JP2015531202A - 写真を使用したオペレーティングシステムカラーの設定 - Google Patents

写真を使用したオペレーティングシステムカラーの設定 Download PDF

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Abstract

本明細書では、1つまたは複数の写真を使用してオペレーティングシステムのカラー設定を設定するためのツールおよび技法の代表的な実施形態が開示されている。例示的な一技法によれば、写真が受信され、写真の1つまたは複数のピクセルについて1つまたは複数のピクセル重みが決定される。さらに、1つまたは複数のピクセル重みのうちの少なくとも1つを使用して、写真の少なくとも1つの主要カラーが決定される。加えて、少なくとも1つの主要カラーを使用して、オペレーティングシステムの少なくとも1つのカラー設定が設定される。

Description

[001] 様々なコンピュータは、ユーザに対して表示可能なインターフェースを有するオペレーティングシステムを組み込んでいる。いくつかの従来のオペレーティングシステムは、事前に設定された設計要素を使用して表示されてきた。これらの従来のオペレーティングシステムは表示可能なユーザインターフェースを有していたが、オペレーティングシステムの機能は、厳格に事前設定されたオペレーティングシステム設計によって、ある程度制限されてきた。
[002] 本明細書で説明する他のイノベーションの中で、本開示は、写真のうちの1つまたは複数のカラーを使用して導出される、オペレーティングシステムによって表示されるカラーをカスタマイズするための、ツールおよび技法の様々な代表的な実施形態を示す。
[003] 一実施形態において、オペレーティングシステムアプリケーションは、オペレーティングシステムの外部から写真を受信することができる。写真のピクセルのカラーを使用して、写真に関する主要カラーセットを決定することができる。主要カラーセットを使用して、オペレーティングシステムシェルの1つまたは複数の視覚要素の表示カラーを、主要カラーセットのうちの1つまたは複数の主要カラーに設定することができる。
[004] 例示的な一技法によれば、写真が受信され、写真の1つまたは複数のピクセルについて1つまたは複数のピクセル重みが決定される。1つまたは複数のピクセル重みのうちの少なくとも1つを使用して、写真の少なくとも1つの主要カラーが決定される。加えて、少なくとも1つの主要カラーを使用して、オペレーティングシステムの少なくとも1つのカラー設定が設定される。
[005] 別の例示的な技法によれば、オペレーティングシステムの外部で提供された写真からカラー値が受信される。また、区分されたカラースペースの主要カラー領域ビンが決定され、主要カラー領域ビン(bin)のうちの少なくとも1つの隣接するカラー領域ビンが決定される。加えて、主要カラー領域ビン内のカラーおよび少なくとも1つの隣接するカラー領域ビン内のカラーを使用して、写真の主要カラーが決定される。少なくとも1つの主要カラーを少なくとも使用して、オペレーティングシステムのカラー設定が設定される。
[006] さらに別の例示的な技法によれば、オペレーティングシステムのカラー設定画面が表示され、写真選択オプションが表示される。また、写真が受信され、写真のピクセルについてピクセル重みが決定される。写真の少なくとも1つの主要カラーが決定され、少なくとも1つの改良された主要カラーを生成するために少なくとも1つの主要カラーの輝度が修正される。加えて、オペレーティングシステムの1つまたは複数のカラー設定が少なくとも1つの改良された主要カラーに設定され、1つまたは複数のカラー設定の設定に基づいて、オペレーティングシステムの少なくとも1つの視覚要素が、少なくとも1つの改良された主要カラーを使用して表示される。
[007] 本課題を解決するための手段は、以下でさらに説明する簡略化された形での概念の選択を紹介するために提供されている。本課題を解決するための手段は、請求される対象の主要な特徴または不可欠な特徴を識別することは意図されておらず、請求される対象の範囲を制限するために使用されることも意図されていない。技術の前述および他の目的、特徴、および利点は、添付の図面を参照しながら進められる以下の詳細な説明からより明らかとなろう。
[008]少なくとも1つまたは複数の写真を使用して、オペレーティングシステムの1つまたは複数のカラー設定を設定することが可能な、例示的なコンピューティングデバイスを示す概略図である。 [009]少なくとも1つまたは複数の写真を使用して、オペレーティングシステムのカラー設定を設定するための例示的な方法を示すフローチャートである。 [010]写真の少なくとも1つの主要カラーを決定する、例示的な方法を示すフローチャートである。 [011]分割されたカラースペースのうちの少なくとも1つの主要カラー領域ビンの例示的な決定を示す図である。 [012]少なくとも1つの主要カラー領域ビンを使用してオペレーティングシステムのカラー設定を設定するための、例示的な方法を示すフローチャートである。 [013]主要カラーを使用してオペレーティングシステム要素を表示するための、例示的なコンピューティングデバイスを示す概略図である。 [014]改良された主要カラーを使用してオペレーティングシステムの視覚要素を表示するための、例示的な方法を示すフローチャートである。 [015]カラーの輝度の例示的な修正を示す図である。 [016]モバイルデバイスオペレーティングシステムの様々な視覚要素を表示する、例示的なモバイルデバイスを示す図である。 [017]モバイルデバイスオペレーティングシステムの例示的な視覚要素を表示する、例示的なモバイルデバイスを示す図である。 [018]モバイルデバイスオペレーティングシステムの例示的な視覚要素を表示する、例示的なモバイルデバイスを示す図である。 [019]オペレーティングシステムの例示的な視覚要素を表示する、例示的なコンピューティングデバイスを示す図である。 [020]開示された実施形態のいずれかを実装可能な、例示的なモバイルデバイスを示す概略図である。 [021]開示された実施形態のいずれかに好適な実装環境の汎用例を示す概略図である。 [022]開示された実施形態のいずれかに好適なコンピューティング環境の汎用例を示す概略図である。
オペレーティングシステムのカラー設定を設定するための例示的なシステム
[023] オペレーティングシステムなどのソフトウェアプラットフォームでは、カスタマイズ可能な機能が望ましい場合がある。たとえば、コンピューティングデバイスのユーザは、写真内に示されるかまたは写真から導出されるようにカラーを表示するために、オペレーティングシステムをある程度カスタマイズすることを望む場合がある。図1は、少なくとも1つまたは複数の写真120を使用して、オペレーティングシステム115の1つまたは複数のカラー設定110を設定することが可能な、例示的なコンピューティングデバイス100を示す概略図である。図1のシステムにおいて、125で1つまたは複数の写真120が受信される。130で、1つまたは複数の写真120の1つまたは複数のピクセルについて、1つまたは複数のピクセル重み140が決定される。たとえば、1つまたは複数のピクセル重み140を、1つまたは複数の写真120の1つまたは複数のピクセルに割り当てることおよび/または関連付けることが可能である。150で、1つまたは複数の写真120の1つまたは複数の主要カラー160が、1つまたは複数のピクセル重み140のうちの少なくとも1つを使用して決定される。170で、オペレーティングシステム115の1つまたは複数のカラー設定110が、1つまたは複数の主要カラー160のうちの少なくとも1つを使用して設定される。たとえば、オペレーティングシステムシェルまたは表示可能なユーザインターフェース(たとえばグラフィカルユーザインターフェース)の視覚要素のカラー設定は、少なくとも1つの主要カラーに設定可能である。例示的な実装において、オペレーティングシステムのテーマ設定は、様々な表示画面および/またはOSのイメージに関する外観および雰囲気を維持するテーマを決定することが可能であり、テーマのカラーは、OSの外観および雰囲気の一部を設定するために決定された主要カラーに、(たとえばカラー設定を介して)設定することが可能である。図1のコンピューティングデバイス100は、1つまたは複数のプロセッサ180およびメモリ190も含む。
オペレーティングシステムのカラー設定を設定するための例示的な方法
[024] 図2は、少なくとも1つまたは複数の写真を使用して、オペレーティングシステム(OS)のカラー設定を設定するための例示的な方法200のフローチャートである。図2において、写真は210で受信される。たとえば写真は、カメラまたはデバイス上のアプリケーションからOSによって受信することができる。いくつかの例において、写真は1つまたは複数のピクセルを含むことが可能なデジタル写真とすることが可能であり、写真のそれぞれのピクセルは1つまたは複数のそれぞれのカラーのものとすることが可能である。いくつかの実装において、写真はデジタルイメージとすることができる。
[025] 220で、写真の1つまたは複数のピクセルについて、1つまたは複数のピクセル重みが決定される。たとえば、アルゴリズムおよび/または関数を使用して、ピクセルの重みを決定することができる。いくつかの実装では、写真のピクセル重みが決定される前に、ダウンサンプリングされた写真内のピクセル数が、ダウンサンプリングされる前に写真内に存在したよりも少なくなるように、受信した写真をダウンサンプリングすることができる。他の実装では、写真についてピクセル重みが決定されるまで、写真はダウンサンプリングされない。いくつかの実装では、写真内の特定の位置からの距離に基づいてピクセル重みを生成する重み付け技法および/または関数を使用して、ピクセルの重みを決定することができる。たとえば、写真内の特定の位置は、事前に決定する(たとえばイメージの中心)か、または選択する(たとえばユーザ選択を受信することによって選択する)ことができる。
[026] いくつかの実装において、ピクセルの重みは、写真内の特定の位置からピクセルまでの測定された距離に基づくものとすることができる。たとえばピクセルは、写真内の特定の位置からより遠い距離のピクセルの方が、写真内の特定の位置までより近い距離の少なくともいくつかのピクセルよりも少なく重み付けされるように、重み付けすることができる。いくつかの実装において、写真内の特定の位置は、ピクセルまたはピクセルのグループ、あるいは、座標系または他の測定系を使用して指定される写真の区域または位置とすることができる。いくつかの実装において、写真内の特定の位置は写真の領域とすることが可能であり、領域は事前に決定すること(たとえば中央領域)または選択すること(たとえばユーザ選択を受信することによって選択すること)が可能である。たとえばユーザは、ユーザインターフェースを使用して写真内の特定の位置を選択することができる。写真の特定の位置は、写真のピクセル重みを決定するために使用可能な、写真内のピクセルの領域とすることができる。写真の領域は、円形、矩形、多角形、非対称形、または他の形状などの形状とすることができる。ピクセル重みは、値の領域(たとえば0〜1の領域)内とすることが可能であり、値は小数値を含むことができる。いくつかの実装において、写真内の特定の位置の1つまたは複数のピクセルに1の重みを割り当て、写真の少なくとも1つの縁部(たとえば、特定の位置から写真内の最も遠い距離)、または写真の選択された区域の少なくとも1つの縁部に配置された、1つまたは複数のピクセルにゼロの重みを割り当てる、公式を使用して、ピクセルの重みを割り当てることができる。公式は、特定の位置から遠いピクセルほど重みが減少するように、位置と縁部との間のピクセルについて、1からゼロの範囲(たとえば小数の重みを含む範囲)にわたる重みを割り当てることも可能である。ピクセルと写真内の特定の位置との間の距離は、写真の座標系を使用するユークリッド距離測度を使用して決定または測定すること、あるいは、特定の位置と重み付けされることになるピクセルとの間のピクセルのカウントまたはピクセルの分数を使用して測定することが可能である。
[027] 230で、写真の少なくとも1つの主要カラーが、1つまたは複数のピクセル重みのうちの少なくとも1つを使用して決定される。たとえば、カラースペースはカラー領域ビンに分割可能であり、写真のピクセルは、ピクセルのカラーに基づいてカラー領域ビンに関連付けることができる。例示的な実装において、カラー領域ビン内のカラーのピクセルは、そのカラー領域ビン内とすること、および/またはそのカラー領域ビンに関連付けることが可能である。それぞれのカラー領域ビンについて、それぞれのカラー領域ビン内にカラーを伴うピクセルの重みを追加または合計し、それぞれのカラー領域ビンについてピクセル重みの総計を決定することができる。カラー領域ビン内のピクセル重みを追加することによって、写真のピクセル(たとえば各ピクセル)は、主要カラー領域ビンを決定するためにカラー領域ビンに投票することができる。それぞれのカラー領域ビンのピクセル重みを比較して、最高のピクセル重み総計およびその関連するカラー領域ビンを決定することができる。比較されたピクセル重みの最高のピクセル重み総計を伴うカラー領域ビンを、主要カラー領域ビンとすることができる。主要カラー領域ビンが選択されると、その主要カラー領域ビン内のカラーを伴うピクセルからのカラーを使用して、主要カラーが決定される。いくつかの実装において、主要カラー領域ビン内にあるカラーを伴うピクセルのカラー値を平均し、ピクセルの平均されたカラーをカラー領域ビンに対する主要カラーとして選択することができる。いくつかの実装において、主要カラーは、主要カラー領域ビン内、ならびに主要カラー領域ビンに隣接および/または近い1つまたは複数のカラー領域ビン内の、カラーを伴うピクセルからのカラーを使用して、決定される。いくつかの実装において、主要カラーが決定されると、主要カラーを保存し、OSのカラーの個別化またはカスタム化に使用することができる。いくつかの実装において、ピクセルは、そのカラーが内部に存在するカラー領域ビン、ならびに何らかの隣接または近隣のカラー領域ビン(近距離内にある隣接カラー領域ビン)に、投票することができる。たとえば、カラー領域ビン内のカラーを伴うピクセルの重みを、カラー領域ビンについてのピクセル重み総計に追加すること、および、1つまたは複数の隣接するカラー領域ビンのピクセル重み総計に追加することも可能である。ピクセルについてのピクセル重みは、全体的にまたは一部、隣接するカラー領域ビンのピクセル重み総計に追加することができる。たとえばピクセル重みは、隣接するカラー領域ビンに追加された場合、ピクセルのカラーを含むカラー領域ビンから隣接するカラー領域ビンまでの距離に基づいて、下がる(drop off)かまたは徐々に低減されることが可能である。隣接するカラー領域ビンに追加された場合、ピクセル重みは、隣接するカラー領域ビンから遠いほど低減されることが可能である。いくつかの実装において、主要カラーは、写真全体からのピクセルではなく写真のある区域(たとえば選択または事前に決定された区域)からのピクセルを使用して、決定される。
[028] 240で、OSの少なくとも1つのカラー設定が、少なくとも1つの主要カラーを使用して設定される。たとえばオペレーティングシステムシェルまたは表示可能なユーザインターフェース(たとえばグラフィカルユーザインターフェース)の要素のカラー設定は、少なくとも1つの主要カラーに設定可能であるため、結果としてOSの要素は、表示される場合、少なくとも一部には、主要カラーを使用してカラーとして表示される。いくつかの実装において、オペレーティングシステムのカラー設定は、テーマカラー、アクセントカラー用のカラーを設定することが可能であるか、または、OSの視覚要素は、一部主要カラーとして表示されるように設定することが可能である。いくつかの実装において、主要カラーを改良することが可能であり、改良された主要カラーを使用してOSの少なくとも1つのカラー設定が設定される。いくつかの実装において、主要カラーはユーザ選好に基づいて改良することが可能である。たとえば主要カラーが決定されると、改良された主要カラーを生成するために、ユーザが主要カラーのカラー値を変更および/またはカスタマイズできるように、ユーザインターフェースを表示することが可能である。別の実装において、主要カラーは自動的に改良することができる。たとえば主要カラーを改良して、OSまたはコンピューティングシステムによって表示され得る他のカラーに対してカラーのコントラストを調整することができる。いくつかの実装において、主要カラーは、主要カラーを明るくまたは暗くすることによって変更または改良することができる。たとえば、主要カラーの輝度を変更することができる。いくつかの実装において、主要カラーの輝度値を増加させ、主要カラーを改良された主要カラーまで明るくすることができる。他の実装において、主要カラーの輝度値を減少させ、主要カラーを改良された主要カラーまで暗くすることができる。いくつかの実装において、カラーホイールを使用して、主要カラーの補色である1つまたは複数のカラーを自動的に選択することが可能であり、選択された補色を使用して、OSの1つまたは複数のカラー設定を設定することも可能である。たとえば、OSの視覚要素を主要カラーとして表示するように設定可能であり、OSの別の視覚要素を、補色(たとえばカラーホイールを使用して示されるような補色)に基づいて、主要カラーに対する補色として表示するように設定可能である。
オペレーティングシステムのカラー設定を設定するための例示的な方法
[029] 図3は、写真の主要カラーを決定する、例示的な方法300のフローチャートである。図3では、310で、カラースペースが複数のカラー領域ビンに分割される。たとえばカラースペースは、カラーのセットを表すことができる。カラースペースのカラーは、カラー値を使用して表すことができる。いくつかの実装において、カラースペースは、カラースペースのカラーがカラースペースの赤、緑、および青の次元に対する値のタプルを使用して表される、RGBカラースペースとすることができる。別の実装において、カラースペースは、カラースペースのカラーが、色相次元、彩度次元、および輝度次元に対する値のタプルを使用して表される、YUVカラースペースとすることができる。カラースペースは、セグメントまたはカラー領域ビンに分割することができる。カラースペースは、RGBカラースペースが赤、緑、および青の次元を有し得るように、カラー次元を有することができる。RGBカラースペースの場合、カラー次元のカラー値は領域(たとえば、8ビットを使用してピクセルを表すことが可能な0から255まで、または他の領域)内とすることができる。カラースペースの各カラー次元は、いくつかのカラー領域に分割することができる。たとえばRGBカラースペースの場合、赤、緑、および青の各次元は、次元範囲に沿ったいくつかの連続するカラー値を含むそれぞれのカラー領域を伴う、いくつかのカラー領域に分割する(たとえば、2、4、8、16、32、または64、128のカラー領域に分割する)ことができる。例示的な実装において、0から255までの範囲のカラー値を伴うカラー次元でのRGBカラースペースの場合、カラースペースの次元は、カラー領域当たり16の連続するカラー値を含む次元当たり16のカラー領域に分割することができる。他の実装において、RGBカラースペースの次元は、カラー領域当たりより多くの、またはより多くの連続するカラー値を伴う、より多いかまたはより少ないカラー領域を使用して分割することができる。
[030] カラー領域ビンは、分割されたカラースペースの赤、緑、および青の各次元からのカラー領域からの値の組み合わせを使用して表すことが可能な、カラーグループを含むように指定することができる。たとえばカラー領域ビンは、赤次元カラー領域、緑次元カラー領域、および青次元カラー領域内にある、カラー値を含むタプルを使用して生成可能なカラーを含むことができる。たとえば、カラー次元当たり16のカラー領域に分割されるRGBカラースペースは、赤次元カラー領域値0〜15、緑次元カラー領域値32〜47、および青次元カラー領域値64〜79を使用して生成可能なカラーを含むように指定された、カラー領域ビンを含むことができる。分割されたカラースペースの他のカラー領域ビンは、分割されたカラースペースのカラー次元のカラー領域値の他の組み合わせを使用して、指定することができる。カラー次元当たり16のカラー領域に分割されたRGBカラースペースは、4,096のカラー領域ビン(たとえば16の赤次元カラー領域×16の緑次元カラー領域×16の青次元カラー領域)を含むように分割可能である
[031] 図3を参照すると、320で、写真についてのカラー領域ビンの1つまたは複数のピクセル重み総計が決定される。たとえばカラー領域ビンを、カラー領域ビン内のカラーを有する写真のピクセル重みを合計することによって決定可能な、ピクセル重み総計に関連付けることができる。いくつかの実装において、写真についてのピクセル重み総計は、分割されたカラースペースのそれぞれのカラー領域ビンについて決定される。
[032] 330で、カラー領域ビンのピクセル重み総計のうちの少なくとも2つが比較される。たとえば、ピクセル重み総計を別のピクセル重み総計と比較して、どちらのピクセル重み総計の方が大きい値または小さい値を有するかを決定することができる。いくつかの実装において、カラー領域ビンのピクセル重み総計のそれぞれが比較される。他の実装において、カラー領域ビンのピクセル重み総計のサブセットのピクセル重み総計が比較される。たとえば、カラー領域ビンのピクセル重み総計のうちのいくつかを選択し、比較から除外することができる。
[033] 340で、比較されたピクセル重み総計のうちの最高ピクセル重み総計が決定される。たとえばピクセル重み総計を比較し、この比較を使用して最高値を伴うピクセル重み総計を見つけることができる。
[034] 350で、最高ピクセル重み総計であると決定されたピクセル重み総計を伴うカラー領域ビンが、主要カラー領域ビンとして選択される。たとえば、写真について最高または最大のピクセル重み総計を生成するピクセルのカラーを含むカラー領域ビンを、主要カラー領域ビンとして使用することができる。
[035] 360で、主要カラー領域ビン内のカラーを伴うピクセルのカラーを少なくとも使用して、平均カラーが決定される。たとえば、写真または写真の区域について、主要カラー領域ビン内ならびに/あるいは1つまたは複数の隣接するカラー領域ビン内のカラーを伴うピクセルのカラー値が平均され、平均されたカラー値を、写真の少なくとも1つの主要カラーのカラー値に使用することができる。いくつかの実装において、RGBカラースペースの場合、平均することが可能なカラー値は、カラーを示すために使用されるカラースペースの、赤、緑、および青それぞれのカラー次元に関するタプルからの、それぞれの値とすることができる。それぞれのカラー次元に関するそれぞれのタプル値を平均して、写真について決定された主要カラーとすることが可能な平均カラーに関するタプルを決定することができる。たとえば、RGBカラースペース内の第1のカラーに関するタプル値は、(R1、G1、B1)とすることが可能であり、RGBカラースペース内の第2のカラーに関するタプル値は、(R2、G2、B2)とすることが可能である。タプル値R1およびR2は、それぞれ赤次元に関するタプル値とすることが可能であり、タプル値G1およびG2は、それぞれ緑次元に関するタプル値とすることが可能であり、タプル値B1およびB2は、それぞれ青次元に関するタプル値とすることが可能である。第1および第2のカラーの赤次元値を平均することが可能であり、平均された値は、平均カラーに関するタプルの赤次元成分に関するタプル値とすることが可能である。第1および第2のカラーの緑次元値の平均は、平均カラーに関するタプルの緑次元成分に関するタプル値とすることが可能である。また、第1および第2のカラーの青次元値の平均は、平均カラーのタプルの青次元成分に関するタプル値とすることが可能である。いくつかの実装において、主要カラーを決定するために、2つ以上のピクセルのカラーが平均される。たとえば、主要および/または隣接カラー領域ビン内のカラーを伴うピクセルからのカラーを使用(たとえば平均)して、主要カラー領域ビンを決定することができる。いくつかの実装において、ピクセルカラーの平均を見つける代わりに、主要カラー領域ビンおよび/または隣接ビン内のピクセルのカラーを使用して、写真についての主要カラーとして使用可能なピクセルカラーの中央値またはモードを見つける。
主要カラー領域ビンの例示的な選択
[036] 図4は、少なくとも1つの主要カラー領域ビンの選択を示す図である。図4において、写真405は、ピクセル410などの1つまたは複数のピクセルを含む。それぞれのピクセルは、カラー415などのそれぞれのカラーを有することができる。ピクセルのカラーは、YUVカラースペースまたはRGBカラースペースなどの、カラースペースのカラー値のタプルを使用して記述することができる。ピクセル重み418などのピクセル重みを、写真405のそれぞれのピクセルに割り当てることも可能である。図4に示されるように、カラースペースは、16のセグメント、またはカラー領域ビン420などのカラー領域ビンに分割される。図4に示されるRGBカラースペースは、4つのカラー領域に分割されたそのそれぞれのカラー次元(たとえば赤、緑、および青の次元)を有する。たとえば、赤次元は4つの領域421〜424に分割され、緑次元は4つの領域425〜428に分割され、青次元は4つの領域431〜434に分割される。カラースペースのそれぞれのカラー次元は、0〜255の範囲が可能である。たとえばカラースペースの青次元は、435に示されるような0から、430に示されるような255までの範囲が可能である。カラー領域ビンは、カラースペース内のカラーのグループを表すことができる。カラー領域ビン内のカラーは、カラー領域ビンに関するカラー次元セットの領域内のカラー値によって表されるカラーとすることができる。たとえばカラー領域ビン420は、赤カラー領域421、緑カラー領域428、および青カラー領域431内にある、1つまたは複数のカラーを含むことができる。
[037] 図4に示されるように、ピクセル重み総計450が、分割されたカラースペースのそれぞれのカラー領域ビンについて決定される。ピクセル重み総計は、それぞれのカラー領域ビン内にあるカラーを有する写真内のピクセルのピクセル重みを少なくとも合計することによって生成される。たとえば、写真405のピクセル410がスキャンされ、そのカラー値が評価され、カラー値は、ピクセル410のカラーがカラー領域ビン440内にあるものとされる。その後、ピクセル410についてのピクセル重みが、カラー領域ビン440についてのピクセル重み総計452に追加される。写真405のピクセルがスキャンされ、ピクセル重み総計450が決定された後、ピクセル重み総計450のうちのそれぞれのピクセル重み総計が比較され、カラー領域ビン420がピクセル重み総計450の最高ピクセル重み総計455を有すると決定し、カラー領域ビン420を主要カラー領域ビンとする。
[038] 図4に示されるように、カラー領域ビン420が主要カラー領域ビンであると決定された後、比較されたピクセル重み総計の次のセットの最高ピクセル重み総計を決定する際の考察または比較から、識別された主要カラー領域ビン420およびその隣接するカラー領域ビンのうちのいくつかのピクセル重み総計を少なくとも消去することによって、別の主要カラー領域ビン470が決定される。写真405についての第2の主要カラー領域ビン470は、それぞれのピクセル重み総計を、カラー領域ビン420などの主要カラー領域ビンまたは主要カラー領域ビンの選択される隣接するカラー領域ビンでない、それぞれのカラー領域ビンに関するピクセル重み総計のセットからの他のピクセル重み総計と、少なくとも比較することによって、決定される。図4において、第2のカラー領域ビンを決定する際に除外されることになる選択される近隣のカラー領域ビンは、カラー領域ビン460〜465を含む。いくつかの実装において、主要カラーを決定するための考察から除外されることになる隣接するカラー領域ビンは、図4に示されたカラースペースの3次元表現で表されるように、主要カラー領域ビンの上、下、左、右、前、後ろ、または対角(たとえば角または縁部)とすることができる。いくつかの実装において、隣接するカラー領域ビンは、主要カラー領域ビンから離れた1つまたは複数レベルの隣接するカラー領域ビン内にあるように、選択または事前に決定することができる。カラー領域ビンが別のカラー領域ビンから離れているレベルまたは距離を決定するために、距離の測定を使用することができる。たとえばカラー領域ビン間のユークリッド距離が使用可能であり、カラー領域ビン間のカラー領域ビンのカウントが使用可能であり、または他の同様の距離測定が使用可能である。いくつかの実装において、主要カラー領域ビンから離れている距離が所定の距離または選択された距離以内である隣接するカラー領域ビンと、主要カラー領域ビンとを、別の主要カラー領域ビンを決定するための考察から除外することができる。たとえば図4に示されるように、第2のカラー領域ビンを決定する際に除外されることになる選択される隣接するカラー領域ビンは、カラー領域ビン460〜465およびカラー領域ビン481〜490ならびに他の隣接するカラー領域ビンを含むことができる。
カラー領域ビンを使用してOSのカラー設定を設定するための例示的な方法
[039] 図5は、少なくとも1つの主要カラー領域ビンを使用してオペレーティングシステム(OS)のカラー設定を設定するための、例示的な方法500のフローチャートである。図5において、OSの外部で提供される写真からの1つまたは複数のカラー値が、510で受信される。たとえば、写真あるいは写真内の1つまたは複数のピクセルに関するカラー値は、OSの一部ではないアプリケーションまたはカメラから、OSによって受信可能である。
[040] 520で、区分されたカラースペースの主要カラー領域ビンが決定される。たとえば、カラースペースはカラー領域ビンに分割可能であり、写真のピクセルを使用して主要カラー領域ビンを決定することができる。いくつかの実装において、カラースペースは複数のカラー領域ビンに分割される。カラー領域ビンは、カラー領域ビン内にあるカラーのグループを指定することができる。カラー領域ビンは、カラースペースのカラー次元の領域を使用して指定することができる。
[041] いくつかの実装において、それぞれのカラー領域ビンについて、それぞれのカラー領域ビン内のカラーを伴う写真の1つまたは複数のピクセルの重みを合計し、それぞれのカラー領域ビンについてピクセル重み総計を決定することができる。たとえば、写真の各ピクセルまたは写真の指定された区域を評価することが可能であり、それぞれのカラー領域ビンについてのピクセル重み総計に重みを追加することが可能である。いくつかの実装において、所定の値から開始するようにピクセル重み総計を初期設定することができる。たとえば、それぞれのカラー領域ビンについてのそれぞれのピクセル重み総計にいずれかのピクセル重みが追加される前に、それぞれのピクセル重み総計を所定のオリジナル値に設定する(たとえばゼロまたは何らかの他のオリジナル値に設定する)ことができる。写真のピクセル(たとえば写真の各ピクセル)が評価され、ピクセル重み総計が完了した後、比較されたピクセル重み総計のうちでいずれのピクセル重み総計が最高の値を有するかを決定するために、ピクセル重み総計間で比較を実行することができる。ピクセル重み総計の最高値であると決定されたピクセル重み総計を有するカラー領域ビンを、主要カラー領域ビンとして選択および/または設定することができる。
[042] いくつかの実装において、写真を使用して複数の主要カラー領域ビンを決定することができる。たとえば主要カラーは、主要カラー領域ビンを反復的に決定すること、および決定されたカラー領域ビンに少なくとも基づいて主要カラーを決定することによって、決定することができる。たとえば1つまたは複数の主要カラー領域ビンが選択された後、比較されたピクセル重み総計のグループ内で最高値のピクセル重み総計を決定する際に、1つまたは複数の主要カラー領域ビンおよび/または選択された隣接するカラー領域ビンならびにそれらのそれぞれのピクセル重み総計を、残りの(たとえば除外されていない)ピクセル重み総計の比較から除外することができる。いくつかの実装において、主要カラー領域ビンから離れている距離が所定の距離または選択された距離以内である隣接するカラー領域ビンと、主要カラー領域ビンとを、別の主要カラー領域ビンを決定するための考察から除外されるように選択することができる。残りのピクセル重み総計の中で最高値のピクセル重み総計を伴うカラー領域ビンを、写真の別の主要カラーとすることができる。いくつかの実装において、主要カラー領域ビンおよびそれらの隣接するカラー領域ビンに関するピクセル重み総計を除外することによって、カラースペースの異なる区域から、写真の様々な異なる主要カラーを見つけることができる。たとえば特定の写真について、第1の主要カラーを、第1のカラー領域ビン内の写真の赤いカラーとなるように決定することが可能であり、第2の主要カラーを、第1のカラー領域ビンとは異なるカラースペースの区域内にある第2のカラー領域ビン内の写真の青いカラーとなるように決定することが可能である。いくつかの実装において、写真について後続の主要カラーを決定する際に、いくつの近隣または隣接するカラー領域ビンが除外されることになるかを決定するために、いくつかの隣接するカラー領域ビンの主要カラー領域ビンからの距離を設定することができる。
[043] 530で、主要カラー領域ビンの少なくとも1つの隣接するカラー領域ビンが決定される。たとえば、1つまたは複数のカラー領域ビンが主要カラー領域ビンの近隣にあるかまたは隣接しているかどうかを判別するために、分割されたカラースペースの1つまたは複数のカラー領域ビンのカラー領域が評価される。たとえば、隣接するカラー領域ビンが、主要カラー領域ビンまたは別の隣接するカラー領域ビンについての1つまたは複数のカラー領域と同じかまたは近傍にある、少なくとも2つのカラー領域を有する場合、カラー領域ビンは、分割されたカラースペース内の別のカラー領域ビンの近隣にあるかまたは隣接することが可能である。いくつかの実装において、カラー領域ビンに関するカラー領域およびその隣接するカラー領域ビンに関するカラー領域は、カラー領域に分割されたカラー次元の連続するカラー領域である。たとえばRGBカラースペースの場合、カラースペースの赤次元は0〜255の範囲の値を有することが可能であり、赤次元の値は各領域について16の値を含む16のカラー領域に分割することができる。カラー領域ビンが、16〜31の値を備える赤次元に関するカラー領域を有する場合、隣接するカラー領域ビンは、32〜47の値を有する赤次元に関するカラー領域を有することが可能であり、これは16〜31の値を備えるカラー領域の近傍のカラー領域とすることができる。また、別の隣接するカラー領域ビンは、16〜31の値を備えるカラー領域の近傍のカラー領域として、0〜15の値を有する赤次元に関するカラー領域を有することが可能である。いくつかの実装において、隣接するカラー領域ビンは赤次元内に異なるカラー領域を有することができる。
[044] いくつかの実装において、近隣または隣接するカラー領域ビンは、他の隣接するカラー領域ビンに近傍するかまたは隣接するカラー領域ビンを含むことができる。たとえば、隣接するカラー領域ビンは、隣接するカラー領域ビンに関して同じかまたは近傍の(たとえば連続する)カラー領域である、カラー領域を有することができる。例示的な実装において、選択されたカラー領域ビンは、0〜15の値を備える緑次元に関するカラー領域を有することが可能であり、選択されたカラー領域ビンは、選択されたカラー領域ビンの値領域からのいくつかの連続する値領域である、緑次元に関するそれぞれのカラー領域を有する隣接するカラー領域ビンを有することが可能である。たとえば、隣接するカラー領域ビンは、16〜31および/または32〜47の値領域を有する、緑次元に関するそれぞれのカラー領域を有することが可能である。16〜31の値領域の緑次元を伴うカラー領域ビンは、選択されたカラー領域ビンから1カラー領域だけ離れているものとすることができる。また、32〜47の値領域の緑次元を伴うカラー領域ビンは、その緑カラー領域と選択されたカラー領域ビンの緑カラー領域との間に1つの緑カラー領域が存在することから、選択されたカラー領域ビンから2カラー領域だけ離れているものとすることができる。いくつかの実装において、いずれのカラー領域ビンが選択されたカラー領域ビンの近隣にあるかまたは隣接しているかを指定するために、選択されたカラー領域ビン(たとえば主要カラー領域ビン)に対してカラー領域ビンをいくつのカラー領域だけ離すことができるかを指定するように、いくつかのカラー領域を設定または決定することができる。
[045] 540で、写真の少なくとも1つの主要カラーが、主要カラー領域ビン内のカラーおよび少なくとも1つの隣接するカラー領域ビン内のカラーを少なくとも使用して決定される。たとえば、主要カラー領域ビン内のカラーを伴う1つまたは複数のピクセルのカラー、および、少なくとも1つの隣接するカラー領域ビン内のカラーを伴う1つまたは複数のピクセルのカラーを使用して、少なくとも1つの主要カラーを決定することができる。いくつかの実装において、写真または写真の区域について、主要カラー領域ビンおよび1つまたは複数の隣接するカラー領域ビン内のカラーを伴うピクセルのカラー値が平均され、平均されたカラー値は、写真の少なくとも1つの主要カラーを生成することができる。
[046] 550で、OSの少なくとも1つのカラー設定は、少なくとも1つの主要カラーを使用して設定される。たとえば、OSのテーマカラー、アクセントカラー、または他の視覚要素は、主要カラーまたは改良された主要カラーとして一部表示されるように設定可能である。いくつかの実装において、OSの視覚要素は、インスタントメッセージングツールの要素、テキストメッセージングツールの要素、パーソナルプロファイルの要素、テキストカラー、背景、アイコン(たとえばタイルアイコン)、テキストのハイライト、ウィンドウ、メニュー、リスト、タスクバー、タイトルバー、アプリケーション背景、ボタン、ハイパーリンク、メッセージボックス、スクロールバー、選択されたアイテム、OSシェル構成要素、またはOSの他の視覚要素を含む。
[047] いくつかの実装において、OSは、OSによって提供されないかまたはOS用に事前に決定されないデータソースからカラー値を受け入れる。たとえば主要カラーは、コンピューティングデバイス上のアプリケーションまたは他のソフトウェアを使用して決定することが可能であり、OSは、OSの少なくとも1つのカラー設定を設定するためにアプリケーションのカラー値を受け入れる。
主要カラーを使用してOSの視覚要素を表示するための例示的なシステム
[048] 図6は、1つまたは複数の主要カラー615を使用してオペレーティングシステム610の1つまたは複数の視覚要素605を表示するための、例示的なコンピューティングデバイス600を示す概略図である。コンピューティングデバイスは、1つまたは複数の写真選択オプション620を表示するためのユーザインターフェースを提供することができる。写真選択オプション620は、写真を撮るためのオプション622、写真を選択するためのオプション624、および現在の写真を使用するためのオプション626を含む。ユーザは、写真を撮るオプション622を選択し、1つまたは複数のカメラ630を使用すること、および/または、1つまたは複数のアプリケーション640のカメラアプリケーションを使用することによって、写真を撮ることができる。ユーザは、写真を選択するオプション624を選択して、ストレージ635に記憶された写真のグループから、あるいは、1つまたは複数のアプリケーション640のうちのアプリケーションから、写真を選択することができる。ユーザは、現在の写真を使用するためのオプション626を選択して、現在表示または選択されている写真を使用することができる。
[049] オペレーティングシステム610は、655で示されるように、写真645を受信することが可能であり、重み650などの1つまたは複数の重みを、写真645の1つまたは複数のピクセル(たとえば各ピクセル)に割り当てることが可能である。写真645の特定の位置(たとえば配置、ピクセル、または領域)を、写真位置選択用のユーザインターフェース657を使用して選択することが可能であり、選択された位置を受信および使用して、写真645の1つまたは複数のピクセルに割り当てるための1つまたは複数のピクセル重みを決定することができる。写真645のピクセルは、660で示されるように、1つまたは複数の重みを使用して、1つまたは複数の主要カラー領域ビンを決定するために1つまたは複数のカラー領域ビン665に投票することができる。670に示されるように、1つまたは複数の主要カラー領域ビンを使用して、1つまたは複数の主要カラー615が決定される。680に示されるように、少なくとも1つまたは複数の主要カラー615を使用して、オペレーティングシステム610の1つまたは複数のカラー設定675を設定することができる。オペレーティングシステム610の1つまたは複数の視覚要素605は、少なくとも1つまたは複数の主要カラー615あるいは主要カラー615の改良を使用して、コンピューティングデバイス600によって表示することが可能である。
改良された主要カラーを使用して視覚要素を表示する例示的な方法
[050] 図7は、改良された主要カラーを使用してオペレーティングシステム(OS)の視覚要素を表示するための例示的な方法700のフローチャートである。図7では、710でOSのカラー設定画面が表示される。たとえば、OSのカラー設定を設定するためのユーザインターフェース(UI)は、ユーザのためにコンピューティングデバイスのディスプレイ内に表示することができる。いくつかの実装において、ユーザインターフェースは、テーマ制御パネル、設定画面、オペレーティングシステムのカラーを設定するためのウィンドウまたはメニュー、あるいは他のUIとすることができる。
[051] 720で、写真選択オプションが表示される。たとえばユーザインターフェースにおいて、ユーザが選択するための1つまたは複数のオプションを表示することができる。1つまたは複数のオプションは、写真を選択するためのオプション、写真を撮るためのオプション、または現在の写真を使用するためのオプションを含むことができる。たとえばユーザは、テーマまたはアクセントカラー設定画面を開き、記憶された写真、あるいはカメラによって撮られる写真および/またはカメラアプリケーションからの写真から、カラーを取り込むかまたは抽出するためのオプションを見ることができる。いくつかの実装において、表示されたオプションが選択され、オプションの選択がオペレーティングシステムによって受信される。たとえばコンピューティングデバイスのユーザは、ユーザインターフェースの選択方法を使用してオプションのうちの少なくとも1つを選択し、この選択がOSによって受信される。写真を選択するためのオプションが選択された場合、写真のグループから写真を選択することができる。いくつかの実装において、写真は、デバイス上に記憶するか、あるいは(たとえばウェブサイト上の)オンラインまたは(たとえばリモートコンピュータストレージ上の)クラウドストレージなどにリモートに記憶する。写真を撮るためのオプションが選択された場合、その選択はOSによって受信可能であり、写真はカメラおよび/またはコンピューティングデバイスのカメラアプリケーションによって撮影し、使用のために選択することが可能である。現在の写真を使用するためのオプションが選択された場合、その選択はOSによって受信可能であり、現在アクティブである、表示されている、または選択されている写真を、OSカラー設定を設定する際に使用するために選択することができる。
[052] 730で、写真が受信される。たとえば、OSのカラー設定を設定するためにユーザインターフェースを使用して選択された写真が、OSによって受信可能である。写真は、ストレージから、ローカルアプリケーション(たとえば電子メールアプリケーション、テキストメッセージングアプリケーション、写真アプリケーション、ウェブブラウジングアプリケーション、または他のインストール済みアプリケーション)から、ウェブアプリケーション、インターネット(たとえばウェブサイトまたは他のインターネットサイト)、またはコンピューティングデバイスのカメラから、受信可能である。
[053] 740で、写真の1つまたは複数のピクセルについて、1つまたは複数のピクセル重みが決定される。たとえば、受信された写真のピクセルのうちの1つまたは複数を、写真内の位置からのそれぞれのピクセルの距離に基づいた重みに関連付けることができる。いくつかの実装において、位置は、写真の中央、写真の区域の中央、写真の焦点、または所定の位置として設定された写真内の他の位置などの、所定の位置である。いくつかの実装において、位置は選択された位置とすることができる。たとえばユーザは、ユーザインターフェースを介して写真内の位置を選択可能であり、選択された位置は、ピクセル重みを決定する際に使用するためにOSによって受信可能である。例示的な実装において、写真は表示可能であり、ユーザは、写真に関するピクセル重みを決定するための位置として設定されることになる写真内の位置を選択することが可能である。たとえばユーザは、ユーザインターフェースを使用して、写真のピクセルに関するピクセル重みを決定するために使用可能な写真の、配置、1つまたは複数のピクセル、または領域(たとえば矩形または他の形状)などの、位置を選択することができる。
[054] 750で、写真の少なくとも1つの主要カラーが決定される。たとえば、主要カラー領域ビンおよび/または分割されたカラースペースの1つまたは複数の隣接するカラー領域ビンからのカラーを備えるピクセルのカラーを使用して、主要カラーが決定される。いくつかの実装において、選択されたかまたは所定の数の要求された主要カラーに基づいて、いくつかの主要カラーを写真から抽出または決定することができる。たとえば、オペレーティングシステムは抽出するための所定数の主要カラーを有することができるか、またはオペレーティングシステムは抽出するためのいくつかの主要カラーに関する(たとえばコンピューティングデバイスのユーザによって選択された)選択を受信することができる。
[055] 760で、少なくとも1つの改良された主要カラーを生成するために少なくとも1つの主要カラーが修正される。いくつかの実装において、主要カラーは、主要カラーを、改良された主要カラーであることが可能な新しいカラーに変更することによって、修正または改良することができる。他の実装において、主要カラーは変更されず、主要カラーは改良された主要カラーとすることができる。いくつかの実装において、コンピューティングデバイスのユーザは、(たとえば提供されたUIを使用して)主要カラーを変更またはカスタマイズすることができる。たとえばユーザは、主要カラーを明るくまたは暗くすること、あるいは主要カラーを他の方法でカスタマイズすることが可能である。
[056] いくつかの実装において、主要カラーは自動的に改良することができる。たとえば主要カラーは、主要カラーの輝度を自動的に変更することによって、明るくまたは暗くすることが可能である。主要カラーは、受け入れ可能なコントラストに基づいて、またはこのコントラストに合うように、自動的に改良することができる。たとえば、1つまたは複数の受け入れ可能なコントラスト比または受け入れ可能なコントラスト比領域は、1つまたは複数のテーマカラー、アクセントカラー、あるいはOSの他の視覚要素について事前に決定することができる。主要カラーが決定された場合、その主要カラーに関するコントラスト比が決定可能である。たとえばコントラスト比は、主要カラーと、主要カラーまたは改良された主要カラーを使用して設定されることになる視覚要素の上、近く、または近傍に表示されることになるカラーとの間で、決定可能である。
[057] 決定されたコントラスト比は、決定されたコントラスト比が受け入れ可能なコントラスト比であるかどうか(所定のコントラスト比領域またはしきい値内にある、あるいは所定の受け入れ可能なコントラスト比に合致する)を判別するために、所定のコントラスト比または視覚要素に関するコントラスト比領域と比較することができる。この比較で、コントラスト比が受け入れ可能なコントラスト比でないことが決定された場合、主要カラーは、改良された主要カラーが受け入れ可能なコントラスト比を有するように改良(たとえば変更)される。いくつかの実装において、主要カラーは、主要カラーの輝度を変更することによって(受け入れ可能なコントラスト比を生成するために)受け入れ可能なコントラストを提供するために、自動的に明るくまたは暗くされる。主要カラーのRGBカラースペース表現は、主要カラーのYUVカラースペース表現に変換またはマッピングすることが可能であり、YUVタプルの輝度値は、主要カラーを受け入れ可能なコントラストを伴う改良された主要カラーに変更するために、増加または減少可能である。いくつかの実装において、改良された主要カラーに関してYUVカラースペース内で輝度値が設定されると、改良された主要カラーのYUVカラースペース表現は、改良された主要カラーのRGBカラースペース表現に再度変換またはマッピングすることが可能である。いくつかの実装において、オペレーティングシステムは、主要または改良された主要カラーのRGB表現、あるいは主要または改良された主要カラーのYUV表現を使用して、カラー設定を設定することができる。
[058] 770で、OSの1つまたは複数のカラー設定が改良された主要カラーに設定される。たとえば、テーマカラー、アクセントカラー、またはOSの視覚要素のカラーに関するOS設定が、カラーとして、少なくとも一部には、改良された主要カラーとして、表示されることになる改良された主要カラーに設定可能である。
[059] 780で、改良された主要カラーを使用するOSの少なくとも1つの視覚要素は、1つまたは複数のカラー設定の少なくとも1つの設定に基づいて表示される。たとえば、OSのアプリケーションアイコンまたはアプリケーションタイルなどの視覚要素は、改良された主要カラーとして一部カラーとされることになるOSカラー設定を使用して設定可能であり、カラー設定が改良された主要カラーに設定されたために、コンピューティングデバイスのディスプレイ内に表示されることが可能である。
カラーの輝度の例示的な修正
[060] 図8は、カラーの輝度の修正を示す図である。図8において、カラー810は、830でカラー810の輝度値を増加させることによって、より明るいカラー820に変更される(明るくなる)。また図8において、カラー810は、850でカラー810の輝度値を減少させることによって、より暗いカラー840に変更される(暗くなる)。いくつかの実装において、カラーのYUVスペース表現の輝度値は領域内(たとえば0〜240)とすることができる。
オペレーティングシステムの例示的な視覚要素
[061] 図9は、本明細書のいずれかの例によって説明されたように、写真から決定された主要カラーまたは改良された主要カラーを使用して表示されるように(たとえばモバイルデバイスOS設定を介して)設定可能な、モバイルデバイスOSの様々な視覚要素を表示する、例示的なモバイルデバイス900の図である。図9において、モバイルデバイスOSの表示される視覚要素は、アプリケーションタイル910、ヘッダ920、フッタ930、視覚ボタン940、および背景950を含む。図に示されるように、モバイルデバイス900は、OSの電話アプリケーションに関するアプリケーションタイル910などの、1つまたは複数のアプリケーションに関するアプリケーションアイコンまたはタイルを表示する。モバイルデバイス900は、ディスプレイの上部付近にヘッダ920、およびディスプレイの下部付近にフッタも表示する。モバイルデバイス900は、視覚ボタン940などの1つまたは複数のOS機能用のボタンを表示する。また、モバイルデバイス900は、主要カラーまたは改良された主要カラーとして少なくとも一部表示可能な、背景950を表示する。
[062] 図10は、本明細書のいずれかの例によって説明されたように、写真から決定された主要カラーまたは改良された主要カラーを使用して表示されるように(たとえばモバイルデバイスOS設定を介して)設定可能な、モバイルデバイスOSの様々な視覚要素を表示する、例示的なモバイルデバイス1000の図である。図10において、モバイルデバイスOSの表示される視覚要素は、テキスト1010、電話番号1020などの1つまたは複数の数字、サブテキスト1030などのサブテキスト、ハイライト表示されたテキスト1040などの1つまたは複数のハイライト表示要素、アニメーション1050および1060などの1つまたは複数のアニメーションまたはアイコンを含むことができる。
[063] 図11は、本明細書のいずれかの例によって説明されたように、写真から決定された主要カラーまたは改良された主要カラーを使用して表示されるように(たとえばモバイルデバイスOS設定を介して)設定可能な、モバイルデバイスOSの様々な視覚要素を表示する、例示的なモバイルデバイス1100の図である。図11において、モバイルデバイスOSの表示される視覚要素は、メッセージングウィンドウ1110などの1つまたは複数のメッセージングウィンドウを含むことができる。また、モバイルデバイスは、テキスト1120などの主要カラーのテキスト、ならびにテキスト1130などの別のカラーのテキストを、表示することができる。
[064] 図12は、本明細書のいずれかの例によって説明されたように、写真から決定された主要カラーまたは改良された主要カラーを使用して表示されるように(たとえばデバイスOS設定を介して)設定可能な、OSの様々な視覚要素をディスプレイ1205内に表示する、例示的なコンピューティングデバイス1200の図である。図12において、OSの表示される視覚要素は、ウィンドウ枠1210またはウィンドウ本体1220などのウィンドウの要素を含むことができる。さらにOSの表示される視覚要素は、メニュー枠1240およびメニュー項目1230などのメニューの要素、またはタスクアイコン1260またはタスクバー枠1250などのタスクバーの要素を含むことができる。
例示的なモバイルデバイス
[065] 図13は、1302で全体として示された、様々なオプションのハードウェアおよびソフトウェア構成要素を含む、例示的なモバイルデバイス1300を示すシステム図である。モバイルデバイス内のいずれの構成要素1302も、任意の他の構成要素と通信可能であるが、説明しやすいように、すべての接続が示されているわけではない。モバイルデバイスは、様々なコンピューティングデバイス(たとえば携帯電話、スマートフォン、ハンドヘルドコンピュータ、携帯情報端末(PDA)など)のうちのいずれとすることも可能であり、セルラまたは衛星ネットワークなどの1つまたは複数のモバイル通信ネットワーク1304との無線2方向通信が可能である。
[066] 図示されたモバイルデバイス1300は、信号符号化、データ処理、入力/出力処理、電力制御、および/または他の機能などのタスクを実行するための、コントローラまたはプロセッサ1310(たとえば信号プロセッサ、マイクロプロセッサ、ASIC、または他の制御および処理論理回路)を含むことができる。オペレーティングシステム1312は、構成要素1302の割り振りおよび使用を制御すること、ならびに、オペレーティングシステム1312のカラー設定を設定するために本明細書で説明された1つまたは複数の技術を実装可能なものなどの、1つまたは複数のアプリケーションプログラム1314および/または1つまたは複数のオペレーティングシステムアプリケーション1315をサポートすることが可能である。アプリケーションプログラムは、一般的なモバイルコンピューティングアプリケーション(たとえば電子メールアプリケーション、カレンダ、予定管理ソフト、ウェブブラウザ、メッセージングアプリケーション)、または、任意の他のコンピューティングアプリケーションを含むことができる。アプリケーションストアにアクセスするための機能1313は、アプリケーションプログラム1314を獲得および更新するためにも使用可能である。
[067] 図示されたモバイルデバイス1300は、メモリ1320を含むことができる。メモリ1320は、取り外し不可メモリ1322および/または取り外し可能メモリ1324を含むことができる。取り外し不可メモリ1322は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスク、または他の良く知られたメモリストレージ技術を含むことができる。取り外し可能メモリ1324は、GSM通信システムで良く知られた、フラッシュメモリまたは加入者識別モジュール(SIM)カード、あるいは「スマートカード」などの他の良く知られたメモリストレージ技術を含むことができる。メモリ1320は、オペレーティングシステム1312およびアプリケーション1314を実行するためのデータおよび/またはコードを記憶するために使用することができる。例示のデータは、ウェブページ、テキスト、イメージ、サウンドファイル、ビデオデータ、あるいは、1つまたは複数の有線または無線のネットワークを介して1つまたは複数のネットワークサーバまたは他のデバイスへ送信および/またはそれらから受信されることになる他のデータセットを含むことができる。メモリ1320は、国際移動電話加入者識別番号(IMSI)などの加入者識別子、および、国際移動体装置識別番号(IMEI)などの装置識別子を記憶するために、使用することができる。こうした識別子は、ユーザおよび装置を識別するためにネットワークサーバに伝送することができる。
[068] モバイルデバイス1300は、タッチスクリーン1332、マイクロフォン1334、カメラ1336、物理キーボード1338、および/またはトラックボール1340などの、1つまたは複数の入力デバイス1330、ならびに、スピーカ1352およびディスプレイ1354などの、1つまたは複数の出力デバイス1350を、サポートすることができる。他の可能な出力デバイス(図示せず)は、圧電性または他の触覚出力デバイスを含むことができる。いくつかのデバイスは、複数の入力/出力機能を供給することができる。たとえば、タッチスクリーン1332およびディスプレイ1354は、単一の入力/出力デバイス内で組み合わせることができる。入力デバイス1330は、ナチュラルユーザインターフェース(NUI)を含むことができる。NUIは、マウス、キーボード、リモートコントロールなどの入力デバイスによって課せられる人工拘束なしに、ユーザが「自然な」様式でデバイスと対話できるようにする、任意のインターフェース技術である。NUI方式の例は、会話認識、タッチおよびスタイラス認識、画面および画面近傍の両方でのジェスチャ認識、エアジェスチャ、頭部および視線追跡、音声および会話、視覚、触覚、ジェスチャ、ならびに機械インテリジェンスに依拠するものを含む。NUIの他の例は、加速度計/ジャイロスコープ、顔認識、3Dディスプレイ、頭部、視線、および凝視追跡、没入型拡張現実感および仮想現実感システムを使用する、モーションジェスチャ検出を含み、それらはすべて、より自然なインターフェース、ならびに電界感知電極(EEGおよび関連方法)を使用して脳活動を感知するための技術を提供する。したがって、特定の一例では、オペレーティングシステム1312またはアプリケーション1314は、ユーザが音声コマンドを介してデバイス1300を動作させることが可能な音声ユーザインターフェースの一部として、会話認識ソフトウェアを備えることができる。さらにデバイス1300は、ゲームアプリケーションまたは他のアプリケーションに入力を提供するためにジェスチャを検出および解釈することなどの、ユーザの空間ジェスチャを介してユーザ対話を可能にする、入力デバイスおよびソフトウェアを備えることができる。
[069] ワイヤレスモデム1360は、アンテナ(図示せず)に結合可能であり、当分野で良く理解されるような、プロセッサ1310と外部デバイスとの間の2方向通信をサポートすることができる。モデム1360は一般的に示されており、モバイル通信ネットワーク1304と通信するためのセルラモデムおよび/または他の無線ベースモデム(たとえばBluetooth 1364またはWi−Fi 1362)を含むことができる。ワイヤレスモデム1360は、典型的には、単一セルラネットワーク内、セルラネットワーク間、またはモバイルデバイスと公衆交換電話網(PSTN)との間での、データおよび音声通信のためのGSMネットワークなどの、1つまたは複数のセルラネットワークとの通信用に構成される。
[070] モバイルデバイスは、少なくとも1つの入力/出力ポート1380、電源1382、全地球測位システム(GPS)受信器などの衛星ナビゲーションシステム受信器1384、加速度計1386、ならびに/あるいは、USBポート、IEEE 1394(FireWire)ポート、および/またはRS−232ポートとすることが可能な物理コネクタ1390を、さらに含むことができる。図示された構成要素1302は、必要または包括的ではなく、いずれの構成要素も削除可能であり、他の構成要素が追加可能である。
例示的な実装環境
[071] 図14は、説明した実施形態、技法、および技術が内部で実装可能な、好適な実装環境1400の汎用例を示す。
[072] 例示の環境1400において、様々なタイプのサービス(たとえばコンピューティングサービス)がクラウド1410によって提供される。たとえばクラウド1410は、インターネットなどのネットワークを介して接続された様々なタイプのユーザおよびデバイスにクラウドベースのサービスを提供する、中央に配置するかまたは分散可能な、コンピューティングデバイスの集合を備えることが可能である。実装環境1400は、コンピューティングタスクを達成するために異なる方法で使用することができる。たとえばいくつかのタスク(たとえばユーザ入力の処理およびユーザインターフェースの提示)は、ローカルコンピューティングデバイス(たとえば接続されたデバイス1430、1440、1450)上で実行可能であり、他のタスク(たとえば後続の処理で使用されることになるデータの記憶)は、クラウド1410内で実行可能である。
[073] 例示の環境1400において、クラウド1410は、様々な画面機能を備える接続されたデバイス1430、1440、1450にサービスを提供する。接続されたデバイス1430は、コンピュータ画面1435(たとえば中型画面)を備えるデバイスを表す。たとえば、接続されたデバイス1430は、デスクトップコンピュータ、ラップトップ、ノートブック、ネットブックなどの、パーソナルコンピュータとすることができる。接続されたデバイス1440は、モバイルデバイス画面1445(たとえば小型画面)を備えるデバイスを表す。たとえば、接続されたデバイス1440は、携帯電話、スマートフォン、携帯情報端末、タブレットコンピュータなどとすることができる。接続されたデバイス1450は、大型画面1455を備えるデバイスを表す。たとえば、接続されたデバイス1450は、テレビジョン画面(たとえばスマートテレビジョン)またはテレビジョンに接続された他のデバイス(たとえばセットトップボックスまたはゲームコンソール)などとすることができる。接続されたデバイス1430、1440、および1450のうちの1つまたは複数は、タッチスクリーン機能を含むことができる。タッチスクリーンは異なる方法で入力を受け入れることができる。たとえば容量性タッチスクリーンは、物体(たとえば指先またはスタイラス)が表面を横切って走る電流を変形または遮断したときに、タッチ入力を検出する。別の例として、タッチスクリーンは、光センサからのビームが遮断されたときに、光センサを使用してタッチ入力を検出することができる。何らかのタッチスクリーンによって入力が検出されるために、画面の表面との物理的接触は必要ない。例示の環境1400内では、画面機能を備えていないデバイスも使用可能である。たとえばクラウド1410は、ディスプレイのない1つまたは複数のコンピュータ(たとえばサーバコンピュータ)にサービスを提供することができる。
[074] サービスは、サービスプロバイダ1420を介して、またはオンラインサービスの他のプロバイダ(図示せず)を介して、クラウド1410によって提供可能である。たとえばクラウドサービスは、特定の接続されたデバイス(たとえば接続されたデバイス1430、1440、1450)の画面サイズ、ディスプレイ機能、および/またはタッチスクリーン機能に対して、カスタマイズすることができる。
[075] 例示の環境1400において、クラウド1410は、本明細書で説明する技術およびソリューションを、少なくとも一部にはサービスプロバイダ1420を使用して、様々な接続されたデバイス1430、1440、1450に提供する。たとえばサービスプロバイダ1420は、様々なクラウドベースサービスに集中型ソリューションを提供することができる。サービスプロバイダ1420は、ユーザおよび/またはデバイスについて(たとえば接続されたデバイス1430、1440、1450および/またはそれらのそれぞれのユーザについて)サービス加入を管理することができる。クラウド1410は、オペレーティングシステムのカラー設定を設定するためのカラーを決定するために、1つまたは複数の写真1415を提供することができる。
例示的なコンピューティング環境
[076] 図15は、説明したイノベーションが内部で実装可能な好適なコンピューティング環境1500の汎用例を示す。コンピューティング環境1500は、イノベーションが多様な汎用または専用コンピューティングシステム内で実装可能であるため、使用または機能の範囲に関していかなる制限をも示唆することを意図していない。たとえば、コンピューティング環境1500は、様々なコンピューティングデバイス(たとえばデスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、サーバコンピュータ、タブレットコンピュータ、メディアプレーヤ、ゲームシステム、モバイルデバイスなど)のうちのいずれも可能である。
[077] 図15を参照すると、コンピューティング環境1500は、1つまたは複数の処理ユニット1510、1515およびメモリ1520、1525を含む。図15において、この基本構成1530は破線内に含まれる。処理ユニット1510、1515は、コンピュータ実行可能命令を実行する。処理ユニットは、汎用中央処理ユニット(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)内のプロセッサ、または任意の他のタイプのプロセッサとすることができる。多重処理システムにおいて、多重処理ユニットは、処理能力を上げるためにコンピュータ実行可能命令を実行する。たとえば図15は、中央処理ユニット1510ならびにグラフィック処理ユニットまたはコプロセッシングユニット1515を示す。有形メモリ1520、1525は、処理ユニットによるアクセスが可能な、揮発性メモリ(たとえばレジスタ、キャッシュ、RAM)、不揮発性メモリ(たとえばROM、EEPROM、フラッシュメモリなど)、またはこの2つの何らかの組み合わせとすることができる。メモリ1520、1525は、処理ユニットによる実行に好適なコンピュータ実行可能命令の形で、本明細書で説明される1つまたは複数のイノベーションを実装する、ソフトウェア1580を記憶する。
[078] コンピューティングシステムは、追加の機能を有することができる。たとえばコンピューティング環境1500は、ストレージ1540、1つまたは複数の入力デバイス1550、1つまたは複数の出力デバイス1560、および1つまたは複数の通信接続1570を含む。バス、コントローラ、またはネットワークなどの相互接続機構(図示せず)は、コンピューティング環境1500の構成要素を相互接続する。典型的には、オペレーティングシステムソフトウェア(図示せず)は、コンピューティング環境1500内で実行する他のソフトウェアにオペレーティング環境を提供し、コンピューティング環境1500の構成要素の活動を調整する。
[079] 有形ストレージ1540は、取り外し可能または取り外し不可とすることが可能であり、磁気ディスク、磁気テープまたはカセット、CD−ROM、DVD、あるいは、持続的に情報を記憶するために使用可能であり、コンピューティング環境1500内でアクセス可能な、任意の他の媒体を含む。ストレージ1540は、オペレーティングシステムのカラー設定を設定するためのカラーを決定するために写真を使用することなどの、本明細書で説明される1つまたは複数のイノベーションを実装する、ソフトウェア1580に関する命令を記憶する。
[080] 入力デバイス1550は、キーボード、マウス、ペン、またはトラックボールなどのタッチ入力デバイス、音声入力デバイス、スキャニングデバイス、あるいは、コンピューティング環境1500に入力を提供する別のデバイスとすることができる。ビデオ符号化の場合、入力デバイス1550は、ビデオ入力をアナログまたはデジタル形式で受け入れるカメラ、ビデオカード、TVチューナカード、または同様のデバイス、あるいは、コンピューティング環境1500内にビデオサンプルを読み取るCD−ROMまたはCD−RWとすることができる。出力デバイス1560は、ディスプレイ、プリンタ、スピーカ、CDライタ、または、コンピューティング環境1500からの出力を提供する別のデバイスとすることができる。
[081] 通信接続1570は、通信媒体を介した別のコンピューティングエンティティへの通信を可能にする。通信媒体は、コンピュータ実行可能命令、オーディオまたはビデオの入力または出力、あるいは変調データ信号内の他のデータなどの、情報を搬送する。変調データ信号は、信号内の情報を符号化するような様式で設定または変更された、その特徴の1つまたは複数を有する信号である。例を挙げると、通信媒体は、電気、光、RF、または他の搬送波を使用することが可能であるが、これらに限定されない。
[082] 開示された方法のいくつかの動作は、提示の便宜上特定の順序で説明しているが、以下の特有の言い回しによって特定の順序付けが必要とされていない限り、このような説明は再配置を包含することを理解されたい。たとえば順番に説明された動作は、場合によっては再配置または同時に実行してもよい。さらに、簡単にするために、添付の図面は、開示された方法を他の方法に関連して使用できる様々な方法を示していない場合がある。
[083] 開示された方法のいずれも、1つまたは複数のコンピュータ読み取り可能記憶媒体(たとえば、1つまたは複数の光媒体ディスク、揮発性メモリ構成要素(DRAMまたはSRAMなど)などの、持続性コンピュータ読み取り可能媒体、あるいは、不揮発性メモリ構成要素(フラッシュメモリまたはハードドライブなど))上に記憶され、コンピュータ(たとえば、スマートフォンまたはコンピューティングハードウェアを含む他のモバイルデバイスを含む、任意の市販のコンピュータ)上で実行される、コンピュータ実行可能命令として実装可能である。容易に理解されるように、コンピュータ読み取り可能記憶媒体という用語は、変調データ信号などの通信接続を含まない。開示された技法を実装するための任意のコンピュータ実行可能命令、ならびに開示された実施形態の実装中に作成および使用される任意のデータは、1つまたは複数のコンピュータ読み取り可能媒体(たとえば、伝搬信号を除外する持続性コンピュータ読み取り可能媒体)上に記憶可能である。コンピュータ実行可能命令は、たとえば、ウェブブラウザまたは他のソフトウェアアプリケーション(リモートコンピューティングアプリケーションなど)を介してアクセスまたはダウンロードされる、専用ソフトウェアアプリケーションまたはソフトウェアアプリケーションの一部とすることができる。こうしたソフトウェアは、たとえば単一のローカルコンピュータ(たとえば任意の好適な市販のコンピュータ)上で、またはネットワーク環境内で(たとえばインターネット、ワイドエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、クライアントサーバネットワーク(クラウドコンピューティングネットワークなど)、または他のこうしたネットワークを介して)、1つまたは複数のネットワークコンピュータを使用して実行可能である。
[084] 明確にするために、ソフトウェアベースの実装のある選択された態様のみを説明している。当分野で良く知られた他の細部は省略されている。たとえば、開示された技術は、いずれの特定のコンピュータ言語またはプログラムにも限定されないことを理解されたい。たとえば、開示された技術は、C++、Java、Perl、JavaScript、Adobe Flash、または任意の他の好適なプログラミング言語で作成されたソフトウェアによって実装可能である。同様に、開示された技術は、任意の特定コンピュータまたはハードウェアのタイプに限定されない。好適なコンピュータおよびハードウェアのある細部は良く知られており、本開示で詳細に説明する必要はない。
[085] 本明細書で説明する任意の機能は、ソフトウェアの代わりに、少なくとも一部には1つまたは複数のハードウェア論理構成要素によって実行可能であることも良く理解されたい。たとえば、制限なしに、例示されたタイプの使用可能なハードウェア論理構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップシステム(SOC)、結合プログラマブル論理デバイス(CPLD)などを含む。
[086] さらに、ソフトウェアベース実施形態のいずれか(たとえば、開示された方法のいずれかをコンピュータに実行させるためのコンピュータ実行可能命令を含む)を、好適な通信手段を介して、アップロード、ダウンロード、またはリモートにアクセスすることができる。こうした好適な通信手段は、たとえば、インターネット、ワールドワイドウェブ、イントラネット、ソフトウェアアプリケーション、ケーブル(光ファイバケーブルを含む)、磁気通信、(RF、マイクロ波、および赤外線通信を含む)電磁通信、電子通信、または他のこうした通信手段を含む。
[087] 開示された方法、装置、およびシステムは、いかなる形でも限定的として解釈されるべきではない。その代わりに、本開示は、単独で、および相互の様々な組み合わせおよび副組み合わせで、様々な開示された実施形態のすべての新規かつ自明でない特徴および態様を対象としている。開示された方法、装置、およびシステムは、任意の特定の態様または特徴あるいはそれらの組み合わせに限定されず、開示された実施形態は、任意の1つまたは複数の特定の利点が存在するかまたは問題が解決されることを必要としない。開示された発明の原理が適用可能な多くの可能な実施形態に鑑み、例示された実施形態は単なる本発明の好ましい例であり、本発明の範囲を限定するものと解釈されるべきでないことを理解されたい。むしろ本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲によって定義される。したがって発明者等は、本発明すべてがこれら特許請求の範囲およびそれらの等価物の範囲内にあるものとして請求する。

Claims (10)

  1. 少なくとも一部にはコンピューティングデバイスを使用して実装される方法であって、
    写真を受信すること、
    前記写真の1つまたは複数のピクセルについて1つまたは複数のピクセル重みを決定すること、
    前記1つまたは複数のピクセル重みのうちの少なくとも1つを使用して、前記写真の少なくとも1つの主要カラーを決定すること、および、
    前記少なくとも1つの主要カラーを使用して、オペレーティングシステムの少なくとも1つのカラー設定を設定すること、
    を含む、方法。
  2. カラー領域ビンについてピクセル重み総計を決定することであって、前記ピクセル重み総計は、前記カラー領域ビン内のカラーである、前記写真の1つまたは複数のピクセルの1つまたは複数のピクセル重みの合計を含む、決定すること、および、
    前記カラー領域ビンについての前記ピクセル重み総計が、1つまたは複数の他のカラー領域ビンの1つまたは複数のピクセル重み総計よりも大きいと決定すること、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの主要カラーを決定することが、
    複数のカラー領域ビンから主要カラー領域ビンを選択すること、および、
    前記主要カラー領域ビン内のカラーを伴う少なくとも1つまたは複数のピクセルを使用して、前記少なくとも1つの主要カラーを生成すること、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記主要カラーを生成することが、前記主要カラー領域ビン内のカラー値を伴う前記1つまたは複数のピクセルの前記カラー値のうちの少なくとも1つを使用して、少なくとも1つの平均カラー値を決定することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記主要カラー領域ビンを選択することが、前記カラー領域ビンについての前記ピクセル重み総計が、前記1つまたは複数の他のカラー領域ビンよりも高いピクセル重み総計を有すると決定することを含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つの主要カラーを生成することが、前記主要カラー領域ビンに隣接する1つまたは複数のカラー領域ビン内のカラー値を伴う少なくとも1つまたは複数のピクセルを使用することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  7. オペレーティングシステムの前記1つまたは複数のカラー設定を設定することが、前記少なくとも1つの主要カラーの輝度を変更することを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記1つまたは複数のピクセル重みのうちの少なくとも1つが、前記写真内の位置からの前記1つまたは複数のピクセルのうちの前記少なくとも1つのピクセルの距離に一部基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  9. プロセッサおよびメモリを含むコンピューティングデバイスであって、前記メモリは、前記コンピューティングデバイスに方法を実行させるためのコンピュータ実行可能命令を記憶しており、前記方法は、
    オペレーティングシステムの外部で提供された写真から1つまたは複数のカラー値を受信すること、
    区分されたカラースペースの主要カラー領域ビンを決定すること、
    前記主要カラー領域ビンのうちの少なくとも1つの隣接するカラー領域ビンを決定すること、
    前記主要カラー領域ビン内のカラーおよび前記少なくとも1つの隣接するカラー領域ビン内のカラーを少なくとも使用して、前記写真の少なくとも1つの主要カラーを決定すること、および、
    前記少なくとも1つの主要カラーを使用して、前記オペレーティングシステムの少なくとも1つのカラー設定を設定すること、
    を含む、コンピューティングデバイス。
  10. コンピューティングデバイスに方法を実行させるためのコンピュータ実行可能命令を記憶している、1つまたは複数のコンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、前記方法は、
    オペレーティングシステムのカラー設定画面を表示すること、
    写真選択オプションを表示すること、
    写真を受信すること、
    前記写真の1つまたは複数のピクセルについて1つまたは複数のピクセル重みを決定すること、
    前記写真の少なくとも1つの主要カラーを決定すること、
    少なくとも1つの改良された主要カラーを生成するために前記少なくとも1つの主要カラーの輝度を修正すること、
    前記オペレーティングシステムの1つまたは複数のカラー設定を、前記少なくとも1つの改良された主要カラーに設定すること、および、
    前記1つまたは複数のカラー設定の前記設定に少なくとも基づいて、前記オペレーティングシステムの少なくとも1つの視覚要素を、前記少なくとも1つの改良された主要カラーを使用して表示すること、
    を含む、1つまたは複数のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
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