JP2015176478A - 監視システム及び監視方法 - Google Patents

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Yasuo Yomogida
康雄 蓬田
和哉 鰐口
Kazuya Waniguchi
和哉 鰐口
治男 田川
Haruo Tagawa
治男 田川
稔 萩尾
Minoru Hagio
稔 萩尾
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Abstract

【課題】ホームに設置されたカメラの撮像画像と鉄道車両内から下車する人数カウント結果との関連付けにより、鉄道車両から下車する乗客人数を高精度に判別する。【解決手段】監視システムは、鉄道車両内に設けられ、鉄道車両から下車する下車乗客の人数をカウントする人数カウント部と、鉄道車両の停車駅に設けられ、停車駅のホーム又は停車駅に到着した鉄道車両から下車する下車乗客を撮像する第1のカメラと、人数カウント部によりカウントされた下車乗客の人数情報と、第1のカメラにより撮像された下車乗客の映像データとを対応付けて記憶するサーバと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、鉄道車両やバス等の移動物体から降りる人物の人数を監視する監視システム及び監視方法に関する。
旅客輸送用の鉄道車両に設けられた自動開閉ドアの状態が容易にモニタで認識できる先行技術として、例えば特許文献1に示す車両内監視システムが知られている。
特許文献1に示す車両内監視システムでは、車両の左側及び右側の自動開閉ドアの上部にテレビカメラが設けられ、自動開閉ドアの開閉状態をテレビカメラにより撮像された画像データが乗務員室のモニタ部において監視される。また、この車両内監視システムでは、テレビカメラは、テレビカメラ自身の反対側にある自動開閉ドアを撮像視野とする方向から下方までの範囲を撮像する。
例えば、自動開閉ドアが開閉する際に、一方の自動開閉ドアの上部にあるテレビカメラの撮像視野が下方に向けられて撮像された画像データと、他方の自動開閉ドアの上部にあるテレビカメラの撮像視野が下方に向けられて撮像された画像データとが、乗務員室のモニタにより表示される。これにより、特許文献1に示す車両内監視システムでは、自動開閉ドアの状態として乗客の乗降者人数、年齢層、性別等の情報が画像処理により得られるので、乗務員室のモニタにおいて、容易に認識可能となる。
特開2011−119912号公報
しかしながら、上述した特許文献1の構成では、鉄道車両内にテレビカメラが設置されているので、例えば多くの乗客が乗り込んできて鉄道車両内が混雑している状況下では、少なくとも乗降客人数を正確に判別することが困難となる可能性がある。例えば、鉄道車両内が混雑している状況下では、テレビカメラの撮像視野内にいる人物がテレビカメラから見て後ろ向きとなっている場合又はその人物の後頭部しか映っていない場合には、人物(例えば子供)であるのか荷物であるのかが不明な場合があり、人物としての正確な判別が困難となる可能性がある。
本発明は、上述した従来の事情に鑑みて案出され、ホームに設置されたカメラの撮像画像と鉄道車両内から下車する人数カウント結果との関連付けにより、鉄道車両から下車する乗客人数を高精度に判別する監視システム及び監視方法を提供することを目的とする。
本発明は、移動物体内に設けられ、移動物体から降りる人物の人数をカウントする人数カウント部と、前記移動物体から人物が降りる場所に設けられ、前記場所の所定位置又は前記場所に到着した前記移動物体から降りる人物を撮像する第1のカメラと、前記人数カウント部によりカウントされた前記人物の人数情報と、前記第1のカメラにより撮像された前記人物の映像データとを対応付けて記憶するサーバと、を備える、監視システムである。
この構成では、移動物体から降りる人物の人数は、移動物体内に設けられた人数カウント部によりカウントされ、移動物体が到着する場所の所定位置又はその場所に到着した移動物体から降りる人物は第1のカメラ部により撮像される。また、移動物体から降りる人物の人数情報と人物の映像データとは、対応付けられてサーバに記憶される。
これにより、監視システムは、移動物体の到着場所の所定に設置されたカメラの撮像により得られた人物の映像データと到着場所に到着した移動物体内から降りる人物の人数情報とが対応付けられるので、移動物体内から降りる人物は通常正面方向(即ち、移動物体内から到着場所の所定位置に向かう方向)に顔を向けることに着目すれば、例えば移動物体から降りる人物の映像データの画像処理によって人物を検出することで、移動物体から降りる人物の人数を高精度に判別することができる。
本発明は、鉄道車両内に設けられ、鉄道車両から下車する下車乗客の人数をカウントする人数カウント部と、前記鉄道車両の停車駅に設けられ、前記停車駅のホーム又は前記停車駅に到着した前記鉄道車両から下車する下車乗客を撮像する第1のカメラと、前記人数カウント部によりカウントされた前記下車乗客の人数情報と、前記第1のカメラにより撮像された前記下車乗客の映像データとを対応付けて記憶するサーバと、を備える、監視システムである。
この構成では、鉄道車両から下車する下車乗客の人数は、鉄道車両内に設けられた人数カウント部によりカウントされ、停車駅のホーム又は停車駅に到着した鉄道車両から下車する下車乗客は第1のカメラ部により撮像される。また、鉄道車両から下車する下車乗客の人数情報と下車乗客の映像データとは、対応付けられてサーバに記憶される。
これにより、監視システムは、停車駅のホームに設置されたカメラの撮像により得られた下車乗客の映像データと停車駅に到着した鉄道車両内から下車する下車乗客の人数情報とが対応付けられるので、鉄道車両内から下車する下車乗客は通常正面方向(即ち、鉄道車両内から停車駅のホームに向かう方向)に顔を向けることに着目すれば、例えば下車乗客の映像データの画像処理によって下車乗客の人物を検出することで、鉄道車両から下車する下車乗客の人数を高精度に判別することができる。
また、本発明は、移動物体が到着する場所において、前記移動物体から降りる人物を監視する監視システムにおける監視方法であって、前記移動物体の前記場所への到着を検出するステップと、前記移動物体から降りる人物の人数をカウントするステップと、前記場所に設けられた第1のカメラにおいて、前記場所に到着した前記移動物体から降りる人物を撮像するステップと、カウントされた前記人物の人数情報と、前記第1のカメラにより撮像された前記人物の映像データとを対応付けて記憶するステップと、を有する、監視方法である。
この方法では、移動物体から降りる人物の人数は、移動物体内に設けられた人数カウント部によりカウントされ、移動物体が到着する場所の所定位置又はその場所に到着した移動物体から降りる人物は第1のカメラ部により撮像される。また、移動物体から降りる人物の人数情報と人物の映像データとは、対応付けられてサーバに記憶される。
これにより、監視システムは、移動物体の到着場所の所定に設置されたカメラの撮像により得られた人物の映像データと到着場所に到着した移動物体内から降りる人物の人数情報とが対応付けられるので、移動物体内から降りる人物は通常正面方向(即ち、移動物体内から到着場所の所定位置に向かう方向)に顔を向けることに着目すれば、例えば移動物体から降りる人物の映像データの画像処理によって人物を検出することで、移動物体から降りる人物の人数を高精度に判別することができる。
また、本発明は、鉄道車両が停車する停車駅において、前記鉄道車両から下車する下車乗客を監視する監視システムにおける監視方法であって、前記鉄道車両の前記停車駅への到着を検出するステップと、前記鉄道車両から下車する下車乗客の人数をカウントするステップと、前記鉄道車両の停車駅に設けられた第1のカメラにおいて、前記停車駅に到着した前記鉄道車両から下車する下車乗客を撮像するステップと、カウントされた前記下車乗客の人数情報と、前記第1のカメラにより撮像された前記下車乗客の映像データとを対応付けて記憶するステップと、を有する、監視方法である。
この方法では、鉄道車両の停車駅への到着が検出された場合に、鉄道車両から下車する下車乗客の人数は、鉄道車両内に設けられた人数カウント部によりカウントされ、停車駅のホーム又は停車駅に到着した鉄道車両から下車する下車乗客は第1のカメラ部により撮像される。また、鉄道車両から下車する下車乗客の人数情報と下車乗客の映像データとは、対応付けられてサーバにおいて記憶される。
これにより、監視システムは、停車駅のホームに設置されたカメラの撮像により得られた下車乗客の映像データと停車駅に到着した鉄道車両内から下車する下車乗客の人数情報とが対応付けられるので、鉄道車両内から下車する下車乗客は通常正面方向(即ち、鉄道車両内から停車駅のホームに向かう方向)に顔を向けることに着目すれば、例えば下車乗客の映像データの画像処理によって下車乗客の人物を検出することで、鉄道車両から下車する下車乗客の人数を高精度に判別することができる。
本発明によれば、ホームに設置されたカメラの撮像画像と鉄道車両内から下車する人数カウント結果との関連付けにより、鉄道車両から下車する乗客人数を高精度に判別することができる。
各実施形態の監視システムのシステム構成を模式的に示す概要説明図 第1の実施形態の監視システムの第1の構成例による動作概要の説明図 第1の実施形態の監視システムの第2の構成例による動作概要の説明図 (A)第1の実施形態の監視システムのサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図、(B)第1の実施形態の監視システムのデータ管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図 (A)第1の実施形態の監視システムにおける時間帯別の統計処理データの一例(下車人数の棒グラフ)を示す説明図、(B)図5(A)に示すバーのダブルクリック操作により表示(再生)される映像データの説明図 (A)第1の実施形態の監視システムにおける駅別の統計処理データの一例(下車人数の棒グラフ)を示す説明図、(B)図6(A)に示すバーのダブルクリック操作により表示(再生)される映像データの説明図 第1の実施形態の監視システムにおける時間帯別の停車駅毎の統計処理データの一例(下車人数のマップ)を示す説明図 第2の実施形態の監視システムの動作概要を示す説明図 第2の実施形態の監視システムの第1の構成例による動作概要の説明図 第2の実施形態の監視システムの第2の構成例による動作概要の説明図 第2の実施形態の監視システムの第3の構成例による動作概要の説明図 第2の実施形態の監視システムの第1の動作例を説明するフローチャート 第2の実施形態の監視システムの第2の動作例を説明するフローチャート 第2の実施形態の監視システムの第3の動作例を説明するフローチャート (A)午前7時から午前10時30分までの「ZZZ」駅行きの鉄道車両に対し、ホームに設置された広告表示装置に表示される配信広告データの一例を示す図、(B)午前7時から午前10時30分までの「ZZZ」駅行きの鉄道車両内に設置された広告表示装置に表示される配信広告データの一例を示す図 (A)午後2時から午後4時30分までの「WWW」駅行きの鉄道車両に対し、ホームに設置された広告表示装置に表示される広告の一例を示す図、(B)午後2時から午後4時30分までの「WWW」駅行きの鉄道車両内に設置された広告表示装置に表示される配信広告データの一例を示す図 第2の実施形態の監視システムの第4の動作例を説明する動作概要の説明図
以下、本発明に係る監視システム及び監視方法の各実施形態について、図面を参照して説明する。
(各実施形態の監視システムのシステム構成の概要)
先ず、第1の実施形態の監視システム100を説明する前に、各実施形態の監視システム100,100Aのシステム構成の概要について、図1を参照して説明する。図1は、各実施形態の監視システム100,100Aのシステム構成を模式的に示す概要説明図である。
図1に示す各実施形態の監視システム100,100Aでは、レールRL上を走行している鉄道車両TRが停車駅STAに到着したことが、停車駅STAに予め設置されている到着センサSE1により検出された場合に、人数カウント部P1a,P2aは、鉄道車両TRの自動開閉ドアDR1a,DR2aから下車する乗客(以下、「下車乗客」という)の人数をカウントする。人数カウント部P1a,P2aによりカウントされた下車乗客の人数情報は、鉄道車両TRに予め設置された送信アンテナAnt−Txから送信され、ネットワークNW1を介してサーバ10の受信アンテナAnt−Rxにおいて受信される。
また同様に、停車駅STAに予め設置されている到着センサSE1により、鉄道車両TRが停車駅STAに到着したことが検出された場合には、停車駅STAのホームに予め設置されたカメラCR1は、鉄道車両TRの自動開閉ドアDR1a,DR2aから下車する下車乗客を撮像する。カメラCR1の撮像により得られた下車乗客の映像データは、ネットワークNW3を介してサーバ10に送信される。なお、到着センサSE1は、第1の実施形態の監視システム100において含まれても良いし省略されても良い。
更に、サーバ10は、鉄道車両TRから送信された停車駅STAにおける下車乗客の人数情報と、カメラCR1の撮像により得られた下車乗客の映像データとを少なくとも受信し、下車乗客の人数情報と下車乗客の映像データとを少なくとも対応付けて記憶する。サーバ10は、監視装置20を操作する監視者の所定の入力操作により、停車駅STAにおける下車乗客の人数情報と下車乗客の映像データとを用いて、後述する統計処理データを生成し、ネットワークNW2を介して、統計処理データを監視装置20の表示部(例えばディスプレイDP)に表示させる。
監視装置20は、例えば停車駅内の監視指令室に設置される据置型のPC(Personal Computer)を用いて構成されるが、据置型のPCに限定されず、例えば携帯可能なデータ通信機器(タブレット端末やスマートフォン)を用いて構成されても良い。また、監視装置20は、例えば監視システム100の監視者により使用される監視用モニタであり、監視者の入力操作を受け付ける操作部(不図示)と、サーバ10により生成された統計処理データ(後述参照)を表示するディスプレイDP(図5(A)参照)とを含む構成である。監視装置20は、監視者の所定の入力操作に応じて、サーバ10により生成された統計情報データをディスプレイDPに表示する。
(第1の実施形態)
図2は、第1の実施形態の監視システム100の第1の構成例による動作概要の説明図である。図3は、第1の実施形態の監視システム100の第2の構成例による動作概要の説明図である。図2及び図3では、例えば鉄道車両TRが停車駅STAに到着して自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4bが開く直前の状況が示されている。
図2に示す監視システム100は、人数カウント部P1a,P1b,P2a,P2b,P3a,P3b,P4a,P4bと、データ管理装置50と、カメラCR1,CR2と、サーバ10とを含む構成である。
人数カウント部P1a,P1b,P2a,P2b,P3a,P3b,P4a,P4bは、鉄道車両TR内に設けられ、例えば鉄道車両TRが停車駅STAに到着してホームの所定位置に停車した場合に、鉄道車両TRの自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b又は自動開閉ドアDR1a,DR2a,DR3a,DR4aから下車する下車乗客FPS又は乗車する乗車乗客NPSの人数をカウントする。人数カウント部P1a,P1b,P2a,P2b,P3a,P3b,P4a,P4bは、人数カウント出力、即ち、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報を、データ送信ケーブルNLを介して、データ管理装置50に出力する。
データ管理装置50は、人数カウント部P1a,P2a,P3a,P4a又は人数カウント部P1b,P2b,P3b,P4bのカウント出力、即ち、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報を取得し、ネットワークNW1を介して、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報をサーバ10に送信する。ネットワークNW1は、無線ネットワークであり、例えば無線LAN(Local Area Network)又は無線WAN(Wide Area Network)である。
なお、データ管理装置50は、鉄道車両TRが停車駅STAに停車して人数カウント部P1a,P2a,P3a,P4a又は人数カウント部P1b,P2b,P3b,P4bの出力を取得する度にサーバ10に送信しても良いし、所定のタイミングにおいて一括してサーバ10に送信しても良い。データ管理装置50の詳細なハードウェア構成については、図4(B)を参照して後述する。
カメラCR1,CR2は、時計機能を有し、鉄道車両TRの停車駅STAに設けられ、停車駅STAのホーム内又は停車駅STAに到着した鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)から下車する下車乗客FPS又は乗車乗客NPSを撮像する。なお、各実施形態の監視システム100,100Aにおいて、カメラの識別情報と停車駅との関係は予め定められているとし、カメラCR1,CR2の識別情報と停車駅を示す情報(例えば停車駅名の情報)とは対応しているとする。
また、カメラCR1,CR2は、画像処理部IM1,IM2において、カメラCR1,CR2の撮像により得られた下車乗客FPSの映像データを画像処理(例えば人物の顔検出処理)し、鉄道車両TRの自動開閉ドアから下車する下車乗客FPSを検出し、下車乗客FPSの人数を判定する。ここで、鉄道車両TR内から下車する下車乗客は、多少の個人差はあるものの、通常正面方向(即ち、鉄道車両TR内から停車駅STAのホームに向かう方向)に顔を向けることが多いと考えられる。従って、カメラCR1,CR2は、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果において、下車乗客FPSの人数を正確に判定できる。
また、カメラCR1,CR2は、鉄道車両TRから下車乗客FPSが下車する下車時刻情報(カメラCR1,CR2の識別情報を含む。以下同様。)と、鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)が開く時刻を含む所定期間(例えば自動開閉ドアが開く前後数分)の撮像により得られた映像データと、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果(即ち、下車乗客FPSの人数検出結果)とを、ネットワークNW3を介してサーバ10に送信する。ネットワークNW3は、無線ネットワークであり、例えば無線LAN又は無線WANである。
また、図3に示すように、本実施形態の監視システム100では、鉄道車両TR内にカメラICR1,ICR2が更に設けられても良い。カメラICR1,ICR2は、例えば鉄道車両TRが停車駅STAに到着して停車している間、鉄道車両TR内を撮像する。なお、カメラICR1,ICR2は、鉄道車両TRが走行している間、鉄道車両TR内の撮像を継続しても良い。カメラICR1,ICR2は、撮像により得られた鉄道車両TR内の映像データをデータ管理装置50に出力する。この場合には、データ管理装置50は、カメラICR1,ICR2により撮像された鉄道車両TR内の映像データを、ネットワークNW1を介して送信する。
サーバ10は、データ管理装置50から送信された下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報、或いは下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報とカメラICR1,ICR2により撮像された鉄道車両TR内の映像データとのセットデータを受信する。また、サーバ10は、カメラCR1,CR2から送信された、鉄道車両TRから下車乗客FPSが下車する下車時刻情報と、鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)が開く時刻を含む所定期間(例えば自動開閉ドアが開く前後数分)の撮像により得られた映像データと、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果(即ち、下車乗客FPSの人数検出結果)とを受信する。
サーバ10は、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報、或いは下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報とカメラICR1,ICR2により撮像された鉄道車両TR内の映像データとのセットデータと、鉄道車両TRから下車乗客FPSが下車する下車時刻情報と、鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)が開く時刻を含む所定期間(例えば自動開閉ドアが開く前後数分)の撮像により得られた映像データと、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果(即ち、下車乗客FPSの人数検出結果)と、を対応付けて記憶する。なお、サーバ10の詳細なハードウェア構成については、図4(A)を参照して後述する。
なお、図2及び図3では、説明を簡単にするために、鉄道車両TRが2台の車両BD1,BD2を含む2号車構成としているが、本実施形態の鉄道車両TRは2台の車両BD1,BD2の2号車構成に限定されない。また、データ管理装置50は、図2及び図3に示す鉄道車両TRの右側の車両に設置されているが、左側の車両に設置されても良い。
図4(A)は、第1の実施形態の監視システム100のサーバ10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4(B)は、第1の実施形態の監視システム100のデータ管理装置50のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4(A)に示すサーバ10は、制御部11と、送受信部12と、記憶部13と、統計処理部14とを含む構成である。図4(B)に示すデータ管理装置50は、制御部51と、送受信部52と、記憶部53と、画像処理部54とを含む構成である。
図4(A)において、制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)又はDSP(Digital Signal Processor)とRAM(Random Access Memory)とを用いて構成され、サーバ10の各部の動作を統括的に制御し、情報又はデータの演算処理、入出力処理、記憶処理その他の動作を制御する。
送受信部12は、データ管理装置50から送信された下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報、或いは下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報とカメラICR1,ICR2により撮像された鉄道車両TR内の映像データとのセットデータを受信する。送受信部12は、カメラCR1,CR2から送信された、鉄道車両TRから下車乗客FPSが下車する下車時刻情報と、鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)が開く時刻を含む所定期間(例えば自動開閉ドアが開く前後数分)の撮像により得られた映像データと、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果(即ち、下車乗客FPSの人数検出結果)とを受信する。送受信部12は、監視装置20を操作する監視者の所定の入力操作に応じて、統計処理部14が生成した統計処理データを監視装置20に送信する。
記憶部13は、例えばROM(Read Only Memory)と、ハードディスク又はフラッシュメモリとを用いて構成され、送受信部12が受信した各種の情報又はデータを記憶する。
統計処理部14は、例えば専用の処理回路(ハードウェア)を用いて構成され、データ管理装置50から送信された下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報、或いは下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報とカメラICR1,ICR2により撮像された鉄道車両TR内の映像データとのセットデータと、カメラCR1,CR2から送信された、鉄道車両TRから下車乗客FPSが下車する下車時刻情報と、鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)が開く時刻を含む所定期間(例えば自動開閉ドアが開く前後数分)の撮像により得られた映像データと、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果(即ち、下車乗客FPSの人数検出結果)とを用いて、後述する各種の統計処理データを生成する。
なお、統計処理部14は、データ管理装置50から送信された下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報、或いは下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報とカメラICR1,ICR2により撮像された鉄道車両TR内の映像データとのセットデータと、カメラCR1,CR2から送信された、鉄道車両TRから下車乗客FPSが下車する下車時刻情報と、鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)が開く時刻を含む所定期間(例えば自動開閉ドアが開く前後数分)の撮像により得られた映像データと、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果(即ち、下車乗客FPSの人数検出結果)とを取得して更新する度に、各種の統計処理データを生成しても良いし、又は、監視装置20を操作する監視者の入力操作に応じて、各種の統計処理データを生成しても良い。
統計処理部14は、統計処理データを記憶部13に記憶する。なお、図4(A)では、統計処理部14は、制御部11とは異なる構成として図示されているが、制御部11の内部に含まれても良い。この場合には、統計処理部14は、サーバ10にインストールされたアプリケーションソフトウェアとして機能する。
図4(B)において、制御部51は、例えばCPU、MPU又はDSPとRAMとを用いて構成され、データ管理装置50の各部の動作を統括的に制御し、情報又はデータの演算処理、入出力処理、記憶処理その他の動作を制御する。
送受信部52は、人数カウント部P1a,P2a,P3a,P4a又は人数カウント部P1b,P2b,P3b,P4bのカウント出力、即ち、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報を取得し、ネットワークNW1を介して、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報をサーバ10に送信する(図2参照)。
また、送受信部52は、カメラICR1,ICR2が鉄道車両TR内に設けられている場合には、人数カウント部P1a,P2a,P3a,P4a又は人数カウント部P1b,P2b,P3b,P4bの人数カウント出力、即ち、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報と、カメラICR1,ICR2により撮像された鉄道車両TR内の映像データとを、ネットワークNW1を介して、サーバ10に送信する(図3参照)。
記憶部53は、例えばROMと、ハードディスク又はフラッシュメモリとを用いて構成され、送受信部52が取得した各種の情報又はデータ、或いは送受信部52が取得した各種の情報又はデータと画像処理部54の出力(例えば鉄道車両TR内の映像データの画像処理結果)とを記憶する。
画像処理部54は、例えばカメラICR1,ICR2が鉄道車両TR内に設けられている場合に、カメラICR1,ICR2により撮像された鉄道車両TR内の映像データに対して所定の画像処理(例えば人物検出、顔検出)を行い、画像処理結果(例えば映像データに人物を検出した画像処理結果)のデータを記憶部53に記憶する。なお、画像処理部54は、データ管理装置50の構成として含まれてなくても良い。
次に、サーバ10の統計処理部14における統計処理の例について、図5(A)、図5(B)、図6(A)、図6(B)及び図7を参照して説明する。図5(A)は、第1の実施形態の監視システムにおける時間帯別の統計処理データの一例(下車人数の棒グラフ)を示す説明図である。図5(B)は、図5(A)に示すバーのダブルクリック操作により表示(再生)される映像データの説明図である。図6(A)は、第1の実施形態の監視システムにおける駅別の統計処理データの一例(下車人数の棒グラフ)を示す説明図である。図6(B)は、図6(A)に示すバーのダブルクリック操作により表示(再生)される映像データの説明図である。図7は、第1の実施形態の監視システムにおける時間帯別の停車駅毎の統計処理データの一例(下車人数のマップ)を示す説明図である。
図5(A)では、特定の停車駅における、鉄道車両TRの始発時刻から終電時刻までの下車乗客FPSの下車人数が棒グラフで示されている。つまり、統計処理部14は、第1の統計処理例として、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報、或いは下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報と鉄道車両TR内の映像データとのセットデータと、鉄道車両TRから下車乗客FPSが下車する下車時刻情報と、鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)が開く時刻を含む所定期間(例えば自動開閉ドアが開く前後数分)の撮像により得られた映像データと、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果(即ち、下車乗客FPSの人数検出結果)とを用いて、停車駅毎に、下車乗客FPSの時間帯別の下車人数を示す第1の統計処理データを生成する。
統計処理部14は、図5(A)に示す時間帯別の下車人数を示すいずれの棒グラフのバーに、各バーが示す時間帯における下車乗客FPSの映像データを対応付けて、第1の統計処理データを生成する。従って、監視装置20のディスプレイDPに表示された図5(A)に示す棒グラフのうち、例えば監視者によって、右端のバーBR1がカーソルCSRによりダブルクリック操作された場合には、サーバ10の制御部11は、カーソルCSRが示すバーBR1に対応する時間帯における下車乗客FPSの映像データを記憶部13から読み出して監視装置20のディスプレイDPに表示(再生)させる(図5(B)参照)。
図5(B)では、図5(A)に示すバーBR1のダブルクリック操作に応じて、特定の停車駅の終電時刻近くの時間帯においてカメラ(例えばカメラCR1)により撮像された映像データが表示(再生)されている状況が示されている。図5(B)の映像データの表示画面RPDには映像データが表示(再生)され、表示画面RPDの下側にはシークバーSBが表示され、シークバーSBの下側には停止ボタンHLと再生ボタンRPとが示されている。シークバーSBの長さは、カメラ(例えばカメラCR1)により撮像された映像データの撮像時間に対応し、一定時間を示す。
また、図5(A)に示す時間帯別送り再生ボタンTRPがクリック操作されると、図5(A)に示されている始発時刻から終電時刻までの時間帯毎の下車乗客FPSの映像データが順次、監視装置20のディスプレイDPにおいて表示(再生)されていく。なお、図5(A)では、下車乗客FPSの下車人数の時間帯別の推移ではなく、乗車乗客NPSの乗車人数の時間帯別の推移が示されても良い。
これにより、本実施形態の監視システム100は、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報、或いは下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報と鉄道車両TR内の映像データとのセットデータと、鉄道車両TRから下車乗客FPSが下車する下車時刻情報と、鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)が開く時刻を含む所定期間(例えば自動開閉ドアが開く前後数分)の撮像により得られた映像データと、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果(即ち、下車乗客FPSの人数検出結果)とが対応付けられてサーバ10に記憶されるので、特定の停車駅において時間帯別の下車乗客FPSの下車人数の推移を監視者に正確に把握させることができ、また、棒グラフのバーのダブルクリック操作という簡易な操作により、指定された時間帯における下車乗客FPSの下車人数を個別的かつ詳細に監視装置20において表示できる。
図6(A)では、特定の時間帯における、鉄道車両TRの停車駅(例えばA駅からZ駅まで)毎の下車乗客FPSの下車人数が棒グラフで示されている。つまり、統計処理部14は、第2の統計処理例として、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報、或いは下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報と鉄道車両TR内の映像データとのセットデータと、鉄道車両TRから下車乗客FPSが下車する下車時刻情報と、鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)が開く時刻を含む所定期間(例えば自動開閉ドアが開く前後数分)の撮像により得られた映像データと、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果(即ち、下車乗客FPSの人数検出結果)とを用いて、時間帯毎に、下車乗客FPSの停車駅別の下車人数を示す第2の統計処理データを生成する。
統計処理部14は、図6(A)に示す停車駅別の下車人数を示すいずれの棒グラフのバーに、各バーが示す停車駅における下車乗客FPSの映像データを対応付けて、第2の統計処理データを生成する。従って、監視装置20のディスプレイDPに表示された図6(A)に示す棒グラフのうち、例えば監視者によって、右端のバーBR2がカーソルCSRによりダブルクリック操作された場合には、サーバ10の制御部11は、カーソルCSRが示すバーBR2に対応する停車駅における下車乗客FPSの映像データを記憶部13から読み出して監視装置20のディスプレイDPに表示(再生)させる(図6(B)参照)。
図6(B)では、図6(A)に示すバーBR2のダブルクリック操作に応じて、特定の時間帯における停車駅(例えばZ駅)においてカメラ(例えばカメラCR1)により撮像された映像データが表示(再生)されている状況が示されている。図6(B)の映像データの表示画面RPDには映像データが表示(再生)され、表示画面RPDの下側にはシークバーSBが表示され、シークバーSBの下側には停止ボタンHLと再生ボタンRPとが示されている。シークバーSBの長さは、カメラ(例えばカメラCR1)による映像データの撮像時間に対応し、一定時間を示す。
また、図6(A)に示す駅別送り再生ボタンARPがクリック操作されると、図6(A)に示されているA駅からZ駅までの停車駅毎の下車乗客FPSの映像データが順次、監視装置20のディスプレイDPにおいて表示(再生)されていく。なお、図6(A)では、下車乗客FPSの下車人数の停車駅別の推移ではなく、乗車乗客NPSの乗車人数の停車駅別の推移が示されても良い。
これにより、本実施形態の監視システム100は、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報、或いは下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報と鉄道車両TR内の映像データとのセットデータと、鉄道車両TRから下車乗客FPSが下車する下車時刻情報と、鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)が開く時刻を含む所定期間(例えば自動開閉ドアが開く前後数分)の撮像により得られた映像データと、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果(即ち、下車乗客FPSの人数検出結果)とが対応付けられてサーバ10に記憶されるので、特定の時間帯において停車駅別の下車乗客FPSの下車人数の推移を監視者に正確に把握させることができ、また、棒グラフのバーのダブルクリック操作という簡易な操作により、指定された停車駅における下車乗客FPSの下車人数を個別的かつ詳細に監視装置20において表示できる。
図7では、特定の鉄道車両TRの停車駅毎の、下車乗客FPSの下車人数が点線円で示されている。具体的には、図7では、停車駅ST1,ST2,ST3,ST4,ST5,ST6における下車乗客FPSの下車人数が点線円RN1,RN2,RN3,RN4,RN5,RN6で示されている。
点線円RN1,RN2,RN3,RN4,RN5,RN6は、点線円の色又は点線円の大きさに応じて、下車乗客FPSの下車人数が示される。例えば、図7では、停車駅ST5,ST6において下車乗客FPSの下車人数が最も多く、停車駅ST1,ST2,ST3,ST4において下車乗客FPSの下車人数が最も少ないことが分かる。
また、例えば監視者によって、図7に示す時間帯別送り再生ボタンTRPがクリック操作されると、図7に示されている停車駅毎の下車乗客FPSの映像データが順次、監視装置20のディスプレイDPにおいて表示(再生)されていく。なお、図7では、下車乗客FPSの下車人数の停車駅別の推移ではなく、乗車乗客NPSの乗車人数の停車駅別の推移が示されても良い。
これにより、本実施形態の監視システム100は、下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報、或いは下車乗客FPS又は乗車乗客NPSの人数情報と鉄道車両TR内の映像データとのセットデータと、鉄道車両TRから下車乗客FPSが下車する下車時刻情報と、鉄道車両TRの自動開閉ドア(例えば図2では自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4b)が開く時刻を含む所定期間(例えば自動開閉ドアが開く前後数分)の撮像により得られた映像データと、画像処理部IM1,IM2における画像処理結果(即ち、下車乗客FPSの人数検出結果)とが対応付けられてサーバ10に記憶されるので、特定の鉄道車両TRの停車駅別の下車乗客FPSの下車人数又は乗車乗客NPSの乗車人数の推移を、俯瞰しながら監視者に正確かつ簡易に把握させることができる。
以上により、本実施形態の監視システム100では、鉄道車両TRから下車する下車乗客の人数は、鉄道車両TR内に設けられた人数カウント部P1a,P2a,P3a,P4a(又は人数カウント部P1b,P2b,P3b,P4b)によりカウントされ、停車駅STAのホーム又は停車駅STAに到着した鉄道車両TRから下車する下車乗客はカメラCR1,CR2により撮像される。また、鉄道車両TRから下車する下車乗客の人数情報と下車乗客の映像データとは、対応付けられてサーバ10に記憶される。
これにより、監視システム100は、停車駅STAのホームに設置されたカメラCR1,CR2の撮像により得られた下車乗客の映像データと停車駅STAに到着した鉄道車両TR内から下車する下車乗客の人数情報とが対応付けられるので、鉄道車両TR内から下車する下車乗客は通常正面方向(即ち、鉄道車両内から停車駅のホームに向かう方向)に顔を向けることに着目すれば、鉄道車両TRから下車する下車乗客の人数を高精度に判別することができる。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態の監視システム100Aの動作概要を示す説明図である。第2の実施形態では、サーバ10Aは、第1の実施形態において説明した下車人数又は乗車人数毎の統計処理データと、停車駅のホームの映像データ又は停車駅のホーム及び鉄道車両TR内の映像データとを記憶(蓄積)し、更に、後述する配信広告データも更に記憶(蓄積)している。また、本実施形態の監視システム100Aでは、鉄道車両TRの停車駅(図8に示すA駅、B駅、C駅)には、サーバ10Aから配信される配信広告データを表示可能な広告表示装置(図9及び図11参照)が設けられ、鉄道車両TR内には、サーバ10Aから配信される配信広告データを表示可能な広告表示装置(図10及び図11参照)が設けられる。
停車駅に設置された広告表示装置は、鉄道車両TRが停車駅に到着して下車乗客FPSが下車したタイミングに合わせて、サーバ10Aから配信される配信広告データを表示し、また、詳細は後述するが、時間帯に応じて、配信広告データの表示内容又は表示時間を切り替えて表示する。また、停車駅に設置された広告表示装置は、鉄道車両TRが未だ到着していない停車駅(例えば図8に示すC駅)において乗車待ちしている乗車乗客NPSに対しては、配信広告データ以外に、例えば鉄道車両TRの運行状況データを表示しても良い。
図9は、第2の実施形態の監視システム100Aの第1の構成例による動作概要の説明図である。図10は、第2の実施形態の監視システム100Aの第2の構成例による動作概要の説明図である。図11は、第2の実施形態の監視システム100Aの第3の構成例による動作概要の説明図である。図9〜図11では、例えば鉄道車両TRが停車駅STAに到着して自動開閉ドアDR1b,DR2b,DR3b,DR4bが開く直前の状況が示されている。
図9〜図11に示す各部の説明において、図2又は図3に示す各部の説明と同一のものには同一の符号を付して説明を簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。本実施形態においても、サーバ10A及びデータ管理装置50Aの構成例は、図4(A)及び図4(B)にそれぞれ示す構成例と同様である。
図9に示す監視システム100Aは、到着センサSE1,SE2と、人数カウント部P1a,P1b,P2a,P2b,P3a,P3b,P4a,P4bと、データ管理装置50Aと、カメラCR1,CR2と、サーバ10Aと、広告表示装置AD1とを含む構成である。
到着センサSE1,SE2は、例えば赤外光を放射し、赤外光が鉄道車両TRにより反射された反射光を受光したか否かに応じて、鉄道車両TRが停車駅STAのホームの所定位置に停車したか否かを検出する。また、到着センサSE1,SE2は、赤外光の放射以外に、例えば磁気センサを用いて、鉄道車両TRが停車駅STAのホームの所定位置に停車したか否かを検出しても良い。到着センサSE1,SE2は、鉄道車両TRが停車駅STAのホームの所定位置に停車したことを検出した場合には、鉄道車両TRが停車駅STAのホームの所定位置に停車したことを示す到着検出信号を広告表示装置AD1に出力する。
広告表示装置AD1は、停車駅STAのホームの所定位置に設けられ、サーバ10AとはネットワークNW3を介して接続され、サーバ10Aから配信された配信広告データを、サーバ10Aにより決定された表示時間(再生時間)の間、表示する。
また、広告表示装置AD1は、到着センサSE1,SE2の一方又は両方から到着検出信号が入力された場合には、鉄道車両TRが停車駅STAのホームの所定位置に停車した場合にサーバ10Aから配信された配信広告データを、サーバ10Aにより決定された表示時間(再生時間)の間、表示する。広告表示装置AD1及びサーバ10Aの動作の詳細については、図12〜図14を参照して後述する。
これにより、本実施形態の監視システム100Aは、広告表示装置AD1が停車駅STAのホームの所定位置に設置されている場合、停車駅STAにおいて鉄道車両TRの到着を待っている乗車乗客NPS又は以前に到着した鉄道車両から下車した下車乗客FPS向けに、広告表示装置AD1において配信広告データを、サーバ10Aにより決定された表示時間(再生時間)の間、表示できる。
また本実施形態では、図10に示すように、広告表示装置は、停車駅STAのホームの所定位置に設置されず、鉄道車両TR内に設けられても良い。この場合には、サーバ10Aは、ネットワークNW1を介して、配信広告データをデータ管理装置50Aに配信する。データ管理装置50Aは、サーバ10Aから配信された配信広告データを広告表示装置IAD1a,IAD1b,IAD2a,IAD2bに出力する。
これにより、本実施形態の監視システム100Aは、広告表示装置AD1が停車駅STAのホームの所定位置に設置されていなくても、鉄道車両TR内に設置された広告表示装置IAD1a,IAD1b,IAD2a,IAD2bにおいて、サーバ10Aから配信された配信広告データを、サーバ10Aにより決定された表示時間(再生時間)の間、表示できる。
また本実施形態では、図11に示すように、広告表示装置は、停車駅STAのホームの所定位置以外に、鉄道車両TR内に設けられても良い。この場合には、サーバ10Aは、ネットワークNW3を介して、配信広告データを広告表示装置AD1に配信し、更に、ネットワークNW1を介して、配信広告データをデータ管理装置50Aに配信する。データ管理装置50Aは、サーバ10Aから配信された配信広告データを広告表示装置IAD1a,IAD1b,IAD2a,IAD2bに出力する。
これにより、本実施形態の監視システム100Aは、広告表示装置AD1が停車駅STAのホームの所定位置に設置され、更に、広告表示装置IAD1a,IAD1b,IAD2a,IAD2bが鉄道車両TR内に設置されている場合、停車駅STAにおいて鉄道車両TRの到着を待っている乗車乗客NPS又は以前に到着した鉄道車両から下車した下車乗客FPS向けに、広告表示装置AD1において配信広告データを、サーバ10Aにより決定された表示時間(再生時間)の間、表示できる。
更に、監視システム100Aは、鉄道車両TR内の乗客(次の停車駅の下車乗客FPSを含む)向けに、広告表示装置IAD1a,IAD1b,IAD2a,IAD2bにおいて配信広告データを、サーバ10Aにより決定された表示時間(再生時間)の間、表示できる。なお、広告表示装置AD1と、広告表示装置IAD1a,IAD1b,IAD2a,IAD2bとが配信広告データを表示(再生)する表示時間、配信広告データの内容は同一でも良いし、異なっても良い。
なお、図11では、図面の複雑化を避けるために、広告表示装置IAD1a,IAD1b,IAD2a,IAD2bとデータ管理装置50Aとの間の矢印の図示を省略している。
次に、本実施形態の監視システム100Aのサーバ10Aと広告表示装置(例えば広告表示装置AD1)とにおける第1の動作手順〜第3の動作手順について、図12〜図14を参照して説明する。図12は、第2の実施形態の監視システム100Aの第1の動作例を説明するフローチャートである。図13は、第2の実施形態の監視システム100Aの第1の動作例を説明するフローチャートである。図14は、第2の実施形態の監視システム100Aの第1の動作例を説明するフローチャートである。なお、図12〜図14に示す各フローチャートは、図9〜図11に示す監視システム100Aのうちいずれの構成における動作手順でも良い。
図12において、先ず、サーバ10Aは、過去の所定期間の統計処理データとして、例えば現時点から過去1週間分の統計処理データを記憶部13から読み出して取得する(S1)。統計処理データは、例えば特定の停車駅における時間帯別の下車乗客FPSの下車人数とする。なお、過去の所定期間は、1週間に限らず、1カ月や1年でも良い。
サーバ10Aは、ステップS1において取得した過去の所定期間の統計処理データを基に、現時点における配信広告データとして適する配信広告データ(例えば過去の同時期に使用実績のある配信広告データ)を記憶部13から抽出して読み出す。ここで、選択された配信広告データは、例えば現時点を含む日程の運行状況を示す運行情報と、定常的に使用される配信広告データとのセットデータとする。
また、サーバ10Aは、後述する所定の混雑時間帯に表示(再生)される配信広告データと、混雑時間帯を除く時間(例えば閑散時)に表示(再生)される配信広告データとを記憶部13から抽出して読み出す。混雑時間帯に表示(再生)される配信広告データは、表示時間が短い内容の広告である。一方、混雑時間帯を除く時間(例えば閑散時)に表示(再生)される配信広告データは、表示時間が長い内容の広告である。
即ち、混雑時間帯には停車駅STAのホームには多くの乗客(下車乗客FPS,乗車乗客NPS)が存在するので、人の出入りが多い時間帯には表示時間の長い広告より表示時間の短い広告の方が多くの人に見てもらえる点で効果的であると考えられる。一方、混雑時間帯を除く時間(例えば閑散時)には停車駅STAのホームには多くの乗客(下車乗客FPS,乗車乗客NPS)が存在していないので、人の出入りが少ない時間帯には表示時間の短い広告より表示時間の長い広告の方がよく見てもらえる点で効果的であると考えられる。
サーバ10Aは、抽出された配信広告データと配信広告データの表示(再生)時間に関する情報とを、ネットワークNW3を介して、広告表示装置AD1に配信する。広告表示装置AD1は、サーバ10Aから配信された表示(再生)時間に関する情報に対応する表示時間の間、サーバ10Aから配信された配信広告データ、即ち、現時点を含む日程の運行状況を示す運行情報と、定常的に使用される配信広告データとのセットデータを表示する(S2)。
ステップS2の後、鉄道車両TRが停車駅STAのホームに到着していない場合には(S3、NO)、広告表示装置AD1は、サーバ10Aから配信された表示(再生)時間に関する情報に対応する表示時間の間、サーバ10Aから配信された配信広告データの表示を繰り返す(S2)。なお、広告表示装置AD1は、鉄道車両TRが停車駅STAのホームに到着したか否かを、到着センサSE1,SE2からの到着検出信号の有無に応じて、容易に判別可能である。
一方、ステップS2の後、鉄道車両TRが停車駅STAのホームに到着した場合には(S3、YES)、広告表示装置AD1は、現時点が所定の混雑時間帯(例えば午前7時〜午前10時の間,午後5時〜午後8時の間。以下同様とする。)であるか否かを判定する(S4)。
広告表示装置AD1は、現時点が所定の混雑時間帯であると判定した場合には(S4、YES)、サーバ10Aから配信された配信広告データのうち、表示(再生)時間が短い配信広告データに切り替えて表示する(S5)。
一方、広告表示装置AD1は、現時点が所定の混雑時間帯ではないと判定した場合には(S4、NO)、サーバ10Aから配信された配信広告データのうち、表示(再生)時間が長い配信広告データに切り替えて表示する(S6)。
ステップS5又はステップS6の後、ステップS5又はステップS6において表示されていた配信広告データの表示(再生)時間が終了した場合には(S7、YES)、広告表示装置AD1の動作はステップS2に戻る。即ち、広告表示装置1は、現時点を含む日程の運行状況を示す運行情報と、定常的に使用される配信広告データとのセットデータを表示する(S2)。
以上により、本実施形態の監視システム100Aでは、停車駅STAに鉄道車両TRが到着していない場合には、広告表示装置AD1は、鉄道車両TRの運行状況を示す運行情報と、定常的に使用される配信広告データ(例えば停車駅STA付近の商店に関する広告データ)との表示を継続し、停車駅STAに鉄道車両TRが到着した場合には、所定の混雑時間帯であるか否かに応じて、表示(再生)時間の異なる配信広告データに切り替え、配信広告データに対応した表示(再生)時間の間、表示を継続する。
これにより、監視システム100Aは、鉄道車両TRの停車駅STAへの到着の有無と及び混雑時間帯であるか否かに応じて、停車駅STAに存在する乗客(下車乗客FPS,乗車乗客NPSを含む)に対して、商品又は役務の提供のビジネスチャンスを積極的に明示、紹介することができる。
また、図13において、サーバ10Aは、カメラCR1,CR2及びデータ管理装置50Aから新しい映像データ及び下車人数、乗車人数の人数カウント出力のデータを受信した場合、又は、新しい配信広告データの記憶をするための操作がなされた場合には、記憶部13へのデータ更新を行う(S8)。
広告表示装置AD1は、現時点が所定の混雑時間帯であると判定した場合には(S4、YES)、ステップS8の後にサーバ10Aから配信された配信広告データのうち、表示(再生)時間が短い配信広告データに切り替えて表示を開始する(S5a)。
一方、広告表示装置AD1は、現時点が所定の混雑時間帯ではないと判定した場合には(S4、NO)、サーバ10Aから配信された配信広告データのうち、表示(再生)時間が長い配信広告データに切り替えて表示を開始する(S6a)。
ステップS5a又はステップS6aにおいて配信広告データの表示が開始された後、サーバ10Aは、鉄道車両TRから下車データを受信したとする(S9)。下車データは、例えば鉄道車両TR内に設けられた人数カウント部(例えば人数カウント部P1b,P2b,P3b,P4b)によりカウントされた下車乗客FPSの下車人数の情報である。サーバ10Aは、ステップS9において受信した下車データにおける下車人数が所定の閾値より多いか否かを判定する(S10)。
サーバ10Aは、ステップS9において受信した下車データにおける下車人数が所定の閾値より多いと判定した場合(S10、YES)、広告表示装置1Aに対し、ステップS5aにおいて表示が開始された短い内容の配信広告データの表示を継続させるか、又はステップS6aにおいて表示が開始された長い内容の配信広告データから短い内容の配信広告データの表示に切り替えさせる(S11)。
一方、サーバ10Aは、ステップS9において受信した下車データにおける下車人数が所定の閾値以下であると判定した場合(S10、NO)、広告表示装置1Aに対し、ステップS6aにおいて表示が開始された長い内容の配信広告データの表示を継続させるか、又はステップS5aにおいて表示が開始された短い内容の配信広告データから長い内容の配信広告データの表示に切り替えさせる(S12)。
以上により、本実施形態の監視システム100Aでは、図12に示すフローチャートに示す動作に加えて、サーバ10Aは、新しい配信広告データが追加された場合や、新しい映像データ及び下車人数、乗車人数の人数カウント出力のデータを受信した場合には、データ更新を行う。また、広告表示装置AD1は、一旦配信広告データの表示を開始した後に、サーバ10Aが下車データを受信した場合には、サーバ10Aの指示に応じて、下車データが示す下車人数の多寡に応じて、短い内容の配信広告データの表示に切り替え又は継続し、又は、長い内容の配信広告データの表示に切り替え又は継続する。
これにより、監視システム100Aは、一旦配信広告データの表示を開始した後に、サーバ10Aが下車データを受信した場合には、最新の下車データが示す下車乗客FPSの下車人数に応じて、停車駅STAに存在する乗客(下車乗客FPS,乗車乗客NPSを含む)に対して、商品又は役務の提供のビジネスチャンスを積極的に明示、紹介することができる。
また、図14において、ステップS2の後、鉄道車両TRが停車駅STAのホームに到着した場合には(S3、YES)、広告表示装置AD1は、サーバ10Aより時間帯広告データを受信しているか否かを判定する(S12)。時間帯広告は、特定の時間帯において停車駅STAに存在する乗客(下車乗客FPS,乗車乗客NPSを含む)にとって効果的な内容を示す広告であり、例えば夕方のタイムサービスが挙げられる。
広告表示装置AD1は、サーバ10Aより時間帯広告データを受信していない場合には(S12、NO)、現時点が所定の混雑時間帯(例えば午前7時〜午前10時の間,午後5時〜午後8時の間。以下同様とする。)であるか否かを判定する(S4)。
一方、広告表示装置AD1は、サーバ10Aより時間帯広告データを受信している場合には(S12、YES)、サーバ10Aより配信された時間帯広告データを、サーバ10Aから配信された表示(再生)時間に関する情報に対応する表示時間の間、現時刻に合わせて表示する(S13)。
以上により、本実施形態の監視システム100Aでは、図12に示すフローチャートに示す動作に加えて、広告表示装置AD1は、サーバ10Aから時間帯広告データが配信されている場合には、サーバ10Aの指示に応じて、現時刻に合う時間帯広告データを選択して表示する。
これにより、監視システム100Aは、時間帯に特有な内容が考慮されている時間帯広告データをサーバ10Aが広告表示装置AD1に配信している場合には、現時刻に合わせた最適な内容の配信広告データを広告表示装置AD1において表示できるので、停車駅STAに存在する乗客(下車乗客FPS,乗車乗客NPSを含む)に対して、商品又は役務の提供のビジネスチャンスを積極的に明示、紹介することができる。
図15(A)は、午前7時から午前10時30分までの「ZZZ」駅行きの鉄道車両TRに対し、ホームに設置された広告表示装置AD1に表示される配信広告データの一例を示す図である。図15(B)は、午前7時から午前10時30分までの「ZZZ」行きの鉄道車両TR内に設置された広告表示装置AD1に表示される配信広告データの一例を示す図である。図16(A)は、午後2時から午後4時30分までの「WWW」行きの鉄道車両TRに対し、ホームに設置された広告表示装置AD1に表示される配信広告データの一例を示す図である。図16(B)は、午後2時から午後4時30分までの「WWW」行きの鉄道車両TR内に設置された広告表示装置AD1に表示される配信広告データの一例を示す図である。
サーバ10Aは、午前7時から午前10時30分までの「ZZZ」駅行きの鉄道車両TRが停車するいずれかの停車駅(例えば停車駅STA)に設置された広告表示装置(例えば広告表示装置AD1)に対し、例えば下車人数が所定数以上であると判定した場合に、「ZZZ」駅構内の広告と、「ZZZ」駅構内のパソコンショップの広告とを併せて表示させる(図15(A)参照)。
更に、サーバ10Aは、午前7時から午前10時30分までの「ZZZ」駅行きの鉄道車両TR内に設置された広告表示装置(例えば広告表示装置IAD1a,IAD1b)に対し、例えば下車人数が所定以上であると判定した場合に、「ZZZ」駅構内のパソコンショップの広告を表示させる(図15(B)参照)。
また、サーバ10Aは、午後2時から午後4時30分までの「WWW」駅行きの鉄道車両TRが停車するいずれかの停車駅(例えば停車駅STA)に設置された広告表示装置(例えば広告表示装置AD1)に対し、例えば下車人数が所定数以上であると判定した場合に、「WWW」駅構内の広告と、「WWW」駅構内のアパレルショップの広告とを併せて表示させる(図16(A)参照)。
更に、サーバ10Aは、午後2時から午後4時30分までの「WWW」駅行きの鉄道車両TR内に設置された広告表示装置(例えば広告表示装置IAD1a,IAD1b)に対し、例えば下車人数が所定以上であると判定した場合に、「WWW」駅構内のアパレルンショップの広告を表示させる(図16(B)参照)。
次に、本実施形態の監視システム100Aのサーバ10Aと各停車駅に設置される広告表示装置とにおける第4の動作手順について図17を参照して説明する。図17は、第2の実施形態の監視システムの第4の動作例を説明する動作概要の説明図である。
図17では、サーバ10Aは、鉄道車両TRの進行状況と時間帯とに応じて、停車駅の構内又は停車駅の周囲に関する広告と対応付けて、鉄道車両TR内に設けられた広告表示装置(例えば広告表示装置IAD1a,IAD1b)に表示させる配信広告データを変更して表示させる。
例えば図17に示すように、鉄道車両TRがA駅、B駅、C駅の順に進行する。A駅のホームに設置された広告表示装置(例えば広告表示装置AD1)は、A駅の構内に存在している商店AAと商店DDとに関する配信広告データを表示している。B駅のホームに設置された広告表示装置は、B駅の構内に存在している商店BBと商店EEとに関する配信広告データを表示している。C駅のホームに設置された広告表示装置は、C駅の構内に存在している商店CCと商店FFとに関する配信広告データを表示している。
商店AAの営業時間は午前9時から午後6時までであり、商店DDの営業時間は午後6時から午前0時までである。また、商店BBの営業時間は午前9時から午後6時までであり、商店EEの営業時間は午後6時から午前0時までである。同様に、商店CCの営業時間は午前9時から午後6時までであり、商店FFの営業時間は午後6時から午前0時までである。このような商店AA,BB,CC,DD,EE,FFの営業時間に関するデータはサーバ10Aの記憶部13に予め記憶されているとする。
サーバ10Aは、A駅のホームに設置された広告表示装置(例えば広告表示装置AD1)に、午前9時から午後6時までの間には商店AAに関する配信広告データを表示させ、午後6時から午前0時までの間には商店DDに関する配信広告データを表示させる。また、サーバ10Aは、B駅のホームに設置された広告表示装置に、午前9時から午後6時までの間には商店BBに関する配信広告データを表示させ、午後6時から午前0時までの間には商店EEに関する配信広告データを表示させる。同様に、サーバ10Aは、C駅のホームに設置された広告表示装置に、午前9時から午後6時までの間には商店CCに関する配信広告データを表示させ、午後6時から午前0時までの間には商店FFに関する配信広告データを表示させる。
更に、サーバ10Aは、図17に示す鉄道車両TRの進行状況と時間帯とに応じて、午前9時から午後6時までの間には、A駅に到着するまでは商店AAに関する配信広告データを鉄道車両TR内に設置された広告表示装置(例えば広告表示装置IAD1a,IAD1b)に表示させ、A駅を出発してからB駅に到着するまでは商店BBに関する配信広告データを鉄道車両TR内に設置された広告表示装置(例えば広告表示装置IAD1a,IAD1b)に表示させ、更に、B駅を出発してからC駅に到着するまでは商店CCに関する配信広告データを鉄道車両TR内に設置された広告表示装置(例えば広告表示装置IAD1a,IAD1b)に表示させる。
同様に、サーバ10Aは、図17に示す鉄道車両TRの進行状況と時間帯とに応じて、午後6時から午前0時までの間には、A駅に到着するまでは商店DDに関する配信広告データを鉄道車両TR内に設置された広告表示装置(例えば広告表示装置IAD1a,IAD1b)に表示させ、A駅を出発してからB駅に到着するまでは商店EEに関する配信広告データを鉄道車両TR内に設置された広告表示装置(例えば広告表示装置IAD1a,IAD1b)に表示させ、更に、B駅を出発してからC駅に到着するまでは商店FFに関する配信広告データを鉄道車両TR内に設置された広告表示装置(例えば広告表示装置IAD1a,IAD1b)に表示させる。
以上により、本実施形態の監視システム100Aでは、サーバ10Aは、鉄道車両TRの進行状況と時間帯とに応じて、停車駅の構内又は停車駅の周囲に関する広告と対応付けて、鉄道車両TR内に設けられた広告表示装置(例えば広告表示装置IAD1a,IAD1b)に表示させる配信広告データを変更して表示させる。
これにより、監視システム100Aは、営業時間と鉄道車両TRの走行時間との関連性が高い広告を鉄道車両TR内に設置された広告表示装置に表示させることで、鉄道車両TR内の乗客(下車乗客FPS及び乗車乗客NPFを含む)に対して関心を与える可能性が高い配信広告データを効果的に明示することができる。
なお、本実施形態では鉄道車両、停車駅、ホームの例を用いて説明したが、電車車両、停車駅、ホームに限られるものではなく、バス、バス停留所、バス停留所付近の利用環境で、バスの下車人数を用いて、バス内又はバス停留所付近に設置された広告表示装置を制御する実施形態としても良い。
更に、本実施形態の監視システムは、上述した鉄道車両及びバスに限らず、例えば飛行機及び船舶を含む移動物体に関しても同様に適用可能である。例えば、本実施形態では、移動物体、移動物体が到着する場所、移動物体が到着する場所の所定位置付近の利用環境で、移動物体から降りる人物の人数を用いて、移動物体内又は移動物体が到着する場所付近に設置された広告表示装置を制御する実施形態としても良い。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、ホームに設置されたカメラの撮像画像と鉄道車両内から下車する人数カウント結果との関連付けにより、鉄道車両から下車する乗客人数を高精度に判別する監視システム及び監視方法として有用である。
10、10A サーバ
11、51 制御部
12、52 送受信部
13、53 記憶部
14 統計処理部
20 監視装置
50、50A データ管理装置
54 画像処理部
100、100A 監視システム
AD1、IAD1a、IAD1b、IAD2a、IAD2b 広告表示装置
Ant−Rx 受信アンテナ
Ant−Tx 送信アンテナ
CR1、CR2、ICR1、ICR2 カメラ
DR1a、DR1b、DR2a、DR2b、DR3a、DR3b、DR4a、DR4b 自動開閉ドア
NL データ送信ケーブル
P1a、P1b、P2a、P2b、P3a、P3b、P4a、P4b 人数カウント部
RL レール
SE1、SE2 到着センサ

Claims (20)

  1. 移動物体内に設けられ、移動物体から降りる人物の人数をカウントする人数カウント部と、
    前記移動物体から人物が降りる場所に設けられ、前記場所の所定位置又は前記場所に到着した前記移動物体から降りる人物を撮像する第1のカメラと、
    前記人数カウント部によりカウントされた前記人物の人数情報と、前記第1のカメラにより撮像された前記人物の映像データとを対応付けて記憶するサーバと、を備える、
    監視システム。
  2. 鉄道車両内に設けられ、鉄道車両から下車する下車乗客の人数をカウントする人数カウント部と、
    前記鉄道車両の停車駅に設けられ、前記停車駅のホーム又は前記停車駅に到着した前記鉄道車両から下車する下車乗客を撮像する第1のカメラと、
    前記人数カウント部によりカウントされた前記下車乗客の人数情報と、前記第1のカメラにより撮像された前記下車乗客の映像データとを対応付けて記憶するサーバと、を備える、
    監視システム。
  3. 請求項2に記載の監視システムであって、
    前記鉄道車両内に設けられ、前記鉄道車両内を撮像する第2のカメラ、を更に備え、
    前記サーバは、
    前記鉄道車両が前記停車駅に停車している間に、前記第2のカメラにより撮像された前記鉄道車両内の映像データを、更に対応付けて記憶する、
    監視システム。
  4. 請求項3に記載の監視システムであって、
    前記第1のカメラは、
    前記下車乗客の映像データを基に、前記下車乗客を検出する画像処理部、を有し、
    前記鉄道車両から前記下車乗客が下車する下車時刻情報と、前記画像処理部により検出された前記下車乗客の人数情報と、前記鉄道車両のドアが開く時刻を含む所定期間における前記ホームの映像データとを前記サーバに送信する、
    監視システム。
  5. 請求項4に記載の監視システムであって、
    前記第2のカメラは、
    前記鉄道車両のドアが開く時刻を含む所定期間における前記鉄道車両内の映像データを前記サーバに送信する、
    監視システム。
  6. 請求項2に記載の監視システムであって、
    特定の停車駅における前記下車乗客の時間帯毎の人数情報を示す第1の統計処理情報を生成する統計処理部と、
    前記統計処理部により生成された前記第1の統計処理情報を表示する表示部と、を更に備え、
    前記表示部は、
    前記特定の停車駅における前記第1の統計処理情報のいずれかの時間帯の指定操作に応じて、指定された時間帯における前記下車乗客の映像データを表示する、
    監視システム。
  7. 請求項6に記載の監視システムであって、
    前記鉄道車両内に設けられ、前記鉄道車両内を撮像する第2のカメラ、を更に備え、
    前記サーバは、
    前記鉄道車両が前記停車駅に停車している間に、前記第2のカメラにより撮像された前記鉄道車両内の映像データを、更に対応付けて記憶し、
    前記表示部は、
    指定された時間帯における前記鉄道車両内の映像データを表示する、
    監視システム。
  8. 請求項2に記載の監視システムであって、
    前記人数カウント部は、
    前記停車駅に到着した前記鉄道車両に乗車する乗車乗客の人数をカウントし、
    前記サーバは、
    前記人数カウント部によりカウントされた前記乗車乗客の人数情報を、更に対応付けて記憶する、
    監視システム。
  9. 請求項2に記載の監視システムであって、
    前記鉄道車両の停車駅に設けられ、前記停車駅に関する広告データを表示する第1の広告表示部、を更に備え、
    前記サーバは、
    前記人数カウント部によりカウントされた前記下車乗客の人数情報に応じて、前記第1の広告表示部に配信される前記広告データの表示時間を切り替える、
    監視システム。
  10. 請求項8に記載の監視システムであって、
    前記鉄道車両内に設けられ、前記停車駅に関する広告データを表示する第2の広告表示部、を更に備え、
    前記サーバは、
    前記人数カウント部によりカウントされた前記乗車乗客の人数情報に応じて、前記第2の広告表示部に配信される前記広告データの表示時間を切り替える、
    監視システム。
  11. 請求項2に記載の監視システムであって、
    前記鉄道車両の停車駅に設けられ、前記停車駅に関する広告データを表示する第1の広告表示部、を更に備え、
    前記サーバは、
    前記鉄道車両が前記停車駅に到着する時間帯に応じて、前記第1の広告表示部に配信される前記広告データの内容を切り替える、
    監視システム。
  12. 請求項8に記載の監視システムであって、
    前記鉄道車両内に設けられ、前記停車駅に関する広告データを表示する第2の広告表示部、を更に備え、
    前記サーバは、
    前記鉄道車両が前記停車駅に到着する時間帯に応じて、前記第2の広告表示部に配信される前記広告データの内容を切り替える、
    監視システム。
  13. 請求項2に記載の監視システムであって、
    前記鉄道車両の停車駅に設けられ、前記停車駅に関する広告データを表示する第1の広告表示部と、
    前記鉄道車両内に設けられ、前記停車駅に関する広告データを表示する第2の広告表示部と、を更に備え、
    前記サーバは、
    前記鉄道車両が次に到着する次停車駅に応じて、前記第1の広告表示部及び前記第2の広告表示部に配信される前記広告データの内容を切り替える、
    監視システム。
  14. 請求項13に記載の監視システムであって、
    前記サーバは、
    前記鉄道車両が前記次停車駅に到着する時間帯に応じて、前記第1の広告表示部及び前記第2の広告表示部に配信される前記広告データの内容を切り替える、
    監視システム。
  15. 請求項8に記載の監視システムであって、
    特定の停車駅における前記乗車乗客の時間帯毎の人数情報を示す第2の統計処理情報を生成する統計処理部、と、
    前記統計処理部により生成された前記第2の統計処理情報を表示する表示部と、を更に備え、
    前記表示部は、
    前記特定の停車駅における前記第2の統計処理情報のいずれかの時間帯の指定操作に応じて、指定された時間帯における前記乗車乗客の映像データを表示する、
    監視システム。
  16. 請求項8に記載の監視システムであって、
    特定の時間帯における前記乗車乗客の停車駅毎の人数情報を示す第3の統計処理情報を生成する統計処理部、と、
    前記統計処理部により生成された前記第3の統計処理情報を表示する表示部と、を更に備え、
    前記表示部は、
    前記特定の時間帯における前記第3の統計処理情報のいずれかの停車駅の指定操作に応じて、指定された停車駅における前記乗車乗客の映像データを表示する、
    監視システム。
  17. 請求項2に記載の監視システムであって、
    前記鉄道車両が停車する停車駅を示す停車駅マップ上において、一部又は全部の停車駅における前記下車乗客の時間帯毎の人数情報を示す第4の統計処理情報を生成する統計処理部と、
    前記統計処理部により生成された前記第4の統計処理情報を表示する表示部と、を更に備え、
    前記表示部は、
    前記表示部に表示された前記停車駅マップ上において、特定の停車駅における前記第4の統計処理情報のいずれかの停車駅の指定操作に応じて、指定された停車駅における前記下車乗客の映像データを表示する、
    監視システム。
  18. 請求項8に記載の監視システムであって、
    前記鉄道車両が停車する停車駅を示す停車駅マップ上において、一部又は全部の停車駅における前記乗車乗客の時間帯毎の人数情報を示す第5の統計処理情報を生成する統計処理部と、
    前記統計処理部により生成された前記第5の統計処理情報を表示する表示部と、を更に備え、
    前記表示部は、
    前記表示部に表示された前記停車駅マップ上において、特定の停車駅における前記第5の統計処理情報のいずれかの停車駅の指定操作に応じて、指定された停車駅における前記乗車乗客の映像データを表示する、
    監視システム。
  19. 移動物体が到着する場所において、前記移動物体から降りる人物を監視する監視システムにおける監視方法であって、
    前記移動物体の前記場所への到着を検出するステップと、
    前記移動物体から降りる人物の人数をカウントするステップと、
    前記場所に設けられた第1のカメラにおいて、前記場所に到着した前記移動物体から降りる人物を撮像するステップと、
    カウントされた前記人物の人数情報と、前記第1のカメラにより撮像された前記人物の映像データとを対応付けて記憶するステップと、を有する、
    監視方法。
  20. 鉄道車両が停車する停車駅において、前記鉄道車両から下車する下車乗客を監視する監視システムにおける監視方法であって、
    前記鉄道車両の前記停車駅への到着を検出するステップと、
    前記鉄道車両から下車する下車乗客の人数をカウントするステップと、
    前記鉄道車両の停車駅に設けられた第1のカメラにおいて、前記停車駅に到着した前記鉄道車両から下車する下車乗客を撮像するステップと、
    カウントされた前記下車乗客の人数情報と、前記第1のカメラにより撮像された前記下車乗客の映像データとを対応付けて記憶するステップと、を有する、
    監視方法。
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