JP2016024031A - 接触検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検査体への荷重が異なる複数の検査工程において共通部材を用いて検査することができる被検査体の接触検査装置を提供する。【解決手段】接触検査装置は被検査体に接触して検査を行う装置であって被検査体に対して第1の検査を行う第1の状態は、被検査体に接触する複数の第1の接触子が設けられた第1の基板と、第1の基板に取り付けられる回路変換基板と、回路変換基板と第1の荷重で接触し、第1の接触子と電気的に接続される第1の接点を有する第2の接触子と、第2の接触子が設けられたハウジングと、ハウジングと回路変換基板との間に配置される荷重調整部材と、ハウジングが取り付けられ、第2の接触子の第2の接点と電気的に接続される配線が設けられた第2の基板とを備え、荷重調整部材は第2の接触子の第1の接点に生じる荷重を第1の荷重よりも大きい第2の荷重から第1の荷重へ調整するものである。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路の通電試験等に用いる接触検査装置に関するものである。
従来、半導体集積回路のような被検査体では、該被検査体が仕様書通りに製造されているか否かの通電試験が行われる。この種の通電試験は、被検査体の製造工程において該被検査体の製造の進捗に合わせて複数回行われている。
例えば、被検査体がシリコン等のウエハ上に複数形成されている状態において通電試験(以下、ウエハ検査という。)が行われる際、前記ウエハ検査は被検査体の被検査部に個々に押圧される複数の接触子を備えた、プローブカード、プローブユニット、プローブブロック等の接触検査装置を用いて行われる。この種の接触検査装置は、被検査体の被検査部と、テスタとを電気的に接続し、検査を行うために用いられる。ウエハ検査において用いられる接触検査装置の一例には、特許文献1に記載された接触検査装置がある。
特開2008−134170号公報 特開2006−351474号公報
特許文献1に記載された接触検査装置は、針先が被検査体の電極と接触する、複数のプローブをその下側に配置されたプローブ基板と、テスタと電気的に接続される配線基板と、該配線基板を支持する補強板と、前記プローブ基板と前記配線基板とを電気的に接続するポゴピン組立体とを備えている。
この接触検査装置では、前記プローブ基板の電極と前記配線基板の電極とをそれぞれ対応する複数のポゴピンにより電気的に接続している。このポゴピンは、その両端がそれぞればね部材によりポゴピンブロックから伸縮可能に突出するように構成されている。
ところで、この接触検査装置では複数のポゴピンを備えているので、1つ1つのポゴピンの前記プローブ基板への付勢力が小さくてもプローブ基板全体には大きな付勢力が作用する。これにより、前記プローブ基板が被検査体側に撓むことがある。前記プローブ基板に撓みが生じると、該プローブ基板の被検査体側に複数配列された前記プローブの針先の高さや位置がずれて正常に被検査体への接触検査が行われない虞がある。したがって、前記プローブ基板の撓みを低減するために、各ポゴピンの前記プローブ基板への付勢力は数gf程度に設定されている。
また、ウエハ上に複数形成された被検査体を切り離して1個ずつパッケージ又はモールドされた状態において通電試験(以下、パッケージ検査という。)が行われる際、前記パッケージ検査は、パッケージ又はモールドされた状態の被検査体を着脱可能に装着する検査ソケットを備える接触検査装置を用いて行われる(特許文献2参照)。
特許文献2に記載の接触検査装置は、被検査体を収容する検査ソケットが設けられたハウジングと、該ハウジング内に設けられ、前記検査ソケットに前記被検査体が収容された際、該被検査体の電極と接触する複数の接触子と、該接触子と電気的に接続されるとともにテスタと電気的に接続される配線基板とを備えている。この接触検査装置では、前記被検査体を前記検査ソケットに収容した状態で該被検査体の電極と前記接触子とを接触させて前記被検査体の通電試験を行う。
ところで、この接触検査装置では、前記検査ソケットに前記被検査体を収容して検査を行うので、前記接触子の先端の洗浄作業を行うことが難しい。その結果、前記接触子の先端に汚れやゴミ等が付着している場合でも前記接触子と前記被検査体の電極との電気的接続を確実にするために、前記検査ソケット内において前記被検査体を前記接触子に向けて強く付勢する必要がある。前記被検査体の前記接触子への付勢力を大きくすることにより、前記接触子先端の汚れ等を排除して、前記被検査体と前記接触子との電気的接続を確立することができる。この際、前記接触子に生じる力は数十gf程度となる。
つまり、前記被検査体に対して行われる通電試験、例えばウエハ検査とパッケージ検査とでは、前記プローブあるいは前記接触子を介して前記被検査体に加えられる力が異なる。このため、ウエハ検査とパッケージ検査とでは、それぞれ異なる荷重に対応する接触検査装置が必要となる。その結果、前記被検査体の製造工程において通電試験ごとに専用の接触検査装置が必要となり、前記被検査体の製造コストが上昇する要因となる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、検査時における被検査体への荷重が異なる複数の検査工程において共通部材を用いて検査することができる被検査体の接触検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様の接触検査装置は、被検査体に接触して検査を行う接触検査装置であって、前記被検査体に対して第1の検査を行う第1の状態は、前記被検査体に接触する複数の第1の接触子が設けられた第1の基板と、前記第1の基板に取り付けられる回路変換基板と、前記回路変換基板と第1の荷重で接触し、前記第1の接触子と電気的に接続される第1の接点を有する第2の接触子と、前記第2の接触子が設けられたハウジングと、前記ハウジングと前記回路変換基板との間に配置される荷重調整部材と、前記ハウジングが取り付けられ、前記第2の接触子の第2の接点と電気的に接続される配線が設けられた第2の基板と、を備え、前記荷重調整部材は前記第2の接触子の前記第1の接点に生じる荷重を前記第1の荷重よりも大きい第2の荷重から前記第1の荷重へ調整するものであることを特徴とする。
本態様によれば、前記接触検査装置は前記被検査体と前記第1の接触子が前記第1の荷重で接触するので、前記被検査体に対して前記第1の検査を実行できる。そして、前記接触検査装置において第1の状態から、例えば、前記第1の基板、前記回路変換基板及び前記荷重調整部材を取り外すと、第2の接触子に生じる荷重が前記第1の荷重よりも大きい前記第2の荷重となるので、前記第2の接触子に前記被検査体を接触させることにより前記被検査体に対して第2の検査を行うことが可能となる。
つまり、前記接触検査装置は、共通の部材により前記第1の検査及び前記第2の検査を実施することが可能になる。言い換えると、本態様における接触検査装置は、前記第1の検査を実施する接触検査装置と前記第2の検査を実施する接触検査装置とを兼ねている。また、前記第1の検査と前記第2の検査とでは前記被検査体に対する検査時における接触荷重が異なるが、前記荷重調整部材が前記第2の荷重から前記第1の荷重へ荷重を調整するので、1つの接触検査装置で2つの検査を行うことができる。その結果、検査毎に専用の接触検査装置を準備する必要がないので、コストダウンを図ることができる。
また、本態様における接触検査装置において厚さの異なる荷重調整部材を使用することにより、第3の荷重による第3の検査を行うことも可能になる。
本発明の第2の態様の接触検査装置は、第1の態様において、前記被検査体に対して第2の検査を行う第2の状態は、前記第1の状態から前記第1の基板と、前記回路変換基板と、前記荷重調整部材とを取り外した状態において、前記被検査体を前記第2の荷重で前記第2の接触子の前記第1の接点に接触させて第2の検査を行うことを特徴とする。
本態様によれば、接触検査装置において第1の状態から前記第1の基板と、前記回路変換基板と、前記荷重調整部材とを取り外すことにより前記第2の検査を行うことができる。すなわち、1つの接触検査装置で2つの検査を行うことが出来るので、検査毎に接触検査装置を準備する必要がなく、コストダウンを図ることができる。
また、前記第1の検査及び前記第2の検査における接触検査装置の部材を共通化することにより前記被検査体の検査結果の相関性が向上するので、前記被検査体の前記第1の検査及び前記第2の検査における検査結果において当該検査における許容範囲を超える差異が生じ難く、当該検査結果の信頼性が向上するので前記被検査体の歩留まりを向上させることができる。
さらに、前記第1の検査及び前記第2の検査における接触検査装置において共通の部材を用いることから、前記被検査体において前記第1の検査と前記第2の検査の結果に差異が生じた際、差異が生じた要因から共通の部材を外すことができ、前記要因の特定のための解析時間を短縮化でき、前記接触検査装置における問題の解決を迅速化することができる。
本発明の第3の態様の接触検査装置は、被検査体に接触して検査を行う接触検査装置であって、該接触検査装置は前記被検査体の第1の検査を行う第1の状態と前記被検査体の第2の検査を行う第2の状態とを組替可能であり、前記第1の状態は、前記被検査体に接触して第1の検査を行う複数の第1の接触子が設けられた第1の基板と、前記第1の基板に取り付けられる回路変換基板と、前記回路変換基板と第1の荷重で接触し、前記第1の接触子と電気的に接続される第1の接点を有する第2の接触子と、前記第2の接触子が設けられたハウジングと、前記ハウジングと前記回路変換基板との間に配置される荷重調整部材と、前記ハウジングが取り付けられ、前記第2の接触子の第2の接点と電気的に接続される配線が設けられた第2の基板と、を備え、前記第2の状態は、前記被検査体に対して前記第1の接点が前記第1の荷重よりも大きい第2の荷重で接触する前記第2の接触子と、前記ハウジングと、前記第2の基板とを備え、前記荷重調整部材は前記第2の接触子の前記第1の接点に生じる荷重を前記第2の荷重から前記第1の荷重へ調整するものであることを特徴とする。
本態様によれば、前記荷重調整部材は前記第2の接触子(例えば、ポゴピン等)の前記第1の接点に生じる荷重を前記第2の荷重(例えばパッケージ検査における荷重数十gf)から当該第2の荷重よりも小さい前記第1の荷重(例えばウェハー検査における荷重数gf)に調整するものであるので、前記接触検査装置を前記第2の状態から前記第1の状態に組み替えた際、前記第1の基板に撓みや変形が生じることを抑制することができる。これにより、前記被検査体に対して前記第1の接触子の配列位置や針先位置がずれることを防止できる。
また、前記接触検査装置において前記第1の状態と前記第2の状態とで複数の部材を共通化することができ、コストダウンを図れるとともに前記第1の検査及び前記第2の検査における前記被検査体の検査結果の相関性が向上するので前記検査における該検査結果に差異が生じ難くなり、前記被検査体の検査結果の信頼性が向上する。その結果、前記被検査体の歩留まりを向上させることができる。また、前記第1の検査及び前記第2の検査における接触検査装置において共通の部材を用いることから、前記被検査体において前記第1の検査と前記第2の検査の結果に差異が生じた際、差異が生じた要因から共通の部材を外すことができ、前記要因の特定のための解析時間を短縮化でき、前記接触検査装置における問題の解決を迅速化することができる。
本発明の第4の態様の接触検査装置は、第2または第3のいずれか一の態様において、前記第2の状態において前記ハウジングには、前記被検査体を前記第2の接触子に向けて案内する案内部材が着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記第2の状態において前記ハウジングには前記被検査体を前記第2の接触子に案内する案内部材が取り付けられているので、前記被検査体を前記第2の接触子に確実に接触させることができ、前記第2の検査における作業性を向上させることができる。
本発明の第5の態様の接触検査装置は、第2から第4のいずれか一の態様において、前記第2の接触子は前記第2の状態において複数の前記被検査体に対応可能に配置されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記第2の接触子は前記第2の状態において複数の被検査体に対応可能に配置されているので、前記第2の検査において前記複数の被検査体への検査を行うことができ、単位時間当たりの被検査体の検査数、つまりスループットを向上させることができる。
本発明の第6の態様の接触検査装置は、第1から第5のいずれか一の態様において、前記第2の接触子は、当該第2の接触子の軸線方向に伸縮可能であり、前記荷重調整部材は前記第2の接触子が受け入れられる複数の貫通孔を有していることを特徴とする。
本態様によれば、前記第2の接触子は、例えばポゴピンのように当該第2の接触子の軸線方向に伸縮可能であり、前記荷重調整部材は前記第2の接触子が受け入れられる複数の貫通孔を有している。つまり、前記第2の接触子の前記第1の接点は、前記貫通孔を介して前記回路変換基板に接触する。したがって、前記ハウジングと前記回路変換基板との間に前記荷重調整部材を配置することにより、前記ハウジングと前記回路変換基板との距離を前記荷重調整部材の厚み分だけ離すことができる。
その結果、前記第2の接触子の前記第1の接点が前記回路変換基板と接触した際の前記第2の接触子の前記第1の接点の押し込み量を減少させることができるので、前記第2の接触子の前記第1の接点に生じる荷重を前記第2の荷重から前記第1の荷重へ減少させることができる。したがって、前記第2の接触子の前記第1の接点は前記第1の状態では前記第2の荷重より小さい前記第1の荷重で前記回路変換基板を押圧し、ひいては前記第1の接触子が前記第1の荷重で前記被検査体を押圧し、前記第2の状態では前記第2の荷重で前記被検査体を押圧することができる。
つまり、前記第1の検査及び前記第2の検査を共通の部材から成る接触検査装置で検査することができる。したがって、前記接触検査装置のコストダウンを図ることができる。また、前記第1の検査及び前記第2の検査における前記被検査体の検査結果の相関性が向上するので前記検査における前記検査結果に差異が生じ難くなり、前記被検査体の検査結果の信頼性が向上し、前記被検査体の歩留まりを向上させることができる。
本発明の第7の態様の接触検査装置は、第2から第5のいずれか一の態様において、前記第2の接触子は、弧状に湾曲した形状を有するとともに前記ハウジングに回動可能に取り付けられ、前記ハウジングには前記被検査体を受け入れて該被検査体と前記第1の接点との接触を可能にする受け入れ部が設けられ、前記回路変換基板には前記第1の基板が取り付けられる側と反対の側に前記受け入れ部に受け入れられる電気的接続部品が取り付けられ、前記第1の状態において前記受け入れ部内に前記電気的接続部品を受け入れた際、前記第2の接触子は前記第2の基板側に向けて回動しつつ前記第1の接点が前記電気的接続部品と接触し、前記第1の接触子と前記第2の接触子とが電気的に接続され、前記被検査体の前記第1の検査が可能となり、前記第2の状態において前記受け入れ部内に前記被検査体を受け入れた際、前記第2の接触子は前記第2の基板側に向けて回動しつつ前記第1の接点が前記被検査体と接触し、前記被検査体の前記第2の検査が可能となることを特徴とする。
本態様によれば、前記ハウジングと前記回路変換基板との間には前記荷重調整部材が配置されているので、前記第2の接触子の第1の接点に生じる荷重を調整することができる。すなわち、前記接触検査装置において前記荷重調整部材が取り付けられている前記第1の状態にある場合、前記第1の荷重で前記第1の検査を行うことができ、前記接触検査装置において前記荷重調整部材が取り外された前記第2の状態である場合、前記第1の荷重よりも大きい前記第2の荷重で前記第2の検査を行うことができる。
また、前記第2の接触子は弧状に湾曲した形状を有するとともに前記ハウジングに回動可能に取り付けられていることから前記ハウジングの受け入れ部内に前記被検査体あるいは前記電気的接続部品が受け入れられたとき、前記第2の接触子は前記第2の基板側に回動しつつ、前記湾曲部が撓む。この撓みにより前記第2の接触子の前記第1の接点は前記被検査体あるいは前記電気的接続部品に向けて押圧されるので、前記第2の接触子と前記被検査体あるいは前記電気的接続部品との電気的接続をより確実なものとすることができる。
本発明の第8の態様の接触検査装置は、第7の態様において、前記荷重調整部材は、前記第2の基板に対する前記第1の基板の傾きを調整可能に構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記荷重調整部材は、前記第2の基板に対する前記第1の基板の傾きを調整可能に構成されているので、前記第1の基板に設けられた前記第1の接触子の針先の平行度及び前記第1の検査時における前記接触検査装置における基準面から針先までの距離を調整することができる。これにより、前記第1の検査の検査精度を向上させることができ、該第1の検査の信頼性を向上させることができる。
本発明の第1の実施例に係る接触検査装置の第1の状態を一部断面で示す側面図。 第1の実施例に係る接触検査装置の第1の状態において前記第1の接触子が設けられた前記第1の基板を示す斜視図。 (A)は第1の実施例に係る回路変換基板における第2の接触子と接触する側を示す平面図であり、(B)は回路変換基板における第1の基板に取り付けられる側を示す平面図。 荷重調整部材の斜視図。 第2の接触子及びハウジングの側断面図。 第2の接触子、ハウジング及び第2の基板の斜視図。 第1の実施例に係る接触検査装置における第2の状態を示す斜視図 第2の状態の接触検査装置における検査スロットの拡大斜視図。 第1の実施例に係る接触検査装置における第2の状態を一部断面で示す側面図。 (A)は荷重調整部材を使用しない状態において回路変換基板と接触する第2の接触子の第1の接点の押し込み状態を示す側断面図であり、(B)は荷重調整部材を使用した状態において回路変換基板と接触する第2の接触子の第1の接点の押し込み状態を示す側断面図。 (A)は第1の実施例に係る接触検査装置の第1の状態の側断面図であり、(B)は第1の状態の接触検査装置から第1の接触子、第1の基板、回路変換基板及び荷重調整部材を取り外した状態を示す側断面図。 (A)は第2の接触子、ハウジング及び第2の基板に案内部材を取り付ける状態を示す側断面図であり、(B)は接触検査装置における第2の状態を示す側断面図。 第2の実施例に係る接触検査装置の第1の状態を一部断面で示す側面図。 第2の実施例に係る回路変換基板に取り付けられた電気的接続部品を示す斜視図。 第2の実施例に係る荷重調整部材の斜視図。 第2の実施例に係るハウジングの平面図。 第2の実施例における第2の接触子の側断面図。 (A)は第2の実施例に係る接触検査装置の第1の状態の側断面図であり、(B)は第1の状態の接触検査装置から第1の接触子、第1の基板、回路変換基板及び荷重調整部材を取り外した状態を示す側断面図。 第2の実施例に係る接触検査装置における第2の状態を一部断面で示す側面図。 第2の実施例に係る接触検査装置の変更例を示す側断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
本発明における接触検査装置は、「第1の検査」としてのウエハ検査における検査状態である「第1の状態」と、「第2の検査」としてのパッケージ検査における検査状態である「第2の状態」とを組み替えて使用することを基本構想としている。
<<<第1の実施例>>>
[第1の状態]
図1ないし図12を参照して第1の実施例に係る接触検査装置10について説明する。図1はウエハ検査における接触検査装置10の第1の状態を示している。第1の状態における接触検査装置10は、「第1の接触子」としてのプローブ12と、「第1の基板」としてのプローブ基板14と、回路変換基板16と、荷重調整部材18と、「第2の接触子」としての接触子20と、ハウジング22と、「第2の基板」としてのメイン基板24と、補強板26と、プローブヘッド固定リング28を備えている。
また、図1において接触検査装置10の下方(図1における−Z軸方向側)には検査ステージ30が設けられている。検査ステージ30は、Xステージ、Yステージ、Zステージ及びθステージを組み合わせて構成されている。検査ステージ30の上部には、チャックトップ32が設けられている。このため、チャックトップ32は、水平面状でX軸方向及びこれに直角なY軸方向と、前記水平面(XY面)に垂直な垂直方向すなわちZ軸方向に位置調整が可能であり、またZ軸まわりに回転姿勢(θ方向)が調整可能である。
さらにチャックトップ32の上部には載置面34が設けられ、被検査体36が載置される。尚、本実施例において第1の検査における被検査体36は、多数の集積回路が組み込まれた半導体ウエハである。
プローブ12は、図1及び図2に示すようにプローブ基板14の下面側に設けられ、載置面34に載置された被検査体36に向けて突出している。プローブ12は、プローブ基板14の下面側において半導体ウエハである複数の被検査体36に対応するように配列されている。また、プローブ基板14の下面を基準面とした際、複数のプローブ12は、該プローブの先端が作る仮想平面の平面度が所定の平面度(例えば30μm以下)以上となるようにプローブ基板14の下面に取り付けられている。
プローブ基板14は、本実施例では図2に示すように円盤状(円形)に形成されている。また、図示しないがプローブ基板14はセラミックス基板と配線基板とを備える多層基板として構成されている。プローブ基板14の上面には複数の電極38が設けられている。電極38は、プローブ基板14内に設けられた配線を介してそれぞれプローブ12と電気的に接続されている。
プローブ基板14の上面側(図1における+Z軸方向側)には、回路変換基板16が取り付けられている。回路変換基板16の下面側(図3(B)参照)には、プローブ基板14の上面に設けられた複数の電極38に対応し、電極38と電気的に接続される電極40が設けられている。
また、回路変換基板16の上面側(図3(A)参照)には、後述する接触子20の配列に対応するとともに接触子20と電気的に接続される複数の電極42が設けられている。また、回路変換基板16には、当該回路変換基板の下面側の電極40と上面側の電極42とを電気的に接続する配線16a(図1参照)が設けられている。
本実施例において回路変換基板16の下面側の電極40の配置パターン(図3(B)参照)はウエハ検査に対応する配置となっており、上面側の電極42の配置パターン(図3(A)参照)は、パッケージ検査に対応する配置となっている。つまり、回路変換基板16の上面側と下面側とでは電極40、42の配置パターンが異なる。言い換えると、回路変換基板16は、配線16aを介して下面側の電極40の配置パターン(ウエハ検査対応)を上面側の電極42の配置パターン(パッケージ検査対応)へと変換している。
回路変換基板16の上面側には荷重調整部材18が設けられている。荷重調整部材18は図4に示すように平板状に形成されている。本実施例では、一例としてフィルム状に形成されている。また、荷重調整部材18は非導電性の材質から構成されている。荷重調整部材18には、回路変換基板16の上面側の電極42に対応して「貫通孔」としての複数の荷重調整孔44が設けられている。荷重調整孔44は後述する接触子20の直径よりわずかに大きく形成され、接触子20が荷重調整孔44を挿通するように構成されている。尚、荷重調整部材18の機能については後ほど説明する。
荷重調整部材18の上方にはハウジング22が設けられている。ハウジング22は非導電性の材質から構成されている。図5に示すようにハウジング22には複数の貫通孔46が設けられている。尚、図5では、貫通孔46の説明のために一部の接触子20の表示を省略している。貫通孔46には接触子20が挿入されて取り付けられている。
接触子20は、「第1の接点」として機能する第1の接触部20aと、「第2の接点」として機能する第2の接触部20bと、本体20cとを備えている。第1の接触部20a及び第2の接触部20bには、それぞればね部材48が取り付けられている。これにより、第1の接触部20a及び第2の接触部20bは、接触子20の軸線方向に沿って本体20cに対して伸縮自在に構成されている。接触子20は導電性材料で構成され、第1の接触部20aと第2の接触部20bとは本体20cを介して電気的に接続されている。本実施例では、第1の接触部20aが回路変換基板16の上面側の電極42と第1の荷重(数gf)F1(図10(B)参照)で接触する。これにより、第1の接触部20aにおいて電極42と接触する部位は第1の接点として機能する。したがって、第1の接触部20aと電極42とは電気的に接続された状態となる。尚、本実施例において接触子20はポゴピンとして構成されている。
また、図1に示すようにハウジング22の上方にはメイン基板24が設けられている。メイン基板24の下面側には複数の電極50が設けられている。電極50は、接触子20に対応するように配置されている。メイン基板24の下面にはハウジング22が取り付けられ、電極50に第2の接触部20bが接触している。これにより、第2の接触部20bにおいて電極50と接触する部位は第2の接点として機能する。したがって、第2の接触部20bと電極50とは電気的に接続された状態となる。
また、接触子20の第2の接触部20bは電極50に対してハウジング22側に押し込まれた状態で接している。つまり、接触子20の第2の接触部20bはメイン基板24の電極50を上方に向けて付勢している。
メイン基板24の上面側には補強板26が取り付けられている。補強板26は金属材料から構成されている。補強板26は、メイン基板24に作用する接触子20の複数の第2の接触部20bの付勢力に抗して、メイン基板24が上方側に撓むことを抑制することができ、あるいはメイン基板24の上方側への撓みを防止することができる。
メイン基板24の上面側にはコネクタ52が設けられている。コネクタ52はメイン基板24の下面側の電極50と配線24aにより電気的に接続されている。コネクタ52は図示しないテスタと電気的に接続されている。これにより接触検査装置10とテスタとの間でウエハ検査及びパッケージ検査のための信号の送受信が可能となる。また、メイン基板24、ひいては接触検査装置10は図1に示すウエハ検査の状態では前記テスタ(不図示)に揺動可能に取り付けられている。
また、メイン基板24の下面には、プローブヘッド固定リング28が締結部材54を介して取り付けられている。そして、プローブヘッド固定リング28には、プローブ基板14及び回路変換基板16が締結部材56を介して取り付けられている。
本実施例において、メイン基板24の下面は基準面として構成されている。メイン基板24の下面に取り付けられたプローブヘッド固定リング28のメイン基板24の下面に対する傾きは締結部材54の締め具合を調整することにより調整することができる。さらに、プローブ基板14は締結部材56の締め具合を調整することによりプローブヘッド固定リング28に対する傾きを調整することができる。つまりプローブ基板14のメイン基板24の下面(基準面)に対する傾きは締結部材54及び締結部材56の締め具合を調整することにより調整可能である。
[第2の状態]
次いで、図6ないし図9を参照して、接触検査装置10の第2の状態、つまりパッケージ検査を行う状態について説明する。図6に示すのは、第1の状態(図1参照)における接触検査装置10から、プローブ12、プローブ基板14、回路変換基板16、荷重調整部材18及びプローブヘッド固定リング28を取り外した状態である。この状態では、接触子20の第1の接触部20aは接触子20の軸線方向に対して伸びきっている状態となっている。この状態の接触検査装置10に図7及び図8に示す案内部材58を取り付けると、接触検査装置10の第2の状態となる。
案内部材58には、パッケージ状態あるいはモールドされた状態の半導体デバイス、つまり被検査体60を収容する「受け入れ部」としての検査ソケット62(図8及び図9参照)が設けられている。検査ソケット62は凹部として構成されている。本実施例では、検査ソケット62は2箇所設けられている。
検査ソケット62内には、図9に示すように接触子20の第1の接触部20aが露出するように構成されている。接触子20の第1の接触部20aに対して被検査体60の電極60aを押し付けることにより被検査体60と接触検査装置10とが電気的に接続され、第2の検査であるパッケージ検査が可能となる。
具体的には、図9に示すようにハンドラー64に被検査体60を吸着、あるいは把持させた状態で、検査ソケット62の上方に被検査体60を移動させる。そして、ハンドラー64を下方に移動させて、検査ソケット62に被検査体60を押し込む。この際、被検査体60の電極60aと接触する接触子20の第1の接触部20aに生じる付勢力が第1の荷重(数gf)F1よりも大きい第2の荷重(数十gf)F2となるまで被検査体60を第1の接触部20aに向けて押し込む。これにより、第1の接触部20aに付着していたゴミや汚れが排除され、第1の接触部20aと電極60aとの電気的接続が確実なものとなる。
ここで、図10(A)及び図10(B)を参照して、接触検査装置10において荷重調整部材18を用いて第1の接触部20aに生じる付勢力を調整する方法について説明する。図10(A)は荷重調整部材18を用いないで回路変換基板16に第1の接触部20aを接触させた際の模式図である。この際、ハウジング22の下面は回路変換基板16と当接している。つまり、接触子20の第1の接触部20aは、ハウジング22の下面と面一の位置まで押し込まれている。第1の接触部20aが接触子20の軸線方向に沿って伸びきった状態から押し込まれた状態までの変位量をLとすると、この際に第1の接触部20aに生じる荷重は第2の荷重(数十gf)F2となる。
これに対し、図10(B)に示すようにハウジング22の下面と回路変換基板16との間に荷重調整部材18を配置する。荷重調整部材18の厚みをtとした際、接触子20の第1の接触部20aは荷重調整部材18の厚みt分だけ、接触子20の本体20cに対して押し込まれなくなる。
つまり、第1の接触部20aにおいて、接触子20の軸線方向に沿って伸びきった状態から押し込まれた状態までの変位量はL−tとなる。したがって、第1の接触部20aの変位量が減少するので、該第1の接触部20aに生じる付勢力も小さくなる。この状態では、第1の接触部20aには、第2の荷重(数十gf)F2よりも小さい第1の荷重(数gf)F1が生じる。したがって、荷重調整部材18は、接触子20の第1の接触部20aに生じる付勢力を第2の荷重F2から第1の荷重F1に調整するものである。
次いで、図11(A)ないし図12(B)を参照して、接触検査装置10の第1の状態から第2の状態への組み換えについて説明する。最初に、図1に示すウエハ検査状態から図11(A)に示すように接触検査装置10の向きを反転させた状態とする。
次に、図11(B)に示すように第1の状態の接触検査装置10から、締結部材54、56を緩めてプローブ12が取り付けられたプローブ基板14、回路変換基板16、荷重調整部材18及びプローブヘッド固定リング28を取り外す。この状態において接触検査装置10は、接触子20、ハウジング22、メイン基板24及び補強板26を備えている。
そして、図12(A)に示すように接触子20、ハウジング22、メイン基板24及び補強板26を備えている状態の接触検査装置10に案内部材58を取り付ける。接触検査装置10に案内部材58を取り付けることにより、図12(B)に示すように接触検査装置10の第2の状態、つまりパッケージ検査の状態となる。尚、第2の状態(パッケージ検査の状態)から第1の状態(ウエハ検査の状態)にするには、上記と逆の工程を行うことにより接触検査装置10を組み替えることができる。
また、接触検査装置10において第1の状態と第2の状態とでは、接触子20、ハウジング22、メイン基板24及び補強板26を共有している。つまり、接触検査装置10における配線において、テスタに接続されるコネクタ52から接触子20の第1の接触部20aまでは電気配線を共有することとなる。
<<<第1の実施例の変更例>>>
(1)本実施例では、接触子20をポゴピンとする構成としたが、この構成に代えて、例えばプランジャ型の接触子(一例として特開2014−17147号公報参照)やカンチレバー型の接触子等で構成してもよい。
(2)本実施例では、荷重調整部材18の厚さtは、第2の荷重F2から第1の荷重F1に調整するように設定されているが、この構成に代えて、荷重調整部材18の厚さを第2の荷重F2から第1の荷重F1と異なる大きさの第3の荷重F3に調整する厚さに設定してもよい。荷重調整部材18により接触子20の第1の接触部20aに生じる力が第3の荷重F3となる場合、第3の荷重F3が必要な第3の検査を実施することが可能となる。
上記説明をまとめると、本実施例における接触検査装置10は被検査体36と接触子20が第1の荷重F1で接触するので、被検査体36に対してウエハ検査を実行できる。そして、接触検査装置10において第1の状態から、例えば、プローブ基板14と、回路変換基板16と、荷重調整部材18を取り外すと、接触子20に生じる荷重が第1の荷重F1よりも大きい第2の荷重F2となるので、接触子20にパッケージ検査における被検査体60を接触させることにより被検査体60に対してパッケージ検査を行うことが可能となる。
つまり、接触検査装置10は、共通の部材である接触子20、ハウジング22、メイン基板24及び補強板26によりウエハ検査及びパッケージ検査を実施することが可能になる。言い換えると、本実施例における接触検査装置10は、ウエハ検査を実施する接触検査装置とパッケージ検査を実施する接触検査装置とを兼ねている。また、ウエハ検査とパッケージ検査とでは被検査体36、60に対する検査時における接触荷重が異なるが、荷重調整部材18が第2の荷重F2から第1の荷重F1へ荷重を調整するので、1つの接触検査装置10で2つの検査を行うことができる。その結果、検査毎に専用の接触検査装置10を準備する必要がないので、コストダウンを図ることができる。また、本実施例における接触検査装置10において厚さの異なる荷重調整部材18を使用することにより、第3の荷重F3による第3の検査を行うことも可能になる。
また、本実施例における接触検査装置10において第1の状態からプローブ基板14と、回路変換基板16と、荷重調整部材18とを取り外すことによりパッケージ検査を行うことができる。すなわち、1つの接触検査装置10でウエハ検査及びパッケージ検査の2つの検査を行うことが出来るので、検査毎に接触検査装置10を準備する必要がなく、コストダウンを図ることができる。
また、ウエハ検査及びパッケージ検査における接触検査装置10の接触子20、ハウジング22、メイン基板24及び補強板26を共通化することで、ウエハ状態の被検査体36とパッケージ状態の被検査体60との検査結果の相関性が向上するのでウエハ状態の被検査体36とパッケージ状態の被検査体60との検査結果に許容範囲を超える差異が生じ難く、当該検査結果の信頼性が向上し、被検査体36、60の歩留まりを向上させることができる。
さらに、ウエハ検査及びパッケージ検査において共通の部材(接触子20、ハウジング22、メイン基板24及び補強板26)を用いることから、被検査体36、60においてウエハ検査及びパッケージ検査の結果に差異が生じた際、差異が生じた要因から共通の部材を外すことができ、前記要因の特定のための解析時間を短縮化でき、接触検査装置10における問題の解決を迅速化することができる。
また、荷重調整部材18は接触子20の第1の接触部20aに生じる荷重を第2の荷重F2(例えばパッケージ検査における荷重数十gf)から当該第2の荷重F2よりも小さい前記第1の荷重F1(例えばウェハー検査における荷重数gf)に調整するものであるので、接触検査装置10を第2の状態から第1の状態に組み替えた際、プローブ基板14に撓みや変形が生じることを抑制することができる。これにより、ウエハ検査時における被検査体36に対してプローブ12の配列位置や針先位置がずれることを防止できる。
また、第2の状態の接触検査装置10においてハウジング22にはパッケージ検査における被検査体60を接触子20の第1の接触部20aに案内する案内部材58が取り付けられているので、被検査体60を接触子20の第1の接触部20aに確実に接触させることができ、パッケージ検査における作業性を向上させることができる。
本実施例において、接触子20はパッケージ検査の状態において複数の被検査体60に対応可能に配置されているので、パッケージ検査において複数の被検査体60への検査を行うことができ、単位時間当たりの被検査体60の検査数、つまりスループットを向上させることができる。
また、本実施例において接触子20の第1の接触部20a及び前記第2の接触部20bは接触子20の軸線方向に伸縮可能であり、荷重調整部材18は接触子20が受け入れられる複数の荷重調整孔44を有している。つまり、接触子20の第1の接触部20aは、荷重調整孔44を介して回路変換基板16に接触する。したがって、ハウジング22と回路変換基板16との間に荷重調整部材18を配置することにより、ハウジング22と回路変換基板16との距離を荷重調整部材18の厚みt分だけ離すことができる。
その結果、接触子20の第1の接触部20aが回路変換基板16と接触した際の接触子20の第1の接触部20aの押し込み量を減少させることができるので、接触子20の第1の接触部20aに生じる荷重を第2の荷重F2から第1の荷重F1へ減少させることができる。したがって、接触子20の第1の接触部20aは第1の状態では第2の荷重F2より小さい第1の荷重F1で回路変換基板16を押圧し、ひいてはプローブ12が第1の荷重F1でウエハ検査時の被検査体36を押圧し、第2の状態では第2の荷重F2でパッケージ検査時の被検査体60を押圧することができる。
<<<第2の実施例>>>
次いで、図13ないし図19を参照して第2の実施例に係る接触検査装置70について説明する。第2の実施例に係る接触検査装置70は第2の接触子の構造及び回路変換基板に電気的接続部品を設けた点で相違する。
[第1の状態]
図13を参照するに接触検査装置70は、プローブ12と、プローブ基板14と、回路変換基板72と、荷重調整部材74と、「第2の接触子」としての接触子76と、ハウジング78と、メイン基板24と、補強板26と、プローブヘッド固定リング28とを備えている。プローブ12、プローブ基板14、メイン基板24、補強板26及びプローブヘッド固定リング28については第1の実施例と同じ構成であるので説明を省略する。
図14に示すように回路変換基板72の上面側(図14の+Z軸方向側)には電気的接続部品80が設けられている。本実施例において、電気的接続部品80はパッケージ検査における被検査体60の寸法に合わせたブロック状の部材として構成されている。一例としてブロック状の電気的接続部品80の各側面には上下方向に延びる配線80aが複数設けられている。配線80aは適宜間隔をおいて設けられている。また、配線80aの上端部は電気的接続部品80の上面側に形成された電極80bに接続されている。
また、配線80aの下端部は、回路変換基板72の上面側に設けられた複数の電極82に接続されている。具体的には、配線80aの下端部は電極82にハンダ付けされて電気的に接続されている。したがって、電極80bは、配線80a及び電極82を介してプローブ12と電気的に接続されている。
また、図15に示すように荷重調整部材74は、平板状に形成されている。荷重調整部材74には開口部84が形成されている。開口部84は電気的接続部品80及び回路変換基板72の電極82と干渉しない大きさに設定されている。また、荷重調整部材74の厚さtは、後述する接触子76に生じる付勢力を第2の荷重F2から第1の荷重F1に調整する寸法に設定されている。
また、図16及び図17に示すようにハウジング78には、「受け入れ部」としての凹状の検査ソケット86が形成されている。また、図16に示すようにハウジング78には検査ソケット86を取り囲むように複数のスリット88が設けられている。本実施例では、一例として検査ソケット86の一辺に4つのスリット88が互いに間隔をおいて設けられている。また、ハウジング78には検査ソケット86の各辺と平行、かつ4つのスリット88を横切るように弾性部材90が設けられている。弾性部材90はシリコンゴム等の樹脂により円柱状に形成されている。
各スリット88には接触子76が弾性部材90を回動中心として回動可能に収容されている。接触子76は、図17に示すように全体として弧状に湾曲した形状に形成され、先端部76aと基端部76bとを有している。先端部76aは、パッケージ検査における被検査体60の電極60a、あるいは電気的接続部品80の電極80bと当接する第1の接点として機能する。また、基端部76bは弾性部材90と係合している。基端部76bの下端は、メイン基板24の下面に形成された電極50と当接している。つまり、基端部76bの下端は、第2の接点として機能する。
ここで、図17を参照してパッケージ検査を例に挙げて接触子76の検査時における動作について説明する。検査ソケット86に被検査体60が受け入れられると、被検査体60の電極60aと接触子76の第1の接点である先端部76aが当接する。ここで、先端部76aが汚れている場合やゴミが付着している場合もあることから、被検査体60をさらにメイン基板24側に押し込む。これにより、先端部76aはメイン基板24側に押し込まれて撓むとともに接触子76の基端部76bは弾性部材90を押し潰しながら該弾性部材90の周りを図17における時計回り方向に回動する。尚、本実施例においてパッケージ検査における被検査体60は、接触子76の先端部76aに生じる付勢力が第2の荷重F2となるように押し込まれている。
その結果、接触子76には前記撓みにより、先端部76aを図17における反時計回り方向に押し戻そうとする力が作用する。これにより、先端部76aと被検査体60の電極60aとは互いに摩擦を生じさせながら圧接される。したがって、接触子76と被検査体60との電気的接続が確実なものとすることができる。
ここで、再度図13を参照するに、ウエハ検査を実施する第1の状態にある接触検査装置70において荷重調整部材74は、回路変換基板72とハウジング78との間に配置されている。また、回路変換基板72に設けられた電気的接続部品80は、ハウジング78の検査ソケット86へ入り込み、電極80bと接触子76とは接触した状態にある。回路変換基板72とハウジング78との間に荷重調整部材74を配置したことにより、図13のZ軸方向において電気的接続部品80がハウジング78の検査ソケット86へ入り込む長さを荷重調整部材74の厚みt分だけ短くすることができる。
つまり、Z軸方向において荷重調整部材74は接触子76の+Z軸方向における変位量を小さくすることができる。その結果、接触子76に生じる荷重を第2の荷重F2よりも小さな第1の荷重F1とすることができる。
次いで、図18(A)ないし図19を参照して第2の実施例における接触検査装置70における第1の状態と第2の状態との組み替えについて説明する。最初に、図13に示すウエハ検査状態から図18(A)に示すように接触検査装置70の向きを反転させた状態とする。
次いで図18(B)に示すように接触検査装置70からプローブ12、プローブ基板14、プローブヘッド固定リング28、回路変換基板72、荷重調整部材74、電気的接続部品80を取り外す。この状態において接触検査装置70は、接触子76、ハウジング78、メイン基板24、補強板26を備えている。第2の実施例では、この状態がパッケージ検査を行う状態、つまり第2の状態となる。尚、第2の状態(パッケージ検査の状態)から第1の状態(ウエハ検査の状態)にするには、上記と逆の工程を行うことにより接触検査装置70を組み替えることができる。
また、接触検査装置70において第1の状態と第2の状態とでは、接触子76、ハウジング78、メイン基板24、補強板26を共有している。つまり、接触検査装置70における配線において、テスタに接続されるコネクタ52から接触子76の第1の接点である先端部76aまでは電気配線を共有することとなる。
[第2の状態]
また、接触検査装置70は図19に示すように第2の状態においてパッケージ検査を行うことができる。具体的には、図19に示すようにハンドラー64に被検査体60を吸着、あるいは把持させた状態で、検査ソケット86の上方に被検査体60を移動させる。そして、ハンドラー64を下方に移動させて、検査ソケット86に被検査体60を押し込む。この際、被検査体60の電極60aと接触する接触子76の第1の接点である先端部76aに生じる付勢力が第1の荷重(数gf)F1よりも大きい第2の荷重(数十gf)F2となるまで被検査体60を先端部76aに向けて押し込む。これにより、先端部76aに付着していたゴミや汚れが排除され、先端部76aと電極60aとの電気的接続が確実なものとなる。
すなわち、第2の実施例においても荷重調整部材74は、接触子76の第1の接点である先端部76aにおいて生じる付勢力を第2の荷重F2から第1の荷重F1に調整するものである。
また、再度図13を参照するに接触検査装置70は第1の状態においてプローブ基板14は回路変換基板72及び荷重調整部材74を介してプローブヘッド固定リング28に取り付けられている。ここで、荷重調整部材74の厚みを部分的に変更することや締結部材56の締め具合を調整することにより、メイン基板24の下面(基準面)に対するプローブ基板14の傾きを調整することが可能となる。
第2の実施例では、ハウジング78と回路変換基板72との間には荷重調整部材74が配置されているので、接触子76の第1の接点である先端部76aに生じる荷重を調整することができる。すなわち、接触検査装置70が第1の状態にある場合、第1の荷重F1で第1の検査であるウエハ検査を行うことができ、接触検査装置70が第2の状態である場合、第1の荷重F1よりも大きい第2の荷重F2で第2の検査であるパッケージ検査を行うことができる。
また、接触子76は弧状に湾曲した形状を有するとともにハウジング78に回動可能に取り付けられていることからハウジング78の検査ソケット86内に被検査体60あるいは電気的接続部品80が受け入れられたとき、接触子76はメイン基板24側に回動しつつ、前記湾曲部が撓む。この撓みにより接触子76の先端部76aは被検査体60あるいは電気的接続部品80に向けて押圧されるので、接触子76と被検査体60あるいは電気的接続部品80との電気的接続をより確実なものとすることができる。
また、荷重調整部材74は、メイン基板24に対するプローブ基板14の傾きを調整可能に構成されているので、プローブ基板14に設けられたプローブ12の針先の平行度及びウエハ検査時における接触検査装置70における基準面(メイン基板24の下面)から針先までの距離を調整することができる。これにより、ウエハ検査の検査精度を向上させることができ、該ウエハ検査の信頼性を向上させることができる。
<<<第2の実施例の変更例>>>
次いで、図20を参照して第2の実施例の変更例を説明する。この変更例では、荷重調整部材92は回路変換基板72とプローブヘッド固定リング28との間に配置する構成に代えて、接触検査装置70の第1の状態においてハウジング78の検査ソケット86内に配置されている。
すなわち、接触検査装置70の第1の状態においてハウジング78の検査ソケット86内に配置することにより、電気的接続部品80の検査ソケット86内への押し込み量を規制することができる。これにより、検査ソケット86内に荷重調整部材92を配置しない第2の状態では、被検査体60を第2の荷重F2で検査ソケット86内に押し込むことができ、検査ソケット86内に荷重調整部材92を配置する第1の状態では、電気的接続部品80を第2の荷重F2より小さい第1の荷重F1で検査ソケット86内に押し込むことができる。
つまり、この変更例においても荷重調整部材92は、接触子76の第1の接点である先端部76aにおいて生じる付勢力を第2の荷重F2から第1の荷重F1に調整するものである。
<<<第2の実施例の他の変更例>>>
(1)第2の実施例において検査ソケット86の一辺にスリット88を4つ設ける構成としたが、この構成に代えて、検査ソケット86の一辺にスリット88を1つないし3つ、あるいは5つ以上設ける構成としてもよい。
(2)第2の実施例において電気的接続部品80の側面に配線80aを設ける構成としたが、この構成に代えて、電気的接続部品80の内部を通るように配線80aを設ける構成としてもよい。また、第2の実施例における電気的接続部品80において、側面あるいは内部を通るように設けられた配線80aを高密度に配線化することや配線80aの高特性化を図ってもよい。
<<<第1の実施例及び第2の実施例の変更例>>>
第1の実施例及び第2の実施例において検査ソケット62、86を2つ設ける構成としたが、この構成に代えて、検査ソケット62、86は1つでもよく、3つ以上設ける構成としてもよい。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10、70 接触検査装置、12 プローブ、14 プローブ基板、
16、72 回路変換基板、16a、24a、80a 配線、
18、74、92 荷重調整部材、20、76 接触子、
20a 第1の接触部(第1の接点)、20b 第2の接触部(第2の接点)、
20c 本体、22、78 ハウジング、24 メイン基板、
26 補強板、28 プローブヘッド固定リング、30 検査ステージ、
32 チャックトップ、34 載置面、36、60 被検査体、
38、40、42、50、60a、80b、82 電極、44 荷重調整孔、
46 貫通孔、48 ばね部材、52 コネクタ、54、56 締結部材、
58 案内部材、62、86 検査ソケット、64 ハンドラー、
76a 先端部(第1の接点)、76b 基端部(第2の接点)、80 電気的接続部品、84 開口部、88 スリット、90 弾性部材、F1 第1の荷重、F2 第2の荷重、F3 第3の荷重

Claims (8)

  1. 被検査体に接触して検査を行う接触検査装置であって、前記被検査体に対して第1の検査を行う第1の状態は、前記被検査体に接触する複数の第1の接触子が設けられた第1の基板と、
    前記第1の基板に取り付けられる回路変換基板と、
    前記回路変換基板と第1の荷重で接触し、前記第1の接触子と電気的に接続される第1の接点を有する第2の接触子と、
    前記第2の接触子が設けられたハウジングと、
    前記ハウジングと前記回路変換基板との間に配置される荷重調整部材と、
    前記ハウジングが取り付けられ、前記第2の接触子の第2の接点と電気的に接続される配線が設けられた第2の基板と、
    を備え、
    前記荷重調整部材は前記第2の接触子の前記第1の接点に生じる荷重を前記第1の荷重よりも大きい第2の荷重から前記第1の荷重へ調整するものである、
    ことを特徴とする接触検査装置。
  2. 請求項1に記載の接触検査装置において、前記被検査体に対して第2の検査を行う第2の状態は、前記第1の状態から前記第1の基板と、前記回路変換基板と、前記荷重調整部材とを取り外した状態において、前記被検査体を前記第2の荷重で前記第2の接触子の前記第1の接点に接触させて第2の検査を行う、
    ことを特徴とする接触検査装置。
  3. 被検査体に接触して検査を行う接触検査装置であって、該接触検査装置は前記被検査体の第1の検査を行う第1の状態と前記被検査体の第2の検査を行う第2の状態とを組替可能であり、
    前記第1の状態は、
    前記被検査体に接触して第1の検査を行う複数の第1の接触子が設けられた第1の基板と、
    前記第1の基板に取り付けられる回路変換基板と、
    前記回路変換基板と第1の荷重で接触し、前記第1の接触子と電気的に接続される第1の接点を有する第2の接触子と、
    前記第2の接触子が設けられたハウジングと、
    前記ハウジングと前記回路変換基板との間に配置される荷重調整部材と、
    前記ハウジングが取り付けられ、前記第2の接触子の第2の接点と電気的に接続される配線が設けられた第2の基板と、
    を備え、
    前記第2の状態は、
    前記被検査体に対して前記第1の接点が前記第1の荷重よりも大きい第2の荷重で接触する前記第2の接触子と、前記ハウジングと、前記第2の基板とを備え、
    前記荷重調整部材は前記第2の接触子の前記第1の接点に生じる荷重を前記第2の荷重から前記第1の荷重へ調整するものである、
    ことを特徴とする接触検査装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の接触検査装置において、前記第2の状態において前記ハウジングには、前記被検査体を前記第2の接触子に向けて案内する案内部材が着脱可能に取り付けられている、
    ことを特徴とする接触検査装置。
  5. 請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の接触検査装置において、前記第2の接触子は前記第2の状態において複数の前記被検査体に対応可能に配置されている、
    ことを特徴とする接触検査装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の接触検査装置において、前記第2の接触子は、当該第2の接触子の軸線方向に伸縮可能であり、
    前記荷重調整部材は前記第2の接触子が受け入れられる複数の貫通孔を有している、
    ことを特徴とする接触検査装置。
  7. 請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の接触検査装置において、前記第2の接触子は、弧状に湾曲した形状を有するとともに前記ハウジングに回動可能に取り付けられ、
    前記ハウジングには前記被検査体を受け入れて該被検査体と前記第1の接点との接触を可能にする受け入れ部が設けられ、
    前記回路変換基板には前記第1の基板が取り付けられる側と反対の側に前記受け入れ部に受け入れられる電気的接続部品が取り付けられ、
    前記第1の状態において前記受け入れ部内に前記電気的接続部品を受け入れた際、前記第2の接触子は前記第2の基板側に向けて回動しつつ前記第1の接点が前記電気的接続部品と接触し、前記第1の接触子と前記第2の接触子とが電気的に接続され、前記被検査体の前記第1の検査が可能となり、
    前記第2の状態において前記受け入れ部内に前記被検査体を受け入れた際、前記第2の接触子は前記第2の基板側に向けて回動しつつ前記第1の接点が前記被検査体と接触し、前記被検査体の前記第2の検査が可能となる、
    ことを特徴とする接触検査装置。
  8. 請求項7に記載の接触検査装置において、前記荷重調整部材は、前記第2の基板に対する前記第1の基板の傾きを調整可能に構成されている、
    ことを特徴とする接触検査装置。
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