JP2016127404A - スピーカ装置および制振ユニット - Google Patents

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清誠 柴田
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宏 小脇
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敏弘 城戸
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Abstract

【課題】不要な音の発生を抑制することができるスピーカ装置および制振ユニットを提供すること。【解決手段】実施形態に係るスピーカ装置は、第1振動子と、第1駆動部と、第2振動子と、第2駆動部と、支持部とを備える。第1振動子は、振動することによって音を放射する振動板に連結される。第1駆動部は、第1振動子を往復振動させて振動板を振動させる。第2振動子は、重り部に連結される。第2駆動部は、第1駆動部における第1振動子が設けられる側とは逆側に連結され、第2振動子を第1振動子の振動軸と同一の振動軸上で往復振動させて重り部を振動させる。支持部は、第2振動子および重り部が連結される連結体を振動軸方向における2以上の箇所で支持する。【選択図】図1

Description

本発明は、スピーカ装置および制振ユニットに関する。
一般的なスピーカ装置は、振動することによって音を放射する振動板と、振動板に連結された振動子を往復振動させることによって、振動板から音を放射させる駆動部とを有する出音ユニットを備える。かかるスピーカ装置では、振動子が振動する反力によって駆動部が振動して不要な音が発生することがある。
このため、出音ユニットと同一構造の制振ユニットをさらに設け、両ユニットの背面同士を連結して、出音ユニットの振動子と制振ユニットの振動子とを同一の振動軸上で逆方向へ往復振動させることにより、駆動部が振動することを抑制するスピーカ装置がある。
特開2002−152884号公報
しかしながら、出音ユニットおよび制振ユニットの背面同士を連結した従来のスピーカ装置では、制振ユニット側から不要な音が発生することがある。この場合、出音ユニットから発生した音と制振ユニットから発生した音とが干渉し、スピーカの音響性能が低下する恐れがある。この現象は、特にフルレンジスピーカ等の広帯域スピーカで顕著である。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、不要な音の発生を抑制することができるスピーカ装置および制振ユニットを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るスピーカ装置は、第1振動子と、第1駆動部と、第2振動子と、第2駆動部と、支持部とを備える。第1振動子は、振動することによって音を放射する振動板に連結される。第1駆動部は、前記第1振動子を往復振動させて前記振動板を振動させる。第2振動子は、重り部に連結される。第2駆動部は、前記第1駆動部における前記第1振動子が設けられる側とは逆側に連結され、前記第2振動子を前記第1振動子の振動軸と同一の振動軸上で往復振動させて前記重り部を振動させる。支持部は、前記第2振動子および前記重り部が連結される連結体を振動軸方向における2以上の箇所で支持する。
実施形態の一態様によれば、不要な音の発生を抑制し、音響性能の劣化を防止することができるスピーカ装置および制振ユニットを提供することができる。
図1は、実施形態に係るスピーカ装置が備えるスピーカユニットの各部を模式的に示す断面視による説明図である。 図2は、実施形態に係るスピーカ装置の断面を示す説明図である。 図3は、実施形態に係るスピーカユニット部分を拡大した断面視による説明図である。 図4は、実施形態に係る第1磁石および第2磁石の振動軸と直交する断面を示す説明図である。 図5は、実施形態の変形例1に係る第1磁石および第2磁石の振動軸と直交する断面を示す説明図である。 図6は、実施形態の変形例2に係る制振ユニット部分を拡大した断面視による説明図である。 図7は、実施形態の変形例3に係る制振ユニット部分を拡大した断面視による説明図である。 図8は、実施形態の変形例4に係る制振ユニット部分を拡大した断面視による説明図である。 図9は、実施形態の変形例5に係るスピーカユニット部分を拡大した断面視による説明図である。 図10は、実施形態の変形例6に係るスピーカ装置の断面を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するスピーカ装置および制振ユニットの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。まず、図1を参照して、実施形態に係るスピーカ装置が備えるスピーカユニット10の構成について簡単に説明する。図1は、実施形態に係るスピーカ装置が備えるスピーカユニット10の各部を模式的に示す断面視による説明図である。なお、実施形態に係るスピーカ装置の具体的構成については、図2〜図4を参照して後述する。
図1に示すように、実施形態に係るスピーカユニット10は、出音ユニット2と、制振ユニット3とを備える。出音ユニット2は、振動板21と、第1振動子22と、第1駆動部30とを備える。振動板21は、外周部がエッジを介してフレーム20に固定され、内周部がキャップ24によって閉塞される。第1振動子22は、先端部が振動板21の内周部に連結される。第1駆動部30は、第1振動子22を往復振動させて振動板21を振動させる。
出音ユニット2は、第1駆動部30が入力される音声信号に応じて、第1振動子22を振動軸100方向に往復振動させることにより、振動板21を振動させて振動板21から音を放射させる。
制振ユニット3は、接続部材11を介して出音ユニット2と接続され、重り部41と、第2振動子42と、第2駆動部50と、支持部60とを備える。重り部41と振動子42の重量の和は、振動板21の重量と、キャップ24の重量と、振動子22の重量と、振動板21を振動させる場合に振動板21が空気から受ける反力を重さに換算した重量との和に相当する重量があり、基端部が第2振動子42の先端部に連結される。
第2振動子42は、第1振動子22と同一の重量があり、且つ、第1振動子22と同一の構造を備え、前述したように、先端部に重り部41が連結される。但し、第2振動子42と第1振動子22とは、必ずしも同一重量である必要はない。第2駆動部50は、第1駆動部30と同一の重量があり、且つ、第1駆動部30と同一の構成を備える。但し、第2駆動部50と第1駆動部30とは、必ずしも同一重量である必要はない。
かかる第2駆動部50は、第1駆動部30における第1振動子22が設けられる側とは逆側に連結され、第2振動子42を第1振動子22の振動軸100と同一の振動軸100上で往復振動させて重り部41を振動させる。
支持部60は、第2振動子42および重り部41が連結される連結体40を振動軸100方向における2以上の箇所で振動軸100方向へ往復振動可能に支持する。例えば、支持部60は、第2駆動部50に固定されるフレーム61と、連結体40における振動軸100方向の中央よりも基端側を支持する第1支持部62と、連結体40における振動軸100方向の中央よりも先端側を支持する第2支持部63とを備える。
なお、支持部60は、連結体40を振動軸100方向における3以上の箇所で支持する構成であってもよい。また、第1支持部62および第2支持部63による連結体40の支持位置は、振動軸100方向における2以上の箇所であれば、図1に示す支持位置以外の位置であってもよい。
かかる制振ユニット3では、第1駆動部30へ音声信号が入力される場合に、第1駆動部30へ入力される音声信号と同一の音声信号が第2駆動部50に入力される。これにより、第2駆動部50は、入力される音声信号に応じて第2振動子42を振動させることによって、連結体40を振動軸100で第1振動子22とは逆方向に往復振動させる。
ここで、第1駆動部30および第2駆動部50は、前述したように、同一の重量があり、同一の構造である。また、第1振動子22および第2振動子42は、同一の重量があり、同一の構造である。そして、重り部41は、振動板21の重量と、キャップ24の重量と、振動板21を振動させる場合に振動板21が空気から受ける反力を重さに換算した重量との和に相当する重量がある。
このため、実施形態に係るスピーカ装置によれば、出音ユニット2が出音する場合に、第1振動子22からの反力によって振動する第1駆動部30の振動力と、第2振動子42からの反力によって振動する第2駆動部50の振動力とを相殺することができる。したがって、実施形態に係るスピーカ装置によれば、第1駆動部30および第2駆動部50の不要な振動による不要な音の発生を抑制することができる。
また、実施形態に係るスピーカ装置は、支持部60によって、連結体40を振動軸100方向における2以上の箇所で振動軸100方向へ往復振動可能に支持する。これにより、実施形態に係るスピーカ装置は、例えば、連結体40を振動軸100方向における1か所で支持する他のスピーカ装置と比較して、制振ユニット3からの不要な音の発生を抑制することができる。
具体的には、連結体40を振動軸100方向における1か所で支持するスピーカ装置では、連結体40が支持される箇所を支点として揺動し、振動軸100方向以外の方向へ振動して、不要な音が発生することがある。
これに対して、実施形態に係るスピーカ装置は、連結体40を振動軸100方向における2以上の箇所で振動軸100方向へ往復振動可能に支持する。これにより、実施形態に係るスピーカ装置は、連結体40が振動軸100方向以外の方向へ振動することを抑制することができるので、制振ユニット3側から不要な音が発生することを抑制することができる。
次に、図2〜図4を参照して、実施形態に係るスピーカ装置の構成について、具体的に説明する。以下では、便宜上、スピーカ装置における振動板21が設けられる側を前として説明する。
図2は、実施形態に係るスピーカ装置の断面を示す説明図であり、図3は、実施形態に係るスピーカユニット10部分を拡大した断面視による説明図である。なお、図2および図3では、図1に示す構成要素に対応する構成要素に対して、図1と同一の符号を付している。また、図4は、実施形態に係る第2支持部63の振動軸100と直交する断面を示す説明図である。
図2に示すように、実施形態に係るスピーカ装置1は、エンクロージャー12と、スピーカユニット10とを備える。エンクロージャー12は、内部にスピーカユニット10を収納可能な空間を備えるとともに、前方にスピーカユニット10の振動板21(図1参照)から発生した音を放射する開口部を備える筐体である。
スピーカユニット10は、前述したように、出音ユニット2と制振ユニット3とを備える。出音ユニット2および制振ユニット3の具体的な構成については、図3を参照して後述する。かかるスピーカユニット10は、一端がエンクロージャー12の上側内周面に固定されたステー13の他端と、一端がエンクロージャー12の下側内周面に固定されたステー14の他端とによって支持されてエンクロージャー12内に収納される。
出音ユニット2は、図3に示すように、ダイナミック型の構造を備える。具体的には、出音ユニット2は、第1駆動部30と、第1振動子22と、振動板21とを備える。第1駆動部30は、ケース31、ヨーク32、磁石33、プレート34、およびボイスコイル23を備える。
ケース31は、円板状の底部と円筒状の側壁とを備え、底部の円板面が第1振動子22の振動軸100と直交し、円板面の中心が振動軸100上に位置するように配置される。かかるケース31は、例えば、鉄板等の磁性体によって形成され、内部にヨーク32と磁石33とを収納する。
ヨーク32は、ケース31底部の内面と略同一形状の円板状の部位と、円板状の部位の中央から立設される円柱状の部位とを備える。かかるヨーク32は、金属によって形成され、円柱状の部位が前方へ突出するようにケース31内に配置される。
磁石33は、ヨーク32における円柱状の部位の側面を囲む円筒状の永久磁石である。かかる磁石33は、外径がヨーク32における円板状の部位の径と略同一であり、内径がヨーク32における円柱状の部位の径よりも大きい。これにより、ヨーク32における円柱状の部位の側面と、磁石33の内周面との間に空隙が形成される。
プレート34は、ケース31における前部開口面に設けられ、ヨーク32における円柱状の部位の先端部を囲む開口を備えたドーナツ状の金属板である。プレート34の開口とヨーク32における円柱状の部位との間の隙間には、筒状の第1振動子22の基端部が振動軸100方向に摺動自在に挿入される。ボイスコイル23は、第1振動子22の基端部に巻回されるコイルである。
かかる第1駆動部30は、磁石33からプレート34、ヨーク32における円柱状の部位、ヨーク32における円板状の部位を経由して磁石33へ戻る磁束を形成する。そして、第1駆動部30は、磁束を形成した状態において、ボイスコイル23へ音声信号が入力されると、ボイスコイル23にローレンツ力が生じ、かかるローレンツ力によって第1振動子22を振動軸100方向に往復振動させる。
第1駆動部30の前面(プレート34の前面)には、椀型のフレーム20が設けられる。椀型のフレーム20は、プレート34の開口と径が等しい開口が中央に設けられた底面がプレート34の前面に貼合される。
第1振動子22は、例えば、樹脂や紙などによって形成される筒状の部材であり、前述したように、ボイスコイル23が巻回される基端部がプレート34の開口とヨーク32における円柱状の部位との間の隙間に挿入される。また、第1振動子22は、先端部がキャップ24によって閉塞され、振動軸100方向の中央部が蝶ダンパ25によって支持される。蝶ダンパ25は、第1振動子22の振動を吸収するダンパであればよい。
キャップ24は、前方へ向けて突出するドーム状の部材である。蝶ダンパ25は、外周がフレーム20の内周面に固定され、内周で第1振動子22を振動軸100方向へ振動可能に支持する。
振動板21は、例えば、紙によって形成されるドーナツ状の部材であり、外周がエッジを介してフレーム20に固定され、内周が第1振動子22の先端部側面に連結される。そして、振動板21は、ボイスコイル23に音声信号が入力される場合に、振動軸100方向へ往復振動する第1振動子22の動作に連動して振動することにより、音声信号に応じた音を放射する。
制振ユニット3は、第2駆動部50と、第2振動子42と、重り部41と、支持部60とを備える。第2駆動部50は、第1駆動部30と同一の構造であり、ケース51、ヨーク52、磁石53、プレート54、およびボイスコイル43を備える。かかる第2駆動部50は、背面が第1駆動部30の背面と面するように、接続部材11によって接続される。また、第2振動子42は、第1振動子22と同一のものであり、前後の開口面の中心が振動軸100上に位置するように設けられる。
第2駆動部50は、第1駆動部30と同様に、ボイスコイル43に音声信号が入力される場合に、第2振動子42を振動軸100方向へ往復振動させる。第1駆動部30と第2駆動部50とは、背面対向配置されるので、第2振動子42は、第1振動子22とは逆方向の往復振動を行う。換言すると、第2振動子42が第1振動子22と逆方向の往復振動を行う極性で音声信号線を制振ユニット3の信号入力端子に接続する。
重り部41は、例えば、樹脂によって形成され、基端側にフランジが形成された円筒形の筒体71と、筒体71の先端側開口を閉塞する後方へ突出する半球形状の重り72と、筒体71の側周面に設けられる第1磁石73とを備える。重り部41は、基端のフランジが第2振動子42の先端に連結され、第2振動子42の往復振動によって振動軸100方向へ往復振動する。
このとき、重り部41の先端に設けられる重り72は、後方へ突出する半球形状であるため、重り72と空気との摩擦による不要な音の発生を抑制することができる。なお、重り72の形状は、半球形状に限定されるものではなく、空気抵抗を低減可能な流線型であれば、他の形状であってもよい。
かかる重り部41は、振動板21の重量と、キャップ24の重量と、振動板21を振動させる場合に振動板21が空気から受ける反力を重さに換算した重量との和に相当する重量がある。
支持部60は、フレーム61と、第1支持部62と、第2支持部63とを備える。フレーム61は、重り部41を挿通可能な開口が設けられる所定の厚みを有するドーナツ状の底部と、底部の外周部から立設される筒状の側壁とを備える。かかるフレーム61は、底部を後ろ側にして開口へ重り部41が挿通された状態で側壁の開口端が第2駆動部50におけるプレート54の背面に固定される。
第1支持部62は、蝶ダンパであり、外周がフレーム61の側壁内面に固定され、内周で第2振動子42を振動軸100方向へ振動可能に支持する。なお、かかる第1支持部62は、第2振動子42と重り部41とが連結された連結体40における振動軸100方向の中央位置よりも前方位置を支持する。
第2支持部63は、フレーム61における底部の開口内周面に設けられて第1磁石73に対して対向配置される第2磁石64を備え、第1磁石73と第2磁石64との磁力的な反発力によって連結体40を浮遊状態で支持する非接触支持部である。
ここで、図4および図5を参照して、第1磁石73および第2磁石64の形状について、具体的に説明する。図4は、実施形態に係る第1磁石73および第2磁石64の振動軸100と直交する断面を示す説明図であり、図5は、実施形態の変形例1に係る第1磁石および第2磁石の振動軸と直交する断面を示す説明図である。
図4に示すように、第1磁石73は、内径が筒体71における外周の径と略同一であり、挿嵌される筒体71の側外周面を囲む円筒形である。また、第2磁石64は、空隙を介して第1磁石73の側外周面を囲む円筒形である。なお、第1磁石73および第2磁石64は、筒形であれば、完全な円筒形でなくてもよい。
第1磁石73は、内周側がS極となり、外周側がN極となるように、振動軸100を中心とする周方向へ着磁されている。一方、第2磁石64は、内周側がN極となり、外周側がS極となるように、振動軸100を中心とする周方向へ着磁されている。
これにより、第2支持部63は、第1磁石73と第2磁石64との磁力的な反発力によって連結体40を浮遊状態で支持することができる。なお、第1磁石として、内周側がN極、外周側がS極に着磁された磁石を使用する場合には、第2磁石として、内周側がS極、外周側がN極に着磁された磁石を使用する。
このように、第2支持部63は、第1磁石73と第2磁石64との磁力的な反発力によって連結体40を浮遊状態で支持するので、重り部41が振動する場合に機械的な振動音の発生を抑制することができる。
なお、制振ユニット3は、図4に示す第1磁石73および第2磁石64に代えて、図5に示す変形例1の第1磁石および第2磁石を備える構成であってもよい。変形例1の第1磁石は、図5に示すように、筒体71の側外周面に沿って設けられる複数の磁石73a,73b,73c,73dが組み合わされて筒形をなす。また、変形例1に係る第2磁石は、空隙を介して第1磁石の側外周面に沿って設けられる複数の磁石64a,64b,64c,64dが組み合わされて筒形をなす。
第1磁石を構成する各磁石73a,73b,73c,73dは、内周側がS極となり、外周側がN極となるように、振動軸100を中心とする周方向へ着磁されている。また、第2磁石を構成する各磁石64a,64b,64c,64dは、内周側がN極となり、外周側がS極となるように、振動軸100を中心とする周方向へ着磁されている。
なお、第1磁石を構成する各磁石73a,73b,73c,73dとして、内周側がN極、外周側がS極に着磁された磁石を使用する場合には、第2磁石を構成する各磁石64a,64b,64c,64dとして、内周側がS極、外周側がN極に着磁された磁石を使用する。
かかる構成によっても、第1磁石と第2磁石との磁力的な反発力によって連結体40を浮遊状態で支持することができるので、重り部41が振動する場合に機械的な振動音の発生を抑制することができる。また、図5に示す構成によれば、第1磁石の筒体71への取り付け、および、第2磁石のフレーム61への取り付け作業を容易に行うことができる。
なお、ここでは、第1磁石および第2磁石が、それぞれ4個の磁石の組み合わせによって筒形をなす場合を例に挙げたが、第1磁石および第2磁石を構成する磁石の個数は、これに限定されるものではない。
また、図3に示す例では、筒状の第1磁石73が重り部41に設けられる場合について説明したが、筒状の第1磁石73は、内周面によって第2振動子42の側周面を囲む位置に設けられてもよい。かかる場合、筒状の第2磁石64は、内周面によって、空隙を介して第1磁石73の側周面を囲む位置に設けられる。
図3へ戻り、スピーカユニット10は、図示のように、第1駆動部30および第2駆動部50は、同一の構造であるため、同一の重量である。第1振動子22および第2振動子42は、同一の構造であるため、同一の重量である。そして、重り部41は、振動板21の重量と、キャップ24の重量と、振動板21を振動させる場合に振動板21が空気から受ける反力を重さに換算した重量との和に相当する重量である。
このため、スピーカユニット10によれば、出音ユニット2が出音する場合に、第1振動子22からの反力によって振動する第1駆動部30の振動力と、第2振動子42からの反力によって振動する第2駆動部50の振動力とを相殺することができる。したがって、スピーカユニット10によれば、第1駆動部30および第2駆動部50の不要な振動の発生を抑制することができる。
スピーカユニット10は、第1支持部62と第2支持部63とによって、連結体40を振動軸100方向における2箇所で振動軸100方向へ往復振動可能に支持する。これにより、スピーカユニット10は、連結体40が振動軸100方向以外の方向へ振動することを抑制することができるので、制振ユニット3側から不要な音が発生することを抑制することができる。
しかも、第2支持部63は、第1磁石73と第2磁石64との磁力的な反発力によって連結体40を浮遊状態で支持するので、重り部41が振動する場合に機械的な振動音の発生を抑制することができる。
次に、図6を参照し、実施形態の変形例2に係るスピーカ装置について説明する。変形例2に係るスピーカ装置は、制振ユニットの構成だけが図2および図3に示すものと異なり、他の構成は図2および図3に示すものと同様である。
このため、ここでは、変形例2に係る制振ユニット3aについて説明し、図6に示す構成要素のうち、図3に示すものと同一の構成要素については、図3に示す符号と同一の符号を付することにより、その説明を省略する。図6は、実施形態の変形例2に係る制振ユニット3a部分を拡大した断面視による説明図である。
図6に示すように、変形例2に係る制振ユニット3aは、図3に示すものと同一の第2駆動部50を備えるが、重り部41aの形状と、支持部60aの構成が図3に示す制振ユニット3とは異なる。
具体的には、図6に示す制振ユニット3aの重り部41aは、筒体71aの筒部分の径が図3に示す筒体71よりも大きく、重り72における取り付け面の径と等しい。また、図6に示す制振ユニット3aの支持部60aは、フレーム61aが筒状であり、第2支持部63aが蝶ダンパである点が図3に示す制振ユニット3とは異なる。
第2支持部63aである蝶ダンパは、外周がフレーム61aの内周に固定され、内周によって重り部41aにおける筒体71aの振動軸100方向略中央を支持する。また、第1支持部62は、図3に示す制振ユニット3と同様に、第2振動子42の振動軸100方向略中央を蝶ダンパによって支持する。
これにより、制振ユニット3aは、第2振動子42と重り部41aとが連結された連結体40aが振動軸100方向以外の方向に振動することを抑制することができる。また、制振ユニット3aは、支持部60aのフレーム61aの形状が単純な筒状であり、また、第1支持部62と第2支持部63aとで同一の蝶ダンパが使用可能である。したがって、制振ユニット3aによれば、フレーム61aの加工が容易となり、第1支持部62および第2支持部63aの部品を共通化することによって、製造コストを低減することができる。
次に、図7を参照し、変形例3に係るスピーカ装置について説明する。図7は、実施形態の変形例3に係る制振ユニット3b部分を拡大した断面視による説明図である。なお、変形例3に係るスピーカ装置の制振ユニット3b以外の構成は、図6に示すものと同様である。また、図7では、図6に示す構成要素と同一の構成要素に、図6に示す符号と同一の符号を付している。
図7に示すように、変形例3に係る制振ユニット3bは、支持部60bが第1支持部62の蝶ダンパを被覆するカバー62bと、第2支持部63aの蝶ダンパを被覆するカバー63bを備える点を除き、図6に示す制振ユニット3aと同様の構成である。
カバー63bは、第2支持部63aの蝶ダンパの前面を被覆する。これにより、変形例3に係るスピーカ装置は、第2振動子42と重り部41aとが連結された連結体40aが振動する場合に、第1支持部62および第2支持部63aの蝶ダンパと空気との摩擦音をカバー63bによって遮断することができる。
次に、図8を参照し、変形例4に係るスピーカ装置について説明する。図8は、実施形態の変形例4に係る制振ユニット3c部分を拡大した断面視による説明図である。なお、変形例4に係るスピーカ装置の制振ユニット3c以外の構成は、図6に示すものと同様である。また、図8では、図6に示す構成要素と同一の構成要素に、図6に示す符号と同一の符号を付している。
図8に示すように、変形例4に係る制振ユニット3cの支持部60cは、図6に示す第2支持部63aに代えて、第2駆動部50のボイスコイル43とプレート54との間に、第2支持部63cを備える。かかる第2支持部63cは、ボイスコイル43とプレート54との間に充填される磁性流体である。
このように、変形例4に係る制振ユニット3cは、磁性流体である第2支持部63cによって第2振動子42の基端部を支持するので、第2振動子42が軸100の方向以外へ動作するのを抑制できる。
次に、図9を参照し、変形例5に係るスピーカ装置について説明する。変形例5に係るスピーカ装置は、出音ユニットと制振ユニットとの接続態様が図2に示すものと異なる。図9は、実施形態の変形例5に係るスピーカユニット10d部分を拡大した断面視による説明図である。なお、図9に示す構成要素のうち、図3に示す構成要素と同一の構成要素については、図3に示す符号と同一の符号を付している。
図9に示すように、変形例5に係るスピーカユニット10dは、出音ユニット2dのヨークと、制振ユニット3dのヨークとが一体化された一体型ヨーク32dを備え、ケース31dが筒形になっている点を除き、図3に示すスピーカユニット10と同様の構成である。
一体型ヨーク32dにおける出音ユニット2d部分の部位は、図3に示すヨーク32と同様の形状である。また、一体型ヨーク32dにおける制振ユニット3d部分の部位は、図3に示すヨーク52と同様の形状である。ケース31dは、内部に一体型ヨーク32dおよび磁石33,53を収納する。これにより、第1駆動部30dと第2駆動部50dとが一体構造となる。
かかるスピーカユニット10dは、出音ユニット2dと制振ユニット3dとの連結部分に継ぎ目がないので、出音ユニット2dと制振ユニット3dとの連結部分から不要な音が発生することを防止することができる。
次に、図10を参照し、変形例6に係るスピーカ装置について説明する。エンクロージャー12内におけるスピーカユニットの支持態様が図2に示すものと異なる。図10は、実施形態の変形例6に係るスピーカ装置1aの断面を示す説明図である。なお、図10に示す構成要素のうち、図2または図3に示す構成要素と同一の一部の構成要素については、図2または図3に示す符号と同一の符号を付している。
図10に示すように、変形例6に係るスピーカ装置1aは、一端がエンクロージャー12の上側内周面に固定されたステー13eの他端とフレーム61との間に、弾力性のある緩衝材93を備える。また、スピーカ装置1aは、一端がエンクロージャー12の下側内周面に固定されたステー14eの他端とフレーム61との間に、弾力性のある緩衝材94を備える。さらに、スピーカ装置1aは、エンクロージャー12の前部に設けられる開口の内周部と振動板21との間に、弾力性のある緩衝材91,92を備える。
これにより、スピーカユニット10は、エンクロージャー12内において浮遊状態で支持される。かかるスピーカ装置1aによれば、スピーカユニット10とエンクロージャー12やステー13e,14eとの接触による不要な振動の発生を防止することができる。
なお、上述した実施形態では、第2振動子と重り部とを連結した連結体を第1支持部および第2支持部という2つの支持部によって支持する場合を例に挙げたが、実施形態に係るスピーカ装置は、連結体を振動軸方向における3以上の箇所で支持する構成であってもよい。
かかる場合、スピーカ装置は、図3に示す蝶ダンパである第1支持部62、第1磁石73と第2磁石64との反発力によって支持する第2支持部63、および、図8に示す磁性流体である第2支持部63cのうち、いずれか1種類の連結体40,40aを振動軸100方向の3以上の箇所で支持する構成でもよい。
また、スピーカ装置は、図3に示す蝶ダンパである第1支持部62、第1磁石73と第2磁石64との反発力によって支持する第2支持部63、および、図8に示す磁性流体である第2支持部63cのうち、複数種類の支持部を組み合わせて連結体40,40aを振動軸100方向の3以上の箇所で支持する構成でもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1,1a スピーカ装置
2,2d 出音ユニット
3,3a,3b,3c,3d 制振ユニット
10,10d スピーカユニット
11 接続部材
12 エンクロージャー
13,13e,14,14e ステー
20,61,61a フレーム
21 振動板
22 第1振動子
23,43 ボイスコイル
24 キャップ
25 蝶ダンパ
30,30d 第1駆動部
31,31d,51 ケース
32,52 ヨーク
32d 一体型ヨーク
33,53,64a,64b,64c,64d,73a,73b,73c,73d 磁石
34,54 プレート
40,40a 連結体
41,41a 重り部
42 第2振動子
50,50d 第2駆動部
60,60a,60b,60c 支持部
62 第1支持部
62b,63b カバー
63,63a,63c 第2支持部
64 第2磁石
71,71a 筒体
72 重り
73 第1磁石
100 振動軸

Claims (12)

  1. 振動することによって音を放射する振動板に連結される第1振動子と、
    前記第1振動子を往復振動させて前記振動板を振動させる第1駆動部と、
    重り部に連結される第2振動子と、
    前記第1駆動部における前記第1振動子が設けられる側とは逆側に連結され、前記第2振動子を前記第1振動子の振動軸と同一の振動軸上で往復振動させて前記重り部を振動させる第2駆動部と、
    前記第2振動子および前記重り部が連結される連結体を前記振動軸方向における2以上の箇所で支持する支持部と
    を備えることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記連結体は、
    側周面に設けられる第1磁石
    を備え、
    前記支持部は、
    前記第1磁石に対して対向配置される第2磁石を備え、
    前記第1磁石と前記第2磁石との反発力によって前記連結体を浮遊状態で支持する非接触支持部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記重り部は、
    基端部が前記第2振動子に連結される筒体を備え、
    前記第1磁石は、
    前記筒体の側外周面を囲む筒形であり、
    前記第2磁石は、
    空隙を介して前記第1磁石の側外周面を囲む筒形である
    ことを特徴とする請求項2に記載のスピーカ装置。
  4. 前記第1磁石は、
    前記筒体の側外周面に沿って設けられる複数の磁石が組み合わされて筒形をなす
    ことを特徴とする請求項3に記載のスピーカ装置。
  5. 前記第2磁石は、
    空隙を介して前記第1磁石の側外周面に沿って設けられる複数の磁石が組み合わされて筒形をなす
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のスピーカ装置。
  6. 前記支持部は、
    外周部がフレームに固定され、内周部によって前記連結体を支持するダンパ
    を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のスピーカ装置。
  7. 前記ダンパを被覆するカバー
    を備えることを特徴とする請求項6に記載のスピーカ装置。
  8. 前記第2駆動部は、
    前記第2振動子に巻回されるボイスコイルと、
    前記ボイスコイルを囲む磁化された環状のプレートと
    を備え、
    前記支持部は、
    前記ボイスコイルとプレートとの間に充填される磁性流体
    を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のスピーカ装置。
  9. 前記重り部は、
    先端部が流線型である
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載のスピーカ装置。
  10. 前記第1駆動部および前記第2駆動部は、
    一体構造である
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載のスピーカ装置。
  11. 前記第1振動子、前記第1駆動部、前記第2振動子、および前記第2駆動部を収納し、前記振動板が取り付けられる開口を有する筐体と、
    一端が前記筐体の内周面に固定されるステーと、
    前記ステーの他端と前記支持部との間に設けられる緩衝部材と、
    前記振動板の周縁部と前記開口の内周部との間に設けられる緩衝部材と
    を備え、
    前記第1振動子、第1駆動部、第2振動子、および第2駆動部が前記筐体の内部において浮遊状態で支持される
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載のスピーカ装置。
  12. スピーカユニットに連結され、スピーカ装置の振動を低減させる制振ユニットにおいて、
    重り部に連結される振動子と、
    前記振動子を往復振動させて前記重り部を振動させる駆動部と、
    前記振動子および前記重り部が連結される連結体を振動軸方向における2以上の箇所で支持する支持部と
    を備えることを特徴とする制振ユニット。
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