JP2016011978A - フォーカルプレンシャッタ及びカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】フォーカルプレンシャッタにおける撮影時の横ムラ等を防止する。【解決手段】開口部10aを有する地板10、開口部を開閉するべく回動自在な二つのアーム21,22に連結された羽根23,24,25を含む羽根部材20を備えたフォーカルプレンシャッタであって、二つのアームの少なくとも一方のアーム22の回動支点を二次元的に移動させて調整する調整機構60を設けた。これによれば、装置の薄型化及び小型化等を達成しつつ、羽根部材(の傾斜角度)を画枠(例えば、地板の矩形をなす開口部の内縁部)に対して高精度に調整でき、撮影時の横ムラ等を抑制ないし防止できる。【選択図】図2

Description

本発明は、露光用の開口部を開閉する羽根部材を有するフォーカルプレンシャッタに関し、特に、一眼カメラ、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、レンジファインダカメラ等のデジタルカメラにおいて、露光用の開口部を開閉するべく少なくとも一つの羽根と2つのアームとを連結して形成した羽根部材を含むフォーカルプレンシャッタ及びカメラに関する。
従来のフォーカルプレンシャッタとしては、露光用の開口部を有する略矩形の地板(シャッタ基板)、複数の羽根を駆動アーム及び支持アームにより連結して(平行リンク機構として連結して)形成され地板の開口部を開閉する羽根部材(先羽根群)、羽根部材を駆動するべく駆動アームに連結される駆動ピンを有すると共に地板に固定された固定軸回りに回動する駆動レバー、固定軸回りに回動自在に配置されると共に自由端側に可動軸が固定された補助板、地板に角度位置を調節自在に設けられて補助板の縁部に当接する偏心軸、補助板を偏心軸に当接させる向きに付勢するバネ等を備え、羽根部材の駆動アームを駆動レバー及び補助板の固定軸と同軸に回動自在に連結し、羽根部材の支持アームを補助板の可動軸に回動自在に連結し、偏心軸を介して補助板を適宜所望の角度位置に回転させることで、支持アームの回動支点(可動軸)を移動させ、羽根部材(の羽根)を画枠に対して最適な位置に方向付けることにより、撮影時の横ムラ等を減少させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、このフォーカルプレンシャッタにおいては、偏心軸を回転させて補助板を固定軸回りに回転させる際に、補助板に設けられた可動軸は、固定軸を中心とする円弧上を移動する(すなわち、一方向のみに往復移動する)だけであり、それ故に、羽根部材(の羽根の縁部)を画枠(又は、地板の開口部の縁部)に対して所望の位置(所望の傾斜角度等)に高精度に調整することができない。
特開平7−140521号公報
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、装置の薄型化及び小型化等を図りつつ、羽根部材(の傾斜角度)を画枠(例えば、地板の矩形をなす開口部の内縁部)に対して高精度に調整することができ、撮影時の横ムラ等を抑制ないし防止することができるフォーカルプレンシャッタ及びそれを用いたカメラを提供することにある。
本発明のフォーカルプレンシャッタは、開口部を有する地板と、開口部を開閉するべく回動自在な二つのアームに連結された羽根を含む羽根部材と、を備えたフォーカルプレンシャッタであって、二つのアームの少なくとも一方のアームの回動支点を二次元的に移動させて調整する調整機構を設けた、ことを特徴としている。
この構成によれば、二つのアームがそれぞれの回動支点を中心として回動することにより、二つのアームに連結された羽根が開口部を開閉するように作動して、羽根部材によるシャッタ動作が行われる。
ここで、調整機構により、羽根部材の少なくとも一つのアームの回動支点を(地板に沿って)二次元的に移動させて所望の位置に位置決めすることができるため、二つのアームの角度位置(二つの回動中心の離隔距離及び相対的な位置)を調整でき、それ故に、羽根部材の羽根の傾斜角度を画枠(例えば、地板の矩形をなす開口部の内縁部)に対して高精度に調整することができ、撮影時の横ムラ等をより確実に抑制ないし防止することができる。
上記構成において、調整機構は、地板に沿う第1方向に移動調整される第1調整部材と、地板に沿う第2方向に第1調整部材と一体的に移動調整される第2調整部材と、第1調整部材に固定されて回動支点を画定する被調整支軸を含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、被調整支軸が羽根部材の一方のアームに連結されており、第1調整部材を第1方向に移動させることで被調整支軸を第1方向に移動調整でき、又、第2調整部材を第2方向に移動させることで被調整支軸を第2方向に移動調整でき、それ故に、第1方向の移動調整と第2方向の移動調整の合成により、二次元的な移動調整を行うことができ、羽根部材の羽根の傾斜角度を画枠(例えば、地板の矩形をなす開口部の内縁部)に対して高精度に調整することができ、撮影時の横ムラ等をより確実に抑制ないし防止することができる。
ここでは、特に、調整機構として、被調整支軸を有する第1調整部材及び第2調整部材を採用することにより、装置の薄型化及び小型化等を達成することができる。
上記構成において、第1調整部材及び第2調整部材の一方は、嵌合部を有し、第1調整部材及び第2調整部材の他方は、嵌合部を第1方向において相対移動可能にかつ第2方向において相対移動不能に受け入れる嵌合孔を有する、構成を採用することができる。
この構成によれば、被調整支軸を第1方向において移動調整する場合は、嵌合部が嵌合孔に対して相対移動可能であるため、第2調整部材が停止した状態で第1調整部材のみを第1方向に移動させることができ、一方、被調整支軸を第2方向において移動調整する場合は、嵌合部が嵌合孔に対して相対移動不能であるため、第2調整部材を移動させることで、第1調整部材を一体的に第2方向に移動させることができる。
上記構成において、調整機構は、第1調整部材を移動調整する第1偏芯軸と、第2調整部材を移動調整する第2偏芯軸を含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1偏芯軸を適宜回転させることで、第1調整部材を介して被調整支軸を第1方向に移動調整することができ、又、第2偏芯軸を適宜回転させることで、第1調整部材及び第2調整部材を介して被調整支軸を第2方向に移動調整することができる。
上記構成において、調整機構は、第1調整部材及び第2調整部材を地板に対して移動調整自在に保持する保持軸を含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1調整部材及び第2調整部材が保持軸を介して地板に対し移動可能に保持されているため、調整作業の際に第1調整部材及び第2調整部材の脱落を防止しつつ円滑に調整作業を行うことができる。
上記構成において、第1偏芯軸及び第2偏芯軸は、保持軸の機能を兼ねる、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1偏芯軸及び第2偏芯軸が、それぞれ第1調整部材及び第2調整部材の移動調整作用をなすだけでなく保持軸としも機能するため、その分だけ保持軸が増加したことになり、調整作業の際に第1調整部材及び第2調整部材の脱落を確実に防止しつつより円滑に調整作業を行うことができる。
上記構成において、第1偏芯軸は、第2調整部材に回転中心を有し、第2偏芯軸は、地板に回転中心を有し、第1偏芯軸、第2偏芯軸、及び保持軸は、地板と協働して第1調整部材及び第2調整部材を挟持して押圧しつつ地板に対する相対的な移動を許容するように取り付けられている、構成を採用することができる。
この構成によれば、第2偏芯軸を地板に対して回転させると、第2調整部材が第1調整部材と一体的に第2方向に移動して被調整支軸を第2方向に移動調整することができ、又、第1偏芯軸を第2調整部材に対して回転させると、第2調整部材は挟持の押圧力及び第2偏芯軸の回転抵抗力等により停止した状態で、第1調整部材のみが第1方向に移動して被調整支軸を第1方向に移動調整することができる。
上記構成において、第1調整部材は、平板状に形成されかつ地板に隣接して配置され、第2調整部材は、平板状に形成されかつ第1調整部材に隣接して配置され、地板は、第2偏芯軸の回転中心を画定すると共に第1調整部材と同一厚さをなすボス孔部を有する、構成を採用することができる。
この構成によれば、第1調整部材が地板に沿って移動し、第2調整部材が第1調整部材に沿って移動する構成において、第1調整部材から外れた第2調整部材の部分をボス孔部で摺動自在に支持することができ、それ故に、第2調整部材を円滑に移動させることができる。
上記構成において、羽根部材は、シャッタ動作時に、開口部を開放する先羽根部材及び開口部を閉鎖する後羽根部材を含み、上記調整機構は、先羽根部材のアーム及び/又は後羽根部材のアームに対して設けられている、構成を採用することができる。
この構成によれば、羽根部材として先羽根部材及び後羽根部材を備えたフォーカルプレンシャッタにおいて、装置の薄型化及び小型化等を達成しつつ、先羽根部材及び後羽根部材(の傾斜角度)を画枠(例えば、地板の矩形をなす開口部の内縁部)に対して高精度に調整することができ、撮影時の横ムラ等を抑制ないし防止することができる。
本発明のカメラは、上記の構成をなすいずれか一つのフォーカルプレンシャッタと、フォーカルプレンシャッタの後方に配置された撮像素子を含む、ことを特徴としている。
この構成によれば、装置の薄型化及び小型化等を達成しつつ、羽根部材(の傾斜角度)を画枠(例えば、地板の矩形をなす開口部の内縁部)に対して高精度に調整することができ、撮影時の横ムラ等を抑制ないし防止することができる。
上記構成をなすフォーカルプレンシャッタによれば、装置の薄型化及び小型化等を達成しつつ、羽根部材(の傾斜角度)を画枠(例えば、地板の矩形をなす開口部の内縁部)に対して高精度に調整することができ、撮影時の横ムラ等を抑制ないし防止することができるフォーカルプレンシャッタ及びそれを用いたカメラを得ることができる。
本発明に係るフォーカルプレンシャッタの一実施形態を示すものであり、羽根部材がシャッタ動作前(露光動作前)のセット位置にセットされた状態を示す平面図である。 図1に示すフォーカルプレンシャッタにおいて、調整機構を分解して示した斜視図である。 図1に示すフォーカルプレンシャッタに含まれる地板、調整機構、羽根部材を示す部分平面図である。 図1に示すフォーカルプレンシャッタに含まれる地板の一部を示す部分平面図である。 図1に示すフォーカルプレンシャッタに含まれる調整機構の一部をなす第1調整部材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図1に示すフォーカルプレンシャッタに含まれる調整機構の一部をなす第2調整部材を示すものであり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図1に示すフォーカルプレンシャッタに含まれる調整機構の一部を示すものであり、(a)は保持軸を示す側面図、(b)は第1偏芯軸を示す側面図、(c)は第2偏芯軸を示す側面図である。 図1に示すフォーカルプレンシャッタに含まれる調整機構の調整動作を示すものであり、(a)は被調整支軸を第2方向(Y方向)に移動調整した状態を示す部分平面図、(b)は被調整支軸を第1方向(X方向)に移動調整した状態を示す部分平面図である。 本発明に係るフォーカルプレンシャッタの他の実施形態を示す部分平面図である。 本発明に係るフォーカルプレンシャッタのさらに他の実施形態を示す部分平面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
この実施形態に係るフォーカルプレンシャッタは、図1ないし図3に示すように、略矩形の地板10、地板10に沿って移動自在に設けられた羽根部材20(駆動アーム21、追従アーム22、3枚の羽根23,24,25)、羽根部材20を駆動する駆動機構30(駆動レバー31、駆動バネ32)、駆動レバー31を付勢力に抗しつつシャッタ動作前のセット位置に向けてセットし得るセット部材40、セット位置において駆動レバー31(の被吸着部31c)を磁気的に吸着保持する電磁石50、羽根部材20の一方のアーム(追従アーム22)の回動支点を二次元的に移動させて調整する調整機構60(第1調整部材61、第2調整部材62、保持軸63、第1偏芯軸64、第2偏芯軸65)等を備えている。ここでは、図1、図3、図4に示すように、地板10の(正面)に沿う平面内において、X方向が第1方向としてかつ(X方向に垂直な)Y方向が第2方向として規定されている。
尚、地板10には、駆動機構30、セット部材40、調整機構60等が配置される正面側と反対側(裏側)において、羽根部材20を収容する羽根室を画定する裏板11が所定の間隔をおいて配置され、又、地板10の正面側に所定間隔をおいて補助板12が配置されている。
また、上記構成をなすフォーカルプレンシャッタの背後に配置されるCCD等の撮像素子が配置されることで、カメラが構成されるようになっている。
地板10は、図1、図2、図4に示すように、例えば樹脂材料等を用いて略矩形の平板状に形成されており、露光用の矩形をなす開口部10a、駆動レバー31の駆動ピン31aを通す円弧状の長孔10b、羽根部材20の駆動アーム21を回動自在に支持するべく羽根室側(裏側)に立設された支軸10c、駆動レバー31を回動自在に支持するべく正面側(羽根室側と反対側)において支軸10cと同軸上に立設された支軸10d、セット部材40を回動自在に支持するべく正面側に立設された支軸10e、羽根部材20の追従アーム22を回動自在に支持する回動支点となる被調整支軸61aを通す円孔10f、保持軸63を通す長孔10g、第2調整部材62の嵌合部62aを通す長孔10h、第1偏芯軸64を通す円孔10i、第2偏芯軸65を回動自在に支持する円孔10j、円孔10jを画定するボス孔部10k、補助板12を取り付ける取付け部10m等を備えている。
円孔10fは、図4に示すように、追従アーム22の軸孔22aに嵌め込まれる被調整支軸61aが移動調整される範囲において、被調整支軸61aを非接触にて受け入れる大きさに形成されている。
長孔10gは、図4に示すように、Y方向に伸長し、保持軸63の小径軸部63bを受け入れると共に、第1調整部材61及び第2調整部材62がY方向に移動調整される際に、小径軸部63bをY方向にガイドしつつその移動を許容するように形成されている。
長孔10hは、図4に示すように、Y方向に伸長し、第2調整部材62の嵌合部62aを受け入れると共に、第1調整部材61及び第2調整部材62がY方向に移動調整される際に、嵌合部62aをY方向にガイドしつつその移動を許容するように形成されている。
円孔10iは、第1偏芯軸64の偏芯部64bを受け入れると共に、第1調整部材61及び第2調整部材62がX方向及びY方向に移動調整される範囲において、偏芯部64bが非接触にて移動するのを許容する大きさに形成されている。
円孔10jは、第2偏芯軸65の軸部65aを回動自在に支持するように、すなわち、第2偏芯軸65の回転中心を画定する軸受孔として形成されている。
ボス孔部10kは、図2及び図4に示すように、円孔10jを画定すると共に、第1調整部材61の厚さと同一厚さ(同一高さ)をなす端面をなすように形成され、第1調整部材61の上に重ねられた第2調整部材62のうち第1調整部材61から外れた部分を摺動自在に支持するようになっている。
裏板11は、図1に示すように、略矩形形状に形成され、地板10の開口部10aに対向する位置において、同様に矩形をなす開口部11aを備えている。
補助板12は、地板10の正面側(左側寄り)において取付け部10mにネジにより締結されると共に、支軸10d,10eの先端部及び電磁石50を固定するように形成され、又、駆動バネ32を保持するラチェット筒12aを係止するラチェット爪12b等を備えている。
羽根部材20は、図1及び図3に示すように、二つのアームとしての駆動アーム21及び追従アーム22、駆動アーム21及び追従アーム22に枢軸(リベット)を介して連結された3枚の羽根23,24,25等により構成されている。
駆動アーム21は、図1及び図3に示すように、平板状に形成され、支軸10cが通されて回動自在に軸支される軸孔21a、駆動レバー31の駆動ピン31aが連結される連結孔21b等を備えている。
追従アーム22は、図1及び図3に示すように、平板状に形成され、第1調整部材61の被調整支軸61aが通されて回動自在に軸支される軸孔22a等を備えている。
3枚の羽根23,24,25は、平板状に形成され、駆動アーム21及び追従アーム22がそれぞれの回動支点(支軸10c、被調整支軸61a)を中心として回動することにより(同期したリンク移動により)、図1中のY方向に往復動して開口部10aを開閉するようになっている。
そして、羽根部材20は、(駆動アーム21又は追従アーム22と地板10との間に設けられた)捩りコイルバネ又は引っ張りバネ等のガタ寄せバネ(不図示)により反時計回り(開口部10aを開放する向き)に回転付勢されており、駆動アーム21(及び追従アーム22)が、図1に示すように、駆動レバー31により上方に向けて(反時計回りに)駆動されることにより3枚の羽根本体23,24,25が重なり合って開口部10aを開放し、一方、下方に向けて(時計回りに)駆動されることにより3枚の羽根本体23,24,25が展開して開口部10aを閉鎖するようになっている。
駆動機構30は、図1及び図2に示すように、駆動レバー31、駆動バネ32等により構成されている。
駆動レバー31は、図1及び図2に示すように、支軸10d回りに回動自在に支持され、駆動アーム21に連結される駆動ピン31a、セット部材40が係合して反時計回りに回転力が及ぼされる係合部31b、電磁石50により吸着される被吸着部31c等を備えている。
駆動バネ32は、図1及び図2に示すように、捩りコイル型のバネであり、支軸10dの周りに配置されており、一端側が補助板12のラチェット爪12bにより位置決めされるラチェット筒12aに掛止され(すなわち、一端側が地板10に対して不動に掛止され)、他端側が駆動レバー31の一部に掛止され、駆動レバー31を図1中の時計回りに回転付勢する付勢力(羽根部材20を反時計回りに回転付勢するガタ寄せバネの付勢力に打ち勝つ付勢力)を及ぼすようになっている。
すなわち、駆動レバー31は、地板10に対して支軸10d回りに回動自在に支持されると共に駆動バネ32により時計回りに回転付勢され、セット部材40により係合部31bが押されて反時計回りに回転してセット位置に向けてセットされると、電磁石50により吸着保持され、吸着保持が解除された後に駆動バネ32の回転付勢力により時計回りに回転するようになっている。
セット部材40は、図1及び図2に示すように、駆動レバー31の係合部31bに離脱可能に係合し得る係合部41等を備えており、地板10の支軸10eにより回動自在に支持されている。
そして、セット部材40は、駆動機構(不図示)により駆動されて、休止状態から時計回りに回転すると、図1に示すように係合部41が係合部31bに係合して回転力を及ぼし、駆動レバー31を駆動バネ32の付勢力に抗しつつ反時計回りに回転させてシャッタ動作前のセット位置に向けて移動させるセット動作を行い、駆動レバー31(の被吸着部31c)が電磁石50により吸着保持された状態で、反時計回りに回転すると、係合部41が係合部31bから離脱して、駆動レバー31の時計回りの回転を許容する。
電磁石50は、図1に示すように、地板10に平行に配置された補助板12に保持されており、所定の長さの鉄芯部材51、鉄芯部材51の周りおいてボビンに巻回された励磁用のコイル52等により構成されている。
そして、コイル52への通電により、鉄芯部材51を通る磁力線を発生させて、図1に示すように、セット位置に向けて移動させられた駆動レバー31の被吸着部31cに鉄芯部材51が対向して磁気的吸引力を及ぼして、駆動レバー31を駆動バネ32の回転付勢力に抗してセット位置に保持し、一方、コイル52への通電を断つことにより、駆動レバー31が駆動バネ32の回転付勢力により時計回りに回転するのを許容する。
調整機構60は、追従アーム22の回動支点を二次元的に移動させて調整するものであり、図1ないし図3、図5ないし図7に示すように、第1調整部材61、第2調整部材62、保持軸63、第1偏芯軸64、第2偏芯軸65等により構成されている。
第1調整部材61は、図2及び図5に示すように、地板10の正面に沿うように平板状に形成され、追従アーム22の回動支点を画定する被調整支軸61a、X方向に伸長する長孔61b,61c、Y方向に伸長する長孔61d等を備えている。
被調整支軸61aは、円柱状に形成されて第1調整部材61に固定されており、地板10の円孔10fを通して、追従アーム22の軸孔22aに連結されるように形成されている。
長孔61bは、保持軸63の大径軸部63aを受け入れると共に、第1調整部材61がX方向に移動調整される際に保持軸63の相対的な移動を許容し、第1調整部材61がY方向に移動調整される際に保持軸63が一体的に移動する(すなわち、第1調整部材61が保持軸63を介して第2調整部材62と一体的にY方向に移動する)ように形成されている。
長孔61cは、第2調整部材62の嵌合部62aを受け入れる嵌合孔であり、第1調整部材61がX方向に移動調整される際に嵌合部62aの相対的な移動を許容し、第1調整部材61がY方向に移動調整される際に嵌合部62aが一体的に移動する(第1調整部材61が嵌合部62aを介して第2調整部材62と一体的にY方向に移動する)、すなわち、嵌合部62aをX方向において相対移動可能にかつY方向において相対移動不能に受け入れるように形成されている
長孔61dは、第1偏芯軸64の偏芯部64bを受け入れると共に、第1調整部材61がX方向に移動調整される際に偏芯部64bが密接して偏芯作用を及ぼし、第1調整部材61がY方向に移動調整される際に偏芯部64bの相対的な移動を許容するように、すなわち、第1偏芯軸64により、第1調整部材61がX方向に移動調整されるように形成されている。
第2調整部材62は、図2及び図6に示すように、地板10の正面に沿うように平板状にかつ第1調整部材61に隣接して配置されるように形成され、第1調整部材61の長孔61cに嵌め込まれる嵌合部62a、円孔62b,62c、X方向に伸長する長孔62d等を備えている。
嵌合部62aは、図6(a),(b)に示すように、円柱状に形成され、第1調整部材61の長孔61c及び地板10の10hに挿入されるものであり、第1調整部材61がX方向に移動調整される際に長孔61cの相対的な移動を許容し、第1調整部材61がY方向に移動調整される際に長孔61cと一体的に移動する(第1調整部材61が嵌合部62aを介して第2調整部材62と一体的にY方向に移動する)、すなわち、第1調整部材61に対してX方向において相対移動可能にかつY方向において一体的に移動するように(相対移動不能に)形成されている。
円孔62bは、保持軸63の大径軸部63aを密接して嵌合させ、Y方向において第2調整部材62と一体的に保持軸63を移動させるように形成されている。
円孔62cは、第1偏芯軸64の軸部64aを回動自在に支持するように、すなわち、第1偏芯軸64の回転中心を画定する軸受孔として形成されている。
長孔62dは、第2偏芯軸65の偏芯部65bを受け入れると共に、第1調整部材61がX方向に移動調整される際に偏芯部65bの相対的な移動を許容し、第2調整部材62(及び第1調整部材61)がY方向に移動調整される際に偏芯部65bが密接して偏芯作用を及ぼすように、すなわち、第2偏芯軸65により、第2調整部材62(及び第1調整部材61)がY方向に移動調整されるように形成されている。
保持軸63は、図7(a)に示すように、同軸心上において、大径軸部63a、小径軸部63b、鍔部63cを備えている。
大径軸部63aは、円柱状をなし、第1調整部材61の長孔61bに対してY方向においてその外周面が密接し、第2調整部材62の円孔62bにその外周面が密接して嵌め込まれるように形成されている。
小径軸部63bは、円柱状をなし、地板10の長孔10gに対してY方向にガイドされつつ移動自在に嵌め込まれるように形成されている。
鍔部63cは、第2調整部材62の円孔62bよりも十分大きい外径をなす円板状に形成されている。
そして、保持軸63は、図2に示すように、地板10の正面に第1調整部材61及びその上に第2調整部材62が重ねられた状態において、円孔62b→長孔61b→長孔10gに挿通され、小径軸部63bの先端側にバネワッシャWがカシメられ、地板10と協働して第1調整部材61及び第2調整部材62を挟持して押圧しつつ地板10に対する相対的な移動を許容するように取り付けられている。
このように、保持軸63を介して、第1調整部材61及び第2調整部材62が地板10に対し移動可能に保持されているため、調整作業の際に第1調整部材61及び第2調整部材62の脱落を防止しつつ円滑に調整作業を行うことができる。
第1偏芯軸64は、図7(b)に示すように、軸部64a、偏芯部64b、鍔部64cを備えている。
軸部64aは、回転中心C上に軸心をもつ円柱状をなし、第2調整部材62の円孔62cにその外周面が密接して嵌め込まれるように形成されている。
偏芯部64bは、回転中心Cから所定量偏倚した位置に軸心をもつ円柱状をなし、第1調整部材61の長孔61dに対してX方向においてその外周面が密接して、X方向の偏芯作用を及ぼすように形成されている。
鍔部64cは、第2調整部材62の円孔62cよりも十分大きい外径をなす円板状に形成されると共にその上面において回転工具を嵌め込む直線状の凹みが形成されている。
そして、第1偏芯軸64は、図2に示すように、地板10の正面に第1調整部材61及びその上に第2調整部材62が重ねられた状態において、円孔62c→長孔61d→円孔10iに挿通され、偏芯部64bの先端側にバネワッシャWがカシメられ、地板10と協働して第1調整部材61及び第2調整部材62を挟持して押圧しつつ地板10に対する相対的な移動を許容するように取り付けられている。
すなわち、第1偏芯軸64は、第1調整部材61をX方向に移動調整する偏芯作用を及ぼすと共に、第1調整部材61及び第2調整部材62を地板10に対して移動調整自在に保持する保持軸の機能を兼ねるものでる。
第2偏芯軸65は、図7(c)に示すように、軸部65a、偏芯部65b、鍔部65cを備えている。
軸部65aは、回転中心C上に軸心をもつ円柱状をなし、地板10の円孔10jにその外周面が密接して嵌め込まれるように形成されている。
偏芯部65bは、回転中心Cから所定量偏倚した位置に軸心をもつ円柱状をなし、第2調整部材62の長孔62dに対してY方向においてその外周面が密接して、Y方向の偏芯作用を及ぼすように形成されている。
鍔部65cは、第2調整部材62の長孔62dよりも十分大きい外径をなす円板状に形成されると共にその上面において回転工具を嵌め込む直線状の凹みが形成されている。
そして、第2偏芯軸65は、図2に示すように、地板10の正面に第1調整部材61及びその上に第2調整部材62が重ねられた状態において、長孔62d→円孔10jに挿通され、軸部65aの先端側にバネワッシャWがカシメられ、地板10と協働して第1調整部材61及び第2調整部材62を挟持して押圧しつつ地板10に対する相対的な移動を許容するように取り付けられている。
すなわち、第2偏芯軸65は、第2調整部材62をY方向に移動調整する偏芯作用を及ぼすと共に、第1調整部材61及び第2調整部材62を地板10に対して移動調整自在に保持する保持軸の機能を兼ねるものでる。
上記のように、第1偏芯軸64及び第2偏芯軸65が、それぞれ第1調整部材61及び第2調整部材62の移動調整作用をなすだけでなく保持軸としも機能するため、その分だけ保持軸が増加したことになり、調整作業の際に第1調整部材61及び第2調整部材62の脱落を確実に防止しつつより円滑に調整作業を行うことができる。
また、保持軸63、第1偏芯軸64、及び第2偏芯軸65が、バネワッシャWを介して押圧力を及ぼすように取り付けられているため、第1偏芯軸64を第2調整部材62に対して回転させると、第2調整部材62は挟持の押圧力及び第2偏芯軸65の回転抵抗力等により停止した状態で、第1調整部材61のみがX方向に移動して被調整支軸61aをX方向に移動調整することができる。
次に、このフォーカルプレンシャッタにおいて、羽根部材20に含まれる追従アーム22の回動支点を二次元的に調整する調整作業について、図8(a),(b)を参照しつつ説明する。
先ず、図8(a)に示すように、第2偏芯軸65を適宜回転させると、嵌合部62aが長孔10hにかつ保持軸63の小径軸部63bが長孔10gにそれぞれガイドされつつ、第2調整部材62が第1調整部材61と一体的にY方向に移動し、すなわち、被調整支軸61aがY方向に移動し、駆動アーム21の回動支点(支軸10c)に対して、追従アーム22の回動支点(被調整支軸61a)の離隔距離が、例えば、Y方向においてY1、Y2等に調整される。
一方、図8(b)に示すように、第1偏芯軸64を適宜回転させると、第2調整部材62が停止した状態で、長孔61bが保持軸63の大径軸部63aにかつ長孔61cが嵌合部62aにそれぞれガイドされつつ、第1調整部材61がX方向に移動し、すなわち、被調整支軸61aがX方向に移動し、駆動アーム21の回動支点(支軸10c)に対して、追従アーム22の回動支点(被調整支軸61a)の離隔距離が、例えば、X方向においてX1、X2等に調整される。
したがって、X方向の移動調整とY方向の移動調整の合成により、追従アーム22の回動支点(被調整支軸61a)の位置が二次元的に移動調整され、羽根部材20の羽根22,23,24の傾斜角度が、画枠(例えば、地板10の矩形をなす開口部10aの水平内縁部)に対して高精度に調整される。
上記調整作業が終了すると、接着剤等を用いて、第1調整部材61及び第2調整部材62が地板10に対して固着され、被調整支軸61aが所望の位置に位置決め固定されることになる。
上記構成をなすフォーカルプレンシャッタによれば、調整機構60として、被調整支軸61aを有する第1調整部材61及び第2調整部材62を採用することにより、装置の薄型化及び小型化等を達成することができる。
図9及び図10は、本発明に係るフォーカルプレンシャッタの他の実施形態を示すものであり、羽根部材として、シャッタ動作時に、開口部10aを開放する先羽根部材100及び開口部10aを閉鎖する後羽根部材110を含み、上記調整機構60と同様の構成をなす調整機構Mが先羽根部材100の追従アーム102及び後羽根部材110の追従アーム112に対して設けられたものである。
ここで、図9に示す実施形態においては、先羽根部材100及び後羽根部材110を開閉駆動する駆動機構として、前述実施形態と同様に、それぞれに対応して一つの駆動レバー131及び駆動バネ132が採用されたものであり、図10に示す実施形態においては、先羽根部材100を駆動する駆動機構として、一つの駆動レバーに替えて二つの駆動レバー(先羽根部材100にシャッタ動作を行わせる向きに付勢された主駆動レバー131´、先羽根部材100に連結されセット位置に向けてセットされる主駆動レバー131´に追従するべく付勢されると共にシャッタ動作時に主駆動レバー131´に押されて一緒に移動する従駆動レバー131´´)を採用し、又、先羽根部材100を開放位置に保持するべく従駆動レバー131´´を係止する係止機構140が採用されたものである。
これらの実施形態においても、前述実施形態と同様に、調整機構Mにより、先羽根部材100及び後羽根部材110の追従アーム102,112の回動支点を(地板10に沿って)二次元的に移動させて所望の位置に位置決めすることができるため、先羽根部材100及び後羽根部材110の羽根103,104,105,113,114,115の傾斜角度を画枠(例えば、地板10の矩形をなす開口部10aの内縁部)に対して高精度に調整することができ、撮影時の横ムラ等をより確実に抑制ないし防止することができる。
これらの実施形態においては、調整機構Mを先羽根部材100のアーム(追従アーム102)及び後羽根部材110のアーム(追従アーム112)に対して設けた場合を示したが、これに限定されるものではなく、先羽根部材100のアームだけ、又は、後羽根部材110のアームだけに設けた構成を採用してもよい。
上記実施形態においては、調整機構として、被調整支軸61aを有する第1調整部材61、第2調整部材62、保持軸63、第1偏芯軸64、第2偏芯軸65を備えた調整機構60を示したが、これに限定されるものではなく、羽根部材の少なくとも一つのアームの回動支点を(地板に沿って)二次元的に移動させて調整し得るものであれば、その他の構成からなる調整機構を採用することができる。
以上述べたように、本発明のフォーカルプレンシャッタは、装置の薄型化及び小型化等を達成しつつ、羽根部材(の傾斜角度)を画枠(例えば、地板の矩形をなす開口部の内縁部)に対して高精度に調整することができ、撮影時の横ムラ等を抑制ないし防止することができるため、一眼カメラ、一眼レフカメラ、ミラーレスカメラ、レンジファインダカメラ等のデジタルカメラに適用できるのは勿論のこと、その他の露光用の開口部を備えた光学機器に対しても有用である。
10 地板
10a 開口部
10k ボス孔部
20 羽根部材
21 駆動アーム
22 追従アーム
23,24,25 羽根
60,M 調整機構
61 第1調整部材
61a 被調整支軸
61c 長孔(嵌合孔)
62 第2調整部材
62a 嵌合部
63 保持軸
64 第1偏芯軸
65 第2偏芯軸
100 先羽根部材
102 追従アーム
110 後羽根部材
112 追従アーム

Claims (10)

  1. 開口部を有する地板と、前記開口部を開閉するべく回動自在な二つのアームに連結された羽根を含む羽根部材と、を備えたフォーカルプレンシャッタであって、
    前記二つのアームの少なくとも一方のアームの回動支点を二次元的に移動させて調整する調整機構を設けた、
    ことを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
  2. 前記調整機構は、前記地板に沿う第1方向に移動調整される第1調整部材と、前記地板に沿う第2方向に前記第1調整部材と一体的に移動調整される第2調整部材と、前記第1調整部材に固定されて前記回動支点を画定する被調整支軸と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォーカルプレンシャッタ。
  3. 前記第1調整部材及び第2調整部材の一方は、嵌合部を有し、
    前記第1調整部材及び第2調整部材の他方は、前記嵌合部を前記第1方向において相対移動可能にかつ前記第2方向において相対移動不能に受け入れる嵌合孔を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のフォーカルプレンシャッタ。
  4. 前記調整機構は、前記第1調整部材を移動調整する第1偏芯軸と、前記第2調整部材を移動調整する第2偏芯軸を含む、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のフォーカルプレンシャッタ。
  5. 前記調整機構は、前記第1調整部材及び前記第2調整部材を前記地板に対して移動調整自在に保持する保持軸を含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載のフォーカルプレンシャッタ。
  6. 前記第1偏芯軸及び第2偏芯軸は、前記保持軸の機能を兼ねる、
    ことを特徴とする請求項5に記載のフォーカルプレンシャッタ。
  7. 前記第1偏芯軸は、前記第2調整部材に回転中心を有し、
    前記第2偏芯軸は、前記地板に回転中心を有し、
    前記第1偏芯軸、前記第2偏芯軸、及び前記保持軸は、前記地板と協働して前記第1調整部材及び第2調整部材を挟持して押圧しつつ前記地板に対する相対的な移動を許容するように取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のフォーカルプレンシャッタ。
  8. 前記第1調整部材は、平板状に形成されかつ前記地板に隣接して配置され、
    前記第2調整部材は、平板状に形成されかつ前記第1調整部材に隣接して配置され、
    前記地板は、前記第2偏芯軸の回転中心を画定すると共に前記第1調整部材の厚さと同一厚さをなすボス孔部を有する、
    ことを特徴とする請求項2ないし7いずれか一つに記載のフォーカルプレンシャッタ。
  9. 前記羽根部材は、シャッタ動作時に、前記開口部を開放する先羽根部材及び前記開口部を閉鎖する後羽根部材を含み、
    前記調整機構は、前記先羽根部材のアーム及び/又は前記後羽根部材のアームに対して設けられている、
    ことを特徴とする請求項1ないし8いずれか一つに記載のフォーカルプレンシャッタ。
  10. 請求項1ないし9いずれか一つに記載のフォーカルプレンシャッタと、前記フォーカルプレンシャッタの後方に配置された撮像素子を含む、ことを特徴とするカメラ。
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