JP2015199838A - 炭化ケイ素基板研磨用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い研磨レートで、表面粗度に優れた基板を作製することのできる炭化ケイ素基板研磨用組成物を提供する。
【解決手段】炭化ケイ素基板研磨用組成物は、過金属酸、砥粒及び水を含有してなる。過金属酸は、酸化還元電位0.7ボルト以上の金属酸化物と過酸化水素との作用で得られる化合物であることが好ましい。過金属酸としては、具体的には、過モリブデン酸、過タングステン酸、過バナジン酸、過オスミウム酸、過セレン酸、過クロム酸等が挙げられる。砥粒としては、コロイダルシリカ、ヒュームドシリカ、湿式合成シリカ、アルミナ等が挙げられる。本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物を用いて、例えば、炭化ケイ素基板を効率的に研磨することができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、炭化ケイ素基板等を研磨する研磨用組成物に関する。更に詳しくは、炭化ケイ素パワー半導体、光デバイス分野での窒化ガリウム薄膜形成の下地基板としての炭化ケイ素基板を効果的に研磨するのに有用な炭化ケイ素基板研磨用組成物に関するものである。
炭化ケイ素パワー半導体は、シリコンパワー半導体に比較し、次のような優れた特性を有している。(1)炭化ケイ素の禁制帯幅は、シリコンの約3倍あり、高温条件下で使用できる。(2)炭化ケイ素の絶縁破壊電圧は、シリコンの約10倍あり、高耐圧が可能となり、パワーデバイスの小型化が可能となる。(3)炭化ケイ素の熱伝導率は、シリコンの約3倍あり、放熱性にすぐれ、冷却され易く大電流化が可能である。炭化ケイ素は、シリコンより優れた特性を有し、パワーデバイス用半導体基板として、サーバーなどの情報機器、ハイブリッド車のモーター用インバーターへの展開が図られる。このようなパワーデバイスの実現には、炭化ケイ素半導体層をエピタキシャル成長させるための表面粗度の優れた炭化ケイ素単結晶基板が必要である。
更に、青色レーザダイオードは、高い密度で情報を記録する光源として、白色ダイオードは、蛍光灯に替わる光源として注目されている。この発光素子は、窒化ガリウム半導体を用いて作製されており、基板として、炭化ケイ素単結晶基板が用いられている。
炭化ケイ素単結晶ウェハは、一般に炭化ケイ素粉末を昇華して、種結晶を再結晶化で成長させた円柱状の炭化ケイ素半導体単結晶ブロックを得る再結晶法(レーリー法)で得られる。該炭化ケイ素半導体単結晶ブロックをダイヤモンドソーなどで、所定の厚さに切り出し、面取り、両面ラッピング、化学的機械的研磨、洗浄の一連の工程を経て加工される。
炭化ケイ素は、モース硬度が9.6でダイヤモンドに次ぐ材質で、酸に不溶で化学的に極めて安定な硬質材料である。炭化ケイ素用研磨用組成物は、色々開示されているが、研磨に要する時間が長くなる問題点がある。
上述のように炭化ケイ素は硬質材料であるため、従来から炭化ケイ素基板をダイヤモンド砥粒で研磨する方法が知られている。
特許文献1〜3には、酸化クロム(III)を炭化ケイ素基板の研磨に用いる半導体ウェハのメカノケミカル研磨方法が開示されている。
特許文献4には、炭化ケイ素基板をオルト過ヨウ素酸、メタ過ヨウ素酸などの酸化剤で化学的研磨を行い、コロイダルシリカ砥粒で機械的研磨を行う方法が開示されている。
特許文献5〜7には、炭化ケイ素基板をバナジン酸アンモニウム、バナジン酸ナトリウムなどのバナジン酸塩などの酸化剤で化学的研磨を行い、コロイダルシリカ砥粒で機械的研磨を行う方法が開示されている。
特許文献8には、過硫酸塩、塩素酸塩、過マンガン酸塩などの酸化剤で、化学的機械的研磨を行う方法が開示されている。
特許文献9〜11には、過マンガン酸カリウムの酸化剤で、化学的機械的研磨を行う方法が開示されている。
特許文献12には、化学的機械的研磨による銅の研磨方法として、酸化剤に溶解したモリブデン酸アンモニウム塩等のモリブデンの可溶性塩と、酸化剤に溶解したリンモリブデン酸、リンタングステンモリブデン酸等のモリブデン酸と、酸化剤に溶解したMoO粒子とを含む水溶性スラリーが開示されている。
特開平7−288243号公報 特開平7−80770号公報 特開2001−205555号公報 特開2007−27663号公報 特開2008−179655号公報 特開2010−23198号公報 特開2010−23199号公報 特表2011−513991号公報 特開2012−248569号公報 国際公開第2013/035539号 国際公開第2012/147605号 特表2008−527728号公報
しかしながら、従来のメカノケミカルによる炭化ケイ素基板の研磨方法では、研磨速度が遅く、生産性に問題があった。
従来から行われているダイヤモンド砥粒による炭化ケイ素基板の研磨では、研磨速度は、速いが、研磨被表面にキズが発生する。
特許文献1〜3の炭化ケイ素基板の研磨に酸化クロム(III)を使用する研磨方法は、使用した研磨廃液に環境汚染などの環境問題があり、実用上に制限がある。
特許文献4は、炭化ケイ素基板の研磨にオルト過ヨウ素酸、メタ過ヨウ素酸などのヨウ素化合物を酸化剤に用い、コロイダルシリカで研磨する研磨方法であるが、該酸化剤から副生する遊離ヨウ素を作業者が吸引した場合、健康を害する恐れがあり、実用的でない。
特許文献5〜7は、炭化ケイ素基板の研磨にバナジン酸塩を使用し、ケイ素−炭素結合を酸化開裂する方法である。有効な研磨方法であるが、例えば、バナジン酸塩の一種であるバナジン酸アンモニウムは、国際化学物質安全性カード(ICSC番号:1522)によると、発ガン性カテゴリー:2、生殖細胞変異性グループ:2(DFG2005)である。水生生物に対して毒性があり、人体に対しても吸引により気管支に障害を生じることから、環境および健康面から実用的でない。また、バナジン酸塩は高価な酸化剤であり、高性能で低コストが望まれる。
特許文献8〜11は、炭化ケイ素基板の研磨に過マンガン酸カリウム、過ヨウ素酸などを使用し研磨する方法である。環境及び人体に及ぼす影響を無視することは、できない。
特許文献12は、銅の研磨方法であり、酸化剤に溶解したモリブデン酸アンモニウム塩等のモリブデンの可溶性塩と、酸化剤に溶解したリンモリブデン酸、リンタングステンモリブデン酸等のモリブデン酸のスラリー組成物では、酸化力が弱く、炭化ケイ素ウェハの研磨スラリーに適さない。また、MoO粒子とを含む水性スラリーは、一部不溶解のMoO粒子が研磨機のウェハーパッド表面に残存し、炭化ケイ素ウェハの表面粗度に影響を与える。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、高い研磨レートで、表面粗度に優れた基板を作製することのできる炭化ケイ素基板研磨用組成物を提供することを課題とする。
本発明者は、過金属酸、砥粒及び水を含有してなる炭化ケイ素基板研磨用組成物を使用することにより、上記課題を解決しうることを見出した。すなわち、本発明によれば、以下の炭化ケイ素基板研磨用組成物が提供される。
[1] 過金属酸、砥粒及び水を含有する炭化ケイ素基板研磨用組成物。
[2] 過金属酸は、酸化還元電位0.7ボルト以上の金属酸化物と過酸化水素との作用で得られる化合物である前記[1]に記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
[3] 前記過金属酸が過モリブデン酸、過タングステン酸、過バナジン酸、過オスミウム酸、過セレン酸、及び過クロム酸からなる群から選ばれる少なくとも一種である前記[1]または[2]に記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
[4] 前記砥粒がコロイダルシリカ、ヒュームドシリカ、湿式合成シリカ、及びアルミナからなる群から選ばれる少なくとも一種である前記[1]〜[3]のいずれかに記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
[5] pHが6以下である前記[1]〜[4]のいずれかに記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
[6] 六方晶炭化ケイ素単結晶ウェハ(0001)ケイ素面を研磨するために使用される前記[1]〜[5]のいずれかに記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
[7] 六方晶炭化ケイ素単結晶ウェハ(000−1)ケイ素面以外の面を研磨するために使用される前記[1]〜[5]のいずれかに記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物を用いることにより、高い研磨速度にて、研磨被表面にキズ、スクラッチの無い状態に仕上げることができる。また、本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物は、製造時間を短縮し、低コストで炭化ケイ素、ケイ素、ゲルマニウム、ガリウムヒ素、ガリウム燐、インジウム燐等の半導体基板、サファイア、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の単結晶基板、Ni−Pメッキされたアルミ、ガラス等の磁気ディスク基板、磁気ヘッド等を製造することができる。特に、炭化ケイ素基板の研磨に好適に用いることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、変更、修正、改良を加え得るものである。
本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物は、過金属酸、砥粒及び水を含有してなる。
過金属酸は、金属酸化物と過酸化物とが反応して化合物となったものである。過金属酸は、酸化還元電位0.7ボルト以上の金属酸化物と過酸化水素との作用で得られる化合物であることが好ましい。過金属酸は、金属酸化物や過酸化物よりも酸化力が強く、被研磨面を酸化して、研磨速度を向上させる。過金属酸は、研磨用組成物の系内で金属酸化物と過酸化水素を混合した場合でも少量生成していると考えられるが、あらかじめ金属酸化物と過酸化水素を反応させることにより、効率的に過金属酸が得られる。得られた過金属酸を研磨用組成物の系内に添加することにより、金属酸化物と過酸化水素をそれぞれ研磨用組成物の系内に添加するよりも高い研磨速度が得られる。本発明では、金属酸化物として、酸化還元電位が0.7ボルト以上の金属酸化物が用いられ、過酸化物として、過酸化水素が用いられる。酸化還元電位が0.7ボルト以上の金属酸化物としては、例えば、モリブデン酸(酸化還元電位:1.6ボルト)、タングステン酸(酸化還元電位:1.25ボルト)、バナジン酸(酸化還元電位:1.00ボルト)、四酸化オスミウム(酸化還元電位:0.85ボルト)、二酸化セレン(酸化還元電位:0.74ボルト)、クロム酸(酸化還元電位:1.33ボルト)等が挙げられる。
過金属酸としては、具体的には、過モリブデン酸、過タングステン酸、過バナジン酸、過オスミウム酸、過セレン酸、及び過クロム酸からなる群から選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。
炭化ケイ素基板研磨用組成物中の過金属酸の含有量は、0.1質量%未満では、研磨速度が低下することがあり、10質量%を超えても研磨速度は、上限に達し経済的でない。0.1質量%〜10質量%の範囲が好ましい。より好ましくは、0.5〜6質量%、さらに好ましくは1〜5質量%である。
炭化ケイ素基板研磨用組成物中の過金属酸は、前記の金属酸化物と過酸化水素を常圧下若しくは高圧下で、反応して得られる。金属酸化物と過酸化水素の比率は、金属酸化物1モルに対して、過酸化水素1〜2.5モルの範囲が好ましい。過酸化水素1モル未満では、研磨レートが低く、2.5モルを超えると未反応の過酸化水素が残存する。より好ましくは、1.5〜2.2モルの範囲である。さらに好ましくは、1.8〜2.1モルの範囲である。反応温度は、15〜70℃の範囲が好ましい。15℃以下では、反応が遅くなる。70℃を超えると、生成した過金属酸の一部が分解を始める恐れがある。好ましくは、25〜50℃である。圧力は、常圧下である。反応は、反応マスを撹拌・混合できれば良く、特に制限されることはない。
ここで、砥粒としては、コロイダルシリカ、ヒュームドシリカ、湿式合成シリカ、アルミナからなる群から選ばれる1種又は2種以上を含むことが好ましい。そのうちコロイダルシリカが特に好ましい。炭化ケイ素基板研磨用組成物中の砥粒の含有量は、2質量%未満では、研磨速度が低下することがある。40質量%を超えても研磨速度は、向上せず経済的に有効でないことから、2〜40質量%の範囲が好ましい。より好ましくは、5〜35質量%である。さらに好ましくは、10〜30質量%である。
砥粒の平均粒子径は、10nm未満では研磨速度が低下し、200nm超えると研磨される被研磨面の表面粗度が必ずしも良好でなくなることから、10〜200nmの範囲であることが好ましく、30〜100nmがより好ましい。さらに好ましくは、40〜90nmである。
本明細書で平均粒子径とは、コロイダルシリカの場合は、周知のシアーズ滴定法によって測定された値である。シアーズ滴定法とは、アナリティカル・ケミストリ(ANALYTIKAL CHMISTRY)第28巻第12号(1956年12月)第1981頁に説明されているように水酸化ナトリウムを用いた滴定による比表面積から換算される粒子径は、下記の換算式を用いて、BET法比表面積の値(Sa)から算出する。
Dp=6000/ρ・Sa
(但し、Dp:平均粒子径(nm)、Sa:BET法比表面積(cm/g)、ρ:密度(g/cm))
炭化ケイ素基板研磨用組成物のpHは、1〜6の範囲が好ましく、さらに1.5〜5の範囲がより好ましい。さらに好ましくは、2〜4の範囲である。pHが1以下では、研磨機等の材質に影響を与える場合がある。pHが6を超えると過金属酸の分解が激しくなり、研磨効率が低下する。
pH調節剤としては、特に限定されるものでないが、炭化ケイ素基板研磨用組成物のpHを所望の値に調整するために酸性物質、塩基性物質を適宜使用する。酸としては、硝酸、塩酸、硫酸、酢酸等が挙げられ、好ましくは、硝酸である。塩基としては、アンモニア、苛性ソーダ、苛性カリ、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ピペラジン等が好ましい。より好ましくは、苛性ソーダ、苛性カリである。
本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物は、炭化ケイ素以外の基板として、ケイ素、ゲルマニウム、ガリウムヒ素、ガリウム燐、インジウム燐等の半導体基板、サファイア、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウム等の単結晶基板、Ni−Pメッキされたアルミ、ガラス等の磁気ディスク基板、磁気ヘッド等の研磨に利用することができる。
炭化ケイ素の結晶面の種類には、(0001)、(000−1)、(1−100)、(11−20)等の面がある。本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物は研磨加工の困難な(0001)面及び(0001)面以外の結晶面のいずれかの研磨においても好適に用いることが出来るが、特に(0001)面、及び(0001)面以外の結晶面では(000−1)面の研磨に用いることが好ましい。
炭化ケイ素研磨用組成物による(0001)面のケイ素面の研磨は、次の作用により研磨が進行すると考えられる。炭化ケイ素は、ケイ素−炭素の共有結合であるが、Paulingの電気陰性度(Xp)で、ケイ素1.8、炭素2.5である。従って、ケイ素は、正電荷を帯び、炭素は、負電荷を帯びている。ケイ素−炭素の共有結合の約13%がイオン結合で形成されている。
例えば、過モリブデン酸を例として説明すると、研磨用組成物の酸性状態では、過モリブデン酸は、下記の式(1),(2)の構造を取っていると推察される。
Figure 2015199838
過モリブデン酸のヒドロペルオキシドイオンが六方晶炭化ケイ素単結晶基板の(0001)面の正電荷を帯びたSiに攻撃する。Si−Cの結合力が弱くなり、さらにヒドロペルオキシ基の攻撃を受けて、酸化開裂反応が起きる。(0001)面のケイ素面は、過モリブデン酸の酸化作用で最外表面に酸化ケイ素の薄膜が形成される。コロイダルシリカ(砥粒)により、薄膜が剥離し研磨される。一方、Cは、カーボン粒子、一部は、過モリブデン酸により酸化されガス化されると推察される。
六方晶炭化ケイ素単結晶基板の(0001)面のケイ素面以外の炭素面(000−1)を研磨用組成物を使用して研磨する場合、式(1),(2)の過モリブデン酸のHイオンが負電荷を帯びた炭素面(000−1)に静電気的に引きつけられる。その結果、Si−Cの結合力が弱くなり、更に、過モリブデン酸の作用で酸化開裂反応を生じ、炭素面(000−1)が過モリブデン酸の酸化作用でカーボン、炭酸ガスなどを生成し研磨が促進されると考えられる。
本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物に用いられる水としては、蒸留水、イオン交換水、などが挙げられる。炭化ケイ素基板の洗浄性を考慮するとイオン交換水が好ましい。なお、本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物は、炭化ケイ素基板を研磨するのに適する濃度に調整したものを製造しても良いが、濃厚液として製造したのを使用時に適切に調整してもよい。
本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物は、必要に応じて、通常のこの種の基板用研磨用組成物に含まれる成分を含有してもよい。そのような成分としては、清浄剤、防錆剤、表面改質剤、粘度調節剤、抗菌剤、分散剤などが挙げられる。
以上のように、本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物を用いることにより、研磨速度を向上させ、表面粗度の良い炭化ケイ素基板を製造することができる。
本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物は、すべての組成物を含有する一液型で供給されても良く、二液型で供給されてもよい。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜20、比較例1〜8)
過金属酸、砥粒、pH調節剤、及び純水を混合して撹拌し、表1に示す組成からなる研磨用組成物を得た。なお、ここで使用する過金属酸は下記の調製例によって調製されたものである。
(調製例1)
モリブデン酸2000g、35%過酸化水素水2400gを5Lガラスビーカーに入れ、室温下で約5時間、攪拌・混合した。過モリブデン酸の黄色の透明液体を得た。
(調製例2)
タングステン酸2000g、35%過酸化水素水1560gを5Lガラスビーカーに入れ、室温下で約5時間、攪拌・混合した。過タグステン酸の透明な液体を得た。
(調製例3)
バナジン酸100g、35%過酸化水素水180gを5Lガラスビーカーに入れ、室温下で約5時間、攪拌・混合した。過バナジン酸を得た。
(調製例4)
クロム酸400g、35%過酸化水素水440gを5Lガラスビーカーに入れ、室温下で約5時間、攪拌・混合した。過クロム酸を得た。
(調製例5)
二酸化セレン200g、35%過酸化水素水310gを5Lガラスビーカーに入れ、室温下で約5時間、攪拌・混合した。過セレン酸を得た。
(実施例1)
調製例1で得られた過モリブデン酸198g、コロイダルシリカ(濃度:50%)900g、イオン交換水402gを攪拌、混合した。10%苛性ソーダ水溶液でpHを1.5に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。なお、表1に示すように、実施例1の砥粒は、Aであり、これは表2に示すAのコロイダルシリカ(平均粒子径80nm)を用いたという意味である。また、「コロイダルシリカ(濃度:50%)900g」とは、原液で50%のコロイダルシリカを900g使用したという意味で、表1に示すように、調整された実施例1のコロイダルシリカの濃度(砥粒の濃度)が30%である。
(実施例2〜5)
実施例1に準じて、調製し研磨試験に用いた。
(実施例6)
調製例2で得られた過タングステン酸134g、コロイダルシリカ(濃度:50%)600g、イオン交換水766gを攪拌、混合した。10%苛性ソーダ水溶液でpHを2.7に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(実施例7)
実施例6に準じて、調製し、該調製液を研磨試験に用いた。
(実施例8)
調製例2で得られた過タングステン酸53.4g、コロイダルシリカ(濃度:50%)600g、ヒュームドシリカ75g、イオン交換水1222gを攪拌、混合した。10%苛性ソーダ水溶液でpHを3.9に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(実施例9)
実施例8に準じて、調製し、該調製液を研磨試験に用いた。
(実施例10)
調製例3で得られた過バナジン酸252g、コロイダルシリカ(濃度:50%)600g、イオン交換水648gを攪拌、混合した。10%苛性ソーダ水溶液でpHを4.7に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(実施例11〜13)
実施例10に準じて、調製し、該調製液を研磨試験に用いた。
(実施例14)
調製例3で得られた過バナジン酸21g、コロイダルシリカ(濃度:50%)600g、ヒュームドシリカ75g、イオン交換水1254gを攪拌、混合した。10%苛性ソーダ水溶液でpHを4.7に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(実施例15)
調製例5で得られた過セレン酸306g、コロイダルシリカ(濃度:50%)600g、ヒュームドシリカ30g、イオン交換水564gを攪拌、混合した。10%苛性ソーダ水溶液でpHを3.7に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(実施例16)
実施例15に準じて、調製し、該調製液を研磨試験に用いた。
(実施例17)
調製例4で得られた過クロム酸158g、コロイダルシリカ(濃度:50%)750g、イオン交換水592gを攪拌、混合した。10%苛性ソーダ水溶液でpHを3.0に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(実施例18)
実施例17に準じて、調製し、該調製液を研磨試験に用いた。
(実施例19)
調製例4で得られた過クロム酸22g、ヒュームドシリカ75g、イオン交換水1403gを攪拌、混合した。10%苛性ソーダ水溶液でpHを2.5に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(実施例20)
調製例4で得られた過クロム酸126g、コロイダルシリカ(濃度:40%)1125g、イオン交換水249gを攪拌、混合した。10%苛性ソーダ水溶液でpHを2.8に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(比較例1)
コロイダルシリカ(濃度:50%)900g、35%過酸化水素水129g、イオン交換水471gを攪拌、混合した。10%硝酸水溶液でpHを2.0に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(比較例2)
ヒュームドシリカ300g、35%過酸化水素水86g、イオン交換水1200gを攪拌、混合した。10%苛性ソーダ水溶液でpHを2.5に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(比較例3)
コロイダルシリカ(濃度:50%)750g、35%過酸化水素水214g、イオン交換水536gを攪拌、混合した。10%硝酸水溶液でpHを2.5に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(比較例4)
バナジン酸ソーダ45g、35%過酸化水素水86g、コロイダルシリカ(濃度:50%)750g、イオン交換水705gを攪拌、混合した。pHは5.8であった。該調製液を研磨試験に使用した。
(比較例5)
オルト過ヨウ素酸45g、コロイダルシリカ(濃度:50%)600g、イオン交換水855gを攪拌、混合した。10%硝酸水溶液でpHを1.5に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(比較例6)
過硫酸ソーダ45g、コロイダルシリカ(濃度:50%)600g、イオン交換水855gを攪拌、混合した。10%硝酸水溶液でpHを2.0に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
(比較例7)
5%次亜塩素酸ソーダ71g、35%過酸化水素30g、コロイダルシリカ(濃度:50%)600g、イオン交換水826gを攪拌、混合した。pHは10.0であった。泡を発生して、過酸化水素が分解した。該調製液を研磨試験に使用した。
(比較例8)
モリブデン酸30g、35%過酸化水素36g、コロイダルシリカ(濃度:50%)600g、イオン交換水834gを攪拌、混合した。10%苛性ソーダ水溶液でpHを3.0に調製した。該調製液を研磨試験に使用した。
Figure 2015199838
Figure 2015199838
得られた炭化ケイ素基板研磨用組成物を用い、以下の条件で片面研磨加工機を用いて炭化ケイ素基板を研磨した。
(研磨条件)
研磨加工機:不二越機械(株)製SLM−100 片面研磨加工機
研磨圧力:500g/cm
研磨パッド:SUBA−800(ローデルニッタ(株)製)
定盤回転数:100rpm
研磨用組成物の供給量:100ml/min
研磨時間:5時間
被研磨面の特性評価で、研磨速度は、下式(数1)により求めた。スクラッチ、キズの状態は、光学顕微鏡を用い、倍率200倍で調べた。表面にスクラッチ、キズがない状態を「○」、ほとんど認められない状態を「△」、認められるものを「×」、研磨試験未実施もしくは表面の観察を行っていないものを「−」とした。
研磨速度(nm/hr)=(炭化ケイ素基板の研磨前質量−炭化ケイ素基板の研磨後質量)÷炭化ケイ素基板の研磨面積(cm)÷炭化ケイ素基板の密度(g/cm)÷研磨時間(hr)×10 (数1)
実施例1〜20、比較例1〜8の研磨速度、研磨状態の結果を表3に示す。
Figure 2015199838
表3の試験結果から、実施例と比較例を比較すると本発明の過金属酸の酸化力は、従来の酸化剤として使用されている過酸化水素、過ヨウ素酸等の過ハロゲン酸、過硫酸ソーダ等のペルオキソ硫酸塩、次亜塩素酸ナトリウム等の塩素系酸化剤、バナジン酸ソーダ等のバナジン酸塩に比較し、極めて大きい。従って、炭化ケイ素ウェハのケイ素面(0001)、炭素面(000−1)の研磨レートが従来の酸化剤を使用した研磨用組成物に比較し大きく、研磨被表面の状態も良好である。例えば、実施例1と比較例1を比較すると約5倍である。炭化ケイ素基板研磨用組成物に過金属酸が応用された事はない。新規な発明である。
また、同じコロイダルシリカ濃度とpHである実施例3と比較例8を比較すると、モリブデン酸と過酸化水素を添加して研磨した場合に比べ、あらかじめモリブデン酸と過酸化水素から過モリブデン酸を調製し、得られた過モリブデン酸を添加して研磨した場合の方が、酸化力が大きく、研磨レートが優れていることがわかる。
同様に、実施例11と比較例4を比較すると、バナジン酸ソーダと過酸化水素を添加して研磨した場合に比べ、あらかじめバナジン酸と過酸化水素から過バナジン酸を調製し、得られた過バナジン酸を添加して研磨した場合の方が、酸化力が大きく、研磨レートが優れていることがわかる。
本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物は、過金属酸と、砥粒及び水を含有してなるもので(0001)ケイ素面、(000−1)炭素面を効率良く研磨することができる。
本発明の炭化ケイ素基板研磨用組成物は、炭化ケイ素パワー半導体、光デバイス分野での窒化ガリウム薄膜の下地基板としての炭化ケイ素基板の製造に使用することができる。

Claims (7)

  1. 過金属酸、砥粒及び水を含有する炭化ケイ素基板研磨用組成物。
  2. 過金属酸は、酸化還元電位0.7ボルト以上の金属酸化物と過酸化水素との作用で得られる化合物である請求項1に記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
  3. 前記過金属酸が過モリブデン酸、過タングステン酸、過バナジン酸、過オスミウム酸、過セレン酸、及び過クロム酸からなる群から選ばれる少なくとも一種である請求項1または2に記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
  4. 前記砥粒がコロイダルシリカ、ヒュームドシリカ、湿式合成シリカ、及びアルミナからなる群から選ばれる少なくとも一種である請求項1〜3のいずれか1項に記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
  5. pHが6以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
  6. 六方晶炭化ケイ素単結晶ウェハ(0001)ケイ素面を研磨するために使用される請求項1〜5のいずれか1項に記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
  7. 六方晶炭化ケイ素単結晶ウェハ(000−1)ケイ素面以外の面を研磨するために使用される請求項1〜5のいずれか1項に記載の炭化ケイ素基板研磨用組成物。
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