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無線基地局のカバー範囲および容量を調整するシステムおよび方法

Abstract

【課題】通信ネットワーク内の無線トランシーバの配置を容易にする技術を提供する。【解決手段】通信基地局が選択された新規の位置に設置され、基地局が「オン・ライン」になる前に、新規基地局のカバー・エリアの干渉範囲内の他の基地局からの無線トラフィックをモニタリングする。新規基地局はまた、そのカバー・エリア内の移動装置とこれらの他の基地局との間の無線トラフィックをモニタリングする。次いで、新規基地局は、これらのモニタリングされた条件ならびに他の知られていない条件に基づいて、容量とカバー・エリアとの間の所望の最適化を実現するためにそれが意味すべき送信パラメータ構成を決定する。【選択図】図2

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JP2015223001A

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ロイディング,ダグラス,オゥ
Douglas Oh Royding
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Adaptix Inc

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2005 US 2006 JP EP AU CA ES EP CN KR CN MX WO 2007 IL 2008 HK 2010 US 2011 US 2012 US JP IL US 2013 US 2014 JP JP US 2015 JP JP

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Description

本発明は、無線通信に関し、より詳細には、無線ネットワークにおける基地局のカバー範囲および容量を増大するシステム、新規基地局および方法に関し、さらに詳細には、通信ネットワーク内の無線トランシーバ(wireless transceiver)の配置のためのそのようなシステム、新規基地局および方法に関する。
無線通信システムで経験される1つの問題は、基地局を配置することである。基地局(送信機/受信機)がカバー・エリアに配置された後は、所望のカバー範囲または容量を提供するためにそのそれぞれのパラメータを設定することができることが重要である。
このコンテキストでは、カバー範囲は、基地局へのまたはそれからの信号によってカバーされる地理的エリアであり、容量は、移動装置へまたはそれらから基地局を通過することができるデータの量を指す。基地局は、カバー・エリアまたは容量(スループット)のどちらに関しても最適化されることができる。通常、そのような最適化は、無線ネットワークの設計者にとって利用可能な1組の複雑なツールを使用することにより実現されてきた。これらのツールは、特定の基地局のカバー・エリアを計算する際に使用すべく設計者に信号伝搬モデルを提供する。設計者はまた、ある距離だけ離れた別の基地局と通信している移動装置に関して生じる可能性がある干渉をも推定するので、これらは同じチャネル上にあってもよくしなくてもよい。
ある無線ネットワークでは、干渉問題を回避するために、様々な基地局がそれぞれ異なるチャネルまたは周波数を使用する。隣接するまたは近くの基地局間のそのような干渉問題を回避するまたは最小限に抑えるために、無線ネットワーク周波数計画が使用される。
たとえばOFDMおよびOFDMAなどのより新しい無線システムでは、複数の基地局にまたがって周波数およびチャネルをオーバーラップし、同時に通信している様々な移動装置にそれぞれ異なる組合せのサブチャネル(サブキャリア)を割り当てることにより干渉を排除する傾向がある。これらの変調方式は、干渉を許容することができる点で様々なデータレート(data rate)および様々な程度の強靭さを可能にする。理想的なシステムは、基地局が多数の移動装置に、装置間の干渉なしに、サービスすることができるシステムである。そのような理想的なシステムを実現するためには、通信している各移動装置が強い信号を有することが重要である。一方、2つの移動装置がそれぞれ2つの基地局のカバー範囲の端にあり、伝搬が均一である場合、それらの移動装置は干渉を受ける可能性が最も大きいはずである。この干渉は、データの保全性を保護するために、それらの装置のデータレートを低減する。
新規の送信機/受信機(本明細書ではトランシーバと呼ぶ)の位置の問題に戻ると、上記で議論したように、ネットワーク設計者が位置を決め、トランシーバを立ち上げ、設置し、次いで、このトランシーバのために予め計算された計画に従ってパワー・レベル、アンテナの仰角などを調整することによりチューン・アップする。これらの調整が行われた後は、トランシーバが起動され、「実際に何が起こるかを見る」。次いで、技術者は、パワー・レベルを再調整し、アンテナのダウン・チルト(down tilt)を調整し、このアンテナを別の方位角を有するアンテナと多分スワップ・アウトすることができる。トランシーバが干渉を引き起こし続けるかまたは指定のエリアを適切にカバーしない場合、ネットワーク調整が行われるかまたはパワー・レベルがさらに低減されなければならない可能性がある。ある場合には、隣接する基地局が読み取られる必要もある。
通信ネットワーク内の無線トランシーバの配置を容易にする技術を提供する。
通信基地局は、選択された新規の位置に設置され、基地局は、「オン・ライン」になる前に、新規基地局のカバー・エリアの干渉範囲内の他の基地局からの無線トラフィックをモニタリングする。新規基地局はまた、そのカバー・エリア内の移動装置とこれらの他の基地局との間の無線トラフィックもモニタリングする。次いで、これらのモニタリングされた条件ならびに他の知られている条件に基づいて、新規基地局は、容量とカバー・エリアとの間の所望の最適化を実現するために、それが適用すべき送信パラメータ構成を決定する。
通信基地局は、選択された新規の位置に設置され、基地局は、「オン・ライン」になる前に、新規基地局のカバー・エリアの干渉範囲内の他の基地局からの無線トラフィックをモニタリングする。新規基地局はまた、そのカバー・エリア内の移動装置とこれらの他の基地局との間の無線トラフィックもモニタリングする。次いで、これらのモニタリングされた条件ならびに他の知られている条件に基づいて、新規基地局は、容量とカバー・エリアとの間の所望の最適化を実現するために、それが適用すべき送信パラメータ構成を決定する。
新規基地局がオン・ラインになった後、セントラル・コントロールが、追加の変更が必要かどうか判定するためにネットワーク全体をモニタリングすることができ、追加の変更が必要な場合は、新規のトランシーバまたは他のいかなるトランシーバも、干渉に関してそれ自体をモニタリングし、全般的なネットワークのカバー範囲および容量を改善するために是正処置を取るように指令されることができる。
一実施形態では、干渉を最小限に抑えるために、新規基地局がオン・ラインになると、動作パワー・レベルが徐々に上げられる。さらに、所望された場合、新規基地局は、そのアンテナ・ビームの仰角、ポインティング角およびビーム幅を自動的に調整することができる。
一実施形態では、新規基地局は、その使用に最適の動作パラメータを決定し、それらのパラメータがネットワーク内で干渉を引き起こした場合、セントラル・コントロールがネットワークの調整を支援してネットワーク全体の最適化を実現する。
前記では、以下の本発明の詳細な説明がよりよく理解されるように、本発明の特徴および技術的利点をかなり幅広く概説してきた。以下では、本発明の特許請求の範囲の主題を形成する本発明の追加の特徴および利点を説明する。開示された概念および特定の実施形態は、本発明の同じ目的を実行するために他の構造体を変更または設計するためのベースとして容易に利用されることができることが、当業者によって理解されるべきである。また、そのような同等の構成物は添付の特許請求の範囲に記載されている本発明の主旨および範囲から逸脱しないことも当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点と共に本発明の構成および実施方法の両方に関して本発明の特徴であると信じられる新規の特徴は、添付の諸図に関連して考察される場合、以下の説明からよりよく理解されるであろう。しかし、各図は例示および説明のためにのみ提供され、本発明の限界の定義を意味しないことが明確に理解されるべきである。
次に、本発明のより完全な理解のために、添付の図面に関連して行われる以下の説明に言及する。
基地局が追加される無線ネットワークの一実施形態を示す図である。 無線ネットワークのカバー・エリア内のいくつかの位置での前および後の特徴の図表である。 本発明の一実施形態を示す流れ図である。 カバー・エリアを示す本発明の一実施形態の図である。
図1Aは、破線12によって画定されたカバー・エリアを有する1つの基地局11を最初のうちは有する無線ネットワーク10を示す。基地局11への/からの送信およびその他の制御は、所望された場合、基地局と一緒に配置されてもよいセントラル・コントロール(NOC)120と共に基地局コントローラ121によって制御される。基地局コントローラ121の中には、今ではよく知られているようにデータベースおよび基地局への/からの送信を制御する少なくとも1つのソフトウェア・プログラムが含まれている。理解されるように、基地局11からの送信は理論的にはポイント104まで到達する可能性があるが、その位置へのおよびそれからの送信は低エネルギーのために不十分である可能性が非常に大きいはずである。携帯電話、PDA、コンピュータ、双方向ページャなどの移動装置は、基地局ほど多くのエネルギーで送信しないので、ほとんどの無線装置は基地局ほど遠くまで送信することができないはずであり、したがって、実際のカバー・エリアは破線12で示されているものよりさらに小さいはずである。
図1Aには、調べられる3つの関心点、101、102および103がある。しかし、われわれが議論しようとしている概念は、程度が変わるだけで、カバー・エリア全体にわたって適用可能である。また、OFDMおよびOFDMAネットワークなど、いくつかのネットワーク・タイプについて議論するが、本明細書で議論する概念は多くのネットワーク・タイプに適用されることができることにも留意されたい。
OFDMネットワークは多くの(256〜1024が典型的である)直交キャリアを含む。そのようなシステムでは、干渉を低減するために、1つの通信接続ごとにサブキャリア・アグリゲーションが形成され(通常約16から32程度)、その結果、容量(スループット)を増大する。さらに多くのアクティブ・ユーザをサポートするために、サブキャリアはタイムシェアされてもよく、フレーム・バイ・フレーム・ベースで様々な移動局に再割当てされてもよく、典型的なフレームは5msである。そのようなシステムでは、複数の移動装置が他の装置によって使用されるキャリアのうちのいくつか(ただし、すべてではない)を共用することができる。特定の接続を形成するサブキャリアが適切に選択された場合、移動装置間の干渉が最低限まで低減される。OFDMシステムのさらに完全な説明が、ここに参照により本明細書に組み込まれる、Richard D.J.Van NeeおよびRamjee Prasad(ISBN 0890065306)による「OFDM for Wireless Multimedia Communications」に含まれている。さらに、ここに参照により本明細書に組み込まれる以下の参考文献が伝搬損失を計算するのに有用である。Yoshihisa Okumuraらによる、「Field Strength and Its Variability in VHF and UHF Land‐Mobile Radio Service」、Review of the Electrical Communications Laboratory、第16巻、9〜10号、1968年9月〜10月、およびHata 「Empirical formula for propagation loss in Land Mobile radio services」、IEEE Transactions on Vehicular Technology、第29巻、3号、1980年8月。
あるエリアでの無線の使用の増加、または既存の送信を妨害する構造体の建設のいずれかによって新規基地局の必要が生じた場合、最も効果的な可能なサイトを決定するために技術計算が行われる。これらの計算は、所望の追加容量の量および追加カバー・エリアの量を含めて、無数の要因を考慮に入れる。しかし、技術要因は重要であるが、土地の利用可能性ならびに政府の認可および規制当局の認可を取得する能力など、その他の要因も考慮されなければならない。基地局(トランシーバ)のために新規の位置、たとえば図1の位置110が決定された後は、そのサイトで基地局が建設される。
基地局がオン・ラインになる準備ができた場合、従来それに続いて行われてきた手順は、計算された距離および放射パターンを実現するようにアンテナが設定され、トランシーバが「ライト・アップ」し(オン・ラインになり)送信を始めることである。次いで、干渉およびその他の要因に関する計算が行われる。次いで、パワー・レベルに対する調整が行われ、周波数が変更され、新規基地局が確実にたとえば基地局11への/からの送信に干渉しないようにアンテナ・チルト(物理的にまたは電子的に)ならびにその他の要因が調整される。しばしば、広範囲にわたる長たらしい駆動テストによってその結果が確認される。
本明細書で議論される概念に基づいて、新規基地局13が位置110で建設されるが、オン・ラインになる前に、新規基地局(NBS)13が少なくとも2つの機能を実行する。第1の機能は、トランシーバのカバー・エリアの干渉範囲内で他の基地局からの無線トラフィックをモニタリングすることである。実行される第2の機能は、どんなレベルのカバー範囲が利用可能であるかを判定するためにその基地局のそのカバー・エリア内の移動装置とその他の基地局との間の無線トラフィックをモニタリングすることである。
たとえば、図1Bに示されているように、基地局13は101の領域内でトラフィックをモニタリングし、既存の基地局11からの良好なカバー範囲があり、エリア101の中への2つの基地局間の多分干渉があるであろうことを見つける。
基地局13は領域102をモニタリングし、トランシーバ11からの限界カバー範囲があることを確認し、エリア102は基地局13がカバーすべきエリアであると結論を下すはずである。基地局13はまた、領域103も調べ、無線装置がそのエリアで適切にサービスされていないことを確認し、エリア103がトランシーバ13にとって良好なカバー・エリアであるはずであると結論を下す。
この手順は、新規基地局13がそのエリア内の様々な通信装置からのカバー・エリアおよび送信を理解するまである時間の間続けられる。その時点で、基地局13は「ライト・アップ」し、オン・ラインになる。オン・ラインになった後は、基地局13は、実際に、予期しない干渉があるかどうか確かめるために、トラフィックをモニタリングすることができる。ある状況では、いずれかの基地局の一部分でもよく別個の独立型制御センタでもよいセントラル・コントロール120が、複数の基地局から信号および測定値を受信し、それらの基地局のうちの1つまたは複数の基地局にそれらの基地局がそれらのカバー・エリアのパワー・レベル、周波数、さらにはそれらの動作モードさえも変更するように要求する調整コマンドを送信するように動作することができる。トラフィック・パターンは1日の時間によっておよび平日と週末の間で変わるので、基地局13は平均的「ベスト・エフォート」構成としてセットアップされることができることに留意されたい。また、基地局13は(または本明細書で議論される概念を使用するいかなる基地局も)、そのような様々な時間(繁忙時間帯、昼/夜、平日、週末、緊急時など)に適した複数の組のパラメータをメモリに保持することができ、したがって、BSのパラメータをそれらの時間に最も適するように調整することができることにも留意されたい。
新規基地局13がオン・ラインになった後、他の基地局は、所望された場合、同じモニタリング機能を実行し、ネットワークを最適化するようにそれら自体を調整することができる。この最適化は、定期的ベースででも、あるいは、ある数のコールがドロップされた場合、またはある数の移動局が高干渉レベルを報告した場合など、あるトリガの下ででもよい。基地局が互いに相互作用してネットワークの不安定化を引き起こさないように基地局間の制御が必要になる。
図2は、新規基地局の追加の「プラグ・アンド・プレイ」性質を示す流れ図の一実施形態20を示し、新規基地局をオン・ラインにする一例を示す。プロセス201では、新規基地局(NBS)がカバー・エリア内のすべての基地局放射に同調するようにNBSを制御する。NBSは他のBS周波数および/またはタイムスロットに同調する。これは、NRSにおけるまたはそのまわりの信号および干渉に関してマッピング・プロセスを開始するために行われる。NBSは、パワーがノイズ閾値またはその他の設定閾値より高いすべての基地局から受信したパワーを測定する。これは、NBSが、そのカバー・エリア内にどんな装置があるかおよびどんな周波数が含まれているかを知るために必要である。NBSによって取得された情報の中には、セントラル・コントロール(NOC)120から来て、下記の計算をするために使用されるものもある。
a.各基地局(BS)からNBSへのパス・ロス、
b.各BSへのNBSの範囲内の移動局(MS)の予測パス・ロス(計算式)、および
c.NBSと通信している想定MSのパス・ロス(PL)対距離関数(これは角依存である可能性がある)(計算式、モデル)。
プロセス202では、各基地局で各チャネルの信号レベルを測定する。ログは、近くのBSからNBSで受信された周波数およびパワー・レベルから作られる。
プロセス203では、ランクがパワーまたはその他のいずれかの所望のパラメータによって信号レベルを順位づける。たとえば、BSがどのようなチャネルを選択してよいかの第1指示を提供するパワー・ランク順位リストがコンパイルされ、最も弱い信号が選択肢になる可能性が最も大きい。
プロセス204では、送信移動局の送信を同調し、X時間モニタリングし、各移動局を特定の基地局に関連付ける。MSのホストから受信されたパワーをモニタリングし集約することによってデータ・セットが収集される。NBSはNOCからチャネルおよびそれらの関連BSの位置を知る。このモニタリングは、新規基地局が移動局へのおよびそれらからの送信のピクチャならびにそれらの移動局が誰と通信しているかを取得し、無線トラフィックのはっきりとしたピクチャを取得するのに数時間から数日を要することができるためである。実際の時間は必要とされる正確さに依存する。
プロセス205では、MSで、ならびにNBSから任意の所与の距離にあるMSおよびBSから受信されたパワーを計算することにより、各基地局の移動局受信信号レベル分布を計算する。各BSに関連するMSは、ユニークな周波数、タイムスロット、および、規格(たとえば、IEEE802.16a)によって規定されるその他のパイロット・アドレッシング方式によって知り得る。各BSには、様々な位置によるMS信号レベルの分布がある。NBSは、NBSの潜在的に利用可能なパワー・アンテナの利得、高さ、地形パラメータなどに基づいて、MSがNBSから離れている可能性がある予想最大距離を計算する。NBSはまた、信号対干渉比(SIR)=1であるNBSからのMSの予想距離を計算する。すなわち、MSは、NBSおよび同じチャネル上の最強の既存BSから等しいパワーを受信する。
これは、図3の例示図30によって示されている。最強のBSはBS(1)であり、範囲A’〜B’はSIR=1である(すなわち、信号と干渉が等しい)使用可能な範囲である。干渉が要因でない場合、範囲CはNBSの範囲であるはずである。範囲Cは、NBSの送信パラメータ(パワー、周波数、チルト、パターン、偏波など)、ならびに地形、樹木の葉、建物などに基づいて変わることに留意されたい。
プロセス206では、オペレータが前もって1組の目標を入力してある(たとえば、あるエリアにおける容量を増大する)。これは、定数W、YおよびZが以下の信号フローで使用されるような理想的な設定を計算することになる。プロセス206では、これらのシステム目標または必要条件に応じてNBSを調整する。このステップは、たとえば、サービス・プロバイダ支援の目標を必要とする。目標は、モバイルでSIRがXdB(0、+3、+6、マイナスはそのBSがフルでない限り他のBSがMSを取り扱うべきなので一般に有用でない)に等しくなるまで範囲を拡大することでもよい。代替目標は、トラフィックの所定の量が所与の範囲内で取得されるまで範囲を拡大することでもよい。セクタ・パターンおよびダウン・チルトを調整することによりさらなる最適化が実現されることができる。たとえば、NBSはトラフィックを増大するためにビーム幅を拡大することができる、またはカバー・エリア内部の干渉を低減するためにダウン・チルトを増大することができる。
プロセス207では、移動局および信号があるdBレベルYより低いチャネルがあるかどうか判定する。パラメータYは、最も理想的なチャネルが見つけられるように非常に低く設定されてもよい。答えがイエスの場合、基地局13は、少なくとも一時的にプロセス208を介してそのチャネルをそれ自体に割り当て、この時点で、少なくともそのチャネルに関して、プロセス404で、オン・ラインになることもできる。このコンテキストでは、それはチャネルでも、1組のサブチャネルでも、あるいはそれらの任意の組合せでもよい。
プロセス207の基準が満たされることができない場合、低減された必要条件がテストされる。プロセス210で、MSのあるパーセンテージWが基準を満たす場合、そのチャネルが割り当てられ(プロセス211)、プロセス209でBSがオン・ラインにされる。
プロセス210で答えがノーの(すなわち、低減された基準さえも満たされない)場合、プロセス212で利用可能チャネルのサブセットがあるかどうか判定する。プロセス210で答えがイエスの場合、基地局はプロセス213を介してそれ自体にそれらのサブセットを割り当て、低減された容量のHBSがオン・ラインにされる(プロセス209)。プロセス212で答えがノーの場合、新規の1組の必要条件がプロセス214を介して与えられ(われわれの例では新規のY、ZおよびW)、NBSが動作可能になるまでプロセス406〜414が繰り返される。
新規の必要条件は、たとえば、干渉を低減するまたはシステム容量を増大するようにBSパワーおよびアンテナ・パラメータを調整することによるNOC120の制御下での他のBSからの送信パラメータの変更でもよい。また、NBSは、「ライト・アップ」した後、MSからの様々な情報に基づいてそのパス・ロスの推定をリファインすることができる。これはMSが受信する最強のパイロット信号に基づいてMSがBSを選択することに基づき、NBSは到着データの時間(分布)から実際のMSの範囲を判定することができる。したがって、NBSはパワーおよび/またはアンテナ・パラメータを所望のカバー範囲によりよく合致するように調整することができる。
ロジック・フローは、NBSが、たとえば、増大されたトラフィック対トランシーバ信号パワーまたは対アンテナ・ダウン・チルトをモニタリングするために起動された後、容易に拡大されることができる(ライン220)。
本発明およびその利点が詳細に説明されてきたが、様々な変更、代替、および改変が添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の主旨および範囲から逸脱することなく本明細書で行われることができることを理解されたい。さらに、本出願の範囲は、本明細書に記載されたプロセス、機械、製品、組成物、手段、方法およびステップの特定の実施形態に限定されないものとする。本発明の開示から当業者は容易に理解するであろうように、本明細書に記載された対応する実施形態と実質的に同じ機能を実行するまたは実質的に同じ結果を実現する現在存在するまたは後ほど開発されるべきプロセス、機械、製品、組成物、手段、方法、またはステップが、本発明に従って利用されることができる。したがって、添付の特許請求の範囲は、そのようなプロセス、機械、製品、組成物、手段、方法、またはステップをその範囲内に含むものとする。

Claims (25)
Hide Dependent

  1. 特定の位置での無線通信のために通信システムの基地局を最適化する方法であって、
    前記基地局のカバー・エリアの干渉範囲内の他の基地局からの無線トラフィックをモニタリングするステップであって、前記基地局の無線トラフィックのモニタリングが前記特定のロケータで前記基地局によって行われるステップと、
    前記カバー・エリア内の移動装置と前記他の基地局との間の無線トラフィックをモニタリングするステップであって、前記移動装置のモニタリングが前記特定のロケータで前記基地局によって行われるステップと、
    前記基地局に関して容量とカバー・エリアとの間の所望の最適化を実現するために、前記特定の位置において前記基地局で使用すべき送信パラメータを、前記モニタリングされた基地局のトラフィックからおよび前記モニタリングされた移動無線トラフィックから決定するステップと
    を含む方法。
  2. 基地局のトラフィックの前記モニタリングおよび前記移動装置のトラフィックの前記モニタリングが、前記基地局がオン・ラインになる前に行われる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記基地局をオン・ラインにする前に前記トランシーバのパラメータを実現するように前記基地局を調整するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記送信パラメータが、周波数、サブ周波数、チャネル、キャリア、有効アンテナ・チルト、方位角、放射パターン、パワー・レベル、偏波を含むリストから選択される、請求項3に記載の方法。
  5. 前の時点での前記基地局のトラフィックの前記モニタリングおよび前記移動局のトラフィックの前記モニタリングに基づいて前記調整の時間に適した所望の最適化を実現するために、前記基地局の送信パラメータをときどき調整するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 移動無線トラフィックの前記モニタリング・ステップが、前記基地局からカバーすべく特に目標とされるべき前記カバー・エリア内のエリアを決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記決定するステップが、前記モニタリングされた移動無線トラフィックが一定の閾値より低いエリアを選択するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. そのそれぞれのカバー・エリア内の移動無線トラフィックをモニタリングし、前記基地局によってサービスされる結合カバー・エリア内で改善された無線容量を実現するためにその送信パラメータを調整する前記他の基地局のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記他の基地局による前記モニタリング・ステップが前記結合カバー・エリアの制御ポイントから開始される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記基地局が前記モニタリング・ステップ、前記決定ステップおよび前記調整ステップをときどき繰り返す、請求項3に記載の方法。
  11. 新規基地局を無線通信ネットワークに追加する方法であって、前記ネットワークがカバー・エリアへの無線通信を提供し、前記ネットワークが多数の基地局を有し、
    前記新規基地局が、アクティブ化時に、かつそれ自体の送信に関してオン・ラインになる前に、前記新規基地局の提案されたカバー・エリア内の基地局へのおよびそれからの既存の送信データをある時間の間サンプリングするステップと、
    前記新規基地局の制御下で、前記基地局のために確立された基準を実現するように計算された1組の送信パラメータを導出するステップであって、前記導出された送信パラメータが前記サンプリングに基づくステップと
    を含む方法。
  12. 前記新規基地局の前記アクティブ化によって生じる異常を考慮に入れるために、前記の導出された送信パラメータを使用して前記新規基地局がアクティブ化された後で前記の導出された送信パラメータを調整するステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記異常がトラフィックの増加、トラフィックのバランス、経験されたデータ損失、コール・ドロップの増加、干渉レベルの増大を含むリストから選択される、請求項11に記載の方法。
  14. トランシーバと前記トランシーバの送信エリア内の複数の移動装置との間の双方向通信のために設定された少なくとも1つのトランシーバと、
    新たに追加されたトランシーバの送信エリアが、前記設定されたトランシーバの前記送信エリアと少なくとも部分的にオーバーラップするような位置に配置される新たに追加されたトランシーバと
    を含む無線通信システムであって、前記新たに追加されたトランシーバが、
    所望のカバー範囲の基準を実現するように送信パラメータを選択する手段を含み、前記選択が、前記設定されたトランシーバと前記設定されたトランシーバの前記送信エリア内の前記複数の移動装置との間の前記双方向通信から測定された送信パラメータに基づく、無線通信システム。
  15. 前記選択された送信パラメータを使用して前記新たに追加されたトランシーバをオン・ラインにする手段をさらに含む、請求項14に記載の無線通信システム。
  16. 前記設定されたトランシーバで、前記オーバーラップ・エリア内の測定された双方向通信に基づいて前記設定されたトランシーバの送信パラメータを調整するために、前記新たに追加されたトランシーバがオン・ラインになった後で動作可能な手段をさらに含む、請求項15に記載の無線通信システム。
  17. 前記測定された双方向通信を記憶する手段と、
    前記送信エリア内の予想された送信に合致するように前記選択された送信パラメータを変更する手段であって、前記予想された送信が前記記憶された双方向通信に基づく手段と
    をさらに含む、請求項15に記載のシステム。
  18. 特定の位置での無線通信のために通信システムの基地局を最適化するシステムであって、
    前記基地局のカバー・エリアの干渉範囲内の他の基地局からの無線トラフィックをモニタリングするために、前記特定の位置の基地局がオン・ラインになる前に動作可能な手段と、
    また、前記カバー・エリア内の移動装置と前記他の基地局との間の無線トラフィックをモニタリングするために、前記特定の位置の基地局がオン・ラインになる前に動作可能な手段と、
    前記基地局に関して容量とカバー・エリアとの間の所望の最適化を実現するために、前記特定の位置の基地局で使用すべき送信パラメータを、前記モニタリングされた基地局のトラフィックからおよび前記モニタリングされた移動無線トラフィックから決定する手段と
    を含むシステム。
  19. 前記基地局のトラフィック・モニタリング手段および前記移動装置のトラフィック・モニタリング手段が前記特定のロケータの基地局から実行される、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記特定のロケータの基地局をオン・ラインにする前に前記トランシーバパラメータを実現するために、前記特定のロケータの基地局を調整する手段をさらに含む請求項19に記載のシステム。
  21. 前記送信パラメータが周波数、サブ周波数、チャネル、キャリア、有効アンテナ・チルト、方位角、放射パターン、パワー・レベル、偏波を含むリストから選択される、請求項20に記載のシステム。
  22. 移動無線トラフィックの前記移動無線トラフィックのモニタリングが、前記基地局からカバーすべく特に目標とされるべき前記カバー・エリア内のエリアを決定する手段を含む、請求項20に記載のシステム。
  23. 前記決定手段が、前記モニタリングされた移動無線トラフィックが一定の閾値より低いエリアを選択する手段を含む、請求項22に記載のシステム。
  24. そのそれぞれのカバー・エリア内の移動無線トラフィックをモニタリングする手段と、
    前記基地局によってサービスされる結合カバー・エリアにおいて改善された無線容量を実現するためにその送信パラメータを調整する手段と
    を含む前記他の基地局のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項20に記載のシステム。
  25. 最後に述べた前記モニタリング手段が前記結合カバー・エリアのための制御ポイントから開始される、請求項24に記載のシステム。