JP2015225536A - 情報処理装置、メモリーアクセス調停方法 - Google Patents

情報処理装置、メモリーアクセス調停方法 Download PDF

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Abstract

【課題】モジュールごとに予め設定された優先度に基づいてメモリーへのアクセスの競合を調停する構成において、ユーザーの使用頻度に応じて機能各々の処理速度を変更可能な情報処理装置、及びメモリーアクセス調停方法を提供すること。【解決手段】情報処理装置は、バス80を介して接続されるメモリー88にアクセス可能な複数のモジュールと、複数のモジュール間でメモリー88へのアクセスが競合する場合に、モジュールごとに予め設定された優先度に基づいてメモリー88へのアクセスの競合を調停するバス調停回路89と、モジュール各々の使用頻度を取得する頻度取得部と、頻度取得部によって取得されるモジュール各々の使用頻度に応じてモジュール各々の前記優先度を変更する優先度変更部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、バスを介して接続されるメモリーにアクセス可能な複数のモジュールを備える情報処理装置、及びメモリーアクセス調停方法に関する。
一般に、バスを介して接続されるメモリーにアクセス可能な複数のモジュールを備える情報処理装置が知られている。この種の情報処理装置では、複数のモジュール間でメモリーへのアクセスが競合することがある。これに対し、モジュールごとに予め設定された優先度に基づいてメモリーへのアクセスの競合を調停する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−284056号公報
ところで、情報処理装置が有する機能各々の使用頻度はユーザーごとに異なることが考えられる。しかしながら、モジュールごとの優先度が固定で設定されている場合には、機能各々におけるユーザーの使用頻度がその機能の処理速度に反映されない。
本発明の目的は、モジュールごとに予め設定された優先度に基づいてメモリーへのアクセスの競合を調停する構成において、ユーザーの使用頻度に応じて機能各々の処理速度を変更可能な情報処理装置、及びメモリーアクセス調停方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る情報処理装置は、複数のモジュールと、調停部と、頻度取得部と、優先度変更部とを備える。複数の前記モジュールは、バスを介して接続されるメモリーにアクセス可能である。前記調停部は、複数の前記モジュール間で前記メモリーへのアクセスが競合する場合に、前記モジュールごとに予め設定された優先度に基づいて前記メモリーへのアクセスの競合を調停する。前記頻度取得部は、前記モジュール各々の使用頻度を取得する。前記優先度変更部は、前記頻度取得部によって取得される前記モジュール各々の使用頻度に応じて前記モジュール各々の前記優先度を変更する。
本発明の他の局面に係るメモリーアクセス調停方法は、以下の第1ステップと、第2ステップと、第3ステップとを含む。前記第1ステップは、バスを介して接続されるメモリーにアクセス可能な複数のモジュール間で前記メモリーへのアクセスが競合する場合に、前記モジュールごとに予め設定された優先度に基づいて前記メモリーへのアクセスの競合を調停する。前記第2ステップは、前記モジュール各々の使用頻度を取得する。前記第3ステップは、前記第2ステップによって取得される前記モジュール各々の使用頻度に応じて前記モジュール各々の前記優先度を変更する。
本発明によれば、モジュールごとに予め設定された優先度に基づいてメモリーへのアクセスの競合を調停する構成において、ユーザーの使用頻度に応じて機能各々の処理速度を変更可能な情報処理装置、及びメモリーアクセス調停方法が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の第2制御部の構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のモジュールに設定される優先度の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される優先度変更処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のモジュールに設定される優先度の変更例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。ここで、図1は、前記画像形成装置10の断面模式図である。
図1及び図2に示すように、前記画像形成装置10は、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、第1制御部5、操作表示部6、記憶部7、及び第2制御部8を備える。前記画像形成装置10は、画像データに基づいて画像を形成するプリンター機能と共に、スキャン機能、ファクシミリー機能、又はコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。ここに、前記第1制御部5及び前記第2制御部8を備える装置が、本発明における情報処理装置の一例である。また、本発明は、スキャナー装置、プリンター装置、ファクシミリー装置、コピー機、パーソナルコンピューター、タブレット端末、スマートフォンなどの情報処理装置に適用可能である。
前記ADF1は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備え、前記画像読取部2によって読み取られる原稿を搬送する自動原稿搬送装置である。前記画像読取部2は、原稿台、読取ユニット、複数のミラー、光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Device)を備え、原稿から画像データを読み取る画像読取処理を実行可能である。
前記画像形成部3は、前記画像読取部2で読み取られた画像データ又は外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて、電子写真方式で画像を形成する画像形成処理(印刷処理)を実行可能である。具体的に、前記画像形成部3は、感光体ドラム、帯電装置、光走査装置(LSU)、現像装置、転写ローラー、クリーニング装置、定着ローラー、加圧ローラー、及び排紙トレイを備える。そして、前記画像形成部3では、前記給紙部4から供給されるシートに画像が形成されて、画像形成後の前記シートが前記排紙トレイに排出される。なお、前記シートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート材料である。
前記第1制御部5は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部であり、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記第1制御部5は、前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUを用いて実行することにより前記画像形成装置10を統括的に制御する。
ここで、前記画像形成装置10では、前記第1制御部5が前記制御プログラムを実行することにより画像処理に関するジョブが実行される。具体的に、前記画像形成装置10で実行される前記ジョブには、コピージョブ、プリントジョブ、ファクスジョブ、プレビュー表示ジョブが含まれる。
前記コピージョブは、前記画像読取部2によって読み取られた原稿の画像データを前記画像形成部3に印刷させるジョブである。前記プリントジョブは、外部の情報処理装置から送信される画像データを前記画像形成部3に印刷させるジョブである。前記ファクスジョブは、外部のファクス通信装置との間でファクス通信を実行するジョブである。具体的に、前記ファクスジョブは、前記画像読取部2によって読み取られた原稿の画像データを前記外部のファクス通信装置に送信するファクス送信ジョブ、及び前記外部のファクス通信装置から送信される画像データを前記画像形成部3に印刷させるファクス受信ジョブを含む。前記プレビュー表示ジョブは、前記記憶部7に記憶されている画像データのプレビュー画像を前記操作表示部6に表示させるジョブである。
前記操作表示部6は、前記第1制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて前記第1制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
前記記憶部7は、SSD(ソリッドステートドライブ)又はHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶装置である。前記記憶部7には、前記画像読取部2で読み取られた画像データなどが記憶される。
ところで、前記画像形成装置10のような情報処理装置では、バスを介して接続されるメモリーにアクセス可能な複数のモジュールが設けられることがある。この種の情報処理装置では、複数のモジュール間でメモリーへのアクセスが競合することがある。これに対し、モジュールごとに予め設定された優先度に基づいてメモリーへのアクセスの競合を調停する構成が知られている。
ここで、情報処理装置が有する機能各々の使用頻度はユーザーごとに異なることが考えられる。しかしながら、モジュールごとの優先度が固定で設定されている場合には、機能各々におけるユーザーの使用頻度がその機能の処理速度に反映されない。これに対し、前記画像形成装置10では、以下に説明するように、ユーザーの使用頻度に応じて機能各々の処理速度を変更することが可能である。
以下、図3及び図4を参照しつつ、前記第2制御部8について説明する。
前記第2制御部8は、前記画像形成装置10を統括的に制御する前記第1制御部5とは別に設けられ、前記画像形成装置10の有する機能各々を担う複数のモジュールを備える集積回路である。例えば、前記第2制御部8はASICとして構成される。
具体的に、前記第2制御部8は、図3に示すように、画像入力回路81、コピー処理回路82、画像出力回路83、プリント処理回路84、ファクス処理回路85、プレビュー表示回路86、メモリーコントローラー87、メモリー88、及びバス調停回路89を備える。また、前記第2制御部8において、前記画像入力回路81、前記コピー処理回路82、前記画像出力回路83、前記プリント処理回路84、前記ファクス処理回路85、前記プレビュー表示回路86、前記メモリーコントローラー87、及び前記バス調停回路89は、バス80を介して相互に通信可能に接続されている。ここに、前記画像入力回路81、前記コピー処理回路82、前記画像出力回路83、前記プリント処理回路84、前記ファクス処理回路85、及び前記プレビュー表示回路86が、本発明における複数のモジュールの一例であり、以下、これらを区別する必要がない場合にはこれらをモジュール8Xと呼称する。
前記画像入力回路81は、前記画像読取部2の前記CCDから入力される画像データに対してシェーディング補正処理、ガンマ補正処理などの画像処理を実行し、画像処理後の画像データを前記メモリー88又は前記記憶部7に記憶させる。
前記コピー処理回路82は、ユーザーにより予め設定された前記コピージョブの実行条件に基づいて、前記メモリー88から読み出した画像データに対して画像処理を実行し、画像処理後の画像データを前記メモリー88に記憶させる。例えば、前記コピー処理回路82は、画像データに対して圧縮伸張処理を実行する符号化回路821、及び画像データに対して回転処理、変倍処理などの画像処理を実行する画像処理回路822を含む。
前記画像出力回路83は、前記メモリー88から画像データを読み出して、スクリーン処理などの画像処理を実行し、画像処理後の画像データを前記画像形成部3の前記光走査装置に出力する。
前記プリント処理回路84は、ユーザーにより予め設定された前記プリントジョブの実行条件に基づいて、前記外部の情報処理装置から送信される画像データに対して画像処理を実行し、画像処理後の画像データを前記メモリー88に記憶させる。例えば、前記プリント処理回路84は、前記外部の情報処理装置から送信される画像データを受信するネットI/F841、画像データに対して圧縮伸張処理を実行する符号化回路842、及び画像データに対してラスタライズ処理、回転処理、変倍処理などの画像処理を実行する画像処理回路843を含む。
前記ファクス処理回路85は、予め設定された前記ファクス送信ジョブの実行条件に基づいて、前記メモリー88から読み出した画像データに対して画像処理を実行し、画像処理後の画像データを前記外部のファクス通信装置に送信する。また、前記ファクス処理回路85は、予め設定された前記ファクス受信ジョブの実行条件に基づいて、前記外部のファクス通信装置から送信される画像データに対して画像処理を実行し、画像処理後の画像データを前記メモリー88に記憶させる。例えば、前記ファクス処理回路85は、前記ファクス通信に適した方式で画像データを圧縮伸張する符号化回路851、画像データに対して回転処理、変倍処理などの画像処理を実行する画像処理回路852、及び画像データを前記外部のファクス通信装置に送信し、前記外部のファクス通信装置から送信される画像データを受信するファクスI/F853を含む。
前記プレビュー表示回路86は、前記記憶部7に記憶されている画像データのプレビュー画像を前記操作表示部6に表示させる。例えば、前記プレビュー表示回路86は、前記記憶部7から読みだした画像データに対して変倍処理などを実行し、画像処理後の画像データを前記メモリー88に記憶させる画像処理回路861、及び前記画像処理回路861による画像処理後の画像データを前記操作表示部6に表示させる描画回路862を含む。
前記メモリーコントローラー87は、前記モジュール8X各々からの前記メモリー88へのアクセス要求に応じて、前記メモリー88に対する画像データの書込み処理及び読出し処理を実行する。
前記メモリー88は、前記モジュール8X各々による画像処理の作業領域として使用される記憶装置である。例えば、前記メモリー88には、DDR−SDRAMが用いられる。
前記バス調停回路89は、複数の前記モジュール8X間で前記メモリー88へのアクセスが競合する場合に、前記モジュール8Xごとに予め設定された優先度に基づいて前記メモリー88へのアクセスの競合を調停する。ここに、前記バス調停回路89が、本発明における調停部の一例である。また、前記バス調停回路89により実行される処理が、本発明における第1ステップの一例である。
例えば、前記画像形成装置10では、前記モジュール8X各々に5段階の前記優先度が設定される。そして、前記バス調停回路89は、前記モジュール8X各々に設定された前記優先度を記憶するレジスタ891を有する。ここで、図4に前記レジスタ891に記憶される前記モジュール8X各々に設定された前記優先度の一例を示す。図4において、前記優先度として設定された値が高い前記モジュール8Xほど、前記メモリー88へのアクセスが優先される。例えば、前記バス調停回路89は、優先度5の前記画像入力回路81及び優先度3の前記プレビュー表示回路86の前記メモリー88へのアクセスが競合した場合に、前記画像入力回路81及び前記プレビュー表示回路86の前記バス80を用いたデータ伝送回数が5対3の比率となるよう、前記バス80の使用権を割り当てる。なお、前記優先度の設定内容及び前記バス調停回路89による前記メモリー88へのアクセスの競合の調停方法は、以上と異なるものであってよい。
ところで、前記画像読取部2で前記画像読取処理が実行される場合、前記CCDから前記画像入力回路81に原稿1ページ分の画像データが連続して入力される。ここで、前記CCDからの前記画像入力回路81に対する画像データの入力速度が、前記画像入力回路81からの前記メモリー88に対する画像データの伝送速度を超える場合には、前記画像読取部2によって読み取られる画像データの一部が前記メモリー88に記憶されない所謂オーバーフローが発生することがある。また、前記画像形成部3で前記印刷処理が実行される場合、前記画像出力回路83からの前記光走査装置に対する画像データの出力速度が、前記メモリー88からの前記画像出力回路83に対する画像データの伝送速度を超える場合には、前記画像形成部3で異常画像が形成される所謂オーバーランが発生することがある。そのため、前記モジュール8X各々のうち、前記画像入力回路81及び前記画像出力回路83については、他の前記モジュール8Xより高い前記優先度が設定されることが望ましい。
一方、前記第1制御部5は、図2に示すように、実行回数計数部51、頻度取得部52、及び優先度変更部53を含む。具体的に、前記第1制御部5の前記ROMには、前記CPUに後述の優先度変更処理(図5参照)を実行させるための優先度変更プログラムが予め記憶されている。なお、前記優先度変更プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて前記第1制御部5の前記EEPROMなどの記憶部にインストールされるものであってもよい。そして、前記第1制御部5は、前記CPUを用いて前記ROMに記憶されている前記優先度変更プログラムを実行することにより、前記実行回数計数部51、前記頻度取得部52、及び前記優先度変更部53として機能する。
前記実行回数計数部51は、前記ジョブ各々の実行回数を計数する。例えば、前記画像形成装置10では、前記EEPROMに前記ジョブ各々の実行回数が記憶される。具体的に、前記実行回数計数部51は、前記ジョブ各々が実行される度に、前記EEPROMに記憶されている実行に係る前記ジョブの実行回数をインクリメントすることで、前記ジョブ各々の実行回数を計数する。なお、前記実行回数計数部51は、予め定められた期間ごとに前記ジョブ各々の実行回数を計数するものであってもよく、前記画像形成装置10の使用開始時からの前記ジョブ各々の実行回数を計数するものであってもよい。また、前記実行回数計数部51は、前記画像形成装置10が前記ジョブ各々の実行の前提としてユーザーのログイン操作を要求するなど前記ジョブ各々の実行主体を識別可能な構成であれば、ユーザーごとに前記ジョブ各々の実行回数を計数することも考えられる。
前記頻度取得部52は、前記モジュール8X各々の使用頻度を取得する。
ここで、前記画像形成装置10では、複数の前記モジュール8X各々が前記ジョブの種別に対応して設けられている。即ち、前記コピージョブに対応して前記コピー処理回路82が設けられており、前記プリントジョブに対応して前記プリント処理回路84が設けられている。また、前記ファクスジョブに対応して前記ファクス処理回路85が設けられており、前記プレビュー表示ジョブに対応して前記プレビュー表示回路86が設けられている。なお、前記画像入力回路81は、前記コピージョブ、及び前記ファクスジョブで共用される。また、前記画像出力回路83は、前記コピージョブ、前記プリントジョブ、及び前記ファクスジョブで共用される。
そして、前記頻度取得部52は、前記ジョブの種別ごとの実行頻度を前記モジュール8X各々の使用頻度として取得する。具体的に、前記頻度取得部52は、前記EEPROMに記憶されている前記ジョブ各々の実行回数を読み出すことで、読み出した前記ジョブの種別ごとの実行頻度を前記モジュール8X各々の使用頻度として取得する。これにより、前記モジュール8X各々の使用頻度の取得処理が簡略化される。なお、前記頻度取得部52は、前記実行回数計数部51が予め定められた期間ごとに前記ジョブ各々の実行回数を計数する場合には、直近の前記期間における実行回数を使用頻度として取得することが考えられる。また、前記頻度取得部52は、前記実行回数計数部51がユーザーごとに前記ジョブ各々の実行回数を計数する場合には、ユーザーのログインごとに、ログインしたユーザーに対応する前記ジョブ各々の実行回数を使用頻度として取得することも考えられる。
前記優先度変更部53は、前記頻度取得部52によって取得される前記モジュール8X各々の使用頻度に応じて、前記モジュール8X各々の前記優先度を変更する。具体的に、前記優先度変更部53は、前記画像形成装置10の電源投入時又は省電力モードからの復帰時を含む予め定められた時機ごとに、前記モジュール8X各々の前記優先度を変更する。なお、前記優先度変更部53は、前記頻度取得部52がユーザーのログインごとに前記モジュール8X各々の使用頻度を取得する場合には、ユーザーのログインごとに前記モジュール8X各々の前記優先度を変更することが考えられる。
[優先度変更処理]
以下、図5を参照しつつ、前記画像形成装置10において前記第1制御部5が前記優先度変更プログラムに従って実行する優先度変更処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS1、S2・・・は、前記第1制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、前記第1制御部5は、前記画像形成装置10の電源投入時又は省電力モードからの復帰時であるか否かを判断する。
ここで、前記第1制御部5は、前記画像形成装置10の電源投入時又は省電力モードからの復帰時であると判断すると(S1のYes側)、処理をステップS2に移行させる。これにより、前記画像形成装置10において、定期的に前記モジュール8X各々の前記優先度が前記ジョブ各々の使用頻度に応じた内容に変更される。また、前記画像形成装置10の電源投入時又は省電力モードからの復帰時でなければ(S1のNo側)、前記第1制御部5は、前記ステップS1で前記画像形成装置10の電源投入又は省電力モードからの復帰を待ち受ける。
<ステップS2>
ステップS2において、前記第1制御部5は、前記EEPROMに記憶されている前記ジョブ各々の実行回数を読み出し、読み出した前記ジョブ各々の実行回数を前記ジョブ各々に対応する前記モジュール8X各々の使用頻度として取得する。ここに、前記ステップS2の処理が、本発明における第2ステップの一例であって、前記第1制御部5の前記頻度取得部52により実行される。
<ステップS3>
ステップS3において、前記第1制御部5は、前記ステップS2で取得された前記モジュール8X各々の使用頻度に応じて、前記モジュール8X各々の前記優先度を変更する。ここに、前記ステップS3の処理が、本発明における第3ステップの一例であって、前記第1制御部5の前記優先度変更部53により実行される。
具体的に、前記第1制御部5は、予め初期設定値として前記ROMに記憶された前記モジュール8X各々の初期優先度の値を取得する。そして、前記第1制御部5は、前記モジュール8X各々の前記初期優先度の値を、前記モジュール8X各々の使用頻度に応じた変更値を加算することで変更して、変更後の前記初期優先度の値を前記優先度として前記バス調停回路89の前記レジスト891に記憶させる。
ここで、図6に前記初期優先度及び前記変更値の一例を示す。なお、図6に示すように、前記画像形成装置10では、前記画像入力回路81及び前記画像出力回路83の前記初期優先度が他の前記モジュール8Xよりも高い値に設定されており、前記初期優先度の値がそのまま前記優先度として設定される。これは、前記画像読取処理の実行時における前記オーバーフローの発生及び前記印刷処理の実行時における前記オーバーランの発生を抑制するためである。もちろん、前記画像入力回路81及び前記画像出力回路83の使用頻度に応じて前記初期優先度の値を変更するものであってもよい。この場合、例えば前記画像入力回路81を共用する前記コピージョブ及び前記ファクスジョブ各々の実行回数の平均値に応じた前記変更値を加算することが考えられる。
例えば、前記第1制御部5は、使用頻度が最も低い前記モジュール8Xの前記優先度を上げる。これにより、例えば緊急時にのみ使用される前記ジョブの実行を平時に頻繁に使用される前記ジョブの実行に対して優先させることが可能となる。また、前記第1制御部5が、使用頻度が最も高い前記モジュール8Xの前記優先度を下げることも考えられる。これにより、緊急時にのみ使用される複数の前記ジョブの実行を平時に頻繁に使用される前記ジョブの実行に対して優先させることが可能となる。更に、前記第1制御部5が、使用頻度が最も高い前記モジュール8Xの前記優先度を上げるものであってもよい。例えば、頻繁に使用される前記ジョブがユーザーにとって重要である場合には、ユーザーにとって重要な前記ジョブの実行を他の前記ジョブの実行に優先させることが可能となる。
このように、前記優先度変更処理では、前記ジョブ各々の使用頻度に応じて、前記ジョブ各々に対応する前記モジュール8X各々の前記優先度が変更される。そのため、前記画像形成装置10では、ユーザーの使用頻度に応じて機能各々の処理速度を変更することが可能である。
1 :ADF
2 :画像読取部
3 :画像形成部
4 :給紙部
5 :第1制御部
51:実行回数計数部
52:頻度取得部
53:優先度変更部
6 :操作表示部
7 :記憶部
8 :第2制御部
80:バス
81:画像入力回路
82:コピー処理回路
83:画像出力回路
84:プリント処理回路
85:ファクス処理回路
86:プレビュー表示回路
87:メモリーコントローラー
88:メモリー
89:バス調停回路
10:画像形成装置

Claims (6)

  1. バスを介して接続されるメモリーにアクセス可能な複数のモジュールと、
    複数の前記モジュール間で前記メモリーへのアクセスが競合する場合に、前記モジュールごとに予め設定された優先度に基づいて前記メモリーへのアクセスの競合を調停する調停部と、
    前記モジュール各々の使用頻度を取得する頻度取得部と、
    前記頻度取得部によって取得される前記モジュール各々の使用頻度に応じて前記モジュール各々の前記優先度を変更する優先度変更部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 複数の前記モジュール各々が、前記情報処理装置で実行されるジョブの種別に対応して設けられており、
    前記頻度取得部が、前記ジョブの種別ごとの実行頻度を前記モジュール各々の使用頻度として取得する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記優先度変更部が、使用頻度が最も低い前記モジュールの前記優先度を上げる請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記優先度変更部が、使用頻度が最も高い前記モジュールの前記優先度を下げる請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記優先度変更部が、前記情報処理装置の電源投入時又は省電力モードからの復帰時を含む予め定められた時機ごとに前記モジュール各々の前記優先度を変更する請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. バスを介して接続されるメモリーにアクセス可能な複数のモジュール間で前記メモリーへのアクセスが競合する場合に、前記モジュールごとに予め設定された優先度に基づいて前記メモリーへのアクセスの競合を調停する第1ステップと、
    前記モジュール各々の使用頻度を取得する第2ステップと、
    前記第2ステップによって取得される前記モジュール各々の使用頻度に応じて前記モジュール各々の前記優先度を変更する第3ステップと、
    を含むメモリーアクセス調停方法。
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