JP2015500813A5

JP2015500813A5 -

Info

Publication number: JP2015500813A5
Application number: JP2014545042A
Authority: JP
Filing date: 2012-12-07
Publication date: 2016-01-14
Anticipated expiration: 2032-12-07

Claims

（ａ）変形性関節症の処置、
（ｂ）成長ホルモン投与が有益である病態の処置であって、該病態は、筋肉の障害、消耗性障害、悪液質、食欲不振、エイズ消耗性症候群、ＨＩＶおよび他のウイルスによる消耗症、ＨＩＶ、筋ジストロフィー、神経筋疾患、運動ニューロン疾患、神経筋接合部の疾患、炎症性ミオパシー、熱傷、傷害、感染もしくは外傷、ＬＤＬコレステロールの上昇を伴う病態から選択される処置、または鎮痛の緩和のための処置、
（ｃ）疼痛の処置、
（ｄ）軟骨細胞、プロテオグリカン、もしくはコラーゲンの産生、質、もしくは修復の増加または軟骨組織の形成もしくは修復の促進、
（ｅ）筋肉、靱帯、または腱の量、修復、形態、または機能の促進または向上、
（ｆ）指の爪および毛髪の成長の増進、あるいは
（ｇ）筋肉または結合組織の炎症性、外傷性、または遺伝性の疾患の処置
のための医薬組成物であって、
成長ホルモンのカルボキシル末端配列を含んでなるが、ＩＧＦ−１産生に関与する成長ホルモンのドメインを含まないペプチドを含み、
ここで、前記病態は肥満症ではない、医薬組成物。
前記病態が虚弱またはサルコペニアである、請求項１に記載の医薬組成物。
前記疼痛が、有痛性ニューロパシーおよび神経因性疼痛、肋軟骨炎に起因する胸痛、椎間板ヘルニアに起因する背痛、ならびに筋萎縮に伴う疼痛から選択される、請求項１に記載の医薬組成物。
前記ペプチドが筋芽細胞への分化を促進する、請求項１に記載の医薬組成物。
機能軟骨細胞の不足または機能軟骨組織の不足を伴う病態の処置のための、成長ホルモンのカルボキシル末端配列を含んでなるが、成長ホルモンのＩＧＦ−１ドメインを含まないペプチドを含んでなる、医薬組成物。
前記ペプチドがヒト成長ホルモンのカルボキシル末端配列または非ヒト動物の成長ホルモンのカルボキシル末端配列を含んでなる、請求項１〜５のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記ペプチドが間葉系幹細胞療法と組み合わせて投与されるものである、請求項１に記載の医薬組成物。
関節および筋肉の修復のための幹細胞療法を補うための、成長ホルモンのカルボキシル末端配列を含んでなるが、ＩＧＦ−１産生に関与する成長ホルモンのドメインを含まないペプチドを含む、医薬組成物。
前記ペプチドがヒト成長ホルモンのアミノ酸１８２〜１８９または別の動物由来の成長ホルモンの対応するアミノ酸を含んでなる、請求項１〜８のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記ペプチドがヒト成長ホルモンのアミノ酸１７７〜１９１または別の動物由来の成長ホルモンの対応するアミノ酸を含んでなる、請求項９に記載の医薬組成物。
前記ペプチドが、配列番号１〜４１から選択される配列を含んでなる、請求項９に記載の医薬組成物。
前記ペプチドが、配列番号１〜４１から選択される配列から本質的になる、請求項９に記載の医薬組成物。
前記ペプチドが関節内投与によりヒアルロン酸とともに提供される、請求項１に記載の変形性関節症の処置のための医薬組成物。