の場合であって(S1405/YES、S1406/YES)、ループ振幅値がバー振幅値よりも小さいとき(S1407/NO)も、デジタル制御回路18は、上述したS1410の処理を行う。
S1408の処理又はS1410の処理が実行されることにより、リーダライタ24は、選択されたアンテナによりRFIDタグと通信を行う。デジタル制御回路18は、通信を行ってから予め定められた時間が経過するまでそのまま通信を継続し(S1411/NO)、予め定められた時間が経過すると(S1411/YES)、リーダライタ24と通信しているアンテナの振幅値を取得する(S1412)。
振幅値を取得したデジタル制御回路18は、取得した振幅値が基準値以上であるか否かを判定する(S1413)。振幅値が基準値以上である場合(S1413/YES)、デジタル制御回路18は、リーダライタ24と通信しているアンテナによる通信を継続する。一方、振幅値が基準値よりも小さい場合(S1413/NO)、デジタル制御回路18は、S1401の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
すなわち、スイッチ制御部15は、他の装置であるリーダライタ24とRFIDタグである無線通信装置との位置関係に応じてループアンテナ3(第1のアンテナ)及びバーアンテナ4(第2のアンテナ)それぞれに発生する信号(電圧振幅)を計測する計測部として機能する。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態に係るアンテナ回路14を備えるRFIDタグである無線通信装置は、ループアンテナ3及びバーアンテナ4それぞれにおいて発生するいずれかの電圧(信号)を、1つの整流回路16により順に検知する。そして、無線通信装置は、検知した各アンテナの振幅値及び基準値に基づいていずれかのアンテナをリーダライタ24との通信用のアンテナとして選択する。第2の実施形態に係るアンテナ回路14は、第1の実施形態のアンテナ回路1よりも整流回路が少ない構成で実現できるので、回路のコストを軽減しつつ、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
3.実施形態3
以下、本発明の第3の実施形態を説明する。第1の実施形態及び第2の実施形態において、アンテナ回路1、14は、ループアンテナ3及びバーアンテナ4をそれぞれ1つずつ含む場合を例として説明した。第3の実施形態に係るアンテナ回路は、バーアンテナ4を2つ含む。
図15は、第3の実施形態におけるループアンテナ3及び2つのバーアンテナ4a、4bの配置態様を例示する図である。図15に示すように、ループアンテナ3は、図6に示した場合と同様に、基板に対して回転塾が垂直になるように配置され、バーアンテナ4a、4bは、基板に対して回転軸が平行になるように配置される。また、図15に示すように、バーアンテナ4a、4bは直交するように配置される。
図16及び図17は、図15に示したアンテナの配置態様おけるRFIDタグの構成を例示する図である。図16は、図5に示した第1の実施形態に係る構成と同様な構成であり、図17は、図12に示した第2の実施形態に係る構成と同様な構成である。
図16に示したアンテナ回路19に含まれる検知部20は、ループアンテナ3及びバーアンテナ4a、4bにおいて発生した電圧を検知し、検知した電圧が最大のアンテナを通信用のアンテナとして選択するための選択信号を選択部21に対して出力する。選択部21は、検知部20から入力された選択信号に基づいて選択されたアンテナがリーダライタ24と通信可能になるよう切り替える。
図17に示したアンテナ回路22に含まれるスイッチ制御部23は、選択部21により選択されたアンテナにおいて発生する電圧を検知し、3つのアンテナそれぞれの電圧を順次検知する。そして、スイッチ制御部23は、3つのアンテナそれぞれの電圧の検知結果に基づいて、いずれのアンテナによりリーダライタ24と通信するかを選択するための選択信号を、選択部21に対して出力する。スイッチ制御部23の動作ロジックは、図14に示した場合と同様である。
なお、検知部20及びスイッチ制御部23は、第1の実施形態に係る検知部5及び第2の実施形態に係るスイッチ制御部15と同様の計測部として機能する。また、選択部21は、第1の実施形態及び第2の実施形態に係る選択部6と同様に第1のアンテナ及び第2のアンテナのいずれかを、他の装置との通信用のアンテナとして選択する機能を有する。
このような構成により、3つのアンテナのうち最も振幅値が大きいアンテナをリーダライタ24との通信用のアンテナとして使用することができるので、通信範囲をxy軸の両方向に対して拡大することが可能になる。また、図17に示した構成によれば、図16に示した構成よりも回路規模を小さくすることができる。
なお、上記第1から第3の実施形態に係る無線通信装置においては、基板に対してプリント配線パターンにより形成されたループアンテナ3及びバーアンテナ4が図6や図15に示した態様で配置される場合を例として説明した。このようなループアンテナ3やバーアンテナ4を配置することで、第1の実施形態において説明したように、アンテナを小型、薄型に抑えることができるが、このようなループアンテナ3やバーアンテナ4を用いることは必須ではない。例えば、プリント配線パターンで形成されたループアンテナ3を例として説明した第1のアンテナは、基板に対して回転軸が垂直になるよう基板上に配置されるアンテナであればよい。また、例えば、バーアンテナ4を例として説明した第2のアンテナは、導線をループ状のコイルにして、基板に対して回転軸が平行になるよう基板上に配置されるアンテナであればよい。
なお、上記第1から第3の実施形態に係る無線通信装置は、アンテナごとの振幅値の大きさを比較して、振幅値が最大の1つのアンテナをリーダライタ24との通信用アンテナとして選択する場合を例として説明した。その他、アンテナごとの振幅値に加えて、複数のアンテナが通信部2と接続される場合の振幅値の大きさを比較するようにしてもよい。
複数のアンテナが通信部2と接続された場合、発生する電流は接続された各アンテナにおいて発生する電流の和であるので、RFIDタグとリーダライタ24との位置関係によっては、複数のアンテナが通信部2と接続される場合の振幅値が最大となる場合がある。このような構成により、RFIDタグとリーダライタ24との位置関係によっては、いずれか1つのアンテナによりリーダライタ24と通信を行うよりも、RFIDタグとリーダライタ24との距離が遠くても通信品質を維持することが可能になる。
この場合、選択部6、21は、計測部として機能する検知部5、20やスイッチ制御部15、23により計測された信号の大きさに応じて、第1のアンテナ及び第2のアンテナのいずれか又は第1のアンテナ及び第2のアンテナの複数を接続したアンテナを、他の装置との通信用アンテナとして選択する機能を有する。
1、14、19、22 アンテナ回路
2 通信部
3 ループアンテナ
4 バーアンテナ
5、20 検知部
6、21 選択部
7、16 整流回路
8 差動増幅回路
9 ダイオード
10 抵抗器
11 キャパシタ
12 選択スイッチ
13 スイッチ素子
15、23 スイッチ制御部
17 ADコンバータ
18 デジタル制御回路
24 リーダライタ
25 アンテナ
26 磁界
27 RFIDタグ
特開2014−064267号公報

Claims (9)

  1. 他の装置と無線により通信する無線通信装置であって、
    導線をループ状のコイルにして、基板に対して回転軸が垂直になるよう前記基板上に配置される第1のアンテナと、
    導線をループ状のコイルにして、前記基板に対して回転軸が平行になるよう前記基板上に配置される第2のアンテナと、
    前記他の装置と前記無線通信装置との位置関係に応じて前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナそれぞれに発生する信号を計測する計測部と、
    計測された前記信号の大きさに応じて、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナのいずれかを、前記他の装置との通信用のアンテナとして選択する選択部と
    を含むことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記第1のアンテナは、前記基板に対するプリント配線パターンにより形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記第2のアンテナは、磁性体に導線をコイル状に巻きつけたバーアンテナである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 前記第2のアンテナは2つであり、
    前記2つの第2のアンテナは、それぞれの回転軸が直交するように配置される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  5. 前記計測部は、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナそれぞれに発生する前記信号をそれぞれ検知する複数の信号検知回路を含み、前記複数の信号検知回路それぞれにおいて検知された前記信号を計測する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  6. 前記計測部は、
    前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナそれぞれに発生するいずれかの信号を検知する1つの信号検知回路を含み、
    前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナを順に選択するよう前記選択部を制御して、選択された前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナそれぞれに発生する前記信号を前記1つの信号検知回路により順に検知して計測する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  7. 前記選択部は、計測された前記信号の大きさに応じて、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナのいずれか又は前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナの複数を接続したアンテナを、前記他の装置との通信用アンテナとして選択する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の無線通信装置を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  9. 前記無線通信装置は、RFIDタグである
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯端末装置。
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