JP2016121850A - 冷媒回収充填用マニホールド - Google Patents

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Abstract

【課題】高圧側における液冷媒やコンプレッサーオイルの残留によるエアコン冷媒の定量充填の際の適正な規定量を維持し、バルブの誤操作による危険性を回避でき、新冷媒R1234yfに対応可能な冷媒回収充填用マニホールドを提供する。
【解決手段】マニホールド本体と、該マニホールド本体内の通路を開閉するバルブとを備え、前記通路は、高圧側通路P2、低圧側通路P1、回収側通路、真空引側通路P3、パージ用通路P5及びこれらと連絡する共通通路P6とを備え、少なくとも前記高圧側通路P2に高圧側バルブV1、低圧側通路P1に低圧側バルブV2を備えた空調設備の冷媒回収充填用マニホールド1において、前記低圧側通路P1に高圧用接続手段10を設け、該高圧用接続手段10は、弁機構を有し、且つ、高圧側クイックジョイント11と接続可能とした冷媒回収充填用マニホールド1を解決手段とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として空調設備の冷媒回収等に使用するマニホールドに関するものである。
従来、車両用空調設備についての冷媒回収充填作業では、圧力ゲージを有するマニホールドが用いられている。このようなマニホールドは、一般的に、マニホールド本体と、該マニホールド本体内の通路を開閉するバルブとを備え、前記本体内の通路は、高圧側通路、低圧側通路、回収側通路、真空引側通路、パージ用通路及びこれらと連絡する共通通路とを備え、少なくとも前記高圧側通路に高圧側バルブ、低圧側通路に低圧側バルブを備えている。
ところで、特に真夏時等において、クーラーユニットの後診断クールチェックが行われる。上記構成のマニホールドにおいては、クーラーユニットの後診断クールチェッカーを用いた後には、前記高圧側バルブ、高圧側圧力ゲージから高圧側ホースへ至る接続部(高圧側クイックジョイント等)までの間において、高圧力の液冷媒及びコンプレッサーオイルが残留しやすい。そして当該液冷媒及びコンプレッサーオイルの残留によって、エアコン冷媒の定量充填の際に、適正な規定量が維持できなくなり、その結果、エアコンの効き具合にばらつきを生ずることとなる。
上記液冷媒及びコンプレッサーオイルの残留を解消可能なものとしては、例えば、三方ジョイントをゲージマニホールドと、高圧ホース及び低圧ホースの間に直接またはストレートジョイントを介して接続し、前記ゲージマニホールドに取り付けた前記三方ジョイントの左右の接続口と高圧バルブの接続口を、銅パルプ又はホース等を介してフレアナットで締め付けてなる構成が公知である(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−88660号公報
上記構成においては、ゲージマニホールドの高圧ホース、高圧側圧力ゲージに充満した高圧ガス及びコンプレッサー潤滑油を低圧側エアコンサイクル内に回収できる点で、効果が認められる。
しかしながら当該構成は高圧側バルブと低圧側バルブが固定されており、常時当該高圧側バルブ、低圧側バルブの開閉が可能な構成である。このため、エアコンの動作中等に誤って高圧側と低圧側が接続される可能性がある。例えば、低圧側からのサービス缶(冷媒供給容器)の冷媒ガスを補充している際に高圧側バルブを誤って開いた場合には、高圧力がサービス缶にかかり、破裂する危険性がある。このため、当該特許文献1に係る発明の構成によれば、安全面において非常に問題であった。
また、一方で、近年普及しつつあるR1234yf等の冷媒を用いる場合には、クイックジョイントはポートに差し込まない限りバルブを開かない構造であることが、安全性の観点から規格として求められるが、当該構造によれば、従来のように、クイックジョイント単体によって、当該クイックジョイントとこれに連続する配管内のエアーを予めパージできない。このため、上記の安全面を確保した上で、クイックジョイントと協働してエアーのパージができればより好ましい。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、高圧側における液冷媒やコンプレッサーオイルの残留によるエアコン冷媒の定量充填の際の適正な規定量を維持し、且つ、バルブの誤操作による危険性を回避でき安全性を確保できる優れた冷媒回収充填用マニホールドの提供を、発明が解決しようとする課題とする。
また本発明は、上記の解決しようとする課題に加え、より作業負担が低減できる冷媒回収充填用マニホールドの提供を、発明が解決しようとする課題とする。
更に本発明は、R1234yf等の冷媒に対応したクイックジョイントを用いる場合であっても、高圧側における液冷媒やコンプレッサーオイルの残留によるエアコン冷媒の定量充填の際の適正な規定量を維持し、且つ、バルブの誤操作による危険性を回避でき安全性を確保した上でエアパージができる冷媒回収充填用マニホールドの提供を、発明が解決しようとする課題とする。
マニホールド本体と、該マニホールド本体内の通路を開閉するバルブとを備え、前記通路は、高圧側通路、低圧側通路、回収側通路、真空引側通路、パージ用通路及びこれらと連絡する共通通路とを備え、少なくとも前記高圧側通路に高圧側バルブ、低圧側通路に低圧側バルブを備えた空調設備の冷媒回収充填用マニホールドにおいて、前記低圧側通路に高圧用接続手段を設け、該高圧用接続手段は、弁機構を有し、且つ、高圧側クイックジョイントと接続可能としたことを特徴とする冷媒回収充填用マニホールドを、上記課題を解決するための手段とする。ここで、「前記通路は、高圧側通路、低圧側通路、回収側通路、真空引側通路、パージ用通路及びこれらと連絡する共通通路とを備え」との記載は、例えば回収側通路及び真空引側通路を一の通路で共用する等、複数の機能の通路を一の通路に備えたものも含む。
また、本発明は、上記発明を前提として、前記高圧用接続手段の弁機構は、虫バルブであることを特徴とする冷媒回収充填用マニホールドを、課題を解決するための手段とする。
また、本発明は、上記いずれかの発明を前提として、マニホールド本体若しくは接続される配管部に、クイックジョイントと接続可能で且つパージ通路を有する低圧用接続手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の冷媒回収充填用マニホールドを、上記課題を解決するための手段とする。
本発明によれば、マニホールド本体と、該マニホールド本体内の通路を開閉するバルブとを備え、前記通路は、高圧側通路、低圧側通路、回収側通路、真空引側通路、パージ用通路及びこれらと連絡する共通通路とを備え、少なくとも前記高圧側通路に高圧側バルブ、低圧側通路に低圧側バルブを備えた空調設備の冷媒回収充填用マニホールドにおいて、前記低圧側通路に高圧用接続手段を設け、該高圧用接続手段は、弁機構を有し、且つ、当該冷媒回収充填用マニホールドの高圧側通路に対して高圧ホースを介して接続される高圧側クイックジョイントと接続可能としたことから、高圧側バルブを閉じた状態を維持したままでの作業が可能であり、また必ず高圧側クイックジョイントをクーラーコンプレッサから外さない限り、低圧側通路の高圧用接続手段に接続できない構成であることから、高圧側バルブの開放操作を伴わずに、安全に、液冷媒及びコンプレッサーオイルの残留を解消することができる。
また、上記発明の構成は、高圧側クイックジョイントを前記低圧側通路の高圧用接続手段に接続するだけで、高圧側バルブ及び低圧側バルブを操作することもなく、また複雑な取り回しをした配管を設ける必要もないことから、より作業負担が低減でき、容易な操作によってエアコン冷媒の適正な規定量の維持に役立つものとすることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、上記発明の構成を前提として、前記高圧用接続手段の弁機構として虫バルブを備えたことから、上記発明の作用効果を奏する上に、高圧側クイックジョイントの操作のみによって、高圧用接続手段の開放が簡単に行え、更に作業操作性の向上を図ることができる。
また、請求項3に係る発明によれば、上記いずれかの発明の構成を前提として、マニホールド本体若しくは接続される配管部に、クイックジョイントと接続可能で且つ、パージ通路を有する低圧用接続手段を備えたことから、クイックジョイントのバルブが接続後にのみ解放されるR1234yf等の冷媒に対応した当該クイックジョイントであっても、パージ用通路を確保してエアパージができ、上記請求項1又は2に係る発明と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の実施例に係る冷媒回収充填用マニホールドの冷媒充填回収状態の配管構成を示す説明図である。 本発明の実施例に係る冷媒回収充填用マニホールドの正面図である。 本発明の実施例に係る冷媒回収充填用マニホールドを構成する高圧用継手及びその周縁を示す左側面視一部拡大断面図である。 本発明の実施例に係る冷媒回収充填用マニホールドの高圧側に残留した液冷媒を低圧側へ回収させる状態の配管構成を示す説明図である。 本発明の実施例に係る冷媒回収充填用マニホールドの低圧側通路における高圧用継手に高圧側クイックジョイントを接続した状態を示す、当該冷媒回収充填用マニホールドの正面図である。 本発明の実施例に係る冷媒回収充填用マニホールドの高圧用継手に高圧側クイックジョイントを接続した状態における左側面視一部拡大断面図である。 本発明の実施例に係る冷媒回収充填用マニホールドにおける高圧側通路に低圧用接続手段である低圧用継手を連結した構成を示す左側面視一部拡大断面図である。 本発明の実施例に係る冷媒回収充填用マニホールドの低圧用継手に低圧側クイックジョイントを接続した状態における左側面視一部拡大断面図である。
以下に本発明の実施例に係る冷媒回収充填用マニホールドについて説明する。尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
上記本実施例に係る冷媒回収充填用マニホールド1は、主として車両用空調システムに対して冷媒回収充填装置を用いて冷媒回収、真空引き、冷媒充填の一連の操作を行う際に、当該冷媒回収充填装置と車両用空調システムとの間に接続するものであり、冷媒回収充填装置の各工程に応じて各バルブ及び一部の配管を切り換えて使用するものである。以下、本発明の実施例に係る冷媒回収充填用マニホールド1の基本構成について説明する。
本発明の実施例に係るマニホールド本体1aは、図1に示すように、低圧側通路P1、高圧側通路P2、真空引き用通路P3、パージ用通路P5と、これらが連結される連結通路P6とを備える。
そして、図1及び図2に示すように、本実施例に係るマニホールド本体1aの低圧側通路P1には低圧側バルブV1、高圧用接続手段である高圧用継手10、及び継手N1をそれぞれ備えている。
また、本実施例に係るマニホールド本体1aの前記高圧側通路P2には高圧側バルブV2、低圧用接続手段である低圧用継手14、及び継手N3を備えている。
また、前記真空引き側通路P3には継手N2を備える。
前記パージ用通路P5には防爆機構を有するパージバルブV5を備える。前記連結通路P6には安全弁SVを備える。
また低圧側通路P1における低圧側クイックジョイント13と低圧側バルブV1との間には低圧用圧力ゲージ12aを備え、高圧側通路P2における高圧側クイックジョイント11と高圧側バルブV2との間には高圧用圧力ゲージ12bを備える。
前記高圧用継手10は、冷媒回収充填用マニホールド1に接続するための接続部10aと、高圧側クイックジョイント11との接続部となる高圧側接続部10bを備えている。低圧側通路P1に対して高圧側クイックジョイント11を接続可能とするものである。当該高圧用継手10における高圧用接続部10b内には、図3に示すように、いわゆる虫バルブ100を備える。
虫バルブ100における弁体100a(虫)は図示されない内部のばね部材によって外部へ付勢されて閉弁状態を確保している。当該ばね部材のばね弾性に反して外部の高圧側クイックジョイント11の軸体111によって内部方向へ押圧されることにより弁体100aは後退し、後退した状態が保持される間、開弁状態が維持されるものである。
一方、図2、図7等に示すように、高圧側通路P2に設けた低圧用接続手段である前記低圧用継手14は、接続部14aと低圧用接続部14bとを備える。
接続部14aと低圧用接続部14bは一体に形成されているが、当該接続部14aと低圧用接続部14bとの間は通路としては接続されていない。接続部14aは高圧側通路P2の一部をなしており、低圧用接続部14bは高圧側通路P2とは接続されることなく独立している。
低圧用接続部14bは、低圧用接続手段として機能するものであり、前記高圧用接続部10bとは異なり、パージ用として機能するための構造を備えている。具体的には、低圧側クイックジョイント13と接続可能な外形を有しており、且つ、低圧用接続部14bの先端側の開口部から側面孔141まで連続するパージ用通路140を備える。即ち、当該低圧用接続部14bは、低圧側クイックジョイント13と接続可能で、且つパージ通路140を有し、高圧側通路P2とは接続されないダミー接続部となる。
前記継手N1は、低圧側ホースH1とこれに連続する低圧側クイックジョイント13を冷媒回収充填用マニホールド1に接続するものである。前記継手N3は、図1に示すように、高圧側ホースH2及びこれに連続する高圧側クイックジョイント11を接続するものである。
前記継手N2は、真空引きを行う際には当該継手N2に真空ポンプホースを介して真空引きバルブ及び真空ポンプを接続する。また真空引きを行わずガスチャージ(冷媒充填)を行う場合には、当該継手N2へ充填用ホースを介して冷媒供給容器を接続する。
前記高圧側クイックジョイント11はクーラーコンプレッサCの高圧側接続ポートDに接続する。また、低圧側クイックジョイント13は、クーラーコンプレッサCの低圧側接続ポートSに接続する。
接続に際して、冷媒ガス供給容器からエアコン側へ冷媒回収充填用マニホールド1を用いてガスチャージを行う際には、クイックジョイントとチャージングホース内の空気を予めパージにより除いておく必要がある。冷媒回収充填用マニホールド1及びこれに接続されるホース、クイックジョイント内に存在する空気を排気する。
エアパージに際しては、従来から使用される一般的なクイックジョイントを用いる場合には、クイックジョイント近傍の取付ネジを緩めたり、クイックジョイントのバルブを開く等の操作を行うことによってエアパージができる。
また、近年普及しつつあるR1234yf等の冷媒を用いる場合には、クイックジョイントはポートに差し込まない限りバルブを開かない構造であることが、安全性の観点から規格として求められる。当該クイックジョイントはポートに差し込まない限りバルブを開かない構造であること、更に加えて、漏洩防止の観点から工具を用いてクイックジョイントとチャージングホースとは強固に固定する構造であることから、クイックジョイントとチャージングホース内の空気をパージにより除くことは困難であるが、本発明においては、例えば以下の手順によって、当該クイックジョイントを用いることができる。
1.冷媒回収充填用マニホールド1の高圧側バルブV2及び低圧側バルブV1を閉状態とする。
2.冷媒供給容器をガスチャージホースに接続する。
3.冷媒供給容器のバルブを開く。
4.冷媒回収充填用マニホールド1のエアパージバルブを約0.5秒間で2回押し、マニホールド本体1a内のパージをする。
5.高圧側と低圧側の各クイックジョイント11、13をそれぞれの高圧用継手10、低圧用継手14に取り付ける。各クイックジョイント11、13のバルブは閉状態を保持する。
6.高圧側クイックジョイント11のバルブを開く。
7.冷媒回収充填用マニホールド1の高圧側バルブV2を開く。
8.低圧側クイックジョイント13のバルブを開き、2秒間のエアパージを行った後、再度弁を閉じる(図8参照。)。
バルブを開くには、低圧側クイックジョイント13の操作部130を軸方向に対して右に90°回転させることで行える。また、バルブを閉じるには当該操作部130を軸方向に対して左に90°回転させることで行える。空気は冷媒回収充填用マニホールド1の低圧用接続部14bにおけるパージ用通路140を経由して側面孔141から排出され、高圧側ホースH2内のエアパージは完了する。
9.高圧側クイックジョイント11のバルブと冷媒回収充填用マニホールド1の高圧側バルブV2を閉じる
10.冷媒回収充填用マニホールド1の低圧側バルブV1を開ける。
11.低圧側クイックジョイント13のバルブを開き、2秒間のエアパージを行った後、再度バルブを閉じる。空気は冷媒回収充填用マニホールド1の低圧用接続部14bの側面の前記開口から排出され、低圧側ホースH1内のエアパージが完了する。
12.高圧側クイックジョイント11と低圧側クイックジョイント13の各バルブを閉じたまま、冷媒回収充填用マニホールド1から取り外す。
13.高圧側クイックジョイント11と低圧側クイックジョイント13をクーラーコンプレッサの高圧側接続ポートDと低圧側接続ポートSに取り付ける。
14.高圧側クイックジョイント11のバルブは閉じた状態で、低圧側クイックジョイント13のバルブのみを開放し、クーラーコンプレッサを動作させ、冷媒供給容器のバルブを開放し、低圧側から冷媒ガスをシステム内に吸引させる。
以上の手順において、R1234yf等の冷媒に使用するクイックジョイントであっても、エアパージが完了でき、本願発明における冷媒回収充填用マニホールド1を使用できる。
高圧側クイックジョイント11は、図3、図6に示すように、中心に前記軸体111を備える。軸体111は部分的に拡径したバルブ111aを備えており、当該箇所が周囲との間隙を形成するか否かによってバルブ111aの開閉を切り替える構成を有する。
当該軸体111の後端は、軸体操作部110に連結されており、軸体操作部110を高圧側クイックジョイント11の本体に対して右回転させることで軸体111は前方へ移動するとともに、当該高圧側クイックジョイント11内の前記バルブ111aが開放される。
また、軸体操作部110を逆(左)回転させることで軸体111は後方へ戻り、当該高圧側クイックジョイント11内の弁111aは閉鎖されるものである。また、高圧側クイックジョイント11の回転は、当該高圧側クイックジョイント11の本体に形成した螺旋状に形成したガイド溝113と軸体操作部110の内面に形成した図示されないガイド突起によって軸中心90°の範囲でのみ許容される。このため簡便で良好な作業性を有する。
上記構成の高圧側クイックジョイント11を、高圧用継手10の高圧用接続部10bに差し込むと、当該高圧用接続部10bの外周の凹部にクイックジョイント11の係合部が係止し位置決めがされる。
次いで、当該高圧側クイックジョイント11の軸体操作部110を右回転させることで、軸体111が前方へ移動して当該高圧側クイックジョイント11の内部のバルブ111aを開放するとともに、軸体111の先端によって虫バルブ100の弁体100aを押圧し、高圧用継手10を開弁する。
この状態において、クーラーコンプレッサCを動作し、図4及び図5の順路y1、y2、y3の順に高圧側ホースH2側から、高圧側クイックジョイント11、高圧用継手10、低圧側クイックジョイント13を経て、クーラーコンプレッサCの低圧側接続ポートSへ、前記残留した液冷媒やコンプレッサーオイルを戻すことができる。
また、離脱操作時には、軸体操作部110を逆回転させて軸体111が虫バルブ100の弁体100aから離脱すると、虫バルブ100の弁体100aは内蔵するばね部材のばね弾性によって元の閉位置に復帰して流路を閉じる。高圧側クイックジョイント11内のバルブ111aも軸体111の後退によって閉じることとなる。
また、上記の通り、高圧側クイックジョイント11の軸体操作部110の接続時及び離脱時の回転は、クイックジョイント11の本体に形成した螺旋状に形成したガイド溝113と前記ガイド突起によって軸中心90°の範囲でのみ許容されるため、当該回転角度でバルブの開閉を行うことができることになる。
尚、冷媒回収充填用マニホールド1におけるエアパージの作業は、引き続き行う冷媒回収、真空引き、冷媒充填の各工程おきに各ホースを所要の継手、バルブに繋ぎ直した際に、同様にパージバルブV5の押釦を押すことによって行うことができる。
以上のように本発明によれば、本実施例に限るものではなく、冷媒回収充填用マニホールド1の低圧側通路P1において高圧側クイックジョイント11に対応した高圧用継手10を備えればよい趣旨である。このため、対応する高圧側クイックジョイント11は、上記実施例に示したものに限らず、高圧用継手10に対応可能な構成を備えたものであれば特に限定するものではない。
また本発明における低圧用接続手段は、エアパージを行うための手段であることから、その取付位置は、特に実施例に開示した位置に限定されるものではなく、利便性に応じて、設計事項の範囲内において適宜決定することができる。
本発明によれば、上記構成によって、通常状態において低圧側通路P1に高圧用継手10のみを冷媒回収充填用マニホールド1に備える構成を備え、低圧側通路P1に設けた前記高圧用継手10と高圧側クイックジョイント11を接続することによって、高圧側に残留した液冷媒やコンプレッサーオイルを、低圧側通路を通してエアコンの動作でエアコンの低圧側接続ポートSへ戻すことができるので、エアコン冷媒の定量充填の際の適正な規定量を維持し、且つ、バルブの誤操作による危険性を回避でき安全性を確保でき、エアコン冷媒の適正な規定量の維持に役立つものとすることができる点で、非常に優れた発明である。
1 冷媒回収充填用マニホールド
1a マニホールド本体
10 高圧用継手
10a 接続部
10b 高圧用接続部
100 虫バルブ
11 高圧側クイックジョイント
110 軸体操作部
111 軸体
111a バルブ
113 ガイド溝
12a 低圧側圧力ゲージ
12b 高圧側圧力ゲージ
13 低圧側クイックジョイント
130 操作部
14 低圧用継手
14a 接続部
14b 低圧用接続部
140 パージ用通路
141 側面孔
C クーラーコンプレッサ
D 高圧側接続ポート
H1 低圧側ホース
H2 高圧側ホース
P1 低圧側通路
P2 高圧側通路
P3 真空引き通路
P5 パージ用通路
P6 連結通路
SV 安全弁
S 低圧側接続ポート
V1 低圧側バルブ
V2 高圧側バルブ
N1 継手(低圧側ホース接続用)
N2 継手(ガスチャージ又は真空ポンプ接続用)
N3 継手(高圧側ホース接続用)
V5 パージバルブ
y1 順路
y2 順路
y3 順路
z エアパージの方向を示す矢印

Claims (3)

  1. マニホールド本体と、該マニホールド本体内の通路を開閉するバルブとを備え、前記通路は、高圧側通路、低圧側通路、回収側通路、真空引側通路、パージ用通路及びこれらと連絡する共通通路とを備え、少なくとも前記高圧側通路に高圧側バルブ、低圧側通路に低圧側バルブを備えた空調設備の冷媒回収充填用マニホールドにおいて、
    前記低圧側通路に高圧用接続手段を設け、該高圧用接続手段は、弁機構を有し、
    且つ、高圧側クイックジョイントと接続可能としたことを特徴とする冷媒回収充填用マニホールド。
  2. 前記高圧用継手の弁機構は、虫バルブであることを特徴とする請求項1記載の冷媒回収充填用マニホールド。
  3. マニホールド本体若しくは接続される配管部に、クイックジョイントと接続可能で且つ、パージ通路を有する低圧用接続手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の冷媒回収充填用マニホールド。
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