JP2016032305A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】コイル素線の巻数を確保しつつ高強度なコア用インシュレータを備えた回転電機を構成する。【解決手段】ティース部12からティースフランジ部13に亘る領域を覆うインシュレータ20が、ティース部12を覆うティースカバー部22と、ティースフランジ部13を覆う位置のフランジカバー部23とで構成されている。ティースカバー部22とフランジカバー部23との境界位置に補強部Tが形成され、補強部Tは、ティースカバー部22の外周の複数層のコイル素線32のうち所定層のコイル素線32が接触する第1規制面Raと、所定層の上に巻き付けられるコイル素線32の巻回領域を拡大する領域に形成される第2規制面Rbとを備えている。【選択図】図9
Description
本発明は、回転電機に関し、詳しくは、複数のティース部にコイル素線を巻き付ける技術に関する。
上記のように構成された回転電機として特許文献1には、リング状のステータコアの内周側に複数のティース部を形成し、これをインシュレータに重ねて配置し、このインシュレータが配置されたティース部にコイル素線を巻き付けてステータが構成されている。この特許文献1では、ティース部の突出側の端部には周方向に伸びるフランジ状部が形成されることから、ステータコアの内面と、ティース部の外面と、ティース部のフランジ状部とで取り囲まれた部位にコイルスロットが形成される。
例えば、ブラシレスDCモータとして構成される回転電機では、回転軸芯を中心に配置される環状のヨーク部と、ヨーク部から径方向に突出する複数のティース部と、複数のティース部の突出端において回転軸芯を中心とする周方向に張り出すティースフランジ部とで成るコアを備えている。
このような回転電機では、ティース部からティースフランジ部に亘る領域に樹脂製のインシュレータを装着し、このインシュレータのティース部にコイル素線を巻き付ける構成も多く採用されている。
インシュレータのうちティース部にコイル素線を巻き付ける場合には、特許文献1にも記載されるように、先端からコイル素線を送り出すように構成されたワイヤニードルが用いられ、巻き付け時には弛みを抑制するためにコイル素線に張力を作用させている。しかしながら、ワイヤ素線に対して張力を作用させる状態で巻き付けを行った場合には、先に巻き付けたコイル素線の張力に対して、次に巻き付けるコイル素線の張力に加わるため、インシュレータに過剰な圧力が作用し、インシュレータに亀裂を招くことがあった。
この亀裂は、インシュレータのうちティース部を覆う部位と、ティースフランジ部を覆う部位との境界に発生することが多い。その理由としては、ティース部を覆う部位と、ティースフランジ部を覆う部位との境界に対して、コイル素線からの圧力が集中することに起因している。このような不都合に対し、インシュレータの厚みを増大させることも考えられるが、インシュレータの厚みを単純に増大させた場合には、コイル素線の巻数が減少し、回転電機の性能を低下させるため改善の余地がある。
本発明の目的は、コイル素線の巻数を確保しつつ高強度なコア用インシュレータを備えた回転電機を構成する点にある。
本発明の特徴は、回転軸芯を中心に配置される環状のヨーク部と、前記ヨーク部から径方向に突出する複数のティース部と、複数の前記ティース部の突出端において前記回転軸芯を中心とする周方向に張り出すティースフランジ部とを有するコアを備えると共に、
前記ティース部から前記ティースフランジ部に亘る領域を覆うインシュレータを備え、
前記インシュレータが、前記ティース部の外周を覆う位置に配置されコイル素線が巻き付けられるティースカバー部と、前記ティースフランジ部を覆う位置に配置されるフランジカバー部とを備えており、
前記ティースカバー部と前記フランジカバー部との境界位置に補強部が形成され、当該補強部が、前記ティースカバー部の外周に巻き付けられる複数層のコイル素線のうち所定層の端部に位置するコイル素線が接触する第1規制面と、前記所定層の上に巻き付けられるコイル素線の巻回領域を拡大するよう前記第1規制面に比べて緩い傾斜となる第2規制面とを備えている点にある。
前記ティース部から前記ティースフランジ部に亘る領域を覆うインシュレータを備え、
前記インシュレータが、前記ティース部の外周を覆う位置に配置されコイル素線が巻き付けられるティースカバー部と、前記ティースフランジ部を覆う位置に配置されるフランジカバー部とを備えており、
前記ティースカバー部と前記フランジカバー部との境界位置に補強部が形成され、当該補強部が、前記ティースカバー部の外周に巻き付けられる複数層のコイル素線のうち所定層の端部に位置するコイル素線が接触する第1規制面と、前記所定層の上に巻き付けられるコイル素線の巻回領域を拡大するよう前記第1規制面に比べて緩い傾斜となる第2規制面とを備えている点にある。
この構成によると、ティースカバー部の外周に所定層のコイル素線を巻き付けた場合には、この所定層に達するまでのコイル素線は第1規制面に接触する。この上にコイル素線を巻き付ける場合には、第1規制面よりコアのティースフランジ部に接近する方向に変位した第2規制面に接触する位置までコイル素線が巻き付けられる。つまり、この構成の一例を図10のように構成すると、インシュレータ20に対して第1規制面Raと第2規制面Rbとを備えた厚肉状の補強部Tが形成される。この構成においてインシュレータ20の縦面カバー壁22Aに巻き付けられる端部位置のコイル素線32からティース部12の長手方向(同図の左右方向)に圧力が作用した場合には、この圧力を補強部Tで受け止めることが可能となる。更に、所定層の上に巻き付けられるコイル素線32は、隣接するもの同士に間隙が拡大する傾向にあるため、ティース部12の長手方向に圧力が作用することがない。このような理由から、第2規制面Rbはコイル素線32を受け止める機能を有していれば良く、強度を高めるための厚肉部を必要とせず、コイル素線32の巻数が減じられる不都合も抑制できる。
従って、コイル素線の巻数を確保しつつ高強度なコア用インシュレータを備えた回転電機が構成された。
従って、コイル素線の巻数を確保しつつ高強度なコア用インシュレータを備えた回転電機が構成された。
本発明は、前記第1規制面と前記第2規制面との境界部分が滑らかに連なる曲面に成形されても良い。
これによると、例えば、境界部分にエッジが形成されるものと比較して、第1規制面と第2規制面との境界部分にコイル素線が接触した場合に、境界部分からコイル素線に対して圧力が集中することがない。また、境界部分にエッジが形成されるものでは、エッジにコイル素線が接触して引っ掛かりコイル素線の変位が困難になるが、境界部分が滑らかな曲面に成形されたものでは、境界部分でコイル素線を円滑に滑らせることが可能となり過剰な張力を作用させることもない。従って、境界部分での圧力の集中や過剰な張力の作用を解消してコイル素線の断線の抑制が可能となる。
本発明は、前記巻回領域に対して、前記ヨーク部に隣接する基端位置からコイル素線の巻き付けを開始することで巻付位置が前記第1規制面に達する第1層と、当該第1層の上側にコイル素線を重ねるように前記第1規制面から巻き付けを行うことで巻付位置が前記基端位置に達する第2層と、当該第2層の上側にコイル素線を重ねるように前記基端位置から巻き付けを行うことで巻付位置が前記第2規制面に達する第3層とが形成され、
前記所定層が、第2層であっても良い。
前記所定層が、第2層であっても良い。
コイル素線は密巻されることが理想であるが、密巻状態を維持できるのは下層だけであり、現実には3層あるいは4層においては密巻を行い難く、隣接するコイル素線の間隔が拡大する。また、ヨーク部に隣接する位置からコイル素線の巻き付けを開始した場合には、第2規制面にコイル素線が接触する層のうち、コイル素線同士の間隔が拡大する層は、第3層又は第5層となる。このような理由から、第1規制面にコイル素線が接触する層を第2層とし、第2規制面にコイル素線が接触する層を第3層とすることにより、コイル素線の間隔が不均一に拡大するため補強部のサイズを小さくできる。
本発明は、前記第1規制面が、前記ティース部の延出方向に沿う径方向ラインに対して120度の傾斜角で形成され、前記第2規制面が前記径方向ラインに対して120〜180度の範囲の角度で形成されても良い。
これによると、例えば、インシュレータのうちティース部の外面に第1層となるコイル素線を密巻状態で巻き付け、この第1層の上に第2層となるコイル素線を密巻状態で巻き付ける場合には、第1層のコイル素線同士の中間の谷状の部位に第2層のコイル素線を巻き付けることになる。このように第1層と第2層とを形成した場合には、第1規制面をティース部の延出方向に沿う径方向ラインに対して120度の傾斜角で形成することにより隙間なく接触させることが可能となる。そして、第3層のコイル素線が接触する第2規制面の角度を第1規制面の傾斜角より大きくすることによりコイル素線を無理なく巻き付けることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔基本構成〕
図1に示すように、ハウジング1の内部に回転軸芯Xと同軸芯上に、その両端がハウジング1に支持される支持シャフト2を備え、この支持シャフト2に外嵌する状態で回転自在となる筒状の回転シャフト3を備えている。この回転シャフト3と一体回転するロータAを備え、このロータAを取り囲む領域にステータBを備えて回転電機としてのブラシレス型の電動モータが構成されている。
〔基本構成〕
図1に示すように、ハウジング1の内部に回転軸芯Xと同軸芯上に、その両端がハウジング1に支持される支持シャフト2を備え、この支持シャフト2に外嵌する状態で回転自在となる筒状の回転シャフト3を備えている。この回転シャフト3と一体回転するロータAを備え、このロータAを取り囲む領域にステータBを備えて回転電機としてのブラシレス型の電動モータが構成されている。
回転シャフト3は樹脂で形成され、その軸端にインペラ4が一体的に形成されている。このインペラ4をポンプハウジング5に収容することにより、この電動モータは、乗用車等の車両において、インバータに冷却水を循環させるウォータポンプや、エンジンとラジエータとの間で冷却水を循環させるウォータポンプ等に利用される。
回転電機としてブラシレス型の電動モータを例に挙げているが、この構成の電動モータは、三相モータと基本的に共通する構成であるため、三相モータとして構成しても良い。更に、この構成のモータは回転シャフト3を回転させることにより発電機として機能するものであり、本発明の構成を発電機として用いても良い。
ロータAは、回転シャフト3と一体回転するバックヨーク6と、このバックヨーク6に埋め込まれた複数の永久磁石7とを備えることにより全体的に円柱状に構成されている。バックヨーク6は磁性鋼板を積層して構成され、このバックヨーク6は樹脂により回転シャフト3と一体化されている。
図1、図2に示すように、ステータBは、回転軸芯Xを中心とするリング状領域に配置されるヨーク部11と、このヨーク部11から回転軸芯Xの方向に突出する6つのティース部12と、複数のティース部12の突出端において、周方向に張り出すティースフランジ部13とを備えることでコアを構成している。これら、ヨーク部11と複数のティース部12と複数のティースフランジ部13とは磁性鋼板を積層して構成されている。
また、ヨーク部11と複数のティース部12とティースフランジ部13とに絶縁性の樹脂で成るインシュレータ20を外嵌すると共に、このインシュレータ20のうちティース部12を覆うティースカバー部22(図3〜図6を参照)に対してコイル素線32を巻き付けてコイルBcが形成されている。
このインシュレータ20は、2つ用いられ、各々のインシュレータ20を回転軸芯Xに沿う方向からコアを挟み込む位置に配置する形態で使用される。コイル素線32は、断面形状が円形となる銅線の表面にポリウレタンやポリエステル等の絶縁性の樹脂を被覆したものが用いられている。
〔ステータの詳細〕
図2〜図6に示すように、各々のティース部12は、回転軸芯Xを中心にする放射状(径方向)に伸びる姿勢の放射ラインYに沿って形成されている。これらのティース部12は、回転軸芯Xに平行であり、放射ラインYにも沿う平行姿勢となる一対の縦面12Aと、これに直交する姿勢(回転軸芯Xにも直交する姿勢)となる一対の横面12Bとを備えることで、断面形状が矩形に形成されている。具体的には、縦面12Aの寸法(回転軸芯Xに沿う方向での寸法)が、横面12Bの寸法(回転軸芯Xに直交する方向での寸法)より長く設定されている。
図2〜図6に示すように、各々のティース部12は、回転軸芯Xを中心にする放射状(径方向)に伸びる姿勢の放射ラインYに沿って形成されている。これらのティース部12は、回転軸芯Xに平行であり、放射ラインYにも沿う平行姿勢となる一対の縦面12Aと、これに直交する姿勢(回転軸芯Xにも直交する姿勢)となる一対の横面12Bとを備えることで、断面形状が矩形に形成されている。具体的には、縦面12Aの寸法(回転軸芯Xに沿う方向での寸法)が、横面12Bの寸法(回転軸芯Xに直交する方向での寸法)より長く設定されている。
ヨーク部11のうち、ティース部12が接続する部位は、回転軸芯Xに沿う方向視において、放射ラインYと直交する姿勢となるヨーク内面11Sが形成され、このヨーク内面11Sは、回転軸芯Xを中心とする正6角形の6つの辺上に配置される。
図11に示すように、回転軸芯Xに沿う方向視において、ティースフランジ部13のうちヨーク部11に対向するフランジ内面13Sが、このティースフランジ部13の周方向への延出端ほどヨーク内面11Sから離間する傾斜姿勢で形成され、このフランジ内面13Sと放射ラインY(径方向ラインの一例)とで成す傾斜角αが120度に設定されている。また、図2に示すように、このティースフランジ部13のうち、回転軸芯Xに向かうフランジ外面13Tは、ロータAの外周に沿う円弧状に成形され、複数のティースフランジ部13の隣り合うものの中間には、フランジ間隙13Uが形成されている。
〔インシュレータ〕
図3〜図6に示すように、インシュレータ20は、ヨーク部11を覆うヨークカバー部21と、ティース部12を覆うティースカバー部22と、ティースフランジ部13を覆うフランジカバー部23とを一体形成した構成を有している。
図3〜図6に示すように、インシュレータ20は、ヨーク部11を覆うヨークカバー部21と、ティース部12を覆うティースカバー部22と、ティースフランジ部13を覆うフランジカバー部23とを一体形成した構成を有している。
ヨークカバー部21は、ヨーク内面11Sを覆う内面カバー壁21Sと、ヨーク部11の端面(回転軸芯Xに直交する面)を覆う基端側カバー壁21Aとを備えている。また、ティースカバー部22は、ティース部12の縦面12Aを覆う縦面カバー壁22Aと、ティース部12の横面12Bを覆う横面カバー壁22Bとを備えている。フランジカバー部23は、フランジ内面13Sを覆うフランジカバー壁23Sと、ティースフランジ部13の端面(回転軸芯Xに直交する面)を覆う先端側カバー壁23Aとを備えている。
ヨークカバー部21には、基端側カバー壁21Aと、ティースカバー部22の横面カバー壁22Bとに直交する姿勢(回転軸芯Xに平行姿勢)の基端壁21Bが形成されている。また、フランジカバー部23には、先端側カバー壁23Aと、ティースカバー部22の横面カバー壁22Bとに直交する姿勢(回転軸芯Xに平行姿勢)となる先端壁23Bが形成されている。
この基端壁21Bと先端壁23Bとは、インシュレータ20の厚みを増大させることにより壁状に形成され、ティースカバー部22の外周にコイル素線32が巻き付けられる場合に放射ラインYの方向での巻き付けの限界を決めると同時に、複数層のコイル素線32の崩れを抑制するために機能する。
尚、縦面カバー壁22Aと、内面カバー壁21Sと、フランジカバー壁23Sとで取り囲まれる領域にコイルスロットが形成され、コイル素線32をインシュレータ20のティースカバー部22の外面に巻き付けることにより、コイルBcは、コイルスロットに収容される。
このインシュレータ20では、ティースカバー部22の外面にコイル素線32が複数層に巻き付けられるコイル巻回領域が形成されている。このコイル巻回領域は、ヨーク部11の流れ方向(放射ラインYに沿う方向)においてコイル素線32の巻回が可能な距離として捉えることが可能である。コイル巻回領域において複数層に巻き付けられるコイル素線32は、ヨーク部11の基端側の内面カバー壁21S及び基端壁21Bに接触し、ヨーク部11の先端側においてコイル素線32がフランジカバー壁23S及び先端壁23Bに接触する。
また、フランジカバー部23のフランジカバー壁23Sがコイル素線32に接触して規制する規制面Rとして形成されている。
特に、コイル巻回領域に対してコイル素線32を複数層に巻き付ける場合には、コイル素線32に張力を作用させるため、複数層のコイル素線32の張力が重畳して作用する結果、インシュレータ20のうち縦面カバー壁22Aとフランジカバー壁23Sとの境界部分にコイル素線32の張力に起因する応力が強く作用し、この境界部位に亀裂を発生させることもあった。
この境界部分の亀裂を抑制するために、本発明では、境界部分に圧肉となる補強部Tを形成すると共に、補強部Tの表面形状の設定により、応力の分散を可能にしている。
補強部Tは、図5及び図9〜図11に示すように、インシュレータ20のうちフランジカバー壁23Sと先端壁23Bとに近接する部位に形成されている。つまり、一方の補強部Tは、フランジカバー壁23Sのうち、縦面カバー壁22Aに近接する部位の厚さを、このフランジカバー壁23Sの他の領域の厚さより厚くして形成されている。他方の補強部Tは、先端壁23Bのうち横面カバー壁22Bに近接する部位の厚さを、この先端壁23Bの他の領域の厚さより厚くして形成されている。
尚、インシュレータ20を補強する観点からすると、補強部Tは、インシュレータ20のうちフランジカバー壁23Sと横面カバー壁22Bとに近接する部位に形成されたものだけを備えても良いが、コイル素線32の巻回を良好に行うためにヨークカバー部21の全周を取り囲む領域に補強部Tを形成している。
このように補強部Tを形成することにより、縦面カバー壁22Aに連なる領域には、第1規制面Raが形成され、この第1規制面Raからフランジカバー壁23Sに連なる領域に第2規制面Rbが形成される。特に、第1規制面Raと第2規制面Rbとの境界部分の断面形状が、第1規制面Raと第2規制面Rbとに滑らかに連なる曲面Rxに形成され、巻き付け時にコイル素線32を傷めず、断線を招かないように構成されている。
この実施形態では、第1規制面Raが、第1層L1と第2層L2との端部のコイル素線32が接触する領域に形成され、第2規制面Rbが第3層のコイル素線32が接触する領域に形成されている。また、第1規制面Raは、フランジ内面13Sと放射ラインYとで成す傾斜角αと等しい角度(120度)で形成され、第2規制面Rbは、放射ラインYと成す角度βが傾斜角αより大きくして形成されている。傾斜角αは、第1層L1と第2層L2にコイル素線32を密巻き状態で巻き付けた場合に、第1層L1と第2層L2が第1規制面Raに対して等しい圧力で接触する角度である。
つまり、第1規制面Raは、第1層L1と第2層L2とのコイル素線32が接触することにより決まった領域にコイル素線32の巻き付けを可能にするものであり、第2規制面Rbは第3層のコイル素線32が接触するが、第1層L1と第2層L2と比較してコイル素線32が巻き付けられる領域(コイル素線32の巻回領域)を拡大する。
〔コイル素線の巻き付け形態〕
ステータBにコイル素線32を巻き付ける場合には、専用の巻付装置を用い、この巻付装置のノズル31の先端からコイル素線32を送り出すと共に、ステータBとノズル31とを相対的移動させる制御が行われる。この巻付装置では、コイル素線32をティースカバー部22に巻き付ける際にティース部12の突出方向(放射ラインYに沿う方向)の巻付位置の設定が可能であり、この設定により密巻を実現している。このコイル素線32の巻き付けは、コイル素線32に対して設定された張力を作用させる状態で行われる。
ステータBにコイル素線32を巻き付ける場合には、専用の巻付装置を用い、この巻付装置のノズル31の先端からコイル素線32を送り出すと共に、ステータBとノズル31とを相対的移動させる制御が行われる。この巻付装置では、コイル素線32をティースカバー部22に巻き付ける際にティース部12の突出方向(放射ラインYに沿う方向)の巻付位置の設定が可能であり、この設定により密巻を実現している。このコイル素線32の巻き付けは、コイル素線32に対して設定された張力を作用させる状態で行われる。
また、ティースカバー部22に対して第1層L1の位置にコイル素線32を巻き付ける場合には、図7に示すように、ティース部12の基端位置(基端側カバー壁21Aの位置)からコイル素線32の巻き付けを開始し、巻付位置をティースフランジ部13の方向に移動させる。この第1層L1は、図8に示すように、巻き付け位置が第1規制面Raに接触するまで継続され、第1規制面Raにコイル素線32が接触することで、コイル素線32を密着させる方向に力が作用する。これにより、第1層L1において隣接するコイル素線32に間隙が存在していても、この第1規制面Raから作用する圧力により第1層L1では隣接するコイル素線同士が接触する密巻き状態となる。
また、第2層L2にコイル素線32を巻き付ける場合には、第1層L1のコイル素線32の上層にコイル素線32を重ね、図10に示すように、第1規制面Raに接触する位置からティース部12の基端位置の方向に巻付位置を移動させる形態での巻き付けが行われる。この巻き付けでは、第1層L1のコイル素線32の隣接するもの同士の間の谷状の部位に、この第2層L2のコイル素線32を巻き付ける形態となり、隣接するコイル素線32が密巻するに必要なピッチで行われる。そして、この巻き付けは、第2層L2では第1規制面Raからティース部12の基端側(基端側カバー壁21Aの位置)に接触するまで継続される。従って、この第2層L2では、第1層L1と略同じ回数だけ巻き付けが行われる。
次に、第3層L3にコイル素線32を巻き付ける場合には、第2層L2のコイル素線32の上層にコイル素線32を重ね、ティース部12の基端側(基端側カバー壁21Aの位置)からコイル素線32の巻き付けを開始し、巻付位置をティースフランジ部13の方向に移動させることになる。
この第3層L3にコイル素線32を巻き付ける場合には、ティース部12の基端側からコイル素線32の巻き付けを開始し、コイル素線32を密巻にするように移動ピッチを設定して巻付位置をティースフランジ部13の方向に移動させる。しかしながら、このように密巻を行うように移動ピッチを決めていても第3層L3ではコイル素線同士の間隔が拡大し不均一になることが多い。従って、図10に示すように、巻付位置が第2規制面Rbに達することにより、コイル素線同士の間隔は不均一になる傾向のまま第2規制面Rbに接触した後にも規制面Rに達するまで巻き付けが行われる。
尚、この第3層L3にコイル素線32を巻き付ける場合には、巻回領域が拡大しているため巻数は第1層L1、第2層L2に対する巻数より大きい数に設定される。
この後に第4層L4にコイル素線32を巻き付ける場合には、規制面Rからティース部12の基端側へ巻付位置を移動させ、内面カバー壁21Sに接触するまで継続され、第3層L3における巻数と等しい巻数が設定される。図面には第4層L4までを示しているが、コイル素線32は多数層に巻回され、下層のコイル素線32は、先に巻き付けたコイル素線32(第1層L1)の張力に対して次に巻き付けるコイル素線32(第2層L2)の張力も加わるため、インシュレータ20に大きい圧力が掛かる。しかし、上層のコイル素線32(第3層L3より上層)は巻付状態が密とはなり難く、巻き付けるコイル素線自体に巻付張力だけが掛かるものの、下層のコイル素線32には、それ程圧力は掛からず、コイル素線32からヨーク部11の長手方向に圧力が作用することもない。よってインシュレータ20に掛かる圧力が低減される。
〔実施形態の効果〕
このように本発明の電動モータ(回転電機)では、コアを構成するヨーク部11とティース部12とティースフランジ部13とを覆うインシュレータ20の一部であって、第1層L1と第2層L2とに対応する領域に補強部Tを形成する。これにより、コイル素線32からインシュレータ20に対して強く圧力が作用する部位を補強にしてインシュレータ20における亀裂の発生を抑制する。
このように本発明の電動モータ(回転電機)では、コアを構成するヨーク部11とティース部12とティースフランジ部13とを覆うインシュレータ20の一部であって、第1層L1と第2層L2とに対応する領域に補強部Tを形成する。これにより、コイル素線32からインシュレータ20に対して強く圧力が作用する部位を補強にしてインシュレータ20における亀裂の発生を抑制する。
特に、補強部Tの第1規制面Raを規制面Rと平行姿勢の傾斜面に形成したため、第1層L1にコイル素線32を巻き付けた場合に、巻き付け時の圧力をヨーク部11の長手方向(放射ラインY・径方向ラインに沿う方向)に作用させ、隣接するコイル素線32の間隙を小さくして密巻を可能にする。また、第1規制面Raが第1層L1と第2層L2とに対応するサイズで形成されるため、密巻時にヨーク部11の長手方向に作用する力を、厚肉となる第1規制面Raで強固に受け止め得るものとなる。
更に、第3層L3等の上層のコイル素線32をフランジカバー壁23Sの規制面Rに直接的に接触させても、コイル素線32からの圧力が作用することは殆どなく、フランジカバー壁23Sを薄肉のまま用いることを可能にする。この構成により、補強部Tの断面積を小さくできるため、コイルスロットの断面積の低下を抑制し、コイル素線32の巻数の低下の抑制も可能にしている。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い。
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い。
(a)第1規制面Raの傾斜角は、ティースフランジ部13の傾斜角と平行することが望ましいが、必ずしも平行でなくても良い。また、第2規制面Rbと放射ラインY(径方向ラインの一例)と成す角度βは、120〜180度の範囲において任意に設定して良い。
(b)第1規制面Raを第1層L1〜第4層L4に対応するサイズに形成する。このように構成したものは、第1層L1〜第4層L4においてコイル素線32を密巻できるものに対応することが可能となり、良好な補強の効果を得る。
(c)図12に示すように、環状のヨーク部11の外周位置から外方に向けて複数のティース部12を形成し、これらのティース部12の突出側の端部にティースフランジ部13を形成した構造のステータBに本発明の規制面Rを形成する。
この別実施形態(c)では、磁界を作用させるロータAがリング状に形成されるものを想定しており、このように構成される電動モータでも、インシュレータ20に補強部Tを形成し、この補強部Tに第1規制面Raと第2規制面Rbとをすることにより、インシュレータ20の補強が実現する。
本発明は、コアのティース部からティースフランジ部を覆うインシュレータに対してコイル素線を巻き付ける構成の回転電機に利用することができる。
11 ヨーク部
12 ティース部
13 ティースフランジ部
20 インシュレータ
22 ティースカバー部
23 フランジカバー部
32 コイル素線
L1 第1層
L2 第2層
L3 第3層
Ra 第1規制面
Rb 第2規制面
Rx 曲面
T 補強部
X 回転軸芯
Y 径方向ライン(放射ライン)
α 傾斜角
β 角度
12 ティース部
13 ティースフランジ部
20 インシュレータ
22 ティースカバー部
23 フランジカバー部
32 コイル素線
L1 第1層
L2 第2層
L3 第3層
Ra 第1規制面
Rb 第2規制面
Rx 曲面
T 補強部
X 回転軸芯
Y 径方向ライン(放射ライン)
α 傾斜角
β 角度
Claims (4)
- 回転軸芯を中心に配置される環状のヨーク部と、前記ヨーク部から径方向に突出する複数のティース部と、複数の前記ティース部の突出端において前記回転軸芯を中心とする周方向に張り出すティースフランジ部とを有するコアを備えると共に、
前記ティース部から前記ティースフランジ部に亘る領域を覆うインシュレータを備え、
前記インシュレータが、前記ティース部の外周を覆う位置に配置されコイル素線が巻き付けられるティースカバー部と、前記ティースフランジ部を覆う位置に配置されるフランジカバー部とを備えており、
前記ティースカバー部と前記フランジカバー部との境界位置に補強部が形成され、当該補強部が、前記ティースカバー部の外周に巻き付けられる複数層のコイル素線のうち所定層の端部に位置するコイル素線が接触する第1規制面と、前記所定層の上に巻き付けられるコイル素線の巻回領域を拡大するよう前記第1規制面に比べて緩い傾斜となる第2規制面とを備えている回転電機。 - 前記第1規制面と前記第2規制面との境界部分が滑らかに連なる曲面に成形されている請求項1記載の回転電機。
- 前記巻回領域に対して、前記ヨーク部に隣接する基端位置からコイル素線の巻き付けを開始することで巻付位置が前記第1規制面に達する第1層と、当該第1層の上側にコイル素線を重ねるように前記第1規制面から巻き付けを行うことで巻付位置が前記基端位置に達する第2層と、当該第2層の上側にコイル素線を重ねるように前記基端位置から巻き付けを行うことで巻付位置が前記第2規制面に達する第3層とが形成され、
前記所定層が、第2層である請求項1又は2記載の回転電機。 - 前記第1規制面が、前記ティース部の延出方向に沿う径方向ラインに対して120度の傾斜角で形成され、前記第2規制面が前記径方向ラインに対して120〜180度の範囲の角度で形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転電機。
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