JP2016119168A - 端子金具付電線の端末止水構造 - Google Patents

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弘之 豊原
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Abstract

【課題】止水ブロックの電線側端部の電線に対する追従性および密着性を確保するとともに、端子金具と絶縁被覆電線の結合部を被覆する止水部の止水性能を安定確保することのできる端子金具付電線の端末止水構造を提供する。【解決手段】端子金具12に結合される絶縁被覆電線11の端部を被覆する止水ブロック13は、端子金具12と電線11の結合部14を被覆するとともに電線11の外皮11bの端部外周面11cに密着する止水部31と、そこから外皮11bに沿って突出する筒状部32とを有しており、筒状部32は、止水部31より横断面積が小さい複数の低剛性部32aと、それらより横断面積が大きく外皮11bに密着する複数の高剛性部32bとを交互に隣り合うよう連設してなり、電線11の曲げに伴って筒状部32が所定曲率半径以下に達するとき、複数の高剛性部32bが、周方向の一部で互いに圧接するとともに止水部31に圧接する。【選択図】図1

Description

本発明は、端子金具付電線の端末止水構造に関し、特に端子が装着された端末部に樹脂製の止水ブロックを備えた端子金具付電線の端末止水構造に関する。
車両に搭載されるアース電線等において、電気接続用の端子金具に結合される絶縁被覆電線の端部を被覆して防水(電線内部に対し止水)する樹脂製の止水ブロックを備えた端子金具付電線の端末止水構造を有するものがある。
この種の端子金具付電線の端末止水構造として、例えば絶縁被覆電線の外皮による被覆の端部を剥した導体の露出端部と、外皮で囲まれた隣接する絶縁樹脂部とを、それぞれの圧着部を有する端子金具に圧着し、その圧着部分を取り囲むよう樹脂製の止水ブロックを射出成形するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このものでは、止水ブロックの電線側の端部が、端子金具の絶縁樹脂圧着部から電線の外皮の周囲へと徐々に縮径するテーパ形状をなしている。
特開2002−127188号公報
しかし、前述のような従来の端子金具付電線の端末止水構造にあっては、太物のアース線等のように曲げや捩りに対する剛性が高く、その曲率半径が大きくなる電線の場合に、その電線の曲げや捩りに際して止水ブロックの端部の内周縁部分とそこに接着する絶縁被覆電線の外皮の一部とに応力が集中し、止水ブロックの端部の内周縁部分で絶縁被覆電線の外皮が剥離し易かった。そのため、例えばアース線を自動車のエンジンルーム内のような被水領域内でアース処理できず、車室内側に引き込んでからアース処理するといった必要が生じ、電線長の増大によるコスト高や重量増加を招くという問題があった。
また、止水ブロックの材料が硬質である場合、端子金具の導体圧着部および絶縁樹脂圧着部の間のように形状が安定している部分では良好な止水性が得られるものの、テーパ形状部の可撓性が低いため、その端部の内周縁部分で絶縁被覆電線の外皮が剥離すると、その剥離が止水ブロックの内奥側に進行し易くなっていた。そのため、所要の止水性能を確保するために、テーパ形状部分の長さが大きくなってしまうという問題があった。
一方、止水ブロックの材料が軟質である場合、端子金具の導体圧縮部と絶縁樹脂圧着部の間のように形状が安定している部分でも止水ブロックが変形したり傷付いたりし易く、過酷な使用環境下での止水性能の低下が懸念されるという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決すべくなされたものであり、止水ブロックの電線側端部の電線に対する追従性および密着性を確保するとともに、端子金具と絶縁被覆電線との結合部を被覆する止水部の止水性能を安定確保することのできる端子金具付電線の端末止水構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的達成のため、電気接続用の端子金具に結合される絶縁被覆電線の端部を被覆する樹脂製の止水ブロックを備えた端子金具付電線の端末止水構造であって、前記止水ブロックは、前記端子金具および前記絶縁被覆電線の端部の結合部を被覆するとともに前記絶縁被覆電線の外皮の端部外周面に密着する止水部と、該止水部から前記絶縁被覆電線の前記外皮に沿って筒状に突出する筒状部とを有しており、前記筒状部は、前記止水部より横断面積が小さい複数の低剛性部と、それぞれ前記低剛性部より横断面積が大きく前記外皮に密着する複数の高剛性部とを、交互に軸方向に隣り合うよう連設してなり、前記絶縁被覆電線の曲げに伴って前記筒状部が予め設定された曲率半径以下に達するとき、前記複数の高剛性部が、周方向の一部で互いに圧接するとともに前記止水部に圧接することを特徴とする。
この構成により、本発明では、止水ブロックの筒状部が、複数の低剛性部を有することで止水部に対し絶縁被覆電線の曲げ方向や捩り方向で低剛性となって外皮に追従し易くなり、絶縁被覆電線の曲げや捩りに伴う外皮の変形が、止水ブロックの端部の内周縁部分に集中することなく、筒状部との接着面の範囲内に分散される。したがって、止水ブロックの端部の内周縁部分で絶縁被覆電線の外皮が剥離し難くなるとともに、止水ブロックの端部の内周縁部分から内奥側に剥離が進行し難くなる。また、筒状部の高剛性部が外皮に密着しているので、筒状部の内周面と絶縁被覆電線の外皮との良好な止水性が得られる。さらに、絶縁被覆電線の曲げに伴って前記筒状部が予め設定された曲率半径以下に達すると、複数の高剛性部が周方向の一部で互いに圧接するとともに止水部に圧接することで、筒状部のそれ以上の曲げが有効に抑制され、絶縁被覆電線の曲げに伴う外皮の大きな変形が止水部側に波及することが、有効に抑制される。その結果、止水ブロックの電線側端部の電線に対する追従性および密着性を確保するとともに、端子金具と絶縁被覆電線との結合部を被覆する止水部の止水性能を安定確保することのできる端子金具付電線の端末止水構造となる。
本発明において、前記複数の低剛性部と前記複数の高剛性部とのうち少なくとも一方は、前記筒状部の前記軸方向の一端側と他端側とで、前記絶縁被覆電線の任意の曲げ方向および捩り方向についての剛性が相違するように互いに異なる形状を有しており、前記止水部に近い前記筒状部の前記一端側における前記剛性が、前記止水部に近い前記筒状部の前記他端側における前記剛性より高くなっていてもよい。
このようにすると、絶縁被覆電線の曲げに伴う外皮の変形が止水部側に波及することが、より有効に抑制される。
本発明によれば、止水ブロックの電線側端部の電線に対する追従性および密着性を確保するとともに、端子金具と絶縁被覆電線との結合部を被覆し止水する止水部の止水性能を安定確保することのできる端子金具付電線の端末止水構造を提供することができる。
本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第1の実施の形態を示すその要部正面図である。 図2(a)は、本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第1の実施の形態を示すその要部平面図であり、図2(b)は、本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第1の実施の形態を示すその要部底面図である。 図3(a)は、本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第1の実施の形態を図1の左側から見た左側面図であり、図3(b)は、図1のIIIb−IIIb矢視断面図である。 本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第1の実施の形態の作用説明図である。 本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第2の実施の形態を示すその要部正面図である。 本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第3の実施の形態を示すその要部正面図である。 本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第4の実施の形態を示すその止水ブロックの筒状部付近の要部拡大正面図である。 本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第5の実施の形態を示すその止水ブロックの筒状部付近の要部拡大正面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1ないし図4は、本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第1の実施の形態を示している。この実施の形態は、本発明を自動車に搭載されるアース配線用の端子金具付電線を含むワイヤハーネスに適用した例である。
まず、本実施形態の構成について説明する。
本実施形態のワイヤハーネスは、図1ないし図3に示す端子金具付電線10を含んで構成されている。
図1に示すように、端子金具付電線10は、電線11と、電線11の一端側に例えば圧着された端子金具12と、端子金具12に結合される電線11の一方の端部11eを被覆する樹脂製の止水ブロック13と、を含んで構成されている。
電線11は、複数本の導体素線で構成された軟銅より線等の芯線部11aと、その芯線部11aを長さ方向の略全域で被覆する塩化ビニル等の絶縁樹脂からなる外皮11bとを有する絶縁被覆電線である。
電線11は、例えば車載用のアース電線として使用されるもののうち、比較的大径となる太物の電線であり、芯線部11aの断面積が5mm以上、例えば8mm程度のもので、芯線部11aの断面積が2ないし3mm程度の細い電線に比べると、曲げ剛性が高いものである。
この電線11の一方の端部11eは、芯線部11aが外皮11bの端部から所定の露出長さだけ突出するように露出しており、電線11の他方の端部は、詳細を図示しないが、例えばエンジンの制御装置あるいは補機(車両用電装品の一部)に接続されている。
図2および図3に示すように、端子金具12は、導電性のよい金属板を材料としてプレス加工された板端子、例えば丸形の板端子となっている。この端子金具12は、その先端側に、円環板状の接続部12aと、回り止めまたは誤組付け防止用の突起12bとを有している。
また、図1、図2(a)および図4に示すように、端子金具12は、電線11に結合するその基端側に、電線11の芯線部11aに圧着するようにかしめられたワイヤバレル部12cと、電線11の外皮11bに圧着するようにかしめられた絶縁樹脂バレル部12dとを有している。
そして、電線11の芯線部11aおよび外皮11bと端子金具12のワイヤバレル部12cおよび絶縁樹脂バレル部12dとは、端子金具12と電線11の一方の端部11eとの結合部14を構成している。
この端子金具12は、接続部12aを自動車の図示しない車体側の接地接続部、例えばエンジンルーム内の接地接続部にボルト締結されてアース処理されるようになっている。
端子金具12は、さらに、先端側の接続部12aと止水ブロック13内のワイヤバレル部12cとの間に、段付き曲げ加工された段付き曲げ部12eと、その段付き曲げ部12eを補強するリブ状の突出し曲げ加工部12fとを有している。
止水ブロック13は、芯線部11aの素線間の隙間や芯線部11aと外皮11bの間の隙間に浸透した状態で硬化した止水剤の樹脂によって形成されている。
すなわち、止水ブロック13は、端子金具12に結合される電線11の一方の端部11eを止水剤の樹脂により被覆し止水するように構成されている。なお、未硬化の止水剤の樹脂を芯線部11aの素線間の隙間や芯線部11aと外皮11bの間の隙間に浸透させるために、例えば端子金具に結合する電線11の内部を負圧吸引して、電線11の内外に差圧を生じさせてもよい。
止水ブロック13の止水剤は、いわゆるホットメルト(登録商標)タイプの接着剤樹脂、例えば湿気硬化型のシリコン樹脂系のものであり、加熱、成形および硬化により、電線11の外皮11b、芯線部11aの素線、端子金具12等に対する接着性と、電線11の外皮11bに対し相対的に高硬度となる程度のゴム弾性とを生じ得るものである。
また、止水ブロック13は、端子金具12と電線11の一方の端部11eとの結合部14を被覆するとともに外皮11bの端部外周面11cに密着する止水部31と、その止水部31から電線11の外皮11bに沿って筒状に突出する筒状部32とを有している。
止水部31は、止水ブロック13の中央付近、特に絶縁樹脂バレル部12d付近で電線11と端子金具12の結合部14を取り囲む大径部31cと、端子金具12の段付き曲げ部12eの近傍のみを取り囲む小径部31bとを有している。
また、止水部31は、大径部31cにおいて端子金具12の板幅方向および板厚方向に最大幅となっており、小径部31bで端子金具12の板幅方向および板厚方向に最小幅となっている。
また、止水部31は、その他の部分では、基本的に端子金具12と電線11の一方の端部11eとの結合部14の外形に対し略一定の止水剤樹脂層厚となるように形成されている。したがって、止水部31の外周面31aの形状は、小径部31bと大径部31cの間で、結合部14の外形と同方向の段付き形状をなしている。
電線11の外皮11bの端部隣接外周面11dのみを取り囲む筒状部32は、止水部31の大径部31cに対して小径および肉薄になっている。ここにいう端部隣接外周面11dは、外皮11bの端部外周面11cに隣接する所定幅(軸方向長さ)の外周面である。
この筒状部32は、止水部31より横断面積が小さい円環状の複数の低剛性部32aと、それぞれ低剛性部32aより横断面積が大きく外皮11bに密着する円環板状の複数の高剛性部32bとを、交互に軸方向に隣り合うように連設したものである。
この筒状部32の軸方向における複数の低剛性部32aと複数の高剛性部32bの長さ(以下、単に軸方向長さという)は、後述する数の高剛性部32b同士の圧接が可能な形態であれば特に限定されないが、例えば複数の低剛性部32aの軸方向長さより複数の高剛性部32bの軸方向長さの方が大きくなっている。
図1中に部分拡大図で示すように、筒状部32は、より具体的には、止水部31の図1中の右側の端面から突出する第1の低剛性部32a1と、第1の低剛性部32a1の先端側に一体にかつ同心的に連結された、第1の低剛性部32a1より大径の円環板状の第1の高剛性部32b1と、を有している。
さらに、筒状部32は、第1の高剛性部32b1の図1中の右側の端面から略環状に突出する第2の低剛性部32a2と、第2の低剛性部32a2の先端側に一体にかつ同心的に連結された、第2の低剛性部32a2より大径の円環板状の第2の高剛性部32b2と、第2の高剛性部32b2の図1中の右側の端面から環状に突出する第3の低剛性部32a3と、第3の低剛性部32a3の先端側に一体にかつ同心的に連結された、第3の低剛性部32a3より大径の円環板状の第3の高剛性部32b3と、を有している。
また、図3(b)に示すように、複数の低剛性部32aは、電線11の外皮11bを取り囲む円環状部分32eと、互いに筒状部32の周方向に等間隔に離間しつつ複数の高剛性部32bの外周近傍まで放射外方向に突出し、複数の高剛性部32bの外周部同士を部分的に結合する複数の縦リブ部分32fを含んで構成されている。したがって、筒状部32は、端子金具付電線10の実装姿勢で専ら生じ易い端子金具12の板厚方向への電線11の曲げに対して十分に低曲げ剛性にしながら、複数の縦リブ部分32fによって所要の捩り剛性が担保されている。
複数の縦リブ部分32fは、隣り合う各一対の低剛性部32aの間で90度捩れた配置形態となっていてもよい。また、電線11の曲げ方向が限定されない場合や変化する場合、複数の低剛性部32aは、複数の縦リブ部分32fを設けずに円環状部分32eのみで構成されてもよいし、筒状部32の中心からの複数の縦リブ部分32fの半径を小さく、すなわち、複数の円環板状の複数の高剛性部32bの半径より小さくしてもよい。
筒状部32は、複数の低剛性部32aおよび複数の高剛性部32bの内周面を一体にした円筒状の内周面32iを有しており、この円筒状の内周面32iは、電線11の外皮11bに密着している。この内周面32iは、止水ブロック13を形成する止水剤樹脂の硬化時に外皮11bの端部隣接外周面11dに接着されている。
ところで、前述のように、端子金具12の接続部12aが車体側の接地接続部にボルト締結されて、端子金具付電線10が自動車に実装されるとき、あるいは、その後の使用状態において、端子金具12に対して電線11の曲げが生じ得る。
そして、この電線11の曲げに伴って筒状部32が予め設定された曲率半径以下に達するとき、図4に示すように、筒状部32の複数の高剛性部32bは、それらの周方向の一部で互いに外周部近傍部分32dを軸方向に圧接させるとともに、それら圧接した外周部近傍部分32dを全体として止水部31に圧接させるようになっている。
次に、作用について説明する。
上述のように構成された本実施の形態の端子金具付電線10においては、止水ブロック13の筒状部32が複数の低剛性部32aを有するので、止水部31に対し電線11の曲げ方向や捩り方向で低剛性となって電線11の外皮11bに追従し易くなる。
したがって、電線11の曲げや捩りに伴う外皮11bの変形が、止水ブロック13の止水部31の端部内周縁部分に集中することなく、筒状部32との接着面である端部隣接外周面11dの範囲内に分散される。
よって、止水ブロック13の止水部31の端部内周縁部分で電線11の外皮11bが剥離し難くなるとともに、筒状部32側から止水部31の端部内周縁部分側に剥離が進行し難くなり、止水部31の端部内周縁部分より更に内奥側への剥離の進行が防止される。
また、筒状部32の複数の高剛性部32bが外皮11bに密着しており、筒状部32の端部が高剛性になっているので、筒状部32の端部内周縁部における剥離が有効に抑制され、筒状部32の内周面32iと電線11の外皮11bとの剥離が抑制され、筒状部32内での良好な止水性が得られる。
さらに、図4に示すように、電線11の曲げに伴って筒状部32が予め設定された曲率半径まで小さくなると、複数の高剛性部32bが周方向の一部で互いに圧接するとともに止水部31に圧接することで、筒状部32のそれ以上の曲げが有効に抑制される。したがって、電線11の曲げに伴う外皮11bの大きな変形が止水部31側に波及することが、有効に抑制される。
このように、本実施形態の端子金具付電線10においては、止水ブロック13の電線側端部となる筒状部32の電線11に対する追従性および密着性を確保することができ、端子金具12と電線11との結合部14を被覆する止水部31の止水性能を安定確保することのできる端末止水構造となる。
その結果、自動車のエンジンルーム内でのアース処理が可能になることで、車室内側に引き込んでアース処理する従来に比べると、アース線となる端子金具付電線10の長さを大幅に短縮できるので、端子金具付電線10を用いるワイヤハーネスのコストおよび重量を低減させることができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第2の実施の形態を示している。
なお、以下に説明する各実施の形態は、全体の概略構成が前述の第1の実施の形態と類似するものであり、止水ブロック13の止水部31から電線11側に突出する筒状部の形状のみが第1の実施の形態における筒状部32とは相違するものである。よって、以下の各実施形態の説明においては、第1の実施の形態と類似する構成については図1ないし図4に示した対応する構成要素の符号を用い、相違点についてのみ説明する。
図5に示すように、第2の実施の形態においては、止水ブロック13が、端子金具12と電線11の一方の端部11eとの結合部14を被覆するとともに外皮11bの端部外周面11cに密着する止水部31と、その止水部31から電線11の外皮11bに沿って筒状に突出する筒状部42とを有している。
筒状部42は、止水部31より横断面積が小さい円環状の複数の低剛性部42aと、それぞれ低剛性部42aより横断面積が大きく外皮11bに密着する円環板状の複数の高剛性部42bとを、交互に軸方向に隣り合うように連設したものである。
そして、筒状部42の内周面42iは、電線11の外皮11bの端部隣接外周面11dに密着している。また、複数の高剛性部42bは、外周部がR面取りされており、筒状部42が蛇腹状の外観をなしている。
本実施形態の端子金具付電線10においても、止水ブロック13の電線側端部となる筒状部42の電線11に対する追従性および密着性を確保することができ、端子金具12と電線11との結合部14を被覆する止水部31の止水性能を安定確保することのできる端末止水構造となる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第3の実施の形態を示している。
図6に示すように、第3の実施の形態においては、止水ブロック13が、端子金具12と電線11の一方の端部11eとの結合部14を被覆するとともに外皮11bの端部外周面11cに密着する止水部31と、その止水部31から電線11の外皮11bに沿って筒状に突出する筒状部52とを有している。
筒状部52は、止水部31より横断面積が小さい円環状の複数の低剛性部52aと、それぞれ低剛性部52aより横断面積が大きく外皮11bに密着する円環板状の複数の高剛性部52bとを、交互に軸方向に隣り合うように連設したものである。
そして、筒状部52の内周面52iは、電線11の外皮11bの端部隣接外周面11dに密着している。また、複数の高剛性部52bは、外周面が略くの字側の断面形状になるように形成されているか、両端外周部分がC面取りされている。
本実施形態の端子金具付電線10においても、止水ブロック13の電線側端部となる筒状部52の電線11に対する追従性および密着性を確保することができ、端子金具12と電線11との結合部14を被覆する止水部31の止水性能を安定確保することのできる端末止水構造となる。
(第4の実施の形態)
図7は、本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第4の実施の形態を示している。
図7に示すように、第4の実施の形態においては、止水ブロック13が、端子金具12と電線11の一方の端部11eとの結合部14を被覆するとともに外皮11bの端部外周面11cに密着する止水部31と、その止水部31から電線11の外皮11bに沿って筒状に突出する筒状部62とを有している。
筒状部62は、止水部31より横断面積が小さい円環状の複数の低剛性部62aと、それぞれ低剛性部62aより横断面積が大きく外皮11bに密着する円環板状の複数の高剛性部62bとを、交互に軸方向に隣り合うように連設したものである。そして、筒状部62の内周面62iは、電線11の外皮11bの端部隣接外周面11dに密着している。
また、複数の低剛性部62aと複数の高剛性部62bとのうち少なくとも一方、例えば両方は、筒状部62の軸方向の一端側と他端側とで、電線11の任意の曲げ方向および捩り方向について剛性が相違するように互いに異なる形状を有している。そして、止水部31に近い筒状部62の基端部62c(一端側)における曲げ剛性および捩り剛性が、止水部31から離れた先端部62d(他端側)におけるそれら剛性より高くなっている。
より具体的には、筒状部62は、止水部31の図7中の右側の端面から突出する第1の低剛性部62a1と、第1の低剛性部62a1の先端側に一体にかつ同心的に連結された第1の低剛性部62a1より大径の円環板状の第1の高剛性部62b1とを有している。
また、筒状部62は、第1の高剛性部62b1の図7中の右側の端面から略環状に突出する、第1の低剛性部62a1より小径の第2の低剛性部62a2と、第2の低剛性部62a2の先端側に一体にかつ同心的に連結された、第2の低剛性部62a2より大径でかつ第1の高剛性部62b1より小径の円環板状の第2の高剛性部62b2と、を有している。さらに、筒状部62は、第2の高剛性部62b2の図7中の右側の端面から環状に突出する、第2の低剛性部62a2より小径の第3の低剛性部62a3と、第3の低剛性部62a3の先端側に一体にかつ同心的に連結された、第3の低剛性部62a3より大径でかつ第2の高剛性部62b2より小径の円環板状の第3の高剛性部62b3と、を有している。
なお、複数の高剛性部62bを構成する第1の高剛性部62b1、第2の高剛性部62b2および第3の高剛性部62b3は、筒状部62の先端側に近付くほど外径が小さくなっているが、同一外径であってもよい。
本実施形態の端子金具付電線10においても、上述の各実施形態と同様に、止水ブロック13の電線側端部となる筒状部62の電線11に対する追従性および密着性を確保することができ、端子金具12と電線11との結合部14を被覆する止水部31の止水性能を安定確保することのできる端末止水構造となる。
しかも、本実施形態では、筒状部62の先端側に近いほど低剛性となるので、絶縁被覆電線の曲げに伴う外皮の変形が止水部側に波及することが、より有効に抑制される。
(第5の実施の形態)
図8は、本発明に係る端子金具付電線の端末止水構造の第5の実施の形態を示している。
図8に示すように、第5の実施の形態においては、止水ブロック13が、端子金具12と電線11の一方の端部11eとの結合部14を被覆するとともに外皮11bの端部外周面11cに密着する止水部31と、その止水部31から電線11の外皮11bに沿って筒状に突出する筒状部72とを有している。
筒状部72は、止水部31より横断面積が小さい円環状の複数の低剛性部72aと、それぞれ低剛性部72aより横断面積が大きく外皮11bに密着する円環板状の複数の高剛性部72bとを、交互に軸方向に隣り合うように連設したものである。そして、筒状部72の内周面72iは、電線11の外皮11bの端部隣接外周面11dに密着している。
また、複数の低剛性部72aと複数の高剛性部72bとのうち少なくとも一方、例えば両方は、筒状部72の軸方向の一端側と他端側とで、電線11の任意の曲げ方向および捩り方向について剛性が相違するように互いに異なる形状を有している。
そして、止水部31に近い筒状部72の基端部72c(一端側)における曲げ剛性および捩り剛性が、止水部31から離れた先端部72d(他端側)におけるそれら剛性より高くなっている。
より具体的には、止水部31の図8中の右側の端面から突出する第1の低剛性部72a1と、第1の低剛性部72a1の先端側に一体にかつ同心的に連結された、第1の低剛性部72a1より大径の円環板状の第1の高剛性部72b1と、を有している。
また、筒状部72は、第1の高剛性部72b1の図8中の右側の端面から略環状に突出する、第1の低剛性部72a1より軸方向長さが大きい第2の低剛性部72a2と、第2の低剛性部72a2の先端側に一体にかつ同心的に連結された、第2の低剛性部72a2より大径でかつ第1の高剛性部72b1より軸方向長さが小さい円環板状の第2の高剛性部72b2と、を有している。さらに、筒状部72は、第2の高剛性部72b2の図8中の右側の端面から環状に突出する、第2の低剛性部72a2より軸方向長さが大きい第3の低剛性部72a3と、第3の低剛性部72a3の先端側に一体にかつ同心的に連結された、第3の低剛性部72a3より大径でかつ第2の高剛性部72b2より軸方向長さが小さい円環板状の第3の高剛性部72b3と、を有している。
なお、複数の高剛性部72bを構成する第1の高剛性部72b1、第2の高剛性部72b2および第3の高剛性部72b3は、筒状部72の先端側に近付くほど軸方向長さが小さく(薄く)なっているが、同一の軸方向長さ(厚さ)であってもよい。
本実施形態の端子金具付電線10においても、上述の各実施形態と同様に、止水ブロック13の電線側端部となる筒状部72の電線11に対する追従性および密着性を確保することができ、端子金具12と電線11との結合部14を被覆する止水部31の止水性能を安定確保することのできる端末止水構造となる。
しかも、本実施形態では、筒状部72の先端側に近いほど低剛性(低曲げ剛性の曲げ角度範囲が大)となるので、絶縁被覆電線の曲げに伴う外皮の変形が止水部側に波及することが、より有効に抑制される。
なお、上述の各実施の形態では、止水部31より筒状部32の軸方向長さを小さく図示していたが、止水部31より軸方向長さが大きくなっていてもよい。また、筒状部32、42、52、62、72を円形断面にする場合で図示したが、外周面が非円形、例えば多角形であってもよい。複数の低剛性部32a、42a、52a、62a、72aおよび複数の高剛性部32b、42b、52b、62b、72bの数が2以上の任意の数であることはいうまでもない。
また、上述の各実施の形態では、端子金具12が電線11の端部11eに圧着結合されるものとしたが、超音波溶接等によって電気的接続および機械的結合を達成してもよいことはいうまでもなく、絶縁樹脂バレル部12dを省略してワイヤバレル部12cを長くしたような端子金具であってもよいことも勿論である。
さらに、止水ブロック13を形成する止水剤樹脂の性状、特に硬化後の硬度やゴム弾性等が被覆の硬さや厚さ等に応じて適宜設定され得ることも勿論である。
以上説明したように、本発明は、止水ブロックの電線側端部の電線に対する追従性および密着性を確保するとともに、端子金具と絶縁被覆電線との結合部を被覆し止水する止水部の止水性能を安定確保することのできる端子金具付電線の端末止水構造を提供することができるものである。かかる本発明は、端子が装着された端末部に樹脂製の止水ブロックを備えた端子金具付電線の端末止水構造全般に有用である。
10 端子金具付電線
11 電線(絶縁被覆電線)
11a 芯線部
11b 外皮(絶縁樹脂)
11c 端部外周面
11d 端部隣接外周面(端部に隣接する外周面)
11e 端部
12 端子金具
12a 接続部
12b 突起
12c ワイヤバレル部
12d 絶縁樹脂バレル部
13 止水ブロック
14 結合部
31 止水部
31a 外周面
32、42、52、62、72 筒状部
32a、42a、52a、62a、72a 複数の低剛性部
32b、42b、52b、62b、72b 複数の高剛性部
32e 円環状部分
32f 縦リブ部分
32i、42i、52i、62i、72i 内周面
32a1、62a1、72a1 第1の低剛性部
32a2、62a2、72a2 第2の低剛性部
32a3、62a3、72a3 第3の低剛性部
32b1、62b1、72b1 第1の高剛性部
32b2、62b2、72b2 第2の高剛性部
32b3、62b3、72b3 第3の高剛性部
33d 外周部近傍部分(周後方の一部)
62c、72c 基端部(一端側)
62d、72d 先端部(他端側)

Claims (2)

  1. 電気接続用の端子金具に結合される絶縁被覆電線の端部を被覆する樹脂製の止水ブロックを備えた端子金具付電線の端末止水構造であって、
    前記止水ブロックは、前記端子金具および前記絶縁被覆電線の端部の結合部を被覆するとともに前記絶縁被覆電線の外皮の端部外周面に密着する止水部と、該止水部から前記絶縁被覆電線の前記外皮に沿って筒状に突出する筒状部とを有しており、
    前記筒状部は、前記止水部より横断面積が小さい複数の低剛性部と、それぞれ前記低剛性部より横断面積が大きく前記外皮に密着する複数の高剛性部とを、交互に軸方向に隣り合うよう連設してなり、
    前記絶縁被覆電線の曲げに伴って前記筒状部が予め設定された曲率半径以下に達するとき、前記複数の高剛性部が、周方向の一部で互いに圧接するとともに前記止水部に圧接することを特徴とする端子金具付電線の端末止水構造。
  2. 前記複数の低剛性部と前記複数の高剛性部とのうち少なくとも一方は、前記筒状部の前記軸方向の一端側と他端側とで、前記絶縁被覆電線の任意の曲げ方向および捩り方向についての剛性が相違するように互いに異なる形状を有しており、
    前記止水部に近い前記筒状部の前記一端側における前記剛性が、前記止水部に近い前記筒状部の前記他端側における前記剛性より高くなっていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具付電線の端末止水構造。
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