JP2015176350A - キャシュの管理装置及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的にコンテンツをキュッシュする通信装置を決定して管理する管理装置を提供する。
【解決手段】管理装置は、複数の通信装置のそれぞれについて、コンテンツをキャッシュするための空き容量及び制御部の負荷を示す装置情報と、キャッシュ対象のコンテンツのそれぞれについて、アクセス回数及びサイズを示すコンテンツ情報を保持する保持手段と、装置情報及びコンテンツ情報に基づきキャシュ対象のコンテンツそれぞれについて、キャッシュを行う通信装置を決定する決定手段と、を備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、コンテンツ配信システムにおけるキャッシュ技術に関する。
コンテンツを公開するに当たりキャッシュ技術が利用されている。特許文献1は、パケットのルーティングを行うルータとは別に、コンテンツのキャッシュを行うキャッシュ装置をネットワーク内に分散配置し、キャッシュ装置の負荷に基づき、あるコンテンツをキャッシュするキャッシュ装置を追加する構成を開示している。
特開2012−151652号公報
特許文献1の構成ではコンテンツのキャッシュのみを行う複数のキャッシュ装置をネットワーク内に分散配置する必要がある。ここで、コンテンツを配信するルータやスイッチといった通信装置もある程度の記憶部を有するため、これら通信装置にコンテンツをキャッシュすることで、コンテンツをネットワーク内において分散してキャッシュすると共に通信局舎への通信装置の設置スペースを削減することができる。
しかしながら、キャッシュを専門に行う装置と比較して、コンテンツの配信に関わる通信装置の記憶容量は少ない。また、キュッシュを処理することによる処理負荷が、通信装置における転送処理に影響を与えない様にする必要がある。また、通信ネットワークは一般的に階層構造を持ち、通常、ユーザ装置に近い側をエッジ領域、エッジ領域の通信装置間における転送処理を行う側をコア領域と呼ぶ。ここで、コンテンツをエッジ領域の通信装置にキャッシュすると、コア領域の通信装置にキャッシュするよりも、コンテンツの配信により消費する通信ネットワークの資源を少なくすることができる。しかしながら、エッジ領域の通信装置は、コア領域の通信装置と比較し、その配備台数は多いものの、処理能力や記憶容量は少ない。つまり、コンテンツを配信する通信装置にコンテンツをキャッシュさせる場合、通信装置の記憶容量、処理負荷を考慮し、かつ、コンテンツ配信で所費される通信ネットワークの資源を減少させる様に、コンテンツをキャッシュする通信装置を決定する必要がある。
本発明は上記点に鑑み、効率的にコンテンツをキュッシュする通信装置を決定して管理する管理装置と、当該管理装置が管理する通信装置を提供するものである。
本発明の一側面によると、管理装置は、複数の通信装置のそれぞれについて、コンテンツをキャッシュするための空き容量及び制御部の負荷を示す装置情報と、キャッシュ対象のコンテンツのそれぞれについて、アクセス回数及びサイズを示すコンテンツ情報を保持する保持手段と、前記装置情報及び前記コンテンツ情報に基づき前記キャシュ対象のコンテンツそれぞれについて、キャッシュを行う通信装置を決定する決定手段と、を備えていることを特徴とする。
効率的にコンテンツをキュッシュする通信装置を決定することができる。
一実施形態によるシステム構成図。 一実施形態によるシステム内で送受される信号を示す図。 一実施形態による装置管理テーブルを示す図。 一実施形態によるコンテンツ管理テーブルを示す図。 一実施形態によるコンテンツ追加時のフローチャート。 一実施形態によるキャッシュ配置決定処理のフローチャート。 一実施形態による負荷が閾値を超えたときに行う処理のフローチャート。 一実施形態による順位変動時のフローチャート。 一実施形態による管理装置及びルータの構成図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
図1は、一実施形態におけるシステム構成図である。ネットワーク4は、コンテンツ配信ネットワークであり、複数のルータ31〜36と、キャッシュサーバ2を有する。なお、以下ではコンテンツの転送を行う通信装置がルータであるものとするが、スイッチ装置等、他の名称で呼ばれる通信装置であっても良い。また、キャッシュサーバ2は、本実施形態において、公開するコンテンツを最初に保存するエントリポイントであり、ルータ31〜36と比較してコンテンツのキャッシュに使用できる記憶容量が大きい装置である。管理装置1は、ルータ31〜36及びキャッシュサーバ2と通信可能な様に構成されており、キャッシュ対象の各コンテンツについて、キャッシュするルータ又はキャッシュサーバ2を決定し、決定したルータ又はキャッシュサーバ2に決定したコンテンツがキャッシュされる様に、各ルータ又はキャッシュサーバ2に通知を行う。なお、図1において、ルータ31〜33は、ユーザ装置を収容するエッジ領域の装置であり、ルータ34〜36は、エッジ領域のルータ間でのデータの転送を行うコア領域の装置である。
図2は、本実施形態において管理装置1、キャッシュサーバ2及びルータ3との間で送受される信号を示す図である。なお、ルータ3は、図1のルータ31〜36の総称である。また、図2には示していないが、ルータ31〜36の間でもコンテンツ移動が行われる。新規コンテンツは、まず、キャッシュサーバ2にキャッシュされる。キャッシュサーバ2は、新規コンテンツがキャッシュされると、そのコンテンツを特定する情報と、そのサイズを新規コンテンツ通知メッセージにより管理装置1に通知する。また、キャッシュサーバ2及びルータ3は、CPU負荷通知メッセージにより、自装置のCPU負荷を管理装置1に通知し、アクセス回数通知メッセージにより、自装置がキャッシュしているコンテンツへのユーザ装置からのアクセス回数、つまり、ダウンロード回数を管理装置1に通知する。なお、キャッシュサーバ2及びルータ3のCPU負荷や、キャッシュされているコンテンツへのアクセス回等については、管理装置1がキャッシュサーバ2及びルータ3に問い合わせる形態であっても良い。
管理装置1は、キャッシュサーバ2から新規コンテンツの通知を受けたときや、CPU負荷が閾値を超えたときにコンテンツの配置を決定し、決定したコンテンツの配置となる様にキャッシュサーバ2及び/又はルータ3にコンテンツ移動指示メッセージを送信する。また、管理装置1は、キャッシュサーバ2及びルータ3から受信するコンテンツへのアクセス回数に基づきコンテンツの順位を決定し、決定した順位が変動すると、コンテンツの配置を決定し、決定したコンテンツの配置となる様にキャッシュサーバ2及び/又はルータ3にコンテンツ移動指示メッセージを送信する。キャッシュサーバ2及びルータ3は、コンテンツ移動指示メッセージを受信すると、管理装置1が決定したコンテンツ配置となる様にキャッシュさせるコンテンツを、キャッシュサーバ2と各ルータ3との間で送受信して移動させる。
図3は、管理装置1が保持する装置管理テーブルの例である。装置管理テーブルは、ルータ31〜36及びキャッシュサーバ2のそれぞれについて、優先度と、上位装置と、CPU負荷と、負荷閾値と、現時点においてキャッシュされているコンテンツと、キャッシュに使用できる全記憶容量、使用量及び空き容量を示す情報である。ここで、優先度とは、コンテンツをキャッシュする装置を決定するに当たり最初に考慮する装置を示し、図3においては値"1"が最初に考慮される。ある装置の上位装置とは、当該ある装置にコンテンツをキャッシュできない場合、次に、そのコンテンツをキャッシュできるかを判定する通信装置である。ある装置のCPU負荷とは、当該ある装置の制御部の負荷であり、負荷閾値とはCPU負荷と比較するための閾値である。なお、本実施形態において、各装置についての優先度と、上位装置と、負荷閾値と、全容量は、装置がネットワーク4に配置されたときに、保守者が管理装置1に入力する情報である。また、CPU負荷は、CPU負荷通知メッセージにより管理装置1が各装置から繰り返し取得する情報である。さらに、キュッシュコンテンツが示す、各装置にキャッシュされるコンテンツは、管理装置1が決定して各装置に通知するものである。また、使用量及び空容量は、管理装置1が決定した各装置にキャッシュするコンテンツに基づき管理装置1が計算して求めるものである。図3の例において、ルータ31から33はコンテンツaをキャッシュし、ルータ34及び35はコンテンツb及びcをキャッシュし、ルータ36はコンテンツd、e及びfをキャッシュし、キャッシュサーバ2はコンテンツをキャッシュしていない。
図4は、管理装置1が保持するコンテンツ管理テーブルの例である。コンテンツ管理テーブルは、各コンテンツのそれぞれについて、所定時間当たりのアクセス回数と、そのサイズと、順位についての情報を示している。なお、管理装置1はコンテンツが最初にキャッシュサーバ2にキャッシュされた際に、キャッシュサーバ2から新規コンテンツ通知メッセージによりコンテンツのサイズを取得する。一方、所定時間当たりのアクセス回数は、管理装置1が各装置からアクセス回数通知メッセージで受信するアクセス回数をコンテンツ毎に合算した値である。本実施形態において、管理装置1は、所定時間当たりのアクセス回数と、サイズの値の積を計算し、その値の大きいもの程、順位を高くする。
図5は、コンテンツがキャッシュサーバ2に追加された際に管理装置1が実行する追加処理のフローチャートである。ここでは、図3及び図4に示す状態において、新たなコンテンツgがキャッシュサーバ2に追加されたものとする。S10において、新たなコンテンツgの追加と、そのサイズをキャッシュサーバ2から通知されると、管理装置はS11において図6に示すキャッシュ配置決定処理を行う。まず、図6のS20において、管理装置1は、装置管理テーブルを参照して優先度が"1"である装置の内、未処理の装置を1つ選択する。ここでは、ルータ31を選択したものとする。管理装置1は、S21で選択したルータ31にコンテンツgをキャッシュ可能であるかを判定する。なお、管理装置1は、ルータ31のCPU負荷が、ルータ31の負荷閾値未満であり、かつ、空き容量がコンテンツgのサイズより大きいと、コンテンツgをルータ31にキュッシュ可能であると判定する。例えば、図3によると、ルータ31のCPU負荷は負荷閾値未満であり、空き容量は20である。よって、コンテンツgのサイズが"10"であると、ルータ31にコンテンツgをキャッシュ可能であると管理装置1は判定する。一方、コンテンツgのサイズが"30"であると、ルータ31にコンテンツgをキャッシュできないと管理装置1は判定する。
コンテンツgをルータ31にキャッシュできない場合、管理装置1はS22において、装置管理テーブルを参照して選択しているルータ31の上位装置を選択する。図3に示す装置管理テーブルによると、ルータ31の上位装置はルータ34である。上位装置の選択後、管理装置1は、選択したルータ34にコンテンツgをキャッシュ可能であるかをCPU負荷や装置の空き容量を勘案して、S23で判定する。選択したルータ34にコンテンツgをキャッシュできない場合、管理装置1は、S22に戻り、装置管理テーブルを参照して選択しているルータ34の上位装置を選択する。図2に示す装置管理テーブルによると、ルータ34の上位装置はルータ36である。したがって、この場合、管理装置1は、S23で選択したルータ36にコンテンツgをキャッシュ可能であるかを判定する。以後、コンテンツgをキャッシュできる装置が見つかるまで管理装置1はS22及びS23を繰り返す。なお、最上位装置は、最初にコンテンツgをキャッシュするキャッシュサーバ2であるため、コンテンツをキャッシュ可能な装置が見つからず、S22及びS23が無限に繰り返されることはない。
S21又はS23において、選択した装置にコンテンツgをキャッシュ可能であると、管理装置1はS24において、選択した装置にはコンテンツgをキュッシュするものと決定する。その後、管理装置1は、S25において、優先度が"1"の総ての装置に対して図5の処理を行ったかを判定し、行っていれば処理を終了する。一方、行っていなければ、管理装置1は、S20に戻り優先度が"1"の装置の内、未処理である装置を1つ選択する。そして、優先度が"1"の装置の総てについて処理を行うまで、管理装置1は図6の処理を繰り返す。その後、管理装置1は、キャッシュサーバ2に対して、コンテンツgを、S24で決定した装置に移動させる様に、コンテンツ移動指示メッセージを送信する。
例えば、図3に示す状態において、ルータ33以外の各装置にはコンテンツgをキャッシュできるものとする。この場合、図5及び図6に示す処理により、コンテンツgは、ルータ31、32及び35にキャッシュされることになる。また、図3に示す状態において、ルータ33及び35以外の各装置にはコンテンツgをキャッシュできるものとする。この場合、図5及び図6に示す処理により、コンテンツgは、ルータ31、32及び36にキャッシュされることになる。さらに、図3に示す状態において、ルータ33、35及び36以外の各装置にはコンテンツgをキャッシュできるものとする。この場合、図5及び図6に示す処理により、コンテンツgは、ルータ31、32及びキャッシュサーバ2にキャッシュされることになる。さらに、図3に示す状態において、ルータ32及び33以外の各装置にはコンテンツgをキャッシュできるものとする。この場合、図5及び図6に示す処理により、コンテンツgは、ルータ31及び35にキャッシュされることになる。
図7は、CPU負荷が負荷閾値を超えた装置が生じた場合におけるコンテンツ再配置処理のフローチャートである。まず、管理装置1は、S30で、CPU負荷が装置閾値を超えた装置からコンテンツを1つ選択する。なお、コンテンツの選択方法は任意である。続いて、管理装置1は、S31で、CPU負荷が装置閾値を超えた装置の上位装置を選択し、S32で、S30で選択したコンテンツをS32で選択した上位装置にキャッシュできるかをCPU負荷や装置の空き容量を勘案して判定する。キャッシュできなければ、管理装置1は、S31及びS32を繰り返して、キャッシュできる装置が見つかるまで順にさらに上位装置について判定する。一方、S32でキャッシュできる装置が見つかると、管理装置1は、S33で当該装置にS30で選択したコンテンツをキャッシュすると決定する。その後、管理装置1は、S30で選択したコンテンツをS33で決定した装置に移動させる様に、コンテンツ移動指示メッセージを送信する。
なお、例えば、複数の装置においてCPU負荷が負荷閾値を超えると、上位装置側から順にコンテンツ再配置処理を行う。この場合、S32における上位装置にコンテンツをキャッシュ可能か否かの判定は、当該上位装置に当該コンテンツをキャッシュする空き容量が存在するか否かのみとなる。したがって、この場合において上位装置にコンテンツをキャッシュするための空き容量がS32で存在しない場合、管理装置1は、S30で選択したコンテンツより順位の低いコンテンツを当該上位装置から削除してS30で選択したコンテンツを当該上位装置にキャッシュすると判定することができる。この場合、管理装置1は、S32で削除すると決定したコンテンツについては、さらに上位装置に移動させる。なお、S32で削除すると決定したコンテンツのための空き容量が上位装置に存在しない場合には、同様に、S32で削除すると決定したコンテンツより順位が低いコンテンツを上位装置から削除して、S32で削除すると決定したコンテンツを当該上位装置にキャッシュすると決定することができる。或いは、S32で削除すると決定したコンテンツのための空き容量が上位装置に存在しない場合には、S32で削除すると決定したコンテンツをキャッシュサーバ2にキャッシュすると決定することができる。
図8は、図4に示すコンテンツ管理テーブルにおいて順位が変動した場合におけるコンテンツ再配置処理のフローチャートである。まず、管理装置1は、S40で順位を示すカウンタiを1に初期化し、S41において、優先度iのコンテンツに対して図5に示すキャッシュ配置決定処理を行う。これにより、選択した優先度iのコンテンツをキャッシュする装置が決定される。なお、このときのキャッシュ可能か否かの判定は、各装置には、コンテンツがキャッシュされていないものとして空き容量のみで行う。その後、管理装置は、カウンタiを1だけ増加させ、カウンタiがimaxを超えているかをS33で判定する。ここで、imaxは、コンテンツ管理テーブルにおいて最下位の優先度の番号である。カウンタiがimaxを超えていると、総てのコンテンツを処理しているので管理装置1は処理を終了し、超えていなければ、管理装置1はS41から処理を繰り返す。なお、2回目以降の処理においては、その前までに配置を決定したコンテンツの容量を空き容量の計算に考慮する。図8に示す処理の終了後、管理装置1は、コンテンツが図8の処理で決定した各装置にキャッシュされる様に、コンテンツ移動指示メッセージをキャッシュサーバ2及び/又はルータ3に対して送信する。なお、本実施形態では、コンテンツ管理テーブルにおいて順位が変動した場合に図8の処理を行うとした。しかしながら、管理装置1は、所定の期間毎、例えば、1日毎に順位の変動を判定し、順位の変動があると図8の処理を開始しても良い。さらには、保守者からの指示入力により図8の処理を開始しても良い。
なお、図8の処理は、現在のキャッシュ配置とは無関係に新たにキャッシュの配置を決定するものであった。しかしながら、現在の配置を考慮しつつコンテンツの再配置を行うこともできる。この場合、S41においては、順位iのコンテンツについては、現在の空き容量及びCPU負荷を考慮してキャッシュ可能であるか否かを判定する。そして、S42の処理を行う前にS41で決定した順位iのコンテンツを実際に移動させる。その後、S42に移動して次の優先順位のコンテンツを処理対象とし、キャッシュするコンテンツを決定する。
例えば、優先度"1"の装置を、最も加入者に近い側とし、ネットワークトポロジに基づき、各装置の上位装置を1つコア側に近い装置に決定する。図8の処理により、サイズ又はアクセス回数の大きいコンテンツは、エッジ側の装置に優先的にキャッシュされる。アクセス回数の大きいコンテンツや、サイズの大きいコンテンツをエッジ側の装置に配置することでコンテンツ配信により消費されるネットワーク資源を小さくすることができる。また、図7の処理により各装置のCPU負荷は装置閾値未満に抑えることができる。したがって、キャッシュ処理により転送処理が影響を受けることを防ぐことができる。
図9(A)は、一実施形態による管理装置1の構成図である。テーブル管理部11は、装置管理テーブル及びコンテンツ管理テーブルを保持し、その変更等を管理する。配置決定部12は、図5から図8に示す処理を実行する。通信部13はキャッシュサーバ2やルータ3との通信処理を行う。図9(B)は、一実施形態によるルータ3の構成図である。保持部31は、コンテンツをキャッシュする。制御部32は、キャッシュされたコンテンツにアクセスがあったときのコンテンツの配信処理や、他の装置間で送受されるデータの転送処理を行う。また、アクセス回数及び自身の負荷を管理装置1に通知する。さらに、管理装置1からコンテンツ移動指示メッセージを受け取ると、コンテンツ移動指示メッセージに従いキャッシュされたコンテンツを他の装置に移動又は送信する。通信部13はキャッシュサーバ2や管理装置1との通信処理を行う。
なお、管理装置1は図3や図4に示すような装置管理テーブル及びコンテンツ管理テーブルを地域毎に複数持つこともできる。この場合、地域毎のネットワークにおいて、地域毎に順位が上位にあるコンテンツをエッジ側の装置に優先的にキャッシュさせることで、コンテンツ配信により消費されるネットワーク資源の縮小化を地域に特化させることができる。
なお、本発明による管理装置又はルータは、コンピュータを上記管理装置やルータとして動作させるプログラムにより実現することができる。これらコンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されて、又は、ネットワーク経由で配布が可能なものである。

Claims (12)

  1. 複数の通信装置のそれぞれについて、コンテンツをキャッシュするための空き容量及び制御部の負荷を示す装置情報と、キャッシュ対象のコンテンツのそれぞれについて、アクセス回数及びサイズを示すコンテンツ情報を保持する保持手段と、
    前記装置情報及び前記コンテンツ情報に基づき前記キャシュ対象のコンテンツそれぞれについて、キャッシュを行う通信装置を決定する決定手段と、
    を備えていることを特徴とする管理装置。
  2. 前記決定手段が決定した通信装置に決定したコンテンツがキャッシュされる様に各通信装置に通知を行う通知手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記装置情報は、通信装置の上位の通信装置を示す情報を含み、
    前記決定手段は、最下位の通信装置から上位の通信装置の順にコンテンツをキャッシュできるかを判定し、最初にキャッシュできると判定した通信装置に当該コンテンツをキャッシュすると決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記決定手段は、前記空き容量がコンテンツのサイズ以上であり、かつ、制御部の負荷が閾値未満の通信装置を、当該コンテンツをキャッシュできる通信装置と判定することを特徴とする請求項3に記載の管理装置。
  5. 前記決定手段は、通信装置の制御部の負荷が当該通信装置の閾値を超えると、当該通信装置がキャッシュするコンテンツの1つを選択し、選択したコンテンツをキャッシュできる当該通信装置の上位の装置のうち、一番下位側にある通信装置に選択したコンテンツを移動させると決定することを特徴とする請求項3又は4に記載の管理装置。
  6. 前記決定手段は、前記キャシュ対象のコンテンツに優先順位を付与し、優先順位が高いコンテンツから順にキャッシュする通信装置を決定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. コンテンツの前記優先順位は、当該コンテンツに対するアクセス回数が大きい程、高く、かつ、当該コンテンツのサイズが大きい程、高いことを特徴とする請求項6に記載の管理装置。
  8. 前記決定手段は、前記優先順位が変動すると、前記装置情報及び前記コンテンツ情報に基づき前記キャシュ対象のコンテンツそれぞれについて、キャッシュを行う通信装置を決定することを特徴とする請求項6又は7に記載の管理装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の管理装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  10. コンテンツ配信ネットワークにおいてコンテンツを転送する通信装置であって、
    コンテンツをキャッシュする保持手段と、
    キャッシュしているコンテンツのアクセス回数及び制御部の負荷を管理装置に通知する通知手段と、
    を備えていることを特徴とする通信装置。
  11. 前記管理装置からキャッシュしているコンテンツを別の通信装置に移動させる通知を受信したことに応答して、当該コンテンツを前記別の通信装置に移動させる移動手段をさらに備えていることを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 請求項10又は11に記載の通信装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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