JP2016014826A - 液体現像剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の液体現像剤は、トナー粒子が絶縁性液体中に分散されてなる液体現像剤であって、該トナー粒子は、第1樹脂を含むシェル層と、第2樹脂を含むコア層とから構成されるコア/シェル構造を有し、該第1樹脂は、アミドモノマー由来の第1構成単位と、直鎖炭化水素基を有するモノマー由来の第2構成単位と、分岐炭化水素基を有するモノマー由来の第3構成単位と、を含む樹脂であることを特徴とする。
【選択図】なし
Description
本実施の形態の液体現像剤は、絶縁性液体とトナー粒子とを含む。かかる液体現像剤は、絶縁性液体とトナー粒子とを含む限り、他の任意の成分を含むことができる。たとえば他の成分として、荷電制御剤、増粘剤、トナー分散剤等を含んでいてもよい。
本実施の形態おいて、液体現像剤に含まれるトナー粒子は、第1樹脂を含むシェル層と、第2樹脂を含むコア層とから構成されるコア/シェル構造を有する。ここで「第1樹脂」とは、アミドモノマー由来の第1構成単位と、直鎖炭化水素基を有するモノマー由来の第2構成単位と、分岐炭化水素基を有するモノマー由来の第3構成単位と、を含む樹脂である。
本実施の形態における「コア/シェル構造」とは、第1樹脂(a)を含むシェル層(A)が、第2樹脂(b)を含むコア層(B)の表面に付着または被覆されてなる構造を示す。トナー粒子に、このような構造を採用することにより、トナー粒子の小径化が可能であり、高画質化に資することができる。以下の説明において、このようなコア/シェル構造を有するトナー粒子を「トナー粒子(C)」、トナー粒子(C)を含む液体現像剤を「液体現像剤(X)」と記すことがある。
本実施の形態におけるシェル層(A)は、第1樹脂(a)を含む。そして第1樹脂(a)は、アミドモノマー由来の第1構成単位(α1)と、直鎖炭化水素基を有するモノマー由来の第2構成単位(α2)と、分岐炭化水素基を有するモノマー由来の第3構成単位(α3)と、を含む。シェル層(A)は、上記第1樹脂(a)を含む限り、たとえばビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ケイ素樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、アニリン樹脂、アイオノマー樹脂、およびポリカーボネート樹脂等を含むことができる。またシェル層(A)は、これらの樹脂を2種以上含んでいてもよい。
第1構成単位(α1)は、アミドモノマーに由来する構成単位である。ここで「アミドモノマー」とは、分子内にアミド結合を有するモノマーであり、好ましくはアミド基と重合性二重結合を有するモノマーである。このようなアミドモノマーとしては、たとえば、(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−アミノエチル(メタ)アクリルアミド、ジアセトン(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N,N’−メチレン−ビス(メタ)アクリルアミド、桂皮酸アミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル](メタ)アクリルアミド、N,N−ジベンジル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリルホルムアミド、モルホリン(メタ)アクリルアミド、N−メチル−N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリドン等を例示することができる。ここで本明細書において、「(メタ)アクリル」は、メタクリルおよびアクリルの少なくともいずれか一方を示すものとする。
第2構成単位(α2)は、直鎖炭化水素基を有するモノマーに由来する構成単位である。ここで「直鎖炭化水素基」とは、炭素数2〜30の炭化水素基であって直鎖状のものを示す。かかる炭化水素基は、炭素−炭素結合を主鎖とし炭素と水素とにより構成される限り、水素の一部が他の置換基(たとえばハロゲン)によって置換されていてもよいし、炭素−炭素間の結合に一部二重結合が含まれていてもよい。
第3構成単位(α3)は、分岐炭化水素基を有するモノマーに由来する構成単位である。かかる分岐状炭化水素基は、炭素−炭素結合を主鎖とし炭素と水素とにより構成される限り、水素の一部が他の置換基(たとえばハロゲン)によって置換されていてもよいし、炭素−炭素間の結合に一部二重結合が含まれていてもよく、あるいは一部または全部が環化していてもよい。
第1樹脂(a)の重量平均分子量(以下「Mw」と記す)は、40000以上200000以下であることが好ましく、80000以上120000以下であることがより好ましい。Mwが40000以上であればオリゴマー量が一定量以下になるため良好な電荷保持率を有することができ、またMwが200000以下であれば良好な造粒性ひいては低温定着性を有することができるからである。
本明細書において樹脂のMwおよび数平均分子量(以下「Mn」と記す)は、テトラヒドロフラン(以下「THF」と記す)の可溶分について、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC:Gel Permeation Chromatography)を用いて、以下の条件で測定されたものである。
カラム:東ソー(株)製の「TSKgelGMHXL」(2本)と東ソー(株)製の「TSKgelMultiporeHXL−M」(1本)
試料溶液:0.25質量%のTHF溶液
カラムへの試料溶液の注入量:100μl
流速:1ml/分
測定温度:40℃
検出装置:屈折率検出器
基準物質:東ソー(株)製の標準ポリスチレン(TSK standard POLYSTYRENE)12点(分子量:500、1050、2800、5970、9100、18100、37900、96400、190000、355000、1090000、2890000)。
カラム:東ソー(株)製の「TSK guardcolumn α」(1本)と東ソー(株)製の「TSKgel α−M」(1本)
試料溶液:0.125質量%のジメチルホルムアミド溶液
カラムへのジメチルホルムアミド溶液の注入量:100μl
流速:1ml/分
測定温度:40℃
検出装置:屈折率検出器
基準物質:東ソー(株)製の標準ポリスチレン(TSK standard POLYSTYRENE)12点(分子量:500、1050、2800、5970、9100、18100、37900、96400、190000、355000、1090000、2890000)。
本実施の形態の第2樹脂(b)は、コア/シェル構造のコア層(B)を構成する。第2樹脂(b)としては、たとえば、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ケイ素樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、アニリン樹脂、アイオノマー樹脂およびポリカーボネート樹脂等を例示することができる。本実施の形態では、所望の熱物性が得られやすいとの観点から、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂およびウレタン樹脂が好ましい。また第2樹脂(b)は、ポリエステル樹脂をイソシアネートで鎖長させたウレタン変性ポリエステル樹脂であってもよい。かかるウレタン変性ポリエステル樹脂は低温定着性の観点から好ましい。なお第2樹脂(b)は、2種以上の樹脂を含んでいてもよい。
第2樹脂(b)は線形高分子であってもよいし非線形高分子であってもよいが、第2樹脂(b)の示差走査熱量測定における吸熱開始温度は、50℃以上60℃以下であることが好ましい。第2樹脂(b)の吸熱開始温度が上記範囲を占めることにより、トナー粒子の帯電性が高まる傾向にあるからである。示差走査熱量測定における吸熱開始温度は、たとえば従来公知の示差走査熱量計(たとえばセイコーインスツル(株)製の「DSC(Q2000)」)を用いて測定することができる。測定条件としては、測定試料(5mg)、昇温速度を10℃/minとして、吸熱開始温度を測定することができる。ここで第2樹脂(b)の吸熱開始温度は、より好ましくは50℃以上55℃以下である。
第2樹脂(b)のMnは、2000以上20000以下であることが好ましい。Mnが2000未満であると樹脂が過度に柔らかくなり、オフセットが発生しやすくなる傾向にあり、20000を超えると樹脂が溶融し難くなり、定着強度が低下する傾向にあるからである。ここで第2樹脂(b)のMnは、より好ましくは5000以上10000以下である。
本実施の形態におけるトナー粒子(C)は、シェル層(A)およびコア層(B)の少なくとも一方に着色剤を含んでいることが好ましく、着色剤以外の添加剤(たとえば顔料分散剤、ワックス、荷電制御剤、充填剤、帯電防止剤、離型剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、ブロッキング防止剤、耐熱安定剤、難燃剤等)をさらに含んでいても良い。
着色剤は、上記の第1樹脂(a)および第2樹脂(b)の少なくともいずれかの中に分散されている。着色剤の体積平均粒径は0.3μm以下であることが好ましい。着色剤の体積平均粒径が0.3μmを超えると分散が悪くなり、光沢度が低下し所望の色目を実現できなくなる場合がある。
顔料分散剤は、トナー粒子中に着色剤(顔料)を均一に分散させる作用を有するものであり、塩基性分散剤を使用することが好ましい。さらに顔料分散剤としては、絶縁性液体(キャリア液)に溶解しないものを選択することがより好ましい。これらの理由から味の素ファインテクノ社製の「アジスパーPB−821」(商品名)、「アジスパーPB−822」(商品名)、「アジスパーPB−881」(商品名)等を用いることが好ましい。
本実施の形態の液体現像剤に含まれる絶縁性液体は、静電潜像を乱さない程度の抵抗率(1011〜1016Ω・cm程度)のものであれば良い。さらに臭気、毒性が低い溶媒が好ましい。一般的に、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素、ポリシロキサン等が挙げられる。特に臭気、無害性、コストの点から、ノルマルパラフィン系溶媒、イソパラフィン系溶媒が好ましい。具体的にはモレスコホワイト(商品名、松村石油研究所社製)、アイソパー(登録商標、エクソンモービル社製)、シェルゾール(商品名、シェルケミカルズジャパン(株)製)、IPソルベント1620、IPソルベント2028、IPソルベント2835(いずれも商品名、出光興産社製)等を挙げることができる。
本実施の形態に係る液体現像剤(X)は、次のようにして製造することができる。まず、第1樹脂(a)および第2樹脂(b)を従来公知の方法、たとえば分散重合法、乳化重合法、ソープフリー乳化重合法、シード重合法または懸濁重合法等によって製造する。次に、第1樹脂(a)が分散された微粒子分散液を調整する。さらに良溶媒に第2樹脂(b)を溶解させて樹脂溶液を得、SP値がこの良溶媒と異なる貧溶媒に対して、該樹脂溶液を第1樹脂(a)の微粒子分散液とともに混合し、せん断を与えて液滴を形成した後、良溶媒を揮発させることにより、液体現像剤(X)を製造することができる。このようにして製造された液体現像剤(X)は、第1樹脂(a)を含むシェル層(A)と、第2樹脂(b)を含むコア層(B)とから構成されるコア/シェル構造を有するトナー粒子(C)を含むことができる。
撹拌装置、加熱冷却装置、温度計、冷却管および窒素導入管を備えた反応容器に、ドデカンジカルボン酸286質量部、1,6−ヘキサンジオール190質量部および縮合触媒としてチタニウムジヒドロキシビス(トリエタノールアミネート)1質量部を投入し、180℃で、窒素気流下、生成する水を留去しながら8時間反応させた。
以下のようにして、第1樹脂(a1)からなる微粒子が分散された微粒子分散液(A1)を製造した。
以下のようにして、第1樹脂(a2)からなる微粒子が分散された微粒子分散液(A2)を製造した。
以下のようにして、第1樹脂(a3)からなる微粒子が分散された微粒子分散液(A3)を製造した。
以下のようにして、第1樹脂(a4)からなる微粒子が分散された微粒子分散液(A4)を製造した。
以下のようにして、第1樹脂(a5)からなる微粒子が分散された微粒子分散液(A5)を製造した。
以下のようにして、第1樹脂(a6)からなる微粒子が分散された微粒子分散液(A6)を製造した。
以下のようにして、第1樹脂(a7)からなる微粒子が分散された微粒子分散液(A7)を製造した。
以下のようにして、第1樹脂(a8)からなる微粒子が分散された微粒子分散液(A8)を製造した。
以下のようにして、第1樹脂(a9)からなる微粒子が分散された微粒子分散液(A9)を製造した。
以下のようにして、第1樹脂(a10)からなる微粒子が分散された微粒子分散液(A10)を製造した。
以下のようにして、線形ポリエステル樹脂である第2樹脂(b1)の溶液を製造した。
以下のようにして非線形ポリエステル樹脂である第2樹脂(b2)の溶液を製造した。
以下のようにして、第2樹脂(b3)の溶液を得た。
ビーカーに、銅フタロシアニン25質量部、着色剤分散剤〔商品名「アジスパーPB−822」、味の素ファインテクノ(株)製〕4質量部、およびアセトン75質量部を投入し、撹拌して均一分散させた後、ビーズミルによって銅フタロシアニンを微分散させ、着色剤分散液を得た。着色剤分散液に含まれる銅フタロシアニンの体積平均粒径を、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(型式「LA−920」、堀場製作所製)を用いて測定したところ、体積平均粒径は0.2μmであった。
ビーカーに、第2樹脂(b1)の溶液45質量部および製造例14で得られた着色剤分散液15質量部を投入し、25℃でTKオートホモミキサー〔製品名、プライミクス(株)製〕を用いて8000rpmで撹拌し、均一に分散させることにより樹脂溶液を得た。
表1に示すように、微粒子分散液(A)および第2樹脂(b)の種類を変更する以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜10に係る液体現像剤(Z−2)〜(Z−10)ならびに比較例1〜3に係る液体現像剤(Z’−1)〜(Z’−3)を得た。ここで表1に示す第1樹脂(a)の各構成単位の比率[質量%]は、各モノマーの仕込み量から算出した値である。
各液体現像剤に含まれるトナー粒子の体積平均粒径を堀場製作所製の「LA−920」を用いて測定した。その結果を表1に示す。
以下のようにして、各液体現像剤の帯電性、低温定着温度および定着強度を評価した。
まず、評価に使用した画像形成装置について説明する。図1は電子写真方式の画像形成装置の概略概念図である。この装置のプロセス条件およびプロセス概略は以下の通りである。
以下のようにして、帯電量および電荷保持率を測定することにより、各液体現像剤に含まれるトナー粒子の帯電性を評価した。
画像形成装置100を用いて、現像剤担持体24上で、液体現像剤からなる薄層(単位面積当たりのトナー粒子の質量:1g/m2)を形成し、現像剤担持体への流れ込み電流を0.2mA/cmとして、該薄層を帯電させた。そして、帯電から0.1秒後の薄層の表面電位を計測し、該表面電位を単位面積当たりのトナー粒子の質量で除すことにより、帯電量Vs0.1[単位:V・(g/m2)-1]を算出した。
さらに帯電後1秒後の薄層の表面電位を計測し、この1秒後の表面電位を0.1秒後の表面電位で除すことにより、帯電保持率[単位:%]を算出した。これらの測定結果を表1に記す。表1中「帯電量」および「電荷保持率」の欄に示す数値が大きいほど、帯電性が良好であることを示している。トナー粒子の帯電性が良好であるほど、均一な画像が得られやすい。
以下のようにして、各液体現像剤の低温定着温度および定着強度を測定することにより、各液体現像剤の低温定着性を評価した。
画像形成装置100を用いて、各液体現像剤でソリッドパターン(10cm×10cm、トナー粒子の付着量:1.5g/m2)を記録材(コート紙)上に形成し、引き続き定着装置30で定着した。この操作を、定着装置30の加熱ローラ31の温度を200℃から徐々に下げながら、繰り返し行い、コールドオフセット(低温オフセット)が発生する温度(ニップ時間:30msec)を計測した。そしてコールドオフセットが発生する温度を、低温定着温度とした。結果を表1に記す。表1中、低温定着温度が低いほど、低温定着性に優れることを示している。
さらに次のようにして定着強度を測定した。画像が定着されたコート紙上の測定対象部位にテープ(住友スリーエム株式会社製の「スコッチメンディングテープ」)を貼り付けた後、そのテープを剥離させた。次に、反射濃度計(エックスライト社製の商品名「X−Rite model 404」)を用いて、テープに剥離された画像の画像濃度(ID)を求め、画像濃度が0.1未満となる最低温度を測定した。結果を表1に記す。この方法では、剥離された画像の画像濃度が低いほど、定着された画像がテープによって剥離され難いことを示している。よって画像濃度が0.1未満となる最低温度が低いほど、その液体現像剤は低温定着性に優れるといえる。
表1より明らかなように、トナー粒子が絶縁性液体中に分散されてなる液体現像剤であって、該トナー粒子は、第1樹脂を含むシェル層と、第2樹脂を含むコア層とから構成されるコア/シェル構造を有し、該第1樹脂は、アミドモノマー由来の第1構成単位と、直鎖炭化水素基を有するモノマー由来の第2構成単位と、分岐炭化水素基を有するモノマー由来の第3構成単位と、を含む樹脂である、実施例の液体現像剤(Z−1〜Z−10)は、かかる条件を満たさない比較例の液体現像剤(Z’−1〜Z’−3)と比較して、帯電量、電荷保持率、低温定着温度および定着温度のいずれの評価項目においても優れた特性を示すことが確認された。
Claims (5)
- トナー粒子が絶縁性液体中に分散されてなる液体現像剤であって、
前記トナー粒子は、第1樹脂を含むシェル層と、第2樹脂を含むコア層とから構成されるコア/シェル構造を有し、
前記第1樹脂は、アミドモノマー由来の第1構成単位と、直鎖炭化水素基を有するモノマー由来の第2構成単位と、分岐炭化水素基を有するモノマー由来の第3構成単位と、を含む樹脂である、液体現像剤。 - 前記第1構成単位は、前記第1樹脂中に0.1質量%以上7質量%以下の比率で含まれる、請求項1に記載の液体現像剤。
- 前記第1樹脂は、前記第2構成単位と前記第3構成単位とを、両者の合計量が40質量%以上70質量%以下となる範囲で含む、請求項1または請求項2に記載の液体現像剤。
- 前記第2構成単位は、前記第2構成単位と前記第3構成単位との合計のうち、30質量%以上90質量%以下の比率を占める、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の液体現像剤。
- 前記第2樹脂は、示差走査熱量測定における吸熱開始温度が50℃以上60℃以下である、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の液体現像剤。
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