JP2016087773A - ソケットレンチ及びソケットレンチアダプター。 - Google Patents
ソケットレンチ及びソケットレンチアダプター。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 ネジを取り付ける場合の工具は数々あったが電動工具で簡便に取り付け取り外しが出来るように電動工具用のソケットレンチが開発されていた。作業環境に対応する上では不都合な部分が有った。図9の(b)で示すように高所で上向きの作業に有っては座金を抑えながら電動工具を運転する、これでは危険を伴うし、作業時間がかかる。
【解決手段】 上記課題を解決すべく、電動工具を片手でねじ込めるようにして作業の安全性と作業時間の短縮を図る。図9参照。その具体的方式はソケットレンチに座金の形状に追従する収納するスペースを設けて、片手でねじ込み作業が出来るようにする。
【選択図】図1
【解決手段】 上記課題を解決すべく、電動工具を片手でねじ込めるようにして作業の安全性と作業時間の短縮を図る。図9参照。その具体的方式はソケットレンチに座金の形状に追従する収納するスペースを設けて、片手でねじ込み作業が出来るようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は電動用工具のネジまわし(インパクトレンチの先)のソケットレンチに関する。ボックスレンチもこの発明では同意語とする。
ボルト・ナットに締め付けるレンチではソケット型にして簡便に締め付ける機能の工具が有った。より機能性を増す為にソケットレンチに落下防止の収納部を設ける提案はなされていた。近年作業の効率化を模索する上で電動式のネジ回しが発売されてきた。
特許公開平9−109045号公報。 特許公開2006−336855号公報。
ネジを取り付ける場合の工具は数々あったが電動工具で簡便に取り付け取り外しが出来るように電動工具用のソケットレンチが開発されていた。作業環境に対応する上では不都合な部分が有った。図9の(b)で示すように高所で上向きの作業に有っては座金を抑えながら電動工具を運転する、これでは危険を伴うし、作業時間がかかる。
特許公開平9−109045号公報ではソケットレンチにカバーをかぶせ、それに磁石を埋め込みボルトの落下を防ぐと言う構成が提案されていた。この事を否定するものではないが、ボルトの場合はソケットレンチにボルトを装着して座金を装着するので装置として論理的には成り立つ、しかしながらナットを使う場合には磁石により片側に寄ってしまって、ねじ込む時には穴の位置がずれるので困難を伴う。
上記課題を解決すべく、電動工具を片手でねじ込めるようにして作業の安全性と作業時間の短縮を図る。図9(a)(b)を参照。その具体的方式はソケットレンチに平座金とバネ座金の形状に追従する収納するスペースを設けて、周囲側から押さえて座金の中心をナットの中心に近付ける方式とした。それにより片手で平座金とバネ座金とナットをセットした状態でねじ込み作業が出来るようにする。
上記の事から作業の安全性の向上と作業時間の大幅な短縮が出来る。具体的のどう安全かと言えば図9(b)で示すような両手を上に上げた状態で片手の指で座金を押さえながら、もう片方の手で電動工具のスイッチを入れる、これが高所では危険である、片手は作業の台に掴まりながら作業をするか又は片手で体全体のバランスを取りながら電動工具を操作する必要があり、その具体的説明の図を図9に記載した。特にボルトよりもナットをねじ込む時に安全性と作業時間の差が歴然と出る。数が少ない時には雑多の中の一部分になるが数が多いと作業時間が大幅に少なくなるので特筆すべき事になる。当然の事ながらこの製品を使う人及び雇用者側からも感謝される事は言うまでもない。通常はボルトとナットでの締めつけの場合はナットを回すのが通常であってナット対応は大きな効果と言える。具体的な一例としてボルト・ナットでの組み立てタンクの模式図を図10に記載した、片手はボルト側を手で押さえ、もう片方の手で電動工具のスイッチを入れて回すと早く締め付けが出来る。概念として通常のパネルタンクのボルト・トナットの数は概ね図10に記載されるような数になる、これが6面有る場合の概念の為の図ではある。
技術の新規性進歩性については特許公開平9−109045号ではソケットレンチにカバーをかぶせ、それに磁石を埋め込みボルトの落下を防ぐと言う構成が提案されていた。本発明では平座金、バネ座金の各座金毎に対応した格納部とし横ブレを防止しナットの締め付けにも対応する事が出来るようにした、ここ優位的な効果と進歩性が有る。
本発明を図と共に説明すると請求項1では、電動用工具のネジまわしのソケットレンチ(1)において、平座金に系合する収納部分(4)とバネ座金に系合し且つボルト頭の対角距離以上の径である収納部分(3)とネジ頭に系合する収納部(2)とを設けた。各収納部分を設ける事でネジ頭と座金を一度に差し込んで一工程でねじ込み作業をする。平座金の外径、ネジの頭の最大寸法、バネ座金の外径、の順に寸法が小さくなっていて、締め込みの終わりはソケットが抜けるようになっている。図1は構成を説明した正面図である。図2の断面斜視図で表現した。
請求項2では請求項1に記載のケットレンチにおいて、平座金の収納部(4)の壁の部分に保持リング(41)を取り付けた方式である。これは下向きや作業上の反動等で落ちる事を防いだものである。平座金が保持リングで仮固定されるとバネ座金もナットも落ちることなく所定の所で締め付け作業が出来るようにした。保持リングは弾性体を堅着し平座金を穴に押し込んで仮固定するものと磁石を取り付けて仮固定する方式が有る。弾性体には発泡ゴム、発泡ウレタン、スチレン系エラストマー等が有る。磁石にはラバータイプのネオジム磁石が有る。図1と図2の(40)が取り付けの状態を示している。
請求項3では電動用工具のネジまわしのソケットレンチに取り付ける筒状の器具(6)であって、内部にはソケットレンチが差し込まれる保持部分(5)と、バネ座金に系合し且つボルト頭の対角距離以上の径である収納部分(3)と、平座金に系合する収納部分(4)を設けた。これにより上面の作業は片手でナットと一緒に座金を付けてねじ込み作業が出来る。通常は硬質の物で金属や樹脂等がイメージされるが弾性体で有ってもよい。弾性体とはゴム系製品とウレタン製品とシリコン系製品等が有る。弾性体では保持部(5)と平座金収納部(4)を少し小さめに作ってきつくはめ込む事が出来る。これによりねじ込む方向に制限が無くなる。具体的には下向きで有っても平座金で押さえていれば内蔵されるバネ座金とナット又はボルトを保持出来てねじ込み作業が出来る。
請求項4では請求項3に記載の内容に、平座金の収納部(4)の壁の先端部に保持用の突起(42)を設けた。より確実にはめ込みをするには先の部分に突起を設けて、押し込んだ時に、弾力により戻って押さえる機能を高めた。ボタンファスナーの様な機構になる。当然はめ込む時の簡易性も高めた事になる。突起(42)を全周に付ける場合と間欠的に2ヶ所以上で付ける場合もある。突起と言う概念の他に先端部分の径をより小さくものではめ込む事は、この発明では当然突起と同じ機構である。
請求項5では、請求項3に記載の内容に、平座金の収納部(4)の壁の部分に磁石(41)を設けた。請求項4では、はめ込みで平座金を保持する考えで有ったが、より作業時間を短縮するには平座金の周りを磁石で引き付けると早くセット出来る。全周で有るのを原則では有るが間欠的に取り付ける事でもよい。
請求項6では、請求項3に記載の内容に、バネ座金収納部分(3)がリング型の磁石(41)が設けられているものである。これにより胴体(1)とバネ座金と平座金がセット出来るほか、既存のソケットレンチともセット出来る事が特徴としてあげられる。図8に記載した、構成が解りやすくする為縮尺を違えて表記している。使用上では図9(a)に示すような、目から離れた位置でネジを締める時にはボルトの位置とソケットの位置の設定が目見当だけでは難しい場合に、この器具を使えば磁石に近づけば誘引されてその位置に引き付けられると言う画期的な特徴が有る。当然作業時間の大幅な短縮が出来る。通常のネジ締めでは目の位置の近い所で行う場合が多いが盲点として目から離れた位置でのネジ締めと言う条件では大いに役立つ。実際の取り付けの要領は、概ねの見当でボルト近くにソケットを持っていく、そうすると近くになればカッキとソケットの平座金の所に誘引される、そこから水平方向に振って探ると穴の所で感触が変わる、それを感じたら、上方向に揺らしながら押し込むとナットの位置に到達する、そこで電動工具のスイッチの握りを引いてナットをねじ込む、と言う作業手順となる。目には見えないが磁力による漏斗が有るような機能となる。磁気誘導方式の機械部品となる。
請求項7ではソケットレンチが差し込まれる保持収納部分(5)の底の部分に磁石(51)を取り付けた。取り付けの状態を図6と図7に表現した。ソケットレンチアダプターをソケットレンチに堅着させる為の物である。素材が弾性体であっても、硬質の素材であっても有効に機能する。ネオジム磁石を想定した発明ではある。着脱の簡易性が有る事も有効に機能する。請求項3から請求項5までのいずれかにあてはめるものである。
請求項8では既成のソケットレンチに請求項3から請求項7のいずれかに記載の物を取り付けたものでアダプター組み込み型のソケットレンチで有る。一体型のソケットレンチとは違って、材質を変えて利便性を高める。アダプターを取り付けるに当たってはソケットレンチに密着性を高める加工をして請求項3から請求項7までの物を付けたものである。
請求項3に記載の実施例で有って各部材を組み立て方式で構成した場合である。ソケットレンチに取り付ける筒状の器具(6)であって、内部にはソケットレンチが差し込まれる保持部分(5)と、バネ座金に系合し且つボルト頭の対角距離以上の径である収納部分(3)と、平座金に系合する収納部分(4)を設けた。バネ座金収納部分を磁石(41)により空間を確保している。大枠を一体で作る場合と各部材で作る場合とが有る。図13は関連部材を関連位置に配した正面図である。図14は関連部材の構成の斜視図である。解り辛いので関連する部材を含めて全体を表記した、発明本体で無い関連の部材は2点鎖線で表現している。特筆すべき点は磁石(41)によって外側の部分とソケットレンチと内部の平座金を引き付けて発明が実施出来る点で有る。これも請求項6に記載の構成が近いので磁気誘導方式の作業が出来る。
1 ソケットレンチ胴体。
2 ネジ頭収納部。
3 バネ座金収納部。
4 平座金収納部。
5 ソケットレンチ保持部。
6 筒
40 平座金の保持リング
41 磁石。
42 突起。
43 パッキン
60 筒の保持リング
100 バネ座金。
101 平座金。
102 ナット
2 ネジ頭収納部。
3 バネ座金収納部。
4 平座金収納部。
5 ソケットレンチ保持部。
6 筒
40 平座金の保持リング
41 磁石。
42 突起。
43 パッキン
60 筒の保持リング
100 バネ座金。
101 平座金。
102 ナット
Claims (8)
- 電動用工具のネジまわしのソケットレンチ(1)において、平座金に系合する収納部分(4)とバネ座金に系合し且つボルト頭の対角距離以上の径である収納部分(3)とネジ頭に系合する収納部(2)とを設けた事を特徴とするソケットレンチ。
- 平座金の収納部(4)の壁の部分に保持リング(40)を取り付けた事を特徴とする請求項1に記載のソケットレンチ。
- 電動用工具のネジまわしのソケットレンチに取り付ける筒状の器具(6)であって、内部にはソケットレンチが差し込まれる保持部分(5)と、バネ座金に系合し且つボルト頭の対角距離以上の径である収納部分(3)と、平座金に系合する収納部分(4)を設けた事を特徴とするソケットレンチアダプター。
- 平座金の収納部(4)の壁の先端部に保持用の突起(42)を設けた事を特徴とする請求項3に記載のソケットレンチアダプター。
- 平座金の収納部(4)の壁の部分に磁石(41)を設けた事を特徴とする請求項3に記載のソケットレンチアダプター。
- バネ座金収納部分(3)がリング型の磁石(41)を設けられている事を特徴とする請求項3に記載のソケットレンチアダプター。
- ソケットレンチが差し込まれる保持収納部分(5)の底の部分に磁石(51)を取り付けた事を特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載のソケットレンチアダプター。
- 既成のソケットレンチに請求項3から請求項6のいずれかに記載の物を取り付けた事を特徴とするソケットレンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014233984A JP2016087773A (ja) | 2014-10-30 | 2014-10-30 | ソケットレンチ及びソケットレンチアダプター。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014233984A JP2016087773A (ja) | 2014-10-30 | 2014-10-30 | ソケットレンチ及びソケットレンチアダプター。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016087773A true JP2016087773A (ja) | 2016-05-23 |
Family
ID=56015962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014233984A Pending JP2016087773A (ja) | 2014-10-30 | 2014-10-30 | ソケットレンチ及びソケットレンチアダプター。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016087773A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110125860A (zh) * | 2019-06-14 | 2019-08-16 | 国网青海省电力公司海东供电公司 | 10kV配网带电作业螺母辅助安装工具及使用方法 |
CN110842833A (zh) * | 2019-11-29 | 2020-02-28 | 中铁高铁电气装备股份有限公司 | 一种防止弹簧垫圈胀圈的套筒 |
CN111416297A (zh) * | 2020-03-19 | 2020-07-14 | 国网冀北电力有限公司廊坊供电公司 | 高压输电线路地电位作业组合式电动套筒扳手 |
-
2014
- 2014-10-30 JP JP2014233984A patent/JP2016087773A/ja active Pending
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