JP2016024309A - 表示装置、プロジェクタ装置、照明装置及び表示システム - Google Patents

表示装置、プロジェクタ装置、照明装置及び表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】製造コストの上昇を抑制して利便性を向上できる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、画面11aを有する表示部11と、表示部11の周囲を照明する照明装置3に接続可能なLAN7を介して、照明装置3のLAN7に接続時に照明装置3と双方向の通信を行う無線接続部16と、照明装置3からの信号に基づいて、画面11aに表示される画像の画質を調整する制御部19とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークに接続される表示装置、ネットワークに接続されるプロジェクタ装置、ネットワークに接続される照明装置に関する。また本発明は、表示装置と照明装置とを備えた表示システムに関する。
特許文献1には、従来の表示システムが開示されている。この表示システムは表示装置、照明装置及び制御装置を備える。表示装置は液晶表示パネルから成る画面と、画面よりも後方に配されてLEDを有するバックライトとを備え、バックライトを駆動させて画面に画像を表示する。照明装置はLEDを有し、表示装置の周囲を照明する。制御装置は表示装置及び照明装置に接続され、表示装置及び照明装置に対して制御信号を送信する。
上記構成の表示システムにおいて、制御装置から点灯状態の照明装置へ制御信号が送信されると、その制御信号は画面表示状態の表示装置にも送信される。これにより、照明装置の輝度等を変化させた際に表示装置の表示出力が調整される。
特開2007−140234号公報(第7頁、第8頁、第1図、第9図)
しかしながら、上記従来の表示システムによると、表示装置は照明装置に対して制御信号を送信しないため、表示装置の画面表示状態の変化を照明装置へ伝達することができない。このため、照明装置の照明状態は表示装置の画面表示状態の変化に迅速に追随することが困難となり、表示システムの利便性が低下する問題があった。また、照明装置及び表示装置の他に専用の制御装置を設けるとともに、照明装置及び表示装置が専用の制御装置からの制御信号に対して応答できるように表示システムを特別に構築するため、表示システムの製造コストが上昇する問題があった。
本発明は、製造コストの上昇を抑制して利便性を向上できる表示システム、表示装置、照明装置及びプロジェクタ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の表示装置は、
画面を有する表示部と、
前記表示部の周囲を照明する照明装置に接続可能な所定のネットワークを介して、前記照明装置の前記ネットワークに接続時に前記照明装置と双方向の通信を行う通信部と、
前記照明装置からの信号に基づいて、前記画面に表示される画像の画質を調整する制御部と、
を備えることを特徴としている。
この構成によると、表示部の画面に画像が表示される。表示装置の通信部は、照明装置が接続されるLAN等のネットワークを介して照明装置と双方向の通信を行う。表示装置の制御部は照明装置からの信号に基づいて、画面に表示される画像の画質を調整する。
また本発明は、上記構成の表示装置において、UPnP(Universal Plug and Play)により前記ネットワークを介して前記照明装置と双方向の通信を行うと好ましい。この構成によると、表示装置の通信部はUPnPにより照明装置と双方向の通信を行う。
また本発明は、上記構成の表示装置において、前記画面に表示されるコンテンツのジャンルを判定するジャンル判定部を備え、前記ジャンル判定部の判定結果に基づいて前記ネットワークを介して前記照明装置の輝度を調整すると好ましい。
また本発明は、上記構成の表示装置において、前記コンテンツのジャンルがニュースまたはアニメーションの場合に前記照明装置の輝度を上昇させると好ましい。
また本発明は、上記構成の表示装置において、前記画面上の画像の輝度が所定値を超えた際に前記ネットワークを介して前記照明装置の輝度を上昇させると好ましい。
本発明のプロジェクタ装置は、
投射光を投射面に投射して前記投射面に画像を表示する投射部と、
前記投射部の周囲を照明する照明装置に接続可能な所定のネットワークを介して、前記照明装置の前記ネットワークに接続時に前記照明装置と双方向の通信を行う通信部と、
を備え、前記通信部を介して前記照明装置に信号を送信し、
前記投射部を駆動させた際に点灯状態の前記照明装置の輝度を低下させることを特徴としている。
この構成によると、投射部は投射光をスクリーン等の投射面に投射して投射面に画像を表示する。プロジェクタ装置の通信部は、照明装置が接続されるLAN等のネットワークを介して照明装置と双方向の通信を行う。そして、プロジェクタ装置の通信部は投射部の駆動時に照明装置に対して信号を送信し、点灯状態の照明装置の輝度を低下させる。
本発明の照明装置は、
光源と、
画面を有する表示部を備えた表示装置に接続可能な所定のネットワークを介して、前記表示装置の前記ネットワークに接続時に前記表示装置と双方向の通信を行う通信部と、
前記表示装置からの信号に基づいて、前記光源の出力を調整する制御部と、
を備えることを特徴としている。
この構成によると、照明装置の通信部は、表示装置が接続されるLAN等のネットワークを介して表示装置と双方向の通信を行う。照明装置の制御部は表示装置からの信号に基づいて光源の出力を調整する。
本発明の表示システムは、
画面を有する表示部を備える表示装置と、
光源を有して前記表示装置の周囲に配される照明装置と、
前記表示装置及び前記照明装置が接続される所定のネットワークと、
を備え、前記表示装置と前記照明装置とは双方向の通信を行い、
前記表示装置は前記照明装置からの信号に基づいて、前記画面に表示される画像の画質を調整するとともに、
前記照明装置は前記表示装置からの信号に基づいて、前記光源の出力を調整することを特徴としている。
また本発明の表示システムは、UPnP(Universal Plug and Play)により前記ネットワークを介して前記照明装置と前記表示装置とが双方向の通信を行うと好ましい。
また本発明は、上記構成の表示システムにおいて、居室の窓部に取り付けられるカーテンの開閉を検知する開閉検知部を備え、前記開閉検知部は前記ネットワークに接続され、前記表示装置は前記開閉検知部の検知結果に基づいて、前記画面に表示される画像の画質を調整すると好ましい。
また本発明は、上記構成の表示システムにおいて、前記表示装置の周囲環境の照度を検知する照度検知部を備え、前記照度検知部は前記ネットワークに接続され、前記表示装置は前記照度検知部の検知結果に基づいて、前記画面に表示される画像の画質を調整すると好ましい。
本発明の表示装置によると、照明装置のネットワークに接続時に照明装置と双方向の通信を行う通信部を備え、照明装置からの信号に基づいて、画面に表示される画像の画質を調整する。これにより、表示装置は例えばLAN等の汎用のネットワークを介して照明装置と双方向の通信を行い、照明装置の輝度や色調の変化に連動して画像の画質を調整することができる。したがって、表示装置の利便性を向上させることができる。また、表示装置は従来の専用の制御装置を介さずにLAN等に接続できるため、表示装置の製造コストの上昇を抑制することができる。
また本発明のプロジェクタ装置によると、照明装置のネットワークに接続時に照明装置と双方向の通信を行う通信部を備え、投射部を駆動させた際に通信部を介して、点灯状態の照明装置の輝度を低下させる。これにより、プロジェクタ装置は例えばLAN等の汎用のネットワークを介して照明装置と双方向の通信を行い、投射部の駆動に連動して視聴環境を暗くすることができる。したがって、プロジェクタ装置の利便性を向上させることができる。また、プロジェクタ装置は従来の専用の制御装置を介さずにLAN等に接続できるため、プロジェクタ装置の製造コストの上昇を抑制することができる。
また本発明の照明装置によると、表示装置のネットワークに接続時に表示装置と双方向の通信を行う通信部を備え、表示装置からの信号に基づいて光源の出力を調整する。これにより、照明装置は例えばLAN等の汎用のネットワークを介して表示装置と双方向の通信を行い、画像の輝度や色調の変化に連動して光源の出力を調整することができる。したがって、照明装置の利便性を向上させることができる。また、照明装置は従来の専用の制御装置を介さずにLAN等に接続できるため、照明装置の製造コストの上昇を抑制することができる。
また本発明の表示システムによると、表示装置と照明装置とはネットワークを介して双方向の通信を行い、表示装置は照明装置からの信号に基づいて、画面に表示される画像の画質を調整する。また、照明装置は表示装置からの信号に基づいて、前記光源の出力を調整する。これにより、例えばLAN等の汎用のネットワークを介して表示装置と照明装置とは双方向の通信を行い、画像の輝度や色調の変化に連動して光源の輝度や色調を調整することができる。また、光源の輝度や色調の変化に連動して画像の輝度や色調を調整することができる。したがって、表示システムの製造コストの上昇を抑制して利便性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の表示システムの概略を示す構成図 本発明の第1実施形態の表示システムのテレビジョン受像装置の構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の表示システムの録画再生装置の構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の表示システムの照明装置の構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の表示システムの初期設定動作を示すフローチャート 本発明の第1実施形態の表示システムの照明時画質調整動作を示すフローチャート 本発明の第1実施形態の表示システムの照明輝度変更動作を示すフローチャート 本発明の第2実施形態の表示システムの概略を示す構成図 本発明の第2実施形態の表示システムのプロジェクタ装置の構成を示すブロック図 本発明の第2実施形態の表示システムの投射時照明動作を示すフローチャート 本発明の第3実施形態の表示システムの概略を示す構成図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態の表示システムの概略を示す構成図である。表示システム100はテレビジョン受像装置1(表示装置)、録画再生装置2及び照明装置3を有する。テレビジョン受像装置1、録画再生装置2及び照明装置3はLAN7(ネットワーク)に無線接続され、UPnP(Universal Plug and Play)により互いに通信を行う。これにより、テレビジョン受像装置1、録画再生装置2及び照明装置3は容易にLAN7に参加することができる。なお、テレビジョン受像装置1、録画再生装置2及び照明装置3は有線によりLAN7に接続されてもよい。
UPnPとは、機器同士が簡単に相互認証することができるとともに、サービスの提供や提供されたサービスを実行することができるように取り決められたプロトコルである。
照明装置3からテレビジョン受像装置1や録画再生装置2への通信には、UPnP仕様のUPnP AV Rendering Controlサービスで定義されるBlack Level設定を利用することができる。Black Level設定には「RedVideoBlackLevel」、「GreenVideoBlackLevel」及び「BlueVideoBlackLevel」が含まれる。また、色調設定には「RedVideoGain」、「GreenVideoGain」及び「BlueVideoGain」を利用することができる。
また、テレビジョン受像装置1や録画再生装置2から照明装置3への通信には、UPnP仕様のLighting Contorolサービスで定義されるDimmer設定を利用することができる。Dimmer設定には、「LoadLevelTaget」及び「LoadLevelStatus」が含まれる。これにより、照明装置3を調光することができる。なお、照明装置3の色調設定は、UPnPでは未定義のため、Dimmer設定の定義を利用して、後述の赤色、緑色及び青色のLEDそれぞれに対して輝度設定を行う。
テレビジョン受像装置1は居室内のラック(不図示)に設置される設置部101により支持される本体部10を有し、TV放送信号を受信する。本体部10の前面には表示部11及び音声出力部12が設けられる。本体部10には接続ケーブル17a(図2参照)を介して録画再生装置2が接続される。
表示部11は例えば液晶表示パネルから成る画面11aと、バックライト11bとを有する。バックライト11bは画面11aよりも後方に設けられる。バックライト11bは実装基板11cに実装された複数のLED11dを有する。複数のLED11dには赤色、緑色及び青色のLEDが含まれる。バックライト11bが駆動され、TV放送局から受信した映像信号に基づく映像(画像)や録画再生装置2で再生された映像(画像)が画面11aに表示される。音声出力部12はスピーカから成り、音声を出力する。
また、本体部10はリモートコントローラ80と赤外線やBluetооth(登録商標)規格に従った無線通信を行い、リモートコントローラ80によって遠隔操作される。リモートコントローラ80は十字キー80a及び文字キー80bを有する。
DVD装置やBlu−ray(登録商標)装置等の録画再生装置2は接続ケーブル17a(図2参照)によりテレビジョン受像装置1の本体部10に接続される。録画再生装置2は放送番組等の映像や音声を記憶部28(図3参照)やディスク等の記録媒体に記録し、記憶部28や記録媒体に記録された映像や音声を再生する。
録画再生装置2は表示部21及び操作部22を有する。表示部21は例えば液晶表示パネルから成る画面を有し、録画操作中の放送番組名や録画時間等を表示する。操作部22は複数の操作ボタン22aを有し、各操作ボタン22aの操作により録画再生装置2への電源投入や、記憶部28や記録媒体に記録された映像の再生動作等を行うことができる。また、録画再生装置2はリモートコントローラ80によって遠隔操作することができる。
照明装置3は例えば居室の天井面に取り付けられ、居室内を照明する。照明装置3は、天井面に取り付けられて下方を開口した円柱形状の筐体32内に複数のLED31(光源)を有し、下方の開口は半透明の樹脂から成るカバー33により塞がれる。複数のLED31は実装基板(不図示)に実装され、筐体32の周方向に沿って環状に配置される。なお、複数のLED31には赤色、緑色及び青色のLEDが含まれる。
図2は、テレビジョン受像装置1の本体部10の構成を示すブロック図である。本体部10はCPUから成る制御部19を備え、制御部19はテレビジョン受像装置1の各部を制御する。制御部19には、表示部11、音声出力部12、ジャンル判定部13、チューナ14、操作部15、無線接続部16(通信部)、有線接続部17及び記憶部18がそれぞれ接続される。
操作部15は本体部10の上面や側面に配される複数の操作ボタン(不図示)を有し、各操作ボタンの操作により本体部10への電源投入、チャンネルの変更、音声出力部12から出力される音量の調節等を行うことができる。また、操作部15の操作によって画面11aの輝度や色調を調整することができる。
チューナ14にはアンテナ14aが接続され、チューナ14はアンテナ14aを介してTV放送局からTV放送信号を受信して復調する。
無線接続部16にはアンテナ16aが設けられる。無線接続部16はアンテナ16aを介して例えばBluetооth規格に従った無線通信によりリモートコントローラ80との間で通信データの送受信を行う。また、無線接続部16はLAN7に無線接続される。
有線接続部17には接続ケーブル17aを介して録画再生装置2が接続される。接続ケーブル17aはHDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)規格に準拠している。また、接続ケーブル17aにはCEC(Consumer Electronics Control)制御線(不図示)が設けられている。本体部10や録画再生装置2で設定した機能を動作させるためのコマンドはCEC制御線を介して本体部10と録画再生装置2との間で送受信される。これにより、本体部10と録画再生装置2との間で相互に機能を制御することができる。例えば、有線接続部17により、本体部10は録画再生装置2に対して制御信号を送信することができる。
記憶部18は例えばEEPROM等から成り、本体部10の動作プログラムや各種データを記憶する。なお、ハードディスクドライブ(HDD)により記憶部18を構成してもよい。
ジャンル判定部13は、例えばチューナ14により受信されるEPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)データに含まれるジャンル情報に基づいて放送番組のジャンルを判定する。
また、ジャンル判定部13は、録画再生装置2で再生されたコンテンツを画面11aに表示する場合には、コンテンツ種別を表すフラグ(例えば「アニメーション」を示す識別コード)を読み出して判定する。
図3は、録画再生装置2の構成を示すブロック図である。録画再生装置2はCPUから成る制御部29を備え、制御部29は録画再生装置2の各部を制御する。制御部29には、表示部21、操作部22、ジャンル判定部23、チューナ24、無線接続部26、有線接続部27及び記憶部28がそれぞれ接続される。また、制御部29には画質調整部25が設けられる。
チューナ24にはアンテナ24aが接続され、チューナ24はアンテナ24aを介してTV放送局からTV放送信号を受信して復調する。なお、チューナを複数設けてもよい。
無線接続部26にはアンテナ26aが設けられる。無線接続部26はアンテナ26aを介して例えばBluetооth規格に従った無線通信によりリモートコントローラ80との間で通信データの送受信を行う。また、無線接続部26はLAN7に無線接続される。
有線接続部27には接続ケーブル17aを介してテレビジョン受像装置1の本体部10が接続される。これにより、本体部10と録画再生装置2との間で相互に機能を制御することができる。例えば、有線接続部27により、録画再生装置2は本体部10に対して制御信号を送信することができる。
記憶部28は例えばハードディスクドライブ(HDD)等から成り、録画再生装置2の動作プログラムや各種データを記憶する。各種データには録画された放送番組等が含まれる。
ジャンル判定部23は、本体部10のジャンル判定部13と同様に、録画再生装置2で再生されるコンテンツのジャンルを判定する。
画質調整部25は録画再生装置2で再生されるコンテンツの画質(輝度や色調)を調整する。
図4は、照明装置3の構成を示すブロック図である。照明装置3はCPUから成る制御部39を備え、制御部39は照明装置3の各部を制御する。制御部39には、LED31、操作部34、無線接続部36(通信部)及び記憶部38がそれぞれ接続される。
操作部34は例えば居室の側壁に配されたスイッチや調整つまみ等から成る。操作部34の操作によりLED31の輝度や色調を変更することができる。
無線接続部36にはアンテナ36aが設けられる。無線接続部36はアンテナ36aを介して例えばBluetооth規格に従った無線通信により照明用リモートコントローラ(不図示)との間で通信データの送受信を行う。照明用リモートコントローラの所定操作により、照明装置3の輝度や色調を変更することができる。また、無線接続部26はLAN7に無線接続される。
記憶部38は例えばEEPROM等から成り、照明装置3の動作プログラムや各種データを記憶する。
図5は、表示システム100の初期設定動作を示すフローチャートである。初期設定動作では、照明装置3の輝度及び色調に対して、テレビジョン受像装置1の画面11aに表示される画像の輝度及び色調を使用者の嗜好に合わせて設定する。ここでは、バックライト11bの輝度及び色調を任意の値に固定し、録画再生装置2で再生されるコンテンツの画質を調整することにより画面11aに表示される画像の輝度及び色調を設定する方法を例として説明する。
使用者が例えばリモートコントローラ80等の所定操作により表示部11の画面11aに所定の設定画面を表示すると、初期設定動作が開始される。この時、テレビジョン受像装置1、録画再生装置2及び照明装置3の電源はいずれもONになっている。
ステップ#1では、画面11aに例えば「照明設定をデフォルトにして下さい。デフォルト後に決定ボタンを押して下さい。」等とのメッセージを表示し、使用者に対して照明装置3のデフォルト設定を要求する。ここで、照明装置3のデフォルト設定とは、照明装置3の出荷時に設定された輝度及び色調を示し、使用者が通常使用する時の輝度及び色調を示す。ステップ#2ではリモートコントローラ80等の決定ボタンの押下げ(入力)があるまで待機する。決定ボタンの押下げがあるとステップ#3に移行する。
ステップ#3では、画面11aに例えば「画像の明るさと色調を設定して下さい。設定後に決定ボタンを押して下さい。」等とのメッセージを表示し、使用者に対して画像の輝度及び色調の設定を要求する。ステップ#4では決定ボタンの押下げがあるまで待機する。決定ボタンの押下げがあると、画像の輝度及び色調の値が照明装置3のデフォルト設定と関連付けられて記憶部28に記憶される。なお、照明装置3の輝度及び色調のデフォルト値を録画再生装置2の記憶部28に予め記憶させておく。また、使用者は画面11aに表示された画像を見ながら画像の輝度及び色調を調整することができる。
これにより、照明装置3の輝度及び色調のデフォルト値に対して画像の輝度及び色調を使用者の嗜好に合わせることができる。すなわち、画像の画質を使用者の嗜好に合わせることができる。
ステップ#6では、画面11aに例えば「照明を任意の明るさに変更して下さい。変更後に決定ボタンを押して下さい。」等とのメッセージを表示し、使用者に対して照明装置3の輝度(照明輝度)の変更を要求する。ステップ#7では決定ボタンの押下げがあるまで待機する。決定ボタンの押下げがあるとステップ#8に移行する。
ステップ#8では、録画再生装置2が照明装置3から照明輝度の変更値を受信するまで待機する。録画再生装置2が照明輝度の変更値を受信すると、ステップ#9では画面11aに「画像の明るさ設定を変更して下さい。変更後に決定ボタンを押して下さい。」等とのメッセーを表示し、使用者に対して画像の輝度(画像輝度)の変更を要求する。ステップ#10では決定ボタンの押下げがあるまで待機する。決定ボタンの押下げがあると、ステップ#11に移行して、画像の輝度の変更値が照明装置3の輝度の変更値に関連付けられて記憶部28に記憶される。
ステップ#12では、画面11aに例えば「照明を任意の色調に変更して下さい。変更後に決定ボタンを押して下さい。」等とのメッセージを表示し、使用者に対して照明装置3の色調(照明色調)の変更を要求する。ステップ#13では決定ボタンの押下げがあるまで待機する。決定ボタンの押下げがあるとステップ#14に移行する。
ステップ#14では、録画再生装置2が照明装置3から照明色調の変更値を受信するまで待機する。録画再生装置2が照明色調の変更値を受信すると、ステップ#15では画面11aに「画像の色調設定を変更して下さい。変更後に決定ボタンを押して下さい。」等とのメッセーを表示し、使用者に対して画像の色調(画像色調)の変更を要求する。ステップ#16では決定ボタンの押下げがあるまで待機する。決定ボタンの押下げがあると、ステップ#17に移行して、画像の色調の変更値が照明装置3の色調の変更値に関連付けられて記憶部28に記憶される。
ステップ#18では使用者による終了操作が行われたか否かが判断される。終了操作が行われた場合には初期設定動作は終了し、終了操作が行われていない場合にはステップ#6に戻って、ステップ#6〜ステップ#18が繰り返される。
なお、ステップ#6からステップ#17までの動作は複数回行われると好ましい。これにより、使用者の嗜好に沿って、照明装置3の複数の輝度値にそれぞれ対応して画像の輝度値を設定できるとともに、照明装置3の複数の色調値にそれぞれ対応して画像の色調値を設定できる。したがって、後述の照明時画質調整動作の際に画像の輝度や色調を使用者の嗜好に容易に合わせることができる。
図6は、照明装置3の照明時における録画再生装置2の画質調整動作(照明時画質調整動作)を示すフローチャートである。なお、図5の初期設定動作は完了している。使用者が照明装置3の操作部34や照明用リモートコントローラを操作すると、LED31が駆動されて照明装置3が点灯する。そして、使用者の操作により録画再生装置2ではコンテンツが再生され、画面11aには画像が表示されている。これにより、照明時画質調整動作が開始される。
ステップ#31では、照明装置3の輝度が前回から変更されたか否かが判断される。照明装置3の輝度が変更された場合にはステップ#32に移行し、変更されていない場合にはステップ#34に移行する。
ステップ#32では、UPnPを利用して照明装置3から録画再生装置2へ照明輝度の変更値を送信する。ステップ#33では照明装置3の輝度の変更に連動して画像の輝度が変更される。この時、初期設定動作での設定にも基づいているため、画像は使用者の嗜好に合う輝度に変更される。
ステップ#34では照明装置3の色調が変更されたか否かが判断される。照明装置3の色調が変更された場合にはステップ#35に移行し、変更されていない場合にステップ#31に戻ってステップ#31〜ステップ#36が繰り返される。
ステップ#35では、UPnPを利用して照明装置3から録画再生装置2へ色調の変更値を送信する。ステップ#36では、照明装置3の色調の変更に連動して画像の色調が変更される。この時、初期設定動作での設定にも基づいているため、画像は使用者の嗜好に合う色調に変更される。
ステップ#33及びステップ#36の後にステップ#31に戻ってステップ#31〜ステップ#36が繰り返される。
これにより、照明装置3の輝度や色調の変化に連動して、テレビジョン受像装置1の画面11aに表示される画像の輝度や色調が使用者の嗜好に沿って変更される。したがって、表示システム100の利便性を向上させることができる。
図7は、画像のジャンルに基づいて照明装置3の輝度を変更する動作(照明輝度変更動作)を示すフローチャートである。テレビジョン受像装置1、録画再生装置2及び照明装置3がオンになると、照明輝度変更動作が開始される。ステップ#41では、録画再生装置2において録画番組等のコンテンツが再生中か否かが判断される。再生中の場合にはステップ#42に移行し、再生中ではない場合にはステップ#47に移行する。
ステップ#42ではコンテンツのジャンルの判定が行われる。ステップ#43では、コンテンツのジャンルがニュースまたはアニメーションであるか否かが判断される。ジャンルがアニメーションまたはニュースの場合にはステップ#44に移行し、ジャンルがアニメーション及びニュースではない場合にはステップ#48に移行する。
ステップ#44では照明装置3の輝度が所定の下限値よりも低いか否かが判断される。ここで、下限値としては輝度変化の多いコンテンツを視聴する際に健康上望ましい照明輝度を設定することができる。照明装置3の輝度が下限値よりも低い場合にはステップ#45に移行し、下限値よりも低くない場合にはステップ#41に戻る。
ステップ#45では録画再生装置2から照明装置3へ照明輝度を上昇させるコマンド(信号)を送信する。ステップ#46では照明装置3の輝度が上昇する。この時、照明装置3の輝度を最大値まで上昇させてもよい。ステップ#46の後はステップ#41に戻ってステップ#41〜ステップ#50が繰り返される。
ステップ#47では、録画再生装置2が一時停止中か否かが判断される。なお、一時停止の後に再生動作を再開すると、コンテンツの最初には戻らずに続きから再生される。一時停止中の場合にはステップ#48に移行し、一時停止中ではない場合にはステップ#61に移行する。なお、ステップ#47で一時停止中ではない場合(ステップ#47のNOの場合)は完全停止となり、完全停止後に再生を行った場合にはコンテンツは最初から再生される。
ステップ#48では、照明装置3の輝度が上記の下限値よりも高いか否かが判断される。照明装置3の輝度が下限値よりも高い場合にはステップ#49に移行し、高くない場合にはステップ#41に戻る。
ステップ#49では、録画再生装置2から照明装置3へ照明輝度を低下させるコマンドを送信する。ステップ#50では、照明装置3の輝度が低下する。この時、照明装置3の輝度は輝度の上昇の前の輝度に戻る。ステップ#50の後にステップ#41に戻ってステップ#41〜ステップ#50が繰り返される。
ステップ#61では、照明装置3の輝度が上記の下限値よりも高いか否かが判断される。照明装置3の輝度が下限値よりも高い場合にはステップ#62に移行し、高くない場合には照明輝度変更動作が終了される。
ステップ#62では、録画再生装置2から照明装置3へ照明輝度を低下させるコマンドを送信する。ステップ#63では、照明装置3の輝度が低下して輝度の上昇の前の輝度に戻って、照明輝度変更動作が終了される。
コンテンツがアニメーションやニュースの場合には、フラッシュ等により画面11a上の画像の輝度が急激に変化する場合がある。この時に居室内が暗いと、使用者の目に対する刺激が強くなり健康に対して悪影響を及ぼすおそれがある。本実施形態では、コンテンツがアニメーションやニュースの場合には照明装置3の輝度を上昇させて居室内を明るくするため、健康に対する悪影響を低減することができる。
なお、図7において、ステップ#42を省き、ステップ#43でジャンルの判定に替えて画面11a上の画像の輝度が所定の上限値を超えたか否かについて判断し、ステップ#44以降の処理を行ってもよい。この場合でも、健康に対する悪影響を低減することができる。
本実施形態によると、テレビジョン受像装置1、録画再生装置2及び照明装置3はLAN7(ネットワーク)に接続され、録画再生装置2は照明装置3からの信号に基づいて画像の画質を調整する。そして、録画再生装置2で画質が調整された画像は画面11aに表示される。これにより、汎用性を有するLAN7を利用して、照明装置3の輝度や色調の変化に連動して画像の画質を調整することができる。したがって、テレビジョン受像装置1、録画再生装置2及び表示システム100の利便性を向上させることができる。また、テレビジョン受像装置1、録画再生装置2及び照明装置3は従来の専用の制御装置を介さずにLAN7に接続できるため、テレビジョン受像装置1、録画再生装置2、照明装置3及び表示システムの製造コストの上昇を抑制することができる。
また、録画再生装置2はUPnPによりLAN7を介して照明装置3と通信を行うため、録画再生装置2と照明装置3との通信を簡単に行うことができる。
また、ジャンル判定部23の判定結果に基づいて照明装置3の輝度を調整するため、例えば輝度変化の激しいコンテンツ等を視聴する場合に健康に対する悪影響を低減することができる。
また、再生されるコンテンツのジャンルがニュースまたはアニメーションの場合に照明装置3の輝度を上昇させるため、フラッシュ等が多いニュースやアニメーションを視聴する場合に健康に対する悪影響を低減することができる。
また、画面11a上のコンテンツの輝度が所定値を超えた際に、照明装置3の輝度を上昇させてもよい。この場合でも健康に対する悪影響を低減することができる。
また照明装置3は、LAN7を介してテレビジョン受像装置1や録画再生装置2と双方向の通信を行い、テレビジョン受像装置1や録画再生装置2からの信号に基づいて、LED31(光源)の出力を調整する。これにより、汎用性を有するLAN7を利用して、画質の輝度や色調の変化に連動して照明装置3の輝度や色調を調整することができる。したがって、照明装置3の利便性を向上させることができる。また、照明装置3は従来の専用の制御装置を介さずにLAN7に接続できるため、照明装置3の製造コストの上昇を抑制することができる。
なお、本実施形態では、テレビジョン受像装置1と録画再生装置2とを別体にしているが、テレビジョン受像装置1と録画再生装置2とを一体にして構成してもよい。
また、本実施形態において、録画再生装置2を省き、テレビジョン受像装置1と照明装置3とが双方向の通信を行い、照明装置3の輝度や色調の変化に連動して画面11aの輝度や色調を調整してもよい。また、録画再生装置2を省き、テレビジョン受像装置1と照明装置3とが双方向の通信を行い、画面11aの輝度や色調の変化に連動して照明装置3の輝度や色調を調整してもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図8は第2実施形態の表示システムの概略を示す構成図である。図9は第2実施形態の表示システムのプロジェクタ装置の構成を示すブロック図である。説明の便宜上、図1〜図7に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、プロジェクタ装置4がLAN7に接続されている点で第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
プロジェクタ装置4はCPUから成る制御部49を備え、制御部49はプロジェクタ装置4の各部を制御する。制御部49には、投射部41、無線接続部42(通信部)、操作部43、冷却ファン47及び記憶部48がそれぞれ接続される。
投射部41は筐体45の前面に配されるレンズ41aと、例えばLEDから成る光源(不図示)とを有する。投射部41は投射光をスクリーン等の投射面(不図示)に投射して投射面に画像を表示する。
無線接続部42はLAN7に無線接続され、LAN7を介してUPnPを用いて照明装置3と双方向の通信を行う。この時、プロジェクタ装置4から照明装置3への通信には、UPnP仕様のLighting Contorolサービスで定義されるDimmer設定を利用する。操作部43は筐体45の上面に配されたスイッチやボタン等から成り、操作部43の操作によりプロジェクタ装置4への電源投入や投射部41の駆動、停止を行うことができる。また、プロジェクタ装置4用のリモートコントローラ(不図示)によりプロジェクタ装置4は遠隔操作される。
冷却ファン47は筐体45内の投射部41の近傍に配され、LEDを冷却する。記憶部48は例えばハードディスクドライブ(HDD)等から成り、プロジェクタ装置4の動作プログラムや各種データを記憶する。各種データには、投射部41で投射する画像データが含まれる。
図10は、プロジェクタ装置4の投射時における照明装置3の照明動作(投射時照明動作)を示すフローチャートである。プロジェクタ装置4に電源を投入すると、冷却ファン47が駆動されて投射時照明動作が開始される。なお、この時、照明装置3は点灯状態になっている。ステップ#51では投射部41が駆動されているか否かが判断される。投射部41が駆動されている場合にはステップ#52に移行し、駆動されていない場合にはステップ#55に移行する。
ステップ#52では照明装置3の輝度が所定の上限値を超えているか否かが判断される。ここで、上限値としては、投射面上の画像を視認できる程度の輝度を設定することができる。照明装置3の輝度が上限値を超えている場合にはステップ#53に移行し、超えていない場合にはステップ#51に戻る。
ステップ#53ではプロジェクタ装置4から照明装置3に対して照明輝度を低下させるコマンド(信号)を送信する。ステップ#54では、照明装置3の輝度が上限値よりも低い輝度まで低下する。これにより、室内が暗くなって投射面上の画像を容易に視認することができる。なお、この時に、照明装置3を消灯状態にしてもよい。
ステップ#55では、照明装置3の輝度が上記の上限値よりも低いか否かが判断される。照明装置3の輝度が上限値よりも低い場合にはステップ#56に移行し、低くない場合にはステップ#51に戻る。
ステップ#56では、プロジェクタ装置4から照明装置3に対して照明輝度を上昇させるコマンドを送信する。ステップ#57では、照明装置3の輝度が上昇する。この時、照明装置3の輝度は低下する前の輝度に戻る。これにより、例えばプレゼンテーション等を中断して投射部41の駆動を停止させた際に照明装置3の輝度が上昇し、室内を明るくすることができる。
なお、プロジェクタ装置4の主電源をオフにする前に投射部41の駆動を停止するため、プレゼンテーション等の終了後にプロジェクタ装置4の主電源がオフされた場合には照明装置3の輝度は低下する前の輝度に戻る。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、プロジェクタ装置4をLAN7に接続し、投射部41を駆動させた際に点灯状態の照明装置3の輝度を低下させる。これにより、例えばプレゼンテーションの開始時や再開時に、使用者による照明装置3の操作を必要とせずに、照明装置3の輝度を低下させて室内を暗くすることができる。したがって、プロジェクタ装置4及び表示システム100の利便性を向上させることができる。
また、投射部41を停止させた際に室内が暗い場合には照明装置3の輝度を上昇させる。これにより、例えばプレゼンテーションの中断時や終了後に、使用者による照明装置3の操作を必要とせずに、照明装置3の輝度を上昇させて室内を明るくすることができる。したがって、プロジェクタ装置4及び表示システム100の利便性をより向上させることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図11は第3実施形態の表示システムの概略を示す構成図である。説明の便宜上、図1〜図7に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、照度検知部5及び開閉検知部6がLAN7に接続されている点で第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
照度検知部5は例えば居室の側壁面や天井面に設置され、居室内の照度を検知する。照度検知部5の検知結果はLAN7を介してテレビジョン受像装置1や録画再生装置2に送信される。
居室には窓部62が設けられ、窓部62の左部及び右部にはそれぞれカーテン61a、61bが取り付けられる。左右のカーテン61a、61bはカーテンレール(不図示)により窓部62の開口面に平行な方向に移動可能になっている。左方のカーテン61aの右端部にはリードスイッチ6aが設けられる。右方のカーテン61bの左端部でリードスイッチ6aに対向する位置にはマグネット6bが設けられる。マグネット6bはカーテン61a、61bの開閉に伴って、リードスイッチ6aをON/OFFさせる。これにより、開閉検知部6は左右のカーテン61a、61bの開閉を検知することができる。
上記構成の表示システム100において、テレビジョン受像装置1や録画再生装置2は照明装置3からの信号に加えて、照度検知部5や開閉検知部6の検知結果にも基づいて画像の輝度や色調を調整する。これにより、自然光による影響にも基づいて、画像の輝度や色調を調整することができる。したがって、表示システム100の利便性をより向上させることができる。
第3実施形態によると、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。また、照度検知部5や開閉検知部6の検知結果にも基づいて画像の輝度や色調を調整するため、表示システム100の利便性をより向上させることができる。
本発明は、照明装置と表示装置とを備える表示システムに利用することができる。
1 テレビジョン受像装置(表示装置)
2 録画再生装置
3 照明装置
4 プロジェクタ装置
5 照度検知部
6 開閉検知部
10 本体部
11 表示部
11a 画面
11b バックライト
11c 実装基板
11d LED
12 音声出力部
13、23 ジャンル判定部
14、24 チューナ
15、22 操作部
16、26、36、42 無線接続部(通信部)
17、27 有線接続部
18、28 記憶部
19、29、39、49 制御部
31 LED(光源)
41 投射部
80 リモートコントローラ
100 表示システム

Claims (11)

  1. 画面を有する表示部と、
    前記表示部の周囲を照明する照明装置に接続可能な所定のネットワークを介して、前記照明装置の前記ネットワークに接続時に前記照明装置と双方向の通信を行う通信部と、
    前記照明装置からの信号に基づいて、前記画面に表示される画像の画質を調整する制御部と、
    を備える表示装置。
  2. UPnP(Universal Plug and Play)により前記ネットワークを介して前記照明装置と通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画面に表示されるコンテンツのジャンルを判定するジャンル判定部を備え、前記ジャンル判定部の判定結果に基づいて前記ネットワークを介して前記照明装置の輝度を調整することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記コンテンツのジャンルがニュースまたはアニメーションの場合に前記照明装置の輝度を上昇させることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記画面上の画像の輝度が所定値を超えた際に前記ネットワークを介して前記照明装置の輝度を上昇させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  6. 投射光を投射面に投射して前記投射面に画像を表示する投射部と、
    前記投射部の周囲を照明する照明装置に接続可能な所定のネットワークを介して、前記照明装置の前記ネットワークに接続時に前記照明装置と双方向の通信を行う通信部と、
    を備え、前記通信部を介して前記照明装置に信号を送信し、
    前記投射部を駆動させた際に点灯状態の前記照明装置の輝度を低下させるプロジェクタ装置。
  7. 光源と、
    画面を有する表示部を備えた表示装置に接続可能な所定のネットワークを介して、前記表示装置の前記ネットワークに接続時に前記表示装置と双方向の通信を行う通信部と、
    前記表示装置からの信号に基づいて、前記光源の出力を調整する制御部と、
    を備える照明装置。
  8. 画面を有する表示部を備える表示装置と、
    光源を有して前記表示装置の周囲に配される照明装置と、
    前記表示装置及び前記照明装置が接続される所定のネットワークと、
    を備え、前記表示装置と前記照明装置とは双方向の通信を行い、
    前記表示装置は前記照明装置からの信号に基づいて、前記画面に表示される画像の画質を調整するとともに、
    前記照明装置は前記表示装置からの信号に基づいて、前記光源の出力を調整する表示システム。
  9. UPnP(Universal Plug and Play)により前記ネットワークを介して前記照明装置と前記表示装置とが双方向の通信を行うことを特徴とする請求項8に記載の表示システム。
  10. 居室の窓部に取り付けられるカーテンの開閉を検知する開閉検知部を備え、前記開閉検知部は前記ネットワークに接続され、前記表示装置は前記開閉検知部の検知結果に基づいて、前記画面に表示される画像の画質を調整することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の表示システム。
  11. 前記表示装置の周囲環境の照度を検知する照度検知部を備え、前記照度検知部は前記ネットワークに接続され、前記表示装置は前記照度検知部の検知結果に基づいて、前記画面に表示される画像の画質を調整することを特徴とする請求項8〜請求項10のいずれかに記載の表示システム。
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