JP2015229897A - 連結装置及び自動ドア - Google Patents

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Abstract

【課題】連結金具の連結位置に制約がなく、しかも、扉体の厚み方向の寸法を小さくすることができる連結装置を提供する。
【解決手段】連結装置18は、長手方向に並ぶ多数の歯部16aを表面側に有し扉体を開閉駆動させるベルト16と、前記扉体を懸架する懸架部14とを連結する。連結装置18は、懸架部14に設けられる連結金具37と、連結金具37及びベルト16を保持する保持部材38と、を備える。保持部材38は、ベルト側に位置する他側部48bと、連結金具側に位置する一側部48aとを有する。連結金具37が、隣り合う歯部16a間に嵌り込む嵌入部46として機能する細長部42を有する。他側部48bが、ベルト16の裏面に接触するように配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、連結装置及び自動ドアに関するものである。
従来、下記特許文献1及び2に開示されているように、扉体を開閉駆動させるベルトと、扉体を懸架する懸架部とを連結するための連結装置が知られている。図12に示すように、特許文献1に開示された連結装置は、扉体をベルト81に連結するための連結金具82に固定されるベルト固定金具83と、ベルト固定金具83との間にベルト81を挟持するためのベルト押さえ金具84とを有している。ベルト固定金具83とベルト押さえ金具84は、ボルト85によって互いに締結されている。ベルト81は有端状のベルトであり、ループ状に曲げられたベルト81の両端部81aがベルト固定金具83とベルト押さえ金具84との間に挟み込まれている。ベルト81の両端部81aは互いに離間した状態で金具83,84間に挟み込まれていて、この両端部81a間の隙間を通るようにボルト85が配置されている。
特許文献2に開示された連結装置は、図13に示すように、扉体91を懸架するハンガー部材92に固定された取付座93と、この取付座93との間にベルト94を挟み込む押え金具95とを有している。取付座93と押え金具95は、ボルト96によって互いに締結されている。このボルト96はベルト94と干渉しないように、ベルト94の側方に配置されている。
実開昭62−110480号公報 実公平7−14602号公報
特許文献1に開示された連結装置では、互いに離間して配置されるベルト81の両端部81a間にボルト85を配置することにより、ボルト85がベルト81と干渉するのを防止している。このため、この連結装置では、ベルト81の中間部で金具83,84を連結することはできない。このため、ベルト81に対して連結する位置に制約がある。一方、特許文献2に開示された連結装置では、ボルト96がベルト94から扉体91の厚み方向にずれた位置に配置されるため、扉体91の厚み方向の寸法を小さくするには限界がある。
そこで、本発明は、前記従来技術を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ベルトに対する連結位置に制約がなく、しかも、扉体の厚み方向の寸法を小さくすることができる連結装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、長手方向に並ぶ多数の歯部を表面側に有し扉体を開閉駆動させるベルトと、前記扉体を懸架する懸架部とを連結するための連結装置であって、前記懸架部に設けられる連結金具と、前記連結金具及び前記ベルトを保持する保持部材と、を備え、前記保持部材は、ベルト側に位置するベルト側部と、連結金具側に位置する金具側部とを有し、前記ベルト側部及び前記連結金具の一方が、隣り合う歯部間に嵌り込む嵌入部を有し、前記ベルト側部及び前記連結金具の他方が、前記ベルトの裏面に接触するように配置されている連結装置である。
本発明では、ベルト側部及び連結金具の他方がベルトの裏面に接触する一方で、嵌入部が隣り合う歯部間に嵌り込む。そして、ベルト側部及び連結金具の一方に設けられた嵌入部と、ベルト側部及び連結金具の他方との間にベルトが挟み込まれる。これにより、連結金具がベルトと連結されて、扉体を懸架する懸架部とベルトとが連結金具及び保持部材を介して連結される。したがって、ベルトの端部間に締結具が配置される従来の構成と異なり、ベルトの端部に限らず、ベルト中間部に、連結金具を介して懸架部を連結することもできる。しかも、保持部材のベルト側部及び連結金具の一方に設けられた嵌入部が隣り合う歯部間に嵌り込み、この状態で、保持部材が、連結金具とベルトとを保持するため、ボルト等の締結具は不要となる。したがって、ベルトとの干渉を防止すべくベルトの奥側又は手前側にボルトを配置する必要もなくなり、扉体の厚み方向(扉体を正面から見たときの奥行き方向)の寸法を小さくすることができる。また、ボルトによるねじ締め作業が不要になるため、ベルトに懸架部を連結する作業を簡素化することもできる。しかも、連結金具又は保持部材が嵌入部を有する構成であるため、連結装置の部品点数が少なくて済む。
前記嵌入部は、前記連結金具の一部位として形成されていてもよい。この場合、前記金具側部は、前記嵌入部に接触するように配置されていてもよい。
この態様では、隣り合う歯部間に嵌り込む嵌入部が連結金具の一部位として形成されているので、ベルトが走行するときに、扉体を開閉駆動するための力がベルトの歯部から連結金具の嵌入部に直接伝達される。したがって、扉体を開閉駆動するための力を保持部材を介して連結金具に伝達する場合に比べ、伝達効率を向上することができる。
前記保持部材は、前記ベルト側部と、前記金具側部と、前記ベルト側部及び前記金具側部を互いに連結する連結部と、を有するクリップとして構成されていてもよい。この場合、前記クリップは、前記嵌入部が前記ベルトを押圧するように前記クリップが有する弾性力によって前記金具側部を前記嵌入部に押し付けるように構成されていてもよい。
この態様では、クリップとして構成された保持部材によって、連結金具及びベルトが保持される。すなわち、クリップは、該クリップの有する弾性力によって金具側部とベルト側部によって連結金具及びベルトを挟持する。したがって、連結金具とベルトを連結する際の保持部材の装着作業を簡素化することができる。しかも、嵌入部が連結金具の一部位として形成される場合には、クリップの弾性力を低減しつつ、所望の挟持力を確保することができる。このため、保持部材の装着作業をより楽にすることができる。
前記クリップの前記金具側部は、前記嵌入部に係合することによって前記クリップが前記連結金具から抜け落ちるのを阻止する脱落防止部を有してもよい。この態様では、クリップが連結金具から抜け落ちること確実に防止することができる。
前記嵌入部は、複数設けられてもよい。前記脱落防止部は、前記複数の嵌入部に係合する寸法を有してもよい。この態様では、クリップの抜け落ちをより確実なものとすることができる。
前記連結金具には、前記クリップの幅よりも大きな幅を有する開口が形成されてもよい。この場合、前記開口に前記クリップの先端が挿入されてもよい。
この態様では、連結金具に開口が形成されているため、クリップの先端が連結金具と干渉しない状態で、クリップを装着することができる。したがって、クリップによる連結金具及びベルトの保持を確実なものにすることができる。
前記嵌入部は、前記保持部材の前記ベルト側部の一部位として形成されてもよい。この場合、前記保持部材は、前記ベルト側部と、前記金具側部と、前記ベルト側部及び前記金具側部を互いに連結する連結部と、を有するクリップとして構成されてもよい。前記クリップは、前記クリップが有する弾性力によって、前記嵌入部を前記ベルトに押し付けるとともに前記金具側部を前記連結金具に押し付けるように構成されていてもよい。
この態様では、嵌入部が保持部材の一部位として形成されているため、連結金具に嵌入部を形成するための加工が不要となる。また、保持部材がクリップとして構成されていて、該クリップの有する弾性力によって金具側部とベルト側部によって連結金具及びベルトを挟持する。したがって、連結金具とベルトを連結する際の保持部材の装着作業を簡素化することができる。
本発明は、傾斜した側面を有し扉体を開閉駆動させるベルトと、前記扉体を懸架する懸架部とを連結する連結装置であって、前記懸架部に設けられる連結金具と、前記連結金具及び前記ベルトを保持する保持部材を備え、前記保持部材は、ベルト側に位置するベルト側部と、連結金具側に位置する金具側部とを有するクリップとして構成され、前記クリップは、前記クリップが有する弾性力によって、前記ベルトの傾斜した側面を前記連結金具に押し付けた状態に維持するように構成されている連結装置である。
本発明では、クリップとして構成された保持部材のベルト側部及び金具側部の間にベルト及び連結金具が挟み込まれる。これにより、連結金具がベルトと連結されて、懸架部とベルトとが連結装置を介して連結される。したがって、ベルトの端部間に締結具が配置される従来の構成と異なり、ベルトの端部に限らず、ベルト中間部に、連結金具を介して懸架部を連結することもできる。しかも、保持部材が、連結金具及びベルトを保持するため、ボルト等の締結具は不要となる。したがって、ベルトとの干渉を防止すべくベルトの側方にボルトを配置する必要もなくなり、幅方向の寸法を小さくすることができる。また、ボルトによるねじ締め作業が不要になるため、ベルトに懸架部を連結する作業を簡素化することもできる。
本発明は、扉体を懸架する懸架部と、長手方向に並ぶ多数の歯部を表面側に有し従動プーリ及び駆動プーリに巻き掛けられたベルトと、前記ベルト及び前記懸架部を連結する前記連結装置と、前記ベルト及び前記連結装置を介して前記扉体を開閉駆動するように前記駆動プーリを駆動するモータと、を備えた自動ドアである。
以上説明したように、本発明によれば、ベルトに対する連結位置に制約がなく、しかも、幅方向の寸法を小さくすることができる。
本発明の第1実施形態に係る自動ドアの断面を示す図である。 前記自動ドアに設けられた駆動機構を説明するための図である。 前記自動ドアに設けられた連結装置及び懸架部の構成を説明するための図である。 前記連結装置の構成を説明するための図である。 前記連結装置に含まれる連結金具の構成を説明するための図である。 連結金具からクリップを取り外す方法を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る自動ドアに設けられる連結装置の構成を説明するための図である。 本発明の第3実施形態に係る自動ドアに設けられる連結装置の構成を説明するための図である。 本発明の第4実施形態に係る自動ドアに設けられる連結装置の構成を説明するための図である。 本発明のその他の実施形態に係る自動ドアに設けられる連結装置の構成を説明するための図である。 本発明のその他の実施形態に係る自動ドアに設けられる連結装置の構成を説明するための図である。 従来の自動ドアに設けられる連結装置の構成を説明するための図である。 従来の自動ドアに設けられる連結装置の構成を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2は、第1実施形態に係る自動ドア10を示している。自動ドア10は、扉体12を懸架する懸架部14と、ベルト16と、ベルト16及び懸架部14を互いに連結する連結装置18と、を備えている。なお、本実施形態の自動ドア10は、一対の扉体12を両引き式に開閉するタイプに構成されているが、これに代え、1つの扉体12を片引き式に開閉するタイプであってもよい。ただし、図2では、便宜的に一方の扉体12のみが描かれている。
自動ドア10は、建物の壁体に形成された例えば出入口等の開口部に嵌め込まれた枠体20に固定されている。枠体20には、開口部の上縁に沿うように無目22が設けられている。無目22は、扉体12の移動範囲を含む長さを有し、内部が空洞に構成された箱状に形成されている。無目22は、扉体12の移動方向に延びる細長い形状を呈している。無目22の下面には、扉体12の移動方向に延びる形状の開口が形成されている。この開口には、扉体12が挿通される。
無目22の内側には、ドアレール24が配されている。ドアレール24は、扉体12を案内するための部材であり、扉体12が移動する方向に長く延びている。
ベルト16は、扉体12を開閉するための駆動機構の構成要素として設けられている。駆動機構は、無目22の中に収納されている。駆動機構は、駆動源としてのモータ25と、モータ25の駆動軸に固定された駆動プーリ26と、駆動プーリ26から扉体12の移動方向に離れた位置で無目22に設けられた従動プーリ27と、駆動プーリ26及び従動プーリ27に巻き掛けられたベルト16とを備えている。
ベルト16は、長手方向に並んだ多数の歯部16aを有する歯付きベルトによって構成されている。本明細書では、ベルト16において、多数の歯部16aが設けられた側の面を表面と称し、その反対側で平坦な面で構成されている面を裏面と称する。
図2に示すように、ベルト16は、有端のベルト部材を歯部16aが設けられた表面が内側を向くようにループ状にしたものである。ベルト16は、この状態で駆動プーリ26及び従動プーリ27に巻き掛けられている。なお、ベルト部材の両端部は、後述するように、クリップ48によって留められている。
懸架部14は、扉体12をドアレール24に懸架するための部位であり、図1及び図3に示すように、転動体29と、転動体29を回転自在に支持する支持体30と、を有している。支持体30は、水平に配置されるとともに扉体12の幅方向に長い形状を有する矩形板からなる底板31と、底板31に支持され底板31の幅方向の一端部側に配置される第1側板32と、底板31の幅方向の他端側に配置される第2側板33と、第1側板32及び第2側板33を互いに締結する締結部材34と、を備えている。
転動体29は、第1側板32と第2側板33との間に配置されて、第1側板32及び第2側板33に回転自在に軸支されている。転動体29は、ドアレール24に沿って転動する。これより、扉体12は開閉方向に直線的に移動する。
なお、本実施形態では、第1側板32及び底板31が1枚の板金によって形成される一方で、第2側板33は底板31とは別部材によって構成されている。しかしながら、これには限られない。第1側板32及び第2側板33の双方が底板31と一体的に形成されていてもよい。この場合、第1側板32及び第2側板33のそれぞれが、底板31に対して折り曲げられる構成となる。
図1に示すように、底板31には、扉体12に締結される。底板31には、ボルト35を挿通させる挿通孔31a(図3参照)が形成されており、この挿通孔31aに挿通されたボルト35が扉体12の上端に設けられたねじ孔に螺合することにより、底板31に扉体12が連結される。これにより、扉体12は、ドアレール24上に位置する懸架部14に吊持されることになる。
図3及び図4に示すように、連結装置18は、支持体30(懸架部14)に取り付けられた連結金具37と、連結金具37及びベルト16を一緒に保持するための保持部材38と、を備えている。連結金具37は、1枚の板金によって構成されており、支持体30に支持されて上下方向に延びる縦部37aと、縦部37aの上端から水平方向に延出され、ベルト16に沿わされる横部37bと、を有している。横部37bは、扉体12を正面から見たときに手前側に向かって(すなわち見込み方向に)縦部37aの上端から張り出していて、正面から見て左右方向(すなわち扉体12の幅方向)に長い形状となっている。
縦部37aは、第1側板32に重ね合わされた上で、締結具(ボルト)39によって第1側板32に固定されている。縦部37aは、図3〜図5に示すように、第1側板32に重ね合わされる部位37eと、この部位37eから上方に向かって延びている延出部37cとを有している。部位37eは、扉体12の幅方向(図3の左右方向、扉体12の移動方向)において第1側板32よりも少し長い寸法を有する。一方、延出部37cは、扉体12の幅方向において、部位37eの幅の半分程度の幅を有している。なお、延出部37cは、部位37eの半分程度の幅に形成されるものに限られない。延出部37cは、縦部37aの幅方向の全体に亘り、第1側板32に重ね合わされた部位から上方に延出されていてもよい。つまり、延出部37cは、部位37eと同じ幅に形成されていてもよい。
横部37bは、延出部37c(縦部37a)の上端を、第1側板32とは反対側に向けてほぼ直角に折り曲げるようにして形成されている。すなわち、横部37bは、縦部37aの上端から、扉体12の厚み方向に折り曲げられている。
連結金具37には、扉体12の幅方向(ベルト16の延びる方向)に等間隔に並ぶように複数(本実施形態では10個)のスリット41が形成されている。スリット41は、ベルト16の延びる方向に対して直交する方向に細長い形状となっている。ベルト16の延びる方向におけるスリット41の幅は、同方向におけるベルト16の歯部16aの幅に対応する寸法となっている。
各スリット41は、横部37bから縦部37aの上部にまで亘る大きさに形成されている。このため、各スリット41は折れ曲がった形状となっている。そして、スリット41を形成する細長い形状の部位(細長部)42も、横部37bから縦部37aの上部に亘って設けられているので、ほぼ90度に折れ曲がっている。なお、細長部42には、隣り合うスリット41間に位置するものと、両端のスリット41の外側(扉体12の幅方向における外側)に位置するものとが含まれている。なお、細長部42のうち、両端のスリット41の外側に位置するものは、横部37bの両端部37gを構成している。
扉体12の幅方向に並ぶ複数(本実施形態では11個)の細長部42のうち、両端側のいくつかを除く細長部(以下、中間細長部と称する)は、縦部37a内に位置する部位が切除されている。このため、両端側のいくつかスリット41を除く複数のスリット41については、縦部37a内において1つの連続した開口44として形成されている。この開口44は、両隣のスリット41の下端よりも下方まで広がっている。
中間細長部42aについては、水平方向で且つ扉体12の幅方向とは直交する方向に長い形状となっていて折れ曲がっていない。そして、横部37bの先端側においては、隣り合う中間細長部42aが互いに接続されている一方、横部37bの基端側(縦部37a側)においては、隣り合う中間細長部42aは、それぞれ独立している。このため、各中間細長部42aは、それぞれ垂直方向に沿った端面42bを横部37bの基端側に有している。この端面42bは、後述するように、クリップ48の脱落防止部49が係合する係合面となる。
細長部42のうち、横部37b内に位置する部位は、ベルト16の歯部16a間に嵌り込む複数の嵌入部46として機能する。本実施形態では、複数(9つ)の嵌入部46が存在している。ただし、嵌入部46の数は、9個に限られるものではなく、モータ25が発生するトルクに応じて適宜設定することができる。
第1実施形態では、連結金具37の横部37bにベルト16の表面が接触するように、連結金具37にベルト16が重ね合わされている。そして、保持部材38はこの重ね合わされた状態の連結金具37及びベルト16を保持している。なお、図4は、ベルト16が横部37bの下側に配置されて横部37bに重ね合わされる場合を示しているが、これに限られるものではない。すなわち、ベルト16が横部37bの上側に配置されてもよい。この場合、ベルト16は、歯部16aが下を向いた状態で上から横部37bに重ね合わされる。
保持部材38は、第1実施形態では、連結金具37及びベルト16に装着されるクリップ48として構成されている。クリップ48は、一枚の金属製板材を折り曲げ加工することによって成形されており、一側部48aと、他側部48bと、一側部48a及び他側部48bを連結する連結部48cと、を有する。一側部48a及び他側部48bは、何れも扉体12の幅方向(ベルト16の延びる方向)に長い矩形状に形成されており、一側部48aがベルト16の表面側に位置するとともに他側部48bがベルト16の裏面側に位置する姿勢で使用される。
クリップ48は、一側部48aと他側部48bとの間に挟み込まれた連結金具37及びベルト16を、金属製板材の有する弾性力により挟持する。この状態で、連結金具37の横部37bに形成された各細長部42は、ベルト16の歯部16a間の各間隙にそれぞれ嵌め込まれる。したがって、クリップ48の一側部48aは、連結金部側に位置する金具側部となり、他側部48bは、ベルト16側に位置するベルト側部となる。一側部48aは、嵌入部46として機能する細長部42を有する連結金具37の横部37bの上面に接触するように配置され、他側部48bは、ベルト16の裏面に接触するように配置される。そして、クリップ48一側部(金具側部)48aは、クリップ48が有する弾性力によって嵌入部46を押圧し、これにより嵌入部46がベルト16に押し付けられる。これにより、クリップ48(保持部材38)は、連結金具37及びベルト16が長手方向に互いにずれないようにこれらを保持することができる。
なお、クリップ48は、有端のベルト部材の両端部が突き合わされたところで、両端部を挟持している。したがって、ベルト部材をループ状に維持することができる。しかしながら、クリップ48は、ベルト部材の両端部を挟持する構成に限られず、ベルト部材の中間部を挟持してもよい。この場合、ベルト部材の両端部を互いに連結する連結具(図示省略)が必要となる。
金具側部として機能するクリップ48の一側部48aは、クリップ48が連結金具37から抜け落ちるのを阻止するための脱落防止部49を有する。脱落防止部49は、一側部48aの本体から他側部48bに向かって張り出すように湾曲した形状を有している。脱落防止部49は、一側部48aの先端における幅方向の両側の端部に分かれるように形成されていて、複数の中間細長部42aに係合する寸法を有している。脱落防止部49が、中間細長部42aにおける縦部37a側の端面42b(係合面)に係合することにより、クリップ48が連結金具37から抜け落ちるのを阻止する。なお、脱落防止部49は一側部48aの幅方向の全体に亘って形成されていてもよい。また、脱落防止部49を省略することも可能である。
クリップ48の他側部48bは、ガイド部50を有する。ガイド部50は、他側部48bの本体から一側部48aとの間の間隙幅が広がる方向に曲がるように形成されている。ガイド部50は、他側部48bの先端に、その幅方向の全体に亘って形成されている。クリップ48を連結金具37及びベルト16に装着するときに、ガイド部50がベルト16の裏面の幅方向端部に当接することにより、クリップ48を広げる力がクリップ48に作用する。したがって、ガイド部50が設けられることにより、クリップ48の装着作業が煩わしくなることを抑制することができる。なお、ガイド部50を省略することも可能である。
クリップ48は、横部37bの先端側(縦部37aと反対側)から連結金具37及びベルト16に嵌められている。そして、クリップ48が連結金具37に装着された状態では、図6に示すように、一側部48aの先端に位置する脱落防止部49は、連結金具37の縦部37aに形成された開口44に挿入されている。すなわち、開口44は、クリップ48の幅(ベルト16の延びる方向における長さ)よりも大きな開口幅を有しているため、クリップ48の先端部の全体が開口44内に入り込んでいる。このため、クリップ48が装着されたときに、クリップ48の先端部が連結金具37の縦部37aと干渉することが防止されている。また、この開口44は、該開口44の下縁とクリップ48の先端との間に工具53を挿入可能な大きさに形成されている。そして、クリップ48を連結金具37から取り外す際には、横部37b側から開口44に工具53を挿入し、工具53を回動させると、工具53と係合するクリップ48の先端を押すことができる。このとき、縦部37aにおける横部37b側の面の開口44の下縁を支点にして工具53を回動させることにより、クリップ48を取り外すための反力を縦部37aで負担することができる。このため、クリップ48を連結金具37から取り外す際の作業が煩わしくなることを抑制することができる。
以上説明したように、第1実施形態では、保持部材38の一側部48aが連結金具37の細長部42と接触し、細長部42が隣り合う歯部16a間に嵌り込む。そして、連結金具37に設けられた細長部42(嵌入部46)と、保持部材38の他側部48bとの間にベルト16が挟み込まれる。これにより、連結金具37がベルト16と連結されて、扉体12を懸架する懸架部14とベルト16とが連結金具37及び保持部材38を介して連結される。したがって、ベルトの端部間に締結具が配置される従来の構成と異なり、ベルト16の端部に限らず、ベルト中間部に、連結金具37を介して懸架部14を連結することもできる。しかも、連結金具37の細長部42(嵌入部46)が、隣り合う歯部16a間に嵌り込み、この状態で、保持部材38が、連結金具37とベルト16とを保持するため、ボルト等の締結具は不要となる。したがって、ベルト16との干渉を防止すべくベルト16の側方(正面からみて手前側又は奥側)にボルトを配置する必要もなくなり、連結装置18における扉体12の厚み方向(扉体12に垂直な方向、扉体12を正面から見たときの奥行き方向)の寸法を小さくすることができる。また、ボルトによるねじ締め作業が不要になるため、ベルト16に懸架部14を連結する作業を簡素化することもできる。しかも、連結金具37が嵌入部46を有する構成であるため、連結装置18の部品点数が少なくて済む。
また第1実施形態では、隣り合う歯部16a間に嵌り込む嵌入部46として機能する細長部42が連結金具37の一部位として形成されているので、ベルト16が走行するときに、扉体12を開閉駆動するための力がベルト16の歯部16aから連結金具37の細長部42に直接伝達される。したがって、扉体12を開閉駆動するための力を保持部材38を介して連結金具37に伝達する場合に比べ、伝達効率を向上することができる。
また第1実施形態では、クリップ48として構成された保持部材38によって、連結金具37及びベルト16が保持される。すなわち、クリップ48は、該クリップ48の有する弾性力によって一側部48aと他側部48bとによって連結金具37及びベルト16を挟持する。したがって、連結金具37とベルト16を連結する際の保持部材38の装着作業を簡素化することができる。しかも、細長部42が連結金具37の一部位として形成されているため、クリップ48の弾性力を低減しつつ、所望の挟持力を確保することができる。すなわち、扉体12を開閉駆動するときに、ベルト16の歯部16aが連結金具37の細長部42を移動方向に押すことにより、駆動力が連結金具37に伝達される。このため、駆動力の伝達をクリップ48の弾性力のみに頼るわけではないため、クリップ48の弾性力を低減することができる。したがって、保持部材38の装着作業をより楽にすることができる。
また第1実施形態では、クリップ48が脱落防止部49を有しているため、クリップ48が連結金具37から抜け落ちること確実に防止することができる。
しかも、脱落防止部49が複数の細長部42に係合する寸法を有するため、クリップ48の抜け落ちをより確実なものとすることができる。
また第1実施形態では、連結金具37に開口44が形成されているため、クリップ48の先端が連結金具37と干渉しない状態で、クリップ48を装着することができる。したがって、クリップ48による連結金具37及びベルト16の保持を確実なものにすることができる。しかも、開口44が工具53を挿入可能な大きさに形成されているので、この開口44を利用して、工具53によってクリップ48をベルト16及び連結金具37から外すことができる。
(第2実施形態)
図7は本発明の第2実施形態を示す。尚、ここでは第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第1実施形態では、保持部材38が弾性力によってベルト16及び連結金具37を挟持するクリップ48として構成されているのに対し、第2実施形態では、保持部材38は、連結金具37に対して可動に取り付けられる部材によって構成されている。この保持部材38は、図7(a)に示すように、ベルト16に対して連結金具37を固定する固定状態と、図7(b)に示すように、連結金具37をベルト16から解放する取り外し状態とを取り得る。
保持部材38は、連結金具37に固定された固定部57と、この固定部57に対して回動可能に構成された保持部58と、を有する。固定部57は、例えば横部37bの先端面(縦部37aと反対側の端面)に取り付けられる。保持部58は、ベルト16の裏面に接触する部位を有しており、この部位の先端部は、連結金具37の縦部37aに設けられた凹部37dに係止可能となっている。したがって、保持部58の先端部が連結金具37の凹部37dに係止された状態が、ベルト16に対して連結金具37を固定する固定状態となる。一方、保持部58の先端部が凹部37dから抜け出た状態が、連結金具37をベルト16から解放する取り外し状態となる。
連結金具37の横部37bは、第1実施形態と同様、複数のスリット41、細長部42を有している。したがって、保持部58が凹部37dに係止されているときには、保持部材38の弾性力がない場合でも、ベルト16の隣り合う歯部16a間に細長部42が嵌入し、連結金具37及びベルト16が長手方向に互いにずれないように保持部材38によって保持される。なお、保持部材38の保持部58は弾性力を有していてもよい。
第2実施形態でも、隣り合う歯部16a間に嵌り込む嵌入部46として機能する細長部42が連結金具37の一部位として形成されているので、ベルト16が走行するときに、扉体12を開閉駆動するための力がベルト16の歯部16aから連結金具37の細長部42に直接伝達される。したがって、扉体12を開閉駆動するための力を保持部材38を介して連結金具37に伝達する場合に比べ、伝達効率を向上することができる。
その他の構成、作用及び効果については、第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
図8は本発明の第3実施形態を示す。尚、ここでは第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第1実施形態では、嵌入部46として機能する細長部42が連結金具37の横部37bに設けられているのに対し、第3実施形態では、嵌入部46として機能する細長部42が保持部材38に設けられている。
保持部材38は、第1実施形態と同様、クリップ48として構成されており、一側部48aと、他側部48bと、一側部48a及び他側部48bを連結する連結部48cと、を有する。保持部材38の一側部48aは、連結金部側に位置する金具側部となり、連結金具37の横部37bの下面に接触する。
他側部48bは、ベルト16側に位置するベルト側部となる。他側部48bには、扉体12の幅方向(ベルト16の延びる方向)に等間隔に並ぶように複数(本実施形態では4個)のスリット41が形成されている。ベルト16の延びる方向におけるスリット41の幅は、同方向におけるベルト16の歯部16aの幅に対応する寸法となっている。
隣り合うスリット41間の細長い形状の部位、及び端に位置するスリット41の外側に位置する細長い形状の部位(細長部42)は、他側部48bにのみ設けられており、第1実施形態と異なり、折れ曲がっていない。
他側部48bには、第1実施形態と同様に、ガイド部50が設けられているが、一側部48aには、第1実施形態と異なり、脱落防止部49が設けられていない。
第3実施形態では、連結金具37の横部37bにベルト16の裏面が接触するように、連結金具37にベルト16が重ね合わされている。そして、クリップ48が連結金具37及びベルト16に装着されると、クリップ48の他側部48bがベルト16の表面側に接触し、一側部48aが、連結金具37の横部37bに接触する。この状態で、クリップ48の各細長部42は、歯部16a間の間隙に嵌り込むため、各細長部42は嵌入部46として機能する。このとき、クリップ48の有する弾性力によって、細長部42が歯部16a間に押し付けられる。なお、図8は、横部37bの上側にベルト16が配置された状態を示しているが、これに限られるものではなく、横部37bの下側にベルト16が配置されてもよい。この場合、歯部16aが下を向いた状態でベルト16の裏面が横部37bに接触する姿勢となり、保持部材38は、一側部48aが下で他側部48bが上になる姿勢で装着される。
第3実施形態では、嵌入部46として機能する細長部42が保持部材38の一部位として形成されているため、連結金具37に嵌入部46を形成するための加工が不要となる。また、保持部材38がクリップ48として構成されていて、該クリップ48の有する弾性力によって一側部48a(金具側部)と他側部48b(ベルト側部)によって連結金具37及びベルト16を挟持する。したがって、連結金具37とベルト16を連結する際の保持部材38の装着作業を簡素化することができる。
なお、その他の構成、作用及び効果はその説明を省略するが前記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態)
図9は本発明の第4実施形態を示す。尚、ここでは第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第1〜第3実施形態では、連結装置18が、歯付きベルトからなるベルト16を連結金具37に連結する構成であるのに対し、第4実施形態の連結装置18は、傾斜した側面16cを有するベルト16であって歯を有しないベルト16を連結金具37に連結する構成である。
ベルト16は、表面の幅が裏面の幅よりも短くなった断面台形状に形成されている。
連結金具37の横部37bには、ベルト16の表面側の部位が嵌り込む凹部37fが形成されている。この凹部37fは、ベルト16の断面形状に応じた断面形状に形成されている。
保持部材38は、連結金具37及びベルト16に装着されるクリップ48として構成されている。クリップ48は、一枚の金属製板材を折り曲げ加工することによって成形されており、一側部48aと、他側部48bと、一側部48a及び他側部48bを連結する連結部48cと、を有する。クリップ48の一側部48aは、連結金部側に位置する金具側部となり、他側部48bは、ベルト16側に位置するベルト側部となる。そして、クリップ48は、クリップ48の有する弾性力によって、ベルト16を凹部37f内に押し込んでいる。これにより、ベルト16の傾斜した側面を連結金具37に押し付けた状態に維持することができる。
第4実施形態では、クリップ48として構成された保持部材38のベルト側部及び金具側部の間にベルト16及び連結金具37が挟み込まれる。これにより、連結金具37がベルト16と連結されて、扉体12を懸架する懸架部14とベルト16とが連結金具37及び保持部材38を介して連結される。したがって、ベルトの端部間に締結具が配置される従来の構成と異なり、ベルト16の端部に限らず、ベルト中間部に、連結金具37を介して懸架部14を連結することもできる。しかも、保持部材38が、連結金具37及びベルト16を保持するため、ボルト等の締結具は不要となる。したがって、ベルト16との干渉を防止すべくベルト16の側方にボルトを配置する必要もなくなり、幅方向の寸法を小さくすることができる。また、ボルトによるねじ締め作業が不要になるため、ベルト16に懸架部14を連結する作業を簡素化することもできる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、前記各実施形態では、連結金具37が縦部37aと、縦部37aから折れ曲がった横部37bとを有する構成としたが、これに限られない。連結金具37は、折れ曲がっておらず、縦部37aのみを有する構成であってもよい。この場合、例えば図10に示すように、ベルト16は、歯部16aが側方を向いた姿勢となり、連結金具37に側方から重ね合わされる。そして、クリップ48は連結金具37及びベルト16を挟み込むように上から装着される。
第1実施形態では、連結金具37の板厚方向に貫通するスリット41が形成された例を示したが、これに限られない。例えば、図11に示すように、スリット41ではなく、横部37bの一面(例えば下面)から凹むように形成された有底の複数の溝60が、ベルト16の延びる方向に並ぶように形成されていてもよい。この場合、横部37bの一面が凹凸状となり、この凹凸にベルト16の歯部16aが噛み合うことになる。なお、第3実施形態でも、スリット41に代えて、溝が形成されていてもよい。
前記各実施形態では、連結金具37が懸架部14と別体に構成されるとともに懸架部14に取り付けられている。これに代え、連結金具37が懸架部14に一体的に形成されていてもよい。
10 自動ドア
12 扉体
14 懸架部
16 ベルト
16a 歯部
16c 側面
18 連結装置
37 連結金具
37a 縦部
37b 横部
38 保持部材
41 スリット
42 細長部
42a 中間細長部
42b 端面
44 開口
46 嵌入部
48 クリップ
48a 一側部
48b 他側部
48c 連結部
49 脱落防止部
50 ガイド部
53 工具

Claims (9)

  1. 長手方向に並ぶ多数の歯部を表面側に有し扉体を開閉駆動させるベルトと、前記扉体を懸架する懸架部とを連結するための連結装置であって、
    前記懸架部に設けられる連結金具と、
    前記連結金具及び前記ベルトを保持する保持部材と、を備え、
    前記保持部材は、ベルト側に位置するベルト側部と、連結金具側に位置する金具側部とを有し、
    前記ベルト側部及び前記連結金具の一方が、隣り合う歯部間に嵌り込む嵌入部を有し、
    前記ベルト側部及び前記連結金具の他方が、前記ベルトの裏面に接触するように配置されている連結装置。
  2. 前記嵌入部は、前記連結金具の一部位として形成され、
    前記金具側部は、前記嵌入部に接触するように配置されている請求項1に記載の連結装置。
  3. 前記保持部材は、前記ベルト側部と、前記金具側部と、前記ベルト側部及び前記金具側部を互いに連結する連結部と、を有するクリップとして構成されており、
    前記クリップは、前記嵌入部が前記ベルトを押圧するように前記クリップが有する弾性力によって前記金具側部を前記嵌入部に押し付けるように構成されている請求項2に記載の連結装置。
  4. 前記クリップの前記金具側部は、前記嵌入部に係合することによって前記クリップが前記連結金具から抜け落ちるのを阻止する脱落防止部を有する請求項3に記載の連結装置。
  5. 前記嵌入部は、複数設けられ、
    前記脱落防止部は、前記複数の嵌入部に係合する寸法を有する請求項4に記載の連結装置。
  6. 前記連結金具には、前記クリップの幅よりも大きな幅を有する開口が形成されており、前記開口に前記クリップの先端が挿入されている請求項4又は5に記載の連結装置。
  7. 前記嵌入部は、前記保持部材の前記ベルト側部の一部位として形成され、
    前記保持部材は、前記ベルト側部と、前記金具側部と、前記ベルト側部及び前記金具側部を互いに連結する連結部と、を有するクリップとして構成されており、
    前記クリップは、前記クリップが有する弾性力によって、前記嵌入部を前記ベルトに押し付けるとともに前記金具側部を前記連結金具に押し付けるように構成されている請求項1に記載の連結装置。
  8. 傾斜した側面を有し扉体を開閉駆動させるベルトと、前記扉体を懸架する懸架部とを連結する連結装置であって、
    前記懸架部に設けられる連結金具と、
    前記連結金具及び前記ベルトを保持する保持部材を備え、
    前記保持部材は、ベルト側に位置するベルト側部と、連結金具側に位置する金具側部とを有するクリップとして構成され、
    前記クリップは、前記クリップが有する弾性力によって、前記ベルトの傾斜した側面を前記連結金具に押し付けた状態に維持するように構成されている連結装置。
  9. 扉体を懸架する懸架部と、
    長手方向に並ぶ多数の歯部を表面側に有し従動プーリ及び駆動プーリに巻き掛けられたベルトと、
    前記ベルト及び前記懸架部を連結する請求項1から8の何れか1項に記載の連結装置と、
    前記ベルト及び前記連結装置を介して前記扉体を開閉駆動するように前記駆動プーリを駆動するモータと、を備えた自動ドア。
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