JP2016079856A - 内燃機関の排気浄化装置の異常判定システム - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置の異常判定システム Download PDF

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大河 萩本
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有史 松本
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憲治 古井
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Abstract

【課題】NSR触媒及びSCR触媒を備えている場合において、夫々の触媒の異常判定をコストアップを抑制しつつ、より正確に行う。
【解決手段】リッチスパイク時にNSR触媒から流出するアンモニアによってNSR触媒のNOx浄化率が変化しない範囲で且つSCR触媒からアンモニアが流出しない範囲にSCR触媒のアンモニア吸着量を調整し、NSR触媒においてNOxが飽和するまでNOxを吸蔵させた状態で算出されるシステム全体としてのNOx浄化率をSCR触媒のNOx浄化率とし、その後、リッチスパイク時に算出されるシステム全体としてのNOx浄化率と、SCR触媒のNOx浄化率と、に基づいて、NSR触媒のNOx浄化率を算出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関の排気浄化装置の異常判定システムに関する。
内燃機関の排気通路に吸蔵還元型NOx触媒(以下、NSR触媒ともいう。)を配置する技術が知られている。このNSR触媒は、流入する排気の酸素濃度が高いときは排気中のNOxを吸蔵し、流入する排気の酸素濃度が低下し且つ還元剤が存在するときは吸蔵していたNOxを還元する。
また、NSR触媒よりも下流側に、選択還元型NOx触媒(以下、SCR触媒ともいう。)を設けることができる。このSCR触媒は、還元剤によりNOxを選択還元する触媒である。ここで、NSR触媒において排気中のHCやHがNOxと反応することでアンモニア(NH)が生成される。このアンモニアは、SCR触媒において還元剤として利用される。
ここで、NSR触媒とSCR触媒とを有する排気浄化装置において、車両の走行距離が閾値以上の場合にSCR触媒が劣化した、すなわち異常が生じたと判定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−172545号公報 特開2007−162468号公報
しかし、車両の走行距離が同じであっても内燃機関がどのように運転されたかによってSCR触媒の劣化の状態が異なる。このため、走行距離に基づいたSCR触媒の異常判定では、判定精度が低くなる虞がある。
ここで、SCR触媒よりも下流の排気通路にNOxセンサを設け、該NOxセンサの検出値に基づいてNSR触媒及びSCR触媒の異常を判定することが考えられる。しかし、どちらの触媒が異常であっても同程度にSCR触媒からNOxが流出し得るため、NOxセンサの検出値のみを用いて触媒の異常を判定することは困難である。
また、一方の触媒のみが活性化している場合に触媒の異常判定を行うことにより、どちらの触媒が異常であるのか判定することも考えられるが、一方の触媒のみが活性している運転状態とならなければ、触媒の異常を判定することができない。
さらに、NSR触媒及びSCR触媒の夫々の下流の排気通路にNOxセンサを設けることにより、夫々のNOxセンサの検出値に基づいて触媒の異常を判定することができるが、NOxセンサを複数取り付けることによりコストアップする。また、NOxセンサを複数取り付けることが困難な場合もある。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、NSR触媒及びSCR触媒を備えている場合において、夫々の触媒の異常判定をコストアップを抑制しつつ、より正確に行うことにある。
上記課題を達成するために本発明は、内燃機関の排気通路に設けられ、排気の空燃比が理論空燃比よりも高いときにNOxを吸蔵し、吸蔵したNOxを排気の空燃比が理論空燃比以下のときに還元する吸蔵還元型NOx触媒と、前記吸蔵還元型NOx触媒よりも下流の排気通路に設けられ、還元剤により排気中のNOxを選択還元する選択還元型NOx触媒と、前記選択還元型NOx触媒から流れ出る排気中のNOx濃度を検出するNOxセンサと、前記選択還元型NOx触媒よりも上流の排気通路に設けられ前記選択還元型NOx触媒へ還元剤を供給する還元剤添加弁と、前記吸蔵還元型NOx触媒へ流入する排気の空燃比を理論空燃比よりも高い空燃比と理論空燃比以下とで変動させる空燃比制御部と、を備えた内燃機関に備わる排気装置における異常判定システムにおいて、前記空燃比制御部により空燃比を低下させたときに前記吸蔵還元型NOx触媒から流出するアンモニアによって前記選択還元型NOx触媒のNOx浄化率が変化しない範囲で且つ前記選択還元型NOx触媒からアンモニアが流出しない範囲に前記選択還元型NOx触媒に吸着されている還元剤の量を調整すると共に、前記吸蔵還元型NOx触媒においてNOxが飽和するまで該吸蔵還元型NOx触媒にNOxを吸蔵させた状態で、前記NOxセンサの検出値に基づいて算出される前記吸蔵還元型NOx触媒及び前記選択還元型NOx触媒を合わせたシステム全体としてのNOx浄化率を前記選択還元型NOx触媒のNOx浄化率として算出し、前記選択還元型NOx触媒のNOx浄化率を算出した後、前記空燃比制御部により前記吸蔵還元型NOx触媒へ流入する排気の空燃比を低下させているときに前記NOxセンサの検出値に基づいて算出される前記吸蔵還元型NOx触媒及び前記選択還元型NOx触媒を合わせたシステム全体としてのNOx浄化率と、前記選択還元型NOx触媒のNOx浄化率と、に基づいて、前記吸蔵還元型NOx触媒のNOx浄化率を算出し、前記選択還元型NOx触媒のNOx浄化率に基づいて前記選択還元型NOx触媒が異常であるか否かを判定し、前記吸蔵還元型NOx触媒のNOx浄化率に基づいて前記吸蔵還元型NOx触媒が異常であるか否かを判定する判定部を備える。
ここで、システム全体としてのNOx浄化率を求めたときに、吸蔵還元型NOx触媒(NSR触媒)におけるNOx浄化率が0であれば、システム全体としてのNOx浄化率と、選択還元型NOx触媒(SCR触媒)のNOx浄化率と、が等しいと考えることができる。なお、システム全体のNOx浄化率とは、NSR触媒に流入する排気中のNOx濃度に対する、NSR触媒及びSCR触媒においてNOxが還元されることによるNOx濃度の低下分の比であり、NSR触媒に流入する排気中のNOx濃度と、NOxセンサの検出値と、に基づいて算出することができる。NSR触媒に流入する排気中のNOx濃度は、例えば、内燃機関の運転状態に基づいて推定するか、または、NSR触媒よりも上流にNOx濃度を検出するセンサを設けることにより求めることができる。
ここで、NSR触媒は、NOxを吸蔵しておき、その後に空燃比制御部によって空燃比が低下されたときにNOxを還元する。したがって、NSR触媒においてNOxが飽和しており、且つ、空燃比を低下させていなければ、NSR触媒は、NOxの吸蔵も還元もできない。このときには、NSR触媒はシステム全体としてのNOx浄化率に影響を与えないため、このときに算出されるシステム全体としてのNOx浄化率は、SCR触媒のNOx浄化率とすることができる。
次に、空燃比制御部により空燃比を変動させているとき、すなわち、NSR触媒においてもNOxの還元が可能なときにシステム全体としてのNOx浄化率を求める。このときには、NSR触媒及びSCR触媒の夫々においてNOxを浄化することができるため、このときのシステム全体のNOx浄化率は、2つの触媒を合わせたNOx浄化率である。ここで、先にSCR触媒のみのNOx浄化率を求めているため、該SCR触媒のみのNOx浄化率と、システム全体としてのNOx浄化率と、に基づいて、NSR触媒のNOx浄化
率を求めることができる。
ところで、空燃比制御部により排気の空燃比が理論空燃比以下まで低下されると、NSR触媒においてアンモニアが生成されて該NSR触媒からアンモニアが流出することがある。ここで、SCR触媒では、アンモニアの吸着量が比較的少ない場合には、アンモニアの吸着量の増加によってNOx浄化率が上昇する。したがって、NSR触媒からSCR触媒へアンモニアが供給されることにより、SCR触媒のNOx浄化率が変化する虞がある。そうすると、NSR触媒のNOx浄化率を算出するときに、SCR触媒の実際のNOx浄化率と、先に算出されたSCR触媒のNOx浄化率と、に差が生じてしまい、NSR触媒のNOx浄化率を正確に求めることが困難となる。そこで、SCR触媒におけるアンモニアの吸着量を、アンモニア吸着量が多少変化したとしてもNOx浄化率が変動せず、かつ、NSR触媒からアンモニアが流出した分を吸着できる状態に調整している。
このようにして、NSR触媒及びSCR触媒の夫々について異常判定を実施することができる。また、NSR触媒とSCR触媒との間にNOxセンサを設ける必要もない。
本発明によれば、NSR触媒及びSCR触媒を備えている場合において、夫々の触媒の異常判定をコストアップを抑制しつつ、より正確に行うことができる。
実施例に係る内燃機関と、その吸気系及び排気系との概略構成を示す図である。 SCR触媒におけるアンモニア吸着量と、NOx浄化率及びSCR触媒から流出するアンモニア量と、の関係を示した図である。 実施例に係る異常判定を実施しているときのNOx濃度及びNSR触媒から流出する排気中のアンモニア濃度の推移を示したタイムチャートである。 実施例に係る異常判定制御のフローを示したフローチャートである。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施例>
図1は、本実施例に係る内燃機関と、その吸気系及び排気系との概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、ディーゼル機関であるが、ガソリン機関であってもよい。内燃機関1は、たとえば車両に搭載される。
内燃機関1には、排気通路2が接続されている。この排気通路2の途中には、上流側から順に、燃料添加弁3、吸蔵還元型NOx触媒4(以下、NSR触媒4という。)、還元剤添加弁5、選択還元型NOx触媒6(以下、SCR触媒6という。)が備えられている。
NSR触媒4は、流入する排気の酸素濃度が高いときは排気中のNOxを吸蔵し、流入する排気の酸素濃度が低下し且つ還元剤が存在するときは吸蔵していたNOxを還元する。なお、「吸蔵」とは、一時的なNOxの吸着をも含む用語として使用している。
燃料添加弁3は、排気中に内燃機関1の燃料(HC)を噴射する。この燃料は、NSR
触媒4においてNOxを還元する還元剤として利用される。なお、NSR触媒4に供給する還元剤には、内燃機関1から排出される未燃燃料であるHCまたはCOを利用することもできる。すなわち、内燃機関1をリッチ空燃比で運転することにより、NSR触媒4へ還元剤を供給することもできる。この場合には、燃料添加弁3を備える必要はない。
SCR触媒6は、アンモニアを吸着しておき、NOxが通過するときに、吸着していたアンモニアによりNOxを選択還元する。還元剤添加弁5は、アンモニアを噴射することで、SCR触媒6に還元剤を供給する。なお、還元剤添加弁5は、尿素水を噴射してもよい。還元剤添加弁5から噴射された尿素水は、排気の熱またはSCR触媒6からの熱により加水分解されてアンモニアとなり、SCR触媒6に吸着する。すなわち、還元剤添加弁5からは、アンモニアの前駆体、または、アンモニアを供給すればよい。なお、本実施例においては、還元剤添加弁5からアンモニアを供給するものとして説明する。
また、NSR触媒4よりも下流で且つ還元剤添加弁5よりも上流の排気通路2には、排気の温度を検出する温度センサ11が取り付けられている。温度センサ11の検出値に基づいて、NSR触媒4の温度又はSCR触媒6の温度を算出することができる。また、温度センサ11の検出値をNSR触媒4又はSCR触媒6の温度としてもよい。また、内燃機関1の運転状態に基づいて、NSR触媒4又はSCR触媒6の温度を推定することもできる。また、SCR触媒6よりも下流の排気通路には、排気中のNOx濃度を検出するNOxセンサ12が取り付けられている。NOxセンサ12により、SCR触媒6から流出する排気中のNOx濃度が検出される。なお、NSR触媒4に流入する排気中のNOx濃度は、内燃機関1の運転状態と関連しているため、内燃機関1の運転状態に基づいてNSR触媒4に流入する排気中のNOx濃度を推定することができる。
また、内燃機関1には、内燃機関1へ燃料を供給する燃料噴射弁7が取り付けられている。また、内燃機関1には、吸気通路8が接続されている。吸気通路8の途中には、内燃機関1の吸入空気量を調整するスロットル9が設けられている。また、スロットル9よりも上流の吸気通路8には、内燃機関1の吸入空気量を検出するエアフローメータ15が取り付けられている。
以上述べたように構成された内燃機関1には、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニットであるECU10が併設されている。このECU10は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1を制御する。ECU10には、上記センサの他、運転者がアクセルペダル16を踏み込んだ量に応じた電気信号を出力し機関負荷を検知するアクセル開度センサ17、および機関回転数を検知するクランクポジションセンサ18が電気配線を介して接続され、これら各種センサの出力信号がECU10に入力される。一方、ECU10には、燃料添加弁3、還元剤添加弁5、燃料噴射弁7及びスロットル9が電気配線を介して接続されており、該ECU10によりこれらの機器が制御される。
例えばECU10は、気筒内の空燃比が目標空燃比となるように燃料噴射弁7を制御する。この目標空燃比は、内燃機関1の運転状態に応じて設定される空燃比である。なお、本実施例に係る内燃機関1は、通常はリーン空燃比で運転されている。ただし、高負荷運転時などにおいて、理論空燃比近傍で内燃機関1が運転されることもある。また、NSR触媒4に吸蔵されているNOxを還元するために理論空燃比以下で運転することもある。
ECU10は、NSR触媒4に吸蔵されているNOxを還元する処理を実施する。NSR触媒4に吸蔵されているNOxを還元する時には、ECU10は、燃料添加弁3から添加する燃料の量を調整することにより、NSR触媒4に流入する排気の空燃比を所定のリッチ空燃比まで低下させる所謂リッチスパイクを実施する。なお、ECU10は、燃料噴射弁7から噴射する燃料の量またはスロットル9の開度を調整することにより、NSR触
媒4に流入する排気の空燃比を所定のリッチ空燃比まで低下させることでリッチスパイクを実施してもよい。なお、本実施例においてはリッチスパイクを実施するECU10が、本発明における空燃比制御部に相当する。
リッチスパイクは、通常、NSR触媒4におけるNOx吸蔵量が規定量となったときに、その規定量のNOxを還元できるように実施される。通常とは、後述する触媒の異常判定制御を実施していないときとしてもよい。NSR触媒4におけるNOx吸蔵量は、内燃機関1から単位時間当たりに排出されるNOx量を積算することにより推定することができる。このときには、NSR触媒4が正常であると仮定した推定が行われる。内燃機関1から単位時間当たりに排出されるNOx量は、内燃機関1の運転状態と関連しているため、該内燃機関1の運転状態に基づいて推定する。なお、NSR触媒4よりも上流の排気通路2にNOx濃度を検出するセンサを設け、該センサにより検出されるNOx濃度と、エアフローメータ15により検出される吸入空気量と、に基づいて、NSR触媒4に流入するNOx量を算出することもできる。NSR触媒4におけるNOx吸蔵量と、リッチスパイクを実施する期間と、の関係は、予め実験またはシミュレーション等により求めておく。
さらに、ECU10は、SCR触媒6を通過する排気中のNOxを還元する処理を実施する。ECU10は、SCR触媒6を通過する排気中のNOxを還元する時に、還元剤添加弁5からアンモニアを添加することで、SCR触媒6に還元剤を供給する。
還元剤添加弁5からのアンモニアの添加量は、通常、SCR触媒6に流入するNOx量に応じて決定される。SCR触媒6に流入するNOx量は、NSR触媒4から流出するNOx量に等しい。したがって、NSR触媒4に流入するNOx量と、NSR触媒4におけるNOx浄化率と、に基づいてNSR触媒4から流出するNOx量を求め、この値をSCR触媒6に流入するNOx量とすることができる。NSR触媒4におけるNOx浄化率は、NSR触媒4が正常であると仮定して推定する。還元剤添加弁5からのアンモニアの添加は、SCR触媒6におけるアンモニアの吸着量が一定となるように実施される。このアンモニア吸着量は、SCR触媒6のNOx浄化率が許容範囲となり、且つ、SCR触媒6からアンモニアが流出しないような量である。SCR触媒6に流入するNOx量に基づいて、SCR触媒6におけるアンモニアの吸着量の減少量を算出することができるため、このアンモニアの吸着量の減少量を補うように、還元剤添加弁5からアンモニアを添加する。なお、このときのアンモニアの吸着量は、SCR触媒6が正常であると仮定したときの値である。また、リッチスパイクを実施することによりNSR触媒4からアンモニアが流出することがある。このアンモニアもSCR触媒6に吸着されるため、リッチスパイク時にはSCR触媒6のアンモニア吸着量が増加する。この増加量は、予め実験またはシミュレーション等により求めることができる。
また、ECU10は、NSR触媒4に流入する排気中のNOx濃度と、NOxセンサ12により検出されるNOx濃度と、に基づいて、NSR触媒4及びSCR触媒6を合わせたシステム全体としてのNOx浄化率を算出する。システム全体としてのNOx浄化率は、NSR触媒4に流入する排気中のNOx濃度に対する、NSR触媒4及びSCR触媒6でNOxが還元されることにより減少するNOx濃度の比であり、以下の式により算出することができる。
NOx浄化率=(上流側NOx濃度−下流側NOx濃度)/上流側NOx濃度
ただし、上流側NOx濃度は、NSR触媒4に流入する排気中のNOx濃度であり、下流側NOx濃度は、SCR触媒6から流出する排気中のNOx濃度である。
そして、ECU10は、上記のように算出されるシステム全体としてのNOx浄化率に基づいて、NSR触媒4及びSCR触媒6の夫々について異常判定を実施する。なお、N
SR触媒4及びSCR触媒6以外には異常がないことを予め周知の技術により確認しておいてもよい。ここで、システム全体としてのNOx浄化率を求めたときにNSR触媒4におけるNOx浄化率が0であれば、システム全体としてのNOx浄化率と、SCR触媒6のNOx浄化率と、が等しいと考えることができる。
したがって、先ずは、NSR触媒4のNOx浄化率が0となる状態とし、この時のシステム全体としてのNOx浄化率を求める。ここで、NSR触媒4は、NOxを吸蔵しておき、その後にリッチスパイクが実施されるとNOxを還元する。したがって、NSR触媒4においてNOxが飽和しており、且つ、リッチスパイクを実施していなければ、NSR触媒4においてNOxを吸蔵することもできなければ、還元することもできない。すなわち、この状態ではNSR触媒4のNOx浄化率が0となる。したがって、この状態で算出されるシステム全体としてのNOx浄化率は、SCR触媒6のみのNOx浄化率を示すことになる。ECU10は、NSR触媒4においてNOxが飽和するまでリッチスパイクを停止させる。ECU10は、上記のようにNSR触媒4におけるNOx吸蔵量を逐次推定しているため、このNOx吸蔵量がNSR触媒4において最大限吸蔵可能なNOx量に達した時に、NSR触媒4においてNOxが飽和したと判定することができる。
このようにして、SCR触媒4のNOx浄化率を算出した後に、リッチスパイクを実施し、このときのシステム全体としてのNOx浄化率を求める。リッチスパイクを実施することにより、NSR触媒4に吸蔵されているNOxが還元される。このときには、NSR触媒4及びSCR触媒6の夫々においてNOxを浄化することができるため、このときのシステム全体のNOx浄化率は、2つの触媒を合わせたNOx浄化率となる。ここで、先にSCR触媒6のみのNOx浄化率を求めているため、該SCR触媒6のみのNOx浄化率と、システム全体としてのNOx浄化率と、に基づいて、NSR触媒4のNOx浄化率を求めることができる。
ここで、NSR触媒4に流入する排気中のNOx濃度(上流側NOx濃度)と、SCR触媒6から流出する排気中のNOx濃度(下流側NOx濃度)と、の間には以下の関係がある。
上流側NOx濃度・(1−NSR触媒4のNOx浄化率/100)・(1−SCR触媒6のNOx浄化率/100)=下流側NOx濃度
したがって、NSR触媒4のNOx浄化率は、以下のようにして算出することができる。
NSR触媒4のNOx浄化率=100−(10000・下流側NOx濃度)/(上流側NOx濃度・(100−SCR触媒6のNOx濃度))
ところで、リッチスパイクが実施されると、NSR触媒4においてアンモニアが生成されて該NSR触媒4からアンモニアが流出することがある。ここで、図2は、SCR触媒6におけるアンモニア吸着量と、NOx浄化率及びSCR触媒6から流出するアンモニア量と、の関係を示した図である。SCR触媒6では、アンモニアの吸着量が比較的少ない状態において、アンモニアの吸着量が増加するほど、NOx浄化率が上昇する。したがって、触媒の異常判定を実施しているときに、NSR触媒4からSCR触媒6へアンモニアが供給されることにより、SCR触媒6のNOx浄化率が変化する虞がある。そうすると、NSR触媒4のNOx浄化率を算出するときに、SCR触媒6の実際のNOx浄化率と、先に算出されたSCR触媒6のNOx浄化率と、に差が生じてしまい、NSR触媒4のNOx浄化率を正確に求めることが困難となる。
一方、図2に示されるように、SCR触媒6におけるアンモニアの吸着量が比較的多い場合には、アンモニア吸着量が多少変化したとしても、NOx浄化率はほとんど変化しない。そこで、ECU10は、異常判定を実施するときには、リッチスパイク時にNSR触
媒4から流出するアンモニアによってSCR触媒6におけるNOx浄化率が変化しない範囲に、該SCR触媒6のアンモニア吸着量を調整する。リッチスパイクを実施してもSCR触媒6のNOx浄化率が変化しないようにすることで、リッチスパイクを実施したときのSCR触媒4のNOx浄化率と、先に求めたSCR触媒4のNOx浄化率と、が同じになるため、NSR触媒4のNOx浄化率の算出精度が向上する。
しかし、図2に示されるように、SCR触媒6のアンモニア吸着量が多くなりすぎると、リッチスパイクを実施したときにアンモニアを吸着し切れなくなり、SCR触媒6からのアンモニア流出量が増加する。NOxセンサ12はアンモニアも検出するため、SCR触媒6からアンモニアが流出すると、NOxセンサ12の検出値に基づいて算出されるシステム全体としてのNOx浄化率が、見かけ上、減少する。このNOx浄化率に基づいてNSR触媒4の異常判定を実施すると誤判定の虞がある。そこで、ECU10は、異常判定を実施するときには、リッチスパイク時にSCR触媒6からアンモニアが流出しない範囲に、該SCR触媒6のアンモニア吸着量を調整している。
したがって、触媒の異常判定を実施するときには、リッチスパイク時にNSR触媒4から流出するアンモニアによってSCR触媒6におけるNOx浄化率が変化しない範囲で、且つ、リッチスパイク時にSCR触媒6からアンモニアが流出しない範囲となるように、SCR触媒6のアンモニア吸着量を調整している。この範囲は、図2において「目標範囲」として示される。
ここで、図3は、本実施例に係る異常判定を実施しているときのNOx濃度及びNSR触媒4から流出する排気中のアンモニア濃度の推移を示したタイムチャートである。NOx濃度における実線はNSR触媒4に流入する排気中のNOx濃度であり、一点鎖線はNSR触媒4から流出する排気中のNOx濃度であり、二点鎖線はSCR触媒6から流出する排気中のNOx濃度である。T1の時点で異常判定制御が開始される。また、T1からT2までの期間はSCR触媒6の異常判定を実施する期間であり、T2からT3までの期間はNSR触媒4の異常判定を実施する期間である。
NSR触媒4に流入する排気中のNOx濃度(実線)は一定である。T1からリッチスパイクが停止されるため、NSR触媒4のNOx吸蔵量が増加していく。このため、NSR触媒4において吸蔵しきれないNOxが徐々に増加するので、NSR触媒4から流出する排気中のNOx濃度(一点鎖線)が上昇する。また、T1からT2までの期間では、SCR触媒6のアンモニア吸着量が増加してもNOx浄化率が変化しないように、且つ、リッチスパイクを行った場合にSCR触媒6からアンモニアが流出しないように、SCR触媒6のアンモニア吸着量が調整される。このときには、還元剤添加弁5からのアンモニア添加量を排気中のNOx濃度に応じた量よりも増加させることにより、SCR触媒6のアンモニア吸着量を速やかに増加させてもよい。T1からT2までの期間では、NSR触媒4におけるNOx浄化率の低下により、SCR触媒6に多くのNOxが流入するので、該SCR触媒6が例え正常であったとしても、該SCR触媒6からNOxが流出し得る。例えば、NOxセンサ12の検出値が変化しなくなるまで還元剤添加弁5からアンモニアを添加化することにより、SCR触媒6におけるアンモニア吸着量が、SCR触媒6のアンモニア吸着量が増加してもNOx浄化率が変化しない範囲で、且つ、リッチスパイク時にSCR触媒6からアンモニアが流出しない範囲となる。このようにして、アンモニア吸着量を調整することにより、例えSCR触媒6の劣化が進行して吸着可能なアンモニア量が減少していたとしても、アンモニア吸着量を目標範囲に収めることができる。T2の時点においては、NSR触媒4に流入する排気中のNOx濃度(実線)と、NSR触媒4から流出する排気中のNOx濃度(一点鎖線)と、が等しく、このためNSR触媒4のNOx浄化率は0であるため、T2の時点におけるシステム全体としてのNOx浄化率は、SCR触媒6のみのNOx浄化率であると考えることができる。そして、このNOx浄化率が
、正常といえるNOx浄化率よりも低ければ、SCR触媒6が異常であると判定される。
そして、T2の時点からリッチスパイクが開始される。リッチスパイクによりNSR触媒4によりNOxが還元されるため、該NSR触媒4から流出する排気中のNOx濃度が低下していく。これにより、SCR触媒6に流入するNOxの量も減少するので、SCR触媒6から流出するNOxの量も減少する。ここで、リッチスパイクを実施することにより、NSR触媒4からアンモニアが流出するため、T2よりも後で、NSR触媒4よりも下流の排気中のアンモニア濃度が一時的に上昇するが、このアンモニアがSCR触媒6に流入することによっては、該SCR触媒6におけるNOx浄化率は変化しない。すなわち、SCR触媒6から流出するNOxの量は、NSR触媒4から流出するアンモニアによっては変化しない。T2からT3までの期間では、SCR触媒6から流出する排気中のNOx濃度が減少しているが、これは、NSR触媒4から流出するNOxの量が減少したためであり、SCR触媒6のNOx浄化率は変化していない。T2からT3までの期間でシステム全体としてのNOx浄化率は、NOxセンサの検出値に基づいて算出することができる。そして、SCR触媒6のNOx浄化率も分かっているため、システム全体のNOx浄化率及びSCR触媒6のNOx浄化率に基づいて、NSR触媒4のNOx浄化率を求めることができる。そして、このNOx浄化率が、正常といえるNOx浄化率よりも低ければ、NSR触媒4が異常であると判定される。T3において異常判定制御が終了する。
図4は、本実施例に係る異常判定制御のフローを示したフローチャートである。本ルーチンはECU10により規定の時間毎に実行される。なお、本実施例においては図4に示したフローチャートを実行するECU10が、本発明における判定部に相当する。
ステップS101では、異常判定制御を実施する前提条件が成立しているか否か判定される。本ステップS101では、NSR触媒4の温度及びSCR触媒6の温度が、NOxを浄化可能な温度であるか否か判定される。また、NSR触媒4及びSCR触媒6以外の装置や還元剤が正常であることも合わせて判定してもよい。ステップS101で肯定判定がなされた場合にはステップS102へ進み、一方、否定判定がなされた場合には本フローチャートを終了させる。
ステップS102では、SCR触媒6におけるアンモニア吸着量が、SCR触媒6のアンモニア吸着量が増加してもNOx浄化率が変化しない範囲で、且つ、リッチスパイク時にSCR触媒6からアンモニアが流出しない範囲となるように調整される。ステップS102の処理が終了するとステップS103へ進む。
ステップS103では、NSR触媒4においてNOxを飽和させる。すなわち、NSR触媒4が最大限吸蔵可能なNOx量となるまで、NSR触媒4のNOx吸蔵量を増加させる。本ステップS103以降では、リッチスパイクが停止される。ステップS103の処理が終了するとステップS104へ進む。
ステップS104では、SCR触媒のNOx浄化率が算出される。このときには、NSR触媒4のNOx浄化率が0となっているため、NOxセンサ12の検出値及び内燃機関1からの排気中のNOx濃度に基づいて算出されるシステム全体としてのNOx浄化率が、SCR触媒6のNOx浄化率となる。ステップS104の処理が終了すると、ステップS105へ進む。
ステップS105では、SCR触媒6のNOx浄化率が閾値以上であるか否か判定される。ここでいう閾値は、正常といえるNOx浄化率の下限値である。ステップS105で肯定判定がなされた場合には、ステップS106へ進んでSCR触媒6が正常であると判定される。一方、ステップS105で否定判定がなされた場合には、ステップS107へ
進んでSCR触媒6が異常であると判定される。ステップS106またはステップS107の処理が終了するとステップS108へ進む。
ステップS108では、リッチスパイクが実施される。すなわち、ステップS103で停止されたリッチスパイクが再開される。これにより、NSR触媒4のNOx浄化率が上昇し得る。ステップS108の処理が終了するとステップS109へ進む。
ステップS109では、NSR触媒4のNOx浄化率が算出される。現時点のシステム全体としてのNOx浄化率と、ステップS104で算出されたNOx浄化率と、からNSR触媒4のNOx浄化率が算出される。ステップS109の処理が終了するとステップS110へ進む。
ステップS110では、NSR触媒4のNOx浄化率が閾値以上であるか否か判定される。ここでいう閾値は、正常といえるNOx浄化率の下限値である。ステップS110で肯定判定がなされた場合には、ステップS111へ進んでNSR触媒4が正常であると判定される。一方、ステップS110で否定判定がなされた場合には、ステップS112へ進んでNSR触媒4が異常であると判定される。ステップS111またはステップS112の処理が終了すると本フローチャートを終了させる。
なお、本実施例では、ステップS102においてSCR触媒6のアンモニア吸着量を調整しているが、リッチスパイク実施時にNOxセンサ12の検出値が増加した場合には、SCR触媒6からアンモニアが流出していると考えられる。このような場合には、異常判定を再度実施してもよい。異常判定を再度実施するときにはステップS102においてアンモニア吸着量を調整するときに、SCR触媒6からアンモニアが流出した時よりもアンモニアの添加量を減量させてもよい。アンモニアの添加量を減量させるときには、所定量減量させてもよく、SCR触媒6からアンモニアが流出した時のNOxセンサ12の検出値の増加量に応じて減量してもよい。
以上説明したように本実施例によれば、NOxセンサ12の検出値を用いて、NSR触媒4及びSCR触媒6の異常判定を実施することができるため、複数のNOxセンサを設ける必要がない。このため、コストアップを抑制することができる。また、少なくともSCR触媒6の浄化能力を低下させることなく異常判定を実施することができるため、異常判定中にSCR触媒6からNOxが流出することを抑制できる。
1 内燃機関
2 排気通路
3 燃料添加弁
4 吸蔵還元型NOx触媒(NSR触媒)
5 還元剤添加弁
6 選択還元型NOx触媒(SCR触媒)
7 燃料噴射弁
8 吸気通路
9 スロットル
10 ECU
11 温度センサ
12 NOxセンサ
15 エアフローメータ

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられ、排気の空燃比が理論空燃比よりも高いときにNOxを吸蔵し、吸蔵したNOxを排気の空燃比が理論空燃比以下のときに還元する吸蔵還元型NOx触媒と、
    前記吸蔵還元型NOx触媒よりも下流の排気通路に設けられ、還元剤により排気中のNOxを選択還元する選択還元型NOx触媒と、
    前記選択還元型NOx触媒から流れ出る排気中のNOx濃度を検出するNOxセンサと、
    前記選択還元型NOx触媒よりも上流の排気通路に設けられ前記選択還元型NOx触媒へ還元剤を供給する還元剤添加弁と、
    前記吸蔵還元型NOx触媒へ流入する排気の空燃比を理論空燃比よりも高い空燃比と理論空燃比以下とで変動させる空燃比制御部と、
    を備えた内燃機関に備わる排気装置における異常判定システムにおいて、
    前記空燃比制御部により空燃比を低下させたときに前記吸蔵還元型NOx触媒から流出するアンモニアによって前記選択還元型NOx触媒のNOx浄化率が変化しない範囲で且つ前記選択還元型NOx触媒からアンモニアが流出しない範囲に前記選択還元型NOx触媒に吸着されている還元剤の量を調整すると共に、前記吸蔵還元型NOx触媒においてNOxが飽和するまで該吸蔵還元型NOx触媒にNOxを吸蔵させた状態で、前記NOxセンサの検出値に基づいて算出される前記吸蔵還元型NOx触媒及び前記選択還元型NOx触媒を合わせたシステム全体としてのNOx浄化率を前記選択還元型NOx触媒のNOx浄化率として算出し、
    前記選択還元型NOx触媒のNOx浄化率を算出した後、前記空燃比制御部により前記吸蔵還元型NOx触媒へ流入する排気の空燃比を低下させているときに前記NOxセンサの検出値に基づいて算出される前記吸蔵還元型NOx触媒及び前記選択還元型NOx触媒を合わせたシステム全体としてのNOx浄化率と、前記選択還元型NOx触媒のNOx浄化率と、に基づいて、前記吸蔵還元型NOx触媒のNOx浄化率を算出し、
    前記選択還元型NOx触媒のNOx浄化率に基づいて前記選択還元型NOx触媒が異常であるか否かを判定し、前記吸蔵還元型NOx触媒のNOx浄化率に基づいて前記吸蔵還元型NOx触媒が異常であるか否かを判定する判定部を備える内燃機関の排気浄化装置の異常判定システム。
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