JP2015223137A - コンバインにおける排稈カッターの伝動装置 - Google Patents

コンバインにおける排稈カッターの伝動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンバインカッターの駆動ベルトは、脱穀装置の一番螺旋軸部から、後端カッター軸部に渡って、前後方向に長い間隔に渡って掛け渡すものであるから、ベルトの側端縁部が摺接して、ベルトが摩擦損傷し易いものであり、ライン合せによる調整や、プーリ幅の変更などでは対応し難く、メンテナンスが煩雑である。【解決手段】排稈カッター6の側壁部9の前端部には、前記カッター駆動ベルト17のV状面部を嵌合させて回転案内するカウンタプーリ18を設け、このカウンタプーリ18と、後側のカッター軸プーリ16との間に渡って掛け渡すカッター駆動ベルト17域の外周面を張圧揺動するテンションプーリ19と、このテンションプーリ19と一体回転のテンションVプーリ23とを設け、これらテンションプーリ19とテンションVプーリ23を揺動させて、カッター駆動ベルト17と拡散連動ベルト22を張圧して、カッター軸15と拡散軸20を伝動する。【選択図】図1

Description

この発明は、コンバインにおける排稈カッターの伝動装置に関し、Vベルトによる排稈カッターの伝動構成を簡単にして、円滑で、安定した伝動構成とし、ベルト損傷を軽減するものである。
コンバインの脱穀装置部後端に配置するカッターの駆動ベルトを、前部脱穀装置の一番螺旋軸との間に長く掛け渡して、伝動構成する技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開2012−152159号公報
コンバインカッターの駆動ベルトは、脱穀装置の一番螺旋軸部から、後端カッター軸部に渡って、前後方向に長い間隔に渡って掛け渡すものであるから、この駆動ベルトの途中に設けるテンションプーリのつば部(プーリ横端縁のエッジ部)に、ベルトの側端縁部が摺接して、ベルトが摩擦損傷し易いものであり、ライン合せによる調整や、プーリ幅の変更などでは対応し難く、メンテナンスが煩雑である。
請求項1に記載の発明は、脱穀装置1の脱穀済排稈を後方へ搬送する排稈装置2を配置した排稈室3、及びこの排稈室3の下部にあって脱穀物を吸引選別して排塵する排塵ファン4を配置した排塵室5の後側に、前記排稈装置2から排出される排稈を受けて短かく切断して排出する排稈カッター6を、この排稈穂先側の機壁部に位置する回動軸7周りに後側へ開拡回動可能にして装着すると共に、前記排稈カッター6と脱穀装置1の排稈株元側の側壁8、9の外側に沿って、前記脱穀装置1の一番螺旋軸10端部の螺旋軸プーリ11から、後側上部の排塵室5の排塵ファン軸13端部のファン軸プーリ14と、前記排稈カッター6部のカッター軸15端部のカッター軸プーリ16との間に渡って、Vベルト形態のカッター駆動ベルト17を掛け渡して連動するコンバインにおいて、前記排稈カッター6の側壁部9の前端部には、前記カッター駆動ベルト17のV状面部を嵌合させて回転案内するカウンタプーリ18設けると共に、これら前後のカウンタプーリ18と、カッター軸プーリ16との間に渡って掛け渡すカッター駆動ベルト17域の外周面を張圧するテンションプーリ19と、このテンションプーリ19と一体回転のテンションVプーリ23とを設け、このテンションVプーリ23と前記排稈カッター6下部の拡散軸20端部の拡散軸プーリ21との間に渡って、拡散連動ベルト22を掛け渡して設け、前記テンションプーリ19とテンションVプーリ23を揺動させて、カッター駆動ベルト17と拡散連動ベルト22を張圧して、カッター軸15と拡散軸20を伝動することを特徴とするコンバインにおける排稈カッターの伝動装置の構成とする。
コンバイン作業において、刈取装置で刈取られた穀稈が後部脱穀装置1のフィードチエンによって後方へ搬送される間に、穂先部が脱穀室に供給されて扱胴の回転により脱穀される。この脱穀装置1で脱穀された脱穀物は、下側の選別装置で選別されて、籾粒が一番螺旋軸10の回転によって取出され、選別排塵物が脱穀装置1後端部の排塵ファン4の回転によって吸引されて機外へ排出される。このような脱穀作用において、前記脱穀装置1で脱穀された排稈は、フィードチエンの後端から排稈室3の排稈装置2によって後方の搬送されて、排稈カッター6の切断部に供給されて、短かく切断される。この排稈カッター6で切断された切断排稈は、下側の拡散軸20の回転される拡散室部からコンバイン走行跡の刈取跡地面に排出される。
このような脱穀、排稈切断作用において、排稈カッター6及び拡散軸20の連動は、前記脱穀装置1下部の一番螺旋軸10の螺旋軸プーリ11から、Vベルト形態のカッター駆動ベルト17を介して、後端部のカッター軸プーリ16、及びテンションプーリ18を連動回転して、カッター軸15を回転すると共に、前記テンションプーリ18と一体のテンションVプーリ23の回転によって、拡散連動ベルト22を介して拡散軸プーリ21、及び拡散軸20を回転する。
前記カッター駆動ベルト17は前後方向に長く掛渡して回転伝動するが、カッター駆動ベルト17の後端部は、カッター軸プーリ16と、この前側に近い位置に配置のカウンタプーリ18との間に渡って案内されるカッター駆動ベルト17部がテンションプーリ19によって張圧されるために、このカッター駆動ベルト17後端部の横振れを軽減し、円滑な伝動を維持する。又、カウンタプーリ18とカッター軸プーリ16との前後間隔を狭く、短かくして、テンションプーリ19をこの狭い間隔部に割込ませるように介入させて、カッター駆動ベルト17部の横移動を規制案内する。又、前記テンションプーリ19と一体回転のテンションVプーリ23は、下方の拡散軸プーリ21との間にVベルト形態の拡散連動ベルト22を張圧伝動するものであるから、伝動回転状態を定位置に安定維持して、テンションプーリ19の回転位置を安定させることができる。
請求項2に記載の発明は、前記カウンタプーリ18を回転自在に軸装したカウンタプーリ軸28を、このカウンタプーリ軸28方向に沿って移動調節可能に構成したことを特徴とする。
前記のように脱穀装置1前部側の螺旋軸プーリ11の駆動によって、後方上部のカッター軸プーリ16を、カッター駆動ベルト17の掛け渡しによって伝動するが、このカッター軸プーリ16の前側位置に接近してテンションプーリ19と、Vプーリ形態のカウンタプーリ18が設けられていて、このカウンタプーリ18によってテンションプーリ19に対するベルトラインを合せるように維持して、カッター駆動ベルト17の側端縁部が、前記テンションプーリ19側部のガイドエッジ26部に乗り上げたり、横振れや、偏位揺動して回転することを軽減することができ、円滑で、正確な伝動を行わせることができる。そして、このベルト伝動においてベルトラインが偏位しているときは、カウンタプーリ18を、このカウンタプーリ軸28の方向に沿って微調整移動して、前記螺旋軸プーリ11上のベルトラインと、カッター軸プーリ16上のベルトラインとの間を直結するベルトライン上に合わせることができる。このカウンタプーリ18の移動は、カウンタプーリ軸28をカッター側壁9部に対して横方向へ移動させることによって、カウンタプーリ軸28に対するカウンタプーリ18の回転関係位置は一定に維持されて、カウンタプーリ18の揺動や、ベルトライン位置の変位を少くする。又、カウンタプーリ軸28を移動することによって、操作構成共に簡単化することができ、安定した姿勢に維持設定できる。
請求項3に記載の発明は、前記排稈カッター6のカッターケース24に対して張圧揺動されるテンションアーム25の先端部にテンションプーリ軸26を設け、このテンションプーリ軸26の周りに、左右両側端縁にガイドエッジ27を形成した前記テンションプーリ19と、このプーリ19の側部に一体のテンションVプーリ23とを一体的に設けることを特徴とする。
前記のように、カッター駆動ベルト17の後端部がカッター軸プーリ16の前側近傍位置に配置したカウンタプーリ18と間の短い間隔部に掛け渡されたカッター駆動ベルト17の外周面に、張圧されるテンションプーリ19と一体回転のテンションVプーリ23を設けて、このテンションVプーリ23と拡散軸プーリ21との間に渡って掛け渡し伝動する拡散連動ベルト22を伝動回転状態において、前記テンションプーリ19でカッター駆動ベルトの外周面(背面)を回転案内するため、カッター駆動ベルト17を正確で、安定した位置に案内維持して回転させることができ、ベルトラインの合せ位置を狂い難くして、テンションプーリ19の横端部のガイドエッジ(つば)27部への乗り上り偏位を防止して、ベルト損傷を防止することができる。
請求項1に記載の発明は、脱穀装置1の螺旋軸プーリ11から、後方位置に装着する排稈カッター6のカッター軸プーリ16に渡って掛け渡すカッター駆動ベルト17の連動において、このカッター軸プーリ16の前側近傍位置のカッター側壁9部に、カウンタプーリ18を設けてカッター駆動ベルト17の後端部を案内すると共に、このカッター軸プーリ16とカウンタプーリ18との間に、テンションプーリ19を張圧させると共に、このテンションプーリ19には一体回転のテンションVプーリ23を設けて、拡散連動ベルト22を張圧して拡散軸20を伝動回転するものであるから、このテンションVプーリ23による拡散連動ベルト22の掛け渡し伝動負荷によって、テンションプーリ19の回転姿勢を安定させることができ、前記カッター駆動ベルト17の張圧案内回転を安定した状態に維持することができる。
又、前記カウンタプーリ18とカッター軸プーリ16との間の間隔部を短かく、狭くして、この狭い間隔部にテンションプーリ19を介入させて、カッター駆動ベルト17を伝動状態に張圧維持するものであるから、前後方向に長く掛け渡されるカッター駆動部ベルト17の横振れ、偏位を制限、規制することができ、ベルトライン合せを行い易くして、狂い難くし、円滑で、安定した排稈カッターの伝動を行わせることができ、ベルト損傷を少くすることができ、又、前記Vベルト形態のカッター駆動ベルト17の排稈カッター側壁9部に、前記カウンタプーリ18や、テンションプーリ19、及びテンションVプーリ23等を設けるものであるから、構成が簡単である。
又、前記排稈カッター6は、脱穀装置1の後端壁部に対して、回動軸7周りに回動させたり、着脱することができるが、このとき前記カッター駆動ベルト17の取外しを行うことを要するが、このカッター駆動ベルト17の前半部が前端の螺旋軸プーリ11からカウンタプーリ8部にわたる間隔部に亘って長く維持形成されるため、カッター駆動ベルト17の掛け外し作業を簡単、容易化することができる。又、メンテナンス性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、前記カウンタプーリ18を回転自在に軸受けしたカウンタプーリ軸28をカッター側壁9に対し、このカウンタプーリ軸28の内外側方へ移動調節することによって、ベルトラインを合わせるものであるから、カウンタプーリ18のカウンタプーリ軸28に対する回転位置や、回転状態等は変化し難く、常に一定した回転状態のもとにカウンタプーリ軸28を一体として移動調節して、構成、操作を容易化、簡単化することができる。
又、前記のように排稈カッター6は、回動軸7の周りに開閉回動させて、メンテナンス性を容易化したり、着脱することができるが、このようなときカッター駆動ベルト17の掛け外し操作を行うことによって、ベルトラインが偏位することがある。このときは、前記カウンタプーリ軸28の移動調節装置によって、ベルトラインを簡単に合わせることができ、正確で、円滑なベルト伝動を行わせることができて、ベルト側縁部のテンションプーリ19のガイドエッジ27への乗り上げや、摩擦損傷等少なくすることができる。
請求項3に記載の発明は、前記テンションプーリ19にテンションVプーリ23を有して、このテンションVプーリ23から拡散軸プーリ21に亘ってVベルト形態の拡散連動ベルト22を掛け渡すため、拡散軸20の伝動駆動負荷によってテンションプーリ19の回転姿勢、位置を安定させて、カッター駆動ベルト17とのテンション回転案内を円滑にして、ベルトラインの横振れを少くすることができ、ガイドエッジ27への乗り上りを少くして、円滑で、正確な排稈カッター6の伝動駆動を行わせることができる。
コンバインのカッター伝動部の側面図。 そのカッター部の側面図。 その一部の平面図。 コンバインのカッター部の平面図。
図面に基づいて、クローラ30を有して駆動走行する車体31上に、脱穀装置1、刈取装置36、運転装置35等を搭載配置して、この脱穀装置1の後端部に排稈カッター6を設ける。前記脱穀装置1は、脱穀胴32を前後方向の脱穀軸33周りに回転させて、フィードチエン34の回転によって株元部を挟扼杆との間に挟持搬送する穀稈の穂先部を脱穀する。このフィードチエン34の前側には穀稈を刈取って搬送する刈取装置36を設けて、刈取穀稈を搬送装置でフィードチエン34の前端部へ搬送供給する。前記脱穀装置1の下部には、脱穀物を揺動選別する揺動選別棚等の選別装置37を設けて、選別された籾米を一番螺旋軸10を回転させる一番樋から取出して、前記運転席35後側のグレンタンクに搬送収容する構成としている。この一番螺旋軸10の後側には二番螺旋軸38プーリを設けて、二番選別物を取出す構成としている。又、前記脱穀装置1の後側部には、前記フィードチエン34によって搬送された脱穀済排稈を受けて後方へ搬送する排稈装置2を設けた排稈室3を形成し、この排稈室3内の株元側下部に、排塵ファン4を有した排塵室5を設ける。この排塵ファン4の回転により、前記脱穀装置1の脱穀室や、選別装置37等からこの排塵室5に排出される排塵物を、排塵ファン4によって吸引して後側下部へ排出する形態である。
排稈カッター6は、脱穀装置1の後側端に取付けて、前記排稈装置2の後端部に搬送された排稈を受けて短かく切断しながら下方の拡散室39へ落下し、この拡散室39で回転する拡散軸20周りの拡散具によって刈取幅方向に沿って広域に排出される。この排稈カッター6は、横方向に幅広い箱形状のカッターケース24の内部に、前後二本の平行のカッター軸15を軸装し、このカッター軸15に沿って配置の円盤状カッター40を相互に反対方向へ回転させることによって、前記上側の排稈装置2から、これらカッター40の回転交差部に供給される排稈を、各カッター40間の配置間隔毎の長さに短かく切断して、下方の拡散室39へ落下排出する。
前記脱穀装置1の前部下側には、運転装置35の後側下部に搭載のエンジンによって駆動回転されるエンジン軸42を設け、このエンジン軸42プーリ41から上側のカウンタ軸43をベルト44掛け連動する。このカウンタ軸43から上側の脱穀軸33部を連動すると共に、ベルト45掛け連動により、後側部の一番螺旋軸10や、二番螺旋軸38等を連動する。この一番螺旋軸10のフィードチエン34下側端部の螺旋軸プーリ11からVベルト形態のカッター駆動ベルト17を介して、後方装着の排稈カッター6、及び拡散軸20を連動し、又、前記脱穀装置1の底部に配置される選別装置37の揺動選別棚の揺動軸46プーリ47をVベルト形態のベルト48によって連動している。又、前記排稈装置2は、フィードチエン34の後端部からギヤ機構等を介して連動回転し、排稈室3を左右横方向姿勢にして搬送する排稈を、排稈カッター6の左右横方に渡って軸架されているカッター軸15に沿った姿勢にして、適宜短間隔に配置の前後一対のカッター40間上側部に搬送供給することができる。又、この排稈装置2の途中には、排稈方向を切替える切替板が設けられていて、排稈を前記カッター40側へ供給したり、このカッター40側への供給を停止して、後方機外側へ排出させて未切断状態のまま排出させるように切替えることができる。
又、この排稈カッター6の下部には、カッターケース24から落下される切断わらを受けて刈取幅方向に亘って、広く均等層に拡散排出する拡散螺旋や、拡散ブロアー等からなる拡散具や、拡散器が、拡散軸20によって回転される。
ここにおいて、脱穀装置1の脱穀済排稈を後方へ搬送する排稈装置2を配置した排稈室3、及びこの排稈室3の下部にあって脱穀物を吸引選別して排塵する排塵ファン4を配置した排塵室5の後側に、前記排稈装置2から排出される排稈を受けて短かく切断して排出する排稈カッター6を、この排稈穂先側の機壁部に位置する回動軸7周りに後側へ開拡回動可能にして装着すると共に、前記排稈カッター6と脱穀装置1の排稈株元側の側壁8,9の外側に沿って、前記脱穀装置1の一番螺旋軸10端部の螺旋軸プーリ11から、後側上部の排塵室5の排塵ファン軸13端部のファン軸プーリ14と、前記排稈カッター6部のカッター軸15端部のカッター軸プーリ16との間に渡って、Vベルト形態のカッター駆動ベルト7を掛け渡して連動するコンバインにおいて、前記排稈カッター6の側壁部9の前端部には、前記カッター駆動ベルト17のV状面部を嵌合させて回転案内するカウンタプーリ18設けると共に、これら前後のカウンタプーリ18と、カッター軸ーリ16との間に渡って掛け渡すカッター駆動ベルト17域の外周面を張圧揺動するテンションプーリ19と、このテンションプーリ19と一体回転のテンションVプーリ23とを設け、このテンションVプーリ23と前記排稈カッター6下部の拡散軸20端部の拡散軸プーリ21との間に渡って、拡散連動ベルト22を掛け渡して設け、前記テンションプーリ19とテンションVプーリ23を揺動させて、カッター駆動ベルト17と拡散連動ベルト22を張圧して、カッター軸15と拡散軸20を伝動することを特徴とするコンバインにおける排稈カッターの伝動装置の構成とする。
コンバイン作業において、刈取装置36で刈取られた穀稈が後部脱穀装置1のフィードチエン34によって後方へ搬送される間に、穂先部が脱穀室に供給されて扱胴の回転により脱穀される。この脱穀装置1で脱穀された脱穀物は、下側の選別装置37で選別されて、籾粒が一番螺旋軸10の回転によって取出され、選別排塵物が脱穀装置1後端部の排塵ファン4の回転によって吸引されて機外へ排出される。このような脱穀作用において、前記脱穀装置1で脱穀された排稈は、フィードチエン34の後端から排稈室3の排稈装置2によって後方の搬送されて、排稈カッター6の切断部に供給されて、短かく切断される。この排稈カッター6で切断された切断排稈は、下側の拡散軸20の回転される拡散室39部からコンバイン走行跡の刈取跡地面に排出される。
このような脱穀、排稈切断作用において、排稈カッター6及び拡散軸20の連動は、前記脱穀装置1下部の一番螺旋軸10の螺旋軸プーリ11から、Vベルト形態のカッター駆動ベルト17を介して、後端部のカッター軸プーリ16、及びテンションプーリ18を連動回転して、カッター軸15を回転すると共に、前記テンションプーリ18と一体のテンションVプーリ23の回転によって、拡散連動部ベルト22を介して拡散軸プーリ21、及び拡散軸20を回転する。
前記カッター駆動ベルト17は前後方向に長く掛渡して回転伝動するが、カッター駆動ベルト17の後端部は、カッター軸プーリ16と、この前側に近い位置に配置のカウンタプーリ18との間に渡って案内されるカッター駆動ベルト17部がテンションプーリ19によって張圧されるために、このカッター駆動ベルト17後端部の横振れを軽減し、円滑な伝動を維持する。又、カウンタプーリ18とカッター軸プーリ16との前後間隔を狭く、短かくして、テンションプーリ18をこの狭い間隔部に割込ませるように介入させて、カッター駆動ベルト17部の横移動を規制案内する。又、前記テンションプーリ19と一体回転のテンションVプーリ23は、下方の拡散軸プーリ21との間にVベルト形態の拡散連動ベルト22を張圧伝動するものであるから、伝動回転状態を定位置に安定維持して、テンションプーリ19の回転位置を安定させることができる。
又、前記カウンタプーリ18を回転自在に軸装したカウンタプーリ軸28を、このカウンタプーリ軸28方向に沿って移動調節可能に構成する。
前記のように脱穀装置1前部側の螺旋軸プーリ11の駆動によって、後方上部のカッター軸プーリ16を、カッター駆動ベルト17の掛け渡しによって伝動するが、このカッター軸プーリ16の前側位置に接近してテンションプーリ19と、Vプーリ形態のカウンタプーリ18が設けられていて、このカウンタプーリ18によってテンションプーリ19に対するベルトラインを合せるように維持して、カッター駆動ベルト17の側端縁部が、前記テンションプーリ19側部のガイドエッジ27部に乗り上げたり、横振れや、偏位揺動して回転することを軽減することができ、円滑で、正確な伝動を行わせることができる。そして、このベルト伝動においてベルトラインが偏位しているときは、カウンタプーリ18を、このカウンタプーリ軸28の方向に沿って微調整移動して、前記螺旋軸プーリ11上のベルトラインと、カッター軸プーリ16上のベルトラインとの間を直結するベルトライン上に合わせることができる。このカウンタプーリ18の移動は、カウンタプーリ軸28をカッター側壁9に対して横方向へ移動させることによって、カウンタプーリ軸28に対するカウンタプーリ18の回転関係位置は一定に維持されて、カウンタプーリ18の揺動や、ベルトライン位置の変位を少くする。又、カウンタプーリ軸28を移動することによって、操作構成共に簡単化することができ、安定した姿勢に維持設定できる。
更に、前記排稈カッター6のカッターケース24に対して張圧揺動されるテンションアーム25の先端部にテンションプーリ軸26を設け、このテンションプーリ軸26の周りに、左右両側端縁にガイドエッジ27を形成した前記テンションプーリ19と、このプーリ19の側部に一体のテンションVプーリ23とを一体的に設ける。
前記のように、カッター駆動ベルト17の後端部がカッター軸プーリ16の前側近傍位置に配置したカウンタプーリ18と間の短い間隔部に掛け渡されたカッター駆動ベルト17の外周面に、張圧されるテンションプーリ19一体回転のテンションVプーリ23を設けて、このテンションVプーリ23と拡散軸プーリ21との間に渡って掛け渡し伝動する拡散連動ベルト22を伝動回転状態において、前記テンションプーリ19でカッター駆動ベルトの外周面(背面)を回転案内するため、カッター駆動ベルト17を正確で、安定した位置に案内維持して回転させることができ、ベルトラインの合せ位置を狂い難くして、テンションプーリ19の横端部のガイドエッジ(つば)27部への乗り上り偏位を防止して、ベルト損傷を防止することができる。 前記Vベルト形態のカッター駆動ベルト17は、前端部を脱穀装置1の下方部に位置する一番螺旋軸10のプーリ11に巻回され、後端部を排稈カッター6の後端上部のカッター軸15のプーリ16に巻回している。このカッター駆動ベルト17の後部上辺部は、前記吸引排塵ファン4のファン軸13プーリ14に掛け渡している。又、このファン軸13プーリ14の下側には、プーリ51を側壁8に軸装して、このプーリ51にカッター駆動ベルト17の背面を巻回させると共に、このプーリ51のプーリ軸54と、前記揺動軸46との間をVベルト48によりベルト掛け連動する。前記プーリ51は、拡散連動ベルト22側のテンションプーリ19と同様のガイドエッジを形成する形態とすることができる。又、この揺動軸46連動Vベルト48の途中にはテンションプーリ52を張圧させる形態としてある。
前記カッター駆動ベルト17のテンションプーリ19、テンションVプーリ23、及びカウンタプーリ18には、このカッター駆動ベルト17の後端部で下辺部カッター側壁9に配置している。排稈カッター6のカッターケース24は、穂先側の回動軸7の周りに脱穀側壁8に対して後方へ開回動可能に装着されるが、このカッターケース24のカッター側壁9上端部にはフックガイド55を有して、このフックガイド55を脱穀側壁8の後端上部に突出させたガイドピン56に係合させることによって、カッターケース24を定位置に取付維持することができる。
前記V字断面形態のカウンタプーリ18は、カッターケース24のカッター側壁9の前端縁近傍位置に、カウンタプーリ軸28によって回転自在に軸装される。カッター側壁9に突出形成の取付座57に、取付ボルト58の周りに上下回動可能のプーリアーム59を設けて、このプーリアーム59の先端部に、カウンタプーリ軸28を挿通支持させて、一対のナット60、61で締付けて、プーリアーム59の両側面に挟持して取付ける。これらカウンタプーリ軸28のナット60、61を回動操作することによって、このカウンタプーリ軸28と一体のカウンタプーリ18の取付位置を軸方向へ移動調節することができる。又、このカウンタプーリ軸28を取付けるプーリアーム59にはロックナット62を設け、このロックナット62を取付座57に円弧状長穴63に挿通させて案内させ、このプーリアーム59の取付ピン58周りの方向角度位置を変更して、ロックナット62を締付けることにより固定することができる。
前記テンションプーリ19、及びテンションプVプーリ23のテンションプーリ軸26は、カッターケース24のカッター軸15下方位置に設定のアーム軸73周りに上下回動されるテンションアーム25に支持されて、スプリング65で上方へ張圧されて、前記カッター軸プーリ16とカウンタプーリ18との間に掛け渡されるカッター駆動ベルト17の回転外周面を、下辺部から上辺部に亘ってカッター軸プーリ16周りに巻き込ませるように張圧させて、ベルト17の張圧伝動状態を一定に維持すると共に、前記テンションVプーリ23を上方へ張圧することによって、拡散連動ベルト22の張圧伝動状態をも一定に維持する。
前記拡散軸20は、カッター軸15の下方部の拡散ケース66の側壁67部に軸装されていて、この拡散軸20の外側端部の拡散軸プーリ21と、テンションVプーリ23との間に渡って拡散連動ベルト22を掛け渡している。この下端部の拡散軸20部の周りに回動自在のテンションアーム68を設け、このテンションアーム68の先端部のテンションプーリ69を、拡散連動ベルト22に対し内側からスプリング70によって張圧させている。
1 脱穀装置
2 排稈装置
3 排稈室
4 排塵ファン
5 排塵室
6 排稈カッター
7 回動軸
8 側壁
9 側壁
10 一番螺旋軸
11 螺旋軸プーリ
13 ファン軸
14 ファン軸プーリ
15 カッター軸
16 プーリ
17 カッター駆動ベルト
18 カウンタプーリ
19 テンションプーリ
20 拡散軸
21 拡散軸プーリ
22 拡散連動ベルト
23 テンションVプーリ
24 カッターケース
25 テンションアーム
26 テンションプーリ軸
27 ガイドエッジ
28 カウンタプーリ軸

Claims (3)

  1. 脱穀装置(1)の脱穀済排稈を後方へ搬送する排稈装置(2)を配置した排稈室(3)、及びこの排稈室(3)の下部にあって脱穀物を吸引選別して排塵する排塵ファン(4)を配置した排塵室(5)の後側に、前記排稈装置(2)から排出される排稈を受けて短かく切断して排出する排稈カッター(6)を、この排稈穂先側の機壁部に位置する回動軸(7)周りに後側へ開拡回動可能にして装着すると共に、前記排稈カッター(6)と脱穀装置(1)の排稈株元側の側壁(8),(9)の外側に沿って、前記脱穀装置(1)の一番螺旋軸(10)端部の螺旋軸プーリ(11)から、後側上部の排塵室(5)の排塵ファン軸(13)端部のファン軸プーリ(14)と、前記排稈カッター部のカッター軸(15)端部のカッター軸プーリ(16)との間に亘って、Vベルト形態のカッター駆動ベルト(17)を掛け渡して連動するコンバインにおいて、前記排稈カッター(6)の側壁部(9)の前端部には、前記カッター駆動ベルト(17)のV状面部を嵌合させて回転案内するカウンタプーリ(18)を設けると共に、これら前後のカウンタプーリ(18)と、カッター軸プーリ(16)との間に渡って掛け渡すカッター駆動ベルト(17)域の外周面を張圧するテンションプーリ(19)と、このテンションプーリ(19)と一体回転のテンションVプーリ(23)とを設け、このテンションVプーリ(23)と前記排稈カッター(6)下部の拡散軸(20)端部の拡散軸プーリ(21)との間に渡って、拡散連動ベルト(22)を掛け渡して設け、前記テンションプーリ(19)とテンションVプーリ(23)を揺動させて、カッター駆動ベルト(17)と拡散連動ベルト(22)を張圧して、カッター軸(15)と拡散軸(20)を伝動することを特徴とするコンバインにおける排稈カッターの伝動装置。
  2. 前記カウンタプーリ(18)を回転自在に軸装したカウンタプーリ軸(28)を、このカウンタプーリ軸(28)方向に沿って移動調節可能に構成したことを特徴とす請求項1に記載のコンバインにおける排稈カッターの伝動装置。
  3. 前記排稈カッター(6)のカッターケース(24)に対して張圧されるテンションアーム(25)の先端部にテンションプーリ軸(26)を設け、このテンションプーリ軸(26)の周りに、左右両側端縁にガイドエッジ(27)を形成した前記テンションプーリ(19)と、このプーリ(19)の側部に一体の前記テンションVプーリ(23)とを一体的に設けることを特徴とする請求項1、又は2に記載のコンバインにおける排稈カッターの伝動装置。
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