JP2016038129A - ファンヒータ - Google Patents

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純也 仲村
Junya Nakamura
純也 仲村
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Abstract

【課題】燃料タンクの容積確保と吹出口の幅寸法の確保を供に実現させ得るファンヒータを提供する。【解決手段】本実施の形態に係るファンヒータ100は、送風経路に空気の流れを形成する送風ファンと、送風経路に流れる空気へ熱量を与えて空気の流れを温風とさせる発熱部と、熱量の生成時に消費される燃料が蓄えられた燃料タンクと、発熱部及び燃料タンクが収容された筐体と、筐体の内部から外部へ向けて前記温風の流れが形成される吹出口とを備え、燃料タンクは、其の長手方向が吹出口の幅方向に略一致する状態で配置され、燃料タンクのうち筐体の吹出面に対面して配される吹出側タンク部位は、吹出面の吹出口領域を鉛直方向へ避けた非吹出口領域に配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料タンクを具備するファンヒータに関し、特に、燃料タンクのレイアウトに関するものである。
従来より、カートリッジ式の燃料タンクを内蔵させたファンヒータが広く利用されている。当該ファンヒータでは、燃料タンク内の備蓄燃料がバーナーへ供給・燃焼され、此処で発生した熱量が温風の生成に寄与している。そして、この温風は、筐体に形成された送風経路の風下側へ導かれ、筐体の吹出口から外部空間へ其の温風が送り出される(特開2000−130743号公報)。
特開2000−130743号公報
例えば、図4(a)に示されるファンヒータ10は、筐体11の高さ寸法を十分に活用できるよう、燃料タンク17の高さが可能な限り長尺となる形状に設計されている。従って、当該ファンヒータ10では、燃料タンク17の配置スペースが邪魔となって、吹出口12の幅寸法を十分に確保できなくなる。これによれば、幅寸方向に風向を変える可動式ルーバーを採用しても、当該ルーバーによって制御される範囲(送風制御範囲)が制限されることになる。
これを回避する為、燃料タンク17の高さ寸法を短くして、吹出口12の幅寸法を確保することも考えられる(図4(b)参照)。しかし、このような構造では、燃料タンク12の容積を十分に確保できないとの問題が生じる。また、吹出口12におけるタンク側の端では、燃料タンク17によって送風経路が遮られ、吹出口12の形状が十分に活かされないとの問題も起こり得る。
本発明は上記課題に鑑み、燃料タンクの容積確保と吹出口の幅寸法の確保を供に実現させ得るファンヒータの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では次のようなファンヒータの構成とする。即ち、送風経路に空気の流れを形成する送風ファンと、前記送風経路に流れる空気へ熱量を与えて前記空気の流れを温風とさせる発熱部と、前記熱量の生成時に消費される燃料が蓄えられた燃料タンクと、前記発熱部及び前記燃料タンクが収容された筐体と、前記筐体の内部から外部へ向けて前記温風の流れが形成される吹出口とを備え、
前記燃料タンクは、其の長手方向が前記吹出口の幅方向に略一致する状態で配置され、前記燃料タンクのうち前記筐体の吹出面に対面して配される吹出側タンク部位は、前記吹出面の吹出口領域を鉛直方向へ避けた非吹出口領域に配置されることとする。
好ましくは、前記燃料タンクは、貯液構造部の全てが前記非吹出口領域に配されることとする。特に、前記筐体には、前記温風の流路変更を行う可動式ルーバーが設けられていると良い。
本発明に係るファンヒータによると、燃料タンクの長手方向と吹出口の幅方向とが適宜な平行状態を形成することになるので、これらの寸法が供に長く設計されても、当該吹出口での気流確保が約束される。従って、燃料タンクは容積を大きくすることが可能となり、吹出口は広い範囲に温風を送り出すことが可能となる。
実施の形態に係るファンヒータの内部構成を示す図。 実施の形態に係るファンヒータの外観を示す図。 実施の形態(他の例)に係るファンヒータの外観を示す図。 従来例に係るファンヒータの外観を示す図。
以下、本発明に係る実施の形態につき図面を参照して具体的に説明する。図1は、本実施の形態に係るファンヒータの内部構成が示されている。このうち、図1(a)は正面図が示され、図1(b)は側面図が示されている。同図では、f1を幅方向と呼び、f2を高さ方向と呼び、正面(f1−f2平面)に垂直な方向f3を奥行方向と呼ぶ。また、これら成分に係る寸法を、幅寸法(幅方向の寸法),高さ寸法(高さ方向の寸法),奥行寸法(奥行方向の寸法)と呼ぶことがある。
本実施の形態に係るファンヒータ100は、図1に示す如く、筐体110,通風ダクト120,送風ファン123,可動ルーバー140,発熱部152,燃料ポンプ160,燃料タンク170等から構成されている。
筐体110は、吸気口111及び吹出口112が設けられ、吸気口111では筐体外部から筐体内部への気流の流れが形成され、吹出口112では筐体内部から筐体外部へ向けて気流の流れが形成される。また、当該筐体110の内部には、上述した構成が収容されており、筐体外部には、ファンヒータを運転する為の制御パネル113が設けられている。
特に、本実施の形態では、制御パネル113の近傍に人感センサ等が設けられ、人間の存在、人間の移動に係る情報を其のセンサが検出する。そして、制御パネル113に搭載されたマイコンでは、この情報に基づいて、運転開始/運転停止,温度調整,可動ルーバー制御といった機能を実現させる。本実施の形態では、筐体110の正面114aに制御パネル113が埋め込まれているものとする。以下、筐体110について、114aを正面(吹出面),114bを背面,114cを天面,114dを底面,114eを右側面,114fを左側面と呼ぶこととする。
通風ダクト120は、略筒状の形態を呈しており、其の筒状体の両側に端部(吸気端121及び吹出端122)が各々形成されている。このうち、吸気端121は、吸気口111に臨むように配置され、その形状も吸気口111の開口輪郭に合わせて形成されている。また、吹出端122は、吹出口112に臨むように配置され、その形状は吹出口112の開口輪郭と同じように幅方向へ延伸した略長方形断面とされている。また、当該通風ダクト120には、送風ファン123が設けられている。従って、送風ファンが運転されている時は、筐体外部から吸気口111へ向かって外気が流入し、ダクト内部を送風経路として空気の流れが形成され、其の気流は吹出口112を通過して筐体外部へ吹出される。
発熱部152は、其の下部にバーナー格納部151を備えている。このバーナー格納部151は、火炎を所定ピッチで形成させるバーナーが設けられており、このバーナーでは供給燃料と空気とが送り込まれ燃焼が持続される。即ち、発熱部152は、バーナーの燃焼作用(熱量生成)によって熱量を受取り発熱するものである。この発熱部152は、図示の如く、送風経路の途中に配置され、此処に流れる空気へ熱量を与えて、其の気流を温風とさせるのである。
可動ルーバー140は、複数の羽が所定ピッチで配列され、これらが各々、幅方向f1に向きを変える。其の羽は、高さ方向f2を回転軸として所定角度内を回動し、ここを通過する温風は、其の羽の角度に応じて幅方向に制御される。本実施の形態では、この羽がリンク機構(図示なし)によって同時に方向転換することとされ、これらの向きが制御モータ130によって調整される。
燃料タンク170は、内部に燃料を蓄積する殻状構造(以下、貯液構造部)を主構造とし、これが筐体110の底面113dに面して配置されている。燃料タンク170は、揚水管162が設けられ、タンク内の燃料は、燃料ポンプ160が駆動することで、「揚水管162→燃料ポンプ160→送水管161→バーナー格納部151」といった経路を辿り、バーナーで消費されることとなる。
本実施の形態に係る筐体110は、正面114aに吹出口112が設けられ、ここから温風が吹出される。かかる筐体110の正面114aは、吹出口112が幅方向の略全範囲を占める状態で形成されるので、この開口に相当する領域と其れ以外の領域とに区別される。そうすると、正面114aの高さ方向に関する領域は、吹出口112の開口が配置される吹出口領域Dxと、吹出口112の開口を除く領域(非吹出口領域Dy,Dz)に区別されることとなる。このうち、非吹出口領域Dyは、高さ方向f2における鉛直上方側の領域を指すものであって、非吹出口領域Dzは、高さ方向f2における鉛直下方側の領域を指すものである。
本実施の形態では、図2に示す如く、燃料タンク170が非吹出口領域Dzに配置される。この位置関係は幅方向f1の全領域に亘り守られるので、燃料タンク170の長手方向と吹出口112の幅方向f1とが適宜な平行状態を形成することになる。このため、当該ファンヒータ100では、燃料タンクの長手方向と吹出口の幅方向との各寸法が供に長くとも、これらが互いに交差することはないので、吹出口112での気流確保が約束される。従って、燃料タンクは容積を大きくすることが可能となり、吹出口は広い範囲に温風を送り出すことが可能となる。
上述した実施の形態では、燃料タンク(貯液構造部)が非吹出口領域Dzに配置されているが、当該貯液タンクを上方側の非吹出口領域Dyに配置されても良い(図3参照)。これによれば、燃料タンクをカートリッジ式とする場合、当該タンクの出し入れが容易となる他、タンク収容部の構造が簡素化される。
また、本実施の形態では、燃料タンク(貯液構造部)の全てが非吹出口領域に配置されているので、当該タンクの上方のスペースが燃焼部等のレイアウトスペースとして有効活用される。但し、これに限らず、非吹出口領域に配置されなければならないのは、貯液タンクの構造のうち、筐体110の正面114a(吹出面)に対面して配される部位(吹出側タンク部位)170aである。これが非吹出口領域に配置されると、吹出口近傍の空間では、放熱口領域Dxを鉛直方向の何れかへ避けた領域(非放熱口領域)に貯液構造部が配置されることになるからである。
また、筐体110には、上述の如く、可動式ルーバー140が設けられているのが好ましい。これによれば、吹出口112の幅寸法を十分に確保できることから、送風制御範囲Rw(ルーバーによって広げられる送風範囲)が十分に広げられる。この送風制御範囲Rwが広いことは、人の存在する場所等に温風を送る際に好適となる。
100 ファンヒータ, 110 筐体, 111 吸気口, 112 吹出口,114a 吹出面, 114b 背面, 114c 天面, 114d 底面, 114e 右側面, 114f 左側面, 120 通風ダクト, 121 吸入口, 122 吐出口, 123 送風ファン, 130 アクチュエータ, 140 可動ルーバー, 151 バーナー格納部, 152 燃焼部, 160 燃料ポンプ, 161 送液管, 162 吸液管, 170 燃料タンク, 171a 吹出側タンク部位, Dx 吹出口領域, Dy〜Dz 非吹出口領域。

Claims (3)

  1. 送風経路に空気の流れを形成する送風ファンと、前記送風経路に流れる空気へ熱量を与えて前記空気の流れを温風とさせる発熱部と、前記熱量の生成時に消費される燃料が蓄えられた燃料タンクと、前記発熱部及び前記燃料タンクが収容された筐体と、前記筐体の内部から外部へ向けて前記温風の流れが形成される吹出口と、を備え、
    前記燃料タンクは、其の長手方向が前記吹出口の幅方向に略一致する状態で配置され、前記燃料タンクのうち前記筐体の吹出面に対面して配される吹出側タンク部位は、前記吹出面の吹出口領域を鉛直方向へ避けた非吹出口領域に配置される、ことを特徴とするファンヒータ。
  2. 前記燃料タンクは、貯液構造部の全てが前記非吹出口領域に配される、ことを特徴とする請求項1に記載のファンヒータ。
  3. 前記筐体には、前記温風の流路変更を行う可動式ルーバーが設けられている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファンヒータ。
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