JP2016028549A - 機器管理システムおよび機器管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】需要家に設置されている機器とメータ装置との接続を確立するための設定が容易な機器管理システムおよび機器管理方法を提供する。
【解決手段】需要家100のユーザは、機器2の登録データを需要家100の住所等の識別データと一緒に、情報端末を用いてたとえばインターネット経由で電力会社200の管理装置3に入力する。管理装置3は、入力された住所等から対応するメータ番号を検索し、このメータ番号を識別データとして、このメータ番号が割り当てられているメータ装置1に対し、入力された登録データを第2の通信経路102を介して送信する。メータ装置1は、受信した登録データを第1の通信経路101を介して同じ需要家100内の機器2に送信する。機器2は、メータ装置1から受信した登録データを自身の登録データと照合し、両者が一致すれば、登録データの送信元のメータ装置1との接続を確立する。
【選択図】図1
【解決手段】需要家100のユーザは、機器2の登録データを需要家100の住所等の識別データと一緒に、情報端末を用いてたとえばインターネット経由で電力会社200の管理装置3に入力する。管理装置3は、入力された住所等から対応するメータ番号を検索し、このメータ番号を識別データとして、このメータ番号が割り当てられているメータ装置1に対し、入力された登録データを第2の通信経路102を介して送信する。メータ装置1は、受信した登録データを第1の通信経路101を介して同じ需要家100内の機器2に送信する。機器2は、メータ装置1から受信した登録データを自身の登録データと照合し、両者が一致すれば、登録データの送信元のメータ装置1との接続を確立する。
【選択図】図1
Description
本発明は、需要家に設置されているメータ装置と機器との間で通信を行う機器管理システムおよび機器管理方法に関する。
従来から、需要家(住宅)に設置されたメータ装置(電力メータ)として、電力線搬送通信や無線通信等を介して検針結果(商用電源の電力使用量)を電力会社に送信することにより、遠隔検針可能としたメータ装置が提案されている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1に記載のメータ装置は、電力会社との通信だけでなく、需要家に設置されている機器(パワーコンディショナ)とも電力線搬送通信または無線通信により通信可能に構成されている。
これにより、メータ装置と通信可能な機器は、メータ装置にて計測された電力情報をメータ装置から容易に取得することができ、正確な電力管理が可能となる。また、この機器(パワーコンディショナ)は、宅内の表示装置とも通信可能に構成され、電力情報を含む電力関連情報を表示装置に伝達することにより、ユーザが視認可能な態様で電力関連情報を表示させる。
ところで、上述したように需要家に設置されているメータ装置と機器とを通信可能とするためには、機器はメータ装置との接続を確立する必要がある。つまり、機器の追加・変更時には、新設された機器とメータ装置との間で通信を開始するために、メータ装置と機器との接続を確立する設定が必要である。
ただし、メータ装置は通常、電力会社の管理下にあってユーザがデータを手入力するためのインタフェースを有していないので、メータ装置に対しては機器を特定するためのデータの手入力によらない接続が求められる。メータ装置と通信する機器がたとえばパワーコンディショナだけであれば、機器の設置時に作業者がメータ装置との接続を確立する設定を行うこともできるが、メータ装置と通信する機器の追加・変更を考慮した場合、作業者が毎回設定を行うのは効率的でない。
本発明は上記事由に鑑みて為されており、需要家に設置されている機器とメータ装置との接続を確立するための設定が容易な機器管理システムおよび機器管理方法を提供することを目的とする。
本発明の機器管理システムは、需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、第2の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する管理装置とを備え、前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データを前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第2の通信経路を介して送信し、前記メータ装置は、前記管理装置から前記登録データを受信すると、当該登録データを前記第1の通信経路を介して前記機器に送信し、前記機器は、前記メータ装置から受信した前記登録データが自身に割り当てられている前記登録データに一致すれば当該メータ装置との接続を確立することを特徴とする。
本発明の他の機器管理システムは、需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、第3の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信を行う保守端末と、第4の通信経路を介して前記保守端末との間で通信する管理装置とを備え、前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データと前記識別データとを対応付けて前記保守端末に対し前記第4の通信経路を介して送信し、前記保守端末は、前記管理装置から前記登録データおよび前記識別データを受信した後、前記登録データを当該登録データに対応する前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第3の通信経路を介して送信し、前記メータ装置は、前記保守端末から前記登録データを受信すると、当該登録データを前記第1の通信経路を介して前記機器に送信し、前記機器は、前記メータ装置から受信した前記登録データが自身に割り当てられている前記登録データに一致すれば当該メータ装置との接続を確立することを特徴とする。
本発明のさらに他の機器管理システムは、需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、第2の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する管理装置と、第3の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信を行い且つ第4の通信経路を介して前記管理装置との間で通信する保守端末とを備え、前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データを前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第2の通信経路を介して送信し、且つ当該登録データを送信してから所定時間経過後に前記メータ装置と前記機器との接続が確立していなければ、前記登録データと前記識別データとを対応付けて前記保守端末に対し前記第4の通信経路を介して送信し、前記保守端末は、前記管理装置から前記登録データおよび前記識別データを受信した後、前記登録データを当該登録データに対応する前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第3の通信経路を介して送信し、前記メータ装置は、前記管理装置と前記保守端末とのいずれかから前記登録データを受信すると、当該登録データを前記第1の通信経路を介して前記機器に送信し、前記機器は、前記メータ装置から受信した前記登録データが自身に割り当てられている前記登録データに一致すれば当該メータ装置との接続を確立することを特徴とする。
本発明のさらに他の機器管理システムは、需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、管理装置とを備え、前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データおよび前記識別データに基づいて前記機器と前記メータ装置との通信に必要な設定IDを発行し、前記機器は、前記管理装置で発行された前記設定IDが入力されると、当該設定IDを用いて前記メータ装置との接続を確立することを特徴とする。
本発明の機器管理方法は、需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、第2の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する管理装置とを備えた機器管理システムにおいて、前記機器と前記メータ装置との接続を確立する機器管理方法であって、前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データを前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第2の通信経路を介して送信し、前記メータ装置は、前記管理装置から前記登録データを受信すると、当該登録データを前記第1の通信経路を介して前記機器に送信し、前記機器は、前記メータ装置から受信した前記登録データが自身に割り当てられている前記登録データに一致すれば当該メータ装置との接続を確立することを特徴とする。
本発明の他の機器管理方法は、需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、第2の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する管理装置と、第3の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信を行い且つ第4の通信経路を介して前記管理装置との間で通信する保守端末とを備えた機器管理システムにおいて、前記機器と前記メータ装置との接続を確立する機器管理方法であって、前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データを前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第2の通信経路を介して送信し、且つ当該登録データを送信してから所定時間経過後に前記メータ装置と前記機器との接続が確立していなければ、前記登録データと前記識別データとを対応付けて前記保守端末に対し前記第4の通信経路を介して送信し、前記保守端末は、前記管理装置から前記登録データおよび前記識別データを受信した後、前記登録データを当該登録データに対応する前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第3の通信経路を介して送信し、前記メータ装置は、前記管理装置と前記保守端末とのいずれかから前記登録データを受信すると、当該登録データを前記第1の通信経路を介して前記機器に送信し、前記機器は、前記メータ装置から受信した前記登録データが自身に割り当てられている前記登録データに一致すれば当該メータ装置との接続を確立することを特徴とする。
本発明は、メータ装置に対して機器を特定するためのデータを手入力することなくメータ装置と機器との接続を確立できるので、機器とメータ装置との接続を確立するための設定が容易になるという利点がある。
(実施形態1)
本実施形態の機器管理システム10は、図1に示すように、需要家100に設置されているメータ装置1および機器2と、電力会社(電気事業者)200に運営されている管理装置3とを備えている。以下では、需要家100が戸建て住宅である場合について例示するが、この例に限らず、需要家100はたとえば集合住宅の各住戸、事務所、工場などであってもよい。
本実施形態の機器管理システム10は、図1に示すように、需要家100に設置されているメータ装置1および機器2と、電力会社(電気事業者)200に運営されている管理装置3とを備えている。以下では、需要家100が戸建て住宅である場合について例示するが、この例に限らず、需要家100はたとえば集合住宅の各住戸、事務所、工場などであってもよい。
メータ装置1は、電力会社200から商用電力が供給される配電線4に接続されており、需要家100に供給されている電力を測定する。メータ装置1は、いわゆるスマートメータであって、配電線4に接続されている親機5と通信を行うことにより、測定結果(検針データ)を電力会社200に送信して遠隔検針等を可能にする。親機5とメータ装置1との間の通信は、無線通信や電力線搬送通信(PLC:Power Line Communications)により実現される。また、詳しくは後述するが、メータ装置1は需要家100の機器2と通信する機能も有している。なお、商用電力は、変電所から需要家100の近傍に設置されている電柱(図示せず)に設けられた柱上トランス6に配電され、柱上トランス6にて降圧された後で需要家100に供給される。
親機5は、たとえば需要家100近傍の電柱に設置され、光ファイバ等を用いた専用回線71を経由して上位サーバ8にメータ装置1の測定結果等を送信する。上位サーバ8は、地域ごとに設けられており、専用回線72を介して電力会社200に設置された管理装置3と通信可能に構成されている。これにより、電力会社200の管理装置3とメータ装置1との間には、上位サーバ8と専用回線71,72と親機5とを含む第2の通信経路102が構築される。第2の通信経路102は、メータ装置1と電力会社200との間の情報の提供ルート(いわゆるAルート)に含まれる。
また、本実施形態の機器管理システム10は、電力会社200の作業者が携行する保守端末9をさらに備えている。保守端末9は、表示部91および操作入力部92を有しており、第3の通信経路103を介してメータ装置1との間で近距離通信を行い、第4の通信経路104を介して管理装置3との間で通信する機能を持つ。第3の通信経路103および第4の通信経路104はいずれも無線通信の技術を用いて構築され、第4の通信経路104は、メータ装置1と電力会社200との間の情報の提供ルート(いわゆるAルート)に含まれる。
ここで、保守端末9は、電力会社200の作業者が現場(需要家100)にてメータ装置1の保守、点検などに用いるので、メータ装置1との間の通信は数メートル程度の近距離でのみ可能な近距離通信である。そのため、保守端末9は、ある需要家100のメータ装置1と通信する際、たとえば隣家のメータ装置と誤って通信するようなことはない。なお、本実施形態では、第4の通信経路104は上位サーバ8と保守端末9との間に構築されており、保守端末9は専用回線72および上位サーバ8を介して管理装置3と通信する。保守端末9と上位サーバ8との間の通信は、近距離通信に限らず長距離通信であってもよく、専用のケーブルを用いた有線通信であってもよい。
機器2は、第1の通信経路101を介してメータ装置1との間で通信することにより、メータ装置1と連携して動作する電気機器である。機器2の具体例として、メータ装置1の測定結果等を需要家100の住宅情報盤やテレビ等に表示させる電力監視機器や、需要家100の各種負荷に接続されるHEMS(Home Energy Management System)機器などがある。HEMS機器は、各負荷の電力消費情報等をメータ装置1経由で電力会社200に送信したり、エネルギー需要のピークを抑制(ピークカット)するために電力会社200側からの信号に基づいて負荷を制御したりする。第1の通信経路101は、無線通信や電力線搬送通信などの技術を用いて構築され、メータ装置1からの直接取得を可能とする情報の提供ルート(いわゆるBルート)に含まれる。
機器2は、後述する登録データを記憶するメモリ21と、メータ装置1から登録データを取得する取得部22と、登録データの照合を行う照合部23と、メータ装置1との接続を確立する制御部24とを有している。これらメモリ21、取得部22、照合部23、制御部24の詳しい動作については後述する。
ここで、電力会社200と需要家100との責任分界点Aはメータ装置1にあるので、第1の通信経路101および機器2は需要家100が管理し、管理装置3とメータ装置1と第2〜4の通信経路102〜103と保守端末9とは電力会社200が管理する。
ところで、上述したような構成の機器管理システム10においては、システム導入時や機器2の追加・変更時に、新設された機器2とメータ装置1との間で通信を開始するためには、メータ装置1と機器2との接続を確立する設定が必要である。ただし、メータ装置1は通常、電力会社200の管理下にあってユーザ(需要家100の家人)がデータを手入力するためのインタフェースを有していないので、メータ装置1に対しては機器2を特定するためのデータの手入力によらない接続が求められる。そこで、本実施形態の機器管理システム10は、以下に説明する3通りの方式によりメータ装置1−機器2間の接続を行っている。なお、ここでいう接続は、物理的な接続ではなく、互いに双方向の通信が可能な状態となることを意味する。
第1の方式として、機器管理システム10は、第2の通信経路102を利用してメータ装置1と機器2との接続を行う。
すなわち、管理装置3は、機器2に割り当てられている登録データと、機器2と同じ需要家100に設置されているメータ装置1を特定する識別データとが入力されると、登録データを識別データで特定されるメータ装置1に対して送信する。ここでいう登録データは、機器2に予め割り当てられている固有の番号(登録番号)等であり、機器2のメモリ21に予め記憶され、さらに機器2の銘板(図示せず)等に表記されている。識別データは、メータ装置1に予め割り当てられている固有の番号(メータ番号)等、あるいは需要家100の住所や電話番号や契約者ID等、メータ装置1ごとに対応付けられている情報である。
これらの登録データおよび識別データについては、たとえばユーザが、パーソナルコンピュータ等の情報端末(図示せず)を用いてインターネット経由で電力会社200のWebサイトにアクセスした状態で管理装置3に入力する。また、登録データおよび識別データは、需要家100からたとえば郵送により電力会社200に通知され、電力会社200において担当者にて管理装置3に入力されてもよい。
ここでは、管理装置3は、需要家100の住所などが識別データとして入力された場合、データベースを用いて当該住所に対応するメータ番号を検索し、以降、このメータ番号を識別データとして用いる。メータ番号は、メータ装置1のメモリ(図示せず)に予め記憶され、さらにメータ装置1の銘板(図示せず)等に表記されている。
本実施形態では、管理装置3は、入力された識別データで特定されるメータ装置1が接続されている上位サーバ8に登録データを識別データと一緒に送信する。このとき、管理装置3は、データベースにて住所を入力された契約者IDなどと照合することにより、識別データの入力が正規のユーザによることを確認のうえ、登録データを送信してもよい。つまり、管理装置3は、住所が契約者IDなどと対応しなければ、正規のユーザでないと判断し登録データの送信を行わない。さらに、管理装置3は、機器2の登録番号等を管理している外部データベースを用いて、入力された登録データが正規の登録データあることを確認した上で、登録データを送信してもよい。
上位サーバ8は、管理装置3から受信した識別データで特定されるメータ装置1に対し、専用回線71および親機5を介して登録データを転送する。このように、管理装置3は、入力された識別データで特定されるメータ装置1に対し、第2の通信経路102を介して登録データを送信する。
このとき、管理装置3はメータ装置1に固有の識別データ(メータ番号)により登録データの送信先を決定しているので、メータ装置1は、自身宛の登録データのみを受信することができる。メータ装置1は、管理装置3から登録データを受信すると、この登録データを第1の通信経路101を介して同じ需要家100の機器2に送信する。
機器2は、メータ装置1から第1の通信経路101を介して登録データを受信することにより、取得部22にて登録データを取得する。機器2は、メータ装置1からの登録データを受信すると、取得部22で取得した登録データ(以下、「第1のデータ」という)を、メモリ21内の登録データ(以下、「第2のデータ」という)と照合部23にて照合する。機器2は、第1のデータと第2のデータとが一致すれば、制御部24にて登録データの送信元のメータ装置1との接続を確立し、このメータ装置1との通信を開始する。
要するに、上述した第1の方式によれば、新設された機器2は、自身の登録データをメータ装置1から受信すると、この登録データの送信元のメータ装置1を通信相手として認識し、このメータ装置1との接続を確立する。言い換えれば、機器2は、同じ需要家100のメータ装置1との接続が完了し、以降、このメータ装置1と通信することによりメータ装置1に連携した動作が可能となる。
また、メータ装置1は、機器2に登録データを送信してから所定時間経過した時点で、この機器2との接続の成否を判断し、判断結果を第2の通信経路102を介して管理装置3に送信する。このとき、メータ装置1は、所定時間以内に機器2からの返信があれば機器2との接続が成功したと判断し、返信がなれば接続が失敗したと判断する。したがって、たとえばメータ装置1−機器2間の通信エラーによりメータ装置1と機器2との接続に失敗した場合には、管理装置3は、登録データをメータ装置1に再度送信することにより、メータ装置1−機器2間の接続を再試行できる。
第2の方式として、機器管理システム10は、保守端末9を利用してメータ装置1と機器2との接続を行う。
すなわち、管理装置3は、登録データと識別データとが入力されると、これらの登録データと識別データとを対応付けて、保守端末9に対し第4の通信経路104を介して送信する。
本実施形態では、管理装置3は、入力された識別データで特定されるメータ装置1が接続されている上位サーバ8に登録データと識別データとの組み合わせを送信する。上位サーバ8は、保守端末9に対し、第4の通信経路104を介して登録データおよび識別データの組み合わせを送信する。このように、管理装置3は、入力された登録データおよび識別データの組み合わせを、保守端末9に対し上位サーバ8を介して送信する。言い換えれば、保守端末9は管理装置3から、登録データおよび識別データをダウンロードする。なお、保守端末9は、SDカード等のメモリカードその他のメモリデバイスを用いて、管理装置3から登録データおよび識別データを取得してもよい。つまり、管理装置3が登録データおよび識別データをメモリデバイスに書き込んで、保守端末9がメモリデバイスから登録データおよび識別データを読み出すことで、保守端末9は、第4の通信経路104を通さなくても登録データおよび識別データを取得できる。
保守端末9は、管理装置3から登録データおよび識別データを受信(ダウンロード)すると、登録データおよび識別データを互いに対応付けた状態でメモリ(図示せず)に一時的に記憶する。そして、保守端末9は、管理装置3から登録データおよび識別データを受信した後、メモリに一時的に記憶した登録データをこの登録データに対応する識別データで特定されるメータ装置1に対し第3の通信経路103を介して送信する。
ここで、保守端末9とメータ装置1とは近距離でのみ通信可能であるから、保守端末9からメータ装置1に登録データを送信する際には、保守端末9を携行している作業者は、対象となるメータ装置1の近傍から保守端末9にて登録データの送信を行う。なお、保守端末9は、操作入力部92の操作に応じて、メモリに一時的に記憶した識別データで特定される需要家の住所等を表示部91に表示する機能を有しており、作業者は表示部91の表示を見て対象となる需要家100を特定できる。
メータ装置1は、保守端末9から登録データを受信すると、この登録データを第1の通信経路101を介して同じ需要家100内の機器2に送信する。機器2は、メータ装置1から登録データを受信すると、第1のデータと第2のデータとを照合し、両者が一致すれば、登録データの送信元のメータ装置1との接続を確立し、このメータ装置1との通信を開始する。
また、メータ装置1は、機器2に登録データを送信してから所定時間経過した時点で、この機器2との接続の成否を判断し、判断結果を第3の通信経路103を介して保守端末9に送信する。したがって、メータ装置1と機器2との接続に失敗した場合には、作業者は、保守端末9から登録データをメータ装置1に再度送信させることにより、メータ装置1−機器2間の接続を再試行できる。しかも、作業者は、対象となる需要家100にて登録データの送信作業を行っているので、メータ装置1と機器2との接続に失敗した場合、需要家100を訪問して問題点を確認し、解消することも可能である。
第3の方式として、機器管理システム10は、第2の通信経路102を利用してメータ装置1と機器2との接続を行う第1の方式と、保守端末9を利用してメータ装置1と機器2との接続を行う第2の方式とを併用する。
すなわち、管理装置3は、登録データと識別データとが入力されると、登録データを識別データで特定されるメータ装置1に対し第2の通信経路102を介して送信する。さらに、管理装置3は、第2の通信経路102を介して登録データを送信してから所定時間経過後にメータ装置1と機器2との接続が確立していなければ、登録データと識別データとを対応付けて、保守端末9に対し第4の通信経路104を介して送信する。
この場合において、保守端末9は第2の方式と同様に、管理装置3から登録データおよび識別データを受信すると、登録データをこの登録データに対応する識別データで特定されるメータ装置1に対し第3の通信経路103を介して送信する。
また、メータ装置1は、管理装置3と保守端末9とのいずれかから登録データを受信すると、この登録データを第1の通信経路101を介して同じ需要家100内の機器2に送信する。機器2は、メータ装置1から登録データを受信すると、第1のデータと第2のデータとを照合し、両者が一致すれば、登録データの送信元のメータ装置1との接続を確立し、このメータ装置1との通信を開始する。
要するに、第3の方式では、管理装置3から登録データを受けたメータ装置1が機器2との接続に失敗した場合に、保守端末9から登録データをメータ装置1に再度送信することにより、メータ装置1−機器2間の接続を再試行できる。そして、再試行時には、作業者は、対象となる需要家100にて登録データの送信作業を行っているので、メータ装置1と機器2との接続に再度失敗した場合、需要家100を訪問して問題点を確認し、解消することも可能である。
なお、第1〜3のいずれの方式であっても、管理装置3からメータ装置1に伝達されるデータは、機器2の登録データそのものでなくてもよく、メータ装置1と機器2とを対応付け(紐付け)ることが可能なデータであればよい。
次に、本実施形態の機器管理システム10において、機器2が新設された後、第3の方式によりメータ装置1と機器2との接続を確立するための機器管理方法について、図2を参照して説明する。
まず、機器2が新設された需要家100のユーザは、この機器2の銘板等で登録データを確認し、この登録データを需要家100の住所等の識別データと一緒に、情報端末(図示せず)を用いてインターネット経由で管理装置3に入力する(図2の(1))。あるいは、ユーザが郵送により登録データおよび識別データを電力会社200に通知し、電力会社200の担当者が登録データおよび識別データを管理装置3に入力する。
それから、管理装置3は、入力された住所等から対応するメータ番号を検索し、このメータ番号を識別データとして、このメータ番号が割り当てられているメータ装置1に対し、入力された登録データを第2の通信経路102を介して送信する(図2の(2)、(3))。
その後、管理装置3から登録データを受信したメータ装置1は、受信した登録データを第1の通信経路101を介して同じ需要家100内の機器2に送信する(図2の(4))。登録データを受信した機器2は、取得部22にて登録データを取得し、この取得した登録データ(第1のデータ)と、メモリ21内の登録データ(第2のデータ)とを照合部23で照合する。両者が一致すれば、機器2は登録データの送信元のメータ装置1との通信を制御部24にて確立し、メータ装置1と通信を開始する。
また、メータ装置1と機器2との接続に失敗した場合には、管理装置3は、登録データと識別データとを対応付けて、保守端末9に対し第4の通信経路104を介して送信する(図2の(5))。これにより、保守端末9は、登録データと識別データの組み合わせをメモリに一時的に記憶する。そして、作業者は、登録データおよび識別データを記憶した保守端末9を持って、対象となる(つまり記憶した識別データで特定される)需要家100に移動し、現場で登録データをメータ装置1に対し第3の通信経路103を介して送信する(図2の(6))。なお、このとき作業者は対象となる需要家100を保守端末9の表示部91の表示を見て特定する。
その後、保守端末9から登録データを受信したメータ装置1は、受信した登録データを第1の通信経路101を介して同じ需要家100内の機器2に送信する(図2の(4))。登録データを受信した機器2は、取得部22にて登録データを取得し、この取得した登録データ(第1のデータ)と、メモリ21内の登録データ(第2のデータ)とを照合部23で照合する。両者が一致すれば、機器2は登録データの送信元のメータ装置1との接続を制御部24にて確立し、メータ装置1と通信を開始する。
以上説明した本実施形態の機器管理システム10によれば、管理装置3とメータ装置1との間のネットワークを利用することにより、メータ装置1に対しては機器2を特定するためのデータを手入力することなく、メータ装置1と機器2との接続を確立できる。すなわち、機器2は、管理装置3からメータ装置1を経由して受信した登録データが、自身に予め割り当てられている登録データと一致したことをもって、このメータ装置1が同じ需要家100に設置されていることを認識できる。したがって、この機器管理システム10によれば、機器2とメータ装置1との接続を確立するための設定が容易になる。
また、第1の方式では、保守端末9を用いることなくメータ装置1と機器2との接続を確立できるから、作業者が需要家100に出向く必要がないという利点がある。第2の方式では、管理装置3とメータ装置1との間に第1の通信経路(Aルート)101が構築されていない場合でも、保守端末9を用いることにより需要家100のメータ装置1と機器2との接続を確立できる。しかも第2の方式では、保守端末9を携行する作業者は、対象となる需要家100にて登録データの送信作業を行っているので、メータ装置1と機器2との接続に失敗した場合、その場で問題点の確認、解消が可能である。また、第3の方式では、メータ装置1と機器2との接続が1回で成功すれば作業者が需要家100に出向く必要はなく、接続に失敗した場合、保守端末9を携行する作業者は、接続の再試行時にその場で問題点の確認、解消が可能である。
なお、保守端末9とメータ装置1との通信は、第3の通信経路103を介した近距離通信に限らず、第4の通信経路104を介した上位サーバ8−保守端末9間の通信と同様に、長距離通信であってもよく、専用のケーブルを用いた有線通信であってもよい。この場合、作業者は、需要家100の遠方からであっても、保守端末9を操作して保守端末9にメータ装置1との通信を行わせることが可能である。
次に、本実施形態の機器管理システム10におけるメータ装置1−機器2間の通信のセキュリティ対策について簡単に説明する。
一例としては、メータ装置1は、管理装置3または保守端末9から受信した登録データを、自身のメモリに記憶した後、機器2に対して送信することで、メータ装置1および機器2に対して共通の登録データを配布する。この場合、メータ装置1および機器2は、登録データを通信のための共通鍵として用いることにより、通信のセキュリティを確保できる。
また、管理装置3は、通信に用いる共通鍵に対し、メータ装置1のみが復号可能な第1の暗号と、機器2のみが復号可能な第2の暗号とで暗号化を行い、暗号化された各共通鍵を登録データと一緒にメータ装置1に送信してもよい。この場合、メータ装置1は、第1の暗号で暗号化された共通鍵を自身で復号化することにより共通鍵を取得し、さらに、第2の暗号で暗号化された共通鍵を登録データと一緒に機器2に送信する。そうすると、機器2は、第2の暗号で暗号化された共通鍵を復号化することにより共通鍵を取得できる。このようにメータ装置1と機器2とに共通鍵が配布されることにより、通信のセキュリティを確保できる。
(実施形態2)
本実施形態の機器管理システム10は、管理装置3とメータ装置1との間のネットワークを用いずに、メータ装置1と機器2との接続を確立する点で実施形態1の機器管理システム10とは相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
本実施形態の機器管理システム10は、管理装置3とメータ装置1との間のネットワークを用いずに、メータ装置1と機器2との接続を確立する点で実施形態1の機器管理システム10とは相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
本実施形態では、図3に示すように、管理装置3との間でインターネット105を介して通信可能なパーソナルコンピュータ等の情報端末106が需要家100に設けられている。そのため、ユーザ(需要家100の家人)は、情報端末106を用いてインターネット105経由で電力会社200の管理装置3が提供するWebサイトにアクセスした状態で、管理装置3に登録データおよび識別データを入力できる。
管理装置3は、登録データと識別データとが入力されると、これらの登録データと識別データとに基づいて、この登録データが割り当てられた機器2とこの識別データが割り当てられたメータ装置1との通信に必要な設定IDを発行する。ここでいう設定IDは、登録データあるいは識別データそのものではなく、登録データと識別データとの少なくとも一方を基に加工されたデータである。つまり、メータ装置1と機器2との通信に必要な設定IDは、少なくともメータ装置1ごとに異なっており、機器2が特定のメータ装置1と通信するためにはこのメータ装置1の識別データに基づいて発行された設定IDが必要である。また、設定IDはメータ装置1ごとに異なるだけでなく、さらに機器2ごとに異なっていてもよい。
管理装置3は、発行した設定IDを、入力された識別データで特定される需要家100に対して通知する。図3の例では、ユーザが、情報端末106を用いてインターネット105経由で電力会社200の管理装置3が提供するWebサイトにアクセスした状態で、管理装置3から情報端末106に対して設定IDが返信される。つまり、管理装置3は、インターネット105経由で情報端末106に設定IDを送信することによって、需要家100に設定IDを通知する。
ここにおいて、機器2は、取得部22と照合部23とに代えて、設定IDを入力するための入力部25を有している。つまり、ユーザは、管理装置3で発行された設定IDを情報端末106にて取得すると、取得した設定IDを機器2の入力部25を用いて入力することができる。なお、機器2と情報端末106とが通信可能に接続されている場合、情報端末106は、取得した設定IDを入力部25を通して機器2に転送する構成であってもよい。
機器2は、管理装置3で発行された設定IDが入力部25から入力されると、この設定IDを用いて制御部24にてメータ装置1との接続を確立し、メータ装置1との通信を開始する。要するに、新設された機器2は、自身の登録データと識別データとに基づいて発行された設定IDが入力されると、この設定IDで特定されるメータ装置1を通信相手として認識し、このメータ装置1との接続を確立する。言い換えれば、機器2は、同じ需要家100のメータ装置1との接続が完了し、以降、このメータ装置1と通信することによりメータ装置1に連携した動作が可能となる。
以上説明した本実施形態の機器管理システム10によれば、管理装置3とメータ装置1との間のネットワークを用いなくても、メータ装置1に対しては機器2を特定するためのデータを手入力することなく、メータ装置1と機器2との接続を確立できる。すなわち、機器2は、管理装置3で発行された設定IDが入力されることをもって、この設定IDで特定されるメータ装置1が同じ需要家100に設置されていることを認識できる。したがって、この機器管理システム10によれば、機器2とメータ装置1との接続を確立するための設定が容易になる。
また、需要家100と電力会社200との間における登録データおよび識別データ並びに設定IDの授受は、情報端末106を用いずに、たとえば郵送により行われてもよい。この場合、登録データおよび識別データは、需要家100から郵送により電力会社200に通知され、電力会社200において担当者にて管理装置3に入力される。管理装置3で発行された設定IDは、電力会社200から郵送により需要家100に通知され、需要家100においてユーザにて機器2に入力される。なお、登録データおよび識別データは情報端末106を用いて管理装置3に入力され、設定IDの通知のみが郵送で行われてもよい。
次に、本実施形態の機器管理システム10におけるメータ装置1−機器2間の通信のセキュリティ対策について簡単に説明する。
一例としては、管理装置3は、通信に用いる共通鍵に対し、機器2のみが復号可能な第1の暗号と、メータ装置1のみが復号可能な第2の暗号とで暗号化を行い、暗号化された各共通鍵を設定データと一緒に発行する。この場合、機器2は、第1の暗号で暗号化された共通鍵を自身で復号化することにより共通鍵を取得し、さらに、第2の暗号で暗号化された共通鍵をメータ装置1に送信する。そうすると、メータ装置1は、第2の暗号で暗号化された共通鍵を復号化することにより共通鍵を取得できる。このようにメータ装置1と機器2とに共通鍵が配布されることにより、通信のセキュリティを確保できる。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
1 メータ装置
2 機器
3 管理装置
9 保守端末
10 機器管理システム
100 需要家
101 第1の通信経路
102 第2の通信経路
103 第3の通信経路
104 第4の通信経路
200 電力会社
2 機器
3 管理装置
9 保守端末
10 機器管理システム
100 需要家
101 第1の通信経路
102 第2の通信経路
103 第3の通信経路
104 第4の通信経路
200 電力会社
Claims (6)
- 需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、第2の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する管理装置とを備え、
前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データを前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第2の通信経路を介して送信し、
前記メータ装置は、前記管理装置から前記登録データを受信すると、当該登録データを前記第1の通信経路を介して前記機器に送信し、
前記機器は、前記メータ装置から受信した前記登録データが自身に割り当てられている前記登録データに一致すれば当該メータ装置との接続を確立することを特徴とする機器管理システム。 - 需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、第3の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信を行う保守端末と、第4の通信経路を介して前記保守端末との間で通信する管理装置とを備え、
前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データと前記識別データとを対応付けて前記保守端末に対し前記第4の通信経路を介して送信し、
前記保守端末は、前記管理装置から前記登録データおよび前記識別データを受信した後、前記登録データを当該登録データに対応する前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第3の通信経路を介して送信し、
前記メータ装置は、前記保守端末から前記登録データを受信すると、当該登録データを前記第1の通信経路を介して前記機器に送信し、
前記機器は、前記メータ装置から受信した前記登録データが自身に割り当てられている前記登録データに一致すれば当該メータ装置との接続を確立することを特徴とする機器管理システム。 - 需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、第2の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する管理装置と、第3の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信を行い且つ第4の通信経路を介して前記管理装置との間で通信する保守端末とを備え、
前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データを前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第2の通信経路を介して送信し、且つ当該登録データを送信してから所定時間経過後に前記メータ装置と前記機器との接続が確立していなければ、前記登録データと前記識別データとを対応付けて前記保守端末に対し前記第4の通信経路を介して送信し、
前記保守端末は、前記管理装置から前記登録データおよび前記識別データを受信した後、前記登録データを当該登録データに対応する前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第3の通信経路を介して送信し、
前記メータ装置は、前記管理装置と前記保守端末とのいずれかから前記登録データを受信すると、当該登録データを前記第1の通信経路を介して前記機器に送信し、
前記機器は、前記メータ装置から受信した前記登録データが自身に割り当てられている前記登録データに一致すれば当該メータ装置との接続を確立することを特徴とする機器管理システム。 - 需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、管理装置とを備え、
前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データおよび前記識別データに基づいて前記機器と前記メータ装置との通信に必要な設定IDを発行し、
前記機器は、前記管理装置で発行された前記設定IDが入力されると、当該設定IDを用いて前記メータ装置との接続を確立することを特徴とする機器管理システム。 - 需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、第2の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する管理装置とを備えた機器管理システムにおいて、前記機器と前記メータ装置との接続を確立する機器管理方法であって、
前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データを前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第2の通信経路を介して送信し、
前記メータ装置は、前記管理装置から前記登録データを受信すると、当該登録データを前記第1の通信経路を介して前記機器に送信し、
前記機器は、前記メータ装置から受信した前記登録データが自身に割り当てられている前記登録データに一致すれば当該メータ装置との接続を確立することを特徴とする機器管理方法。 - 需要家に設置され当該需要家に供給される電力を測定するメータ装置と、前記需要家に設置され第1の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する機能を有する機器と、第2の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信する管理装置と、第3の通信経路を介して前記メータ装置との間で通信を行い且つ第4の通信経路を介して前記管理装置との間で通信する保守端末とを備えた機器管理システムにおいて、前記機器と前記メータ装置との接続を確立する機器管理方法であって、
前記管理装置は、前記機器に割り当てられている登録データと、当該機器と同じ前記需要家に設置されている前記メータ装置を特定する識別データとが入力されると、前記登録データを前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第2の通信経路を介して送信し、且つ当該登録データを送信してから所定時間経過後に前記メータ装置と前記機器との接続が確立していなければ、前記登録データと前記識別データとを対応付けて前記保守端末に対し前記第4の通信経路を介して送信し、
前記保守端末は、前記管理装置から前記登録データおよび前記識別データを受信した後、前記登録データを当該登録データに対応する前記識別データで特定される前記メータ装置に対し前記第3の通信経路を介して送信し、
前記メータ装置は、前記管理装置と前記保守端末とのいずれかから前記登録データを受信すると、当該登録データを前記第1の通信経路を介して前記機器に送信し、
前記機器は、前記メータ装置から受信した前記登録データが自身に割り当てられている前記登録データに一致すれば当該メータ装置との接続を確立することを特徴とする機器管理方法。
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