JP2016113803A - 無拡幅agf工法に用いる管引き抜き用治具 - Google Patents

無拡幅agf工法に用いる管引き抜き用治具 Download PDF

Info

Publication number
JP2016113803A
JP2016113803A JP2014252644A JP2014252644A JP2016113803A JP 2016113803 A JP2016113803 A JP 2016113803A JP 2014252644 A JP2014252644 A JP 2014252644A JP 2014252644 A JP2014252644 A JP 2014252644A JP 2016113803 A JP2016113803 A JP 2016113803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
terminal
tube
jig
rear end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014252644A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6535460B2 (ja
Inventor
晃央 市川
Akio Ichikawa
晃央 市川
壮亮 前田
Sosuke Maeda
壮亮 前田
梨本 裕
Yutaka Nashimoto
裕 梨本
徹 今田
Toru Imada
徹 今田
正男 楠本
Masao Kusumoto
正男 楠本
寿吉 三木
Jukichi Miki
寿吉 三木
裕司 香川
Yuji Kagawa
裕司 香川
修 垰村
Osamu Taomura
修 垰村
宜佳 橋本
Nobuyoshi Hashimoto
宜佳 橋本
淳一 嘉本
Junichi Yoshimoto
淳一 嘉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Doboku Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Doboku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Doboku Co Ltd filed Critical Takenaka Doboku Co Ltd
Priority to JP2014252644A priority Critical patent/JP6535460B2/ja
Publication of JP2016113803A publication Critical patent/JP2016113803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6535460B2 publication Critical patent/JP6535460B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

【課題】端末管を地山から良好に引き抜いて撤去することができる、機能性、確実性に優れた無拡幅AGF工法における管引き抜き用治具を提供する。【解決手段】前記管引き抜き用治具6は、前記端末管5の後端部へ接続する管接続部7と、回転打撃機構へ接続するロッド部8とからなり、前記端末管5と前記回転打撃機構との間に一連に接続され、当該回転打撃機構を起動させることにより、前記端末管5を、先行の管材4から引き抜く構成である。【選択図】図3

Description

この発明は、重機(例えばドリルジャンボ)に搭載したドリフター等の回転打撃機構により、トンネル切羽の周辺部からトンネル軸方向やや斜め上方の地山へ向けて複数の管材(主に鋼管)を放射状に打ち込み、当該管材内を通じて地山改良剤を注入して地山を改良した後にトンネルを掘削する無拡幅AGF工法における(用いる)、末端に打ち込んだ管材である端末管を引き抜いて撤去(回収)する管引き抜き用治具の技術分野に属する。
トンネル掘削工事の補助工法の一種であるAGF工法(注入式長尺先受工法)には、トンネルの必要高さよりも拡幅して鋼管打ち込みスペースを設け、当該スペースから鋼管を打ち込む拡幅AGF工法と、前記拡幅することなくトンネル切羽の周辺部から鋼管を打ち込む無拡幅AGF工法とがある。
前記拡幅AGF工法は、拡幅するための掘削作業が必要になり、事後的に拡幅部分を埋める作業も必要になる。よって、その分だけ余計に労力がかかり、コストが嵩み、工期が長期化する問題があった。
一方、無拡幅AGF工法は、拡幅部を設ける必要がないので前記問題は生じない。しかし、トンネル切羽の周辺部から鋼管を打ち込む工法であるが故に、末端に打ち込んだ端末管は、その後端部分がトンネル内空断面側へ露出していた。そのため、当該端末管をそのまま残存させておくと、必然的にトンネル切羽の掘削時にブレーカーやバックホウで撤去することになるが、端末管との衝撃等によりブレーカーやバックホウが破損・損傷する虞がある上に、地山に緩みが生じ、想定外の抜け落ち等が発生する問題があった。
当該問題に鑑み、例えば特許文献1には、トンネル切羽の掘削領域内に、端末管として樹脂管を配設する発明が開示されている。
この発明によると、樹脂管は鋼管と比し、強度・剛性が弱く壊れやすい(破壊しやすい)ので、端末管との衝撃等によりブレーカーやバックホウが破損・損傷する虞はなく、また、衝撃による振動も緩和されるので地山の緩み等を抑制できる。
しかしながら、破壊された樹脂管は再利用できず産業廃棄物となるほかない。よって、処理費用も嵩み、地球環境にも悪影響を及ぼすという新たな問題が生じていた。
ところで、特許文献2には、トンネル切羽の掘削作業に着手する前に予め端末管を撤去(回収)する発明が開示されている。
この発明によると、掘削作業時に端末管はもはや存在しないので、ブレーカーやバックホウが破損・損傷する虞はなく、良好な掘削作業を行うことができる。また、撤去した端末管は再利用できるので産業廃棄物を排出することもない。よって、経済性、地球環境性にも優れている。
特開平11−182174号公報 特開2004−190270号公報
前記特許文献2には、端末管を地山から引き抜いて撤去する具体的手段は何ら開示されておらず、端末管の後端部に形成した穴に工具を差し込む程度の記載に止まる(明細書の段落[0026]の末文参照)。
前記工具が何を指すのかまったく不明であるが、実際の施工現場において、既存の工具では、地山の周面摩擦力(地山と端末管との接触面で回転等の運動を阻止しようとする力)の影響が大きく、端末管を地山から良好に引き抜いて撤去することなど到底できない。
ちなみに、その余の文献等を精査しても、端末管を撤去する具体的手段が開示されたものは見当たらない。
本発明は、上述した背景技術の問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、端末管を地山から良好に引き抜いて撤去することができる、機能性、確実性に優れた管引き抜き用治具を提供することにある。ひいては、端末管を撤去する手段(技術的思想)を採用した無拡幅AGF工法の普及に大きく貢献できる管引き抜き用治具を提供することにある。
上記背景技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る管引き抜き用治具は、重機に搭載したドリフター等の回転打撃機構により、トンネル切羽の周辺部からトンネル軸方向やや斜め上方の地山へ向けて複数の管材を打ち込み、当該管材内を通じて地山改良剤を注入して地山を改良した後にトンネルを掘削する無拡幅AGF工法における、末端に打ち込んだ管材である端末管を引き抜いて撤去する管引き抜き用治具であって、
前記管引き抜き用治具は、前記端末管の後端部へ接続する管接続部と、前記回転打撃機構へ接続するロッド部とからなり、前記端末管と前記回転打撃機構との間に一連に接続され、当該回転打撃機構を起動させることにより、前記端末管を、先行の管材から引き抜く構成であることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した管引き抜き用治具において、前記端末管の後端部に径方向に貫通する貫通孔が形成され当該貫通孔にピンが貫通されて固定されているときに、前記端末管の後端部へ接続する前記管接続部は、前記径方向に貫通させたピンに掛け留め可能な、案内溝と拡幅溝とからなる略L字形状のバヨネット溝を設けた有底筒状に形成され、前記ロッド部と連設されてなることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項2に記載した管引き抜き用治具において、前記バヨネット溝は、前記拡幅溝が奥行き方向に長い変形バヨネット溝であることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項3に記載した管引き抜き用治具において、前記変形バヨネット溝の拡幅溝の奥行き寸法が、前記端末管とその前方に接続した管材との接続代の寸法と同等以上に設定されていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項1に記載した管引き抜き用治具において、前記端末管の後端部に径方向に貫通する貫通孔が形成されているときに、前記端末管の後端部へ接続する前記管接続部は、前記貫通孔に掛け留め可能な突起部を設けた両腕部と、同両腕部を拘束する圧縮バネと、同両腕部を同方向に回動可能に軸支する軸受け部とからなり、当該軸受け部が前記ロッド部と連設されてなることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、請求項5に記載した管引き抜き用治具において、前記両腕部には、その突起部を前記貫通孔に掛け留めた後、当該両腕部間の間隔を保持するロック機構が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、請求項2〜6のいずれか一に記載した管引き抜き用治具において、前記端末管の後端部の径方向に貫通された貫通孔は、当該端末管の軸方向に長い長円形又は長方形に形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は、請求項1に記載した管引き抜き用治具において、前記端末管の後端部に雄ねじ又は雌ねじが形成されているときに、前記端末管の後端部へ接続する前記管接続部は、接続部位に雌ねじ又は雄ねじを設けた有底筒状に形成され、前記ロッド部と連設されてなることを特徴とする。
本発明に係る無拡幅AGF工法に用いる管引き抜き用治具によれば、端末管と管引き抜き用治具とドリフターとを、軸芯を一致させて一連に強固に接続することができる。よって、前記ドリフターを回転駆動させながら(又は回転駆動させた後に)引き抜く方向へ作動させると、その前方の中間管と端末管との接続状態が確実に解除され、当該端末管を速やかに引き抜いて撤去(回収)することができる。
このように、前記管引き抜き用治具は、端末管の後端部に確実に強固に接続できるので、ドリフターによる過大な振動が作用しても端末管から抜け外れる虞は一切なく、地山の周面摩擦力の影響にかかわらず、先行の中間管から端末管のみを安全かつ確実に引き抜くことができる。
したがって、機能性、確実性に優れた管引き抜き用治具を提供できると云え、ひいては、端末管を撤去する手段を採用した無拡幅AGF工法の普及に大きく貢献することができる。
無拡幅AGF工法の施工状況を示した概略立面図である。 無拡幅AGF工法の施工状況を示した概略斜視図である。 A、Bは、実施例1にかかる管引き抜き用治具と端末管との接続状態を段階的に示した正面図である。 Aは、図3の管引き抜き用治具を示した正面図であり、Bは、同背面図であり、Cは、同左側面図であり、Dは、AのX−X線矢視断面図であり、Eは、CのY−Y線矢視断面図である。 Aは、実施例1にかかる管引き抜き用治具のバリエーションを示した正面図であり、Bは、同平面図であり、Cは、同左側面図である。なお、Bの矢印方向には端末管を示している。 A、Bは、実施例1にかかる管引き抜き用治具と端末管との接続状態を段階的に示した正面図である。 Aは、図6の管引き抜き用治具を示した正面図であり、Bは、同背面図であり、Cは、同左側面図であり、Dは、AのX−X線矢視断面図であり、Eは、CのY−Y線矢視断面図である。 Aは、実施例1にかかる管引き抜き用治具のバリエーションを示した正面図であり、Bは、同平面図であり、Cは、同左側面図である。なお、Bの矢印方向には端末管を示している。 実施例2にかかる管引き抜き用治具と端末管との接続状態を示した正面図である。 Aは、図9の管引き抜き用治具を示した平面図であり、Bは、同左側面図であり、Cは、図6のX−X線矢視断面図であり、Dは、BのY−Y線矢視断面図である。 Aは、実施例2にかかる管引き抜き用治具のバリエーションを示した正面図であり、Bは、同平面図であり、Cは、同左側面図である。 A、Bは、実施例2にかかる管引き抜き用治具と端末管との接続状態を段階的に示した正面図である。 Aは、実施例3にかかる管引き抜き用治具と端末管との接続状態を示した正面図であり、Bは、同管引き抜き用治具の断面図である。 Aは、実施例3にかかる管引き抜き用治具のバリエーションを示した正面図であり、Bは、同平面図であり、Cは、同左側面図である。 Aは、実施例3にかかる管引き抜き用治具と端末管との接続状態を示した正面図であり、Bは、同管引き抜き用治具の断面図である。
本発明にかかる管引き抜き用治具は、無拡幅AGF工法における地山に一連に打ち込んだ複数の管材のうち、末端に配設した管材(端末管)を、先行の管材から確実に引き抜いて撤去するために用いられる。
前記無拡幅AGF工法とは、図1、図2に概略的に示したように、重機に搭載したドリフター等の回転打撃機構(図示略)により、トンネル切羽11の周辺部からトンネル軸方向やや斜め上方の地山10へ向けて複数(多数)の管材1を放射状に打ち込み、当該管材1に設けた注入孔を通じて地山改良剤(ウレタン系、セメント系、水ガラス系等の注入剤)12を注入して地山10を改良した後にトンネルを掘削する工法である。
前記放射状に打ち込んだ個々の管材1はそれぞれ、複数本の管材(一例として、先導管2、中間管3、4、端末管5の計4本)を順次接続して(継ぎ足して)打ち込んで構成されている。
本発明にかかる管引き抜き用治具は、端末管5を先行の中間管4に接続して所定の位置まで打ち込んだ後であって、地盤改良剤12を注入する注入管を管材1内に挿入する後に(又は前に)用いる。そして、当該治具の前端部を前記端末管5の後端部に接続し、ドリフター(回転打撃機構)を起動(回転駆動)させることにより、当該端末管5を先行の中間管4との接続状態を解除させて引き抜く。
ちなみに、前記端末管5の前端部と、先行の中間管4の後端部との接続手段は特に限定されない。ねじ式で接続するのが一般的であるが、ソケット式でもバヨネット式でもよく、要するに、前記端末管5と先行の中間管4とは接続状態が解除可能な構成で接続されていればよい。
また、撤去する端末管5の材質はもちろん問わないが、塩化ビニル管等の樹脂製、若しくは金属製等の単一体のほか、管接続部と管本体部とで材質を変えた複合体も存在する。
さらに、前記端末管5を撤去した跡の空間に地盤改良剤12を注入する場合もある。
以下、本発明にかかる管引き抜き用治具の実施例を図面に基づいて説明する。なお、図示の便宜上、端末管5と管引き抜き用治具との接続態様は水平方向に図示しているが、実施工ではやや左斜め上方へ勾配(例えば、6〜12度程度)がついている。
図3Aにかかる管引き抜き用治具26は、前記端末管5の後端部へ接続する管接続部27と、前記回転打撃機構(図示略)へ接続するロッド部28とからなり、前記端末管5と前記回転打撃機構との間に一連に接続され、当該回転打撃機構を起動させることにより、前記端末管5を、先行の管材(中間管4)から接続状態を解除して引き抜いて撤去する構成である。
具体的に、前記管引き抜き用治具26は、前記端末管5の後端部へ接続する前記管接続部27が、端末管5の後端部の径方向に貫通させた所要の強度・剛性を備えたピン(図示例では頭付きピン)13に掛け留め可能な、案内溝と拡幅溝とからなる略L字形状のバヨネット溝26aを径方向(筒心を中心に点対称配置)に2箇所設けた有底筒状に形成され、前記ロッド部28と連設(連結含む。)されてなる(図4も参照)。ロッド部28の後半部には、ドリフター(回転打撃機構)側に設けた棒状の軸受け部(図示略)にねじ込んで接続するための雌ねじ28aが設けられている。
この管引き抜き用治具26を用いる前提として、当該治具26と接続する端末管5の後端部は、径方向に貫通する貫通孔9が1セット、又は掛け留め作業の高効率性を考慮して2セット以上設けられ、当該貫通孔9へピン13が貫通されて固定されている。因みに図中の符号14は、ピン止めを示している。このピン止め14は必須ではなく、例えばピン13を貫通孔9へねじ込んでセットする場合は無用となる。
前記管引き抜き用治具26の材質は金属製が好適であり、その寸法は、一例として、管接続部27の長さは150mm程度、ロッド部28の長さは190mm程度で、全長が340mm程度である。前記管接続部27の外径は、90mm程度、肉厚は22.7mm程度、バヨネット溝26aの幅は、前記ピン13の外径(16mm程度)より若干広い18mm程度である。一方、ロッド部28の外径は54mm程度、肉厚は9mm程度、ねじ切り長は92mm程度である。なお、当該寸法は勿論これに限定されず、構造設計に応じて適宜設計変更可能である(例えば、図5参照)。また、図示例では、端末管5に対し管引き抜き用治具26を内嵌めする構成で実施しているが、外嵌めする構成で実施することもできる。
上記構成の管引き抜き用治具26によれば、端末管5を先行の中間管4に接続して所定の位置まで打ち込んだ後、当該治具16の管接続部27を端末管5内へ挿入しつつ、前記ピン13をバヨネット溝26aの案内溝(縦溝)へ案内し、該ピン13が当該案内溝の奥端縁に突き当たると(図示例では反時計回りに)回転させて拡幅溝(横溝)の奥端縁に突き当たる手法により端末管5に掛け留められる。次に(又は事前に)、当該治具26の後端部(ロッド部28)にドリフターから突き出した棒状の軸受け部をねじ込み接続して、端末管5と管引き抜き用治具26とドリフターとが、軸芯を一致させて一連に強固に接続される。
しかる後、前記ドリフターを、前記ピン13がバヨネット溝26aの拡幅溝の奥端縁に常時突き当たる方向へ回転駆動させながら引き抜く方向へ作動させると、その前方の中間管4と端末管5との接続部のねじ(右ねじ式)が漸次緩む方向へ回転し、終局的には前記中間管4と端末管5との接続状態が解除され、当該端末管5を安全かつ確実に引き抜いて撤去(回収)することができる。
このように、前記管引き抜き用治具26は、端末管5の後端部にそのバヨネット溝26aを掛け留めることにより確実に接続できるので、ドリフターによる過大な振動が作用しても端末管5から抜け外れる虞はなく、地山10の周面摩擦力の影響にかかわらず、先行の中間管4から端末管5のみを安全かつ確実に引き抜くことができるのである。
なお、前記中間管4と端末管5との接続部がねじ式ではなくソケット式又はバヨネット式で実施する場合は、より簡易に端末管5を引き抜くことができる。
図6は、前記管引き抜き用治具26のバリエーションを示している。この管引き抜き用治具26’は、前記管引き抜き用治具26と比し、バヨネット溝26aの形態のみが相違する(図7も参照)。即ち、この管引き抜き用治具26’は、バヨネット溝26aの拡幅溝を奥行き方向(軸方向)に長い変形バヨネット溝26aに形成したことにより、端末管5に貫通させたピン13を遊嵌し、奥行き方向に相対移動(揺動)可能な所謂遊びの部分を設けた構成となる。
前記変形バヨネット溝26aに形成した意義は、前記ドリフター(回転打撃機構)の制御をシンプル化できることにある。
すなわち、前記略L字形状のバヨネット溝26aで実施する場合、ドリフターを回転駆動させながら引き抜く方向(手前側)へ作動させる必要があった。そうしないと、現場作業員の熟練度にもよるが、中間管4と端末管5との接続部のねじが緩むことに伴う当該端末管5の手前側への移動(変位)が阻止され、原位置で停滞し、その結果、ネジ山が潰れる虞があるからである。
これに対し、前記変形バヨネット溝26aで実施する場合、前記拡幅溝が奥行き方向に長いので、ドリフターを引き抜く方向へ作動させなくても変形バヨネット溝26aの長尺化した拡幅溝が端末管5の手前側への移動(変位)を受け入れる(許容する)ことができる。この奥行き寸法L(図7B参照)は、端末管5とその前方に接続した管材(中間管4)との接続代の寸法と同等以上に設定することが好ましい。このような構成とすることにより、先ずドリフターを回転駆動させる制御を行って端末管5を中間管4との接続状態を解除し、次に、ドリフターを引き抜く方向へ作動させる制御を行って当該端末管5を撤去することができるのである。
もっとも、前記管引き抜き用治具26’のように治具自体の形態に工夫を施さなくても、撤去される側の端末管5の後端部に形成した貫通孔9、9を、前記ピン13が遊嵌するように当該端末管5の軸方向に長い長円形又は長方形に形成して実施しても同様のシンプル化した制御を実現することはできる。
なお、バヨネット溝26aの形態はこれに限定されず、例えば、図8に示したような肉厚を薄く改変したバヨネット溝26aを有する管引き抜き用治具26Vでも同様に実施できる。
また、端末管5に管引き抜き用治具26を掛け留める手順は前記のほか、管引き抜き用治具26を端末管5へ内嵌め(又は端末管5より径が大きい場合は外嵌め)して位置決めした後に前記ピン13を貫通させて実施することもできる。
図9にかかる管引き抜き用治具16は、前記端末管5の後端部へ接続する管接続部17と、前記回転打撃機構(図示略)へ接続するロッド部18とからなり、前記端末管5と前記回転打撃機構との間に一連に接続され、当該回転打撃機構を起動させることにより、前記端末管5を、先行の管材(中間管4)から接続状態を解除して引き抜いて撤去する構成である。
具体的に、前記管引き抜き用治具16は、前記端末管5の後端部へ接続する前記管接続部17が、端末管5の後端部の径方向に貫通された貫通孔9、9に掛け留め可能な突起部17a、17aを外方へ設けた両腕部17b、17bと、同両腕部17b、17bを拘束する圧縮バネ17cと、同両腕部17cを同方向に回動可能に軸支する軸受け部17dとからなり、当該軸受け部17dが前記ロッド部18と連設されてなる(図10も参照)。ロッド部18の後方部には、ドリフター(回転打撃機構)側に設けた棒状の軸受け部(図示略)にねじ込んで接続するための雄ねじ18aが設けられている。この雄ねじ18aは、左ねじ式(又は右ねじ式)で実施する一方、その1つの前の接続部、すなわち中間管4と端末管5とは、逆向きの右ねじ式(又は左ねじ式)で接続されている。
この管引き抜き用治具16を用いる前提として、当該治具16と接続する端末管5の後端部は、径方向に貫通する貫通孔9が1セット、又は掛け留め作業の高効率性を考慮して2セット以上設けられている。
前記管引き抜き用治具16の材質は金属製が好適であり、その寸法は、一例として、管接続部17の長さは245mm程度、ロッド部18の長さは265mm程度で、全長が510mm程度である。前記管接続部17の突起部17aの径は、前記貫通孔9(φ18mm程度)内に良好に嵌まる16mm程度、突き出し長は10mmである。また、腕部17bの幅は30mm程度、軸受け部17dの外径は94mm程度である。なお、当該寸法は勿論これに限定されず、構造設計に応じて適宜設計変更可能である(例えば、図11参照)。
上記構成の管引き抜き用治具16によれば、端末管5を先行の中間管4に接続して所定の位置まで打ち込んだ後、当該治具16の前方に延びる両腕部17b、17bを、現場作業員の手指等により内側へ付勢して端末管5内に挿入し、端末管5の後端に設けた2箇所の貫通孔9、9の位置を手がかりに、前記両腕部17b、17bの先端部外方へ突き出た突起部17a、17aの位置合わせを行った後、前記作業員による付勢力を解除する。そうすると、前記両腕部17b、17b間に設けた圧縮バネ17cの弾性力により前記突起部17a、17aが前記端末管5の貫通孔9、9内へ挿入されてロックされる。当該ロック状態は、前記圧縮バネの弾性力により保持される。次に(又は事前に)、当該治具16の後端部(ロッド部18)にドリフターから突き出した棒状の軸受け部をねじ込み接続して、端末管5と管引き抜き用治具16とドリフターとが、軸芯を一致させて一連に強固に接続される。
しかる後、前記ドリフターを当該ねじが締まる方向へ回転駆動させながら引き抜く方向へ作動させると、その前方の中間管4と端末管5との接続部のねじが漸次緩む方向へ回転し、終局的には前記中間管4と端末管5との接続状態が解除され、当該端末管5を安全かつ確実に引き抜いて撤去(回収)することができる。
このように、前記管引き抜き用治具16は、端末管5の後端部にその突起部17a、17aを掛け留めることにより確実に接続できるので、ドリフターによる過大な振動が作用しても端末管5から抜け外れる虞はなく、地山10の周面摩擦力の影響にかかわらず、先行の中間管4から端末管5のみを安全かつ確実に引き抜くことができるのである。
なお、前記中間管4と端末管5との接続部がねじ式ではなくソケット式又はバヨネット式で実施する場合は、より簡易に端末管5を引き抜くことができる。
図12Aは、上記実施例2の管引き抜き用治具16の改良型を示している。この管引き抜き用治具16’は、上記管引き抜き用治具16の構成に加え、前記両腕部17b、17b間の間隔を保持するロック機構17eが付設されている点が相違する。その余の構成(突起部17a等)は、図9と同様である。
図示例にかかるロック機構17eは、前記両腕部17b、17bの一側面に、一方(図示例では下方)には定着部を、他方(図示例では上方)にはボルト軸受部を、平面方向からみてほぼ一致するように溶接等の接合手段で設けており、当該ボルト軸受部には、内方から外方に向けて頭付きボルトを上下動可能にねじ込む構成で実施される。よって、通常時は、前記頭付きボルトを上方へねじ込んでおき(図12A参照)、前記両腕部17b、17bの突起部17a、17aを端末管5側の貫通孔9、9に掛け留めた段階で頭付きボルトを回して下動させ、当該頭部を前記定着部へ突き当てて当該両腕部17b、17bの間隔を固定するのである(図12B参照)。
このロック機構によると、前記両腕部17b、17bの間隔を強固に保持できるので、ドリフターによる過大な振動が作用しても前記両腕部17b、17bの突起部17a、17aが端末管5の貫通孔9、9から突発的に抜け外れる虞さえなく、すこぶる良好な端末管5の引き抜き作業を行うことができる。
前記頭付きボルトをねじ込む方向は逆方向でも実施できる。また、この頭付きボルトを用いた間隔保持手段は一例にすぎず、要するに、端末管5の貫通孔9、9に掛け留めた段階で、前記両腕部17b、17bの間隔を確保できる手段であれば種々のバリエーションで実施可能である。
なお、本実施例2の図9〜図12にかかる管引き抜き用治具16、16’の形態はこれに限定されない。例えば、ロッド部18側を雌ねじに形成し(図4E、図7Eを援用して参照)、相手材であるドリフター側に設けた棒状の軸受け部を雄ねじに形成しても同様に実施できる。
また、前記突起部17a、17aは、両腕部17b、17bの外方へ突き出した形態で実施しているが、両腕部17b、17bの間隔を拡げ(拡径し)、内方へ突き出した形態で実施することもできる。この場合、前記圧縮バネ17cの代わりに引っ張りバネを用い、端末管5の貫通孔9、9の外側から突起部17a、17aを掛け留めることになる。この引っ張りバネ式の管引き抜き用治具のロック機構は、例えば、前記両腕部17b、17bの一側面に、前記ボルト軸受部を、平面方向からみてほぼ一致するように溶接等の接合手段で設けておき、突起部17a、17aを端末管5側の貫通孔9、9に外側から掛け留めた段階で、ボルトを前記各ボルト軸受部に跨がるようにねじ込み固定する。
図13A、Bにかかる管引き抜き用治具6は、前記端末管5の後端部へ接続する管接続部7と、前記回転打撃機構(図示略)へ接続するロッド部8とからなり、前記端末管5と前記回転打撃機構との間に一連に接続され、当該回転打撃機構を起動させることにより、前記端末管5を、先行の管材(中間管4)から接続状態を解除して引き抜いて撤去する構成である。
具体的に、前記管引き抜き用治具6は、前記端末管5の後端部へ接続する前記管接続部7が、接続部位に雌ねじ7aを設けた有底筒状に形成され、前記ロッド部8と連設されてなる。ロッド部8の後半部には、ドリフター(回転打撃機構)側に設けた棒状の軸受け部(図示略)にねじ込んで接続するための雌ねじ8aが設けられている。
この管引き抜き用治具6を用いる前提として、当該治具6と接続する端末管5の後端部は、前記雌ねじ7aへねじ込み可能な雄ねじ5aが形成されている。
前記管引き抜き用治具6の材質は金属製が好適であり、その寸法は、一例として、管接続部7の長さは150mm程度、ロッド部8の長さは190mm程度で、全長が340mm程度である。前記管接続部7の外径は、接続相手である端末管5の外径と一致させた115mm程度、肉厚は3mm程度、ねじ切り長は60mm程度である。一方、ロッド部8の外径は54mm程度、肉厚は9mm程度、ねじ切り長は92mm程度である。なお、当該寸法は勿論これに限定されず、構造設計に応じて適宜設計変更可能である(例えば、図14参照)。また、前記管接続部7と端末管5の外径を揃える必要もない。
次に、ねじ切りの向きについて説明すると、管接続部7側の雌ねじ7aとロッド部8側の雌ねじ8aは、ともに左ねじ式(又は右ねじ式)で実施している。よって、端末管5側の雄ねじ5aと棒状の軸受け部の雄ねじも左ねじ式(又は右ねじ式)で実施している。一方、その1つの前の接続部、すなわち中間管4と端末管5とは、逆向きの右ねじ式(又は左ねじ式)で接続されている。
要するに、前記端末管5と管引き抜き用治具6とドリフターとを一連に接続し、当該ドリフターを左ねじ式(右ねじ式)が締まる方向へ回転駆動させると、当該一連の接続部のねじは締まる方向へ回転し、その前方の中間管4と端末管5との接続部のねじは緩む方向へ回転するように実施している。
もとより、前記各接続部材5、6等は、それぞれの軸芯が一致する構造設計とされている。
上記構成の管引き抜き用治具6によれば、端末管5を先行の中間管4に接続して所定の位置まで打ち込んだ後、当該治具6の前端部を端末管5の後端部にねじ込み接続すると共に、当該治具6の後端部(ロッド部8)にドリフターから突き出した棒状の軸受け部を同方向にねじ込み接続することにより、端末管5と管引き抜き用治具6とドリフターとを、軸芯を一致させて一連に強固に接続することができる。
しかる後、前記ドリフターを当該ねじが締まる方向へ回転駆動させながら引き抜く方向へ作動させると、その前方の中間管4と端末管5との接続部のねじが漸次緩む方向へ回転し、終局的には前記中間管4と端末管5との接続状態が解除され、当該端末管5を引き抜いて撤去(回収)することができる。
このように、前記管引き抜き用治具6は、端末管5の後端部にきっちりねじ込んで接続できるので、ドリフターによる過大な振動が作用しても端末管5から抜け外れる虞は一切なく、地山10の周面摩擦力の影響にかかわらず、先行の中間管4から端末管5のみを安全かつ確実に引き抜くことができるのである。
なお、本実施例3にかかる管引き抜き用治具6の形態はこれに限定されない。例えば、図14A〜Cに示したように、ロッド部8に雄ねじ8bに形成し、相手材であるドリフター側に設けた棒状の軸受け部を雌ねじに形成しても同様に実施できる。
また、図15A、Bに示したように、管引き抜き用治具6の管接続部7の接続部位を雄ねじ7bに形成しても同様に実施することもできる。この場合、当該治具6と接続する端末管5の後端部は、必然的に、前記雄ねじ7bへねじ込み可能な雌ねじ5bに形成して実施する。
以上、実施例1〜3を図面に基づいて説明したが、本発明はこの限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
要するに、本発明にかかる管引き抜き用治具は、端末管5の後端部の形態が貫通孔式の場合は上記実施例1、2記載の管引き抜き用治具26(26’26V)、16(16’)が用いられ、ねじ式の場合は上記実施例3記載の管引き抜き用治具6が用いられる。
なお、端末管5の後端部の形態を、ねじ式で形成し、かつ当該ねじ部の径方向に貫通孔を穿設しておくと、上記実施例1〜3のすべての管引き抜き用治具26、16、6を現場で適宜採択して使用することができる。
1 管材
2 先導管
3 中間管
4 中間管
5 端末管
5a 雄ねじ
5b 雌ねじ
6 管引き抜き用治具
7 管接続部
7a 雌ねじ
7b 雄ねじ
8 ロッド部
8a 雌ねじ
8b 雄ねじ
9 貫通孔
10 地山
11 トンネル切羽
12 地山改良剤
13 ピン
14 ピン止め
16 管引き抜き用治具
16’ 管引き抜き用治具
17 管接続部
17a 突起部
17b 両腕部
17c 圧縮バネ
17d 軸受け部
17e ロック機構
18 ロッド部
18a 雄ねじ
26 管引き抜き用治具
26’ 管引き抜き用治具
26V 管引き抜き用治具
26a バヨネット溝
27 管接続部
28 ロッド部
28a 雌ねじ

Claims (8)

  1. 重機に搭載したドリフター等の回転打撃機構により、トンネル切羽の周辺部からトンネル軸方向やや斜め上方の地山へ向けて複数の管材を打ち込み、当該管材内を通じて地山改良剤を注入して地山を改良した後にトンネルを掘削する無拡幅AGF工法における、末端に打ち込んだ管材である端末管を引き抜いて撤去する管引き抜き用治具であって、
    前記管引き抜き用治具は、前記端末管の後端部へ接続する管接続部と、前記回転打撃機構へ接続するロッド部とからなり、前記端末管と前記回転打撃機構との間に一連に接続され、当該回転打撃機構を起動させることにより、前記端末管を、先行の管材から引き抜く構成であることを特徴とする、管引き抜き用治具。
  2. 前記端末管の後端部に径方向に貫通する貫通孔が形成され当該貫通孔にピンが貫通されて固定されているときに、前記端末管の後端部へ接続する前記管接続部は、前記径方向に貫通させたピンに掛け留め可能な、案内溝と拡幅溝とからなる略L字形状のバヨネット溝を設けた有底筒状に形成され、前記ロッド部と連設されてなることを特徴とする、請求項1に記載した管引き抜き用治具。
  3. 前記バヨネット溝は、前記拡幅溝が奥行き方向に長い変形バヨネット溝であることを特徴とする、請求項2に記載した管引き抜き用治具。
  4. 前記変形バヨネット溝の拡幅溝の奥行き寸法が、前記端末管とその前方に接続した管材との接続代の寸法と同等以上に設定されていることを特徴とする、請求項3に記載した管引き抜き用治具。
  5. 前記端末管の後端部に径方向に貫通する貫通孔が形成されているときに、前記端末管の後端部へ接続する前記管接続部は、前記貫通孔に掛け留め可能な突起部を設けた両腕部と、同両腕部を拘束する圧縮バネと、同両腕部を同方向に回動可能に軸支する軸受け部とからなり、当該軸受け部が前記ロッド部と連設されてなることを特徴とする、請求項1に記載した管引き抜き用治具。
  6. 前記両腕部には、その突起部を前記貫通孔に掛け留めた後、当該両腕部間の間隔を保持するロック機構が設けられていることを特徴とする、請求項5に記載した管引き抜き用治具。
  7. 前記端末管の後端部の径方向に貫通された貫通孔は、当該端末管の軸方向に長い長円形又は長方形に形成されていることを特徴とする、請求項2〜6のいずれか一に記載した管引き抜き用治具。
  8. 前記端末管の後端部に雄ねじ又は雌ねじが形成されているときに、前記端末管の後端部へ接続する前記管接続部は、接続部位に雌ねじ又は雄ねじを設けた有底筒状に形成され、前記ロッド部と連設されてなることを特徴とする、請求項1に記載した管引き抜き用治具。
JP2014252644A 2014-12-15 2014-12-15 無拡幅agf工法に用いる管引き抜き用治具 Active JP6535460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014252644A JP6535460B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 無拡幅agf工法に用いる管引き抜き用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014252644A JP6535460B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 無拡幅agf工法に用いる管引き抜き用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016113803A true JP2016113803A (ja) 2016-06-23
JP6535460B2 JP6535460B2 (ja) 2019-06-26

Family

ID=56141213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014252644A Active JP6535460B2 (ja) 2014-12-15 2014-12-15 無拡幅agf工法に用いる管引き抜き用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6535460B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114380045A (zh) * 2022-01-27 2022-04-22 合肥陶陶新材料科技有限公司 一种陶瓷件生产用取件工装

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08121073A (ja) * 1994-08-31 1996-05-14 Tobishima Corp 鋼管先受け工法及び同工法に用いる装置
JPH10331158A (ja) * 1997-06-02 1998-12-15 Kinuta Yoko:Kk 鋼管杭の回転圧入装置
JPH11270269A (ja) * 1998-03-25 1999-10-05 East Japan Railway Co 地盤削孔延長検出装置、地盤削孔延長検出方法、地盤削孔延長管理方法、薬液注入削孔延長管理方法、薬液注入深度検出装置、及び薬液注入深度検出方法
JP2000248551A (ja) * 1999-03-02 2000-09-12 Seko Komuten:Kk 鋼管杭の回転圧入治具
JP2004190270A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 New Japan Development Co Agf工法の管接続構造
JP2004332247A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Japan Found Eng Co Ltd 地山補強のための薬剤注入方法およびその削岩機
JP2009144366A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Maeda Corp 杭圧入装置に用いられるジョイント装置
EP2407630A2 (en) * 2010-07-16 2012-01-18 Minova International Limited Pipe umbrella drilling method
JP2012214970A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd パイプルーフ工法用鋼管の連結構造及び連結工法
JP2014200235A (ja) * 2013-04-10 2014-10-27 有限会社ピポリー技研製作所 施肥播種装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08121073A (ja) * 1994-08-31 1996-05-14 Tobishima Corp 鋼管先受け工法及び同工法に用いる装置
JPH10331158A (ja) * 1997-06-02 1998-12-15 Kinuta Yoko:Kk 鋼管杭の回転圧入装置
JPH11270269A (ja) * 1998-03-25 1999-10-05 East Japan Railway Co 地盤削孔延長検出装置、地盤削孔延長検出方法、地盤削孔延長管理方法、薬液注入削孔延長管理方法、薬液注入深度検出装置、及び薬液注入深度検出方法
JP2000248551A (ja) * 1999-03-02 2000-09-12 Seko Komuten:Kk 鋼管杭の回転圧入治具
JP2004190270A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 New Japan Development Co Agf工法の管接続構造
JP2004332247A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Japan Found Eng Co Ltd 地山補強のための薬剤注入方法およびその削岩機
JP2009144366A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Maeda Corp 杭圧入装置に用いられるジョイント装置
EP2407630A2 (en) * 2010-07-16 2012-01-18 Minova International Limited Pipe umbrella drilling method
JP2012214970A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd パイプルーフ工法用鋼管の連結構造及び連結工法
JP2014200235A (ja) * 2013-04-10 2014-10-27 有限会社ピポリー技研製作所 施肥播種装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114380045A (zh) * 2022-01-27 2022-04-22 合肥陶陶新材料科技有限公司 一种陶瓷件生产用取件工装
CN114380045B (zh) * 2022-01-27 2023-12-26 合肥陶陶新材料科技有限公司 一种陶瓷件生产用取件工装

Also Published As

Publication number Publication date
JP6535460B2 (ja) 2019-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2607850C (en) Rock bolt
US9169946B2 (en) Directional drill hammer pullback device
KR20150125755A (ko) 굴착용 비트
BR112016019492B1 (pt) Estrutura frontal para um dispositivo de travamento para prender uma parte de desgaste à uma lâmina de uma máquina de remoção de terra e dispositivo de travamento para prender uma parte de desgaste à uma lâmina de uma máquina de remoção de terra
KR20090054192A (ko) 굴착 해머용 비트
JP2016113803A (ja) 無拡幅agf工法に用いる管引き抜き用治具
JP3041346B2 (ja) さく井工事の塩ビ管接合用ホルダー
JP6357063B2 (ja) 無拡幅agf工法および同工法による地山改良構造ならびに同工法に用いる治具
JP2020172746A (ja) アンカーボルト用横孔開削機
KR20230036610A (ko) 링비트와 강관 연결장치, 직천공 보강 장치 및 그 설치 방법
JP4844279B2 (ja) 掘削工具
JP6307002B2 (ja) 地盤削孔方法及び地盤削孔装置
KR101149519B1 (ko) 개량형 지반보강봉 선단 확개형 조립체
US9566702B2 (en) Hydraulic rotator converter for a hydraulic impact hammer and method
CA2975760A1 (en) Improved drill bit for use with a friction bolt
JP2015086693A (ja) 分離用アセンブリ及び掘削ツールの形成方法
JP6860159B2 (ja) 杭抜用器具及びこれを用いた杭抜方法
JP2016121441A (ja) 補強鋼管及びそれを用いた掘削補助工法
JP2018062805A (ja) 芯材埋設工法
JP4945603B2 (ja) 拡大孔掘削用ヘッド
KR20050076589A (ko) 사면보강공사용 네일앵커
KR20130051360A (ko) 앵커 볼트 고정장치
TWI693336B (zh) 氣動錘結構
TWM566261U (zh) Connecting device and pneumatic hammer structure using same
KR101313433B1 (ko) 피알디 공법을 이용한 대구경 천공 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180529

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6535460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250