JP2015507965A - 外科手術用ステープルライン強化材を供給するための装置 - Google Patents

外科手術用ステープルライン強化材を供給するための装置 Download PDF

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Abstract

外科手術用バトレス材(surgical buttress material)を外科手術用ステープラーに供給するための装置が提供される。装置は、外科手術用バトレス材を取り付けるための軸回転可能領域を有する。装置はまた、バトレス材上に配置された接着剤および剥離ライナーを有してもよい。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2007年10月8日に出願された米国特許仮出願第60/978,178号の優先権を主張する、2008年10月8日に出願された米国特許出願第12/247,710号の一部継続出願である。
本発明は、外科手術用ステープラーに外科手術用ステープルライン強化材を供給するための装置に関する。
外科手術用ステープルデバイスは、身体組織のセグメントを一緒に接合する目的で、ステープルまたは2部品型ファスナ(two-part fasteners)などの外科手術用ファスナの1つ以上の列を身体組織に逐次に、または同時に適用するために外科医によって用いられる。そのようなステープルデバイスは、一般的に、一対の顎部(1つはカートリッジ側、もう1つはアンビル側)またはアーム様構造から成り、接合されるべき身体組織がその間に配置される。機器が作動または「発射」されると、長さ方向に移動する発射バー(firing bars)が、顎部の一方にあるステープル駆動部材(staple drive members)と接触し、それによって、外科手術用ステープルを、逆側の顎部にあってステープルを圧着して閉じるアンビル中へと、身体組織を通して押し込む。組織が除去されるべきである場合、ナイフブレードが提供されて、ステープルのライン間を切ることができる。そのような機器の例は、各々の教示事項が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第4,354,628号、同第5,014,899号、および同第5,040,715号に記載されている。
外科手術用ステープルデバイスは、肥満外科手術、直腸結腸手術、および胸部外科手術など、身体組織の接合または除去が必要である外科手術において広く応用されてきた。薄い気腫性肺組織などの薄い組織に手術を行う場合、特に空気の漏えいを起こしやすいものであり得る組織を効果的に封止することが重要である。空気の漏えいを予防または低減することにより、術後の回復時間が大きく短縮され得る。筋腱膜領域のステープルで縫合した切開部位の断裂を阻止または予防することも、回復時間を大きく短縮する。
従って、外科手術部位の封止性を向上し、および/または組織断裂を低減する外科手術用ステープルデバイスで用いるための構造が望まれている。
米国特許第5,503,638号、同第5,575,803号、同第5,549,628号、同第5,702,409号、同第5,810,855号、および同第5,908,427号には、ステープルライン強化デバイスおよび組織支持材(tissue bolstering materials)を有する外科手術用ステープル装置について記載されている。
米国特許第5,752,965号および米国特許第6,939,358号には、外科手術用強化材を、過剰な材料の除去の必要なしに外科手術用ステープラーの作業面上に適用するための装置について記載されている。
本発明は、薄く柔軟性のある外科手術用強化材を、素早く容易にステープラーに適用する装置に対する長年にわたる強い必要性を満たすものである。
本発明は、薄く柔軟性のある外科手術用強化材を、素早く容易に外科手術用ステープラーに適用するための改善された装置である。本装置は、本体を含み、本体は、前記本体の一部分に取り付けられた外科手術用強化材を有し、強化材をその上に有する前記本体の一部分は、前記本体の残りの部分に対して軸回転可能(pivotable)である。タッチアップパッド(touch-up pad)が、装置に取り付けられてよく、またはそうでなければ、キットの一部として提供されてよい。装置はさらに、外科手術用強化材を一時的に装置に固定するための固定部(securement)をさらに含む。装置の本体は、外科手術用ステープラーに対する装置本体の配向を、装置本体の第一の側および第二の側について逆方向とすることが可能であるように構成されてよい。
外科手術用強化材は、さらに、前記本体に対して外科手術用強化材の最外面上に、接着剤を含んでよい。接着剤は、粘着剤を含むがこれに限定されない適切ないかなる接着剤であってもよい。
図1は、本発明の装置の実施形態の図である。 図2は、ヒンジ型本体を有する本発明の装置の実施形態の図である。 図3Aは、ポストの形態の固定部を示す本発明のリバーシブル型装置の実施形態の図である。 図3Bは、ポストの形態の固定部および所望に応じて有していてよいタッチアップパッドを示す本発明の装置の実施形態の図である。 図4は、接続手段を介して本体に取り付けられた所望に応じて有していてよいタッチアップパッドを示す本発明のリバーシブル型装置の実施形態の図である。 図5Aから5Dは、本発明において有用であるタッチアップパッドの異なる実施形態を示す図である。 図6Aは、装置の軸回転部分(pivoting portion)が曲げられてカードの面から出た状態を示す本発明の装置の図である。 図6Bは、装置の軸回転部分(pivoting portion)が曲げられてカードの面から出た状態を示す本発明の装置の図である。 図6Cは、装置の軸回転部分(pivoting portion)が曲げられてカードの面から出た状態を示す本発明の装置の図である。 図6Dは、装置の軸回転部分(pivoting portion)が曲げられてカードの面から出た状態を示す本発明の装置の図である。 図6Eは、装置の軸回転部分(pivoting portion)が曲げられてカードの面から出た状態を示す本発明の装置の図である。 図7は、バトレス(buttress)または外科手術用材料を適用するための装置の実施形態の透視図である。 図8Aは、バトレスまたは外科手術用強化材を適用するための装置の実施形態の透視図である。 図8Bは、図8Aに示す装置のベース部材の透視図である。 図8Cは、図8Aに示す装置のバトレスまたは外科手術用強化材の透視図である。 図9Aは、バトレスまたは外科手術用強化材を適用するための装置の実施形態の透視図である。 図9Bは、図9Aに示す装置のベース部材の透視図である。 図10Aは、バトレスまたは外科手術用強化材を適用するための装置の実施形態の図である。 図10Bは、図10Aに示す装置のベース部材の図である。 図10Cは、外科手術用バトレス材がその上に配置された本発明の装置の端面図である。 図11Aは、バトレスまたは外科手術用強化材を、拘束されない状態で適用するための装置の実施形態の図である。 図11Bは、バトレスまたは外科手術用強化材を、拘束された状態で適用するための装置の実施形態の図である。 図12Aは、バトレスまたは外科手術用強化材を適用するための装置の実施形態の図である。 図12Bは、図12Aに示す装置のベース部材の図である。 図12Cは、図12Aに示す装置のバトレスまたは外科手術用強化材の図である。 図12Dは、図12Aに示す装置の弾性コンポーネントの図である。 図13A〜Eは、外科手術用ステープラー再装填カートリッジデバイスを組み合わせた、バトレスまたは外科手術用強化材を適用するための装置の1つの実施形態の透視図および端面図である。
本発明は、外科手術用ステープラーに外科手術用強化材を供給するための装置を提供する。
図1から6に示されるように、本発明の装置1は、外科手術用ステープラーの開いたステープラーアームの少なくとも一部分上において、外科手術用ステープラーに外科手術用強化材を提供するようにサイズが合わせられた本体2を含む(図1)。
図1は、第一の側(この図では、装置の上側に向くように示される)および第二の側を有する本体を含む装置の概略図を示す。装置の本体2はまた、第一の部分および第二の部分も有する。本体の第一の部分4は本体の第二の部分に対して軸回転可能である。本発明を明確にするために、以降で記載される本体の軸回転可能部分は、装置の本体の第一の部分4と見なされるものとして理解されるべきである。以降「バトレス材」として称される外科手術用強化材は、さらに、前記本体の第一の部分4の領域上に配置される。1つの実施形態では、バトレス材3は、本体の第二の部分に固定される。本体は、バトレス材3をステープラーの顎部へ適用可能である方法で外科手術用ステープラーを受けるように、適切にサイズが合わされることになる。
本体は、外科手術用ステープラーにバトレス材が容易に装填されるように交換可能であってよい第一の側40および第二の側50を有する。図1では、本体2の軸回転可能第一の部分4が、本体2の残りの部分に対して比較的中央の位置に配置されるものとして示されているが、軸回転可能部分4が、その他の所望される位置に配置されてよいことは理解される。本体の軸回転可能第一の部分4は、バトレス材が装置上の固定部7から容易に解放されるように、バトレス材3を穿孔領域(穿孔タブなど)にて切り離すように機能する。例えば、軸回転する第一の部分は、曲げられて装置の平面から少なくとも1つの方向へ出ることで、指定される領域でバトレス材3を分離し、適用の準備が成される。装置の軸回転する部分(本体の第一の部分4)は、長方形の形状とされた部分として示されるが、ロッド、ループ、ワイヤ、剛性メッシュ、薄条片部材、またはその他の形状などのその他の適切な形状が所望される場合もあることは理解されるべきである。図1はまた、開口中央領域8を有して形成された本体も示す。開口中央領域8は、本体に対するステープラーの移動を容易とするために、本体に組み込まれてよい。
バトレス材3は、前記本体2の軸回転可能部分4の少なくとも一領域と接触している。本発明での使用に適するバトレス材3は、許容される生体適合性および機械特性を有するいかなる材料から作製されてもよい。例えば、バトレス材3は、適切ないかなる材料から形成されてもよく、合成または動物由来のいずれであってもよい。例えば本明細書で述べるように薄く形成することが可能であること、およびその他の製造上の有益性のために、合成材料が好ましいが、動物由来バトレス材も用いられてよい。バトレス材3は、図1に示されるように、装置の本体を包み込む単一ピースであってよく、または複数のピースであってもよい。
動物由来バトレス材(例えば、ウシ、ブタ、ウマ、およびヒト産物など)は、外科手術用ステープラーの作業面(例えば、アンビルおよびカートリッジ顎部の面)上での配置に関連する困難さを有し得る。動物由来バトレス材は、好ましい合成バトレス材に付随する必要とされる強度は維持するが、通常は、均一な薄いプロファイルを達成することはできない。本発明の利点は、薄いバトレス材を良好に配置することができない従来のアプリケーションカード(applications cards)とは異なり、0.5ミリメートル未満の厚さを有するバトレス材3を、本発明の装置を用いることで、外科手術用ステープラーの作業面上へ正確におよび良好に配置可能であることである。
さらに、動物由来バトレス材では、そのバトレス材の外側面への接着剤の適用または作動のための追加の工程が通常は用いられる。例えば、再水和技術を用いる製品もあり、一方使用前にバトレス材3上へ適用し、平滑化する必要のあるペースト状またはゲル型の接着剤を用いるものもある。ペースト状またはゲル型の接着剤では、装填の際に、外科手術用ステープラーの作業面上のバトレス材をスライドさせてしまう。本発明では、粘着剤などのすぐに使用できる接着剤が用いられる場合、適用または作動の追加工程を必要としない。粘着剤は、単に剥離ライナーを除去することで、すぐに使用可能であり得る。
本装置の予想外な利点は、合成非動物由来材料およびその他の材料、特には厚さが0.5ミリメートル未満である材料などのより薄いバトレス材が、従来のアプリケーター手段によって可能であるよりも容易にステープラー作業面に適用されるということである。本体をステープラーのクロッチ部(crotch)に到達するように充分に薄く作製することができることから、バトレス材3は、本装置により、外科手術用ステープラーのクロッチ部へ容易に接着し、または元に戻し、およびステープルラインを良好に被覆することができる。この配置が容易であることにより、塊になる(bunching)ことなくステープラーの作業面上にバトレス材3を取り付けることも可能となる。
適切な合成バトレス材の例としては、これらに限定されないが、生体吸収性もしくは生体分解性の材料もしくはウェブ、非生体吸収性材料もしくはウェブ、米国特許第5,810,855号に開示されるものなどの延伸ポリテトラフルオロエチレン(「ePTFE」)、合成材料、またはその他の適切なバトレス材が挙げられる。合成バトレス材を用いることの1つの利点は、使用前に合成材料を再水和する必要がないことであり、それらは、より均一な厚さを有する。外科手術用バトレス材3は、装置の本体に対して少なくとも最外面上に、接着剤をさらに含んでよい。接着剤は、粘着剤などのすぐに使用できる接着剤であってよく、またはさらには、使用前に加湿またはそれ以外で活性化され得る活性化可能接着剤(activatible adhesive)であってもよい。使用の準備ができるまでの保護のために、PET剥離フィルムなどの剥離ライナー、またはその他のコーティングされたウェブもしくはシートが接着剤上に適用されてよい。剥離ライナーは、ライナーを外科手術用バトレス材3上の接着剤から容易に分離することができ、従って、接着剤の完全性を維持し、容易にその使用の準備を行うことが可能となるように、バトレス材3および予め適用される接着剤を被覆するために用いられてよい。本装置の1つの利点は、接着剤を予め適用し、バトレス材上に本質的に均一に分布させることができることである。従って、従来からバトレス材に用いられている不均一に分布されるゲルまたはペースト状接着剤では必要とされるいかなる平滑化または延展の必要性も排除される(実施例10参照)。
装置1は、外科手術用ステープラー上へ外科手術用バトレス材3を適用するようにサイズが合わされる。装置は、本体全体を通して同じ材料を含んでよく、またはプラスチック、金属、ボール紙、発泡体、もしくはその他の適切な材料などであるがこれらに限定されない2つ以上の異なる材料を含んでもよい。
装置1は、バトレス材3を一時的に装置1に固定するための1つ以上の固定部7をさらに含む。バトレス材3は、この固定部を介して一時的に装置に固定され、少なくとも本体の第一の部分4の一セクションの辺りまでバトレス材3を伸長することが可能となる。1つの実施形態では、図1に示されるように、1つの固定部は、単に、追加のバトレス材3から形成される穿孔されたセクションを有する添付されたタブである。さらなる固定手段として、所望に応じて存在してよいポストが示される。固定部7は、図3A、3B、および4にも、本体の軸回転可能第一の部分4の近傍に互いに平行に配置される、各本体上の複数のポストを含むものとしてさらに示される。ポストの設計は、塊になったりシワが寄ったりすることが低減されてバトレス材3がフラットに伸長されるようにバトレス材3上に張力を提供するように、およびステープラーアームへ接着させるための接触面がより平坦となるように行われ得る。別の選択肢としての実施形態では、ポストは、互いに非平行に配置されてもよいことは理解されるべきである。これらのポストは、外科手術用バトレス材3の穿孔部に合うように、本体上でのサイズおよび位置が決定される。固定部7のその他の形態としては、接着結合性を有するタブ、摩擦干渉、超音波もしくは熱溶接、機械的取り付け、またはバトレス材を本体に固定するその他の適切ないかなる手段をも挙げられる。
図3A、3B、4、5A〜D、および6A〜6Eに示されるように、本発明の装置は、さらに、タッチアップパッド5を含んでよい。図4は、相互接続要素として、恒久的に、または除去可能に装置に取り付けられてよいタッチアップパッド5を示す。別の選択肢として、図3Aに示されるように、装置の本体を外科手術用ステープラーへ両面使用可能に挿入することができ、挿入されたいずれの構成でも機能することができる本装置の実施形態が示される。装置のこの両面使用可能な実施形態は、第一の側40および第二の側50を有し、いずれの側がアンビルと接触し、いずれの側がステープラーのカートリッジと接触するかに関係なくステープラーへ供給されてよい本体を含む。両面使用可能な構成は、医師が本体をステープラーへ容易に装填することを可能とする。また、図3Bおよび5に示されるように、所望に応じて存在してよいタッチアップパッド5は、装置本体の一方もしくは両方の側に、恒久的に、または非恒久的に取り付けられてよい。タッチアップパッドは、バトレス材3とステープラーの作業面との間の接触面積を最大化するために用いられる。例えば、バトレス材3の最外の向かい合う部分上の接着剤6は、バトレス材3を、対面する外科手術用ステープラーの作業面へ接着させる。バトレス材が装置上へ配向された後、場合によっては、バトレス材がタッチパッド上へさらにプレスされ、ステープラーのより広い表面積へバトレス材が接着されることが所望される。これは、特に、装置上の接着剤が、外科手術用バトレス材上に配置された粘着剤である場合に有利である。
図5Aから5Dに示されるように、タッチアップパッド5は、均一または不均一な表面形状であってよく、さらに、タッチアップパッドは、1つ、もしくは複数のピースから成っていてよく、それは、ウェッジ(例えば図5A)、フラットパッド(例えば図5B)、突出ドット(raised dots)(例えば図5C)などとして設計されてよい。タッチアップパッドは、ステープルライン周辺の表面積を高めることを目的とした特定の構造を有することが望ましい場合もある。タッチアップパッドは、一般的に、これらに限定されないが、コットン、ポリエステル、発泡体、プラスチック、金属、またはその他のいずれかの適切な材料などの材料である。ステープラーのアームへバトレス材を適用する過程で、バトレス材または装置に追加の厚みまたはかさ高さが伴うことのないように、タッチアップパッドを、バトレス材3から離れた領域に位置させることが有利である。
図3、4、および6Aから6Eに示される実施形態では、装置1の本体は、外科手術用ステープラーに外科手術用バトレス材3を装填する際に装置のグリップ性を高めるために、フィンガーグリップ10を含むように成形される。本体の軸回転可能第一の部分4に近接する装置の末端部はさらに、ステープラー拘束領域(stapler restraining area)23を含む。ステープラー拘束領域23は、本体の軸回転可能部分4上のバトレス材(図示せず)のための起点または受け取り領域を定める。作られた軸回転可能部分は、拘束領域23を介して形成され、これは、ステープラーのクロッチ部と接触して、本体の第一の部分の受け取り領域を本体の第二の部分の平面に対して軸回転させることを可能とし、バトレス材をステープラーに添付する。
図1および6Aから6Eに示されるように、バトレス材3は、外科手術用ステープラーを装置上に固定可能とするために、装置の本体上に配向される。バトレス材3上の接着剤6は、外科手術用ステープラーの対面する作業面上にバトレス材3を接着させる。装置上の接着剤が、外科手術用バトレス材上に配置された粘着剤である場合、有利である。使用前、剥離ライナー20を用いて粘着剤を覆い、接着剤をすぐに使用して適用できる形態に保持することができる。剥離ライナーを除去することで粘着剤が露出し、従って医師は、外科手術用ステープラーの作業面にバトレス材3を容易に、素早く配置することができる。図6Aは、バトレス材3上に剥離ライナー20が配置された装填された装置1を示す。図6Bは、剥離ライナーがバトレス材3から除去されてバトレス材上の接着剤が露出され、ステープラーアームとすぐに連結できる状態とされた装填された装置1を示す。図6Cは、ステープラー顎部90、およびバトレス材上の露出された接着剤がステープラー顎部の作業面と接触してステープラー上にバトレス材を接着させるように配置された装置を示す。図6Dは、装置1上に固定されて、バトレス材上の露出された接着剤とステープラーの作業面との間の接触を可能とするステープラー顎部90を示す。図6Eは、第一の部分4と連結されたステープラー顎部90が移動し、穿孔領域でバトレス材3を切り離してバトレス材を装置上の固定部7から解放するように、本体の第二の部分の平面から軸回転によって飛び出した本体の第一の部分4を示す。
容易な装填のための本体のカラーコード、測定用目盛り、滑り止め部分、またはその他の望ましい改変を含むその他の所望に応じて存在してよい特徴が、本体に追加されてよい。本装置に適用されるフィンガーホールド、曲面、リブ、または特に外科手術用手袋での触感の追加もしくは掴みやすさのためのその他の突出した特徴などの人間工学的特徴も、当業者の技能の範囲内である。
上述のように、本発明の装置は、様々なステープラーにバトレス材3を適用するための簡便な方法を提供する。装置の本体には、当業者によって、またはすぐに使用できる実施形態では購入した状態で、バトレス材3が予め装填されている。「予め装填されている」とは、バトレス材3が、前記本体の第二の部分に対して軸回転可能である本体の少なくとも一部分に取り付けられていることを意味する。剥離ライナーがバトレス材から除去され、バトレス材の露出面上の接着剤が露出される。図6に示されるように、装置1は、次に、開いたステープラーアームの間に挿入され、バトレス材3がその間で接触されるとステープラーアームへ適用されることになる正しい位置にバトレス材3が位置するように、ステープラーアームと整列される。ステープラーアームは、本体の軸回転可能部分上で閉じられてバトレス材を収容し、本体の軸回転可能領域は、本体の残りの部分の平面から外れるように移動し、それによって、バトレス材3の穿孔タブが切り離される。所望される場合、ステープラーアームに接着されるバトレス材の表面積を最大化するために、タッチアップパッドが用いられてよい。次に、ステープラーアームが開かれ、バトレス材3のステープラーアームへの移動が完了する。次に、装置の本体がステープラーアームから取り外され、廃棄され、ステープラーは使用できる状態となる。
ここで図7Aを参照すると、バトレスまたは外科手術用強化材102をステープラーの顎部に適用するための装置100の別の実施形態が示される。図7Bは、外科手術用ステープラーの顎部と組み合わせた装置100を示す。
外科手術用強化材を適用するための装置100は、支持またはベース部材106と放出可能に結合されたバトレス材の少なくとも一部分112を有するバトレス材102を含んでよい。バトレス材102は、接着剤によって、または機械的機構によってベース部材に固定されていてよい。バトレス材は、バトレス材102の長さ方向に沿って穿孔部108を含んでよい。バトレス材102をベース部材106に固定するために用いられる機構は、バトレス材の中央部分112をバトレス材102のエッジ110から分離するために充分な力が適用された際に、バトレス材のエッジ110とベース部材106との結合を維持するのに充分でなければならない。図7Aおよび7Bでは、バトレス材102は、ベース部材106から伸びるポスト114を介してベース部材106と結合されて示されている。
ベース部材106は、1対の可撓性テンションアーム116を含んでよい。ポスト114は、テンションアーム116から伸びている。バトレス材のエッジ110は、テンションアーム116から伸びるポスト114と一致する間隔の開口部118を含む。開口部118は、バトレス材がポスト114の両セットと結合される場合に、テンションアーム116に張力が印加されるような間隔でもある。テンションアーム116は、バトレス材102をベース部材106へ搭載することができるように、互いに向かって曲がるように設計される。バトレス材102が取り付け用ポスト114と結合された後は、テンションアーム116が外側へ曲げられる。テンションアーム116を外側へ曲げることにより、バトレス材102をフラットに保持するのに充分である張力がバトレス材102に作り出される。ベース部材106は、ヒンジ118を有していてもよい。ヒンジ118は、バトレス材102に張力が印加された状態を依然として保持しながら、保存期間を通してベース部材106を、曲げ、変形させることを可能とする。
ベース部材106は、バトレス材のステープラー顎部に対する適切な整列を促進し、すべてのステープル孔が最終的には確実に被覆されるための整列機構をさらに含んでよい。そのような整列機構は、ステープラー顎部の軸回転機構内に嵌め込むことによって、奥行き方向および左右方向の位置決めを容易とする可撓性舌部(flexible tongue)を含んでよい。そのような舌部は、バトレス材の末端部よりもさらに遠位である地点にてベース部材上に配置され得る。別の選択肢として、外科手術用ステープラーの遠位末端部をチャネルに挿入することによってバトレス材の奥行き方向および左右方向の位置決めを容易とするベース部材中のチャネルが、適切な整列機構を提供し得る。なお別の実施形態では、整列機構は、ステープラー顎部の外側または後ろ側の特徴と連結されるプランジャーの形態であり得、これは同様に、センタリングを容易とし、バトレス材のねじれを阻止してステープラーの装填を改善し得る。
図8A〜8Cでは、強化材またはバトレス材202を適用するための装置200の別の選択肢としての実施形態が示される。ベース部材204は、半剛性材料の連続シートから作製されてよい。ベース部材204は、バトレス材202をベース部材204に固定するための結合機構を含む。バトレス材202は、ベース部材204上の複数のポスト208と整列される間隔の複数の開口部206を有してよい。バトレス材はまた、デバイスの長さ方向に沿って、穿孔210も含んでよい。バトレス材202は、ベース部材204をC字形状に曲げ、開口部206をポスト208と結合させることによって、ベース部材204と結合される。ベース部材204は、バトレス材を張った状態に保持するのに充分な剛性を有する必要があるが、ステープラー顎部への装填前に穿孔210を引き裂くほどに剛性であってはならない。
半剛性材料の連続シートまたはベース部材204に適する材料としては、数多くの薄いプラスチックまたは金属フィルムのいずれをも挙げられる。図8A〜8Cに示されるように、バトレス材202は、ポスト208によって固定されて示され、適切ないかなる機械的または化学的結合機構が用いられてもよい。
図9Aおよび9Bは、強化材またはバトレス材302を適用するための装置300の別の選択肢としての実施形態を示す。ベース部材304は、可撓性ヒンジを形成するように特に成形された材料の押出し品であってよい。ベース部材304は、少なくとも1対のテンションアームもしくはフレックスアーム306を含んでよい。図9Aでは、フレックスアーム306は、非拘束状態で示される。フレックスアーム306は、図9Bに示されるように、ベース部材304に固定された1つのバトレス材302により、互いに締め付けられ、拘束状態で配置されてよい。フレックスアーム306は、その非拘束状態へ向かって外側へと曲がり、バトレス材302を張った状態または張力が掛かった状態に保持するための力が提供される。ベース部材304は、バトレス材302を固定するためのポスト308を有するとして示されるが、バトレス材302を正しい位置に保持するために、適切ないかなる保持機構が用いられてもよい。
図10A〜10Cは、強化材またはバトレス材402をステープラー顎部に適用するための装置400のさらに別の選択肢としての実施形態を示す。装置400は、スプリング部材408で互いに結合された第一の剛性アーム404および第二の剛性アーム406を有する。図10Bは、バトレス材402が装置400上に搭載される前の非拘束状態の装置400を示す。スプリング部材408は、図10Bに示されるように、第一のおよび第二のアーム404、406を開いた位置に偏らせる力を提供する。図10Cに示されるように、バトレス材402は、アーム404、406に固定される。装置400が非拘束状態である場合、バトレス材402の各側の結合機構(図示せず)間の距離は、剛性アーム404、406上の結合機構410間の距離よりも短い。結合機構410と結合するために、バトレス材402は伸長されてよく、それによって、剛性アーム404、406は互いに近付くことになる。スプリング部材408は、剛性アーム404、406を非拘束状態へと押し戻す力を提供する。この力は、バトレス材402を張力が掛かった状態に保持するのには充分だが、バトレス材中に提供され得るいずれの穿孔も裂くほどには充分なものであってはならない。
図11Aおよび11Bは、強化材またはバトレス材502を適用するための装置500の別の選択肢としての実施形態を示す。装置500をパッケージ510に保存する際、張力がバトレス材に適用される。図11Aでは、装置500は、可撓性ピボットジョイント506を通して互いに結合された一対の可撓性アーム504を有して示される。一対のテンションアーム508は、保存パッケージ510の表面に形成される。テンションアーム508は、パッケージ510のテンションアーム508によってアーム504が張力の掛かった状態に配置されるように間隔が空けられる。パッケージ510は、ポリエチレンテレフタレートグリコール(PETG)または耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)などの様々な材料から作製されてよい。
図12A〜12Dは、強化材またはバトレス材602をステープラー顎部に適用するための装置600の別の選択肢としての実施形態を示す。アプリケーター装置600は、弾性コンポーネント606によってアプリケーターカード604に固定されたバトレス材602を含んでよい。弾性コンポーネント606は、バトレス材602の特徴608、およびアプリケーターカード604上に提供される特徴610を通して、バトレス材602をアプリケーターカード604に結合する。これらの特徴608、610は、孔部または開口部として示されるが、ポストまたはスリットなど、弾性コンポーネント606がそれを通して固定され得るその他のいかなる特徴であってもよい。弾性コンポーネント606を用いることで、バトレス材602が張力下で固定され、それによって、アプリケーターカードに結合される際、いずれのバトレス材602も張った状態で保持される。バトレス材602は、穿孔602が備えられてよく、それによって、装置がステープラーにバトレス材602を適用するのに用いられる場合、ステープラー顎部の表面を覆うのに必要とされる量のみがアプリケーターカード604から取り出される。アプリケーターカード604はまた、軸回転部分612も含んでよい。軸回転部分612により、外科医がアプリケーターカード604をバトレス材602の適用に用いる際、外科医は、アプリケーターカード604の軸回転部分612を曲げることが可能となる。
図13A〜Eは、強化材またはバトレス材712をステープラー顎部に適用するための装置704の別の実施形態を示す。装置704は、再装填カートリッジ702に一体化されている。装置は、タブ708で再装填カートリッジ702と取り外し可能に結合され、張力が掛かった状態での送達を可能とするためにピン706でバトレス材712を固定するように設計された特徴を持つ可撓性材料で作られる。バトレス材712は、非拘束状態で装置に固定され、その時点では、システムに張力は掛かっていない。装置704が再装填カートリッジ702と組み合わされると、システムに張力が掛かり、それによってバトレス材は引っ張られ、フラットに張った状態となる。バトレス材は、送再装填カートリッジ702から外科手術用ステープラーへの送達の際、送達装置から再装填カートリッジ702への移送を促進するために、穿孔されていてよい 714。
実施例1
装置の本体を形成する30ミル(0.076cm)の厚さのカード(寸法 10cm L×5.7cm W)を、ポリカーボネートの射出成型によって作製し、市販のステープラーの顎部への外科手術用ステープルラインバトレス(SLR)材の適用を補助するように構成した。SLR受け取り領域、ステープラー拘束領域、およびSLRカードの軸回転部を、剃刀具を用いてポリカーボネートカードに三辺切断(three-sided cutout)(S1×S2×S3)を行うことで作り出した。カード上の縦方向切断部の長さ(S1およびS3)は、ポリカーボネートカードの約50%(およそ4.7cm)であり、カードの一方の末端部からおよそ0.6cmの地点から開始した。横方向切断部の長さ(S2)は、SLRおよび市販のステープラーの顎部の幅が収まるようにサイズを合わせる(およそ1cm)。
受け取り領域は、S1、S2、およびS3の切断部の三辺で定められる。受け取り領域の切断されていない辺は、軸回転部を定める。軸回転部に最も近いカードの末端部は、ステープラー拘束領域である。拘束領域は、起点または受け取り領域を定める。作られた軸回転部により、ポリカーボネートカードの平面に対してSLR受け取り領域を軸回転させることができる。
実施例2
一方の側に粘着剤(PSA)およびそのPSAを覆う剥離ライナーを有する1片のSLR材を、実施例1で作製したポリカーボネートカードの受け取り領域上に配置する。
SLR材は、受け取り領域の幅を超えて伸びる穿孔タブが繋がった状態で予め切断する。
SLR材は、受け取り領域に合うように適合させ、受け取り領域の幅を超えて伸びる穿孔タブと共にポリカーボネートカードの各側へ取り付けられてよい。SLRの穿孔タブは、第一のPSAライナーの反対側にある第二のPSAを用いてポリカーボネートカードに取り付けられる。
実施例3
すぐに使用できるSLRカードの場合、SLRは、パッケージングの前にポリカーボネートカードに取り付けられる。
実施例4
SLRをポリカーボネートカードに取り付けた後、PSAを覆う剥離ライナーをはがして除去する。次に、ステープラーを、カードの拘束領域に向かって配置し、続いて、ポリカーボネートカードの受け取り領域上、PSA露出接着剤によってSLRに固定する。これにより、ステープラーが確実にSLRに取り付けられる。次に、拘束領域の反対側の末端部にて、ステープラー顎部に対して直角方向にカードを動かし、SLRを穿孔タブから切り離す。これにより、SLRがカードから放出され、SLRをステープラーへ完全に移送することができる。
実施例5
30ミル(0.076cm)の厚さのカード(寸法 10.5cm L×3cm W)を、ポリプロピレンの射出成型によって作製し、市販のステープラーの顎部へのSLR材の適用を補助するように構成した。射出成型によるカードは、金型設計にSLR受け取り領域、ステープラー拘束領域、および軸回転部(実施例1と同様)が組み込まれるように設計した。加えて、変形可能ポストを設計に含めた。
後退セクション(receding section)(寸法 2.7cm L×1.2cm W)を、その後退部が受け取り領域の反対側の拘束領域に隣接するように、カードの設計に含める。後退セクションは、受け取り領域でのステープラー顎部のドッキングおよび配置を補助する。
穿孔タブを有する予め切断しておいたSLR材(実施例2と同様)を孔部と適合させることで、変形可能ポスト上に嵌め込んだ。SLR材をカードの受け取り領域に配置し、および穿孔タブを変形可能ポスト上に配置した後、変形可能ポストを熱変形させて、タブを捕捉し、SLR材をカードに固定した。ポストの熱変形には、超音波エネルギーを用いた。
次に、拘束領域の反対側の末端部にて、ステープラー顎部に対して直角方向にカードを動かし、SLRを穿孔タブから切り離す。これにより、SLRがカードから放出され、SLRをステープラーへ完全に移送することができる。
実施例6
実施例5に類似の寸法を有するカードを、ステレオリソグラフィ装置(SLA)を用いて作製した。このカードの設計は、カードの近位末端部よりもカードの遠位末端部の方が厚い受け取り領域を作り出すことにより、外科手術用ステープラーへのカードの適合性が向上するように改変した。加えて、カードの後退セクションを改変し、カードおよび予め切断しておいたSLR材が、ステープラーのクロッチ部内に配置され、カートリッジおよびアンビルの孔部すべてを覆うことができるようにした。
実施例7
実施例6に従うカードをさらに改変して、2.5”×.5”×0.04”(l×w×厚さ)のタッチアップパッドを含め、予め切断しておいたSLRと同じ材料で作製した。
以下の3つの例は、別の選択肢としてのデバイスに対する本発明の利点を示す比較例とすることを意図している。これらの例は、必ずしも本発明の実施形態ではなく(そうであり得るものの)、本発明の様々な重要な態様を強調するためのものである。例えば、比較例8は、本発明の薄いプラスチックアプリケーションカードが、発泡体である受け取り領域を含む必然的により厚いアプリケーションデバイスよりも好ましいという発想を強調するものである。比較例9は、本発明の実施形態のような均一な接着剤コーティングを有して作製された薄い合成バトレス材が、均一な接着を確立するために発泡体タイプの弾力のある平衡化手段が必要である接着剤ゲルなどを適用するものである米国特許第5,752,965号に記載のものなどのアプリケーションデバイスと比較して、望ましい特徴を有するという発想を強調するものである。
比較例8
人間工学上の容易さのために、カードの周囲に0.2”のリブを追加することで、実施例5に従うカードを改変した。リブの追加により、カードの可撓性が低減された。この変形はまた、特にカードを軸回転させた状態において、配置を補助する追加の剛性をカードに付与した。
比較例9
発泡体である受け取り領域(およそ0.125”厚さ)を含むカードを構築し、予め切断しておいたSLR材および粘着剤を、クリップを介して発泡体に取り付けた。次に、SLRを、実施例4と同じ方法で外科手術用ステープラー上に配置した。SLRをステープラーに配置すると、発泡体カードの厚みにより、SLR材が早くもステープラーに接触してしまい、それによって、SLR材が塊となり、ステープルライン全体を覆わなかった。
比較例10
Peri‐Strips Dryディスペンサー(シノビス(Synovis)、パーツ番号73133‐07588、ミネソタ州,セントポール)を、発泡体パッドを厚さ0.035”のポリプロピレンカードに置き換えることで改変した。次に、使用説明書に従って、供給された接着剤(シノビス、パーツ番号7300‐101023、ミネソタ州,セントポール)を、連続するビードとしてSLR材に添付し、この組み立て物を、ステープラー顎部の作業面内に配置した。供給された接着剤は、ゲル状の性質であり、接着剤をSLR材上に均一に分布させるには、圧力を要した。次に、ステープラー(エチコン(Ethicon)、Proximate 75、オハイオ州,シンシナティ)を閉じ、続いて再度開けて、SLRのステープラー顎部への配置を調べた。SLR材は、ビードが適用されたバトレス材の中央部では、ステープラーの作業面に確かに接着していたが、接着剤は、SLRのエッジ部をステープラーに接着させるようにSLRの幅全体にわたって均一には分布していなかった。
本発明の好ましい実施形態の前述の開示は、例証および記述の目的で提示したものである。それは、網羅的であることも、開示された厳密な形態に本発明を限定することも意図するものではない。本明細書に記載される実施形態の多くの変更および改変が、上記の開示事項に照らして、当業者には明らかである。本発明の範囲は、添付の請求項、およびそれらの均等物によってのみ定められるべきである。
さらに、本発明の代表的な実施形態の記載において、本明細書では、本発明の方法および/またはプロセスを、工程の特定の順序として提示した可能性がある。しかし、その方法またはプロセスが、本明細書で示される工程の特定の順序に依存しない範囲で、その方法またはプロセスは、記載した工程の特定の順序に限定されるべきではない。当業者であれば理解されるように、工程のその他の順序も可能であり得る。従って、本明細書で示される工程の特定の順序は、請求項に対する限定として解釈されるべきではない。加えて、本発明の方法および/またはプロセスに関する請求項は、記載された順序でのそれらの工程の実施に限定されるべきではなく、当業者であれば、その順序が変更されても、本発明の趣旨および範囲内から逸脱しない場合があることは容易に理解することができる。

Claims (20)

  1. 少なくとも第一の側および第二の側を含むベース部材;
    前記第一の側から外向きに伸びる第一の張力付与部材;
    前記第一の張力付与部材から間隔を空けられて存在し、前記第一の側から外向きに伸びる第二の張力付与部材;
    前記ベース部材上に配置される外科手術用バトレス材(surgical buttress material)であって、ここで前記外科手術用バトレス材の対向するエッジ部の少なくとも一部分が、前記第一および第二の張力付与部材の少なくとも一部分と結合されている、外科手術用バトレス材;
    を含み、ならびに、
    ここで、前記外科手術用バトレス材は、適用前に、前記第一および第二の張力付与部材によって張力が掛けられた状態に維持されている、
    外科手術用バトレス材を外科手術用ステープラーに適用するための装置。
  2. 前記外科手術用バトレス材が、前記外科手術用バトレス材の前記対向するエッジ部に沿って穿孔をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記外科手術用バトレス材が、前記第一および第二の張力付与部材から外向きに伸びるポストによって前記第一および第二の張力付与部材と結合されている、請求項1に記載の装置。
  4. 前記ベース部材が、整列機構をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記ベース部材に結合されたハンドルをさらに含む、請求項1に記載の装置。
  6. 第一の所定の幅、第一の面、および第二の面を有する可撓性で、実質的に平面であるベース部材;ならびに、
    第二の所定の幅を有し、ここで、前記第二の所定の幅は、前記第一の所定の幅よりも小さい外科手術用バトレス材、
    を含み、
    ここで、前記外科手術用バトレス材の対向するエッジ部の少なくとも一部分は、前記ベース部材の前記第二の面上の対向するエッジ部の少なくとも一部分と結合しており、ならびに、
    ここで、前記ベース部材は、適用前に、前記外科手術用バトレス材によって実質的にU字形状の構成に維持されている、
    外科手術用バトレス材を外科手術用ステープラーに適用するための装置。
  7. 前記外科手術用バトレス材が、前記外科手術用バトレス材の前記対向するエッジ部に沿って穿孔をさらに含む、請求項6に記載の装置。
  8. 前記外科手術用バトレス材が、前記ベース部材の前記第二の面から外向きに伸びるポストによって前記ベース部材と結合されている、請求項6に記載の装置。
  9. 前記ベース部材が、整列機構をさらに含む、請求項6に記載の装置。
  10. 前記ベース部材に結合されたハンドルをさらに含む、請求項6に記載の装置。
  11. 空隙領域を含むベース部材、弾性部分、および外科手術用バトレス材を含み、ここで、前記ベース部材は、前記弾性部分で前記外科手術用バトレス材と結合されており、およびここで、前記外科手術用バトレス材は、前記空隙部にわたって配置されて、適用前に、張力下に維持される、外科手術用バトレス材を外科手術用ステープラーに適用するための装置。
  12. 前記ベース部材が、前記弾性コンポーネントを含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記外科手術用バトレス材が、前記弾性コンポーネントを含む、請求項11に記載の装置。
  14. 前記バトレス材が、前記空隙部にわたって配置された前記バトレス材の一領域内に穿孔をさらに含む、請求項11に記載の装置。
  15. 前記ベース部材が、前記ベース部材から外向きに伸びるポストをさらに含む、請求項11に記載の装置。
  16. 前記ベース部材が、整列機構をさらに含む、請求項11に記載の装置。
  17. 前記ベース部材に結合されたハンドルをさらに含む、請求項11に記載の装置。
  18. 外科手術用バトレス材を、外科手術用ステープラーに放出可能に添付するための方法であって:
    a)請求項2に記載の装置を得る工程;
    b)開いたステープラーアームの間に前記装置を挿入する工程;
    c)前記バトレス材が、前記ステープラーの前記アームへ、その間での接触によって適用されるよう配置されるように、前記ステープラーアームを配向する工程;
    d)前記バトレス材上へステープラーアームを閉じる工程、
    e)前記外科手術用バトレス材を前記穿孔に沿って裂くのに充分な圧力を印加する工程、
    f)前記ステープラーアームを開く工程;ならびに、
    g)前記装置を前記ステープラーアームとの接触から取り外す工程、
    を含む方法。
  19. 外科手術用バトレス材を、外科手術用ステープラーに放出可能に添付するための方法であって:
    a)請求項7に記載の装置を得る工程;
    b)開いたステープラーアームの間に前記装置を挿入する工程;
    c)前記バトレス材が、前記ステープラーの前記アームへ、その間での接触によって適用されるよう配置されるように、前記ステープラーアームを配向する工程;
    d)前記バトレス材上へステープラーアームを閉じる工程、
    e)前記外科手術用バトレス材を前記穿孔に沿って裂くのに充分な圧力を印加する工程、
    f)前記ステープラーアームを開く工程;ならびに、
    g)前記装置を前記ステープラーアームとの接触から取り外す工程、
    を含む方法。
  20. 外科手術用バトレス材を、外科手術用ステープラーに放出可能に添付するための方法であって:
    a)請求項14に記載の装置を得る工程;
    b)開いたステープラーアームの間に前記装置を挿入する工程;
    c)前記バトレス材が、前記ステープラーの前記アームへ、その間での接触によって適用されるよう配置されるように、前記ステープラーアームを配向する工程;
    d)前記バトレス材上へステープラーアームを閉じる工程、
    e)前記外科手術用バトレス材を前記穿孔に沿って裂くのに充分な圧力を印加する工程、
    f)前記ステープラーアームを開く工程;ならびに、
    g)前記装置を前記ステープラーアームとの接触から取り外す工程、
    を含む方法。
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