JP2016027036A - 外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 - Google Patents
外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016027036A JP2016027036A JP2015130996A JP2015130996A JP2016027036A JP 2016027036 A JP2016027036 A JP 2016027036A JP 2015130996 A JP2015130996 A JP 2015130996A JP 2015130996 A JP2015130996 A JP 2015130996A JP 2016027036 A JP2016027036 A JP 2016027036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- composition
- component
- carbon atoms
- ingredient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
Description
(B)多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類とを含む外用組成物であって、
該外用組成物における前記(A)成分の含有量が0.05重量%以上である、外用組成物:
(式中、R1は炭素原子数9乃至23の脂肪族基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、又は炭素原子数1乃至3の分枝鎖を有し得る炭素原子数3乃至7のアルキル基、フェニルメチル基、フェニルエチル基、又は−(CH2)n−X基を表し、且つ、R2又はR3のうち少なくとも1つが−(CH2)n−X基を表し、nは1乃至4の整数であり、Xはアミノ基、グアニジノ基、カルバモイル基、又は窒素原子を1乃至3個有し得る5員環基若しくは6員環基又は5員環と6員環からなる縮合環基を表し、mは1乃至3の整数であり、mが2以上の場合、複数存在するR2は互いに同一でも異なっていてもよい。)。
(B)多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類とを含む経皮吸収促進用組成物であって、
該経皮吸収促進用組成物における前記(A)成分の含有量が0.05重量%以上である、経皮吸収促進用組成物:
(式中、R1は炭素原子数9乃至23の脂肪族基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、又は炭素原子数1乃至3の分枝鎖を有し得る炭素原子数3乃至7のアルキル基、フェニルメチル基、フェニルエチル基、又は−(CH2)n−X基を表し、且つ、R2又はR3のうち少なくとも1つが−(CH2)n−X基を表し、nは1乃至4の整数であり、Xはアミノ基、グアニジノ基、カルバモイル基、又は窒素原子を1乃至3個有し得る5員環基若しくは6員環基又は5員環と6員環からなる縮合環基を表し、mは1乃至3の整数であり、mが2以上の場合、複数存在するR2は互いに同一でも異なっていてもよい。)。
(式中、R1は炭素原子数9乃至23の脂肪族基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、又は炭素原子数1乃至3の分枝鎖を有し得る炭素原子数3乃至7のアルキル基、フェニルメチル基、フェニルエチル基、又は−(CH2)n−X基を表し、且つ、R2又はR3のうち少なくとも1つが−(CH2)n−X基を表し、nは1乃至4の整数であり、Xはアミノ基、グアニジノ基、カルバモイル基、又は窒素原子を1乃至3個有し得る5員環基若しくは6員環基又は5員環と6員環からなる縮合環基を表し、mは1乃至3の整数であり、mが2以上の場合、複数存在するR2は互いに同一でも異なっていてもよい。)。
該経皮投与型医薬における前記(A)成分の含有量が0.05重量%以上である、経皮投与型医薬:
(式中、R1は炭素原子数9乃至23の脂肪族基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、又は炭素原子数1乃至3の分枝鎖を有し得る炭素原子数3乃至7のアルキル基、フェニルメチル基、フェニルエチル基、又は−(CH2)n−X基を表し、且つ、R2又はR3のうち少なくとも1つが−(CH2)n−X基を表し、nは1乃至4の整数であり、Xはアミノ基、グアニジノ基、カルバモイル基、又は窒素原子を1乃至3個有し得る5員環基若しくは6員環基又は5員環と6員環からなる縮合環基を表し、mは1乃至3の整数であり、mが2以上の場合、複数存在するR2は互いに同一でも異なっていてもよい。)。
該点眼用組成物における前記(A)成分の含有量が0.05重量%以上である、点眼用組成物:
(式中、R1は炭素原子数9乃至23の脂肪族基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、又は炭素原子数1乃至3の分枝鎖を有し得る炭素原子数3乃至7のアルキル基、フェニルメチル基、フェニルエチル基、又は−(CH2)n−X基を表し、且つ、R2又はR3のうち少なくとも1つが−(CH2)n−X基を表し、nは1乃至4の整数であり、Xはアミノ基、グアニジノ基、カルバモイル基、又は窒素原子を1乃至3個有し得る5員環基若しくは6員環基又は5員環と6員環からなる縮合環基を表し、mは1乃至3の整数であり、mが2以上の場合、複数存在するR2は互いに同一でも異なっていてもよい。)。
本発明の外用組成物は、(A)上記式(1)で表される脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩と、(B)多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類とを含む。以下、これらの必須成分及び前記組成物が含むことのできる成分等について説明する。
本発明で使用される脂質ペプチドは、下記式(1)で表される、R1COの脂質部分と、式(1)においてそれより右側のペプチド部分とで構成された化合物である。
前記式(1)において、R1は炭素原子数9乃至23の脂肪族基を表し、好ましくは炭素原子数13乃至17の脂肪族基である。
上記式(1)において、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基又は炭素原子数1乃至3の分枝鎖を有し得る炭素原子数3乃至7のアルキル基、フェニルメチル基、フェニルエチル基、又は−(CH2)n−X基を表し、且つ、R2又はR3のうち少なくとも1つが−(CH2)n−X基を表す。
前記式(1)における、ぺプチド構造を構成するアミノ酸由来の単位の繰り返しの数mは1乃至3の整数である。mが2以上の場合には、複数存在するR2は互いに独立である。また、有効成分の経皮吸収性促進効果の観点から、mは好ましくは1である。
以上説明した脂質ペプチドとして本発明において有用な化合物は、以下の脂質部及びペプチド部から形成される化合物である。なおアミノ酸の略称は、アスパラギン(Asn)、アラニン(Ala)、グルタミン(Gln)、グリシン(Gly)、バリン(Val)、ヒスチジン(His)、リジン(Lys)、ロイシン(Leu)とする。:ミリストイル−Gly−His、ミリストイル−Gly−Lys、ミリストイル−Gly−Asn、ミリストイル−Gly−Gln、ミリストイル−Gly−Gly−His、ミリストイル−Gly−Gly−Lys、ミリストイル−Gly−Gly−Asn、ミリストイル−Gly−Gly−Gln、ミリストイル−Gly−Gly−Gly−His、ミリストイル−Gly−Gly−Gly−Lys、ミリストイル−Gly−Gly−Gly−Asn、ミリストイル−Gly−Gly−Gly−Gln、ミリストイル−Ala−His、ミリストイル−Ala−Lys、ミリストイル−Ala−Asn、ミリストイル−Ala−Gln、ミリストイル−Ala−Ala−His、ミリストイル−Ala−Ala−Lys、ミリストイル−Ala−Ala−Asn、ミリストイル−Ala−Ala−Gln、ミリストイル−Ala−Ala−Ala−His、ミリストイル−Ala−Ala−Ala−Lys、ミリストイル−Ala−Ala−Ala−Asn、ミリストイル−Ala−Ala−Ala−Gln、ミリストイル−Val−His、ミリストイル−Val−Lys、ミリストイル−Val−Asn、ミリストイル−Val−Gln、ミリストイル−Val−Val−His、ミリストイル−Val−Val−Lys、ミリストイル−Val−Val−Asn、ミリストイル−Val−Val−Gln、ミリストイル−Val−Val−Val−His、ミリストイル−Val−Val−Val−Lys、ミリストイル−Val−Val−Val−Asn、ミリストイル−Val−Val−Val−Gln、ミリストイル−Leu−His、ミリストイル−Leu−Lys、ミリストイル−Leu−Asn、ミリストイル−Leu−Gln、ミリストイル−Leu−Leu−His、ミリストイル−Leu−Leu−Lys、ミリストイル−Leu−Leu−Asn、ミリストイル−Leu−Leu−Gln、ミリストイル−Leu−Leu−Leu−His、ミリストイル−Leu−Leu−Leu−Lys、ミリストイル−Leu−Leu−Leu−Asn、ミリストイル−Leu−Leu−Leu−Gln;
パルミトイルGly−His、パルミトイルGly−Lys、パルミトイルGly−Asn、パルミトイルGly−Gln、パルミトイルGly−Gly−His、パルミトイルGly−Gly−Lys、パルミトイルGly−Gly−Asn、パルミトイルGly−Gly−Gln、パルミトイルGly−Gly−Gly−His、パルミトイルGly−Gly−Gly−Lys、パルミトイルGly−Gly−Gly−Asn、パルミトイルGly−Gly−Gly−Gln、パルミトイルAla−His、パルミトイルAla−Lys、パルミトイルAla−Asn、パルミトイルAla−Gln、パルミトイルAla−Ala−His、パルミトイルAla−Ala−Lys、パルミトイルAla−Ala−Asn、パルミトイルAla−Ala−Gln、パルミトイルAla−Ala−Ala−His、パルミトイルAla−Ala−Ala−Lys、パルミトイルAla−Ala−Ala−Asn、パルミトイルAla−Ala−Ala−Gln、パルミトイルVal−His、パルミトイルVal−Lys、パルミトイルVal−Asn、パルミトイルVal−Gln、パルミトイルVal−Val−His、パルミトイルVal−Val−Lys、パルミトイルVal−Val−Asn、パルミトイルVal−Val−Gln、パルミトイルVal−Val−Val−His、パルミトイルVal−Val−Val−Lys、パルミトイルVal−Val−Val−Asn、パルミトイルVal−Val−Val−Gln、パルミトイルLeu−His、パルミトイルLeu−Lys、パルミトイルLeu−Asn、パルミトイルLeu−Gln、パルミトイルLeu−Leu−His、パルミトイルLeu−Leu−Lys、パルミトイルLeu−Leu−Asn、パルミトイルLeu−Leu−Gln、パルミトイルLeu−Leu−Leu−His、パルミトイルLeu−Leu−Leu−Lys、パルミトイルLeu−Leu−Leu−Asn、パルミトイルLeu−Leu−Leu−Gln;
ステアロイルGly−His、ステアロイルGly−Lys、ステアロイルGly−Asn、ステアロイルGly−Gln、ステアロイルGly−Gly−His、ステアロイルGly−Gly−Lys、ステアロイルGly−Gly−Asn、ステアロイルGly−Gly−Gln、ステアロイルGly−Gly−Gly−His、ステアロイルGly−Gly−Gly−Lys、ステアロイルGly−Gly−Gly−Asn、ステアロイルGly−Gly−Gly−Gln、ステアロイルAla−His、ステアロイルAla−Lys、ステアロイルAla−Asn、ステアロイルAla−Gln、ステアロイルAla−Ala−His、ステアロイルAla−Ala−Lys、ステアロイルAla−Ala−Asn、ステアロイルAla−Ala−Gln、ステアロイルAla−Ala−Ala−His、ステアロイルAla−Ala−Ala−Lys、ステアロイルAla−Ala−Ala−Asn、ステアロイルAla−Ala−Ala−Gln、ステアロイルVal−His、ステアロイルVal−Lys、ステアロイルVal−Asn、ステアロイルVal−Gln、ステアロイルVal−Val−His、ステアロイルVal−Val−Lys、ステアロイルVal−Val−Asn、ステアロイルVal−Val−Gln、ステアロイルVal−Val−Val−His、ステアロイルVal−Val−Val−Lys、ステアロイルVal−Val−Val−Asn、ステアロイルVal−Val−Val−Gln、ステアロイルLeu−His、ステアロイルLeu−Lys、ステアロイルLeu−Asn、ステアロイルLeu−Gln、ステアロイルLeu−Leu−His、ステアロイルLeu−Leu−Lys、ステアロイルLeu−Leu−Asn、ステアロイルLeu−Leu−Gln、ステアロイルLeu−Leu−Leu−His、ステアロイルLeu−Leu−Leu−Lys、ステアロイルLeu−Leu−Leu−Asn、ステアロイルLeu−Leu−Leu−Gln。
本発明の外用組成物は、以上説明した脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩(A)を含むが、当該塩としては、例えば、脂質ペプチドのカルボキシル基に対応する塩として、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩等のアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩が、R3が例えばイミダゾール構造を有する基などの窒素原子を有する基である場合に、それに対応する塩として、塩酸塩、酢酸塩、硫酸塩、炭酸塩、リン酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩等の無機酸塩及び有機酸塩が挙げられる。
以上説明した(A)成分(脂質ペプチド及びその薬学的に許容される塩)の製造方法は公知であり、例えばペプチド固相合成法により、脂質ペプチドを構成することになるアミノ酸のC末端からN末端の方向にアミノ酸を連結していき、そして固相からみて末端の位置にあるアミノ酸のN末端と、脂質部分となる脂肪酸(例:ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸)とを反応させ、そして必要に応じて塩の形態とすることによって製造することができる。
本発明の外用組成物は、以上説明した脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩(A)を含むが、これらの含有量は、外用組成物全体(100重量%)中、0.05重量%以上である。(A)成分の含有量が0.05重量%未満では、後述する、(A)成分を添加することによる有効成分(C)の経皮吸収性促進効果が得られない。(A)成分の含有量は、同様な観点から、好ましくは0.05〜10重量%であり、また、(A)成分による外用組成物の良好なゲル化を達成する観点からは、より好ましくは0.1〜8重量%であり、更に好ましくは0.5〜5重量%である。
本発明の外用組成物は(B)多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類を含有しており、これらに該当する従来公知の成分が特に制限なく本発明において使用可能である。
グリセリン、及びトリメチロールプロパンなどの3価アルコール;並びに
ジグリセリン、ペンタエリスリトール、及び1,2,6−ヘキサントリオールなどの4価アルコール等が挙げられる。
より好ましくは、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテルであり、
更に好ましくはジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)である。
本発明の外用組成物は、上記において説明したとおり多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類(B)並びに所定量の脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩(A)を含有し、必要に応じて後述するテルペン類(D)を含有しており、これらの成分の併用により、各種有効成分(C)の経皮吸収性を大きく高めることができる。
β−カロチン、α−カロチン、γ−カロチン、δ−カロチン、リコピン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチン、及びエキネノン等のプロビタミンA類;
α−トコフェロール、β−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロールカルシウム、δ−トコフェロール、及びニコチン酸トコフェロール等のビタミンE類;
リボフラビン、フラビンモノヌクレオチド、フラビンアデニンジヌクレオチド、リボフラビン酪酸エステル、リボフラビンテトラ酪酸エステル、リボフラビン5’−リン酸エステルナトリウム、及びリボフラビンテトラニコチン酸エステル等のビタミンB2類;
ニコチン酸メチル、ニコチン酸、及びニコチン酸アミドなどのニコチン酸類;
ステアリン酸アスコルビル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸アスコルビル(テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル)、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、デヒドロアスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、及びアスコルビン酸グルコシドなどのビタミンC類;
メチルヘスペリジン、エルゴカルシフェロール、及びコレカルシフェロールなどのビタミンD類;
フィロキノン、及びファルノキノン等のビタミンK類;
ジベンゾイルチアミン、ジベンゾイルチアミン塩酸塩、チアミン塩酸塩、チアミンセチル塩酸塩、チアミンチオシアン酸塩、チアミンラウリル塩酸塩、チアミン硝酸塩、チアミンモノリン酸塩、チアミンリジン塩、チアミントリリン酸塩、チアミンモノリン酸エステルリン酸塩、チアミンモノリン酸エステル、チアミンジリン酸エステル、チアミンジリン酸エステル塩酸塩、チアミントリリン酸エステル、及びチアミントリリン酸エステルモノリン酸塩等のビタミンB1類;
塩酸ピリドキシン、酢酸ピリドキシン、塩酸ピリドキサール、5’−リン酸ピリドキサール、及び塩酸ピリドキサミン等のビタミンB6類;
シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、及びデオキシアデノシルコバラミン等のビタミンB12類;
葉酸、プテロイルグルタミン酸等の葉酸類;
パントテン酸、パントテン酸カルシウム、パントテニルアルコール(パンテノール)、D−パンテテイン、D−パンテチン、補酵素A、及びパントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類;
ビオチン、及びビオシチン等のビオチン類;並びに
カルニチン、フェルラ酸、α−リポ酸、オロット酸、及びγ−オリザノール等のビタミン様作用因子などが挙げられる。
本発明は、以上説明した(A)成分及び(B)成分の相乗作用により、有効成分(C)の経皮吸収性を高めるものであるが、さらに本発明の外用組成物に、(D)テルペン類を配合すると、前記経皮吸収性がさらに高まる。
エレメン、カジノール、カジネン、ファルネソール、ネロリドール、フムレン(クローブ)、サントニン等のセスキテルペン類;
フィトール、アビエチン酸、タキソール等のジテルペン類;
主に菌類、地衣類などの下等植物や昆虫、海綿などの下等動物から検出されるゲラニルファルネソール等のセスタテルペン類;
ルパン、オレアナン、ウルサン、ボスウェリン酸、リモニン、ウルソール酸、スクワレン、ホパン、ベツリン酸等のトリテルペン類;及び
カロチノイド(カロテノイド)、リコピン等のテトラテルペン類が挙げられる。
本発明の外用組成物は、その必須成分及び上記で説明した有効成分(C)等を、医薬品、医薬部外品、又は化粧品に通常使用される基剤又は担体、及び必要に応じて後述する添加剤と共に常法に従い混合して、医薬品、医薬部外品、又は化粧品の製剤形態の外用組成物とすることができる。
医薬品製剤の外用組成物の形態は特に限定されず、例えば、軟膏剤、液剤、懸濁剤、乳化剤(乳液及びクリーム)、ゲル剤、リニメント剤、ローション剤、エアゾール剤、テープ剤及びパップ剤などが挙げられる。これらの製剤は、第16改正日本薬局方製剤総則に記載の方法等に従い製造することができる。
本発明の外用組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、医薬品、医薬部外品、又は化粧品に添加される公知の添加剤、例えば、経皮吸収促進剤、安定化剤、酸化防止剤、着色剤、パール光沢付与剤、分散剤、キレート剤、pH調整剤、保存剤、増粘剤、刺激低減剤等を添加することができる。
1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オンなどのアザシクロアルカン−2−オン誘導体;
ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸セチル、アジピン酸ジイソプロピル、モノカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール等の有機酸エステル類;
オレイン酸、ステアリン酸、パルミチン酸等の炭素数6〜20の脂肪酸;
脂肪酸エーテル;
2−ヒドロキシエチルピロリドン等のアルキルピロリドン類;
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の親水性ポリエーテル類;
セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、フィトステロール及びコレステロール等の高級アルコール、並びに、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール、などの脂肪族アルコール類;
サリチル酸類;ベンジルアルコール;スクワラン;ヒマシ油;
ポリオキシアルキレンアルキル(又はアルケニル)エーテル硫酸塩、アルキル(又はアルケニル)硫酸塩、高級脂肪酸塩、エーテルカルボン酸塩、アミドエーテルカルボン酸塩、アルキルリン酸エステル塩、N−アシルアミノ酸塩、ポリオキシアルキレン脂肪酸アミドエーテル硫酸塩、アシル化イセチオン酸塩、及びアシル化タウレート等のアニオン性界面活性剤、アミンオキサイド、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アルキルサッカライド、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、及びポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油等の非イオン性界面活性剤、アルキレンオキサイドが付加していてもよい、直鎖又は分岐鎖の長鎖アルキル基を有するモノ又はジ長鎖アルキル第4級アンモニウム塩等のカチオン性界面活性剤、並びに、カルボベタイン、スルホベタイン、イミダゾリニウムベタイン、及びアミドベタイン等の両性界面活性剤などの界面活性剤;
レシチン;及びAZONが挙げられる。
本発明の外用組成物は上述の各成分により構成され、必要に応じて所定の製剤とされて使用される。当該組成物は多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類(B)並びに所定量の脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩(A)を含んでおり、これらの相乗作用により、有効成分(C)の経皮吸収促進作用に特に優れている。具体的には、後述する実施例におけるフランツセル及びStrat-MTM膜を使用した吸収試験を実施した場合において、(A)成分を配合しない場合に比べて、有効成分(C)の経皮吸収量が増大する。また、後述する実施例にあるように、通常の公知のゲル化剤では経皮吸収促進作用は示されない。
本発明の外用組成物の調製方法は特に制限されず、必須成分のほか、有効成分(C)及びテルペン類(D)や、通常の、外用組成物を製造するのに必要な各種成分(上記基剤又は担体、添加剤等)を適宜選択、配合して、常法により製造することができる。製造された本発明の外用組成物の形態は、上述の通りである。
本発明の外用組成物は有効成分として、例えばビタミン類、保湿成分や美白成分など、化粧料に配合される成分を含むものであるので、化粧料として好適に用いることができる。また、本発明によれば、有効成分(C)の経皮吸収性が高められているので、有効成分(C)の配合によって機能性を持たせた化粧料の機能をさらに高めることができる。
本発明の外用組成物は上述の通り、脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩(A)と多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類(B)とを含有し、各種の有効成分(C)の経皮吸収性を高めることができる。従って前記組成物は、各種の有効成分(C)の経皮吸収性を高めるための新規な経皮吸収促進用組成物として使用することができる。
本発明の点眼用組成物は、医薬成分と、上記で説明した多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類(B)と、上記式(1)で表される脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩(A)とを含み、前記(A)成分の含有量が0.05重量%以上である。
本発明の経皮投与型医薬は、医薬成分と、上記式(1)で表される脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩(A)と、上記で説明した多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類(B)とを含み、前記(A)成分の含有量が0.05重量%以上である。
以下の表1の組成に従って、常法により各外用組成物を調製した。
上記で調製した外用組成物についてのアスコルビン酸の経皮吸収性は、無限閉鎖系においてフランツセルを用いた経時的な測定をすることで確認した。
実施例1及び比較例1の場合と同様にして、下記表2及び3に記載の組成物を調製した。
実施例1及び比較例1の場合と同様にして、得られた外用組成物について、アスコルビン酸の経皮吸収性(フランツセルを撹拌開始から8時間後の時点の量)を求めた。
実施例1及び比較例1の場合と同様にして、下記表4に記載の組成物を調製した。
実施例1及び比較例1の場合と同様にして、得られた外用組成物について、アスコルビン酸の経皮吸収性(フランツセルを撹拌開始から8時間後の時点の量)を求めた。
実施例1及び比較例1の場合と同様にして、下記表5に記載の組成物を調製した。
実施例1及び比較例1の場合と同様にして、得られた外用組成物について、VCエチルの経皮吸収性(フランツセルを撹拌開始から8時間後の時点の量)を求めた。VCエチルのHPLCによる検出は紫外吸光光度計を用いて波長245nmにて行い、検量線から含有率の計算を行った。
実施例1及び比較例1の場合と同様にして、下記表6に記載の組成物を調製した。
実施例1及び比較例1の場合と同様にして、得られた外用組成物について、テルビナフィン塩酸塩(和光純薬工業(株)製)の経皮吸収性(フランツセルを撹拌開始から8時間後の時点の量)を求めた。テルビナフィン塩酸塩のHPLCによる検出は紫外吸光光度計を用いて波長282nmにて行い、検量線から含有率の計算を行った。
実施例1及び比較例1の場合と同様にして、下記表7に記載の組成物を調製した。
実施例1及び比較例1の場合と同様にして、得られた外用組成物について、ミノキシジル(東京化成工業(株)製)の経皮吸収性(フランツセルを撹拌開始から8時間後の時点の量)を求めた。ミノキシジルのHPLCによる検出は紫外吸光光度計を用いて波長230nmにて行い、検量線から含有率の計算を行った。
以下、本発明の外用組成物の処方例を示す。
Claims (13)
- (A)下記式(1)で表される脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩と、
(B)多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類とを含む外用組成物であって、
該外用組成物における前記(A)成分の含有量が0.05重量%以上である、外用組成物:
(式中、R1は炭素原子数9乃至23の脂肪族基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、又は炭素原子数1乃至3の分枝鎖を有し得る炭素原子数3乃至7のアルキル基、フェニルメチル基、フェニルエチル基、又は−(CH2)n−X基を表し、且つ、R2又はR3のうち少なくとも1つが−(CH2)n−X基を表し、nは1乃至4の整数であり、Xはアミノ基、グアニジノ基、カルバモイル基、又は窒素原子を1乃至3個有し得る5員環基若しくは6員環基又は5員環と6員環からなる縮合環基を表し、mは1乃至3の整数であり、mが2以上の場合、複数存在するR2は互いに同一でも異なっていてもよい。)。 - さらに(C)有効成分を含む、請求項1に記載の外用組成物。
- 前記式(1)中、R2が水素原子、メチル基、i−プロピル基、i−ブチル基、又はsec−ブチル基を表す、請求項1又は2に記載の外用組成物。
- 前記有効成分(C)が、抗菌成分、抗炎症成分、消炎鎮痛成分、鎮痒成分、ビタミン類、局所麻酔成分、保湿成分、美白成分、抗酸化成分、老化防止成分、角質柔軟成分、細胞賦活化成分、血行促進成分、DNAの損傷の予防及び/又は修復作用を有する成分、紫外線吸収成分、紫外線散乱成分、収斂成分、育毛成分、抗ヒスタミン成分及び防腐成分からなる群より選ばれる少なくとも一種である、請求項2又は3に記載の外用組成物。
- さらに(D)テルペン類を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の外用組成物。
- 前記テルペン類(D)がメントールである、請求項5に記載の外用組成物。
- 前記(B)成分の外用組成物中の含有量が0.0001〜75重量%である、請求項1〜6のいずれかに記載の外用組成物。
- 前記式(1)中、R1が炭素原子数13乃至17の脂肪族基を表し、R2が水素原子、メチル基、又はi−プロピル基を表し、R3が4−アミノブチル基、4−イミダゾールメチル基、又は3−メチルインドール基を表す、請求項1〜7のいずれかに記載の外用組成物。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の外用組成物を含む化粧料。
- (A)下記式(1)で表される脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩と、
(B)多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類とを含む経皮吸収促進用組成物であって、
該経皮吸収促進用組成物における前記(A)成分の含有量が0.05重量%以上である、経皮吸収促進用組成物:
(式中、R1は炭素原子数9乃至23の脂肪族基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、又は炭素原子数1乃至3の分枝鎖を有し得る炭素原子数3乃至7のアルキル基、フェニルメチル基、フェニルエチル基、又は−(CH2)n−X基を表し、且つ、R2又はR3のうち少なくとも1つが−(CH2)n−X基を表し、nは1乃至4の整数であり、Xはアミノ基、グアニジノ基、カルバモイル基、又は窒素原子を1乃至3個有し得る5員環基若しくは6員環基又は5員環と6員環からなる縮合環基を表し、mは1乃至3の整数であり、mが2以上の場合、複数存在するR2は互いに同一でも異なっていてもよい。)。 - (C)有効成分と(B)多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類とを含む外用組成物に、(A)下記式(1)で表される脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩を配合する、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法:
(式中、R1は炭素原子数9乃至23の脂肪族基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、又は炭素原子数1乃至3の分枝鎖を有し得る炭素原子数3乃至7のアルキル基、フェニルメチル基、フェニルエチル基、又は−(CH2)n−X基を表し、且つ、R2又はR3のうち少なくとも1つが−(CH2)n−X基を表し、nは1乃至4の整数であり、Xはアミノ基、グアニジノ基、カルバモイル基、又は窒素原子を1乃至3個有し得る5員環基若しくは6員環基又は5員環と6員環からなる縮合環基を表し、mは1乃至3の整数であり、mが2以上の場合、複数存在するR2は互いに同一でも異なっていてもよい。)。 - 医薬成分と、(A)下記式(1)で表される脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩と、(B)多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類とを含む経皮投与型医薬であって、
該経皮投与型医薬における前記(A)成分の含有量が0.05重量%以上である、経皮投与型医薬:
(式中、R1は炭素原子数9乃至23の脂肪族基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、又は炭素原子数1乃至3の分枝鎖を有し得る炭素原子数3乃至7のアルキル基、フェニルメチル基、フェニルエチル基、又は−(CH2)n−X基を表し、且つ、R2又はR3のうち少なくとも1つが−(CH2)n−X基を表し、nは1乃至4の整数であり、Xはアミノ基、グアニジノ基、カルバモイル基、又は窒素原子を1乃至3個有し得る5員環基若しくは6員環基又は5員環と6員環からなる縮合環基を表し、mは1乃至3の整数であり、mが2以上の場合、複数存在するR2は互いに同一でも異なっていてもよい。)。 - 医薬成分と、(A)下記式(1)で表される脂質ペプチド及び/又はその薬学的に許容される塩と、(B)多価アルコール及び/又はグリコールエーテル類とを含む点眼用組成物であって、
該点眼用組成物における前記(A)成分の含有量が0.05重量%以上である、点眼用組成物:
(式中、R1は炭素原子数9乃至23の脂肪族基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基、エチル基、又は炭素原子数1乃至3の分枝鎖を有し得る炭素原子数3乃至7のアルキル基、フェニルメチル基、フェニルエチル基、又は−(CH2)n−X基を表し、且つ、R2又はR3のうち少なくとも1つが−(CH2)n−X基を表し、nは1乃至4の整数であり、Xはアミノ基、グアニジノ基、カルバモイル基、又は窒素原子を1乃至3個有し得る5員環基若しくは6員環基又は5員環と6員環からなる縮合環基を表し、mは1乃至3の整数であり、mが2以上の場合、複数存在するR2は互いに同一でも異なっていてもよい。)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015130996A JP6975516B2 (ja) | 2014-06-30 | 2015-06-30 | 外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014134940 | 2014-06-30 | ||
JP2014134940 | 2014-06-30 | ||
JP2015130996A JP6975516B2 (ja) | 2014-06-30 | 2015-06-30 | 外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020067159A Division JP2020169169A (ja) | 2014-06-30 | 2020-04-03 | 外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016027036A true JP2016027036A (ja) | 2016-02-18 |
JP6975516B2 JP6975516B2 (ja) | 2021-12-01 |
Family
ID=55352611
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015130996A Active JP6975516B2 (ja) | 2014-06-30 | 2015-06-30 | 外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 |
JP2020067159A Pending JP2020169169A (ja) | 2014-06-30 | 2020-04-03 | 外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 |
JP2022118646A Pending JP2022141907A (ja) | 2014-06-30 | 2022-07-26 | 外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 |
Family Applications After (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020067159A Pending JP2020169169A (ja) | 2014-06-30 | 2020-04-03 | 外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 |
JP2022118646A Pending JP2022141907A (ja) | 2014-06-30 | 2022-07-26 | 外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP6975516B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018110693A1 (ja) | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 株式会社カネカ | 爪白癬治療剤 |
JP2019119725A (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-22 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 撥菌性組成物、撥菌性コーティング及びその形成方法、並びに撥菌性コーティングを有する物品 |
JP2019526631A (ja) * | 2016-08-29 | 2019-09-19 | シャンバチャー、カール エフ.SCHANBACHER,Carl,F. | 皮膚真菌感染症の処置のための方法及び組成物 |
WO2021132668A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 日産化学株式会社 | 浸透促進材料 |
JPWO2020004649A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2021-07-08 | 日産化学株式会社 | 被膜形成組成物 |
US11554108B2 (en) | 2016-08-29 | 2023-01-17 | Xeropedix, Inc. | Methods and compositions for treating cutaneous fungal infections |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011052613A1 (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-05 | 日産化学工業株式会社 | 化粧料及び皮膚外用剤、並びに医療用機器 |
WO2012096276A1 (ja) * | 2011-01-13 | 2012-07-19 | 株式会社カネカ | 経皮吸収促進剤及び皮膚外用剤 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6516083B2 (ja) * | 2013-06-05 | 2019-05-22 | 国立大学法人九州大学 | 経皮吸収基材 |
-
2015
- 2015-06-30 JP JP2015130996A patent/JP6975516B2/ja active Active
-
2020
- 2020-04-03 JP JP2020067159A patent/JP2020169169A/ja active Pending
-
2022
- 2022-07-26 JP JP2022118646A patent/JP2022141907A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011052613A1 (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-05 | 日産化学工業株式会社 | 化粧料及び皮膚外用剤、並びに医療用機器 |
WO2012096276A1 (ja) * | 2011-01-13 | 2012-07-19 | 株式会社カネカ | 経皮吸収促進剤及び皮膚外用剤 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019526631A (ja) * | 2016-08-29 | 2019-09-19 | シャンバチャー、カール エフ.SCHANBACHER,Carl,F. | 皮膚真菌感染症の処置のための方法及び組成物 |
US11554108B2 (en) | 2016-08-29 | 2023-01-17 | Xeropedix, Inc. | Methods and compositions for treating cutaneous fungal infections |
WO2018110693A1 (ja) | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 株式会社カネカ | 爪白癬治療剤 |
JP2019119725A (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-22 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 撥菌性組成物、撥菌性コーティング及びその形成方法、並びに撥菌性コーティングを有する物品 |
JPWO2020004649A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2021-07-08 | 日産化学株式会社 | 被膜形成組成物 |
JP7460962B2 (ja) | 2018-06-29 | 2024-04-03 | 日産化学株式会社 | 被膜形成組成物 |
WO2021132668A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 日産化学株式会社 | 浸透促進材料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020169169A (ja) | 2020-10-15 |
JP6975516B2 (ja) | 2021-12-01 |
JP2022141907A (ja) | 2022-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2022141907A (ja) | 外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 | |
WO2016002767A1 (ja) | 外用組成物 | |
JP6430109B2 (ja) | 外用組成物 | |
JP2016050196A (ja) | 皮膚色改善剤及び皮膚色改善用組成物 | |
JP6352560B2 (ja) | アスコルビン酸及び/又はその塩を含有する外用組成物 | |
JP2013173730A (ja) | 美白用組成物 | |
JP4786630B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2020007375A (ja) | 皮膚外用組成物 | |
JP2016188258A (ja) | 抗菌用組成物 | |
JP6906274B2 (ja) | 外用組成物、眼科用組成物、抗菌剤、及び抗菌方法 | |
JP2017200904A (ja) | 外用組成物 | |
JP2019026641A (ja) | 外用組成物、外用組成物の安定化方法及び混合製剤用組成物 | |
JP2013116870A (ja) | 皮膚外用組成物 | |
JP2005060234A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP5951277B2 (ja) | アゼライン酸を含有する外用組成物 | |
JPWO2020111067A1 (ja) | 脂肪族アルコールとグリセリンとのエーテルを含む組成物 | |
JP2016040236A (ja) | 外用剤 | |
JP2015218147A (ja) | リラナフタート含有外用医薬組成物 | |
JP6416473B2 (ja) | 外用組成物 | |
JP2016027034A (ja) | 外用組成物 | |
JP6437148B2 (ja) | 外用組成物 | |
JP2005060233A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP2016027035A (ja) | 皮膚外用組成物、化粧料及び皮膚外用組成物の変色抑制方法 | |
JP6608620B2 (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP6709585B2 (ja) | 皮膚外用剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190604 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20190730 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191003 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200107 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20200403 |
|
C116 | Written invitation by the chief administrative judge to file amendments |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C116 Effective date: 20200421 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20200421 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20210105 |
|
C13 | Notice of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13 Effective date: 20210622 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20210720 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210820 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20210914 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20211012 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20211012 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6975516 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R157 | Certificate of patent or utility model (correction) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R157 |