JP2015198783A - X線診断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本実施形態によるX線診断装置において、X線発生部121は、X線を発生する。X線検出部14は、マトリクス状に配列された複数のX線検出素子を有する。信号読み出し制御部17は、複数のX線検出素子がマトリクス状に配列された全体範囲のうち、一部の範囲において、X線検出素子各々から個別に信号を読み出し、他の範囲において、近傍のX線検出素子からの信号を一括して読み出すように、信号の読み出しを制御する。画像発生部20は、読み出された信号に基づいて、被検体に関するX線画像のデータを発生する。表示部24は、X線画像を表示する。一部の範囲は、X線検出部14のX線検出面上に、X線発生部121と被検体との間に配置されたX線フィルタ124を透過したX線により発生される線量の異なる複数の部分範囲のうち、高線量範囲に対応する。
【選択図】 図1
Description
図1は、第1実施形態に係るX線診断装置の構成を示すブロック図である。第1実施形態に係るX線診断装置(以下、第1X線診断装置と呼ぶ)は、寝台10、C形アーム11、X線照射系12、高電圧発生部13、X線検出部14、X線フィルタ制御部15、X線絞り器制御部16、信号読み出し制御部17、ビニング条件設定部18、前処理部19、画像発生部20、画像処理部21、記憶部22、システム制御部23、表示部24、入力部25、関心領域設定部26、及び撮影制御部27を有する。
図3Aは、第1実施形態に係るX線診断装置に用いられるX線フィルタ124の第1例を示した図である。図3Aに示す第1例のX線フィルタ124は、減弱係数Aの金属平板Plaで形成されており、矩形状の開口部(以下、開口フィルタと呼ぶ。)を有する。図3AのX線フィルタ124を用いたとき、X線照射範囲には、線量の異なる第1範囲と第2範囲とが発生される。第1範囲は、開口部に対応する。第2範囲は、X線焦点Sから発生され、金属平板Plaを透過したX線が照射された範囲に対応する。したがって、第2範囲に比べ第1範囲が、単位面積当たりの線量が少なくなる。つまり、開口フィルタは、第1範囲以外の照射範囲の線量を低減する。第1範囲と第2範囲との間の線量の比率は透過した金属平板の減弱係数に依存する。第1X線診断装置に用いられる開口フィルタは、第1範囲と第2範囲との間の線量の比が2:1、4:1、及び9:1等になるように開口フィルタの金属平板Plaの厚さ、金属の種類が調整されている。以下、X線フィルタ124により発生された線量の異なる2つの範囲のうち、線量の低い範囲(第2範囲)を低線量範囲、線量の高い範囲(第1範囲)を高線量範囲と呼ぶ。
図3Bは、第1実施形態に係るX線診断装置に用いられるX線フィルタ124の第2例を示した図である。図3Bに示す第2例のX線フィルタ124は、図3Aで示した開口フィルタの開口の形状が円状である。開口の形状は、図3A及び図3Bに示したような矩形状や円状に限定されない。また、開口の数は1つでなくてもよい。したがって、1つのX線フィルタ124に複数の開口部があってもよい。
図5は、第1実施形態に係るX線診断装置のX線フィルタ支持部123の第2例を示した図である。図5は、複数のX線フィルタ124を切り替え可能に支持するX線フィルタ支持部123である。図4で示した第1例のX線フィルタ支持部123との差異は、フィルタ設置部1230が複数のX線フィルタ124を設置可能な構造を有する点にある。複数のホルダーには、開口部の形状が異なる複数のX線フィルタ124、開口部の大きさの異なる複数のX線フィルタ124、及び減弱係数の異なる金属で成型された複数のX線フィルタ124等が設置されるのが好適である。これにより、ユーザは、検査の種類、被検体の被ばく可能な線量、高線量範囲と低線量範囲との間の線量の比率、及び適用するビニング条件等に応じて、適切なX線フィルタ124を手技前または手技中に選択することができる。ユーザは、フィルタ設置部1230に設置したX線フィルタ124の種類を、入力部25を介して第1X線診断装置に対して入力する。また、第1X線診断装置が、フィルタ設置部1230に設置されたX線フィルタ124の種類を、例えば、バーコード、QRコード(登録商標)等により自動的に認識できるような構成、システムであってもよい。
信号読み出し制御部17は、撮影制御部27の制御に従って、TFT駆動回路143及び信号読み出し回路144を制御することにより、X線検出部14から画像信号を読み出す。
図7Aは、X線検出部14の一部分範囲にビニングを実行した時に発生される画像を説明するための説明図である。
図7Bは、ビニング実行時における信号の読み出し動作を説明するための説明図である。図7Bに示すように、ビニング対象範囲は範囲Crである。また、ビニング対象範囲に対して適用されるビニングモードは、ビニング2×2であるものとする。ビニング2×2は、列方向に2素子、ライン方向に2素子の合計4素子からの出力をまとめて1画素として読み出すことを指す。図7Bに示すように、X線検出部14は、3×3のマトリクス状に配置された複数のX線検出素子を有する。図7Aにおける画素A1、A2…、A9は、図7BにおけるX線検出素子B1、B2…、B9にそれぞれ対応している。範囲Crはビニング2×2の対象範囲であるため、画素A5,A6、A8、及びA9(まとめて画素A10と呼ぶ)は1画素として扱われる。つまり、X線検出素子が2次元のマトリクス状に配列された全体範囲のうち、ビニングの対象範囲は、他の範囲よりも低画素となる。例えば、ビニング2×2の場合、ビニング2×2の対象範囲Crに対応するX線画像の列方向及びライン方向の画素数は、ビニングを行わずに得られた他の範囲に対応するX線画像の半分(1/2)となる。したがって、ビニング2×2の対象範囲Crに対応するX線画像の総画素数は、ビニングを行わずに得られた他の範囲に対応するX線画像の1/4になる。
図8は、第1X線診断装置により発生されるX線画像の一例を示した図である。X線画像Pは、解像度の異なる複数の部分範囲により構成される。解像度の高い部分範囲(以下、高解像範囲と呼ぶ。)HPは第2関心領域に対応する。また、X線フィルタ124に図3Aで説明した開口フィルタが使用されている場合は、部分範囲HPは開口部に対応する。解像度の低い部分範囲(以下、低解像範囲と呼ぶ。)LPは第1関心領域に対応する。部分範囲HPと部分範囲LPとの間の解像度の比率は、第1関心領域に対応するX線検出部14の部分範囲に適用されたビニング条件に依存する。例えば、適用されたビニング条件が、ビニング2×2であれば、図8に示すように部分範囲HPと部分範囲LPとの間の解像度の比は4:1となる。
なお、X線透視では、インターベンション等の手技が行われる場合が多い。そのため、後述の関心領域設定部26が第2関心領域を設定するために、血管内を走行させるカテーテルやガイドワイヤ等の器具がユーザにより指定されてもよい。
透視画像Pは、X線透視中の、ユーザがカテーテルGwを挿入している際の一透視画像である。したがって、透視画像Pには、カテーテルGwの陰影が映っている。特徴点はカテーテルGwの先端である。図9において、移動前のカテーテルGwの特徴点の位置がCh1、その時の第2関心領域がRo1とする。そして、カテーテルGwが移動したとき、画像処理部21は、移動後の特徴点の位置Ch2とともに、移動前の特徴点の位置Ch1と移動後の特徴点の位置Ch2とに基づいて、移動ベクトルwを特定する。関心領域設定部26は、移動前の第2関心領域Ro1の位置と移動ベクトルwとに基づいて、移動後の第2関心領域Ro2を再設定する。ここでは、カテーテルGwに伴う第1関心領域の設定は行われていないが、関心領域設定部26は、移動前の第1関心領域と移動ベクトルwとに基づいて、第1関心領域を再設定してもよい。
撮影制御部27は、SIDの変化にX線フィルタ124が追従するように、X線フィルタ制御部15を制御する。具体的には、X線フィルタ124に開口フィルタ用いられ、今、開口フィルタの開口が第1X線検出部141に対応しているとする。SIDが変化すると、その対応関係が崩れる。そのため、撮影制御部27は、SIDの変化量をX線フィルタ制御部15に出力する。X線フィルタ制御部15は、SIDの変化量に応じて、X線フィルタ124を昇降させたり、開口の大きさの異なるX線フィルタ124に切り替えたりするために、X線フィルタ駆動部122を制御する。また、撮影制御部27は、画像処理部21により特定された特徴点の移動ベクトルに従って、C形アーム11を移動するように、C形アーム駆動部を制御する。
図10は、第1実施形態に係るX線診断装置を用いた一連のユーザの手技の流れを説明するためのフローチャートである。なお、ここで説明する第1X線診断装置は、減弱係数の異なる複数の開口フィルタを有するものとする。
位置決め用のX線透視が開始され、関心領域設定画面上のユーザ操作に従って入力された第1関心領域と第2関心領域とが関心領域設定部26により設定される。
ユーザにより複数のX線フィルタ124から使用するX線フィルタ124が選択される。そして、第2関心領域に高線量範囲が対応し、第1関心領域に低線量範囲が対応するように、X線フィルタ制御部15により、X線フィルタ124が移動される。
ビニング条件設定部18により、使用するX線フィルタ124の種類に応じたビニングモードが設定される。また、ビニング条件設定部18により、低線量範囲をビニング対象範囲に設定される。
透視スイッチが押されたのを契機に、撮影制御部27により各部が制御され、X線透視が開始される。画像発生部20により発生されたX線画像(透視画像)は、低解像範囲と高解像範囲とで構成される。低解像範囲は、ビニング対象範囲である。また、高解像範囲は、ビニング対象範囲外である。例えば、ビニングモードがビニング2×2のとき、高解像範囲は、低解像範囲よりも解像度が4倍高い。
画像発生部20により発生された透視画像が表示される。ユーザは、透視画像を見ながらカテーテル手技等を行う。
入力部25を介して、関心領域(第1関心領域及び第2関心領域)の変更の指示が入力された場合は、処理がステップS19に移行される。関心領域の変更は、例えば、透視画像上のユーザ操作により入力される。また、第2関心領域として、カテーテルが指定されている場合、画像処理部21により特定された特徴点の移動ベクトルにより入力される。特徴点は、例えば、カテーテルの先端である。また、第2関心領域の変更は、例えば、操作コンソールがユーザにより操作され、C形アーム11が移動されることにより入力される。関心領域の変更指示がない場合は、ステップS17に処理が移行される。
ビニング条件の変更指示が入力された場合はステップS21に処理が移行される。ビニング条件の変更指示は、例えば、入力部25を介したユーザ指示に従って入力される。また、X線フィルタ124の変更に応じてビニング条件の変更指示が入力される。ビニング条件の変更指示がない場合はステップS18に処理が移行される
(ステップS18)X線透視が終了されたかの判定
透視スイッチが離されたときは、X線透視が終了される。透視スイッチが押されている期間、ステップS15〜ステップS21の処理が繰り返し実行される。
関心領域設定部26により、関心領域の変更指示に従って関心領域が再設定される。
再設定された第2関心領域に高線量範囲が対応するように、また、第1関心領域に低線量範囲が対応するように、撮影制御部27によりC形アーム11が移動され、X線フィルタ制御部15によりX線フィルタ124移動される。
ビニング条件設定部18により、ビニング条件の変更指示に従って、ビニング条件が再設定される。
再設定されたビニング条件に従って、信号読み出し制御部17により、TFT駆動回路及び信号読み出し回路144が制御され、信号の読み出し方法が変更される。
第1実施形態に係るX線診断装置において、ユーザは、入力部25を介して第1関心領域と第2関心領域とを入力することができる。例えば、ユーザは、動画として見たい領域を第1関心領域とし、第1関心領域のうち、高詳細に見たい領域を第2関心領域として入力する。X線フィルタ制御部15は、X線照射範囲において、線量の異なる2つの範囲を発生するX線フィルタ124の、高線量範囲が第2関心領域に対応し、低線量範囲が第1関心領域に対応するようにX線フィルタ124を移動させる。信号読み出し制御部17は、低線量範囲をビニング対象として、信号読み出し回路144を制御する。低線量範囲に対してビニングを実行することにより、高線量範囲に対応するX線画像の高解像範囲と低線量範囲に対応するX線画像の低解像範囲との間のウィンドウレベルを一致させることができる。また、低線量範囲では、X線検出素子に入射するX線フォトン数が少ないため、X線検出素子から出力される電荷信号が小さく、ノイズの影響を受けやすい。ビニングは、複数のX線検出素子からの出力をまとめて読み出すことができるため、そのノイズの影響を小さくすることができる。したがって、発生されるX線画像の低解像範囲におけるランダムノイズ等の影響を小さくすることができる。
図11は、第2実施形態に係るX線診断装置の構成を示すブロック図である。第2実施形態に係るX線診断装置は、第1実施形態に係るX線診断装置と異なり、複数のX線検出部14を有する。以下、第1実施形態との差異を中心に第2実施形態を説明する。
図12に示すように、第2X線検出部142は、第1X線検出部141よりも検出面の面積が狭い。また、第2X線検出部142は、第1X線検出部141に対して固定されるように配置される。このとき、第2X線検出部142の検出面は、第1X線検出部141の検出面と同じ方向を向くように配置される。また、第2X線検出部142は、第1X線検出部141と部分的に重なるように配置される。好適には、第2X線検出部142は、第1X線検出部141の検出面の中心位置O1と第2X線検出部142の検出面の中心位置O2とが一致するように配置される。第2X線検出部142の固定方法としては、以下の方法がある。1)第1X線検出部141に対して固定される。このとき、第1X線検出部141は、X線への影響が小さいアクリル、プラスチック等で出来たスペーサー等を介して第2X線検出部142の検出面に固定される。または、第1X線検出部141は、第2X線検出部142の枠部分に固定される。2)C形アーム11に対して固定される。3)第1X線検出部141と第2X線検出部142とを内蔵するカバーに対して固定される。
図13に示した重畳画像Pは、第1X線画像P1に対して第2X線画像P2を重ねた画像である。重畳画像Pは、部分範囲LP、部分範囲HP、及び空白画像範囲NPを有する。部分範囲LPと空白画像範囲NPとは、第1X線画像P1に対応する。部分範囲HPは、第2X線画像P2に対応する。第2X線画像P2の解像度は、第1X線画像P1の解像度よりも高い。したがって、重畳画像Pの部分範囲HPの解像度は、部分範囲LPに比べて高い。例えば、第1X線検出素子と第2X線検出素子との間の素子面積の比が4:1のとき、図13に示すように、重畳画像Pの部分範囲HPの解像度は、部分範囲LPの4倍になる。また、重畳画像Pの、部分範囲HPと部分範囲LPとの間に、第1X線画像P1の空白画像範囲NPが残される。
図14に示すように、X線焦点Sから発生されたX線により、X線照射範囲において、低解像範囲Ar1、高線量範囲Ar2、及びX線が十分に入射しない範囲(以下、不感範囲と呼ぶ。)Ar3が発生する。不感範囲Ar1の発生の要因は、第2X線検出部142は検出面を囲う外枠等を有すること、第2X線検出部142が第1X線検出部141に重ねられていることにより、X線焦点から発生されたX線が、第1X線検出部141の第1X線検出素子に十分に入射されないこと、等があげられる。したがって、第1X線画像と第2X線画像とを解剖学的位置が一致するように重ねた重畳画像Pの、第1X線画像に対応する部分範囲LPと第2X線画像に対応する部分範囲HPとの間に、空白画像範囲NPが発生する。
関心領域は、第1実施形態と同様に、例えば、関心領域設定画面上のユーザ操作に従って入力される。第2X線診断装置において、第2X線検出部142は、第1X線検出部141に対して固定されているため、第1X線検出部141と第2X線検出部142との間の位置関係は変化しない。したがって、第1関心領域と第2関心領域との間の位置関係は固定される。ただし、SIDの変化に応じて、第1関心領域と第2関心領域との間の大きさの関係は変化する。ユーザは、関心領域設定画面に表示された位置決め用の透視画像を見ながら、FOVの中心に第2関心領域の中心が一致するように、操作コンソールで天板及びC形アーム11を移動させる。そして、SIDを変化させることにより、第1関心領域と第2関心領域とを決めると、ユーザは、関心領域の決定ボタンを押す。関心領域の決定ボタンが押されたのを契機に、関心領域設定部26は、第1関心領域と第2関心領域とを設定する。
図15は、第2実施形態に係るX線診断装置を用いた一連のユーザの手技の流れを説明するためのフローチャートである。なお、ここで説明する第2X線診断装置は、減弱係数の異なる複数の開口フィルタを有するものとする。
位置決め用のX線透視が開始され、関心領域設定画面上のユーザ操作に従って入力された第1関心領域と第2関心領域とが関心領域設定部26により設定される。
ユーザにより複数のX線フィルタ124から使用するX線フィルタ124が選択される。そして、第2関心領域に高線量範囲が対応し、第1関心領域に低線量範囲が対応するように、X線フィルタ制御部15により、X線フィルタ124が移動される。
透視スイッチが押されたのを契機に、撮影制御部27により各部が制御され、X線透視が開始される。画像発生部20により、第1X線画像のデータと第2X線画像のデータとが発生される。第1X線画像は、第1関心領域に対応する。第2X線画像は、第2関心領域に対応する。
画像処理部21により、第1X線画像、第2X線画像、及び代替画像に基づいて、重畳画像が発生される。重畳画像において、高解像範囲が第2X線画像に対応し、低解像範囲が第1X線画像に対応し、空白画像範囲が代替画像に対応する。なお、重畳画像は、第1X線画像及び第2X線画像に基づいて発生されてもよい。このとき、重畳画像の空白画像範囲は、空白(白または黒)となる。
画像処理部21により発生された重畳画像が動画として表示される。ユーザは、重畳画像を見ながらカテーテル手技等を行う。
入力部25を介して、関心領域(第1関心領域及び第2関心領域)の変更の指示が入力された場合は、処理がステップS28に移行される。関心領域の変更指示がない場合は、ステップS27に処理が移行される。
透視スイッチが離されたときは、X線透視が終了される。透視スイッチが押されている期間、ステップS24〜ステップS29の処理が繰り返し実行される。
関心領域設定部26により、関心領域の変更指示に従って関心領域が再設定される。
再設定された第2関心領域に高線量範囲(第2X線検出部142)が対応するように、また、第1関心領域に低線量範囲(第1X線検出部141)が対応するように、C形アーム11及びX線フィルタ124のうち、少なくとも一方が移動される。
第2実施形態に係るX線診断装置において、ユーザは、入力部25を介して第1関心領域と第2関心領域とを入力することができる。ユーザは、高詳細に見たい領域を第2関心領域として入力する。第1関心領域は、第1X線検出部141と第2X線検出部142との間の位置関係、X線フィルタ124の種類、及びSIDに応じて自動的に入力される。X線フィルタ制御部15は、X線照射範囲において、線量の異なる2つの範囲を発生するX線フィルタ124の、高線量範囲が第1X線検出部141に対応し、低線量範囲が第1X線検出部141に対応するようにX線フィルタ124を移動させる。画像発生部20は、第1X線検出部141からの出力に基づいて第1X線画像を発生し、第2X線検出部142からの出力に基づいて第2X線画像を発生する。画像処理部21は、第1X線画像及び第2X線画像に基づいて重畳画像を発生する。表示部24は、重畳画像は、第2関心領域に対応する高解像範囲と、第1関心領域に対応する低解像範囲と、空白画像範囲とで構成される。したがって、X線透視において、ユーザは、第2関心領域を、高解像に動画として見ることができる。また、ユーザは、第2関心領域よりも低解像で、且つ空白画像範囲が含まれるが、第1関心領域を第2関心領域と同等の画質の動画をみることができる。これにより、ユーザは、高詳細な第2関心領域に対応する動画を見て手技、治療等を行いながら、第2関心領域の周辺に異常等がないかを確認することができる。なお、重畳画像が、第1X線画像、第2X線画像、及び代替画像に基づいて画像処理部21により発生可能な場合、空白画像範囲は、空白画像範囲に対応する被検体の過去画像で代替される。これにより、ユーザは、空白画像範囲が含まれる重畳画像よりも、違和感なく重畳画像を見ることができる。なお、第1関心領域の一部分が静止画(代替画像)であっても、第2関心領域が高詳細に動画として見られるため、臨床上大きな問題はない。
Claims (11)
- X線を発生するX線発生部と、
マトリクス状に配列された複数のX線検出素子を有するX線検出部と、
前記複数のX線検出素子がマトリクス状に配列された全体範囲のうち、一部の範囲において、前記X線検出素子各々から個別に信号を読み出し、他の範囲において、近傍のX線検出素子からの信号を一括して読み出すように、信号の読み出しを制御する読み出し制御部と、
前記読み出された信号に基づいて、被検体に関するX線画像のデータを発生する画像発生部と、
前記X線画像を表示する表示部と、
を具備し、
前記一部の範囲は、前記X線検出部のX線検出面上に、前記X線発生部と前記被検体との間に配置されたX線フィルタを透過したX線により発生される線量の異なる複数の部分範囲のうち、高線量範囲に対応すること、
を特徴とするX線診断装置。 - 前記X線フィルタの移動を制御するX線フィルタ制御部をさらに具備し、
前記読み出し制御部は、少なくとも前記高線量範囲の位置の変化または大きさの変化に応じて、前記一部の範囲を変更すること、
を特徴とする請求項1記載のX線診断装置。 - 前記読み出し制御部は、
前記X線フィルタを形成する金属平板の減弱係数に応じて、信号を一括して読み出すX線検出素子の数を決定すること、
を特徴とする請求項1記載のX線診断装置。 - 前記読み出し制御部は、前記一部の範囲に含まれる複数のX線検出素子各々に単位時間あたりに入射するX線フォトン数に対する、前記他の範囲に含まれる複数のX線検出素子各々に単位時間あたりに入射するX線フォトン数の比率に応じて、信号を一括して読み出すX線検出素子の数を決定すること、
を特徴とする請求項1記載のX線診断装置。 - 前記画像発生部により、時系列に従って繰り返し発生された複数のX線画像各々から特徴点の位置を特定することにより、当該特徴点の移動方向と移動距離とを特定する画像処理部をさらに具備し、
前記読み出し制御部は、
前記特徴点の移動方向と移動距離とに応じて、前記一部の範囲を変更すること、
を特徴とする請求項1記載のX線診断装置。 - 種類の異なる複数のX線フィルタを支持可能なX線フィルタ支持部と、
前記他の範囲おいて、前記読み出し制御部により一括して読み出されるX線検出素子の数に基づいて、前記複数のX線フィルタから使用するX線フィルタを選択するために前記X線フィルタ支持部を制御するX線フィルタ制御部と、
をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。 - 前記一部の範囲に対応する前記X線画像の部分範囲の画像解像度は、前記X線画像の他の範囲の画像解像度よりも高いこと、
を特徴とする請求項1記載のX線診断装置。 - 前記X線画像の部分範囲と前記X線画像の他の範囲との間のウィンドウレベルを一致させるために、前記X線画像の部分範囲と前記X線画像の他の範囲とのうち、少なくとも一方の範囲に対してウィンドウ処理を実行する画像処理部をさらに具備すること、
を特徴とする請求項7記載のX線診断装置。 - X線を発生するX線発生部と、
被検体を透過したX線を検出する複数の第1X線検出素子を有する第1X線検出部と、
前記X線発生部と前記第1X線検出部との間に配置され、前記被検体を透過したX線を検出する複数の第2X線検出素子を有する第2X線検出部と、前記第2X線検出素子は、前記第1X線検出素子よりも素子サイズが小さく、
前記第1X線検出部からの出力に基づいて、前記被検体に関する第1X線画像のデータを発生し、前記第2X線検出部からの出力に基づいて、前記被検体に関する第2X線画像のデータを発生する画像発生部と、
前記第1X線画像と前記第2X線画像とに基づいて、前記被検体に関する重畳画像を発生する画像処理部と、
前記重畳画像を表示する表示部と、
を具備することを特徴とするX線診断装置。 - 前記被検体に関する過去画像のデータを記憶する画像記憶部をさらに具備し、
前記画像処理部は、前記第1X線画像、前記第2X線画像、及び前記過去画像に基づいて、前記被検体に関する重畳画像を発生すること、
を特徴とする請求項9に記載のX線診断装置。 - 前記第2X線検出部の検出面の全体範囲は、前記X線発生部と前記被検体との間に配置されたX線フィルタにより前記X線検出部のX線検出面上に形成される線量の異なる複数の部分範囲のうち、高線量範囲に対応すること、
を特徴とする請求項9記載のX線診断装置。
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