JP2016085888A - ナトリウムイオン二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイクル特性に優れるナトリウムイオン二次電池を提供する。【解決手段】正極と負極と電解液とを備え、正極には、正極活物質としてNaを含む複合酸化物が含まれており、電解液には、下記一般式(1)で表される化合物又はトリフルオロボランから選ばれるホウ素化合物が添加されている、ナトリウムイオン二次電池とする。(式(1)において、R1、R2及びR3は、それぞれ独立して、炭素数1〜6の炭化水素基であり、該炭化水素基は一部がフッ素で置換されていてもよい。)【選択図】なし

Description

本発明は、サイクル特性に優れるナトリウムイオン二次電池に関する。
車載用大型電源等に適用すべくナトリウムイオン二次電池の研究がなされている。例えば、特許文献1には、ナトリウムイオン二次電池のサイクル特性を向上させるために、電解液中に添加剤としてフルオロ基を有する飽和環状カーボネートを添加することが開示されている。特許文献1においては、当該添加剤が最初の充電の際に負極表面で還元分解して負極表面に被膜が形成されるため非水溶媒の分解が抑制されて容量低下を抑制できる、とされている。尚、特許文献2には電気化学的に安定なイオン電解質材料が開示されている。
特開2013−048077号公報 特開2004−265786号公報
特許文献1に記載の通り、ナトリウムイオン二次電池にあっては、充放電を繰り返すことで容量が低下(サイクル特性が低下)する場合があることが知られている。サイクル特性が低下するメカニズムとして、本発明者が鋭意研究を進めたところ、ナトリウムイオン電池の充放電を繰り返した場合、特に充電時に正極周辺での電解液の酸化分解等に伴って電解液中のpHが徐々に低下(酸分が徐々に増大)することを知見した。すなわち、充放電の繰り返しに伴い、当該酸分が正極中の正極活物質を徐々に分解してしまい、正極活物質が劣化してしまうことが、ナトリウムイオン二次電池のサイクル特性の低下に影響を与えていると推定された。特に高電圧型の正極活物質を用いた場合に、このサイクル特性の低下の問題は顕著であった。このような正極の劣化に起因するサイクル特性の低下の問題は、負極を対象とする特許文献1に開示された技術では解決することができなかった。
そこで本発明は、サイクル特性に優れるナトリウムイオン二次電池を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を採る。すなわち、
本発明は、正極と負極と電解液とを備え、正極には、正極活物質としてNaを含む複合酸化物が含まれており、電解液には、下記一般式(1)で表される化合物及びトリフルオロボランから選ばれる1種以上のホウ素化合物が添加されている、ナトリウムイオン二次電池である。
Figure 2016085888
(式(1)において、R、R及びRは、それぞれ独立して、炭素数1〜6の炭化水素基であり、該炭化水素基は一部がフッ素で置換されていてもよい。)
本発明において、「Naを含む複合酸化物」とは、Naに加えて、Na以外の金属元素(遷移金属元素等)及び/又は非金属元素(P、S等)を含んだ酸化物を意味する。「電解液」とは少なくとも溶媒と電解質塩とを含む液を意味する。
本発明において、電解液には、ホウ素化合物が、0.001mol/L以上0.2mol/L以下添加されていることが好ましい。「電解液には、ホウ素化合物が、0.001mol/L以上0.2mol/L以下添加されている」とは、上記のホウ素化合物が添加されてなる電解液を基準(1L)として、上記のホウ素化合物が合計で0.001mol以上0.2mol以下添加されていることを意味する。
本発明において、ホウ素化合物がトリスペンタフルオロフェニルボラン、トリメチルボラン、トリフェニルボラン、トリエチルボラン及びトリフルオロボランから選ばれる1種以上であることが好ましい。
本発明において、正極活物質が、ナトリウム電極電位基準で充電時に4.0V以上の正極電位に達するものであることが好ましい。
本発明において、正極活物質が、Co、Ni及びMnの少なくとも1以上を含むものであることが好ましい。
本発明において、正極活物質が、PO、P及びSOの少なくとも1以上を含むものであることが好ましく、Na(PO(MはFe、Co、Ni及びMnのうちのいずれか1以上)であることが特に好ましい。
本発明において、電解液中に電解質塩としてNaPF又はNaBFが含まれていることが好ましい。
本発明においては、電解液中に所定のホウ素化合物が添加されている。この場合、当該ホウ素化合物が正極(特に正極活物質)に吸着するため、或いは、電解液中の酸分と結び付くため、電解液中の酸分から正極を保護することができる。よって、充放電を繰り返した場合に正極の劣化を抑制することができる。すなわち、本発明によれば、サイクル特性に優れるナトリウムイオン二次電池を提供することができる。
本発明に係るナトリウムイオン二次電池は、正極と負極と電解液とを備え、正極には、正極活物質としてNaを含む複合酸化物が含まれており、電解液には、所定のホウ素化合物が添加されていることを特徴とする。
1.正極
正極には正極活物質が含まれている。より具体的には、正極活物質の他、任意に導電材やバインダーを含み得る正極層を備えている。また、正極は、通常、正極集電体を備えている。
1.1.正極活物質
正極活物質はNaを含む複合酸化物であり、ナトリウムイオン二次電池の正極活物質として公知のものをいずれも採用できる。「Naを含む複合酸化物」とは、Naに加えて、Na以外の金属元素(遷移金属元素等)及び/又は非金属元素(P、S等)を含んだ酸化物を意味する。例えば、層状化合物、スピネル化合物、ポリアニオン型化合物等を挙げることができる。具体的には、層状化合物、スピネル化合物として、NaMO(0<x≦1、MはFe、Ni、Co、Mn、V、及びCrのうちの少なくとも1種以上)、ポリアニオン型化合物として、Na(PO、NaFe(SO、NaFePO、NaFeP、NaMP(MはFe、Ni、Co及びMnのうちの少なくとも1以上)、Na(PO(MはFe、Ni、Co及びMnのうちの少なくとも1以上等の公知の正極活物質をいずれも採用可能である。
高電位型の正極活物質を有するナトリウムイオン二次電池は電池の充電時に、高電位、例えば4.0V以上に達すると、電解液の酸化分解に伴う酸分の増大が顕著となって正極の劣化を引き起こし易い。これに対し、本発明は電解液中に後述のホウ素化合物を添加することによって充放電に伴う正極の劣化を抑制し、ナトリウムイオン二次電池のサイクル特性を向上させるものであり、高電位型の正極活物質を用いた場合にその効果が顕著なものとなる。
すなわち、正極活物質は充電時にナトリウム電極電位基準で4.0V以上の正極電位に達するものであることが好ましい。「充電時にナトリウム電極電位基準で4.0V以上の正極電位に達する」とは、充電後の正極活物質の電位がナトリウム電極電位基準で4.0V未満となっていても、充電時に4.0V以上まで電位をかける場合を含む。より好ましくは充電時に4.2V以上の正極電位に達するものである。このような高電位型の正極活物質としては、例えば、Naに加えてCo、Ni及びMnの少なくとも1以上を含む複合酸化物やPO、P及びSOの少なくとも1以上を含むポリアニオン型の複合酸化物が挙げられる。より具体的には、Na(PO(MはFe、Ni、Co、及びMnのうちの少なくとも1以上)やNa2/3(Fe1/2Mn1/2)O、NaFe(SO、NaCoO、Na2/3(Ni1/3Mn2/3)O等が好適である。中でもNa(PO(MはFe、Ni、Co及びMnのうちの少なくとも1以上)が好ましく、NaCo(POが特に好ましい。Na(PO(MはFe、Ni、Co及びMnのうちの少なくとも1以上)は、高電圧型の正極活物質であり、且つ、その結晶構造上、3次元方向にナトリウムイオンの導電パスを有する。このような正極活物質を用いた場合、高電圧且つ高いエネルギー密度を有するナトリウムイオン二次電池を得ることができる。また、このようなポリアニオン系の正極活物質にあっては、後述するホウ素化合物がポリアニオン部分に吸着して正極活物質を適切に保護し、充放電時の正極活物質の分解・劣化を適切に抑制できると考えられる。
正極活物質の形状は粒子状であることが好ましい。また、正極活物質の平均粒径(D50)は、例えば1nm〜100μmの範囲内、中でも10nm〜30μmの範囲内であることが好ましい。正極における正極活物質の含有量は、特に限定されるものではないが、例えば正極活物質及び後述する導電材やバインダーの合計を100質量%として60質量%以上99質量%以下が好ましく、70質量%以上95質量%以下がより好ましい。
1.2.導電材
導電材の種類については特に限定されるものではなく、ナトリウムイオン二次電池の導電材として公知のものをいずれも採用できる。例えば、炭素材料が好ましく、特に結晶性の高い炭素材料が好ましい。炭素材料の結晶性が高いと、Naイオンが炭素材料に挿入されにくくなり、Naイオン挿入による不可逆容量を低減できるからである。その結果、サイクル特性に一層優れるナトリウムイオン電池を得ることができる。炭素材料の結晶性は、例えば層間距離d002およびD/G比で規定できる。層間距離d002とは、炭素材料における(002)面の面間隔をいい、具体的にはグラフェン層間の距離に該当する。層間距離d002は、例えばCuKα線を用いたX線回折(XRD)法により得られるピークから求めることができる。D/G比とは、ラマン分光測定(波長532nm)において観察される、1590cm−1付近のグラファイト構造に由来するG−bandのピーク強度に対する、1350cm−1付近の欠陥構造に由来するD−bandのピーク強度をいう。本発明においては、例えば、d002の上限が好ましくは3.54Å以下、より好ましくは3.50Å以下である。下限は通常3.36Å以上である。また、D/G比の上限が好ましくは0.90以下、より好ましくは0.80以下、さらに好ましくは0.50以下、特に好ましくは0.20以下である。正極における導電材の含有量は、特に限定されるものではない。
1.3.バインダー
バインダーは、化学的、電気的に安定なものであれば特に限定されるものではないが、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系結着材、スチレンブタジエンゴム(SBR)等のゴム系結着材、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等のオレフィン系結着材、カルボキシメチルセルロース(CMC)等のセルロース系結着材等を挙げることができる。正極におけるバインダーの含有量は、特に限定されるものではない。
正極層の作製方法としては特に限定されるものではなく、乾式で、又は、湿式で容易に作製可能である。すなわち、上記の成分を適当な溶媒に添加してスラリーとし、当該スラリーを基材(後述の正極集電体或いはセパレータであってもよい。)の表面に塗布した後乾燥させることによって、所定の厚み(例えば、0.1μm以上1000μm以下)を有する正極層を湿式で容易に作製できる。或いは、上記の成分を乾式混合し、プレス成形する等して正極層を得てもよい。
1.4.正極集電体
正極には、通常、正極集電体が備えられている。正極集電体の材料としては、例えばSUS、アルミニウム、ニッケル、鉄、チタンおよびカーボン等を挙げることができる。正極集電体の形状は、例えば、箔状、メッシュ状、多孔質状等を挙げることができる。正極集電体を上記した正極層に積層することで容易に正極を作製することができる。ただし、正極層に含まれる材料によっては、正極集電体を省略できる場合もある。この場合、正極層自体が正極となる。
2.負極
負極はナトリウムイオン二次電池の負極として公知のものをいずれも採用できる。負極には負極活物質が含まれている。より具体的には、負極活物質の他、任意に導電材やバインダーを含み得る負極層を備えている。また、負極は、通常、負極集電体を備えている。
2.1.負極活物質
負極活物質については特に限定されるものではなく、ナトリウムイオン二次電池の負極活物質として公知のものをいずれも採用できる。例えば、ナトリウム金属やナトリウム合金等のナトリウムを含む金属材料;グラファイト、ハードカーボン、カーボンブラック等の炭素材料;チタン酸ナトリウム等のナトリウム−遷移金属複合酸化物;SiO等のナトリウム以外の元素からなる酸化物;等が挙げられる。負極活物質は正極活物質と同様に粒子状であることが好ましい。
2.2.導電材及びバインダー
本発明では正極に採用可能な導電材やバインダーを負極にも採用できる。導電材やバインダーは任意成分であり、その含有量も特に限定されるものではない。
負極層の作製方法としては特に限定されるものではなく、正極層と同様に、乾式で、又は、湿式で容易に作製可能である。
2.3.負極集電体
負極には、通常、負極集電体が備えられている。負極集電体の材料としては、例えばSUS、ニッケル、銅及びカーボン等を挙げることができる。負極集電体の形状は、例えば、箔状、メッシュ状、多孔質状等を挙げることができる。負極集電体を上記した負極層に積層することで容易に負極を作製することができる。ただし、負極層に含まれる材料によっては、負極集電体を省略できる場合もある。この場合、負極層自体が負極となる。
3.電解液
本発明に係るナトリウムイオン二次電池は電解液を備えている。当該電解液は、溶媒及び電解質塩を含み、さらに、所定のホウ素化合物が添加されている。
3.1.溶媒
溶媒としては、例えばエチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、ブチレンカーボネート(BC)、γ−ブチロラクトン、スルホラン、アセトニトリル、1,2−ジメトキシメタン、1,3−ジメトキシプロパン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフランおよびこれらの混合物等の有機溶媒を挙げることができる。中でも、ECとDMCとの混合溶媒、ECとDECとの混合溶媒、ECとEMCとの混合溶媒が好ましい。或いは、溶媒としてイオン液体を用いることも可能である。
3.2.電解質塩
電解質塩としては公知の電解質塩をいずれも採用できる。例えば、NaPF、NaBF、NaClOおよびNaAsF等の無機ナトリウム塩;およびNaCFSO、NaPF(C、NaN(CFSO、NaN(CSO、NaC(CFSO、NaN(FSO等の有機ナトリウム塩等を用いることができる。特にNaPF又はNaBFが好ましく、NaPFが最も好ましい。電解液における電解質塩の濃度は、0.5mol/L以上2mol/L以下が好ましい。より好ましくは下限が0.7mol/L以上、上限が1.5mol/L以下である。
3.3.ホウ素化合物
本発明に係るナトリウムイオン二次電池は、電解液に、下記一般式(1)で表される化合物及びトリフルオロボランから選ばれる1種以上のホウ素化合物が添加されていることを特徴とする。
Figure 2016085888
(式(1)において、R、R及びRは、それぞれ独立して、炭素数1〜6の炭化水素であり、該炭化水素基は一部がフッ素で置換されていてもよい。)
上記式(1)において、R、R及びRは、それぞれ独立しており、互いに異なる置換基であってもよいし、同一の置換基であってもよい。好ましくは、R、R及びRが同一の置換基である。炭化水素基としては直鎖若しくは分岐のアルキル基又はアリール基が好ましい。R、R及びRがアルキル基である場合、その炭素数は1〜6であり、好ましくは炭素数が1〜3、より好ましくは炭素数が1又は2である。炭素数がこのような範囲内の炭化水素基であれば、R〜Rによる立体障害が少なく、ホウ素化合物が適切に正極に吸着する、或いは、適切に電解液中の酸分と結び付く。R、R及びRがアリール基である場合、その炭素数は6であり、すなわち、フェニル基である。本発明において、R、R及びRは一部がフッ素で置換されていてもよい。
上記式(1)で表されるホウ素化合物としては、トリスペンタフルオロフェニルボラン、トリメチルボラン、トリフェニルボラン、トリエチルボラン、トリプロピルボラン、トリイソプロピルボラン、トリブチルボラン等が例示できる。このような化合物であれば、ナトリウムイオン二次電池の充放電反応を阻害することなく、正極を適切に保護することができる。
本発明ではホウ素化合物が、トリスペンタフルオロフェニルボラン、トリフェニルボラン、トリメチルボラン、トリエチルボラン及びトリフルオロボランから選ばれる1種以上であることが好ましい。このうち、フッ素を含む(一部フッ素で置換された)ホウ素化合物については、分子構造中のフッ素がホウ素の電子を強く引きつけるため、ホウ素の電子が不足しやすく、このことに起因して電解液中の酸分とホウ素化合物とが結び付きやすくなると考えられる。一方で、ホウ素化合物がフッ素を含む場合、充放電を繰り返すことによって、ホウ素化合物のフッ素部分と電解液とが反応して新たな酸分を生じさせる虞がある。前者の作用を考慮した場合は、トリスペンタフルオロフェニルボラン又はトリフルオロボランを用いることが好ましい。後者の作用を考慮した場合は、トリメチルボラン、トリフェニルボラン、トリエチルボランを用いることが好ましく、トリフェニルボランを用いることが特に好ましい。また、経済性及び取り扱い性に優れる観点からはトリメチルボラン、トリフェニルボラン、トリエチルボランを用いることが好ましく、トリフェニルボランを用いることが特に好ましい。
電解液におけるホウ素化合物の添加量(濃度)は、特に限定されるものではないが、0.001mol/L以上0.2mol/L以下であることが好ましい。当該範囲内であれば、ナトリウムイオン二次電池のサイクル特性を一層向上させることができる。添加量の下限値は好ましくは0.002mol/L以上、より好ましくは0.01mol/L以上であり、上限値は好ましくは0.1mol/L以下、より好ましくは0.02mol/L以下である。本発明者の知見によれば、ホウ素化合物の量があまりにも過剰である場合は、サイクル特性が低下する傾向にある。例えば、ホウ素化合物は、従来の電解液に含まれている電解質塩の濃度ほど多量に添加する必要はなく、少量の添加で十分な効果を発揮する。すなわち、電解液において、ホウ素化合物の濃度は電解質塩の濃度よりも小さいことが好ましい。
本発明者の知見によれば、ナトリウム二次電池の充放電を繰り返した場合、電解液のpHが増大することが分かっている。これは、充電時に正極周辺の電解液が酸化分解され、上述の電解質塩や非水溶媒に由来する酸分や水が生成、増大した結果と考えられる。このような酸分は、正極中の正極活物質を分解し、ナトリウムイオン二次電池のサイクル特性を低下させてしまう。このサイクル特性の低下は上述したような高電位型の正極活物質を用いた場合に特に顕著である。また、電解液の電解質塩としてNaPFを用いた場合、上述した酸分はフッ化水素と考えられる。ここで、本発明では、電解液中に上述したようなホウ素化合物が添加されているため、正極活物質の表面にホウ素化合物が吸着することで、或いは、ホウ素化合物が電解液中の酸分、例えばフッ化水素と結び付くことで、正極活物質を保護して正極活物質の分解を抑制可能であり、結果としてナトリウムイオン二次電池のサイクル特性を向上させることが可能である。
電解液は、非水溶媒に電解質塩と上記のホウ素化合物とを添加することにより容易に作製可能である。本発明においては、例えば、正極と負極との間に電解液を導入することでナトリウムイオン二次電池を構成できる。例えば、正極と負極との間に公知のセパレータ(ポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン)系の多孔質膜等)を配置し、これらを電解液に含浸させることで、正極と負極との間に適切に電解液を導入することができる。或いは、電解液にポリマー(ポリエチレンオキシド、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメタクリレート等)を添加してゲル状電解質とし、正極と負極との間に当該ゲル状電解質を配置してもよい。正極、負極及び電解液を適当な筐体内に収容することで、ナトリウムイオン二次電池を容易に作製可能である。
以上の通り、本発明においては、電解液中にホウ素化合物が添加されていること以外については、従来のナトリウムイオン二次電池と同様の構成とすることが可能である。本発明によれば、サイクル特性に優れるナトリウムイオン二次電池を提供することができる。
以下、実施例に基づいて本発明について詳述するが、本発明は以下の具体的な形態に限定されるものではない。
1.電解液の作製
エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)とを、体積比で、EC:DEC=3:7となるように混合し、ここに電解質塩としてNaPFを1mol/Lの濃度にて添加した。さらに、後述の表1〜3に示した濃度にて、ホウ素化合物(トリスペンタフルオロフェニルボラン(TPFPB)、トリフェニルボラン(TPB)、トリフルオロボラン(TFB)、トリメチルボラン(TMB)、又は、トリエチルボラン(TEB))を添加し、実施例及び比較例に係る電解液をそれぞれ作製した。
2.正極の作製
正極活物質としてNaCo(POを、導電材としてアセチレンブラック(AB)を、バインダーとしてポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いた。これらを質量比で、正極活物質:導電材:バインダー=85:10:5となるように混合・混練し、正極合剤ペーストを得た。得られた正極合剤ペーストをアルミ箔(厚み10μm)上にドクターブレードにて塗工し、乾燥し、プレスすることによって正極集電体上に正極(厚み50μm)を作製した。
3.負極の作製
厚み100μmの金属ナトリウムシートを負極として用いた。
4.ナトリウムイオン二次電池の作製
CR2032型コインセルを用い、上述の正極をφ16mmで打ち抜き、上述の負極をφ18mmで打ち抜いてセル形状に合わせて切断し、当該正極及び負極の間にセパレータ(ポリエチレン/ポリプロピレン/ポリエチレンの多孔質セパレータφ20mm(厚み25μm))を配置し、これらを筐体内に収納し、上述の電解液を注入した上で密封し、評価用のナトリウムイオン二次電池とした。
5.ナトリウムイオン二次電池のサイクル特性の評価
作製したナトリウムイオン二次電池に対して、以下の条件にて充放電を繰り返し行い、1サイクル目における1C放電容量に対する50サイクル後の1C放電容量の維持率(容量維持率)を算出した。結果を下記表1〜3に示す。
充電:CC4.8V 1C(170mAh/g=1C) 25℃
放電:CC3V 1C(170mAh/g=1C) 25℃
Figure 2016085888
Figure 2016085888
Figure 2016085888
表1〜3に示すように、電解液に所定のホウ素化合物を添加することで、ナトリウムイオン二次電池のサイクル特性が向上することが分かった。特に、ホウ素化合物の濃度を0.001mol/L以上0.2mol/L以下とすることにより、ナトリウムイオン二次電池のサイクル特性が飛躍的に向上することが分かった。また、ホウ素化合物の量があまりにも過剰である場合は、サイクル特性が若干低下する傾向にあることも分かった。例えば、ホウ素化合物は、従来の電解液に含まれていた電解質塩の濃度ほど添加する必要はなく、少量の添加で十分な効果を発揮することが分かった。この傾向はホウ素化合物の種類にかかわらず同様であることが分かった。
本発明に係るナトリウムイオン二次電池は、サイクル特性に優れ、車載用の大型電源等として好適に利用可能である。

Claims (8)

  1. 正極と負極と電解液とを備え、
    前記正極には、正極活物質としてNaを含む複合酸化物が含まれており、
    前記電解液には、下記一般式(1)で表される化合物及びトリフルオロボランから選ばれる1種以上のホウ素化合物が添加されている、
    ナトリウムイオン二次電池。
    Figure 2016085888
    (式(1)において、R、R及びRは、それぞれ独立して、炭素数1〜6の炭化水素基であり、該炭化水素基は一部がフッ素で置換されていてもよい。)
  2. 前記電解液には、前記ホウ素化合物が、0.001mol/L以上0.2mol/L以下添加されている、請求項1に記載のナトリウムイオン二次電池。
  3. 前記ホウ素化合物が、トリスペンタフルオロフェニルボラン、トリメチルボラン、トリフェニルボラン、トリエチルボラン及びトリフルオロボランから選ばれる1種以上である、請求項1又は2に記載のナトリウムイオン二次電池。
  4. 前記正極活物質が、充電時にナトリウム電極電位基準で4.0V以上の正極電位に達する、請求項1〜3のいずれかに記載のナトリウムイオン二次電池。
  5. 前記正極活物質が、Co、Ni及びMnの少なくとも1以上を含む、請求項1〜4のいずれかに記載のナトリウムイオン二次電池。
  6. 前記正極活物質がPO、P及びSOの少なくとも1以上を含む請求項1〜5のいずれかに記載のナトリウムイオン二次電池。
  7. 前記正極活物質がNa(PO(MはFe、Ni、Co及びMnのうちの少なくとも1以上)である、請求項6に記載のナトリウムイオン二次電池。
  8. 前記電解液中に電解質塩としてNaPF又はNaBFを含む請求項1〜7のいずれかに記載のナトリウムイオン二次電池。
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