JP2016091054A - マッサージシステム及び前記マッサージシステムに使用するマッサージ器,携帯情報端末用プログラム,並びにサーバシステム - Google Patents

マッサージシステム及び前記マッサージシステムに使用するマッサージ器,携帯情報端末用プログラム,並びにサーバシステム Download PDF

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Abstract

【課題】専門的な知識の無いユーザによっても,症状等に応じて最適なツボに最適な刺激を与えることができるマッサージシステムを提供する。
【解決手段】サーバシステム10,マッサージ器30,及び,ユーザ端末20によってマッサージシステムを構成する。所定のアプリがインストールされたユーザ端末20は,ディスプレイ21上に施術対象とする症状を特定するための問診としての質問を表示し,この質問に対する回答によって施術対象とする症状を特定して,特定された症状に最適なツボの位置と施術メニューをサーバシステム10より取得して,施術メニューをマッサージ器30に送信する。マッサージ器30は,受信した施術メニューによって決定される動作シーケンスに従って,刺激発生手段31の動作を制御して,所定のツボに対し最適な刺激を与える。
【選択図】図2

Description

本発明は,美容や健康の増進等を目的として人体にある「ツボ」に刺激を与えるマッサージを行うためのマッサージシステムと,このシステムの構成要素であるマッサージ器,携帯情報端末用のプログラム(アプリケーションソフトウェア),並びにサーバシステムに関する。
美容や健康の増進等を目的として,人体にある「ツボ」に対し各種刺激を与える東洋医学療法は,鍼灸,あん摩,指圧等の分野において古くより行われている。
このようなツボに対する刺激の付与によって美容や健康増進等の効果を適切に得るためには,目的や症状に応じた適切な位置のツボに,適切な種類の刺激を,適切な強さ及び時間で与えることが必要で,目的や症状に合わないツボに刺激を与えても症状の改善が得られないだけでなく,却って症状を悪化させることにもなりかねない。
そのため,鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師等の専門家による東洋医学療法では,施術を行う前に,問診としての質問により患者より施術目的や症状を聞き,その上で,自己の知識と経験に基づき,どのツボに対し,どのような刺激を,どの程度の強さで,どの程度の時間与えるかが設定される。
また,ある症状に対し行った施術によって症状の改善が見られない場合等には,与える刺激の種類や強度,刺激を与える時間の変更等,施術内容を修正して最適化することが必要となる。
そのため,鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師等の専門家による東洋医学療法では,質問や触診等によって前回の施術による症状改善の有無等を確認,あるいは記録し,これを自己の経験や知識に反映させて施術内容の変更等を適切に設定することが行われる。
更に,ツボに対する刺激は,身体にあるツボの位置に正確に付与する必要があり,ツボの位置とは異なる位置に刺激を与えても,目的とした効果や,症状の改善を得ることができない。
そのため,鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師等の専門家による東洋医学療法では,触診等によってツボの位置を特定した上で,このツボの位置に対し刺激を与えることが行われるが,ツボの位置は個人差があり,専門家によっても正確にツボを特定するためには経験を必要とする。
なお,ツボの位置の特定が困難である点に鑑み,人体の他の部分に比較して,ツボの位置の導電性が高いこと(抵抗値が低いこと)に着目し,電気的にツボの位置を検出できるようにしたマッサージ器も提案されている(特許文献1〜5)。
特開平09−253156号公報 特開平07−275319号公報 特許第5122331号公報 特許第2755166号公報 実公平03−40295号公報
以上で説明したように,鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師等の専門家による施術では,患者に対する質問や触診の結果や,施術を施した結果等に基づき,これを自己の知識と経験に照らし合わせることで,最適な施術内容の決定や,施術方法の変更,修正が行われると共に,触診等によってツボの位置を特定することで,ツボに対し的確に刺激を与えることができる。
しかし,市販されているマッサージ器(殆どがバイブレーション型である)を購入したユーザが個人的,家庭的に行うマッサージは,多くの場合,ツボの位置とは無関係に,凝りや痛みのある部分に直接マッサージ器を押し当てて振動を付与するといった程度のものであり,鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師等が行うような,専門知識に基づいた効果的な施術方法とはかけ離れたものとなっている。
しかも,市販されているマッサージ器は,振動の付与を目的としたものであれば振動のみ,温熱療法を目的としたものであれば温熱のみといったように,通常,1種類の刺激しか与えることができず,複数種類の刺激を複合的に与えられるようにもなっていないため,この点においても効果は限定的である。
そのため,例えば振動の付与を目的としたマッサージ器であれば,振動の強さと周期の変更により,「もむ」,「たたく」といった単純なコースの選択しか行うことができず,ユーザが選択できるコースも限定されている。
なお,仮に複数種類の刺激を同時に与えることができる構成を備えたマッサージ器を市販したとしても,症状によって与える刺激が異なる(与えてはいけない刺激もある)ことから,複数の刺激を与えられるようにして,選択できるコース設定の数を単純に増やしたとしても,コースの選択,変更等には専門的な知識が必要となるために,一般的なユーザには使いこなすことができないものとなる。
そのため,専門的な知識が無いユーザが使用した場合であっても,ユーザの目的や症状等に応じて,あたかも専門家が東洋医学療法を施す場合のように,最適な施術方法(刺激を与えるツボの選択,与える刺激の種類や組み合わせ,強さ,時間等)を自動で選択して実施することができるマッサージ器が開発されれば,鍼灸院等に赴くことなく,気軽に専門的かつ効果的な施術を受けることができる。
なお,前述したように,ツボの位置を電気的に検出するツボ検出機能を備えたマッサージ器は存在するものの,このマッサージ器は,あくまでもツボの位置を検出することができるというだけで,ユーザの目的や症状に合わせて,最適な施術方法(刺激を与えるツボの選択,与える刺激の種類や組み合わせ,強さ,時間等)を自動で決定できるものとはなっていない。
なお,鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師等の専門家による東洋医学療法では,これらの専門家が何年,何十年と臨床経験を積み重ねることで蓄積された知識や経験が,施術方針や施術内容の決定に反映されることで,目的や症状により一層合致した効果的な施術が行えるようになる。
しかし,既存のマッサージ器では,施術コースの選択が行えるようになっているものであっても,施術コースの選択は,予め設定されたコース内で選択できるというだけで,設定されたコースの内容が,出荷後に,ユーザに対する施術結果等を学習して自動で変更されて最適化されるようになっているマッサージ器は存在しない。
そこで本発明は,上記従来技術における欠点を解消するために成されたものであり,鍼灸や,指圧,マッサージ等に関する専門的な知識が無いユーザが使用した場合であっても,専門家による施術を受けた場合と同様に,ユーザの目的や症状に応じて,最適なツボに対する最適な刺激の付与を自動で行うことができるマッサージシステムを提供することを目的とする。
また,本発明の別の目的は,鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師等の専門家が,臨床経験を積むに従い施術技術を向上させるかのように,多くのユーザによって利用されるに従い各症状毎の施術内容(施術メニュー)等が自動で最適化されるマッサージシステムを提供することを目的とする。
以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするためのものであり,言うまでもなく,本願発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。
上記課題を達成するために,本発明のマッサージシステム1は,
サーバシステム10,マッサージ器30,及び,前記サーバシステム10とインターネット等の通信ネットワーク7を介して接続可能であると共に,前記マッサージ器30と「Bluetooth」(登録商標)等の近距離無線通信或いはUSBケーブル等を介した有線通信が可能な,スマートフォン,タブレットPC等の携帯情報端末であるユーザ端末20を備え,
前記ユーザ端末20は,
施術対象とする症状を特定するための質問をディスプレイ21上に表示する質問手段22と,
前記ディスプレイ21上に表示された質問に対しユーザが入力した回答を前記サーバシステム10に出力する回答出力手段23と,
前記回答を受信した前記サーバシステム10が返信した施術メニューとガイダンスデータを受信して,該ユーザ端末20に接続されたマッサージ器30に前記施術メニューを出力すると共に,前記ガイダンスデータに基づきディスプレイ21上に施術対象とするツボを表示する,施術メニュー設定手段24を備え,
前記マッサージ器30が,
赤外線LED311,バイブレータ312,超音波振動子313等によって温熱や振動等の,ツボに与える刺激を発生させる刺激発生手段31,
前記ユーザ端末20と近距離無線通信或いは有線通信を行う通信手段34,及び,
前記ユーザ端末20より受信した施術メニューによって規定された動作シーケンスに従って,前記刺激発生手段31(に設けた赤外線LED311,バイブレータ312,超音波振動子313等の各部)の動作を制御する施術メニュー実行手段32を備え,
前記サーバシステム10が,
施術メニュー及びガイダンスデータを症状と関連付けて記憶する記憶手段11を備えると共に,前記ユーザ端末20より受信した回答によって特定された症状に従い,前記記憶手段11内に記憶した対応する施術メニュー及びガイダンスデータを検索して前記ユーザ端末20に出力可能に構成されていることを特徴とする(請求項1)。
上記構成のマッサージシステム1において,前記ユーザ端末20が,前記マッサージ器30によるマッサージの終了後,所定のタイミングで施術結果に関する評価要請をディスプレイ21に表示する施術評価要請手段25と,前記施術評価要請に答えてユーザが入力した施術評価を前記サーバシステム10に出力する施術評価出力手段26を備え,
前記サーバシステム10は,前記ユーザ端末20より受信した施術評価を,施術対象とした症状と関連付けて前記記憶手段11に記憶すると共に,
前記サーバシステム10が,更に,前記記憶手段11に記憶した施術評価を分析し,前記記憶手段11に記憶されている施術メニューの内容を補正する,施術メニュー補正手段12を備えた構成とすることもできる(請求項2)。
また,前記マッサージ器30に,皮膚の導電率又は抵抗値に基づいてツボを検出するツボ検出手段33を設けるものとしても良い(請求項3)。
前記サーバシステム10は,各ユーザの識別情報と関連付けて,施術内容,前記回答及び施術評価を前記記憶手段11に記憶するように構成することもできる(請求項4)。
この場合,商品及びサービスに関する情報を記録した商品・サービスデータベース40を更に設け,
前記サーバシステム10が,前記記憶手段11に記憶されたユーザ毎の施術履歴を分析し,該施術履歴に関連する商品及び/又はサービスの情報を,前記商品・サービスデータベース40より取得すると共に,対応するユーザ端末20に出力して表示させる,連携広告手段13を備えるものとしても良い(請求項5)。
また,上記マッサージシステム1を構成する本発明のマッサージ器30は,
携帯情報端末であるユーザ端末20と近距離無線通信或いは有線通信可能な通信手段34を備え,前記ユーザ端末20を介して通信ネットワーク7に接続されたサーバシステム10と通信可能に構成されており,
更に,ツボに与える刺激を発生可能な刺激発生手段31と,前記ユーザ端末20を介して前記サーバシステム10より受信した施術メニューによって規定される動作シーケンスに従って,前記刺激発生手段31の動作を制御する施術メニュー実行手段32を備えることを特徴とする(請求項6)。
上記マッサージ器30は,更に,皮膚の導電率又は抵抗値に基づいてツボを検出するツボ検出手段33を備えるものとしても良い(請求項7)。
また,本発明は更に携帯情報端末を前述のマッサージシステム1を構成するユーザ端末20として機能させるためのプログラムに関し,
該プログラムをインストールしたユーザ端末20が,
施術メニュー及びガイダンスデータを記憶する記憶手段11を備えたサーバシステム10と通信ネットワーク7を介して接続可能であると共に,
ツボに与える刺激を発生可能な刺激発生手段31,前記刺激発生手段31の動作を前記施術メニューとして規定された動作シーケンスに従って制御する施術メニュー実行手段32を備えたマッサージ器30と近距離無線通信或いは有線通信可能であり,
前記プログラムが,
施術対象とする症状を特定するための質問をディスプレイ21上に表示する質問処理,
前記ディスプレイ21上に表示された質問に対しユーザが入力した回答を前記サーバシステム10に出力する回答出力処理,
前記回答を受信した前記サーバシステム10が返信した施術メニューとガイダンスデータを受信して,該ユーザ端末20に接続されたマッサージ器30に前記施術メニューを出力すると共に,前記ガイダンスデータに基づき前記ディスプレイ21上に施術対象とするツボを表示する,施術メニュー設定処理,
の各処理を実行させることを特徴とする(請求項8)。
更に,上記マッサージシステム1を構成する本発明のサーバシステム10は,
ツボに与える刺激を発生可能な刺激発生手段31を備えたマッサージ器30と携帯情報端末であるユーザ端末20を介して接続可能に構成され,
前記マッサージ器30の前記刺激発生手段31の動作シーケンスを規定した施術メニューと,前記ユーザ端末のディスプレイ上にツボの位置を表示させるガイダンスデータを,施術対象とする症状と関連付けて記憶した記憶手段11を有し,
前記ユーザ端末20より受信した情報に基づいて特定された症状に対応する施術メニューとガイダンスデータを前記記憶手段11内より検索して,前記ユーザ端末に出力可能に構成したことを特徴とする(請求項9)。
前記ユーザ端末20が,前記マッサージ器30によるマッサージの終了後,施術結果に関する評価要請をディスプレイ21に表示する施術評価要請手段25と,前記施術評価要請に答えてユーザが入力した施術評価を前記サーバシステム10に出力する施術評価出力手段26を備えた構成にあっては,
前記サーバシステム10が,前記ユーザ端末20より受信した施術評価を,施術が行われた症状と関連付けて前記記憶手段11に記憶するよう構成されていると共に,
前記サーバシステム10に,更に,前記記憶手段11に記憶された施術評価を分析し,前記記憶手段11に記憶されている施術メニューの内容を補正する,施術メニュー補正手段12を設けることができる(請求項10)。
以上説明した本発明の構成により,本発明のマッサージシステム1によれば,以下の顕著な効果を得ることができた。
ユーザ端末20のディスプレイ21に表示された質問に対しユーザが行った回答によって,ユーザが施術を希望する症状を特定することができ,この回答に基づいて,サーバシステム10の記憶手段11に記録された施術メニューとガイダンスデータの中から,前記回答によって特定された症状に対応するガイダンスデータによってディスプレイ21上に表示されたツボに対し,施術メニューによって規定される動作シーケンスに従ってマッサージ器30の刺激発生手段の動作を制御することで,適切なツボに対し,適切な刺激を,適切な組み合わせ,付与パターン,強度,時間等で付与することができ,鍼灸,あん摩マッサージ指圧等に対する知識が乏しいユーザが使用した場合であっても,症状に対応した適切な刺激を適切に組み合わせて適切なツボに与えることができた。
特に,サーバシステムの記憶手段に施術評価を蓄積し,記憶手段に記憶された施術評価に基づき,施術メニューの内容を補正する施術メニュー補正手段を設けたことで,データの蓄積に伴い,症状毎に最適な振動付与条件,温熱療法条件等が導き出されると共に,適宜,施術メニューの内容を補正して,マッサージ器30の刺激発生手段31(に設けた赤外線LED311,バイブレータ312,超音波振動子313,カラーLED314等の各部)の動作シーケンスを変更することで,あたかも,鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師等の専門家が臨床経験を積むに従って施術技術を向上させるかの如く,施術内容の最適化を図ることができた。
しかも,本願発明のマッサージシステム1にあっては,このシステム1を利用するユーザ数が増えれば増える程,データの蓄積量が増加することから,多くのユーザを獲得することにより,個々の鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師等の専門家が,何年,あるいは何十年という年月をかけて蓄積する知識や経験を遙かに超えたデータを短期間の内に蓄積することも可能で,このようにして蓄積されたデータに基づき施術メニューを最適化させることで,施術の精度をより向上させることが可能となる。
また,本発明のマッサージシステム1では,ユーザ端末20として,スマートフォンやタブレットPC等の携帯情報端末を使用することで,各種の操作や設定に際し,スマートフォンやタブレットPC等が有する高い操作性を利用することができることから,操作性が良い。
しかも,マッサージ器30の動作に必要な情報はサーバシステム10において管理されており,ユーザは,ユーザ端末20を介してサーバシステム10に記憶されている最新の情報にアクセスしてこれを利用することから,ユーザは,マッサージ器30の買い換えやマッサージ器30のソフトウェアの更新等を行うことなく,常に最新の状態に最適化された施術メニューによって施術を受けることが可能である。
また,マッサージ器30,ユーザ端末20,及びサーバシステム10の連携によってマッサージを行うことで,マッサージ器30の本体には,操作方法をガイダンスするための機器(例えばLCD,タッチパネル,スピーカ等)や,これらを制御するための機能を搭載する必要がなくなり,マッサージ器30の装置構成を簡略化することで,高度なマッサージを行うマッサージ器30を低価格で提供することができた。
前記マッサージ器30にツボ検出手段33を設けた構成にあっては,ツボ検出手段33によって電気的に検出されたツボの位置に対し,正確に振動や温熱等の刺激を付与することができ,効果的な施術を行うことが可能である。
サーバシステム10の記憶手段11に,各ユーザを特定する識別情報と関連付けて回答,施術評価,施術内容を記憶した構成では,これらの情報をユーザ毎に検索して回答履歴,あるいは施術履歴として出力することが可能となり,本システムを利用するユーザに対し,過去の施術履歴等の一覧等を容易に提供することが可能である。
また,これらのデータは,サーバシステム10において記憶,管理されていることから,ユーザは,スマートフォン等の買い換え等を行った場合であっても,新たに購入したスマートフォン等に必要なアプリケーションソフトウェアをインストールするだけで,これらのデータを継続して利用することが可能となる。
更に,このようにして蓄積されたデータは,各種の商品やサービス提供者等において,潜在的な需要の掘り起こし,ユーザに対する的確な商品やサービスの提案等を行う際にも有効に利用することが可能であり,前述した商品・サービスデータベース40を設けた構成にあっては,サーバシステム10に設けた連携広告手段13によってユーザ毎の施術履歴を分析して,該ユーザの施術履歴と関連した商品やサービス,従って,該ユーザにとって有益,あるいは興味のある商品やサービス情報を提供することができる。
さらに,サーバシステム10でユーザ毎のデータを管理することで,他の健康機器(例えば血圧計,体重計,活動量計など)や,スマートフォン上に他のアプリケーションソフトウェアによって実現されている健康管理機能等と連携させることも可能である。
前述のユーザ端末は,スマートフォンやタブレットPC等の携帯情報端末に所定のプログラム(アプリケーションソフトウェア)を記憶させることで容易に得ることができ,ユーザ端末のみを各ユーザで保有すれば,マッサージ器については,複数人にて共用することが可能である。
その結果,家庭内で1台のマッサージ器を共有して使用し,あるいは,温泉施設や銭湯の脱衣所,病院や歯科医院,美容院,理髪店の待合室等に設置したマッサージ器を不特定多数人で共同使用することも可能で,この場合においても,各ユーザがユーザ端末を有していることで,いずれのマッサージ器を使用した場合であっても,各ユーザに最適な施術を行うことができると共に,ユーザ毎の施術履歴等の記録を保存することが可能となり,マッサージ器の販売台数以上のユーザ数を獲得することが可能となる結果,施術メニューの最適化等に必要なデータの蓄積を促進することが可能となる。
本発明のマッサージシステムの全体構成を示す説明図。 本発明のマッサージシステムにおける各部の機能ブロック図。 マッサージ器のブロック図。 ユーザ端末のディスプレイに表示する質問画面の表示例であり,(A)〜(E)は回答の選択結果に応じた表示画面の変化の様子を示す。 ユーザ端末のディスプレイに表示する,ガイダンスデータの表示例であり,(A)〜(D)は操作の進展状態に伴う表示画面の変化の様子を示す。 ユーザ端末のディスプレイに表示する施術評価要請画面の表示例。
次に,本発明の実施形態につき,添付図面を参照しながら以下説明する。
〔マッサージシステムの全体構成〕
図1に,本発明のマッサージシステム1の全体構成を示す。
図1に示すように,本発明のマッサージシステム1は,インターネット等の通信ネットワーク7に接続されたサーバシステム(クラウドサーバ)10と,スマートフォン,タブレットPC等の携帯情報端末であるユーザ端末20,及びマッサージ器30によって構成されており,図示の実施形態にあっては,更に,通信ネットワーク7に接続された,所定の商品及びサービスに関する情報を記憶した商品・サービスデータベース40を備えている。
なお,図示の実施形態にあっては,商品・サービスデータベース40を,サーバシステム10とは別個に設けた構成として記載しているが,この商品・サービスデータベース40は,サーバシステム10の一部として構成するものとしても良い。
〔サーバシステム〕
前述のサーバシステム10は,記憶手段11に記憶されたデータを,ユーザ端末20からの要求に応じて送信し,ユーザ端末20より受信したデータを記憶手段11に保存,蓄積すると共に,蓄積された情報を分析して記憶しているデータの補正を行う等のデータ管理を行う。
図示の例では,簡略化のため,記憶手段11を単一の記憶装置として示しているが,記憶手段11は,複数の記憶装置の集合体として構成したものであっても良い。
ユーザ端末20からの要求に従って送信する情報の例として,サーバシステム10の記憶手段11には,図2に示すように,質問時にユーザ端末20のディスプレイ21に表示させる質問である「質問データ」,後述するマッサージ器30の刺激発生手段31の動作シーケンスを規定した「施術メニュー」,マッサージを行うツボの位置を,ユーザ端末20のディスプレイ21上に表示させるための「ガイダンスデータ」,マッサージ器30によるマッサージの終了後,ユーザ端末20のディスプレイ21に表示させる施術評価要請の内容である「施術評価要請データ」がそれぞれ記憶されている。
また,サーバシステム10は,ユーザ端末20より受信した回答,施術評価を,ユーザを特定可能な識別情報と関連付けて記憶手段11に記憶すると共に,ユーザ毎の施術内容を記録して,ユーザを特定する識別情報をキーとして,これらの情報を,回答履歴や施術履歴としてユーザ単位で検索することができるようになっている。
前述の「質問データ」における質問は,項目選択型の質問となっており,ユーザが質問に対し選択肢の中から回答を選択していくことで,ユーザが施術したいと希望している症状(又は状態)を特定できるように構成されている。
また,前述の「施術メニュー」は,質問データに回答することによって特定される症状毎にそれぞれ設定されており,記憶手段11に各症状と関連付けて施術メニューを記憶することで,ユーザ端末20より回答を受信したサーバシステム10は,受信した回答によって特定された症状に対応する施術メニューを検索して,回答を送信したユーザ端末20に返信することができ,これにより,ユーザが施術を希望する症状に適合した施術メニューを送信することができるようになっている。
更に,前述の「ガイダンスデータ」は,施術対象とする症状毎に,刺激を与えるツボの位置をユーザ端末20のディスプレイ21上に表示させるためのデータであり,ユーザ端末20より回答を受信したサーバシステム10は,受信した回答によって特定された症状に対応するガイダンスデータを検索して,回答を送信したユーザ端末20に返信することができ,これにより,ユーザ端末20のディスプレイ21上には,マッサージを行うべきツボが表示される。
この表示は,ツボの位置を画像によって表示することにより行うことができ,後述するように,マッサージ器30にツボ検出手段33を設けた本実施形態の構成には,ガイダンスデータに,ツボの検出方法,マッサージ器30の使用方法,注意事項等を併せて表示させるデータを含めている。
また,ユーザ端末20からの施術評価を受信したサーバシステム10は,受信した施術評価を記憶手段11に記憶すると共に,所定のプログラムの実行によって実現される,施術メニュー補正手段12を起動して,ユーザに対して行った施術メニュー(又は,対応する症状)と,施術評価より得られた効果の関係を,所定のアルゴリズムに従って分析し,この分析結果に基づき,該当する施術メニューの内容(後述するマッサージ器30の刺激発生手段31に設けられた赤外線LED311,バイブレータ312,超音波振動子313,カラーLED314の動作シーケンス)を,分析結果に従いより適正なものとなるように補正する。
なお,前述の「回答」,「施術評価」,及び各ユーザに対し行われた施術内容は,それぞれ,ユーザを識別可能な,例えばユーザID等の識別情報と関連付けて記憶手段11に記憶し,これにより,ユーザ単位で「回答」,「施術評価」,及び「施術内容」を検索することが可能となり,ユーザ(ユーザ端末20)からの要求に応じてこれらのデータを,回答履歴や施術履歴としてユーザに提供することができる。
また,このようにユーザ毎の履歴の検索を可能とすることで,例えば,ユーザ端末20がサーバシステム10に対しアクセスすると,サーバシステム10は所定のプログラムの実行により実現される連携広告手段13を起動し,記憶手段11に記憶された対応するユーザの施術履歴を検索して所定のアルゴリズムに従って分析し,この分析結果に基づき,施術履歴と関連する商品及び/又はサービスの情報を,商品・サービスデータベース40より取得して,対応するユーザ端末20に対し出力することが可能となる。
〔ユーザ端末〕
前述のユーザ端末20は,既存の携帯情報端末に所定のプログラムを記憶させることにより,本願のマッサージシステム1に使用するユーザ端末20として必要な機能を持たせたもので,各ユーザは,自己が使用しているスマートフォンやタブレットPC等の携帯情報端末に,本システムの運営者が提供するアプリケーションソフトウェア(以下,単に「アプリ」という)をインストールすることで,本マッサージシステム1で使用するユーザ端末20を得ることができる。
上記ユーザ端末20は,インストールした前述のアプリを起動して,所定のプログラムを実行することにより,図2に示すように,質問手段22,回答出力手段23,施術メニュー設定手段24,施術評価要請手段25,及び施術評価出力手段26の各手段を実現できるように構成されている。
なお,図2中の符号21は,ユーザ端末20に設けられている,液晶画面,有機EL画面等のディスプレイであり,また,符号27は後述するマッサージ器30と通信を行うための通信手段であり,本実施形態では近距離無線通信手段である「Bluetooth」用の通信ユニットを設けている。
前述の質問手段22は,前記アプリを起動すると共に,ユーザが質問の開始を指令すると起動して,前述したサーバシステム10の記憶手段11に記憶された質問データを受信して,ユーザに質問を行うための質問を,ディスプレイ21上に表示する。
また,質問回答出力手段23は,前記質問手段22によってディスプレイ21上に表示された項目選択型の質問に対し,ユーザが画面上をタップする等して選択した回答をサーバシステムに送信する。
更に,施術メニュー設定手段24は,サーバシステム10より受信したガイダンスデータをディスプレイ21に表示して,マッサージ器30によって刺激を与えるべきツボの位置をユーザに示すと共に,サーバシステム10から受信した施術メニューを,「Bluetooth」等の近距離無線通信によってマッサージ器30に出力し,マッサージ器30において実現される,後述の施術メニュー実行手段32に,実行すべき施術メニューとして設定させる。
また,施術評価要請手段25は,マッサージ器30によるマッサージが終了した後,所定のタイミングで起動し,サーバシステム10の記憶手段11に記憶された前述の施術評価要請データを取得して,ユーザに対する施術評価要請をユーザ端末20のディスプレイ21上に表示させる。
更に,施術評価出力手段26は,前記施術評価要請手段25によってディスプレイ21上に表示された施術評価要請に対し,ユーザが,選択肢を選択する等して行った施術に関する評価(施術評価)を,サーバシステム10に送信する。
〔マッサージ器〕
前述のマッサージ器30は,ユーザの身体にあるツボの位置の検出と,検出されたツボに刺激を与えるための機器であり,図3に示す実施形態にあっては,ツボの位置を検出するためのツボ検出手段33,ツボに対して与える刺激を発生させる刺激発生手段31,ユーザ端末20と近距離無線通信,或いは有線通信を行うための通信手段(図示の例では,近距離無線通信手段)34を備えていると共に,該マッサージ器30に作動用電力を供給する電源35,ユーザによるマッサージ器30の操作を可能とするためのユーザインターフェース36,及び前記各部の動作を制御する中央処理装置(CPU)37を備えている。
このCPU37は,所定のプログラムの実行により,図2に示した施術メニュー実行手段32を実現する。
ツボ検出手段33
前述のツボ検出手段33は,図3に示すように,ツボの位置を検出するための検出部と,検出部による検出結果を表示するための表示部によって構成されている。
このうちの検出部は,ツボの位置の電気抵抗が,人体の他の部分の電気抵抗に比べて低いことに着目して,所定の閾値よりも抵抗値が低い位置をツボとして検出するもので,図示の実施形態にあっては皮膚に接触させる2つの導電性の接触子331と,前記接触子331間における皮膚の抵抗値を測定する抵抗測定回路332,前記抵抗測定回路332による測定結果をアナログ−デジタル変換してCPU37に出力するアナログ−デジタルコンバータ(ADC)333を備えている。
なお,図中に符号334で示した測定レンジ制御回路は,前述の抵抗測定回路332の測定レンジを設定する回路である。
この測定レンジ制御回路334は,ツボの抵抗値には個人差があり,また,同一のユーザのツボを測定した場合であっても,体調等によってツボの抵抗値が変化することに鑑みて設けたものであり,当該ユーザがマッサージ器30を使用してマッサージを実施するツボの検出を行う前に,手掌側で、手関節横紋の中央にあるツボ(太陵)を測定して得た抵抗値を基準値とし,例えば,サーバシステム10より受信した所定の対応関係に従い,この基準値に基づいて抵抗測定回路332の測定レンジを設定する。
なお,このようにして測定された基準値(太陵の抵抗値)は,ユーザ端末20を介してサーバシステム10に送信し,ユーザを特定する識別情報,施術対象とする症状等と関連付けて記憶手段11に記憶するものとしても良く,このように,基準値のデータをサーバシステム10で蓄積することで,このデータを分析し,測定レンジの決定に使用する対応関係を最適化するための情報として利用することで,ツボの検出精度を向上させることができるようにしても良い。
ツボ検出手段33に設けた表示部は,前述した検出部による検出結果をユーザが認識できるように表示するためのもので,本実施形態にあっては表示手段としてブザー335と表示灯(LED)336を設けており,検出部によってツボが検出されると,CPU37がブザー335から音声(ビープ音)を出力させると共に,表示灯336を点灯させる。
刺激発生手段31
前述の刺激発生手段31は,ツボに対して与える刺激を発生させるものであり,好ましくは,複数種類の刺激を組み合わせて与えることができるように構成する。
本実施形態にあっては,このような刺激として,温熱と,振動を付与することができるように構成している。
このうちの温熱を発生させる構成としては,既知の各種の構成を採用可能であるが,温熱発生部として本実施形態では波長800nmの赤外線を発光する赤外線LED311を設けており,ツボに対し赤外線を照射することで,例えば「灸」によってもたらされる温熱施術と同様の刺激をツボに対し与えることができるように構成している。
また,振動を発生させる振動発生部の構成としても既知の各種の構成を採用することができるが,本実施形態では,偏心錘を取り付けたモータであるバイブレータ312と,超音波振動子313の,2種類の振動発生手段を設け,ツボに対し周波数の異なる振動による刺激を与えることができるようにしている。
前述の超音波振動子313として本実施形態では20kHzの超音波振動を発生させるものを使用しており,これによりツボに対し振動を付与するのみならず,振動の付与に伴い、熱エネルギーが発生するため、温熱効果をも与えることができるものとなっている。
なお,ツボに対する刺激を与えるものではないが,本実施形態にあっては前述した赤外線LED311,バイブレータ312,超音波振動子313の他に,カラーLED314を刺激発生手段31に設け,施術中,ユーザに対し視覚的にリラクゼーション効果のある光を発生させることができるようにしている。
通信手段34
マッサージ器30に設けた前述の通信手段34は,ユーザ端末20との間で通信を可能とし得るものであれば如何なるものであっても良く,スマートフォンやタブレットPC等の携帯情報端末に一般的に採用されている「Bluetooth」等の近距離無線通信用の通信装置,あるいはUSBケーブル等の有線通信用の通信ポートがこれに該当し,本実施形態にあっては,「Bluetooth」対応の通信モジュールを搭載している。
電源35
前述した電源35は,マッサージ器30の各部の動作に必要な電力を供給するもので,本実施形態にあっては,電池を電源としているが,例えば,50Hz又は60Hzの商用交流電源よりコンセントを介して電力の供給を受けることができるように構成しても良い。
電源として電池を使用する場合,使用する電池の種類については特に限定するものではないが,好ましくは,アルカリ電池,リチウムイオン電池等の蓄電池を使用して,充電によって繰り返し使用できるようにすることが好ましい。
ユーザインターフェース36
前述のユーザインターフェース36は,ユーザがマッサージ器30を操作するために設けられたもので,本実施形態にあっては,ユーザインターフェース36として,マッサージ器の電源のON/OFF,モード切替等を行うためのスイッチ361と,マッサージ器の動作状況の表示等を行わせるための,操作用LED362を設けている。
施術メニュー実行手段32
前述の施術メニュー実行手段32(図2参照)は,ユーザ端末20を介して受信した施術メニューによって規定される動作シーケンスに従い,刺激発生手段31(赤外線LED311,バイブレータ312,超音波振動子313,カラーLED314等の各部)の動作を制御するもので,ユーザ端末20を介して施術メニューを受信することで,CPU37が所定のプログラムを実行することにより実現する手段である。
〔商品・サービスデータベース〕
本発明のマッサージシステムには,図1に示したように,前述したサーバシステム10,ユーザ端末20,マッサージ器30の他に,更に,商品・サービスデータベース40を含めることができる。
この商品・サービスデータベース40は,商品及びサービスに関する情報を記憶したデータベースであり,一例として,本システムのスポンサー企業の商品やサービスの情報を記憶させる。
この商品・サービスデータベース40を設けることで,各ユーザの施術履歴を分析したサーバシステム10の連携広告手段13は,商品・サービスデータベース40より分析結果に対応する商品/サービス情報を検索して,対応するユーザ端末20に出力することが可能となる。
〔マッサージシステムの使用方法及び動作〕
以上で説明した本発明のマッサージシステム1の利用方法につき,サーバシステム10,ユーザ端末20及びマッサージ器30等の各部の動作を交えつつ,以下に説明する。
(1)事前準備
(1-1) アプリのインストールとユーザ識別情報の付与
本マッサージシステム1の利用を希望するユーザは,システム1の利用に先立ち,自己が使用しているスマートフォンやタブレットPC等の携帯情報端末に,本システムの運営者等によって提供される所定のアプリをインストールしておく。
このようなアプリは,一例として前述のサーバシステム10において提供し,ユーザが携帯情報端末を使用して前述のサーバシステム10にアクセスすることにより取得できるようにすることができる。
アプリの提供に際し,ユーザ毎のデータ検索を可能とするために,各ユーザを識別するための識別情報を付与する。
このような識別情報の付与は,例えばユーザに対し,必要な情報の入力を行わせて「会員登録」を行い,会員として登録されたユーザに対し所定のIDを付与することにより行っても良く,あるいは,携帯情報端末より受信したデータ中に含まれる個体識別番号(IMEI)等を取得し,これを,該ユーザの識別情報として利用するものとしても良く,各ユーザを識別可能とするものであれば既知の各種の方法を利用可能である。
このようにして,ユーザの携帯情報端末にアプリをインストールすることで,ユーザの携帯情報端末が,本マッサージシステム1におけるユーザ端末20として利用可能になると共に,各ユーザを識別する識別情報の付与より,サーバシステム10は,ユーザ毎の施術履歴等のデータ収集,データ集計が可能となる。
(1-2) ユーザ端末とマッサージ器のペアリング
「Bluetooth」によってユーザ端末20とマッサージ器30間の通信を行う本実施形態の構成では,マッサージを受けようとするユーザは,予め,ユーザ端末20であるスマートフォンやタブレットPCと,マッサージに使用するマッサージ器30とをペアリングし,双方間の通信を可能な状態としておく必要がある。
ここで,「ペアリング」とは,「Bluetooth」による通信を行う際に必要となる処理であり,電波の届く範囲にある「Bluetooth」対応機器を探索し,その中から繋ぎたい相手を選択し,双方に同じ暗証番号を入力することにより相互に認証を行う作業である。
なお,ユーザ端末20とマッサージ器30を,USBケーブル等を使用して有線接続する場合には,上記ペアリングの作業に代え,ケーブルの接続を行う。
(2)質問(問診)
本マッサージシステム1では,施術を開始する前に,マッサージを受けようとするユーザに対し,所定の質問が実施される。
ユーザが,ユーザ端末20にインストールした前述のアプリを起動すると共に,質問の開始を指令すると,ユーザ端末20は質問手段22を起動して通信ネットワークを介してサーバシステム10と通信を開始し,サーバシステム10より所定の手順で質問データを取得して,ディスプレイ21上に質問を表示する。
質問は,ユーザが施術したい症状を特定し,この症状に最適な施術メニューを決定するために行うもので,この施術メニューの決定は,ユーザが施術を受けようとする目的(例えば,「疲労回復」,「体調アップ」,「美しくなる」等),施術したい症状(「腰痛」,「肩こり」,「冷え性」,「頭痛」,「目の疲れ」,「肥満」等),施術したい体の部位(「顔・頭部」,「首・後頭部」,「胸・腕・腹部」,「背中・腰・臀部」,「手背」,「手掌」等)等の種々の観点から特定することができ,ユーザによる選択に応じて,対応する質問データがサーバシステムより取得されて,ユーザ端末20のディスプレイ21上に表示される。
一例として,図4に示す例では,ユーザは,「目的」に従って施術メニューの決定を選択した場合〔図4(A)参照〕を例に挙げて説明するもので,この選択に従い,ユーザ端末20のディスプレイ21上には,施術目的を問う画面〔図4(B)参照〕が表示され,この画面上で,「美しくなる」を選択すると,この選択結果がサーバシステム10に出力されて,ユーザ端末20のディスプレイ21上には,更に美しくしたい部位を問う画面〔図4(C)参照〕が表示され,この画面上で,美しくしたい部位として「顔」を選択すると,更に,美しくしたい顔の部位を問う画面〔図4(D)参照〕が表示され,この画面上で「目もと」を選択すると,更に,軽減したい症状の選択を要求する画面〔図4(E)参照〕が表示され,表示された症状から,改善したい症状を選択(図示の例では,「目尻のしわ」を選択)し,質問が終了する。
(3)施術メニューの決定
サーバシステム10は,ユーザ端末20より受信した質問に対する回答を,回答を行ったユーザを特定する識別情報と関連付けて記憶手段11に記憶すると共に,ユーザが行った回答によって特定された症状(前述の例では,「目尻のしわ」)に対応する施術メニューとガイダンスデータを記憶手段11に記憶されている施術メニュー及びガイダンスデータの中から抽出して,ユーザ端末20に出力する。
このうちの施術メニューには,マッサージ器30の刺激発生手段31(刺激発生手段31に設けた赤外線LED311,バイブレータ312,超音波振動子313,カラーLED314それぞれ)の動作シーケンスが規定されており,この情報がユーザ端末20からマッサージ器30に対し近距離無線通信によって送信されて,マッサージ器30のCPU37に設けられた記憶部に記憶される。
また,ユーザ端末20に対して送信される前述のガイダンスデータには,前記質問に対する回答によって特定された症状に対応して刺激を与えるツボの位置をディスプレイ21上に表示するためのデータを含んでおり,これにより,ユーザに対し,マッサージ器30を身体のどの位置に押し当てれば良いかが表示される。
本実施形態にあっては,図5(A)に示すように,刺激を与えるつぼの位置と共に,マッサージ器30の使用方法の説明をディスプレイ上に表示させている。
なお,ガイダンスデータには,ディスプレイ21上に表示させる画像データや文字データの他,ユーザ端末20に設けられているスピーカより音声ガイダンスを出力するための音声データを含めるように構成しても良い。
軽減したい症状として「目尻のしわ」を選択した本実施形態では,右目側と,左目側のそれぞれにツボがあり,図示の例では,右目側のツボから施術の開始を行うためのガイダンスが先ず表示されるようにしている。
なお,マッサージ器30のツボ検出手段33に,前述した測定レンジ制御回路334を設けた構成にあっては,図示は省略するが,図5(A)の表示を行う前に,抵抗測定回路332の測定レンジを設定する際の基準値となるツボ(太陵:手掌側で、手関節横紋の中央にあるツボ)の抵抗値の測定を要求する画面を表示させるようにしても良い。
(4)マッサージの実行
ツボの位置を検出するツボ検出手段33を備えた本実施形態のマッサージ器30において,ツボ検出手段33と刺激発生手段31は同位置に設けられており,マッサージ器30に設けたツボ検出手段33がツボを検出すると,ツボの位置に刺激発生手段31が正確に配置されていることになる。
そのため,ツボが検出されると,CPU37は,ツボが検出されたことをユーザ端末20に出力すると共に,施術を開始するために,施術メニュー実行手段32を起動して,記憶部に記憶した施術メニューによって規定された動作シーケンスに従って,刺激発生手段31に設けられている赤外線LED311,バイブレータ312,超音波振動子313,カラーLED314の動作制御を開始する。
ツボが検出されたことを受信したユーザ端末20のディスプレイ上には,一例として図5(B)に示すように,マッサージの開始(実行中であること)の表示,注意事項,残り時間等を表示させるようにしても良い。
右目側のツボに対するマッサージが終了すると,ユーザ端末のディスプレイ上には,図5(C)に示すように,左目側のツボの検出を促す画面が表示され,これに対応して,左目側のツボを検出すると,右目側の場合と同様にしてマッサージが開始されると共に,ユーザ端末20のディスプレイ21上には一例として図5(D)に示すように,左目側のツボに対するマッサージが実行中であることと,注意事項,マッサージの残り時間等が表示されるように構成することができ,このようにして所定の施術メニューが完了する迄,マッサージが継続される。
(5)施術評価要請
以上のようにしてマッサージが完了すると,サーバシステム10は,実施した施術の内容を,ユーザを識別するための識別情報と関連付けて記憶する。
また,ユーザ端末20は,サーバシステム10の記憶領域に記憶された施術評価要請データを取得して,一例として図6に示すようにディスプレイ21上に,施術を受けたユーザに対し評価項目を提示する。
施術評価要請の表示は,マッサージの終了後,直ちに行うものとしても良いが,マッサージの実施から効果が現れる迄に一定の時間経過が必要となる施術を行った場合には,タイマにより設定された所定時間の経過後,あるいは,次回のアプリ起動時等に,施術評価要請を表示するように構成する等しても良い。
ユーザ端末20のディスプレイ21上に表示された施術評価要請に対しユーザが評価すると,評価結果がサーバシステム10に送信され,サーバシステム10は受信した施術評価を,該ユーザを特定する識別情報,及び施術メニュー(或いは施術対象とした症状)と関連付けて記憶手段11記憶する。
このようにして記憶手段11に記憶された施術評価は,他のユーザの施術評価と共に統計情報として使用され,施術メニュー補正手段12による施術メニューの補正に際し活用されると共に,各ユーザが行った施術評価は,ユーザを特定する識別情報と関連付けて記憶されているため,各ユーザ単位で検索して,施術履歴等と共に表示可能である。
(7)施術メニューの補正
ユーザ端末20から受信した施術評価を記憶手段11に記憶したサーバシステム10は,施術メニュー補正手段12を起動して,記憶手段11に記憶された前述の施術評価を所定のアルゴリズムに従って分析すると共に,この分析結果に基づいて,対応する施術メニューの内容を補正する。
このように施術評価の統計に基づき「赤外線LED、バイブレータ、超音波振動子、カラーLED」等の施術時間の増減及び施術順序,施術方法を前記アルゴリズムに従って補正することにより適正な施術を付与することが出来、また、対応可能である。
また,ユーザが行った施術評価のデータ蓄積がされるに従い,各刺激の最適な付与パターン(赤外線LED311,バイブレータ312,超音波振動子313,カラーLED314の動作シーケンス)が最適化される。
なお,以上の例は症状毎に設定された施術メニューがユーザ端末20に対し出力される場合を想定して説明したものであるが,ユーザ端末20に出力する施術メニューは,施術を受けるユーザの身体的な特性,体調等に応じてより細分化されたものであっても良い。この場合,前述した問診としての質問(本システムの利用を事前に登録した会員に対してのみ行う場合等では,前記質問に代えて会員登録時等に要求する事前入力情報等であっても良い)に,所定のユーザ情報(身長,体重,性別,生年月日等)の入力を含め,このユーザ情報と,測定レンジを決定するために使用した太陵の抵抗値とを,共に記憶手段11に記録する。
このユーザ情報と太陵の測定値についても統計情報として利用することで,個々のユーザの統計的な位置付けを決定可能とし,太陵の抵抗値を測定した測定データから、統計的な皮膚年齢の利用者への提示や、個人データの時間的な変異にともなう健康状態の提示(疲労状態、肌状態)を行うことができるだけでなく、提示される状態に対応した施術方法、施術時間を施術メニューとして設定すると共に,データの蓄積に伴い補正することが可能となる。
(8)連携広告
前述したように,ユーザの識別情報と関連付けて,質問回答,施術評価,施術内容を記憶手段11に記憶させた本実施形態の構成にあっては,ユーザ毎の施術履歴を検索して分析することが可能となる。
例えば,顔のしわ,しみの施術履歴があるユーザは,スキンケア商品,しわ,しみの予防効果がある健康補助食品等の商品についても興味がある可能性が高く,また,体型の改善に興味のあるユーザは,ダイエット食品,エステティックサロン,スポーツジム等の商品やサービスに対しても興味がある可能性が高く,施術履歴と商品/サービスとの間には,所定の関連付けを行うことが可能である。
本発明のマッサージシステム1では,サーバシステム10に連携広告手段13を設け,前記サーバシステム10の記憶手段11に記憶させたユーザ毎の情報(施術履歴)を所定のアルゴリズムに従って分析し,施術履歴に関連する商品及び/又はサービスの情報を,対応するユーザ端末に出力できるようにした。
このような情報は,一例として,アプリの起動時に表示されるトップページ,質問画面,施術評価要請画面,ガイダンス画面の一部に設けた広告表示欄に貼り付ける等して,ユーザ端末20のディスプレイ21上に表示させる等して,ユーザに対し提供される。
1 マッサージシステム
7 通信ネットワーク(インターネット)
10 サーバシステム(クラウドサーバ)
11 記憶手段
12 施術メニュー補正手段
13 連携広告手段
20 ユーザ端末
21 ディスプレイ
22 質問手段
23 回答出力手段
24 施術メニュー設定手段
25 施術評価要請手段
26 施術評価出力手段
27 通信手段(近距離無線通信手段)
30 マッサージ器
31 刺激発生手段
311 赤外線LED
312 バイブレータ
313 超音波振動子
314 カラーLED
32 施術メニュー実行手段
33 ツボ検出手段
331 接触子
332 抵抗測定回路
333 アナログ−デジタルコンバータ(ADC)
334 測定レンジ制御回路
335 ブザー
336 表示灯
34 通信手段(近距離無線通信手段)
35 電源
36 ユーザインターフェース
361 スイッチ
362 操作用LED
37 中央処理装置(CPU)
40 商品・サービスデータベース

Claims (10)

  1. サーバシステム,マッサージ器,及び,前記サーバシステムと通信ネットワークを介して接続可能であると共に,前記マッサージ器と近距離無線通信或いは有線通信が可能な携帯情報端末であるユーザ端末を備え,
    前記ユーザ端末は,
    施術対象とする症状を特定するための質問をディスプレイ上に表示する質問手段と,
    前記ディスプレイ上に表示された質問に対しユーザが入力した回答を前記サーバシステムに出力する回答出力手段と,
    前記回答を受信した前記サーバシステムが返信した施術メニューとガイダンスデータを受信して,該ユーザ端末に接続されたマッサージ器に前記施術メニューを出力すると共に,前記ガイダンスデータに基づきディスプレイ上に施術対象とするツボを表示する,施術メニュー設定手段を備え,
    前記マッサージ器が,
    ツボに与える刺激を発生させる刺激発生手段,
    前記ユーザ端末と近距離無線通信或いは有線通信を行う通信手段,及び,
    前記ユーザ端末より受信した施術メニューによって規定された動作シーケンスに従って,前記刺激発生手段の動作を制御する施術メニュー実行手段を備え,
    前記サーバシステムが,
    施術メニュー,及びガイダンスデータを症状と関連付けて記憶する記憶手段を備えると共に,前記ユーザ端末より受信した回答によって特定された症状に従い,前記記憶手段内に記憶した対応する施術メニュー及びガイダンスデータを検索して前記ユーザ端末に出力可能に構成されていることを特徴とするマッサージシステム。
  2. 前記ユーザ端末が,前記マッサージ器によるマッサージの終了後,所定のタイミングで施術結果に関する評価要請をディスプレイに表示する施術評価要請手段と,前記施術評価要請に応じてユーザが入力した施術評価を前記サーバシステムに出力する施術評価出力手段を備え,
    前記サーバシステムは,前記ユーザ端末より受信した施術評価を,施術対象とした症状と関連付けて前記記憶手段に記憶すると共に,
    前記サーバシステムが,更に,前記記憶手段に記憶した施術評価を分析し,前記記憶手段に記憶されている施術メニューの内容を補正する,施術メニュー補正手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のマッサージシステム。
  3. 前記マッサージ器に,皮膚の導電率又は抵抗値に基づいてツボを検出するツボ検出手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のマッサージシステム。
  4. 前記サーバシステムが,各ユーザの識別情報と関連付けて,前記回答,施術内容及び施術評価を前記記憶手段に記憶するように構成されていることを特徴とする請求項2記載のマッサージシステム。
  5. 商品及びサービスに関する情報を記録した商品・サービスデータベースを更に設け,
    前記サーバシステムが,前記記憶手段に記憶されたユーザ毎の施術履歴を分析し,該施術履歴に関連する商品及び/又はサービスの情報を,前記商品・サービスデータベースより取得すると共に,対応するユーザ端末に出力して表示させる,連携広告手段を備えることを特徴とする請求項4記載のマッサージシステム。
  6. 携帯情報端末であるユーザ端末と近距離無線通信或いは有線通信可能な通信手段を備え,前記ユーザ端末を介して通信ネットワークに接続されたサーバシステムと通信可能に構成されており,
    ツボに与える刺激を発生可能な刺激発生手段と,前記ユーザ端末を介して前記サーバシステムより受信した施術メニューによって規定される動作シーケンスに従って,前記刺激発生手段の動作を制御する施術メニュー実行手段を備えることを特徴とするマッサージ器。
  7. 皮膚の導電率又は抵抗値に基づいてツボを検出するツボ検出手段を更に備えることを特徴とする請求項6記載のマッサージ器。
  8. 携帯情報端末であるユーザ端末にインストールするプログラムにおいて,
    該プログラムをインストールするユーザ端末が,
    施術メニュー及びガイダンスデータを記憶する記憶手段を備えたサーバシステムと通信ネットワークを介して接続可能であると共に,
    ツボに与える刺激を発生可能な刺激発生手段,前記刺激発生手段の動作を前記施術メニューとして規定された動作シーケンスに従って制御する施術メニュー実行手段を備えたマッサージ器と近距離無線通信或いは有線通信可能であり,
    前記プログラムが,
    施術対象とする症状を特定するための質問をディスプレイ上に表示する質問処理,
    前記ディスプレイ上に表示された質問に対しユーザが入力した回答を前記サーバシステムに出力する回答出力処理,
    前記回答を受信した前記サーバシステムが返信した施術メニューとガイダンスデータを受信して,該ユーザ端末に接続されたマッサージ器に前記施術メニューを出力すると共に,前記ガイダンスデータに基づき前記ディスプレイ上に施術対象とするツボを表示する,施術メニュー設定処理,
    の各処理を実行させることを特徴とするプログラム。
  9. ツボに与える刺激を発生可能な刺激発生手段を備えたマッサージ器と携帯情報端末であるユーザ端末を介して接続可能に構成され,
    前記マッサージ器の前記刺激発生手段の動作シーケンスを規定した施術メニューと,前記ユーザ端末のディスプレイ上にツボの位置を表示させるガイダンスデータを,施術対象とする症状と関連付けて記憶した記憶手段を有し,
    前記ユーザ端末より受信した情報に基づいて特定された症状に対応する施術メニューとガイダンスデータを前記記憶手段内より検索して,前記ユーザ端末に出力可能に構成したことを特徴とするサーバシステム。
  10. 前記ユーザ端末が,前記マッサージ器によるマッサージの終了後,施術評価要請をディスプレイに表示する施術評価要請手段と,前記施術評価要請に応じてユーザが入力した施術評価を前記サーバシステムに出力する施術評価出力手段を備えており,
    前記サーバシステムが,前記ユーザ端末より受信した施術評価を,施術が行われた症状と関連付けて前記記憶手段に記憶するよう構成されていると共に,
    前記サーバシステムに,更に,前記記憶手段に記憶された施術評価を分析し,前記記憶手段に記憶されている施術メニューの内容を補正する,施術メニュー補正手段を設けたことを特徴とする請求項9記載のサーバシステム。
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