JP2016075660A - ゆで卵品質判定装置 - Google Patents

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Keiji Amano
啓二 天野
健市 岩田
Kenichi Iwata
健市 岩田
広志 早瀬
Hiroshi Hayase
広志 早瀬
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Abstract

【課題】殻が剥かれたゆで卵において、殻の有無,殻刺さりの有無,外形異常の有無,黄身の強度な片寄りの有無などの判定を高精度に行うことのできるゆで卵品質判定装置を提供する。【解決手段】ゆで卵の品質検査を行うためのゆで卵品質判定装置であって、前記ゆで卵を載置して搬送する搬送ラインと、前記搬送ライン上に載置されたゆで卵に近赤外線を照射する照射手段と、前記照射手段によって近赤外線が照射されたゆで卵を透過した透過光に基づく透過画像を撮影する画像撮影手段と、前記画像撮影手段で撮影された前記ゆで卵の透過画像内の輝度値の変化に基づいて、前記ゆで卵が所定の品質を満たしているか否かを判定する判定手段と、を少なくとも有する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば殻剥き器などで殻が剥かれたゆで卵において、殻の有無,殻刺さりの有無,外形異常の有無,黄身の強度な片寄りの有無などを判定するためのゆで卵品質判定装置に関する。
従来より食品工場などにおいては、殻剥き器で殻が剥かれたゆで卵が用いられ、例えば殻剥き後のゆで卵に殻が誤って残ることを防止する目的で、ゆで卵の殻の有無に関する検査が行われている。
このようなゆで卵の殻の有無に関する検査は、人による目視や専用の検査装置を用いて行われており、例えば専用の検査装置としては、殻むき工程を終えたゆで卵に紫外線(励起光)を照射してゆで卵を励起させ、ゆで卵の白身と殻の蛍光性の違いを利用して殻の有無を判定し、ゆで卵が良品であるか不良品であるか判定することが行われている(特許文献1)。このような紫外線を用いた検査では、ゆで卵の表面に残った殻の有無を判定することができる。
一方、紫外線の替わりにX線をゆで卵に照射し、ゆで卵を透過した透過光をカメラで撮影し、透過画像を画像処理することで殻の有無を判定し、ゆで卵が良品であるか不良品であるか判定することも行われている(特許文献2)。
このようなX線による透過画像では、ゆで卵の表面に残った殻の有無が判定されるだけでなく、白身に埋没した殻の有無も判定できるため、精度良く検査を行うことができる。
特開2004−233272号公報 特開2010−145135号公報
ところが、従来のゆで卵の検査装置は、殻の有無や明らかな外形異常については判定されるものの、例えばゆで卵の白身内に殻が深く刺さっていたり、白身に割れが生じ、割れた箇所が互いにぴったりとくっついてしまっている場合、さらには黄身が極度に片寄っている場合などには、これらの検査装置ではその状況が画像に現れ難く、ゆで卵が良品であるか不良品であるか判別ができない場合が生じていた。
したがって、更に高精度にゆで卵の品質検査を行うことのできる判定装置が求められているのが現状である。
本発明は、このような現状に鑑みなされたものであって、殻が剥かれたゆで卵において、殻の有無,殻刺さりの有無,外形異常の有無,黄身の強度な片寄りの有無などの判定を高精度に行うことのできるゆで卵品質判定装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述したような従来技術における課題および目的を達成するために発明されたものであって、
本発明のゆで卵品質判定装置は、
ゆで卵の品質検査を行うためのゆで卵品質判定装置であって、
前記ゆで卵を載置して搬送する搬送ラインと、
前記搬送ライン上に載置されたゆで卵に近赤外線を照射する照射手段と、
前記照射手段によって近赤外線が照射されたゆで卵を透過した透過光に基づく透過画像を撮影する画像撮影手段と、
前記画像撮影手段で撮影された前記ゆで卵の透過画像内の輝度値の変化に基づいて、前記ゆで卵が所定の品質を満たしているか否かを判定する判定手段と、
を少なくとも有することを特徴とする。
このように構成すれば、ゆで卵の表層および表層から数ミリの深さの品質を判定することができ、従来の紫外線やX線を用いた検査装置よりも高精度にゆで卵の品質判定を行うことができる。
さらに近赤外線による透過光を採用しているので、食品であるゆで卵にとっても取り扱う作業者にとっても害がなく安全である。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記照射手段から照射される近赤外線の波長が、800〜900nmの範囲内であることを特徴とする。
このような波長の範囲内であれば、ゆで卵の表層および表層から数ミリの深さの品質を判定するのに好適な透過画像を得ることができ、高精度にゆで卵の品質検査を行うことができる。
さらには、ゆで卵の表面や内部の水分の影響により想定される検査精度のばらつきを極力抑えることができる。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記照射手段が、前記搬送ラインの下方側に設けられていることを特徴とする。
このような位置に照射手段が設けられていれば、搬送ライン上に載置された大量のゆで卵の品質検査を効率良く行うことができる。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記照射手段が、前記搬送ラインの上方側に設けられていることを特徴とする。
ゆで卵には黄身の状態が半熟のものから完熟(固ゆで)のものまであるが、黄身が完熟(固ゆで)のゆで卵は、黄身の影響によりゆで卵を透過する透過光の光量が少なくなる。
このため、照射手段を搬送ラインの上方側に設ければ、黄身を避けるようにして近赤外線の照射を行うことができ、黄身の影響を最小限としながら、ゆで卵を透過した透過光に基づく透過画像を画像撮影手段で撮影することができる。したがって、特に黄身が完熟(固ゆで)のゆで卵の品質判定を高精度に行うことができる。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記照射手段が、
前記搬送ラインの搬送方向上流側の斜め上方および/または搬送方向下流側の斜め上方に設けられていることを特徴とする。
このように設けられていれば、搬送ラインを搬送されるゆで卵の邪魔になることなく、照射手段を搬送ラインの上方側に設けることができる。なお照射手段は、搬送ラインの搬送方向上流側の斜め上方に設けても、搬送方向下流側の斜め上方に設けても良く、さらには搬送方向上流側の斜め上方と搬送方向下流側の斜め上方の両方に設けても良いものである。いずれの照射手段を使用するかは、必要に応じ適宜選択することが好ましい。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記搬送ライン上に載置されたゆで卵と前記照射手段との間に、遮光板を備えることを特徴とする。
前記搬送ラインの上方側に、前記搬送ラインを跨ぐように設けられたアーチ状の遮光板を備えることを特徴とする。
このように遮光板を備えれば、画像撮影手段にて撮影を行う際に、照射手段から照射される近赤外線が、ゆで卵の透過画像にノイズとして加わってしまうことを確実に防止することができる。したがって、高精度にゆで卵の品質判定を行うことができる。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記搬送ライン上に載置されたゆで卵と前記照射手段との間であるとともに、前記搬送ラインを跨ぐように設けられたアーチ状の遮光板を備えることを特徴とする。
このような位置にアーチ状の遮光板を備えれば、搬送ライン上を搬送されるゆで卵の邪魔になることなく、画像撮影手段にて撮影を行う際に、照射手段から照射される近赤外線が、ゆで卵の透過画像にノイズとして加わってしまうことを確実に防止することができる。したがって、高精度にゆで卵の品質判定を行うことができる。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記照射手段が、ライン状光源,面状光源のいずれかであることを特徴とする。
このような照射手段であれば、本発明のゆで卵品質判定装置に好適に用いることができる。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記画像撮影手段が、前記搬送ラインの上方側に設けられていることを特徴とする。
このような位置に画像撮影手段が設けられていれば、搬送ライン上に載置された大量のゆで卵の品質検査を効率良く行うことができる。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記画像撮影手段が、ラインカメラ,エリアカメラ,2次元分光器のいずれかであることを特徴とする。
このような画像撮影手段であれば、本発明のゆで卵品質判定装置に好適に用いることができる。特にラインカメラであれば、ゆで卵の透過画像を、ゆで卵の中心で回転させ全周画像を取得するに際し、照射手段と画像撮影手段間の密度が、回転されたゆで卵のどの位置でもほぼ同じ条件となるので、輝度差を高分解能で撮影でき好ましい。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記搬送ラインにおいて、前記ゆで卵を径方向に回転させる回転手段が設けられていることを特徴とする。
このように回転手段が設けられていれば、ゆで卵の全体を確実に検査することができ、ゆで卵の品質検査を全周に亘って高精度に行うことができる。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記搬送ラインにおいて、前記ゆで卵の上端部と下端部とを前記画像撮影手段で撮影可能とするための反射鏡を備え、
前記画像撮影手段は、ゆで卵の撮影時に前記反射鏡に写し出された前記ゆで卵の上端部と下端部についても撮影するよう構成されていることを特徴とする。
このように反射鏡を備えていれば、死角となり得るおそれのあるゆで卵の上端部と下端部についても確実に検査することができる。したがって、ゆで卵の品質検査を死角なく高精度に行うことができる。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記判定手段によって前記ゆで卵が所定の品質を満たしているか否かを判定した後、判定結果に基づいて前記ゆで卵の仕分けを行う仕分け手段を備えることを特徴とする。
このように仕分け手段を備えていれば、不良品と判定されたゆで卵と良品と判定されたゆで卵とを確実に仕分けることができる。
また、本発明のゆで卵品質判定装置は、
前記判定手段によって判定される前記ゆで卵の検査項目が、
少なくとも前記ゆで卵の殻の有無、前記ゆで卵の殻刺さりの有無、前記ゆで卵の外形異常の有無、黄身の強度な片寄りの有無であり、
前記検査項目毎の判定結果に基づいた信号を出力するよう構成されていることを特徴とする。
このように検査項目毎の判定結果に基づいた信号を出力するようにしておけば、仕分け手段で仕分けを行う際に、ゆで卵を判定結果に応じて細かく分類することができる。
本発明によれば、特に近赤外線を用いてゆで卵を透過した透過光に基づく透過画像を画像処理することで、殻が剥かれたゆで卵において、殻の有無,殻刺さりの有無,外形異常の有無,黄身の強度な片寄りの有無などの判定を高精度に行うことのできるゆで卵品質判定装置を提供することができる。
図1は、本発明のゆで卵品質判定装置の実施形態を示した概略上面図である。 図2は、図1に示した本発明のゆで卵品質判定装置のA−A線断面図である。 図3は、図1に示した本発明のゆで卵品質判定装置のB−B線断面図である。 図4(a)は「購入直後の卵で作られたゆで卵」の吸光度と波長との関係を示したグラフ、図4(b)は「購入後2週間経過した卵で作られたゆで卵」の吸光度と波長との関係を示したグラフである。 図5は、本発明のゆで卵品質判定装置の画像撮影手段で撮影したゆで卵のイメージ図である。 図6は、本発明のゆで卵品質判定装置の別の実施形態を示した概略上面図である。 図7は、図6に示した本発明のゆで卵品質判定装置のC−C線断面図である。 図8は、本発明のゆで卵品質判定装置の別の実施形態を示した概略側面図である。 図9は、図8に示した本発明のゆで卵品質判定装置のD−D線断面図である。 図10は、本発明のゆで卵品質判定装置の別の実施形態を示した概略側面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいてより詳細に説明する。
本発明のゆで卵品質判定装置は、例えば殻剥き器などで殻が剥かれたゆで卵において、殻の有無,殻刺さりの有無,外形異常の有無,黄身の強度な片寄りの有無などを高精度に判定するためのものである。
なお、本明細書中で「ゆで卵」とは、生卵が加熱され少なくとも白身部分が固まった状態のものであり、殻を剥いた際に白身の形状が維持され得る程度のものも含まれるものである。
以下、本発明のゆで卵品質判定装置について説明する。
<ゆで卵品質判定装置10>
図1〜図3に示したように、本発明のゆで卵品質判定装置10は、まず、横倒ししたゆで卵50を載置して搬送する搬送ライン12と、この搬送ライン12上に載置されたゆで卵50に近赤外線42を照射する照射手段40と、照射手段40によって近赤外線42が照射されたゆで卵50を透過した透過光に基づく透過画像を撮影する画像撮影手段30と、を備えている。
搬送ライン12としては特に限定されるものではなく、ゆで卵50の搬送用として公知のものを用いることができる。なお、本実施形態においては、後述する照射手段40を搬送ライン12の下方側に設けているため、搬送ライン12は、下方側に位置する照射手段40から照射される近赤外線42を全て遮断してしまわないように構成される必要がある。なお、図2および図3中、符号70は画像撮影手段30による撮影範囲である。
本実施形態において搬送ライン12は、複数の回転ローラ14が等間隔置きに並べられて一つの搬送ライン12が構成され、このように構成された搬送ライン12全体が、搬送方向の上流側から下流側へと連続的に移動されるようになっている。
この際、複数の回転ローラ14のそれぞれが回転できるようになっており、回転ローラ14と回転ローラ14との間に載置されたゆで卵50は、搬送方向の上流側から下流側へと移動するようになっている。なお、回転ローラ14は、搬送方向の上流側から下流側への移動の際には常に回転している必要はなく、少なくとも照射手段40と画像撮影手段30の間にゆで卵50が到達した際に回転すれば良いものである。
本実施形態では、図3に示したように、ゆで卵50が搬送方向の上流側から下流側に向かって搬送される際、回転ローラ14が時計回り(右回り)に回転するようになっており、これにより回転ローラ14上のゆで卵50が反時計回り(左回り)に回転するようになっている。
ゆで卵50の回転方向は特に限定されるものではなく、後述する画像撮影手段30の設置位置などを勘案して回転方向を決めることが好ましい。
また、搬送ライン12の下方側に位置する照射手段40は、前述のとおり近赤外線42を照射するものであり、具体的に照射される近赤外線42の波長としては、好ましくは800〜900nmの範囲内であり、特に好ましくは800〜870nmの範囲内である。
この近赤外線42の特に好ましい範囲については、図4(a)および図4(b)に示したように、「購入直後の卵で作られたゆで卵」と「購入後2週間経過した卵で作られたゆで卵」のそれぞれの吸光度(照射光量と受光光量の比の対数)を調べたところ、「購入直後の卵で作られたゆで卵」と「購入後2週間経過した卵で作られたゆで卵」の両方において、波長が800nm付近で吸光度の値が低くなり、その後、波長が870nm以降で吸光度の値が高くなることが確認され、決めた範囲である。
すなわち「購入直後の卵で作られたゆで卵」は、「購入後2週間経過した卵で作られたゆで卵」よりも水分量が多いため、「購入後2週間経過した卵で作られたゆで卵」と比べて吸光度が高くなる傾向にあると考えられる。しかしながら図4(a)および図4(b)から明らかなように、上記した波長が800〜870nmの範囲内であれば、吸光度の値は比較的低く、水分量の違いによる影響を最小限に抑えることができ、高精度な品質検査を行うことができるものである。なお、図4中、[1]〜[4]はゆで卵の4種類の状態であり、[1]は白身+黄身の状態、[2]は白身+黄身+白身の表面が濡れた状態、[3]は白身+黄身+部分的に殻に覆われた状態、[4]は白身+黄身+部分的殻+白身と殻の表面が濡れた状態である。
このような照射手段40には、例えばライン状光源,面状光源などを用いることができ、中でもライン状光源は、ゆで卵50に対して部分的(ライン状)に近赤外線の照射が可能であり、回転しながらゆで卵50の透過画像を撮影する際に、撮影箇所に応じて照射位置を決めることができ好ましい。
このような照射手段40を用いてゆで卵50に近赤外線42を照射すると、ゆで卵50の表層および表層から数ミリの深さまで近赤外線が達することとなる。
他方、照射手段40とは搬送ライン12を挟んで反対側、すなわち搬送ライン12の上方側には、画像撮影手段30が設けられている。
このような画像撮影手段30としては、例えばラインカメラ,エリアカメラ,2次元分光器などを用いることができ、中でもラインカメラは、ゆで卵50を透過した透過光に基づく透過画像を、ゆで卵50に対して部分的(ライン状)に得ることができ、本発明のゆで卵品質判定装置10に好適である。またラインカメラ,エリアカメラ,2次元分光器は、例えばCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどを用いることができる。
画像撮影手段30は、ゆで卵50の表層および表層から数ミリの深さにまで達した透過光に基づく透過画像を撮影するものであるため、ゆで卵50の表層だけでなく、表層から数ミリの深さまでの情報を含んだ画像データを得ることができる。すなわち、ゆで卵50の表面の状態(殻の有無)だけでなく、ゆで卵の白身内に殻が深く刺さっていたり、白身に割れが生じ、割れた箇所がぴったりとくっついてしまっているような場合、さらには黄身の強度な片寄りが生じてしまっている場合でも、その状態を画像データに表すことができる。
なお搬送ライン12の途中には、ゆで卵50の上端部52と下端部54とを確実に画像撮影手段30で撮影可能とするための反射鏡20が備えられており、具体的には、図2に示したように、照射手段40と画像撮影手段30の間であって、回転ローラ14と直交する方向に、2本の反射鏡20が設けられている。この2本の反射鏡20は、照射手段40,画像撮影手段30とともに固定され、搬送ライン12の動きとは連動せずに所定位置に留まって設けられている。
また2本の反射鏡20は、互いに所定の間隔が開いており、この間隔がゆで卵50の上下方向(上端部52から下端部54まで)の高さに応じて設定されている。
図1〜図3に示したように、ゆで卵50が照射手段と画像撮影手段の間の位置まで搬送されて来た際、画像撮影手段30としてラインカメラでゆで卵50の透過画像を撮影すると、ゆで卵50の上端部52と下端部54とを除いた部分、すなわちゆで卵50の上方から視認可能な部分がライン状に分割して撮影され、これと一緒に反射鏡20,20に反射されたゆで卵50の上端部52がライン状に分割して撮影され、さらに下端部54についてもライン状に分割して撮影される。
このイメージ図については図5に示した通りである。図5中、50A〜50Jが、ゆで卵50の上方から視認可能な部分を全周に亘ってライン状に複数分割して撮影されたイメージ図、52A〜52Jが、ゆで卵50の上端部52を全周に亘ってライン状に複数分割して撮影されたイメージ図、54A〜54Jが、ゆで卵50の下端部54を全周に亘ってライン状に複数分割して撮影されたイメージ図である。ラインカメラによる透過画像の撮影は、50A,52A,54Aの部分が一度に撮影され、順次A〜Jの順に、ゆで卵50の全周に至るまで連続的に撮影がなされる。
したがって単に画像撮影手段30のみで画像撮影を行うよりも、さらに反射鏡20を備えることで、ゆで卵50を全面に亘って死角なく確実に撮影することができる。
そして画像撮影手段30には、画像撮影手段30で撮影されたゆで卵50の透過画像内の輝度値の変化に基づいて、ゆで卵50が所定の品質を満たしているか否かを判定する判定手段60が設けられている。
判定手段60としては、例えばメモリ内に所望の検査項目が保存されるとともに、透過画像の画像処理を行い、透過画像の輝度値の変化を確認することのできる画像処理ソフトが導入されたパーソナルコンピュータを用いることが好ましい。
ゆで卵50の検査項目としては、最低限「ゆで卵50の異常の有無」を挙げることができ、異常が何であるか詳しく検査を行う場合には「ゆで卵50の殻の有無」,「ゆで卵50の殻刺さりの有無」,「ゆで卵50の外形異常の有無」,「黄身の強度な片寄りの有無」を挙げ、これらの検査項目について検査を行うことで、詳しく所望のゆで卵50の品質を検査することができる。
なお判定手段60では、検査項目毎の判定結果に基づいた信号を出力することができる。
本実施形態においては、画像撮影手段30と判定手段60とが直接的に接続(有線接続)されているが、これに限定されるものではなく、例えば画像撮影手段30と判定手段60とが無線接続で接続されるものであっても構わないものである。
このような判定手段60において、ゆで卵50が所定の品質を満たしているか否かを判定した後、この判定結果に基づいてゆで卵50の仕分けを行う仕分け手段(図示せず)を備えることが好ましい。
この仕分け手段(図示せず)は、搬送ライン12の下流側に設けておけば良く、判定が完了して搬送ライン12上を流れてくるゆで卵50を、下流側の仕分け手段(図示せず)にて仕分けすることで、所定の品質を満たした良品のゆで卵50と所定の品質を満たさない不良品のゆで卵50とに仕分けができるとともに、不良品のゆで卵50については、その検査項目毎に細かく仕分けすることができる。
なお、仕分け手段(図示せず)としては、特に限定されるものではなく、判定手段60の判定結果に基づいて仕分けがなされる公知の仕分け手段(図示せず)を用いることができる。具体的には、判定手段60で出力される検査項目毎の判定結果に基づいた信号を元に、ゆで卵50の仕分けがなされる仕組みである。
以下、このようにして構成される本発明のゆで卵品質判定装置10を用いて行われる、ゆで卵品質検査方法について説明する。
<ゆで卵品質判定装置10によるゆで卵品質検査方法>
<<第1の検査方法>>
[搬送工程]
まず、ゆで卵50を搬送ライン12上に載せ、搬送ライン12を介して、搬送ライン12の下方側に設けられた照射手段40の直上位置まで搬送し、ゆで卵50の下方側から近赤外線42を照射する。
[画像撮影工程]
次いで、搬送ライン12の回転ローラ14を回転させ、近赤外線42が照射されたゆで卵50を一回転以上回転させながら、画像撮影手段30でゆで卵50の透過画像を撮影する。この際、画像撮影手段30としてラインカメラを用いた場合には、回転するゆで卵50を全周に亘って連続的に撮影がなされる。
また、画像撮影を行う際には、ゆで卵50の上端部52と下端部54の位置に反射鏡20,20が設けられ、回転するゆで卵50の透過画像の撮影とともに、ゆで卵50の上端部52と下端部54の透過画像の撮影もなされる。
[撮影画像のトリミング工程]
次いで判定手段60の画像処理ソフトを用いて、画像撮影手段30で撮影された回転するゆで卵50の全周の透過画像と、反射鏡20を介して撮影されたゆで卵50の上端部52と下端部54の全ての透過画像から、ゆで卵50の画像部分のみをトリミングし、判定に使用しない背景画像部分を除去する。
[トリミングされた画像を画像処理する工程]
トリミングされたゆで卵50の画像部分のみの画像データを用い、ゆで卵50の白身部分の表面を示す輝度よりも輝度値が高い部分を抽出し、この部分をホワイト(W)とする。同様に、ゆで卵50の白身部分の表面を示す輝度よりも輝度値が低い部分を抽出し、この部分をブラック(B)とし、ホワイト(W)とブラック(B)の2値化を行う。
なお、ゆで卵50の大きさなどの条件により、ゆで卵50の個体毎に近赤外線42の透過率が異なるため、上記した抽出の際の域値はその都度変化させることが好ましい。
[判定工程]
不良箇所を含むゆで卵50の表面全体の輝度値の平均値を求める。・・・(1)
さらに、切り取られたゆで卵50の表面部分のみの透過画像中で、輝度値が一番高い部分の輝度値を検索する。・・・(2)
同様に、輝度値が一番低い部分の輝度値を検索する。・・・(3)
上記(1)と(2)の中間値を域値として設定し、輝度値の高い部分の集合(ホワイト(W))を求める。
同様に、(1)と(3)の中間値を域値として設定し、輝度値の低い部分の集合(ブラック(B))を求める。
この輝度値の高い部分の集合(ホワイト(W))および輝度値の低い部分の集合(ブラック(B))が、所定の範囲を超えた集合であった場合、ゆで卵50が不良品であると判定する。
なお、(1)と(2)の輝度値の差が所定の値よりも小さい場合、もしくは(1)と(3)の輝度値の差が所定の値よりも小さい場合には、判定対象のゆで卵50には不良箇所がなく、良品であると判定する。
ここで(1)と(2)の輝度値の差が所定の範囲を超え不良品と判定された場合、その理由としては「白身の欠損(外形異常)」または「黄身の強度な片寄り」が考えられる。「白身の欠損(外形異常)」または「黄身の強度な片寄り」が生じている部分は、近赤外線42の透過光量が大きくなり、輝度値が高くなるためである。
また(1)と(3)の輝度値の差が所定の範囲を超え不良品と判定された場合、その理由としては「傷」または「殻残り」が考えられる。「傷」または「殻残り」が生じている部分は、影となって照射手段40による近赤外線42の透過光量が減り、輝度値が低くなるためである。
[仕分け工程]
判定工程にて不良品と選別されたゆで卵50は、搬送ライン12の下流側に設けられた仕分け手段(図示せず)で良品のゆで卵50とは別に不良品として仕分けがなされる。
上記[搬送工程]から[仕分け工程]までを経ることで、ゆで卵50を良品と不良品とに確実に仕分けすることができ、不良品については、少なくともその理由が「白身の欠損(外形異常)」または「黄身の強度な片寄り」であるか、「傷」または「殻残り」のいずれかに区別することができる。
<<第2の検査方法>>
次いで、第2の検査方法について説明する。第2の検査方法は、ゆで卵50が不良品であると判定された際に、上記した第1の検査方法よりもさらに不良理由について細分化することができるものである。
第2の検査方法では、上記した[判定工程]以降の工程、すなわち[判定工程],[仕分け工程]については第1の検査方法と異なり、[搬送工程]から[トリミングされた画像を画像処理する工程]については同様であるため、同様の工程については説明を省略するものとする。
[搬送工程],[画像撮影工程],[撮影画像のトリミング工程],[トリミングされた画像を画像処理する工程]については第1の検査方法と同様である。
[判定工程]
2値化され、切り取られたゆで卵50の表面部分のみの透過画像の全体を走査し、輝度の変位が大きい部分を抽出する。
輝度の変位が大きい部分を結合して輪郭を形成し、この輪郭よりも輝度が高い部分の集合を検索し、この輝度が高い部分の集合をホワイト(W)とする。
同様に、輝度の変位が大きい部分を結合して輪郭を形成し、この輪郭よりも輝度が低い部分の集合を検索し、この輝度が低い部分の集合をブラック(B)とする。
輝度が高い部分の集合(ホワイト(W))の画素数が一定数以上であれば、不良品と判定し、その理由が「白身の欠損(外形異常)」または「黄身の強度な片寄り」であると判定する。
白身の欠損(外形異常)または黄身の強度な片寄りが生じている部分は、近赤外線42の透過光量が大きくなり、輝度値が高くなるためである。
なお、白身の欠損(外形異常)であるか、黄身の強度な片寄りであるかの区別は、境界線の有無で判別する。すなわち、白身の欠損(外形異常)の場合には、透過画像中に境界線が現れるのに対し、黄身の強度な片寄りの場合には、透過画像中に境界線が現れない。したがって、この境界線の有無を識別すれば、白身の欠損(外形異常)であるか、黄身の強度な片寄りであるかを区別することができる。
また、輝度値が低い部分の集合(ブラック(B))の画素数が一定以上であり、かつその形状が細長ければ、不良品と判定し、その理由が「傷(殻刺さり)」であると判定する。
傷の付いている部分、すなわちゆで卵50の白身の表面に殻が刺さって傷が付いている部分は、影となって照射手段40による近赤外線42の透過光量が減り、輝度値が低くなるためである。
さらに、輝度値が低い部分の集合(ブラック(B))の画素数が一定以上であれば、不良品と判定し、その理由が「殻残り」であると判定する。
殻残りが生じている部分は、影となって照射手段40による近赤外線42の透過光量が減り、輝度値が低くなるためである。
[仕分け工程]
上記した判定工程にて不良品と判定されたゆで卵50は、その理由として「白身の欠損」,「黄身の強度な片寄り」,「傷」,「殻残り」のいずれであるか区別され、搬送ライン12の下流側に設けられた仕分け手段(図示せず)で仕分けがなされる。
上記搬送工程から仕分け工程までを経ることで、ゆで卵50を良品と不良品とに確実に仕分けすることができるとともに、不良品については、その不良理由毎に細かく仕分けを行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、例えば上記した実施形態では一本の搬送ライン12を搬送されるゆで卵50に対して、一つの照射手段40および一つの画像撮影手段30が設けられているが、図6および図7に示したように、複数本(図6および図7では3本)の搬送ライン12を搬送される複数のゆで卵50に対して、一つの照射手段40および一つの画像撮影手段30が設けられても良いものである。
さらには、照射手段40と画像撮影手段30の数も複数としたり、照射手段40と画像撮影手段30の数が揃っていなくても良いものである。
また本実施形態では、搬送ライン12を挟んで上下に照射手段40と画像撮影手段30が設けられてるが、例えば搬送ライン12の上方側に照射手段40と画像撮影手段30が設けられていたり、搬送ライン12の下方側に照射手段40と画像撮影手段30が設けられていても良いものである。
搬送ライン12の上方側に照射手段40を設けた場合には、図8および図9に示したように、搬送ライン12の搬送方向上流側の斜め上方に設けることが好ましい。
ゆで卵50には黄身の状態が半熟のものから完熟(固ゆで)のものまであるが、黄身が完熟(固ゆで)のゆで卵50は、黄身の影響によりゆで卵50を透過する透過光の光量が少なくなる。
このため、照射手段40を搬送ライン12の搬送方向上流側の斜め上方に設ければ、黄身を避けるようにして近赤外線42の照射を行うことができ、黄身の影響を最小限としながら、ゆで卵50を透過した透過光に基づく透過画像を撮影することができる。したがって、図8および図9に示したゆで卵品質判定装置10は、特に黄身が完熟(固ゆで)のゆで卵50の品質判定を行うのに好適である。
なお、このように搬送ライン12の上方に照射手段40を設けた場合には、ゆで卵50と照射手段40との間において、搬送ライン12の上方に、搬送ライン12を跨ぐようにアーチ状の遮光板80を備えることが好ましい。遮光板80を備えることにより、画像撮影手段30にて撮影を行う際に、照射手段40から照射される近赤外線が、ゆで卵50の透過画像にノイズとして加わってしまうことを確実に防止することができる。
また図8および図9に示したゆで卵品質判定装置10では、照射手段40を搬送ライン12の搬送方向上流側の斜め上方に設け、遮光板80も搬送方向上流側に設けたが、これに限定されるものではなく、照射手段40を搬送ライン12の搬送方向下流側の斜め上方に設け、遮光板80も搬送方向下流側に設けても良く、さらには図10に示したように、照射手段40と遮光板80とを搬送ライン12の搬送方向上流側と搬送方向下流側の両方に設けておき、必要に応じ適宜選択して使用するようにしても良いものである。
さらに本発明のゆで卵品質判定装置10では、トリミングされた画像の画像処理としてホワイト(W)とブラック(B)に2値化しているが、これに限定されるものではなく、他にもグレースケールとしても良いものである。
また、判定されるゆで卵の検査項目について、本明細書中の実施形態では、ゆで卵の殻の有無、ゆで卵の殻刺さりの有無、ゆで卵の外形異常の有無、黄身の強度な片寄りの有無の4種類を挙げているが、この数については特に限定されるものではなく、この中から必要な項目のみを取り上げて検査するようにしても良く、使用者が適宜選択可能なものである。
さらに、得られたゆで卵50の透過画像に基づいて、ゆで卵50の大きさを算出し、これに基づいてゆで卵50を大きさ毎に仕分ける機能を有していても良いなど、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形,変更,追加が可能なものである。
10・・・ゆで卵品質判定装置
12・・・搬送ライン
14・・・回転ローラ
20・・・反射鏡
30・・・画像撮影手段
40・・・照射手段
42・・・近赤外線
50・・・ゆで卵
52・・・上端部
54・・・下端部
60・・・判定手段
70・・・撮影範囲
80・・・遮光板

Claims (14)

  1. ゆで卵の品質検査を行うためのゆで卵品質判定装置であって、
    前記ゆで卵を載置して搬送する搬送ラインと、
    前記搬送ライン上に載置されたゆで卵に近赤外線を照射する照射手段と、
    前記照射手段によって近赤外線が照射されたゆで卵を透過した透過光に基づく透過画像を撮影する画像撮影手段と、
    前記画像撮影手段で撮影された前記ゆで卵の透過画像内の輝度値の変化に基づいて、前記ゆで卵が所定の品質を満たしているか否かを判定する判定手段と、
    を少なくとも有することを特徴とするゆで卵品質判定装置。
  2. 前記照射手段から照射される近赤外線の波長が、800〜900nmの範囲内であることを特徴とする請求項1に記載のゆで卵品質判定装置。
  3. 前記照射手段が、前記搬送ラインの下方側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のゆで卵品質判定装置。
  4. 前記照射手段が、前記搬送ラインの上方側に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のゆで卵品質判定装置。
  5. 前記照射手段が、
    前記搬送ラインの搬送方向上流側の斜め上方および/または搬送方向下流側の斜め上方に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のゆで卵品質判定装置。
  6. 前記搬送ライン上に載置されたゆで卵と前記照射手段との間に、遮光板を備えることを特徴とする請求項4に記載のゆで卵品質判定装置。
  7. 前記搬送ライン上に載置されたゆで卵と前記照射手段との間であるとともに、前記搬送ラインを跨ぐように設けられたアーチ状の遮光板を備えることを特徴とする請求項5に記載のゆで卵品質判定装置。
  8. 前記照射手段が、ライン状光源,面状光源のいずれかであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のゆで卵品質判定装置。
  9. 前記画像撮影手段が、前記搬送ラインの上方側に設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のゆで卵品質判定装置。
  10. 前記画像撮影手段が、ラインカメラ,エリアカメラ,2次元分光器のいずれかであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のゆで卵品質判定装置。
  11. 前記搬送ラインにおいて、前記ゆで卵を径方向に回転させる回転手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のゆで卵品質判定装置。
  12. 前記搬送ラインにおいて、前記ゆで卵の上端部と下端部とを前記画像撮影手段で撮影可能とするための反射鏡を備え、
    前記画像撮影手段は、ゆで卵の撮影時に前記反射鏡に写し出された前記ゆで卵の上端部と下端部についても撮影するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のゆで卵品質判定装置。
  13. 前記判定手段によって前記ゆで卵が所定の品質を満たしているか否かを判定した後、判定結果に基づいて前記ゆで卵の仕分けを行う仕分け手段を備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のゆで卵品質判定装置。
  14. 前記判定手段によって判定される前記ゆで卵の検査項目が、
    少なくとも前記ゆで卵の殻の有無、前記ゆで卵の殻刺さりの有無、前記ゆで卵の外形異常の有無、黄身の強度な片寄りの有無であり、
    前記検査項目毎の判定結果に基づいた信号を出力するよう構成されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のゆで卵品質判定装置。
JP2015072791A 2014-10-08 2015-03-31 ゆで卵品質判定装置 Pending JP2016075660A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021043149A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 日世株式会社 検出システム、および検出方法
JP7349217B1 (ja) * 2023-05-29 2023-09-22 株式会社日本選別化工 ゆで卵検査装置
JP7442243B1 (ja) 2023-08-31 2024-03-04 株式会社日本選別化工 卵検査装置

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